JP2000308342A - 電源装置および該電源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置 - Google Patents

電源装置および該電源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置

Info

Publication number
JP2000308342A
JP2000308342A JP11075499A JP11075499A JP2000308342A JP 2000308342 A JP2000308342 A JP 2000308342A JP 11075499 A JP11075499 A JP 11075499A JP 11075499 A JP11075499 A JP 11075499A JP 2000308342 A JP2000308342 A JP 2000308342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
transformer
power supply
voltage
charging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11075499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4429414B2 (ja
Inventor
Takashi Ogura
尚 小倉
Katsumi Ogisako
勝美 荻迫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
West Electric Co Ltd
Original Assignee
West Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by West Electric Co Ltd filed Critical West Electric Co Ltd
Priority to JP11075499A priority Critical patent/JP4429414B2/ja
Publication of JP2000308342A publication Critical patent/JP2000308342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4429414B2 publication Critical patent/JP4429414B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、直流低圧電源の端子電圧を昇圧す
る昇圧トランスを含む昇圧回路により電源用のコンデン
サを充電する電源装置において、直流低圧電源から昇圧
トランスの一次側に供給される電流の特性を過大電流の
発生しない定電流特性とする電源装置および該電源装置
を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した
撮像装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による電源装置等は、昇圧トラン
スの二次側出力端子に接続され、電源用のコンデンサの
充電状態を昇圧トランスの二次側にて制御する電流制限
手段を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾電池等の直流低
圧電源の出力する直流低電圧を昇圧する昇圧回路と、こ
の昇圧回路の出力により充電される電源用のコンデンサ
を含む電源装置およびこの電源装置を内蔵したストロボ
装置およびこのストロボ装置を内蔵した撮像装置に関
し、特に電源装置における電源用のコンデンサの充電動
作に特徴を有する電源装置および該電源装置を有したス
トロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、写真用カメラや電子スチルカ
メラ等の撮像装置により記録したい対象の画像を光学画
像情報あるいは電気的画像情報として記録する際の人工
光源のひとつとしてストロボ装置は独立した形態あるい
は撮像装置内に内蔵された形態で有用されている。
【0003】また、ストロボ装置の電源装置としては、
発振構成を介して乾電池等の直流低圧電源の端子電圧を
昇圧するいわゆる自励方式の昇圧回路と、この昇圧回路
の出力により充電され、閃光放電管を介して放電される
電荷を蓄積する電源用コンデンサを含む電源装置や同直
流低圧電源の端子電圧を外部から供給されるパルス信号
に基づきオンオフ動作するスイッチ手段を介して昇圧ト
ランスに供給して昇圧するいわゆる他励方式の昇圧回路
を含む電源装置が周知である。
【0004】例えば図4は、発振構成を介して直流低圧
電源の端子電圧を昇圧する自励方式の昇圧回路Sを含む
電源装置Dを採用した従来周知のストロボ装置の一例を
示す要部電気回路図である。
【0005】昇圧回路Sは、乾電池等の直流低圧電源
1、トランジスタであるスイッチング素子2、飽和型の
発振トランス3、起動抵抗4、位相補正用のコンデンサ
5および整流ダイオード6を含んで構成されている。
【0006】電源装置Dは、上記昇圧回路Sとこの昇圧
回路Sの出力により充電される電源用のコンデンサであ
る主コンデンサ7を含んで構成されている。なお、主コ
ンデンサ7の両端には、図示していないトリガ回路の動
作に応答して主コンデンサ7に充電された電荷を消費し
て発光する閃光放電管8が接続されている。
【0007】図4において直流低圧電源1が供給される
と、直流低圧電源1、スイッチング素子2のエミッタ〜
ベース間、起動抵抗4とコンデンサ5の並列体を介して
電流が流れ、スイッチング素子2がオンする。スイッチ
ング素子2がオンすると、そのエミッタ〜コレクタ間、
発振トランス3の一次巻線3Aを介して電流が流れるこ
とから発振トランス3等が発振動作を開始し、これによ
り発振トランス3の二次巻線3Bより直流低圧電源1の
端子電圧を発振トランス3の一次巻線3Aと二次巻線3B
との巻数比に応じて昇圧した高圧交流電圧が出力され
る。
【0008】二次巻線3Bより出力される高圧交流電圧
は整流ダイオード6により整流されて主コンデンサ7に
供給され、これにより主コンデンサ7は充電されて行
く。
【0009】一方、図5は、他励方式の昇圧回路S1を
含む従来周知の電源装置D1を備えたストロボ装置例の
要部電気回路図を示し、図中、図4と同符号の構成要件
は同一構成要件を示している。
【0010】昇圧回路S1は、乾電池等の直流低圧電源
1、パワーMOSトランジスタである一次側のスイッチ
ング素子9、非飽和型の昇圧トランス10および整流ダ
イオード6を含んで構成されている。
【0011】スイッチング素子9の制御極は、昇圧回路
S1の外部に設けられ、適宜周期の矩形波パルス信号を
出力するパルス発生回路である例えばマイクロコンピュ
ータ等の制御回路11のパルス信号出力端子と接続され
ている。
【0012】なお、電源装置D1は、先の従来例と同
様、上記昇圧回路S1とこの昇圧回路S1の出力により
充電される主コンデンサ7を含んで構成され、また、主
コンデンサ7の両端には、図示していないトリガ回路の
動作に応答して主コンデンサ7に充電された電荷を消費
して発光する閃光放電管8が接続されている。
【0013】図5において、制御回路11から出力され
る適宜周期の矩形波パルス信号がスイッチング素子9の
制御極に供給されると、スイッチング素子9はオンオフ
動作を開始し、これにより直流低圧電源1から昇圧トラ
ンス10の一次巻線10Aに電力供給が断続してなされ
ることになり、昇圧トランス10の巻数比に応じた高圧
交流電圧が二次巻線10Bより出力されることになる。
【0014】二次巻線10Bより出力される高圧交流電
圧は先の電源装置と同様に、整流ダイオード6により整
流されて主コンデンサ7に供給され、これにより主コン
デンサ7は充電されて行く。
【0015】なお、他励方式の昇圧回路を含む電源装置
としては、直流低圧電源から昇圧トランスの一次側に対
する電力供給状態を、例えば電力供給経過時間や主コン
デンサの充電電圧値もしくは直流低圧電源の端子電圧値
等に基づいて制御することを特徴とする電源装置も種々
提案されている。(特開平7‐192884号公報、特
開平7‐85988号公報等)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した自励方式
の昇圧回路Sを含む電源装置Dは、主コンデンサ7の充
電ループ内にスイッチング素子2が存在することにな
り、すなわち主コンデンサ7の充電電流が昇圧回路に帰
還されることになり、直流低圧電源1からの供給電流は
主コンデンサ7の充電が進むにつれて激減する特性を有
し、このため変換効率が良好であり、ストロボ装置の電
源装置として極めて一般的に使用されている。
【0017】しかしながら、上述した直流低圧電源1か
らの供給電流の特性について詳細にみてみると、図6
(a)に示したように、充電初期には数アンペアから十
アンペアもの過大電流が例えば乾電池である直流低圧電
源1から出力され、数秒後には数十分の一に急激に減少
する特性となる。
【0018】この充電初期に発生する過大電流は、直流
低圧電源1の端子電圧を一時的に落ち込ませ、また一種
のノイズ源として作用し、例えば直流低圧電源1を他の
電気回路の電源として使用しているような場合、当該他
の電気回路の誤動作を生じる原因となる。同様の現象は
主コンデンサ7の充電電荷が消費された後、すなわち発
光後にも生じることになる。
【0019】したがって、例えば撮像装置として被写体
の画像情報を電気的に取込み記録する電子スチルカメラ
を考えた場合、上記端子電圧の落ち込み等により撮影後
の画像情報の取込み動作の失敗という致命的な不都合が
発生する恐れを有している。
【0020】なお、直流低圧電源1の端子電圧の変動を
防止する方法としては、直流低圧電源1からの出力電流
を数百ミリアンペアに定電流化する方法、すなわち図7
に示したような定電流回路Cを直流低圧電源1とスイッ
チング素子2の間に接続する方法が知られている。しか
しこの方法は、電圧降下方式による定電流化であり、発
熱を伴い、また主コンデンサ7の充電時間が長くなる不
都合点を有していた。
【0021】一方、他励方式の昇圧回路S1を含む電源
装置D1は、主コンデンサ7の充電電流が帰還されず、
またスイッチング素子9の動作が制御回路11の出力す
る矩形波パルス信号の周期にて制御されることから、直
流低圧電源1から昇圧トランス10の一次側に供給され
る供給電流の特性は、先の電源装置Dのような時間と共
に急激に減少する特性とはならず基本的には定電流特性
となる。
【0022】すなわち、上記電源装置D1における直流
低圧電源1からの供給電流の特性は、図6(b)に示し
たように、充電を開始した時点T0から短時間ではある
が適宜時間が経過した時点T1までの期間Tにおいて過
大電流が供給された後、所定の定電流に制御される特性
となり、大きく見れば定電流特性とみなすこともでき
る。
【0023】しかしながら、期間Tにおいては依然とし
て過大電流が発生しており、電源装置D1も先の電源装
置Dと同様、上記期間Tにおける過大電流発生時に直流
低圧電源1の端子電圧の落ち込み、またノイズが発生す
ることが考えられ、例えば直流低圧電源1を他の電気回
路の電源としても共用するような場合、他の電気回路の
操作途中において昇圧回路S1を作動させると、上記端
子電圧の落ち込み等の発生により他の電気回路が誤動作
を生じてしまう恐れを有している。
【0024】本発明は上述したような諸点を考慮してな
したもので、直流低圧電源から昇圧トランスの一次側に
供給される電流に電源用のコンデンサの充電初期から定
電流特性を持たせることにより過大電流の発生を防止す
ることができ、よって、直流低圧電源の端子電圧の落ち
込みおよびノイズ発生を防止できる電源装置および該電
源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内
蔵した撮像装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明による電源装置
は、直流低圧電源の出力電圧を昇圧トランスの一次側に
パルス発生回路の出力するパルス出力によりオンオフ動
作が制御されるスイッチ素子を介して印加することによ
り昇圧し、この昇圧出力によりコンデンサを充電する電
源装置において、昇圧トランスの二次側出力端子に接続
され、コンデンサの充電状態を昇圧トランスの二次側に
て制御する電流制限手段を備えて構成したものである。
【0026】これにより、直流低圧電源から昇圧トラン
スの一次側へ供給される電流の特性を、コンデンサの充
電初期における直流低圧電源からの過大電流が発生する
ことのない定電流特性に制御できることになる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、直流低圧電源の出力電圧を昇圧トランスの一次側に
パルス発生回路の出力するパルス出力によりオンオフ動
作が制御されるスイッチ素子を介して印加することによ
り昇圧し、この昇圧出力によりコンデンサを充電する電
源装置において、昇圧トランスの二次側出力端子に電流
制限手段を接続してコンデンサの充電状態を昇圧トラン
スの二次側にて制御するように構成したものであり、直
流低圧電源から昇圧トランスの一次側に供給される電流
に定電流特性を持たせることができ、よってコンデンサ
の充電初期における直流低圧電源からの過大電流の発生
を防止できる作用を有する。
【0028】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の電源装置における電流制限手段を、コンデン
サの充電電流値に応答して昇圧トランスの二次側出力端
子を介したコンデンサの充電ループ内のインピーダンス
を制御するように構成したものであり、請求項1に記載
の発明と同様の作用を有する。
【0029】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1に記載の電源装置における電流制限手段を、コンデン
サの充電電圧値に応答して昇圧トランスの二次側出力端
子を介したコンデンサの充電ループ内のインピーダンス
を制御するように構成したものであり、請求項1に記載
の発明と同様の作用を有する。
【0030】本発明の請求項4に記載の発明は、少なく
とも、低圧直流電源の出力電圧を昇圧トランスの一次側
にパルス発生回路の出力するパルス出力によりオンオフ
動作が制御されるスイッチ素子を介して印加することに
より昇圧する昇圧回路、この昇圧回路の出力により充電
される電源用のコンデンサ、昇圧トランスの二次側出力
端子に接続される電流制限手段を含み、コンデンサの充
電状態を昇圧トランスの二次側にて制御することにより
低圧直流電源から昇圧トランスの一次側に供給される電
流に定電流特性を持たせることを特徴とする電源装置
と、コンデンサの両端に接続され、コンデンサの充電電
荷を消費して発光する放電管とを備えてストロボ装置を
構成したものであり、直流低圧電源から昇圧トランスの
一次側に供給される電流に定電流特性を持たせることが
でき、よってコンデンサの充電初期における直流低圧電
源からの過大電流の発生を防止できる作用を有する。
【0031】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載のストロボ装置における電流制限手段を、コン
デンサの充電電流値に応答して昇圧トランスの二次側出
力端子を介したコンデンサの充電ループ内のインピーダ
ンスを制御するように構成したものであり、請求項4の
発明と同様の作用を有する。
【0032】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
4に記載のストロボ装置における電流制限手段を、コン
デンサの充電電圧値に応答して昇圧トランスの二次側出
力端子を介したコンデンサの充電ループ内のインピーダ
ンスを制御するように構成したものであり、請求項4に
記載の発明と同様の作用を有する。
【0033】本発明の請求項7に記載の発明は、少なく
とも、低圧直流電源の出力電圧を昇圧トランスの一次側
にパルス発生回路の出力するパルス出力によりオンオフ
動作が制御されるスイッチ素子を介して印加することに
より昇圧する昇圧回路、この昇圧回路の出力により充電
される電源用のコンデンサ、昇圧トランスの二次側出力
端子に接続される電流制限手段を含み、コンデンサの充
電状態を昇圧トランスの二次側にて制御することにより
低圧直流電源から昇圧トランスの一次側に供給される電
流に定電流特性を持たせることを特徴とする電源装置
と、コンデンサの両端に接続され、コンデンサの充電電
荷を消費して発光する放電管とを備えたストロボ装置を
内蔵して撮像装置を構成したものであり、直流低圧電源
から昇圧トランスの一次側に供給される電流に定電流特
性を持たせることができ、よってコンデンサの充電初期
における直流低圧電源からの過大電流の発生を防止でき
る作用を有する。
【0034】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の撮像装置における電流制限手段を、コンデン
サの充電電流値に応答して昇圧トランスの二次側出力端
子を介したコンデンサの充電ループ内のインピーダンス
を制御するように構成したものであり、請求項7に記載
の発明と同様の作用を有する。
【0035】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
7に記載の撮像装置における電流制限手段を、コンデン
サの充電電圧値に応答して昇圧トランスの二次側出力端
子を介したコンデンサの充電ループ内のインピーダンス
を制御するように構成したものであり、請求項7に記載
の発明と同様の作用を有する。 (実施例1)図1は、本発明による電源装置を有したス
トロボ装置の一実施の形態を示す要部電気回路図であ
り、図中、図4、図5と同符号の構成要素は同一構成要
素を示している。
【0036】図面からも明らかなように、本実施の形態
におけるストロボ装置は、他励方式の昇圧回路SXと電
源用の主コンデンサ7とからなる電源装置DX及び主コ
ンデンサ7の両端に接続され、図示していないトリガ回
路の動作によりコンデンサ7の充電電荷を消費して発光
する放電管8を含んで構成されている。
【0037】昇圧回路SXは、図5に示した他励方式の
昇圧回路S1と同様、スイッチング素子9、一次巻線1
0Aと二次巻線10Bを有する非飽和型のトランス1
0、整流ダイオード6を含み、さらに昇圧トランス10
の二次側である二次巻線10Bと主コンデンサ7間に接
続され、主コンデンサ7の充電状態を制御する電流制限
手段12を含んで構成されている。
【0038】電流制限手段12は、昇圧トランス10の
二次巻線10Bと主コンデンサ7との間に直列接続され
た抵抗13,14と、ベースが抵抗15を介して抵抗1
3と14との接続点に接続され、エミッタ〜コレクタ間
が抵抗13と14との接続体の両端に接続されたトラン
ジスタ16と、このトランジスタ16のベース〜エミッ
タ間に接続され、先の抵抗15と遅延回路を形成するコ
ンデンサ17とから構成されている。
【0039】図1において、制御回路11が動作を開始
して所定周期の矩形波パルス信号がスイッチング素子9
の制御極に供給されると、スイッチング素子9は上記矩
形波パルス信号の周期に基づいてオンオフ動作を開始す
る。
【0040】スイッチング素子9がオンオフ動作を開始
すると、昇圧トランス10は、スイッチング素子9のオ
ン期間に直流低圧電源1が供給されることから励起さ
れ、オフ期間にオン期間での励起により蓄積したエネル
ギーを二次巻線10Bより、すなわち二次側に昇圧出力
する。
【0041】昇圧トランス10の二次巻線10Bよりの
昇圧出力は整流ダイオード6を介して主コンデンサ7に
供給され、この主コンデンサ7を充電することになる
が、本実施の形態においては、図1に図示したように抵
抗13、トランジスタ16等からなり、昇圧トランス1
0の二次側と主コンデンサ7との間に接続される電流制
限手段12を有しており、したがって、上記昇圧出力に
よる主コンデンサ7の充電動作は以下のように行われる
ことになる。
【0042】まず、充電初期においては、電流制限手段
12を構成する抵抗13,14が主コンデンサ7と直列
接続されているため、主コンデンサ7の充電電流はこの
抵抗13,14を介して流れることになり、抵抗を有し
ていない図5に示した例とは異なり上記充電電流は大き
く抑制されることになる。
【0043】主コンデンサ7の充電電流が大きく抑制さ
れるということは昇圧トランス10の一次側の負担が軽
くなることに他ならず、したがって直流低圧電源1から
昇圧トランス10の一次側に供給される電流の値が大き
くなることはない。
【0044】換言すれば、本実施の形態の場合、主コン
デンサ7の充電初期においてその充電電流が大きく抑制
されるように充電状態が制御されることから、昇圧トラ
ンス10の一次側に直流低圧電源1から過大電流が供給
されることはない。
【0045】この時、主コンデンサ7の充電電流により
抵抗14に生じる降下電圧が遅延回路を形成している抵
抗15とコンデンサ17とに供給されることから、主コ
ンデンサ7の充電開始から上記降下電圧によるコンデン
サ17の充電も進んで行く。
【0046】主コンデンサ7の充電電流に基づくコンデ
ンサ17の充電が進み、その充電電圧値がトランジスタ
16をオンできる値に達するとこのトランジスタ16は
オンし、一方トランジスタ16がオンすると、それ以
降、主コンデンサ7の充電電流が上記オンしたトランジ
スタ16を介して流れることになる。
【0047】すなわち、トランジスタ16のオンにより
主コンデンサ7の充電ループが、それまでの抵抗13,
14を介していた高インピーダンスを有する充電ループ
から両抵抗13,14を介さないトランジスタ16を介
した低インピーダンスを有した充電ループに切換えられ
ることになる。
【0048】換言すれば、本実施の形態における電流制
限手段12は、主コンデンサ7の充電電流に応答して昇
圧トランス10の二次側出力端子を介した主コンデンサ
7の充電ループのインピーダンスを制御することにより
主コンデンサ7の充電状態を制御することになる。
【0049】ここで、上述したトランジスタ16のオン
時点を、例えば図6(b)において時点T1で説明した
時点となるように電流制限手段12を構成する抵抗15
等の抵抗値やコンデンサ17の容量値を制御することに
より、主コンデンサ7の充電動作を、従来装置の場合は
過大電流が発生していた上記時点T1までの期間Tにお
いては従来装置とは異なる高インピーダンスの充電ルー
プにて、また時点T1以降は従来装置と同様の低インピ
ーダンスの充電ループにて行えることになる。
【0050】この結果、本実施の形態における直流低圧
電源1から昇圧トランス10の一次側に供給される電流
の特性は、図6(b)に示した従来装置の特性における
時点T0〜T1で示した期間Tの過大電流が発生しない図
2に示したような充電開始時点から定電流特性を持った
特性に制御されることになる。
【0051】なお、本実施の形態におけるストロボ装置
を撮像装置に内蔵させることにより、主コンデンサ7の
充電動作時に直流低圧電源から過大電流の供給が発生し
ないストロボ装置内蔵撮像装置を得られることは詳述す
るまでもない。 (実施例2)図3は、本発明による電源装置を有するス
トロボ装置の他の実施の形態を示す要部電気回路図であ
り、図中、図1と同符号の構成要素は同一構成要素を示
している。
【0052】本実施の形態におけるストロボ装置も、先
に述べた実施の形態と同様、他励方式の昇圧回路SYと
電源用の主コンデンサ7とからなる電源装置DY及び主
コンデンサ7の両端に接続され、図示していないトリガ
回路の動作によりコンデンサ7の充電電荷を消費して発
光する放電管8を含んで構成されている。
【0053】ただし、本実施の形態は、昇圧回路SYに
おける昇圧トランスの二次側出力端子に接続される電流
制限手段として、抵抗13,14、トランジスタ16等
から構成され、主コンデンサ7の充電電流値に応答して
昇圧トランス10の二次側出力端子を介した主コンデン
サ7の充電ループのインピーダンスを制御していた先に
説明した実施の形態における電流制限手段12とは異な
り、抵抗19と双方向性スイッチング素子20の並列接
続体および電圧検出素子22、抵抗23,24からなる
電圧検出回路21から構成され、主コンデンサ7の充電
電圧値に応答して昇圧トランス10の二次側出力端子を
介した主コンデンサ7の充電ループのインピーダンスを
制御する電流制限手段18を用いた例である。
【0054】図3からも明らかなように、昇圧トランス
10の二次側出力端子である二次巻線10Bと主コンデ
ンサ7との間には抵抗19と双方向性スイッチング素子
20との並列接続体が接続され、さらに双方向性スイッ
チング素子20の制御極は、電圧検出回路21を構成す
る抵抗23と抵抗24との接続点と接続されている。
【0055】したがって、主コンデンサ7の充電電流
は、充電初期においては昇圧トランス10の二次巻線1
0Bと主コンデンサ7との間に直列接続されている抵抗
19を介して流れることになり、図1と共に先に説明し
た実施の形態と同様、抵抗を有していない図5に示した
従来装置に比して大きく抑制されることになる。
【0056】このため、本実施の形態においても先の実
施の形態と同様、直流低圧電源1から昇圧トランス10
の一次側に過大電流が供給されることはない。
【0057】一方、主コンデンサ7の充電が進み、主コ
ンデンサ7の充電電圧値が適宜の電圧値に到達すると、
電圧検出回路21が動作を開始して双方向性スイッチン
グ素子20をオンさせることになる。
【0058】すなわち、電圧検出回路21は、主コンデ
ンサ7の充電電圧値が適宜の電圧値に到達すると電圧検
出素子22をオンさせて抵抗23と24を介して電流を
流し、抵抗24の降下電圧を双方向性スイッチング素子
21の制御極に印加することによりこの双方向性スイッ
チング素子21をオンさせる。
【0059】双方向性スイッチング素子21がオンする
と、以降主コンデンサ7の充電電流はこの双方向性スイ
ッチング素子21を介して流れることになり、すなわ
ち、双方向性スイッチング素子21のオンにより主コン
デンサ7の充電ループが、それまでの抵抗19を介して
いた高インピーダンスを有する充電ループから抵抗19
を介さない双方向性スイッチング素子21を介した低イ
ンピーダンスを有した充電ループに切換えられることに
なる。
【0060】換言すれば、本実施の形態における電流制
限手段18は、主コンデンサ7の充電電圧に応答して昇
圧トランス10の二次側出力端子を介した主コンデンサ
7の充電ループのインピーダンスを制御することにより
主コンデンサ7の充電状態を制御することになる。
【0061】ここで、上述した双方向性スイッチング素
子20のオン時点を、例えば図6(b)において時点T
1で説明した時点となるように電圧検出回路21を構成
する電圧検出素子22の特性や抵抗23等の抵抗値を制
御することにより、主コンデンサ7の充電動作を、図1
で説明した実施の形態と同様、従来装置の場合は過大電
流が発生していた上記時点T1までの期間Tにおいては
従来装置とは異なる高インピーダンスの充電ループに
て、また時点T1以降は従来装置と同様の低インピーダ
ンスの充電ループにて行えることになる。
【0062】この結果、本実施の形態における直流低圧
電源1から昇圧トランス10の一次側に供給される電流
の特性は、先に説明した実施の形態と同様、図6(b)
に示した従来装置の特性における時点T0〜T1で示した
期間Tにおいても過大電流が発生しない特性、換言すれ
ば図2に示したような充電開始時点から定電流特性を有
する特性に制御されることになる。
【0063】なお、本実施の形態におけるストロボ装置
を撮像装置に内蔵させることにより、主コンデンサ7の
充電動作時に過大電流を生じることのないストロボ装置
内蔵撮像装置を得られることは詳述するまでもない。
【0064】
【発明の効果】本発明による電源装置は、電源用のコン
デンサの充電状態を昇圧トランスの二次側にて制御する
電流制限手段を備えていることから、直流低圧電源から
昇圧トランスの一次側に供給される電流に定電流特性を
持たせることができる効果、すなわち、電源用のコンデ
ンサの充電初期において過大電流の発生を防止すること
ができる効果を有し、この結果、直流低圧電源の端子電
圧が不用意に降下したりノイズが発生することを防止で
きる効果を有する。
【0065】また、本発明による電源装置を有したスト
ロボ装置は、電源用のコンデンサの充電状態を昇圧トラ
ンスの二次側にて制御する電流制限手段を備えた電源装
置を有していることから、直流低圧電源から昇圧トラン
スの一次側に供給される電流に定電流特性を持たせるこ
とができる効果、すなわち、電源用のコンデンサの充電
初期における過大電流の発生を防止することができる効
果を有し、よって、直流低圧電源の端子電圧が不用意に
降下したりノイズが発生することがなく、直流低圧電源
を他の電気回路の電源として共用する時、当該他の電気
回路が誤動作することを防止できる効果を有する。
【0066】さらに、本発明による電源装置を有したス
トロボ装置を内蔵した撮像装置は、電源用のコンデンサ
の充電状態を昇圧トランスの二次側にて制御する電流制
限手段を備えた電源装置を有したストロボ装置を内蔵し
ていることから、直流低圧電源から昇圧トランスの一次
側に供給される電流に定電流特性を持たせることがで
き、すなわち、電源用のコンデンサの充電初期における
過大電流の発生を防止することができ、よって、直流低
圧電源の端子電圧が不用意に降下したりノイズが発生す
ることがなく、直流低圧電源を他の電気回路の電源とし
て共用する時、当該他の電気回路が誤動作することを防
止できる効果を有する。特に、撮像装置として被写体の
画像情報を電気的に取込み記録する電子スチルカメラの
場合、撮影後の画像情報の取込み動作の失敗という致命
的な不都合の発生を防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源装置を有するストロボ装置の
一実施の形態を示す要部電気回路図
【図2】図1に示した実施の形態における直流低圧電源
からの供給電流特性図
【図3】本発明による電源装置を有するストロボ装置の
他の実施の形態を示す要部電気回路図
【図4】従来ストロボ装置の一例を示す要部電気回路図
【図5】従来ストロボ装置の他の例を示す要部電気回路
【図6】(a)図4に示した従来ストロボにおける直流
低圧電源からの供給電流特性図(b)図5に示した従来
ストロボにおける直流低圧電源からの供給電流特性図
【図7】従来ストロボ装置の他の例を説明するための部
分電気回路図
【符号の説明】
1 直流低圧電源 6 整流ダイオード 7 主コンデンサ 8 放電管 9 スイッチング素子 10 昇圧トランス 11 制御回路 12 電流制限手段 13 抵抗 14 抵抗 15 抵抗 16 トランジスタ 17 コンデンサ 18 電流制限手段 19 抵抗 20 双方向性スイッチング素子 21 電圧検出回路 22 電圧検出素子 23 抵抗 24 抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H053 BA06 BA09 DA03 3K098 AA11 AA17 BB05 5H730 AA02 AS18 BB21 BB57 DD04 EE02 EE07 EE21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流低圧電源の出力電圧を昇圧トランスの
    一次側にパルス発生回路の出力するパルス出力によりオ
    ンオフ動作が制御されるスイッチ素子を介して印加する
    ことにより昇圧し、この昇圧出力によりコンデンサを充
    電する電源装置において、昇圧トランスの二次側出力端
    子に電流制限手段を接続してコンデンサの充電状態を昇
    圧トランスの二次側にて制御することにより、直流低圧
    電源から昇圧トランスの一次側に供給される電流に定電
    流特性を持たせたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】電流制限手段は、コンデンサの充電電流値
    に応答して昇圧トランスの二次側出力端子を介したコン
    デンサの充電ループ内のインピーダンスを制御する請求
    項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】電流制限手段は、コンデンサの充電電圧値
    に応答して昇圧トランスの二次側出力端子を介したコン
    デンサの充電ループ内のインピーダンスを制御する請求
    項1記載の電源装置。
  4. 【請求項4】少なくとも、直流低圧電源の出力電圧を昇
    圧トランスの一次側にパルス発生回路の出力するパルス
    出力によりオンオフ動作が制御されるスイッチ素子を介
    して印加することにより昇圧する昇圧回路、この昇圧回
    路の出力により充電される電源用のコンデンサ、昇圧ト
    ランスの二次側出力端子に接続される電流制限手段を含
    み、コンデンサの充電状態を昇圧トランスの二次側にて
    制御することにより直流低圧電源から昇圧トランスの一
    次側に供給される電流に定電流特性を持たせることを特
    徴とする電源装置と、コンデンサの両端に接続され、コ
    ンデンサの充電電荷を消費して発光する放電管とを備え
    たストロボ装置。
  5. 【請求項5】電流制限手段は、コンデンサの充電電流値
    に応答して昇圧トランスの二次側出力端子を介したコン
    デンサの充電ループ内のインピーダンスを制御する請求
    項4に記載のストロボ装置。
  6. 【請求項6】電流制限手段は、コンデンサの充電電圧値
    に応答して昇圧トランスの二次側出力端子を介したコン
    デンサの充電ループ内のインピーダンスを制御する請求
    項4に記載のストロボ装置。
  7. 【請求項7】少なくとも、直流低圧電源の出力電圧を昇
    圧トランスの一次側にパルス発生回路の出力するパルス
    出力によりオンオフ動作が制御されるスイッチ素子を介
    して印加することにより昇圧する昇圧回路、この昇圧回
    路の出力により充電される電源用のコンデンサ、昇圧ト
    ランスの二次側出力端子に接続され、コンデンサの充電
    状態を昇圧トランスの二次側にて制御する電流制限手段
    を含み、直流低圧電源から昇圧トランスの一次側に供給
    される電流に定電流特性を持たせることを特徴とする電
    源装置と、コンデンサの両端に接続され、コンデンサの
    充電電荷を消費して発光する放電管とを備えたストロボ
    装置を内蔵した撮像装置。
  8. 【請求項8】電流制限手段は、コンデンサの充電電流値
    に応答して昇圧トランスの二次側出力端子を介したコン
    デンサの充電ループ内のインピーダンスを制御する請求
    項7に記載のストロボ装置を内蔵した撮像装置。
  9. 【請求項9】電流制限手段は、コンデンサの充電電圧値
    に応答して昇圧トランスの二次側出力端子を介したコン
    デンサの充電ループ内のインピーダンスを制御する請求
    項7に記載のストロボ装置を内蔵した撮像装置。
JP11075499A 1999-04-19 1999-04-19 電源装置および該電源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置 Expired - Fee Related JP4429414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11075499A JP4429414B2 (ja) 1999-04-19 1999-04-19 電源装置および該電源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11075499A JP4429414B2 (ja) 1999-04-19 1999-04-19 電源装置および該電源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000308342A true JP2000308342A (ja) 2000-11-02
JP4429414B2 JP4429414B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=14543726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11075499A Expired - Fee Related JP4429414B2 (ja) 1999-04-19 1999-04-19 電源装置および該電源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4429414B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6839590B2 (en) 2001-10-22 2005-01-04 Medtronic Physio-Control Corp. Average current mode controlled energy storage in a defibrillator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6839590B2 (en) 2001-10-22 2005-01-04 Medtronic Physio-Control Corp. Average current mode controlled energy storage in a defibrillator

Also Published As

Publication number Publication date
JP4429414B2 (ja) 2010-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3297446B2 (ja) ストロボ装置
US20030025510A1 (en) Strobe charge apparatus
JP2784643B2 (ja) 定電圧自動充電ストロボ回路
US20020057909A1 (en) Capacitor charging apparatus and electronic flash and apparatus containing same
KR100353756B1 (ko) 플래시장치
JP4429414B2 (ja) 電源装置および該電源装置を有したストロボ装置および該ストロボ装置を内蔵した撮像装置
US5668445A (en) Electronic flash apparatus with constant duration repeated flash
JP4564691B2 (ja) コンデンサ充電装置及びストロボ装置
JP3002290B2 (ja) 電子閃光装置
JP3297454B2 (ja) ストロボ装置
JP3645165B2 (ja) 給電制御装置
JP3320250B2 (ja) 電子閃光装置
JPH1187083A (ja) ストロボ装置
JP2584577Y2 (ja) ストロボ装置
JP3651971B2 (ja) 電子閃光装置
JP3297451B2 (ja) ストロボ装置
JP3458259B2 (ja) Dc−dcコンバ−タ
JP3720503B2 (ja) ストロボ装置
JP3196039B2 (ja) Dc−dcコンバ−タ
JPH08122869A (ja) ストロボ装置
JPH0534772A (ja) 調光機能を有するフラツシユ装置
JP4020516B2 (ja) 閃光装置および通信光発光装置
JPH10123596A (ja) コンデンサ昇圧回路
JP2005142093A (ja) 照明装置およびカメラ
JPH09197499A (ja) ストロボ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060413

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090825

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees