JP2003087019A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JP2003087019A JP2001277849A JP2001277849A JP2003087019A JP 2003087019 A JP2003087019 A JP 2003087019A JP 2001277849 A JP2001277849 A JP 2001277849A JP 2001277849 A JP2001277849 A JP 2001277849A JP 2003087019 A JP2003087019 A JP 2003087019A
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Shinya Nakamura
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なる周波数帯域によるマルチバンド
化を可能にすると共に、いずれの周波数帯域においても
整合が得られ、更に、棒状アンテナの伸張時と収納時と
で特性に差異を生じないようにした携帯無線機を提供す
る。 【解決手段】 周波数の低い第1の周波数帯と、これよ
り周波数の高い第2の周波数帯を通信に用いるマルチバ
ンドの携帯無線機100は、プリント基板11、送受信
回路12等を内蔵する筐体1を備えている。この筐体1
には、第1の周波数帯で用いられると共に、筐体1に対
して伸張及び収縮が可能な棒状の第1のアンテナ16が
装着されている。さらに、筐体1には、第2の周波数帯
で用いられる第2のアンテナが内蔵されている。第1の
アンテナ16は、1つの周波数帯において整合回路13
により単独に整合が行われるので、収納時でも伸張時で
も最良の状態に整合することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線機に関
し、特に、複数の異なる周波数帯域を使用するマルチバ
ンド化を達成し、かつ棒状アンテナの伸張時と収納時と
で特性に差異を生じないようにした携帯無線機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の携帯無線機は、一般に伸
縮自在なアンテナを本体(筐体)に取り付けた構成にな
っている。携帯無線機に用いられるアンテナとしては、
種々のタイプがあるが、主に、広帯域ホイップアンテナ
やヘリカルアンテナが用いられている。
【0003】図4は、従来の携帯無線機を示す。図4
は、携帯無線機10の本体内のアンテナ搭載部分を示
し、筐体1にはプリント基板2が内蔵されている。この
プリント基板2上には、送受信回路(図示せず)のほ
か、送受信に用いられるホイップアンテナ3が取り付け
られている。このホイップアンテナ3は伸縮させること
ができ、携帯無線機を不使用のときには筐体1内に収納
することができる。この携帯無線機10は、持ち運び時
にはホイップアンテナ3を筐体1内に収納し、送受信を
行うときにだけ筐体1から引き出して伸長させる。した
がって、携帯無線機10の不使用時には、筐体1からの
ホイップアンテナ3の突出を小さくできるため、携帯性
に優れている。しかし、携帯無線機10を手に持って耳
に当てた状態で使用することになるため、携帯無線機1
0は使用者の頭部に位置することになり、携帯無線機1
0に頭部が接近することにより、人体の影響によりホイ
ップアンテナ3の利得が劣化するため、通信相手からの
距離が遠かったり、建物の中で電波が弱いときなどに
は、通話品質が劣化することがある。そこで、高利得が
要求される場合には、ホイップアンテナ3を最大限に伸
ばして使用すれば、良好な通話品質を得ることができ
る。
【0004】図4はホイップアンテナ3の長さを縮小
し、全体が筐体1内に収納された状態を示している。ホ
イップアンテナ3には、収納時給電部4が整合回路5を
介して接続され、この整合回路5には送受信部9が接続
されている。一方伸張時にはホイップアンテナ3に伸張
時給電部6が接続され、収納時給電部4と同様に整合回
路5を介して接続されている。このように、アンテナの
伸張時及び収納時共に、一般に共通の整合回路5が用い
られる。したがって、この種の携帯無線機10のアンテ
ナ単独のインピーダンスZinは、伸張状態と収納状態で
ほぼ等しくなるようにホイップアンテナ3の構造及び寸
法が決定され、伸張時でも収納時でも支障なく送受信が
行えるようにしている。
【0005】しかし、最近では、或る幅を持つ周波数帯
と、これと異なる別の周波数帯とを使用できるようにし
たマルチバンド携帯無線機が見られるようになってきて
いる。そこで、上述したように、伸張及び収納が可能な
アンテナをマルチバンド携帯無線機に使用すれば、携帯
性に優れ、かつ通話品質に優れたマルチバンド携帯無線
機を得ることができる。
【0006】図5は、棒状または線状のアンテナ、すな
わち、ホイップアンテナのインピーダンス特性の計算値
に整合回路を含めた場合のスミスチャート(a)及びリ
ターンロス(RL)特性(b)を示す。また、図6は、
ヘリカルアンテナの計算によるインピーダンス特性にホ
イップアンテナと同じ整合回路を含めた場合のスミスチ
ャート(a)及びリターンロス(RL)特性(b)を示
す。図5及び図6に示すリターンロス(RL)特性にお
いては、使用する周波数帯域(ここでは、800MHz
帯と1.6GHz帯)において、(−)方向に落ち込む
特性となることが望ましい。
【0007】図6から明らかなように、ヘリカルアンテ
ナでは800MHz帯と1.6GHz帯の両帯域におい
て整合がとれている。これに対し、ホイップアンテナで
は、図5に示すように、800MHz帯では整合がと
れ、かつヘリカルアンテナよりも良い特性が得られてい
るが、1.6GHz帯では殆ど整合がとれていない。そ
の理由は、800MHz帯では収納時と伸張時とで概ね
インピーダンスが合致しているものの、1.6GHz帯
では収納時と伸張時の差が大きくなっているためであ
る。
【0008】ヘリカルアンテナを用いれば、図6に示す
ように、800MHz帯と1.6GHz帯の両方で一応
の整合をとることができるが、800MHz帯ではホイ
ップアンテナに比べて特性が劣り、利得低下が生じる。
また、ヘリカルアンテナは、構造上ヘリカル部分の直径
が大きくなるため、筐体1内にアンテナ全体を収納する
ことが難しく、デザインや筐体の設計に制約が生じる。
そこで、伸張時には良好な特性が得られるホイップアン
テナの特性と、収納状態においては高周波数域で優れた
ヘリカルアンテナの特性が1本のアンテナに具現するよ
うな整合回路を設けることが行われている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の携帯無
線機によると、上記したように、伸張/収納が可能なホ
イップアンテナをマルチバンド携帯無線機に用いた場
合、異なる複数の周波数帯において、アンテナの伸張時
と収納時のインピーダンス特性を同レベルにすることは
極めて困難である。そこで、ある程度の不整合を許容し
ているが、このために利得低下が避けられず、受信感度
の不足や通信不能を生じることがある。
【0010】この対策として、アンテナが伸張状態にあ
るか収納状態にあるかを検出し、この検出結果及び使用
する周波数帯に応じて、整合回路の整合状態を変更する
方法が考えられる。しかし、このようにすると、構成が
複雑になると共に整合回路の部品点数が増え、実装スペ
ースの確保が難しくなると共にコストアップを招くこと
になる。また、切り替え回路による損失も発生する。
【0011】したがって、本発明の目的は、複数の異な
る周波数帯域によるマルチバンド化を可能にすると共
に、いずれの周波数帯域においても整合が得られ、更
に、棒状アンテナの伸張時と収納時とで特性に差異を生
じないようにした携帯無線機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、第1の周波数帯、及び前記第1の周波数
帯よりも周波数が高い第2の周波数帯の少なくとも2つ
の周波数帯を通信に用いる携帯無線機において、プリン
ト基板、送受信回路等を内蔵する筐体と、前記第1の周
波数帯で用いられ、大部分を前記筐体内に収納できると
共に、その先端部を前記筐体から引き出して伸張させた
ときには棒状になる第1のアンテナと、前記第2の周波
数帯で用いられ、使用時に人体から離れる部位の前記筐
体内に配設される第2のアンテナを備えることを特徴と
する携帯無線機を提供する。
【0013】この構成によれば、第1の周波数帯は第1
のアンテナが受け持ち、周波数の高い第2の周波数帯は
第2のアンテナが受け持つ構成にしているので、それぞ
れのアンテナが1つの周波数帯にのみインピーダンス整
合をとればよく、最良の整合状態を得ることができる。
そして、第1のアンテナは、伸張時にはフルサイズの規
定長となって本来の性能を発揮し、また、収納時におい
ては、単一の周波数帯で用いているために、整合を得る
ことができる。さらに、第2のアンテナは、高い周波数
帯域専用にできるためにサイズを小さくでき、筐体内に
おける実装スペースを少なくできるほか、筐体内の人体
から間隔が生じる位置に設置できることにより、アンテ
ナ特性に人体が及ぼす影響を低減でき、アンテナ特性を
良好にすることができる。したがって、複数の異なる周
波数帯域を使用したマルチバンド化を達成できると共
に、どの周波数帯域においても高利得が得られる最良の
整合が可能になる。しかも、第1のアンテナにおいて
は、伸張時及び収納時のいずれでも良好な整合をとるこ
とが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を基に説明する。図1は本発明の携帯無線機を模
式的に示す。以下においては、携帯無線機として、デュ
アルバンドシステムに対応する携帯無線機を示して説明
する。携帯無線機100は、筐体1内にプリント基板1
1が配設されており、前面には不図示のキーボード、液
晶表示器、機能キー等が取り付けられているほか、マイ
クロホン(送話器)、レシーバ(受話器)、LED等が
設けられている。プリント基板11上には、送受信回路
12、整合回路13,14、これら整合回路を切り換え
るためのスイッチ15、低い周波数帯域(ここでは80
0MHz帯)での通信に用いられる第1のアンテナ1
6、及び高い周波数帯域(ここでは1.6GHz帯)で
の通信に用いられる第2のアンテナ17が設けられてい
る。
【0015】整合回路13は第1のアンテナ16に、そ
して整合回路14は第2のアンテナ17にそれぞれ接続
されており、これら整合回路13,14にはスイッチ1
5が接続されている。整合回路13,14により第1の
アンテナ16及び第2のアンテナ17と送受信回路12
との間のインピーダンスマッチング(整合)がとられ
る。整合回路13は第1のアンテナ16に対して800
MHz帯のみの整合をとればよく、整合回路14は第2
のアンテナ17に対して1600MHz帯のみの整合を
とればよい。このため、第1のアンテナにおいては、伸
張時及び収縮時のいずれにおいても高利得が得られるよ
うになる。
【0016】第1のアンテナ16としては、例えば、ホ
イップアンテナが適している。或いは、先端にのみヘリ
カル部分が設けられ、全体として伸張/収納が可能な構
造の棒状アンテナを用いることができる。また、第2の
アンテナ17としては、例えば、平行平板型(逆F型、
マイクロストリップアンテナ等)、装荷型、ヘリカル
型、逆L型、トップロード型、誘電体被覆型等を用いる
ことができるが、筐体1に完全に内蔵させることになる
ので、性能的に見劣りせず、小型で省スペース向きのタ
イプが望ましい。
【0017】このように、第1のアンテナ16に伸張及
び収納が可能(多段式または単に全体を引き込める構
造)なホイップアンテナを使用し、第2のアンテナ17
を筐体1に内蔵させる2本立てとすることで、複数の異
なる周波数帯域を使用したマルチバンド化を達成しなが
ら、いずれの周波数帯域においても最良の状態に整合を
取ることが可能になる。また、第1のアンテナ16に収
納及び伸張が可能なホイップアンテナを用いることで、
従来通りのアンテナの外観になり、使用者がアンテナに
対して違和感を感じることもなく、かつ筐体内における
実装スペースは従来と変わらない。また、内蔵するアン
テナ17は、使用周波数が高いことからサイズを小さく
でき、したがって内部の実装スペースを圧迫することが
なく、他の部品の実装を不自由にすることがない。
【0018】第1のアンテナ16は、筐体1の上部で、
かつ筐体1の右側面または左側面に寄せて配設されてお
り、収納状態のときには先端部のみが筐体1から露出し
ており、この先端部を指で持って引き出すことにより全
長の大部分が筐体1から外部に露出する。具体的には、
レシーバの高さ位置に第1のアンテナ16を設置すれ
ば、伸張させたときの第1のアンテナ16が人体(頭
部)から離すことができ、使用中にも邪魔にならない。
なお、第1のアンテナ16は、収納時と伸張時とでは異
なる部位に給電部が形成され、収納時には収納時給電部
18が形成され、伸張時には伸張時給電部19が形成さ
れる。
【0019】第2のアンテナ17は、筐体1内のマイク
ロホン(図示せず)の近傍に配設される。この設置位置
は、例えば、携帯無線機が折りたたみ式の携帯電話機の
場合、携帯無線機100を手で把持する位置が高さ方向
の中央部になり、第2のアンテナ17と手が重ならない
(接近しない)ため、第2のアンテナ17が手で遮られ
ず、したがって高利得が得られる。
【0020】図2は、本発明の携帯無線機100の電気
系の概略構成を示す。筐体1には、図1で説明したよう
に、整合回路13,14、スイッチ15、及び送受信回
路12が内蔵されている。送受信回路12は、送受信の
制御のほか携帯無線機の全体を制御する制御回路21、
この制御回路21及びスイッチ15に接続され、アンテ
ナ16または17で受信した信号の増幅、復調等の処理
を行う受信回路22、及び制御回路21及びスイッチ1
5に接続され、所定の周波数の送信電力を生成し、これ
をアンテナ16または17へ出力する送信回路23を備
えて構成されている。
【0021】図2の構成において、アンテナ16と17
の切り替えは、制御回路21によって行われる。携帯無
線機100の通信相手から送信されてくる周波数帯域の
指定に関する信号が受信回路22で受信され、この信号
が制御回路21に渡される。制御回路21は、受信回路
22からの上記周波数帯域の指定に関する信号に基づい
てスイッチ15を制御し、第1のアンテナ16または第
2のアンテナ17の指定された一方を選択する。
【0022】図3は、使用時の携帯無線機100と人体
(使用者)30の位置関係を示す。使用時には、携帯無
線機100の上部は頭部31の片耳に接触し、口元とマ
イクロホンとの間には間隔Lの隔たりが形成されるよう
に、携帯無線機100は使用者により把持される。した
がって、第2のアンテナ17は人体30(或いは頭部3
1)から離れるようになり、送信時の人体30への電磁
波の影響を軽減することができる。また、使用時には、
伸張状態の第1のアンテナ16は、顔型に沿う用に傾き
を持つ姿勢になるのが普通であり、携帯無線機100の
全体が頭部31に対して自然と傾くようになる。このた
め、第1のアンテナ16の上端は、頭部31から十分に
離れる状態になり、人体30に電磁波が及びにくくな
る。
【0023】以上のように、上記実施の形態によれば、
2つの周波数帯域を第1のアンテナ16と第2のアンテ
ナ17で分担するようにしたので、2つの周波数帯域を
最良の整合状態に設定できるマルチバンド携帯無線機を
得ることができる。さらに、高い方の周波数帯域を分担
する第2のアンテナ17は、サイズを小型化できるた
め、筐体1に内蔵しても、筐体1内の実装体積を圧迫す
ることがない。特に、第2のアンテナ17をマイクロホ
ンの近くに実装することで、人体(具体的には手)と第
2のアンテナ17に所定の距離を持たせることができる
結果、2つの周波数帯域において、高利得の得られる整
合が可能になる。特に、第1のアンテナ16において
は、収納時と伸張時のそれぞれにおいて整合が可能にな
る。
【0024】上記実施の形態においては、携帯無線機1
00が携帯電話機であるとしたが、複数の異なる周波数
帯域を用いる携帯無線機の全てに適用可能であり、業務
用無線機、各種の移動用無線機、PHS(Personal Hand
yphone System)等にも本発明を適用可能である。
【0025】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の携帯
無線機によれば、第1の周波数帯に用いられ、大部分を
筐体内に収納できると共にその先端部を筐体から引き出
して伸張させたときには棒状になる第1のアンテナと、
前記第1の周波数帯よりも周波数の高い第2の周波数帯
で用いられると共に、使用時に人体から離れる部位の筐
体内に配設される第2のアンテナを備え、1つのアンテ
ナが1つの周波数帯で整合がとれればよい構成にしたた
め、複数の異なる周波数帯域を使用したマルチバンド化
を達成できると共に、どの周波数帯域においても高利得
が得られる最良の整合が得られ、第1のアンテナにあっ
ては、アンテナの伸張、収納にかかわらず整合をとるこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯無線機を模式的に示した斜視図で
ある。
【図2】本発明の携帯無線機の電気系の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】使用時の本発明の携帯無線機と人体の位置関係
を示す説明図である。
【図4】従来の携帯無線機を模式的に示した斜視図であ
る。
【図5】ホイップアンテナのインピーダンス特性の計算
値に整合回路を含めた場合の特性を示し、(a)はスミ
スチャート、(b)はリターンロス特性である。
【図6】ヘリカルアンテナのインピーダンス特性の計算
値に整合回路を含めた場合の特性を示し、(a)はスミ
スチャート、(b)はリターンロス特性である。
【符号の説明】 1 筐体 3 ヘリカルアンテナ 5 整合回路 10 携帯無線機 11 プリント基板 12 送受信回路 13,14 整合回路 15 スイッチ 16 第1のアンテナ 17 第2のアンテナ 18 収納時給電部 19 伸張時給電部 21 制御回路 22 受信回路 23 送信回路 100 携帯無線機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 13/08 H01Q 13/08 5K023 H04B 1/38 H04B 1/38 H04M 1/02 H04M 1/02 C Fターム(参考) 5J021 AA02 AA06 AB02 AB06 CA06 DB04 EA04 FA17 FA24 FA26 FA31 FA32 GA08 HA05 HA06 HA10 5J045 AA03 DA08 HA06 NA01 5J046 AA04 AA12 AB06 AB13 PA07 5J047 AA04 AA12 AB06 AB13 FA10 FD01 5K011 AA03 AA06 JA01 KA04 5K023 AA07 BB06 LL01 LL05 LL06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数帯、及び前記第1の周波数
    帯よりも周波数が高い第2の周波数帯の少なくとも2つ
    の周波数帯を通信に用いる携帯無線機において、 プリント基板、送受信回路等を内蔵する筐体と、 前記第1の周波数帯で用いられ、大部分を前記筐体内に
    収納できると共に、その先端部を前記筐体から引き出し
    て伸張させたときには棒状になる第1のアンテナと、 前記第2の周波数帯で用いられ、使用時に人体から離れ
    る部位の前記筐体内に配設される第2のアンテナを備え
    ることを特徴とする携帯無線機。
  2. 【請求項2】 前記第1のアンテナは、前記筐体内の受
    話器の近傍に収納されることを特徴とする請求項1記載
    の携帯無線機。
  3. 【請求項3】 前記第1のアンテナは、ホイップアンテ
    ナであることを特徴とする請求項1または2記載の携帯
    無線機。
  4. 【請求項4】 前記第2のアンテナは、前記筐体内の送
    話器の近傍に配設されることを特徴とする請求項1記載
    の携帯無線機。
  5. 【請求項5】 前記第2のアンテナは、平行平板アンテ
    ナ、ヘリカルアンテナ、マイクロストリップ型、装荷
    型、ヘリカル型、逆L型、トップロード型、または誘電
    体被覆型のアンテナであることを特徴とする請求項1ま
    たは4記載の携帯無線機。
JP2001277849A 2001-09-13 2001-09-13 携帯無線機 Pending JP2003087019A (ja)

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