JP3817838B2 - カメラのモニタとフラッシュの給電装置 - Google Patents

カメラのモニタとフラッシュの給電装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、モニタ用のバックライトの給電とフラッシュ装置の充電とを一つの電源回路によって行なう構成としたカメラの給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被写体画像を電気変換し静止画像情報として半導体メモリ或いは磁気ディスク等の記憶媒体に記憶させて撮影するカメラが、いわゆる電子スチルカメラやデジタルビデオカメラなどとして広く知られている。
【0003】
そして、この種のカメラは、撮影する被写体を観察するため、電子ビュ−ファィンダを備えたものの他に、被写体画像を画面に映し出すモニタ・ディスプレイ装置を備えたものがある。
【0004】
このモニタ・ディスプレイ装置(以下、単にモニタという)は、例えば、被写体画像信号を供給する液晶表示デバイスと、この液晶表示デバイスの裏側に配設されたバックライト(螢光放電管)とを備え、バックライトの照明によって液晶表示デバイスの画面上に被写体画像を映し出す構成となっている。
【0005】
なお、このようなモニタは、撮影しようとする被写体画像の表示の他に、記憶媒体に一旦記憶させた被写体画像情報を読み出し、その被写体画像を表示させることができる。
【0006】
また、上記したカメラは、被写界が暗く被写体の明るさが不足する場合、被写体照明を行なって撮影するフラッシュ装置を備えたカメラがある。
【0007】
このフラッシュ装置(以下、単にフラッシュという)は、シャッタレリ−ズにしたがってトリガ−されるキセノン放電管がメインコンデンサの充電電荷を受けて発光する構成となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記したカメラは、モニタのバックライトを点灯させる電源回路と、フラッシュのメインコンデンサを予め充電する電源回路とを別々に備えている。
具体的には、バックライトの電源回路としてインバ−タが、フラッシュ装置の電源回路としてコンバ−タが各々設けられている。
【0009】
その結果、このような電源回路のための部品点数と部品組付け作業が増加し、カメラ生産のロ−コスト化に好ましくなく、また、このような回路部品の組付けスペ−スのためにカメラの小形化に困難を伴なうと言う問題があった。
【0010】
そこで本発明では、従来の上記したようなカメラが、モニタのバックライトの電源回路としてインバ−タを、フラッシュの電源回路としてコンバ−タを備えていることにかんがみ、これらを共用できる一つの電源回路として上記した問題点を可能なる限り解決することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明では、撮影する被写体画像をバックライトの照明を利用して映し出すモニタ手段と、被写体照明を行なうフラッシュ手段とを備え、撮影した被写体画像を記憶媒体に記憶させるカメラにおいて、直流低電圧を発振動作によって昇圧して交番電圧を出力する電圧昇圧手段と、この電圧昇圧手段の出力電圧を上記バックライトの点灯電圧として、また、その出力電圧を整流して上記フラッシュ手段の充電電圧として給電する回路手段と、フラッシュ手段の充電電圧が所定電圧まで充電されることによる充電停止回路の充電停止動作に応動して上記フラッシュ手段の充電電流を遮断し、フラッシュ手段の充電モ−ドからバックライトの点灯モ−ドに切換えるモ−ド切換手段と、このモ−ド切換手段がバックライトの点灯モ−ドに切換える切換動作に応動して動作状態とする調光手段とを備え、バックライトの点灯モ−ドでの操作部の設定にしたがって上記した電圧昇圧手段の出力電圧レベルを変えてバックライトの明るさを調光する構成としたことを特徴とするカメラのモニタとフラッシュの給電装置を提案する。
【0012】
【作用】
このように構成した給電装置は、モ−ド切換手段によってバックライトの給電回路手段に切換えられれば、バックライトが点灯し被写体画像がモニタ手段により映し出される。
このとき、フラッシュ手段の充電が停止状態となっている。
【0013】
また、モ−ド切換手段によってフラッシュ手段の給電回路手段に切換えられれば、フラッシュ手段のメインコンデンサが充電される。
この場合は、バックライトが非点灯状態となる。
【0014】
上記したモ−ド切換手段は、フラッシュ手段の給電回路にのみスイッチング手段を設け、このスイッチング手段を導通制御してフラッシュ手段の充電モ−ドとし、また、それを非導通制御してバックライトの点灯モ−ドとすることができる。
【0018】
さらに、この給電装置は、バックライトの点灯モ−ドに切換えると、調光手段が動作状態となり、この調光手段の操作部を操作してバックライトの明るさを変えることができる。
つまり、調光手段の操作部の設定にしたがって電圧昇圧手段の出力電圧レベルが変わり、バックライトが調光される。
【0019】
調光手段はモ−ド切換手段の切換動作に伴って動作状態に移行させる構成とする。
また、この調光手段については、電圧昇圧手段として入力電流を断続させて発振動作させる昇圧トランスを設け、上記入力電流を操作部の設定にしたがって所定の時間々隔で間欠制御する入力電流制御手段によって構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。
図1は給電装置の第1実施形態を示す回路図である。なお、この図面は撮影した被写体画像情報を半導体メモリ、磁気ディスクなどの記憶媒体に記憶させる構成のカメラに備えるモニタとフラッシュの電源回路について示してある。
【0021】
この図において、10は昇圧トランスであり、これは入力コイル10P、出力コイル10S、フィ−ドバックコイル10Fを備えたフライバックトランスとなっている。
この昇圧トランス10が発振用のトランジスタ11、起動抵抗12、ベ−ス抵抗13とコンデンサ14と共にインバ−タを形成しており、電池電源15の直流電圧を昇圧して高電圧を出力する。
【0022】
昇圧トランス10の出力コイル10Sには液晶表示デバイスのバックライト16を接続した給電回路を設け、出力コイル10S全体の出力電圧(インバ−タ出力)によってバックライト16を点灯させるようになっている。
なお、バックライト16は冷陰極の螢光放電管である。
【0023】
また、昇圧トランス10の出力コイル10Sに設けた中間タップQには整流用ダイオ−ド17を介してフラッシュのメインコンデンサ18を接続した給電回路が設けてある。
メインコンデンサ18は、キセノン放電管19、トリガ−回路20と共に公知のフラッシュ回路を形成している。
【0024】
つまり、昇圧トランス10の出力電圧を整流用ダイオ−ド17によって整流してフラッシュを充電するコンバ−タ回路として動作する構成となっている。
トリガ−回路20は、トリガ−コンデンサ21、トリガ−トランス22、充電抵抗23より構成してある。
【0025】
メインコンデンサ18に直列接続したSCR24は、フラッシュの充電と非充電とを切換えるモ−ド切換手段を形成し、このSCR24の導通によってフラッシュの充電モ−ドとなり、その非導通でバックライトの点灯モ−ドに切換わる。
【0026】
なお、このSCR24はコントロ−ラ25が出力するHighレベルのモ−ド切換信号S1をゲ−ト入力して導通し、そのモ−ド切換信号S1がLowレベルとなることによって非導通となる。
なお、コントロ−ラ25は、CPUなどからなる制御回路構成となっている。
【0027】
メインコンデンサ18に接続したツエナ・ダイオ−ド26と、このツエナ・ダイオ−ド26に直列接続した抵抗27、28と、これら抵抗27、28の接続部aにゲ−ト接続したFET29は、メインコンデンサ18の充電検出回路を形成している。
なお、FET29はNチャンネルのMOS型電界効果トランジスタである。
すなわち、メインコンデンサ18が充電されている間はFET29のドレ−ンにHighレベルの充電検出信号S2がコントロ−ラ25より供給されている。
【0028】
そして、メインコンデンサ18が予め定めた所定電圧まで充電されたとき、ツエナ・ダイオ−ド26が導通し、この結果、抵抗28に発生する電圧がFET29のゲ−トに加わり、このFET29が導通し、その導通により充電検出信号S2がLowレベルに変化し、充電停止信号としてコントロ−ラ25に入力する。
【0029】
コントロ−ラ25はLowレベルの充電検出信号S2を入力することにより、上記したHighレベルのモ−ド切換信号S1をLowレベルに変化させてSCR24を非導通制御する。
なお、SCR24にはメインコンデンサ18を充電する半波整流の充電々流が流れるため、Lowレベルのモ−ド切換信号S1がゲ−ト入力している状態でアノ−ド〜カソ−ド間電圧が零電圧となったとき非導通となる。
【0030】
また、SCR30はシャッタレリ−ズにしたがってコントロ−ラ25より出力されるトリガ−信号S0をゲ−ト入力して導通し、トリガ−回路20を動作させるものである。
なお、トリガ−回路20はSCR30の導通によってトリガ−トランス22が動作し、トリガ−トランス22から出力する高電圧の励起電圧によってキセノン放電管19を発光起動させる。
【0031】
さらに、上記した給電装置は、バックライト16の明るさを操作設定によって変えることができる調光回路(調光用IC)31を備えている。
この調光回路31は、ダイオ−ド32を介して充電されるコンデンサ33の充電々圧によって給電されるが、コントロ−ラ25から送られる調光制御信号S3を入力して動作状態となる。
【0032】
調光制御信号S3はフラッシュが充電されている充電モ−ドの間はHighレベルとなっているが、FET29の導通により充電検出信号S2がLowレベルに変化することにより、コントロ−ラ25が調光制御信号S3をLowレベルに変化させ、このLowレベルの調光制御信号S3によって調光回路31が動作状態に移る。
【0033】
つまり、充電検出信号S2がLowレベルとなると、モ−ド切換信号S1がLowレベルとなってSCR24が非導通となり、フラッシュの充電モ−ドからバックライトの点灯モ−ドに切換わるが、上記調光制御信号S3が充電検出信号S2のLowレベル変化でLowレベルとなることから、調光回路31がバックライトの点灯モ−ドに切換わることで動作状態に移る。
【0034】
調光回路31は、コンデンサ34と可変抵抗35の設定によって500Hz〜10KHzの範囲で発振する構成となっており、そして、操作部となっている可変抵抗36の操作設定にしたがい10〜100%のデュ−テイ比の調光パルス信号S4がトランジスタ37のON、OFFより出力するように構成してある。
【0035】
調光パルス信号S4はデュ−テイ比に応じて発振用トランジスタ11のベ−ス電流を制限し、このトランジスタ11のON、OFF時間を間欠制御することから、この間欠制御により昇圧トランス10の出力電圧レベルが変わり、バックライト16の明るさが調光される。
【0036】
次に、上記した給電装置の動作について図2に示したタイムチャ−トを参照しながら説明する。
電源スイッチ38を投入すると、コントロ−ラ25が電源スイッチ38の投入に応動してHighレベルの各信号S1、S2、S3を出力する。(図2(A)、(B)、(C)、(E)参照)
これより、SCR24が導通可能状態に移行し充電モ−ドとなる。また、調光回路31が非動作状態に保持される。
【0037】
また、電源スイッチ38の投入により、起動抵抗12を通る電源電流が起動電流として発振用トランジスタ11のベ−スに流れ、このトランジスタ11がONする。
これより、昇圧トランス10の入力コイル10Pに電源電流が流れる。
【0038】
このとき昇圧トランス10の出力コイル10Sに発生する出力電圧は方形状電圧となり、その出力電圧が数十ボルト〜数百ボルトとなるため、バックライト16を点灯させる点灯電圧(数千ボルト)には達しないから、このバックライト16は点灯しない。
また、その出力電圧によって流れる出力電流はダイオ−ド17に対して逆向きとなり、その整流作用によって阻止され、フラッシュには流れない。
したがって、昇圧トランス10が入力コイル電流が流れることによって磁気エネルギ−を蓄える。
【0039】
発振用トランジスタ11は、昇圧トランス10が備えるコアの磁気飽和やトランジスタの飽和によってONからOFFに向かう。
このとき昇圧トランス10の各コイルは図示矢印向きの電圧が発生する。
【0040】
すなわち、フィ−ドバックコイル10Fに発生した帰還電圧をベ−スに受ける発振用トランジスタ11が確実にOFFに反転する。
また、出力コイル10Sには高電圧(数千ボルト)のフライバック電圧が発生し、このフライバック電圧によってダイオ−ド17には順方向の出力電流が流れる。
【0041】
つまり、出力コイル部分10S1、ダイオ−ド17、メインコンデンサ18、SCR24のル−プで充電々流が流れ、メインコンデンサ18が充電される。
出力コイル10Sの全体の出力電圧は、このように流れる充電々流のために降下し、この結果、バックライト16が消灯したままとなる。
【0042】
フライバック電圧は昇圧トランス10の磁気エネルギ−の減少によって消失し、同様にフィ−ドバックコイル10Fの帰還電圧も消失するため、発振用トランジスタ11のベ−スに起動電流が流れ、このトランジスタ11が再度ONする。
【0043】
したがって、昇圧トランス10が入力コイル電流によって磁気エネルギ−を蓄え、発振用トランジスタ11のその後のOFFによってフライバック電圧を出力し、メインコンデンサ18を充電する。
上記のようにメインコンデンサ18が充電される充電モ−ドでは、調光回路31が非動作状態となっているため、調光パルス信号S4が出力されない。
この結果、発振用トランジスタ11のON、OFF動作が制限されないから、出力コイル部分10S1にはフル電圧のフライバック電圧が発生し、フラッシュ充電が効率よく行なわれる。
【0044】
昇圧トランス10が上記のように発振動作することにより、メインコンデンサ18がコンバ−タ回路作用によって充電され、この充電々圧が所定値に達することにより、ツエナ・ダイオ−ド26が導通する。
【0045】
これより、FET29の導通により、充電検出信号S2がLowレベルに変化し、この信号S2がコントロ−ラ25に送られる。(図2(D)、(E)参照)コントロ−ラ25はこの充電検出信号S2に応動してモ−ド切換信号S1と調光制御信号S3とをLowレベルに変化させる。(図2(B)、(C)参照)
つまり、モ−ド切換信号S1をLowレベルに変化させてSCR24を非導通に移行さてフラッシュの充電モ−ドからバックライトの点灯モ−ドに切換える。
また、コントロ−ラ25が調光制御信号S3をLowレベルに変化させて調光回路31を動作状態に移行させる。
【0046】
これによって、フラッシュの充電が停止するため、出力コイル部分10S1の出力電圧が上昇し、昇圧トランス10の出力コイル部分10S1、10S2から出力する出力電圧が急上昇し、この出力電圧によってバックライト16が点灯する。この点灯により被写体画像がモニタに映し出される。(図2(F)参照)
なお、バックライト16がフラッシュの充電停止によって点灯するが、このときはインバ−タ回路動作となる。
【0047】
また、このように点灯したバックライト16は、可変抵抗36を操作設定して調光することができる。
バックライト16の点灯モ−ドでは、可変抵抗36を可変操作して調光回路31のトランジスタ37のON、OFF時間を変え、このトランジスタ37が出力する調光パルス信号S4のデュ−ティ比を変えるとができる。
【0048】
調光パルス信号S4は発振用トランジスタ11のベ−スに加わり、このトランジスタ11のON、OFF繰返し時間を間欠制御するため、昇圧トランス10の出力電圧レベルが可変抵抗36の操作設定にしたがって変化し、バックライト16の明るさが変わる。(図2(G)参照)
【0049】
具体的には、発振トランジスタ11は、例えば、30KHzの周波数でON、OFFを繰返すので、このトランジスタ11のON、OFFが周波数500Hz〜10KHzの調光パルス信号S4にしたがって制御される。
【0050】
したがって、可変抵抗36を操作設定してバックライト16を調光することにより、モニタ観察に適当な明るさに調整することができる。
【0051】
フラッシュ撮影を行なう場合は、バックライト16の点灯によりモニタに映し出された被写体画像を確認し、その状態でシャッタレリ−ズすれば、コントロ−ラ25が出力するレリ−ズ信号S0によりSCR30が導通し、キセノン放電管19が発光する。(図2(H)参照)
【0052】
このようにフラッシュ撮影することにより、メインコンデンサ18の充電々荷が放電するから、ツエナ・ダイオ−ド26、FET29が非導通となり、充電検出信号S2がHighレベルに戻る。(図2(D)、(E)参照)
これより、コントロ−ラ25がHighレベルの充電検出信号S2に応答しHighレベルのモ−ド切換信号S1を出力し、これより、SCR24を導通してフラッシュの充電動作に移る。(図2(B)、(E)参照)
【0053】
この結果、フラッシュの充電が停止するまでの間バックライト16が消灯し、その後、上記したようにこのバックライト16が点灯し、モニタに被写体画像が映し出される。
【0054】
上記したように、Highレベルのモ−ド切換信号S1でフラッシュの充電モ−ド、Lowレベルのモ−ド切換信号S1でバックライトの点灯モ−ドとなるから、コントロ−ラ25が操作スイッチ39のスイッチ信号を入力してモ−ド切換信号S1をLowレベルに変える構成とすれば、フラッシュの充電中であっても操作スイッチ39の操作にしたがってこのモ−ド切換信号S1をHighレベルからLowレベルに変えてバックライト16を点灯させ、被写体画像をモニタに映し出すことができる。
【0055】
また、Lowレベルの充電検出信号S2は、フラッシュの発光準備が整ったことを示す充電停止信号、つまり、レディ信号となるから、この充電検出信号S2に応動させてカメラをフラッシュ撮影モ−ドに移行させる等の手段構成を備えることができる。
【0056】
図3は第2実施形態として示した給電装置の回路図である。
この第2実施形態では、Highレベルの各信号S1、S2、S3を電池電源15より供給し、さらに、充電検出信号S2がLowレベルとなることにより、モ−ド切換信号S1と調光制御信号S3とがLowレベルに変化して消失し、充電モ−ドから点灯モ−ドに切換わる構成となっている。
なお、抵抗41、42は限流抵抗である。
【0057】
また、この第2実施形態では、昇圧トランス10のフィ−ドバックコイル10Fに並列接続したダイオ−ド43とコンデンサ44の直列回路体と、この直列回路体の接続部bと発振用トランジスタ11のベ−スとを接続したツエナ・ダイオ−ド45と、コンデンサ44に並列接続した放電抵抗46とで構成した出力電圧の定電圧回路が設けてある。
【0058】
この定電圧回路は、コンデンサ44がフィ−ドバックコイル10Fに発生するフライバック電圧によって図示極性に充電されるため、このコンデンサ44の充電々圧が大きくなると、ツエナ・ダイオ−ド45が導通して発振用トランジスタ11がOFF制御される。
【0059】
つまり、昇圧トランス10の出力電圧が増大すれば、フィ−ドバックコイル10Fに発生するフライバック電圧も増大し、このフライバック電圧にしたがってコンデンサ44が充電される。
これより、ツエナ・ダイオ−ド45がコンデンサ44の充電々圧に応じて導通するため、発振用トランジスタ11のON時間が短縮するように制御され、昇圧トランス10の出力電圧の増大が抑制される。
【0060】
したがって、ツエナ・ダイオ−ド45の定電圧値によって昇圧トランス10の出力電圧値を定めることができる。
この実施形態では、バックライトの点灯モ−ドにおいて発生する昇圧トランス10の出力電圧を定電圧化することができるツエナ・ダイオ−ド45が用いられている。
【0061】
なお、上記した定電圧回路は、電池電源15の電圧変動に対してもバックライト16の給電電圧を定電圧化することができる。
また、この第2実施形態の他の構成は図1に示した第1実施形態と同じ構成であるので、同一部品について同符号が付してある。
【0062】
この実施形態では、電源スイッチ38の投入によって電源電圧が各信号S1、S2、S3となって各回路に加わる。
つまり、Highレベルのモ−ド切換信号S1がSCR24のゲ−トに加わり、調光制御信号S3がHighレベルとなって調光回路31に供給される。
【0063】
したがって、昇圧トランス10が発振動作すると、中間タップQより一方側の出力コイル部分10S1に発生したフライバック電圧によってメインコンデンサ18が充電される。
【0064】
フライバック電圧は中間タップQより一方側の出力コイル部分10S1とその他方側の出力コイル部分10S2とに発生するが、既に述べたようにフラッシュを充電しているために、出力コイル部分10S1のフライバック電圧が降下することから、バックライト16が消灯のままとなる。
なお、この充電モ−ドでは調光制御信号S3がHighレベルとなっていることから、調光回路31が非動作状態となっている。
【0065】
メインコンデンサ18の充電々圧が所定値に達すると、充電検出信号S2がLowレベルとなり、これより、モ−ド切換信号S1がLowレベルに変化し、SCR24が非導通に反転し、また、調光制御信号S3がLowレベルに変化し、調光回路31が動作状態となる。
【0066】
これより、フラッシュの充電が停止し、昇圧トランス10の出力コイル部分10S1に発生するフライバック電圧が上昇する。
したがって、出力コイル部分10S1、10S2に発生した高電圧のフライバック電圧を受けてバックライト16が点灯し、被写体画像がモニタに映し出される。
【0067】
点灯モ−ドにおいて可変抵抗36を操作設定することにより、バックライト16の明るさを調光できること、また、モニタの表示状態でフラッシュ撮影すると、その後に充電モ−ドに移り、バツクライト16が消灯すること等については第1実施形態と同様である。
また、第2実施形態に設けた定電圧回路は図1に示した第1実施形態についても同様に設けることができる。
【0068】
図4は第3実施形態として示した給電装置の回路図である。
この第3実施形態は、昇圧トランス10の入力コイル10Pに入力する電源電流を断続するFET(電界効果トランジスタ)50と、このFET50をゲ−ト制御する制御用トランジスタ51を備えたことが特徴となっており、その他の構成は図3に示す第2実施形態と同構成となっている。
【0069】
図5は第4実施形態として示した給電装置の回路図である。
この第4実施形態では、フォトダイオ−ド62とフォトSCR60からなるフォトカプラ−を使用してモ−ド切換手段を構成した点に特徴がある。
【0070】
すなわち、フラッシュの整流用ダイオ−ド17に換えてフォトSCR60を設け、また、電池電源15には抵抗61、フォトダイオ−ド62、スイッチング動作用のトランジスタ63の直列回路体を並列に接続して構成したモ−ド切換手段となっている。
その他は図3に示した第2実施形態と同じ構成であるが、ただ、この第4実施形態ではモ−ド切換手段を上記のように構成したことからSCR24は必要としない。
【0071】
この第4実施形態は、電源スイッチ38を投入すると、電源電圧がモ−ド切換信号S1としてトランジスタ63のベ−スに加わり、このトランジスタ63がONする。
これより、フォトダイオ−ド62が発光し、フォトSCR60がその発光を受けて導通し、フラッシュの充電モ−ドとなり、昇圧トランス10の発振動作によって発生した出力コイル部分10S1のフライバック電圧によってメインコンデンサ18が充電される。
【0072】
メインコンデンサ18が所定電圧まで充電されると、既に述べたように、FET29が導通してHighレベルの充電検出信号S2がLowレベルとなり、このため、モ−ド切換信号S1がLowレベルとなり、トランジスタ63がOFFする。
これより、フォトダイオ−ド62が消光し、フォトSCR60が非導通となりフラッシュの充電が停止し、バックライトの点灯モ−ドとなる。
【0073】
すなわち、昇圧トランス10の出力コイル部分10S1の出力電圧が上昇することから、出力コイル部分10S1、10S2に発生するフライバック電圧を受けてバックライト16が点灯し、被写体画像がモニタに映し出される。
その他は図3に示した第2実施形態と同様の動作となる。
【0074】
図6は第5実施形態として示した給電装置の回路図である。
この第5実施形態では、昇圧トランス70が入力コイル70P、出力コイル70S、フィ−ドバックコイル70Fを備えたフォ−ワ−ドタイプのトランスとなっている。
【0075】
このタイプの昇圧トランス70は、フラッシュの充電動作において出力コイル部分70S1の出力電圧が降下するが、その降下の程度が少ないので、フラッシュの充電モ−ドとバックライトの点灯モ−ドにしたがって巻線比を変える構成としてある。
【0076】
すなわち、昇圧トランス70の入力コイル70Pに中間タップPを設け、この中間タップPより一方側の入力にコイル部分70P1に電源電流を入力させて点灯モ−ド、入力コイル部分70P1、70P2に電源電流を入力させて充電モ−ドとなるように巻線比が変えられる。
【0077】
この図において、FET71は入力コイル部分70P1、70P2に入力する電源電流を断続させる発振用のスイッチング素子で、FET72は一方側の入力にコイル部分70P1に入力する電源電流を断続させる発振用のスイッチング素子である。
なお、これらFET71、72は共にPチャンネルのMOS型電界効果トランジスタである。
【0078】
FET71、72のゲ−トに接続したトランジスタ73、74は、これらFET71、72を導通、非導通させるための制御用のスイッチング素子で、起動抵抗75、76を通って流れる起動電流をベ−ス入力してONし、また、昇圧トランス70のフィ−ドバックコイル70Fによって帰還作用を受けるようになっている。
【0079】
また、制御用のトランジスタ73、74各々のベ−ス〜エミッタ間に接続したトランジスタ77、78は、巻線比切換信号S3、S4をベ−ス入力して交互にONする巻線比切換用のものである。
【0080】
つまり、コントロ−ラ79が出力する巻線比切換信号S3、S4によってトランジスタ78をON、トランジスタ77をOFFに保てば、制御用のトランジスタ74がOFFのままとなり、制御用トランジスタ73がON、OFFを繰返す。
【0081】
したがって、FET71が導通、非導通を繰返し、FET72が非導通を保持する。
これより、昇圧トランス70が入力コイル70P全体に流れる電源電流によって発振し、巻線比が減少する。
【0082】
上記とは反対に、トランジスタ77をONし、トランジスタ78をOFFに保てば、上記同様にしてFET71が非導通を保持し、FET72が導通、非導通を繰返す。
これより、昇圧トランス70が入力コイル部分70P1に流れる電源電流によって発振し、巻線比が増大する。
【0083】
この第5実施形態は上記のようにフォ−ワ−ドタイプの昇圧トランス70の巻線比をモ−ド切換にしたがって変える構成となってるが、その他の構成は図5に示した第4実施形態と同じ構成となっている。
【0084】
上記した給電装置は、電源スイッチ38を投入すると、図7に示すタイムチャ−ト(A)、(B)、(C)、(E)のように、コントロ−ラ79がHighレベルの切換信号S1、S4と充電検出信号S2とを出力する。
なお、この時点では図7(F)に示すように、切換信号S3はLowレベルとなっている。
【0085】
これより、トランジスタ63がONしてフォト・ダイオ−ド62が発光し、フォトSCR60が導通するからフラッシュの充電モ−ドとなる。
また、トランジスタ78がON状態となることから、FET72が非導通を保ち、FET71がON、OFFを繰返すようになる。
【0086】
したがって、昇圧トランス70の入力コイル70P全体に電源電流が流れる巻線比の減少動作で発振しメインコンデンサ18を充電する。
なお、このように巻線比を減少させた昇圧トランス70の出力電圧ではバックライト16が点灯しない。
【0087】
メインコンデンサ18が所定電圧まで充電されたとき、図7(E)に示すようにHighレベルの充電検出信号S2がLowレベルに変化し、コントロ−ラ79がこの充電検出信号S2に応動して、切換信号S1、S4をHighレベルからLowレベルに変え、また、Highレベルの切換信号S3を出力する。(図7(B)、(C)、(F)参照)
【0088】
これより、トランジスタ63がOFF、フォトダイオ−ド62が消光、フォトSCR60が非導通となってバックライトの点灯モ−ドとなる。
また、トランジスタ77がON状態となることから、FET71が非導通を保ち、FET72が導通、非導通を繰返す。
【0089】
この結果、昇圧トランス70には中間タップPより電源電流が入力し、入力コイル部分70P1に電源電流が流れる巻線比の増大状態となる。
昇圧トランス70がこのように巻線比を増大させた状態で発振動作し、その出力電圧によってバックライト16が点灯する。(図7(G)参照)
この第5実施形態の他の動作は上記した各実施形態と同様となるが、バックライト16を調光する場合は、点灯モ−ドに切換わった後に、切換信号S3に変えて調光パルス信号を供給する。
なお、第5実施形態はフォトカプラに変えて図1、図3に示すSCR24のモ−ド切換手段を設けてもよい。
【0090】
【発明の効果】
上記した通り、本発明に係る給電装置は、モニタのバックライトを点灯させるインバ−タ電源回路と、フラッシュを充電するコンバ−タ電源回路とを一つの電圧昇圧手段で構成したので、モニタとフラッシュの電源部の構成が簡単となり、カメラの小形化と生産のロ−コスト化に極めて有利となると共に、フラッシュの充電モ−ドでは非動作状態となり、バックライトの点灯モ−ドで動作状態に移るバックライトの調光手段を備えたので、モニタの明るさを任意に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態を示す給電装置の回路図である。
【図2】第1実施形態の動作を説明するためのタイムチャ−トである。
【図3】第2実施形態を示す給電装置の回路図である。
【図4】第3実施形態を示す給電装置の回路図である。
【図5】第4実施形態を示す給電装置の回路図である。
【図6】第5実施形態を示す給電装置の回路図である。
【図7】第5実施形態の動作を説明するためのタイムチャ−トである。
【符号の説明】
10 フライバックタイプの昇圧トランス
11 発振用トランジスタ
16 モニタのバックライト
18 メインコンデンサ
19 キセノン放電管
24 モ−ド切換手段を構成するSCR
25 コントロ−ラ
29 充電検出信号S2を発生するFET
31 調光回路
36 操作部としての可変抵抗
43 定電圧回路を構成するダイオ−ド
44 定電圧回路を構成するコンデンサ
45 定電圧回路を構成するツエナ・ダイオ−ド
60 フォトカプラを構成するフォトSCR
62 フォトカプラを構成するフォトダイオ−ド
70 フォ−ワ−ドタイプの昇圧トランス
71、72 発振用のFET
79 コントロ−ラ

Claims (1)

  1. 撮影する被写体画像をバックライトの照明を利用して映し出すモニタ手段と、被写体照明を行なうフラッシュ手段とを備え、撮影した被写体画像を記憶媒体に記憶させるカメラにおいて、直流低電圧を発振動作によって昇圧して交番電圧を出力する電圧昇圧手段と、この電圧昇圧手段の出力電圧を上記バックライトの点灯電圧として、また、その出力電圧を整流して上記フラッシュ手段の充電電圧として給電する回路手段と、フラッシュ手段の充電電圧が所定電圧まで充電されることによる充電停止回路の充電停止動作に応動して上記フラッシュ手段の充電電流を遮断し、フラッシュ手段の充電モ−ドからバックライトの点灯モ−ドに切換えるモ−ド切換手段と、このモ−ド切換手段がバックライトの点灯モ−ドに切換える切換動作に応動して動作状態とする調光手段とを備え、バックライトの点灯モ−ドでの操作部の設定にしたがって上記した電圧昇圧手段の出力電圧レベルを変えてバックライトの明るさを調光する構成としたことを特徴とするカメラのモニタとフラッシュの給電装置。
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