JP2002171191A - 携帯無線機及び携帯無線機用アンテナ - Google Patents

携帯無線機及び携帯無線機用アンテナ

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JP2002171191A
JP2002171191A JP2000368494A JP2000368494A JP2002171191A JP 2002171191 A JP2002171191 A JP 2002171191A JP 2000368494 A JP2000368494 A JP 2000368494A JP 2000368494 A JP2000368494 A JP 2000368494A JP 2002171191 A JP2002171191 A JP 2002171191A
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JP
Japan
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antenna
wireless device
portable wireless
human body
transmission
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Application number
JP2000368494A
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English (en)
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Takao Ono
隆夫 尾野
Akira Ito
亮 伊藤
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NEC Corp
Anten Corp
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NEC Corp
Anten Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯無線機に近接した誘電体方向への電波の
放射が少ないアンテナを備えた携帯無線機を提供する。 【解決手段】 受信部と、送信部と、第1のアンテナ
(2)と、第2のアンテナ(3)とを備える携帯無線機
(1)において、前記携帯無線機に人体が接近したこと
を検出する検出手段(人体検出センサ4)を有し、前記
第1のアンテナと前記第2のアンテナとの一方の信号又
は双方の合成信号により受信動作をし、前記検出手段が
人体の接近を検出すると、前記第1のアンテナと前記第
2のアンテナとの双方に給電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、携帯無線機及び携
帯無線機用アンテナに関し、特に人体に近接したときに
も放射効率のよい携帯無線機用アンテナ及びこのアンテ
ナを備えた携帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯無線機は筐体の上部にアンテ
ナを設け、アンテナから電波を放射し、電波を捕捉して
送受信動作を行っていた。特に、携帯電話機では、図7
に示すように、携帯電話機1の筐体の上部の背面側の右
端部近傍に伸長可能に構成されたホイップアンテナ2を
備えていた。
【0003】また、最近の携帯電話機の多くはホイップ
アンテナと内蔵アンテナとの2つのアンテナを備え、こ
の2つのアンテナを切り換えてダイバーシティ受信をし
ている。しかし、送信時には1本の送受信用のホイップ
アンテナのみに給電して、電波を放射していた。
【0004】これらの携帯無線機が使用される移動体通
信においては、携帯無線機が移動することから、通信相
手方の基地局又は他の端末局(携帯無線機)はどちらの
方向に存在するかが一定していない。すなわち電波の到
来方向が一定していない。よって、携帯無線機は待受時
には全ての方向からの電波を均等に受信できる無指向性
アンテナを備えていることが適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯無線機で
は、1本の送受信用のホイップアンテナにて電波を放射
しているので、携帯無線機に誘電体が近接た状態でも、
この誘電体の方向にも電波を放射していた。誘電体の方
向に放射された電波の一部は誘電体で反射されるが、こ
の電波の一部は誘電体に吸収される。このように誘電体
に吸収された電波は通信に用いられることがないので、
アンテナからの電波の放射効率が低下してしまう。ま
た、誘電体でなくても物体は照射された電波を吸収す
る。特に、携帯無線機は人が保持して、人体に近接した
状態で使用されるものであり、通常は誘電体である人体
が通話中の携帯無線機に近接している。
【0006】この人体の近接による放射効率の低下を避
けるためには、携帯無線機のアンテナに、通信に用いら
れない電波を放射しないような(人体方向に電波を放射
しないような)指向性を持たせればよい。しかし、前述
したように移動体通信ではどちらの方向から電波が到来
するかが一定していないために、常にアンテナに指向性
を持たせると受信感度が悪化する方向が生じ、弱電界時
に自局への呼出を受信できなくなるおそれがある。
【0007】本発明は、携帯無線機に近接した物体(人
体)方向へ電波の放射を少なくし、放射効率を向上させ
たアンテナを備えた携帯無線機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、受信部
と、送信部と、第1のアンテナ(2)と、第2のアンテ
ナ(3)とを備える携帯無線機(1)において、前記携
帯無線機に人体が接近したことを検出する検出手段(例
えば、人体検出センサ4)を有し、受信時には、前記第
1のアンテナと前記第2のアンテナとの一方の信号又は
双方の合成信号により受信動作をし、送信時に前記検出
手段が人体の接近を検出すると、前記第1のアンテナと
前記第2のアンテナとの双方に給電するように制御す
る。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、送信
時に前記検出手段が人体の接近を検出しないと、前記第
1のアンテナ又は前記第2のアンテナの一方に給電する
ことを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記携帯無線機は、前記検出手段の検出結果に関連
して、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとのう
ち、給電されるアンテナを切り替える切替手段(例え
ば、スイッチ5)と、前記第1のアンテナに給電する信
号の位相と前記第2のアンテナに給電する信号の位相と
を異なるものとする位相変換手段(例えば、遅延回路
7)とを有することを特徴とする。
【0011】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、前記携帯無線機は、受信時には前記第1のアンテナ
と前記第2のアンテナとによりダイバーシティ受信を行
い、送信時に前記検出手段が人体の接近を検出すると、
前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの双方を前
記送信部に接続して給電することを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、前記第1のアンテナはホイップアンテナであり、前
記第2のアンテナはヘリカルアンテナであることを特徴
とする。
【0013】第6の発明は、第1〜第5の発明におい
て、前記第1のアンテナ又は前記第2のアンテナの一つ
は前記携帯無線機の背面側の端部近傍に設けられ、前記
他のアンテナは、前記一のアンテナの配置位置と対角に
ある正面側の端部近傍に設けられることを特徴とする。
【0014】第7の発明は、第1〜第5の発明におい
て、前記第1のアンテナ又は前記第2のアンテナの一つ
は前記携帯無線機の背面側の端部近傍に設けられ、前記
他のアンテナは、前記携帯無線機の背面側の、前記一の
アンテナの配置位置と逆の端部近傍に設けられることを
特徴とする。
【0015】第8の発明は、第1〜第7の発明におい
て、前記携帯無線機は受話部を有し、前記検出手段は前
記受話部の近傍に設けられることを特徴とする。
【0016】第9の発明は、第1〜第7の発明におい
て、前記検出手段は前記携帯無線機の側面又は背面に設
けられることを特徴とする。
【0017】第10の発明は、第1エレメント(2)と
第2エレメント(3)とを備える携帯無線機用アンテナ
において、受信時には、前記第1エレメントと前記第2
エレメントとの一方の信号又は双方の合成信号により受
信動作をし、送信時に、携帯無線機に人体が接近したこ
とを検出する検出手段(例えば、人体検出センサ4)に
より人体の接近が検出されないと、前記第1エレメント
又は前記第2エレメントの一方に給電すると共に、人体
の接近が検出されると、前記第1エレメントと前記第2
エレメントとの双方に給電することを特徴とする。
【0018】
【発明の作用および効果】第1の発明では、送信時に携
帯無線機に人体が接近したことを検出すると、第1のア
ンテナと第2のアンテナとの双方に給電するので、放射
特性に影響を及ぼす誘電体としての人体が近接している
状態では、特定方向に電波を強く放射することができる
ことから、通信に用いられることがない人体方向への電
波の放射を低減できることから、電波の放射効率を向上
することができる。
【0019】第2の発明では、送信時に携帯電話機に人
体が接近したことを検出しないときは、第1のアンテナ
又は第2のアンテナのいずれか一方に給電するので、人
体が近接していない状態ではアンテナが指向性を有さな
いことから、全方向に電波を放射することができる。
【0020】第3の発明では、人体の接近を検出する検
出手段の検出結果に基づいて、切替手段により第1のア
ンテナと第2のアンテナとのいずれのアンテナに給電す
るかを切り替え、位相変換手段により第1のアンテナに
給電する信号の位相若しくは第2のアンテナに給電する
信号の位相又は第1のアンテナと第2のアンテナの双方
に給電する信号の位相を変化させ、第1のアンテナに給
電される信号の位相と第2のアンテナに給電される信号
の位相とを異ならせるので、アンテナから放射される電
波の指向性パターンを変化させることができることか
ら、特定方向に強く電波を放射することができ、アンテ
ナの放射効率を向上させることができる。
【0021】第4の発明では、受信時には第1のアンテ
ナと第2のアンテナとによりダイバーシティ受信を行う
ので、受信時にも2つのアンテナを有効に利用して良好
な感度を得ることができる。
【0022】第5の発明では、第1のアンテナをホイッ
プアンテナとし、第2のアンテナをヘリカルアンテナと
したので、利得が高いホイップアンテナを常時使用し、
送信時に小型のヘリカルアンテナを併用することから、
良好な受信感度と送信時の指向性とを確保しつつ、携帯
無線機を小型にすることができる。
【0023】第6の発明では、一方のアンテナは携帯無
線機の背面側の端部近傍に設けられ、他方のアンテナは
携帯無線機の正面側であって、一方のアンテナの配置位
置と対角側の端部近傍に設けられているので、主に使用
される一方のアンテナを誘電体である人体から離すと共
に、従に使用されるアンテナの作用により指向性を背面
側に向けることができる。
【0024】第7の発明では、一方のアンテナは携帯無
線機の背面側の端部近傍に設けられ、他方のアンテナは
携帯無線機の背面側であって、一方のアンテナの配置位
置と逆の端部近傍に設けられているので、二つのアンテ
ナを誘電体である人体から離すと共に、アンテナの指向
性を背面側に向けることができる。
【0025】第8の発明では、検出手段は受話部の近傍
に設けられているので、携帯無線機に近接する耳部によ
り人体の接近を検出することから、確実に人体の近接を
検出することができる。
【0026】第9の発明では、検出手段は携帯無線機の
側面又は背面に設けられているので、携帯無線機を把持
する手により人体の近接を検出することから、確実に人
体の近接を検出することができる。
【0027】第10の発明の携帯無線機用アンテナは、
携帯無線機に人体が接近したことが検出されると、第1
エレメントと第2エレメントとの双方に給電するので、
送信時に人体が近接している状態では送信電波に指向性
を持たせることができ、人体方向への放射を低減できる
ことから、放射効率を向上させ、良好な感度で通信を行
うことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0029】図1は、本発明の第1の実施の形態の携帯
無線機1のアンテナの配置を示す斜視図である。この携
帯無線機1は、図で左手前側の側面が正面を、右奥側の
側面が背面を表す。
【0030】携帯無線機1の筐体の上部(上面)には第
1アンテナであるホイップアンテナ2が設けられてい
る。このホイップアンテナ2は、携帯電話機の背面側の
右奥の端部付近から上方に突出するように設けられてい
る。一方、第2アンテナであるヘリカルアンテナ3は、
第1アンテナであるホイップアンテナ2と偏波面を等し
くして、携帯無線機1の正面側の左手前の端部付近から
突出するように筐体の上部に設けられている。本実施の
形態では第2アンテナはヘリカルアンテナを用いたが、
ホイップアンテナや、他の形式の内蔵アンテナを用いて
もよく、ホイップアンテナ2と偏波面が略同一に配置さ
れていればよい。もちろん、第1アンテナがヘリカルア
ンテナで、第2アンテナがホイップアンテナでもよいこ
とは説明するまでもない。
【0031】携帯無線機1の正面側には人体の近接を検
出する人体検出センサ4が設けられている。この人体検
出センサ4は赤外線センサであり、携帯無線機1の正面
の受話部11の近傍に設けられている。この赤外線セン
サは人体から放射される赤外線を検出して、使用者が受
話部11に耳を付けたことにより受話部11の近傍に照
射される赤外線の強度が上昇し、所定のレベルを超えた
ことにより、人体が近接したことを検出して信号を出力
する。本実施の形態では人体検出センサ4に赤外線セン
サを用いたが、温度センサや圧力センサにより人体の近
接を検出することもできる。また、特別のセンサを設け
ることなく、受話器の振動板に加わる圧力を受話器のイ
ンピーダンス変化により検出して、使用者が受話部11
に耳を付けているかを検出することもできる。
【0032】また、この人体検出センサ4は受話部11
の近傍でなく、携帯無線機1の筐体の側面から背面にか
けての、使用者が手で把持する箇所に設けることもでき
る。この人体検出センサ4の配置を図2に示す。携帯無
線機1の筐体の右側面には人体検出センサとしての接触
センサ(タッチセンサ)4aが設けられており、左側面
にも同様に接触センサ4bが設けられている。この人体
検出センサ4により使用者が携帯電話機を把持している
こと、すなわち人体が携帯電話機に近接していることを
検出する。接触センサ4a、4bは温度、圧力、静電容
量等の変化により人体を検出することができる既知のセ
ンサである。また、この接触センサ4a、4bは携帯無
線機1の筐体の右左側面に設けたが、携帯無線機1の筐
体の右側面若しくは左側面のみ、又は背面に設けてもよ
い。
【0033】第2アンテナであるヘリカルアンテナ3
は、高周波スイッチ5を介して、高周波信号の信号源で
ある送受信部6に接続されており、人体検出センサ4に
よる検出結果に応じてヘリカルアンテナ3への給電を切
り替えるように動作する。ヘリカルアンテナ3と送受信
部6との経路中の高周波スイッチ5の後段(ヘリカルア
ンテナ3側)には、位相変換手段としての遅延回路7が
設けられている。この遅延回路7は、ヘリカルアンテナ
3への給電経路をホイップアンテナ2への給電経路より
長くして構成されている。具体的には、ヘリカルアンテ
ナ3へ給電する信号線である同軸ケーブルを所定長だけ
周回させて構成されている。また、遅延回路7はストリ
ップライン等の給電線を迂回させて高周波信号を遅延さ
せるものでもよく、インダクタンス、コンデンサ等のリ
アクタンス素子を組み合わせた位相変換回路でもよい。
【0034】図3は、本発明の第1の実施の形態の携帯
無線機1の構成を示すブロック図である。本実施の形態
ではスイッチ5はヘリカルアンテナ(第2アンテナ)3
への給電を切り替え、送信時のヘリカルアンテナ3の動
作を切り替えるために用いられる。
【0035】ホイップアンテナ(第1アンテナ)2は送
受信部6に常時接続されており、他の無線局(無線基地
局又は他の携帯無線機)からの電波を受信し、他の無線
局に対し電波を送信する。送受信部6は送信部及び受信
部(図示省略)により構成され、送信部はアンテナから
放射する高周波信号を生成する。受信部はアンテナで捕
捉した高周波信号を増幅、周波数変換等をして、ベース
バンド信号として音声処理部9に出力する。このベース
バンド信号は、音声処理部9にて音声信号に復調され、
受話部11から音響信号として出力される。また音声処
理部9では、送話部10で集音した音響信号を変調しベ
ースバンド信号を生成する。
【0036】制御部8は、スイッチ5、送受信部6、音
声処理部9の他、図示を省略した表示部、入力部等の携
帯無線機1の各部を制御する。具体的には、送受信部6
に対しては送受信周波数、送信する電波の出力を制御
し、表示部(液晶表示器)に対しては文字情報、携帯電
話機の動作状態を表示する表示データを送り、入力部
(キーボード)からの文字、数字の入力、携帯電話機へ
の動作の指示を受け付ける。さらに、制御部8は人体検
出センサ4からの人体の近接を検出したことを表す信号
を受けスイッチ5を動作させる。
【0037】次に、人体検出センサ4が人体を検出した
ときの動作について、図1〜図3を参照して説明する。
【0038】携帯無線機1で通話をするために携帯電話
機の受話部11を耳に当てると、人体(耳)から放射さ
れる赤外線により携帯電話機の受話部付近の筐体表面に
照射される赤外線の強度が上昇するので、赤外線センサ
4が人体(耳)が携帯電話機に接近したことを検出す
る。これにより赤外線センサ4は、人体が近接している
ことを示す信号を出力する。この信号を受けた制御部8
はスイッチ5に対して開閉指令信号を送出する。この開
閉指令信号は送信時のみに出力されるので、送信時には
スイッチ5が動作して(閉じて)ホイップアンテナ2の
他、ヘリカルアンテナ3との両方のアンナが送受信部6
に接続され、ホイップアンテナ2とヘリカルアンテナ3
の両方のアンテナに給電される。
【0039】このときヘリカルアンテナ3への給電は、
遅延回路7によってホイップアンテナ2へ給電される信
号より遅れた位相の信号が給電される。この二つのアン
テナに給電される信号の位相は、ホイップアンテナ2と
ヘリカルアンテナ3との距離に応じてヘリカルアンテナ
3に給電する信号の位相を遅らせている。すなわち、ヘ
リカルアンテナ3から放射された電波はホイップアンテ
ナ2の場所において、ホイップアンテナ2から放射され
た電波と同じ位相となり、両方のアンテナからの電波が
合成されて、ヘリカルアンテナ3からホイップアンテナ
2の方向へ進む電波の強度は強くなる。よって、この二
つのアンテナにより放射される電波はヘリカルアンテナ
3からホイップアンテナ2の方向の指向性を有する。
【0040】一方、送信時に、携帯無線機1に人体が近
接していないと、赤外線センサ4から人体が近接してい
ることを示す開閉指令信号が出力されないので、スイッ
チ5が動作しておらず(開いており)、ホイップアンテ
ナ2のみが送受信部6に接続されているので、ホイップ
アンテナ2に給電される。また、ヘリカルアンテナ3は
送受信部6に接続されていないので、ヘリカルアンテナ
3には給電されない。これによりホイップアンテナ2の
有する無指向性によって全方向に電波が放射される。
【0041】また、受信時には、人体が近接しているか
否かにかかわらず開閉指令信号は出力されないので、ス
イッチ5が動作しておらず(開いており)、受信時には
ホイップアンテナ2のみが送受信部6に接続されてお
り、ホイップアンテナ2のみが動作して、ホイップアン
テナ2からの信号のみが送受信部6に送られる。また、
ヘリカルアンテナ3は送受信部6に接続されていないの
で、ヘリカルアンテナ3からの信号は送受信部6に送ら
れることなく、ヘリカルアンテナ3は動作していない。
【0042】図4は、本発明の第1の実施の形態の携帯
無線機1の指向性を示す図である。本図において中心に
示されているのが上方から見た携帯無線機1であり、右
下(210°方向)にホイップアンテナ2が、左上(3
0°方向)にヘリカルアンテナ3が配置されている。ま
た、90°方向に携帯無線機に近接した誘電体として作
用する人体が示されている。
【0043】携帯無線機1が人体に近接していない状
態、すなわちアンテナに影響を及ぼし、その特性を乱す
ものが何もない自由空間においては、ホイップアンテナ
2から放射される電波の指向特性はほぼ円形の無指向性
となる。一方、人体が近接時した状態では、前述したよ
うにヘリカルアンテナ3に位相を遅らせて給電すること
により、ホイップアンテナ2の方向に指向性が生じる。
よって携帯無線機1の使用者方向(90°方向)への電
波の放射は5dB(約3分の1に)減衰するが、人体と
反対方向(270°方向)への電波の放射はほとんど変
化しない。よって、アンテナ全体として放射効率を向上
させることができる。
【0044】本実施の形態では、送信時に人体を検出し
たときにアンテナの指向性を持たせるようにしたが、送
信時には、通常は人体が近接していることから、送信中
であることにより携帯無線機に人体が接近していること
を検出して、送信時に指向性を持たせるようにしてもよ
い。また、音声通話時には人体が近接していることが多
く、データ通信時には人体が近接していないことが多い
ことから、音声通話中であることにより携帯無線機に人
体が接近していることを検出して、音声通話時の送信時
に二つのアンテナを動作させて指向性を持たせるように
してもよい。このように構成すると、通信には有効でな
い人体方向への電波を放射することなく、アンテナの放
射効率を向上させることができるだけでなく、専用のセ
ンサを設けることなく放射効率を向上させることができ
る。
【0045】このように、第1の実施の形態では、受話
部11付近に設けられた赤外線センサ4が携帯電話機1
への人体の近接を検出し、赤外線センサ4から人体が近
接していることを示す信号が出力されると、スイッチ5
に対して開閉指令信号を送出され、ホイップアンテナ2
とヘリカルアンテナ3との双方に対して(ヘリカルアン
テナ3へは、遅延回路7によってホイップアンテナ2よ
り遅れた位相の信号が)給電されるので、人体が存在し
ない方向に強く電波を放射することができ、通信に用い
られることがない人体方向への電波の放射を低減できる
ことから、電波の放射効率を向上し、感度が良好な通信
を行うことができると共に、通信相手方において所要の
電界強度を確保しつつ、アンテナへの入力電力を低減し
て携帯無線機の消費電力を低減することができる。
【0046】また、送信時に、赤外線センサ4が携帯電
話機1に人体が接近したことを検出しないときは、ホイ
ップアンテナ2のみに給電して送信動作をするので、全
方向に電波を放射することができ、通信相手方の方向が
一定ではなく、時間により変化する移動体通信におい
て、感度が良好な通信を行うことができる。
【0047】また、ホイップアンテナ2を主として用
い、ヘリカルアンテナ3を従として用いるように構成し
たので、利得が高いホイップアンテナ2を常時使用し、
従たるヘリカルアンテナ3は筐体からの突出量が少ない
ことから、小型の携帯無線機とすることができる。
【0048】また、ホイップアンテナ2は携帯電話機1
の背面側の右奥の端部付近から上方に突出するように設
けられており、ヘリカルアンテナ3は携帯無線機1の正
面側の左手前の端部付近から突出するように筐体の上部
に設けられているので、主に使用されるホイップアンテ
ナ2を誘電体である人体から離すと共に、従に使用され
るヘリカルアンテナ3の作用により指向性を背面側に向
けることができる。特に、一方のアンテナと他方のアン
テナとの距離が送信電波の波長に比べて十分でない場合
にも、背面方向の指向性を得ることができる。
【0049】また、図1に示す赤外線センサ4は受話部
11近傍に設けられているので、携帯無線機1に最も近
接する耳部により人体の接近を検出することから、確実
に人体の近接を検出することができる。
【0050】また、図2に示す接触センサ4a、4bは
携帯無線機1の側面に設けられているので、携帯無線機
1を把持したことにより人体の近接を検出することか
ら、確実に人体の近接を検出することができる。
【0051】図5は、本発明の第2の実施の形態の携帯
無線機1の構成を示すブロック図である。第2の実施の
形態では、スイッチ5は、送信時にホイップアンテナ2
とヘリカルアンテナ3とへの給電を切り替えると共に、
受信時にホイップアンテナ2とヘリカルアンテナ3とで
ダイバーシティ受信を行うためにホイップアンテナ2と
ヘリカルアンテナ3との接続を切り替える。その他の構
成は図3において説明した第1の実施の形態と同じであ
るので、同じ符号が付され同一の機能を有する個々の構
成の詳細な説明は省略する。
【0052】ホイップアンテナ(第1アンテナ)2とヘ
リカルアンテナ(第2アンテナ)3はスイッチ5を介し
て送受信部6に接続されている。送信時に、携帯無線機
1に人体が近接して、赤外線センサ4から人体が近接し
ていることを示す信号が出力されていると、スイッチ5
が動作してホイップアンテナ2とヘリカルアンテナ3の
両方のアンテナを送受信部6に接続して、両方のアンテ
ナに給電する。このときヘリカルアンテナ3へは、遅延
回路7によってホイップアンテナ2へ給電される高周波
信号より、ホイップアンテナ2とヘリカルアンテナ3と
の距離に応じて遅延させた信号が給電されるので、この
二つのアンテナにより放射される電波はヘリカルアンテ
ナ3からホイップアンテナ2の方向の指向性を有する。
【0053】一方、送信時に、人体が近接しておらず、
赤外線センサ4から人体が近接していることを示す信号
が出力されていないときは、スイッチ5が動作しておら
ず、ホイップアンテナ2のみが送受信部6に接続され
て、ホイップアンテナ2に給電され、ヘリカルアンテナ
3へは給電されない。これによりホイップアンテナ2の
有する無指向性によって全方向に電波が放射される。
【0054】また、受信時にはホイップアンテナ2とヘ
リカルアンテナ3の両方を切り替えるようにスイッチ5
が動作し、両者のうち受信電界強度の強い(又は、ビッ
ト・エラー・レートの小さい)アンテナが選択されてダ
イバーシティ受信をするように動作する。なお、ホイッ
プアンテナ2とヘリカルアンテナ3の両方による電波を
送受信部6で合成して受信するように構成してもよい。
【0055】このように、第2の実施の形態では、受話
部11付近に設けられた赤外線センサ4が携帯電話機1
への人体の近接を検出し、赤外線センサ4から人体が近
接していることを示す信号が出力されると、スイッチ5
に対して開閉指令信号を送出され、ホイップアンテナ2
とヘリカルアンテナ3との双方に対して、遅延回路7に
よってヘリカルアンテナ3へはホイップアンテナ2より
遅れた位相の信号が給電されるので、人体が存在しない
方向に強く電波を放射することができ、通信に用いられ
ることがない人体方向への電波の放射を低減できること
から、電波の放射効率を向上し、良好な感度での通信を
行うことができると共に、受信時にはホイップアンテナ
2とヘリカルアンテナ3とによりダイバーシティ受信を
行うので、送信時にも受信時にも二つのアンテナを有効
に活用でき、受信時にも2つのアンテナを有効に活用し
て良好な感度を得ることができる。
【0056】図6は、本発明の第3の実施の形態の携帯
無線機1のアンテナの配置を示す斜視図である。第3の
実施の形態では、第2アンテナであるヘリカルアンテナ
3は背面側の左奥の端部付近に設けられている。その他
の構成は図1において説明した第1の実施の形態と同じ
であるので、同じ符号が付され同一の機能を有する個々
の構成の詳細な説明は省略する。
【0057】携帯無線機1の筐体の上部(上面)には第
1アンテナであるホイップアンテナ2が設けられてい
る。このホイップアンテナ2は携帯電話機の背面側の右
奥の端部付近から上方に突出するように設けられてい
る。一方、第2アンテナであるヘリカルアンテナ3は、
携帯無線機1の背面側の左奥の端部付近から突出するよ
うに筐体の上部に設けられている。
【0058】人体検出センサ4が人体の近接を検出する
と、送信時にスイッチ5が動作しヘリカルアンテナ3に
も遅延回路7を介して給電をするように動作する。この
ホイップアンテナ2とヘリカルアンテナ3とに所定の位
相関係で給電することにより、二つのアンテナから放射
される電波の合成された指向性は背面方向を向くことに
なる。
【0059】このように、第3の実施の形態では、受話
部11付近に設けられた赤外線センサ4が携帯電話機1
への人体の近接を検出し、赤外線センサ4から人体が近
接していることを示す信号が出力されると、スイッチ5
に対して開閉指令信号が送出され、ホイップアンテナ2
とヘリカルアンテナ3との双方に対して(遅延回路7に
よってヘリカルアンテナ3へはホイップアンテナ2より
遅れた位相の信号が)給電されるので、人体が存在しな
い方向に強く電波を放射することができ、通信に用いら
れることがない人体方向への電波の放射を低減できるこ
とから、電波の放射効率を向上し、良好な感度での通信
を行うことができる。
【0060】また、ホイップアンテナ2は携帯電話機1
の背面側の右奥の端部付近から上方に突出するように設
けられており、ヘリカルアンテナ3は携帯無線機1の背
面側の左奥の端部付近から突出するように筐体の上部に
設けられているので、ホイップアンテナ2とヘリカルア
ンテナ3とを誘電体である人体から離すことができる。
特に、ホイップアンテナ2とヘリカルアンテナ3との距
離が送信電波の波長4分の1程度以上の場合には、ホイ
ップアンテナ2とヘリカルアンテナ3とに給電する信号
の位相を変化させることにより、アンテナの配置と直交
した方向である背面側に指向性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の携帯無線機の斜
視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の別な構成の携帯
無線機の斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の携帯無線機のブ
ロック図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の携帯無線機の指
向性を示す図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の携帯無線機のブ
ロック図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態の携帯無線機の斜
視図である。
【図7】 従来の携帯無線機の斜視図である。
【符号の説明】
1 携帯無線機 2 第1のアンテナ(ホイップアンテナ) 3 第2のアンテナ(ヘリカルアンテナ) 4、4a、4b 人体検出センサ 5 スイッチ 6 送受信部 7 遅延回路 8 制御部 9 音声処理部 10 送話部 11 受話部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/08 H04B 7/08 D 7/26 7/26 B D (72)発明者 伊藤 亮 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内式会社 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA13 AB02 DB03 EA02 FA09 FA31 FA32 GA02 HA05 HA06 5J047 AA04 AB06 AB12 FA00 5K011 AA06 DA02 GA06 JA01 KA13 5K059 CC03 DD01 DD31 5K067 AA01 BB04 CC24 EE02 KK02 KK03 KK17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信部と、送信部と、第1のアンテナ
    と、第2のアンテナとを備える携帯無線機において、 前記携帯無線機に人体が接近したことを検出する検出手
    段を有し、 受信時には、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナ
    との一方の信号又は双方の合成信号により受信動作を
    し、 送信時に前記検出手段が人体の接近を検出すると、前記
    第1のアンテナと前記第2のアンテナとの双方に給電す
    るように制御することを特徴とする携帯無線機。
  2. 【請求項2】 送信時に前記検出手段が人体の接近を検
    出しないと、前記第1のアンテナ又は前記第2のアンテ
    ナの一方に給電することを特徴とする請求項1に記載の
    携帯無線機。
  3. 【請求項3】 前記携帯無線機は、前記検出手段の検出
    結果に関連して、前記第1のアンテナと前記第2のアン
    テナとのうち、給電されるアンテナを切り替える切替手
    段と、 前記第1のアンテナに給電する信号の位相と前記第2の
    アンテナに給電する信号の位相とを異なるものとする位
    相変換手段とを有することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の携帯無線機。
  4. 【請求項4】 前記携帯無線機は、受信時には前記第1
    のアンテナと前記第2のアンテナとによりダイバーシテ
    ィ受信を行い、 送信時に前記検出手段が人体の接近を検出すると、前記
    第1のアンテナと前記第2のアンテナとの双方を前記送
    信部に接続して給電することを特徴とする請求項1から
    3のいずれか一つに記載の携帯無線機。
  5. 【請求項5】 前記第1のアンテナはホイップアンテナ
    であり、前記第2のアンテナはヘリカルアンテナである
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載
    の携帯無線機。
  6. 【請求項6】 前記第1のアンテナ又は前記第2のアン
    テナの一つは前記携帯無線機の背面側の端部近傍に設け
    られ、 前記他のアンテナは、前記一のアンテナの配置位置と対
    角にある正面側の端部近傍に設けられることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか一つに記載の携帯無線機。
  7. 【請求項7】 前記第1のアンテナ又は前記第2のアン
    テナの一つは前記携帯無線機の背面側の端部近傍に設け
    られ、 前記他のアンテナは、前記携帯無線機の背面側の、前記
    一のアンテナの配置位置と逆の端部近傍に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の
    携帯無線機。
  8. 【請求項8】 前記携帯無線機は受話部を有し、 前記検出手段は前記受話部の近傍に設けられることを特
    徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の携帯無
    線機。
  9. 【請求項9】 前記検出手段は前記携帯無線機の側面又
    は背面に設けられることを特徴とする請求項1から7の
    いずれか一つに記載の携帯無線機。
  10. 【請求項10】 第1エレメントと第2エレメントとを
    備える携帯無線機用アンテナにおいて、 受信時には、前記第1エレメントと前記第2エレメント
    との一方の信号又は双方の合成信号により受信動作を
    し、 送信時に、携帯無線機に人体が接近したことを検出する
    検出手段により人体の接近が検出されないと、前記第1
    エレメント又は前記第2エレメントの一方に給電すると
    共に、人体の接近が検出されると、前記第1エレメント
    と前記第2エレメントとの双方に給電することを特徴と
    する携帯無線機用アンテナ。
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