JP2005323265A - 無線通信機能付ヘッドセット及び無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】
携帯電話機を見ることなく、着信情報を知ることができ、着信相手に通話する操作を行うことのできる無線通信機能付ヘッドセットを提供すること
【解決手段】
本発明にかかる無線通信機能付ヘッドセット2は、携帯電話機1との間で無線通信を行う無線通信機能付ヘッドセットである。無線通信機能付ヘッドセット2は、携帯電話機1から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段を備える。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
【選択図】図2
携帯電話機を見ることなく、着信情報を知ることができ、着信相手に通話する操作を行うことのできる無線通信機能付ヘッドセットを提供すること
【解決手段】
本発明にかかる無線通信機能付ヘッドセット2は、携帯電話機1との間で無線通信を行う無線通信機能付ヘッドセットである。無線通信機能付ヘッドセット2は、携帯電話機1から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段を備える。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、無線通信機能付ヘッドセット及び無線通信装置及び無線通信システムに関するものであり、より詳細には、携帯電話機と無線通信を行う無線通信機能付ヘッドセット及び無線通信装置及び無線通信システムに関する。
無線通信技術は近年、多くの研究がなされており、その技術は急激に進化を遂げている。無線通信の代表的なものとして携帯電話が挙げられる。携帯電話は、その普及が目覚しく、今では通話以外の多くの機能を備えるようになってきた。携帯電話による無線通信は、主に遠距離の相手と音声やメールによる情報のやりとりを行う無線通信であるが、それとは別にIrDA(Infrared Data Association)や、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)等の近距離用の無線通信も多くの研究がなされており、携帯電話機にも通話やメールのための無線通信機能とは別に、近くの端末と通信を行うために近距離用の無線通信機能を備えるものも多く見られるようになってきた。
中でも、ブルートゥースは近年特に注目されている無線通信技術であり、特に欧州を初めとして、ブルートゥースによる無線通信機能を内蔵した携帯電話機が出てくるようになってきた。ブルートゥース無線通信システムでは、マスターと呼ばれる無線通信を制御する側とスレーブと呼ばれる制御を受ける側に端末の役割が分かれ、マスターとスレーブ間で音声及びデータの送受信を行うことができる。また、ブルートゥース無線通信システムでは、1Mbps程度の通信速度によりデータの送受信を行うことが可能であり、信頼性の高い2.4Ghz帯域で動作する近距離無線通信が行われる。
携帯電話機にブルートゥースによる無線通信機能を内蔵するメリットとして、ヘッドセットを利用した通話が考えられる。通常、携帯電話機のみで音声通話を行おうとした場合、片手で携帯電話機を持って耳にあてながら音声通話を行わねばならず、片手が塞がってしまう。このような状態の場合、例えば車を運転しながらでは危険なため、法律による規制も行われるようになってきた。そこで、携帯電話機にヘッドセットを接続しヘッドセットにより音声通話を行う、いわゆるハンズフリー通話が行われるようになった。このヘッドセットにブルートゥースによる無線通信機能を利用する方法が提案されており(例えば、特許文献1など)、携帯電話機とヘッドセット間を線でつなぐ必要がなくなり、より便利なものとなっている。
特開2003−324517号公報
特許文献1に記載の通話装置は、配線の手間がかからず、しかも手で持つ必要もないまま携帯電話機による音声通話を行うことができるという大きなメリットがある。しかし、携帯電話機を持つことなく音声通話を行うことができるものの、不応答の着信があったときには携帯電話機を手にとって確認しなくてはならなかった。また、着信相手にこちらから電話をかけるときも、携帯電話機を手にとって操作しなくてはならず、例えば、車を運転しているときや、携帯電話機をカバンの中にいれたままヘッドセットによる音声通話を行っていたときにはこれらの操作は手間のかかるものであった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、携帯電話機を見ることなく、着信情報を知ることができ、着信相手に通話する操作を行うことのできる無線通信機能付ヘッドセットを提供することを目的とする。
本発明にかかる無線通信機能付ヘッドセットは、携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信機能付ヘッドセットであって、携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段を備えた無線通信機能付ヘッドセットである。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
本発明にかかる無線通信機能付ヘッドセットは、携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信機能付ヘッドセットであって、携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部を音声により通知する音声出力手段を備えた無線通信機能付ヘッドセットである。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、前記着信履歴情報を削除するための指示を入力する入力手段と、前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えることを特徴としてもよい。こうすることにより、一度見た着信履歴情報を再び見なくてもよくなり、視認性が増す。
前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示を入力する入力手段と、前記入力手段により、前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示が入力された場合に、前記無線通信手段により、前記携帯電話機を介して前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける制御手段を備えることを特徴としてもよい。こうすることにより、携帯電話機を手に取ることなく、着信相手に電話をかけることが可能となる。
前記無線通信手段は、ブルートゥースによる無線通信であることを特徴としてもよい。
本発明にかかる無線通信システムは、携帯電話機と無線通信機能付ヘッドセットを備えた無線通信システムであって、前記携帯電話機は、他の電話機からの着信についての情報である着信履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された着信履歴情報を前記無線通信機能付ヘッドセットに送信する無線通信手段を備え、前記無線通信機能付ヘッドセットは、前記携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段を備えた無線通信システムである。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
本発明にかかる無線通信システムは、携帯電話機と無線通信機能付ヘッドセットを備えた無線通信システムであって、前記携帯電話機は、他の電話機からの着信についての情報である着信履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された着信履歴情報を前記無線通信機能付ヘッドセットに送信する無線通信手段を備え、前記無線通信機能付ヘッドセットは、前記携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部を音声により通知する音声出力手段を備えた無線通信システムである。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、前記着信履歴情報を削除するための指示を入力する入力手段と、前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えることを特徴としてもよい。こうすることにより、一度見た着信履歴情報を再び見なくてもよくなり、視認性が増す。
前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示を入力する入力手段と、前記入力手段により、前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示が入力された場合に、前記無線通信手段により、前記携帯電話機を介して前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける制御手段を備えることを特徴としてもよい。こうすることにより、携帯電話機を手に取ることなく、着信相手に電話をかけることが可能となる。
前記無線通信手段は、ブルートゥースによる無線通信であることを特徴としてもよい。
本発明にかかる無線通信装置は、携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信装置であって、携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段と、前記着信履歴情報を削除する指示を入力する入力手段と、前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えた無線通信装置である。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
本発明にかかる無線通信装置は、携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信装置であって、携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部を音声により通知する音声出力手段と、前記着信履歴情報を削除する指示を入力する入力手段と、前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えた無線通信装置である。このような構成により、携帯電話機を見ることなく着信情報を知ることが可能となる。
本発明によれば、携帯電話機を見ることなく、着信情報を知ることができ、着信相手に通話する操作を行うことのできる無線通信機能付ヘッドセットを提供することが可能となる。
発明の実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。携帯電話機1と無線通信機能付ヘッドセット2が無線通信により接続されている。携帯電話機1は、無線通信機能付ヘッドセット2と無線通信を行う無線通信機能を内蔵する。無線通信機器2はヘッドセットであり、携帯電話機1を介して無線通信による音声通話を行うことが可能である。また、図1の例では、携帯電話機1と無線通信機能付ヘッドセット2は1:1で接続されているが、1:n、つまり無線通信機能付ヘッドセット2の他に他の無線通信機器が複数ある状態で無線通信を行ってもよい。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。携帯電話機1と無線通信機能付ヘッドセット2が無線通信により接続されている。携帯電話機1は、無線通信機能付ヘッドセット2と無線通信を行う無線通信機能を内蔵する。無線通信機器2はヘッドセットであり、携帯電話機1を介して無線通信による音声通話を行うことが可能である。また、図1の例では、携帯電話機1と無線通信機能付ヘッドセット2は1:1で接続されているが、1:n、つまり無線通信機能付ヘッドセット2の他に他の無線通信機器が複数ある状態で無線通信を行ってもよい。
ここでの無線通信の方法は無線通信であれば特に限定されないが、代表的なものとしてブルートゥースによる無線通信が挙げられる。ブルートゥースは、近距離の無線通信方式の代表的なものであり、例えば携帯電話機とヘッドセットのブルートゥース規格の無線通信手段を備えた装置間を2.4GHz帯域の微弱電波による無線通信リンクで接続し、音声やデータ等の信号を無線通信で送受信する。
図2は、無線通信機能付ヘッドセット2の具体的な構成を示すブロック図である。無線通信機能付ヘッドセット2は、例えば無線通信機能を内蔵したヘッドセット等である。無線通信機能付ヘッドセット2は、制御部21、通信部22、記憶部23、表示部24、入力部25、通話部26を備えている。
制御部21は、無線通信機能付ヘッドセット2における各種制御を実行するものであり、CPU(Central Processing Unit)等により構成される。通信部22は、携帯電話機1との間で無線通信により音声及びデータの送受信を行う。ここでは、ブルートゥースによる無線通信方式の場合を例に挙げる。この場合、通信部22は、ブルートゥースベースバンド221、RFトランシーバ222、アンテナ223を備える。
ブルートゥースベースバンド221は、伝送パケットや無線通信のリンクの制御、伝送信号の誤り訂正や通信手順におけるセキュリティ制御などの処理を行うものである。ブルートゥースベースバンド221は、ブルートゥース無線通信システムにおける無線通信を制御するハードウェアと、それを利用するためのソフトウェアとの間にあるインターフェースであるHCI(Host Control Interface)を通じて制御部21と接続されており、制御部21とHCIパケットの送受信を行うことにより、制御命令及びユーザデータを交換する。また、ブルートゥースベースバンド221は、RFトランシーバ222とも接続されており、無線通信用のデータパケットの受け渡しを行う。
RFトランシーバ222は、高周波処理部であり、ブルートゥースベースバンド221から受信した無線送信用データパケットを伝送前に所定の周波数帯域に変調及び増幅させる。また、RFトランシーバ222は、周波数信号の雑音を除去する処理を実行した後、周波数帯域信号を増幅し、ダウンコンバートを行う。
アンテナ223は、RFトランシーバ222と接続されており、パケットデータを外部へ電波として送信する。また、外部からの電波の受信を行う。
記憶部23は、RAM(Random Access Memory)等のメモリであり、着信履歴情報に含まれるデータを格納するための記憶手段である。ここでの着信履歴情報は、例えば、着信相手の氏名及び電話番号、着信時の日時、等である。記憶部23は内蔵メモリでもよいし、着脱可能な外部記憶媒体などを利用してもよい。
表示部24は、着信履歴の表示を行うための表示手段である。表示部24は、液晶ディスプレイなどの表示履歴を詳しく伝えられるものが好ましいが、着信があったことを知らせるだけであれば、発光ダイオード等の光が点灯するだけのものでもよい。
入力部25は、利用者が無線通信機能付ヘッドセット2への指示を入力するための入力手段である。指示の入力ができれば入力方法は限定されないが、キーボードや入力ボタン等の複数の指示を簡単に入力できる方法が好ましい。ここで入力する指示は、着信履歴情報の削除や、着信相手へ電話をかける指示、着信履歴情報の転送要求、等である。
通話部26は、携帯電話機1を介して携帯電話機1の通話先と実際に音声による通話を行うためのものであり、マイク261、スピーカ262、オーディオコーデック263を備える。マイク261は音声を入力するためのものであり、入力された音声はアナログ音声信号に変換され、オーディオコーデック263へ出力される。スピーカ262は、オーディオコーデック263から入力したアナログ音声信号に基づき、実際の音声を出力するものである。オーディオコーデック263は、マイク261から入力したアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換して制御部21へ出力する。また、制御部21から入力したデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換して、スピーカ262へ出力する。
続いて、図3におけるシーケンス図を用いて、本発明の実施の形態1における無線通信システムの処理の流れについて説明する。ここでは、携帯電話機1は通話エリア圏内にあり、無線通信機能付ヘッドセット2との間の距離も無線通信が十分に行える距離の範囲内にあるものとする。
まず、携帯電話機1と無線通信機能付ヘッドセット2との間で通信を確立する(S101)。通信が確立することにより、いつでも携帯電話機1と無線通信機能付ヘッドセット2との間でデータの送受信を行うことが可能となる。
利用者が着信履歴を見たいときに、入力部25から着信履歴表示要求の指示を入力する(S102)。入力部25により入力された着信履歴表示要求指示は、制御部21へと出力され、制御部21は、着信履歴表示要求指示が入力されたと判断すると(S103)、着信履歴情報要求信号を生成し、着信履歴情報要求信号を含むパケットを通信部22へ出力する。
通信部22は、着信履歴情報要求信号を含むパケットを入力すると、ブルートゥースベースバンド221からRFトランシーバ222を介してアンテナ223により、着信履歴情報要求信号を含むパケットデータを送信する(S104)。
携帯電話機1は、着信履歴情報要求信号を含むパケットデータを受信すると、パケットデータの中に着信履歴情報要求信号が含まれていることを検知し、携帯電話機1内に格納されている着信履歴情報をパケットデータとして無線通信機能付ヘッドセット2へ送信する(S105)。
無線通信機能付ヘッドセット2は、アンテナ223よりパケットデータを受信し、RFトランシーバ222からブルートゥースベースバンド221を介して制御部21へ入力される。制御部21は入力したパケットデータから着信履歴情報を取り出し、記憶部23へ格納する(S106)。
制御部21は、記憶部23へ格納された着信履歴情報を読み出し、解析を行い、その内容に基づいて表示部24に表示を行う(S107)。表示部が液晶ディスプレイの場合の表示画面のイメージは、図4のようになる。表示部が発光ダイオードの場合は、制御部21は、着信があったかどうかの判定を行い、着信があった場合に発光ダイオードを点灯、または点滅させることにより利用者への着信通知を行うようにしてもよい。また、表示部24の代わりに、スピーカ262から音声を出力するようにしてもよい。
このようにして、無線通信機能付ヘッドセット2により着信履歴情報を確認することができるようになり、携帯電話機を操作する手間をかけることなく、着信履歴情報を確認することが可能となる。
発明の実施の形態2.
更に、無線通信機能付ヘッドセット2は、入力部25により着信履歴情報を削除できるようにしてもよい。図5は、着信履歴情報を削除するときの無線通信機能付ヘッドセット2の処理の流れを示すフローチャートである。
更に、無線通信機能付ヘッドセット2は、入力部25により着信履歴情報を削除できるようにしてもよい。図5は、着信履歴情報を削除するときの無線通信機能付ヘッドセット2の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、入力部25から着信履歴情報を削除する指示を入力する(S201)。この時、着信履歴情報に複数の着信履歴が記憶されている場合、削除する着信履歴情報を選択できるようにしてもよい。また、誤入力による削除を防止するために、削除する前に確認メッセージを表示し、本当に削除するかどうかを確認するようにしてもよい。表示部24が液晶ディスプレイである場合、画面イメージは図6のようになる。
着信履歴情報を削除する指示が入力されると、着信履歴情報削除要求が制御部21へ入力される。制御部21は、入力部25から着信履歴情報削除要求が入力されたかどうかを判定し(S202)、入力されたと判定した場合、記憶部23に格納された着信履歴情報の削除を行う(S203)。
このようにして、利用者が入力することにより、着信履歴情報を削除することも可能である。無線通信機能付ヘッドセット2の着信履歴情報を削除した場合、携帯電話機1の着信履歴情報も連動して削除されるようにしてもよいし、携帯電話機1の着信履歴情報は残るようにしてもよい。
発明の実施の形態3.
更に、無線通信機能付ヘッドセット2は、入力部25により着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかけることができるようにしてもよい。図7は、着信相手に電話をかける場合の携帯電話機1及び無線通信機能付ヘッドセット2の処理の流れを示すシーケンス図である。通信確立及び着信履歴情報が表示されるまでの流れは、図3に示すシーケンス図と同様であり、ここでは説明を省略する。
更に、無線通信機能付ヘッドセット2は、入力部25により着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかけることができるようにしてもよい。図7は、着信相手に電話をかける場合の携帯電話機1及び無線通信機能付ヘッドセット2の処理の流れを示すシーケンス図である。通信確立及び着信履歴情報が表示されるまでの流れは、図3に示すシーケンス図と同様であり、ここでは説明を省略する。
着信履歴情報が表示部24に表示されている状態で、利用者は入力部25により電話をかける指示を入力する(S301)。この時、着信履歴情報に複数の着信履歴が記憶されている場合、電話をかける相手を着信履歴情報から選択できるようにしてもよい。また、誤入力による通話を防止するために、電話をかける前に確認メッセージを表示し、本当に電話をかけるどうかを確認するようにしてもよい。表示部24が液晶ディスプレイである場合、画面イメージは図8のようになる。
電話をかける指示が入力されると、ダイヤル要求信号が制御部21へ入力される。制御部21は、入力部25からダイヤル要求信号が入力されたかどうかを判定し(S302)、入力されたと判定した場合、通信部22にダイヤル要求信号を含むパケットデータを出力する。通信部22は、ダイヤル要求信号を含むパケットデータを入力すると、ブルートゥースベースバンド221からRFトランシーバ222を介してアンテナ223より携帯電話機1へダイヤル要求を含むパケットデータを送信する(S303)。
携帯電話機1は、無線通信機能付ヘッドセット2からパケットデータを受信すると、パケットの中にダイヤル要求信号が含まれていることを検知し、ダイヤルを開始する(S304)。
このようにして、利用者が無線通信機能付ヘッドセット2に入力することにより、携帯電話機1を操作することなく、着信相手と通話を行うことが可能となる。
その他の発明の実施の形態.
上述の例では、入力部や表示部をヘッドセットに内蔵していたが、これを外部に設け接続できるようにしてもよい。
上述の例では、入力部や表示部をヘッドセットに内蔵していたが、これを外部に設け接続できるようにしてもよい。
1 携帯電話機
2 無線通信機能付ヘッドセット
21 制御部
22 通信部
221 ブルートゥースベースバンド
222 トランシーバ
223 アンテナ
23 記憶部
24 表示部
25 入力部
26 通話部
261 マイク
262 スピーカ
263 オーディオコーデック
2 無線通信機能付ヘッドセット
21 制御部
22 通信部
221 ブルートゥースベースバンド
222 トランシーバ
223 アンテナ
23 記憶部
24 表示部
25 入力部
26 通話部
261 マイク
262 スピーカ
263 オーディオコーデック
Claims (12)
- 携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信機能付ヘッドセットであって、
携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、
前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段を備えた無線通信機能付ヘッドセット。 - 携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信機能付ヘッドセットであって、
携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、
前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部を音声により通知する音声出力手段を備えた無線通信機能付ヘッドセット。 - 前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、
前記着信履歴情報を削除する指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信機能付ヘッドセット。 - 前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、
前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により、前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示が入力された場合に、前記無線通信手段により、前記携帯電話機を介して前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信機能付ヘッドセット。 - 前記無線通信手段は、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)による無線通信であることを特徴とする請求項1乃至4に記載の無線通信機能付ヘッドセット。
- 携帯電話機と無線通信機能付ヘッドセットを備えた無線通信システムであって、
前記携帯電話機は、他の電話機からの着信についての情報である着信履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された着信履歴情報を前記無線通信機能付ヘッドセットに送信する無線通信手段を備え、
前記無線通信機能付ヘッドセットは、前記携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段を備えた無線通信システム。 - 携帯電話機と無線通信機能付ヘッドセットを備えた無線通信システムであって、
前記携帯電話機は、他の電話機からの着信についての情報である着信履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された着信履歴情報を前記無線通信機能付ヘッドセットに送信する無線通信手段を備え、
前記無線通信機能付ヘッドセットは、前記携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部を音声により通知する音声出力手段を備えた無線通信システム。 - 前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、
前記着信履歴情報を削除する指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の無線通信システム。 - 前記無線通信機能付ヘッドセットは、更に、
前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により、前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける指示が入力された場合に、前記無線通信手段により、前記携帯電話機を介して前記着信履歴情報に記録された着信相手に電話をかける制御手段を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の無線通信システム。 - 前記無線通信手段は、ブルートゥースによる無線通信であることを特徴とする請求項6乃至9に記載の無線通信システム。
- 携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信装置であって、
携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、
前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部の表示を行う表示手段と、
前記着信履歴情報を削除する指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えた無線通信装置。 - 携帯電話機との間で無線通信を行う無線通信装置であって、
携帯電話機から着信履歴情報の受信を行う無線通信手段と、
前記無線通信手段により受信した着信履歴情報を格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された着信履歴情報の全部又は一部を音声により通知する音声出力手段と、
前記着信履歴情報を削除する指示を入力する入力手段と、
前記入力手段により、前記着信履歴情報を削除する指示が入力された場合に、前記記憶手段に格納された前記着信履歴情報を削除する制御手段を備えた無線通信装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004141062A JP2005323265A (ja) | 2004-05-11 | 2004-05-11 | 無線通信機能付ヘッドセット及び無線通信装置及び無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004141062A JP2005323265A (ja) | 2004-05-11 | 2004-05-11 | 無線通信機能付ヘッドセット及び無線通信装置及び無線通信システム |
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JP2004141062A Pending JP2005323265A (ja) | 2004-05-11 | 2004-05-11 | 無線通信機能付ヘッドセット及び無線通信装置及び無線通信システム |
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