JP3816664B2 - 多方向スイッチおよびこの多方向スイッチを用いた電子機器 - Google Patents

多方向スイッチおよびこの多方向スイッチを用いた電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多方向スイッチに係わり、特に、ステムの傾斜操作とプッシュ操作のどちらかの操作で、切り替え信号を出力することができる多方向スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の多方向スイッチの従来例として特願平8−35079号に提案されているもので説明する。このような多方向スイッチは図9、10に示すように、上方が開放されて内底部1aを有するハウジング1が図示下方に配設されている。前記内底部1aには、中央固定接点2と、この中央固定接点2を囲むコモン接点3、およびこのコモン接点3の周囲の前後左右4箇所に位置する周縁固定接点4とが露出されている。これら中央固定接点2、コモン接点3、および周縁固定接点4に接続する端子5が、ハウジング1の側面から突出形成されている。
またハウジングの内底部1aには、4本の突起1bが立設され、各突起1bに対向するハウジング1の4隅には位置決め部1cとボス1dとがそれぞれ形成されている。
【0003】
前記中央固定接点2の上方には円形でドーム状の中央タクトばね6と、この中央タクトばね6の外方で周縁固定接点4の上方には、外形が矩形の4個の周縁タクトばね7が、それぞれ対向した状態で4方向に配設されている。
これら中央タクトばね6と周縁タクトばね7とはSUS等の弾性に富む材料から形成されている。
前記4個の周縁タクトばね7は、平行な2本のスリットに挟まれた中央部が上方に膨出形成された膨出部7aが弾性を有して設けられている。
このような4個の周縁タクトばね7は、一部がコモン接点3に常時接した状態で、膨出部7aが周縁固定接点4上に位置するように、ハウジング1の内壁と各突起1bの外側とで位置決めされて、内底部1a上に載置されている。
【0004】
前記中央タクトばね6と、周縁固定接点4の上方には、第1ステム8が配設され、この第1ステム8は円柱状部8aと、テーパ状のスカート部8bとが形成されている。また、スカート部8bの下面には4個の突部8cが略90度の等間隔を保って一体形成され、これら突部8cは各周縁タクトばね7の膨出部7aに接して、膨出部7aの弾性力で第1ステム8が上方に押し上げられている。
前記円柱部8aの中央には上下方向に貫通するガイド孔8eが設けられ、スカート部8bの下部周縁には4個の突片8bが外方に突出して一体形成されており、この突片8bがハウジング1の位置決め部1cとスライド可能に嵌合して、第1ステム8がハウジング1の内底部1a上に揺動可能に収納されている。
【0005】
前記第1ステム8のガイド孔8eには第2ステム9がスライド可能に挿入され、第2ステム9を傾斜させると、第1ステム8も同方向に傾斜するようになっている。
また、前記第1ステム8が垂直状態の時は、第2ステム9が第1ステム8のガイド孔8e内を上下にスライド可能になっている。そのために、第2ステム9とガイド孔8eとはガタ嵌合になっていている。
前記第2ステム9の下端には略矩形の鍔部9aが形成され、この鍔部9aで上方への抜け止めがされいる。
また鍔部9aの下面中央には、押圧突起9bが形成され、この押圧突起9bの先端部が中央タクトばね6のドーム上の頂上部に接し、中央タクトばね6の弾性力で第2ステム9が上方に押し上げられている。
【0006】
前述したような、中央タクトばね6、周縁タクトばね7、第1と第2ステム8、9をそれぞれ収納した状態のハウジング1の上方から、蓋体10がかぶせられて取り付けられている。
この蓋体10は、中央に円形で下方に向かって広がるテーパ状の周縁を有する中央孔10aと、四隅に取付孔10bがそれぞれ形成されている。
そして、蓋体10の中央孔10aに第1のステム8のスカート部8bを貫通させた状態で、蓋体10の取付孔10bに挿通したボス1dをカシメ付けて、従来の多方向スイッチが構成されている。
【0007】
このような構成の従来の多方向スイッチの動作について説明すると、第2のステム9を例えば矢印G方向に傾斜させると、第1のステム8も同方向に傾斜して、図9に示す第1ステム8の右側の突部8cが周縁可動接点7の膨出部7aを下方に押圧し、膨出部7aが周縁固定接点4に接触して導通する。
また、第2ステム9に加えていた矢印G方向への加重を解除し、第1、第2ステム8、9を直立状態にし、この状態の第2ステム9を矢印J方向に押圧すると、押圧突起9bの先端がドーム上の中央可動接点6の中央部を押圧して、中央可動接点6が変形して中央部が中央固定接点2に接触して導通する。
このように、従来提案されている多方向スイッチは、ステムの傾斜方向に応じて複数のスイッチング操作ができ、ステムのプッシュ操作によってもスイッチングを行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来提案されている多方向スイッチでは、第1ステム8のガイド孔8eに挿入している第2ステム9が、スムーズに上下動できるようにガタ嵌合にしているため、第2ステム9を傾斜させるときに、第1と第2のステム8、9間でガタが発生し、第2ステム9を操作するときの操作フィーリングが悪いという問題があった。
また、従来提案されている多方向スイッチは、小型化の要求に対して、それぞれの部品を小型にしているために、第2ステム9を傾斜させたときのストッパ強度が弱いという問題があった。
また、第1と第2のステム8、9、あるいは、4個の周縁タクトばね7がそれぞれバラバラになっていたため、部品点数が多くて、且つ、組立も複雑になってコストアップになっていた。
本発明は、前述のような課題を解決して、操作フィーリングがよく、ストッパ強度も強く、部品点数の少ない低コストの多方向スイッチを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための第1の解決手段として本発明の多方向スイッチは、内底部を有するハウジングと、前記内底部の中央部に位置する第1固定接点と、この第1固定接点の周縁に位置するコモン接点および複数の第2固定接点と、前記ハウジング内に位置し、中心部が前記内底部方向に突出する第1押圧部、および、この第1押圧部の周縁に設けられた前記内底部方向に突出する複数の第2押圧部とを有する揺動可能なステムと、前記コモン接点に常時導通し、前記第1固定接点と接離可能な第1可動接点と、前記コモン接点に常時導通し、前記第2固定接点と接離可能な複数の接点部を有する第2可動接点とを備え、前記ステムは一つで垂直方向の操作と傾倒方向の操作が可能とされ、前記ハウジングの内底部には、前記ステムの垂直方向への移動をガイドするステムガイド部を設け、このステムガイド部の一部と対向する側のステムに凸部を形成し、前記ステムを所定方向に傾斜させ前記ステムを傾倒方向に移動させた時は、前記ステムガイド部の上部に設けた突起の外側部と前記ステムの前記凸部下壁とが対向状態となって、前記ステムの内底部方向への動きを規制し、前記ステムが傾斜した側の前記第2押圧部で前記接点部を押圧して、前記接点部が前記第2固定接点に接触し、前記第2固定接点と前記コモン接点とを導通させ、また、前記ステムが直立状態で前記ステムを垂直方向に押圧して垂直方向に移動させた時は前記ステムガイド部の内壁で前記ステムの前記凸部側壁をガイドして前記ステムの傾斜する動きを規制し、前記第1押圧部により前記第1可動接点が変位して前記第1固定接点と接触し、前記第1固定接点と前記コモン接点とを導通させるような構成とした。
【0010】
また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記ハウジングには、開口部が設けられた蓋体を取り付け、前記ステムには前記蓋体の開口部から突出する摘み部を設け、この摘み部の根元にストッパ部を設け、前記ステムを傾斜させた時、前記ストッパ部が前記開口部の端面に当接して、前記ステムの移動を停止可能にするような構成とした。
【0011】
また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記複数の接点部を有する前記第2可動接点を、一枚のばね部材で一体形成した構成とした。
【0012】
また、前記課題を解決するための第4の解決手段として、前記第2可動接点には中央部に開口部を設けると共に、この開口部周辺に折り曲げ部を設け、この折り曲げ部で前記第2可動接点を前記コモン接点に常時導通させるような構成とした。
【0013】
また、前記課題を解決するための第5の解決手段として、前記第2可動接点の前記接点部は、スリット部と、このスリット部の前記開口部寄りに前記ステムの第2押圧部が当接する当接部と、前記スリット部の外側に前記第2固定接点と接離可能なアーム部とで構成され、前記ステムを傾斜させた時、前記第2押圧部が前記当接部を押圧すると共に前記アーム部を変位させ、このアーム部が前記第2固定接点と接触して前記第2可動接点と前記コモン接点とを導通させるような構成とした。
【0014】
また、前記課題を解決するための第6の解決手段として、本発明の多方向スイッチを用いた電子機器は、前記請求項2、3、4、または5記載において、前記多方向スイッチを内部に収納する筺体と、前記多方向スイッチの前記摘み部に取り付けられて前記筺体の外部に露出する操作部材とを備え、前記ステムを傾斜させた時、前記操作部材を前記筺体の一部に当接させて、前記ステムの移動を停止させるような構成とした。
【0015】
また、前記課題を解決するための第7の解決手段として、前記筺体には開口部を設けると共に、この開口部の周囲に筒状の壁部を設け、前記開口部内には前記摘み部、または前記操作部材を位置させ、前記ステムを傾斜させた時、前記操作部材、または前記摘み部のいずれか一方を、前記壁部の内周面に当接させるような構成とした。
【0016】
また、前記課題を解決するための第8の解決手段として、前記操作部材には椀状の操作壁を形成し、この操作壁で前記筺体の前記開口部上を塞ぐように前記操作部材を前記摘み部に取り付け、前記ステムを傾斜させた時、前記操作壁の内周面が前記壁部の外周面に当接させるような構成とした。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の多方向スイッチの実施の形態について説明する。図1は本発明の多方向スイッチの分解斜視図、図2は本発明の他方向スイッチのハウジングの上面図、図3は本発明の多方向スイッチの要部断面側面図、図4、図5は本発明の多方向スイッチの動作を説明する要部断面側面図、図6は本発明の多方向スイッチのステムと可動接点の一部を示す要部拡大図、図7、図8は本発明の多方向スイッチを用いた電子機器の要部断面図である。
【0019】
本発明の多方向スイッチSは、図1〜図3に示すように、上方が開放された略円形の第1凹部11aが形成され、この第1凹部11aには所定の深さの内底部11bが形成されたハウジング11が図示下方に配設されている。
このハウジング11は樹脂材料等の絶縁材料から成り、内底部11bの中央部が所定寸法だけ低くなった円形の第2凹部11cが形成され、この第2凹部11cの中心部に、第2凹部11cの底面と同一平面上に第1固定接点12が露出されている。
前記第2凹部11cの外側の、内底部11bの同一平面上には、略円弧状のコモン接点13が露出されて配設されている。
【0020】
このコモン接点13の周囲4方向には、4個の第2固定接点14が、それぞれ分離されて内底部11bと同一平面上に露出されて配設されている。
前記第1と第2固定接点12、14、及びコモン接点13は、それぞれ金属板等の導電性部材で形成され、インサート成形等によりハウジング11と一体化されている。
また、ハウジング11の図示左右の側面からは、第1固定接点12に接続される端子15aと、コモン接点13に接続される端子15bと、4個の第2固定接点14にそれぞれ接続される4個の端子15cとからなる複数の端子15が、それぞれ突出形成されて下方に折り曲げられている。
【0021】
前記ハウジング11の4隅の略円形の第1凹部11aの側面には、位置決め溝11dと、上面部11fから上方に突出するボス11eとがそれぞれ形成されている。
またハウジング11の対角線上で第1固定接点12から等距離の位置の外方の4方向には4個のステムガイド部16が立設されている。この4個のステムガイド部16は、図2に示すように内底部11b上の1箇所とコモン接点13の表面上の3箇所とにそれぞれ形成されている。
前記ステムガイド部16は、内周部が2段に形成され、下方側にガイド面16aと、このガイド面16aの上部で外側にステムガイド部16の一部である突起16bが設けられている。また、外側には略球面状の外壁16cが形成されて、所定の高さのステムガイド部16が配設されている。
【0022】
前記第1固定接点12の上方には、前記4個のステムガイド部16のガイド面16aに周囲が位置決めされる、外形が円形で中央部が上方に膨らんだドーム状の第1可動接点17が配設されている。この第1可動接点17は、リン青銅、あるいはSUS等のばね部材から成り、外周部がコモン接点13上に載置され、常時コモン接点13に導通した状態になっている。
そして、後述するステム19により、ドーム状に膨らんだ中央部が押圧されると、中央部が変位して反転し、第1可動接点17を介して第1固定接点12とコモン接点13とが導通するようになっている。
【0023】
前記第1可動接点17の外側の前記4個のステムガイド16には、中央部が略矩形に打ち抜きされ開口部18aを有する第2可動接点18が取り付けられている。
この第2可動接点18は、リン青銅、あるいはSUS等の一枚のばね部材から成り、外形が花弁状に形成され、外周部の4方向から外方に突出する円弧状の接点部18bが形成されている。このそれぞれの接点部18bは、スリット部18fと、このスリット部18fの内側で前記開口部18a寄りに後述するステム19が当接する当接部18eと、スリット部18fの外側に第2固定接点14と接離可能なアーム部18cとで構成されている。
また、アーム部18cの中央部には、図示下方に突出する微小高さの凸部18dが形成され、この凸部18dが第2固定接点14の表面と接離可能になっている。
【0024】
前記接点部18bはスリット部18fにより、アーム部18cと当接部18eとが離間された状態になっている。
また、開口部18aを構成する4面から成る内側の側面には、所定の高さで下方に折り曲げ形成された折り曲げ部18gが設けられている。そして、第2可動接点18は開口部18aの4隅が、ステムガイド部16に挿入されて、折り曲げ部18gの下端部が、コモン接点13の表面に接触して、コモン接点13と第2可動接点18とが常時導通した状態になるようになっている。
【0025】
また、第1と第2可動接点17、18の上方には、これら第1、第2可動接点17、18を操作するためのステム19が配設されている。
このステム19は樹脂材料等から成り、中心部から上方に突出する角柱形状の摘み部19aと、この摘み部19aの根元部分には円形のストッパ部19bが所定の段差を有して形成されている。このストッパ部19bの下部には、斜め下方の外方に拡がる球面状のスカート部19cが形成され、このスカート部19cの内部は空洞になっている。
このスカート部19cの空洞内部の中心部が内底部11b方向に突出する第1押圧部19dが形成され、この第1押圧部19dの下部先端中央には、第1可動接点17を押圧するための突部19eが突出形成されている。
【0026】
前記第1押圧部19dの周囲には、ステムガイド部16の一部である突起16bと対向する側に、内底部11b方向に突出する凸部19fが所定の高さで形成されている。前記スカート部19cの下面側で、第1押圧部19dの周縁には内底部11b方向に突出する4個の第2押圧部19gが、略90度の等間隔を保って突出形成されている。
そして、ステム19の第1押圧部19dの外周を、4個のステムガイド部16のガイド面16aに位置させると、第1押圧部19dの突部19eが第1可動接点17上に位置し、4個の第2押圧部19gが第2可動接点18の4個の接点部18b上に位置するようになっている。
また、スカート部19bの下部外周縁には、所定の幅寸法の4個の突片19hが外方に突出形成されており、この突片19hがハウジング11の位置決め溝11dにスライド係合することにより、ステム19が凹部11a内で回り止めされるようになっている。
【0027】
前記ハウジング11の上方には、ハウジング11の凹部11a内に、前述したような第1、第2可動接点17、18、ステム19をそれぞれ収納して上方から押圧する、蓋体20が取り付けられている。
この蓋体20は金属板等から成り外形が略矩形に形成され、中央には、上方に向かって球面状に湾曲する周縁壁20aを有する円形の開口部20bが形成されている。前記周縁壁20aは、ステム19のスカート部19cの球面形状と略同形状に形成されている。
また、蓋体20の四隅には、ハウジング11のボス11eが挿通する取付孔20cがそれぞれ形成されている。
そして、蓋体20の開口部20bからステム19の摘み部19aを上方に突出させて、周縁壁20aの内面がステム19の球面状のスカート部19cを押圧した状態で、取付孔20cを4個のボス11eに挿通して、ボス11eの先端部をカシメ付けて、本発明の多方向スイッチSが構成されている。
【0028】
本発明の多方向スイッチSの動作を図3〜図6に基づいて説明する。図3はステム19を操作する前の状態を示すもので、ステム19の第1押圧部19dが第1可動接点17上に位置し、第2押圧部19gが第2可動接点18の接点部18b上に位置している。そして、ステム19は第1と第2可動接点17、18とで、上方の蓋体20に押圧されて直立状態になっている。このとき、多方向スイッチSは、第1、第2可動接点17、18は、第1、第2固定接点12、14から離れた状態の中立状態になっている。
この中立状態においては、ステム19の第1押圧部19dの外周面が、4個のステムガイド部16のガイド面16aでガイドされて、ステム19の傾斜と垂直直方向の動きをガイドするようになっている。
【0029】
次に、中立状態で直立状態のステム19を、図4に示すような矢印A方向に移動させると、第1押圧部19dの突部19eが第1可動接点17の中央部を押圧し、第1可動接点17が反転して変位し、第1可動接点12と接触して電気的に導通する。
前記ステム19を矢印A方向の垂直方向に移動させたときは、ステムガイド部16の一部である突起16bでステム19の凸部19fをガイドして、ステム19に矢印B方向の加重が加わっても、ステム19が傾斜する動きを規制するようになっている。
【0030】
そのために、第1可動接点17が第1固定接点12に導通してONしているときは、ステム19が傾斜しないので、第2可動接点18の接点部18bが第2固定接点14に接触して導通するようなことがない。
前記ステム19が矢印A方向に移動して、第1可動接点17と第1固定接点12とがONしているときの、第2可動接点18は、図4に示すように、第2押圧部19gが接点部18bを押圧して、アーム部18cが若干下方側に移動するが、接点部18bが第2固定接点14に接触して導通するようなことはない。
前記第1固定接点12とコモン接点13とが第1可動接点17を介して導通してONすると、このON信号を外部の制御部(図示せず)が検出することができるようになっている。
【0031】
次に、ステム19に加えていた矢印A方向への加重を解除して、ステム19を中立状態に戻した後、図5に示すような、例えば矢印B方向の横方向にステム19を押圧すると、ステム19は、4個のステムガイド16にガイドされた第1押圧部19dを支点として、矢印B方向に傾斜する。
このとき、ステム19が傾斜した側の第2押圧部19gが、第2可動接点18の接点部18bを押圧して、この接点部18bが第2固定接点14と接触し、第2固定接点14とコモン接点13とが第2可動接点18を介して導通してONする。
前記ステム19を傾斜させたとき、ステムガイド部16の一部である突起16bと、ステム19の凸部19fとが対向状態となり、ステム19の内底部11b方向への動きを規制するようになっている。
そのために、ステム19を傾斜させて、第2可動接点18が第2固定接点14と接触してONしているときは、ステム19に内底部11b方向への押圧力を加わえても、ステム19の動きが規制されて、第1可動接点17が押圧されて第1固定接点12に接触して導通するようなことはない。
【0032】
前記ステム19を矢印B方向に傾斜させた時の、第2可動接点18の接点部18bの詳細な動きを、図5および、図6A〜Cの要部拡大図に基づいて説明する。
まず、ステム19が直立状態で、どの接点部もONしていない中立状態の時は、ステム19も直立状態になっている。図6Aはこのようなステム19が中立状態の時の第2可動接点18とステム19の一部を示している。
この中立状態のステム19を、図5に示す矢印B方向に傾斜させると、第2押圧部19gが接点部18bの当接部18eを押圧する。
【0033】
すると、凸部18dを有するアーム部18cが、当接部18eの動きに連動して下方に変位し、図6Bに示すように、凸部18dが第2固定接点14の一つに接触して導通する。このときのステム19は図5に示す傾斜角度Dまで傾斜した状態になっている。
この傾斜角度Dまで傾斜したステム19を、更に矢印B方向に移動させ、角度Eだけオーバストロークさせると、図6Cに示すように、第2押圧部19gが更に当接部18dを内底部11b方向に押圧すると、ステム19のストッパ部19bが蓋体20の開口部20bの端面に当接して、後述する電子機器Hに組み込む前の多方向スイッチSの、ステム19の矢印B方向への移動が停止可能になっている。
本発明の多方向スイッチSでは、ステム19の傾斜角度を、第2可動接点18が第2固定接点14に接触してONしてから、更に角度Eだけオーバストロークさせることができるので、接点部18bの高さ寸法にバラツキがあったとしても、オーバーストロークの角度Eの範囲内で第2可動接点18を確実に第2固定接点14に接触させてONさせることができる。
【0034】
このような本発明の多方向スイッチSは、カーナビゲータ用リモコンあるいは、ファミコン用ゲームパッド等の電子機器に多く用いられている。
本発明の多方向スイッチSを用いた電子機器Hを図7、8に基づいて説明する。
まず、電子機器Hは本発明の多方向スイッチSSを内部に収納する筺体21が配設されている。この筺体21の上部には円形状の開口部21aが設けられ、この開口部21aの周囲に筒状の壁部21bが内周面21cを有して設けられている。
前記開口部21a内の略中央部に、ステム19の中立状態の摘み部19aを位置させた状態で、多方向スイッチSがプリント基板22に取り付けられている。このプリント基板22は、本発明の多方向スイッチSや、その他複数の電子部品等が取り付けられて、筺体21内部に収納されている。
【0035】
前記プリント基板22に取り付けられた多方向スイッチSの摘み部19aには、操作部材23が取り付けられている。この操作部材23には椀状の操作壁23aが内周面23bを有して形成され、この操作壁23aで筺体21の開口部21a上を塞ぐように操作部材23のボス部23cが摘み部19aに圧入等により取り付けられている。
図8に示すように、操作部材23を矢印B方向に移動させて、ステム19を角度Dまで傾斜させると第2可動接点18が第2固定接点14に接触してONし、この状態から、更に矢印B方向にステム19をオーバストロークさせて、角度Fだけ移動させて、操作部材23のボス部23c外周が、開口部21aを構成する壁部21bの内周面21cに当接させて、ステム19の矢印B方向への移動を停止させることができるようになっている。
【0036】
前記電子機器Hに多方向スイッチSを組み込んだときの、ステム19のオーバストロークの角度Fは、図5に示す多方向スイッチS単品の時のオーバストロークの角度Eより小さく設定する。そのために、多方向スイッチS内部のストッパが働く前に、電子機器H側でストッパが働くようになっているので、本発明の多方向スイッチSには、ステム19を傾斜させる操作加重が加わらないので、長寿命で高精度の多方向スイッチSを提供できる。また、ステム19を傾斜させる操作加重を、筺体21の壁部21bの内周面21cで受けとめるので、ステム19を傾斜させたときのストッパ加重を大きくすることができる。
【0037】
本発明の多方向スイッチSを用いた電子機器Hでは、操作部材23のボス部23cを壁部21bの内周面21cに当接したもので説明したが、ステム19の摘み部19aを延長して、摘み部19aを壁部21bの内周面21cに当接するようにしたものでも良い。即ち、開口部21a内には摘み部19a、または操作部材23を位置させ、ステム19を傾斜させた時、操作部材23、または摘み部19aのいずれか一方を、壁部21bの内周面21cに当接させるようになっている。
【0038】
また、ステム19を傾斜させたときのストッパを、操作部材23の操作壁23aの内周面23bを、筺体21の壁部21bの外周面21dに当接させたものでも良い。また、操作部材23の操作壁23aの内周面23bを、筺体21の壁部21bの外周面21dに当接すると同時に、ボス部23cを壁部21b内周面21cに当接したものでも良い。
また、本発明の多方向スイッチSでは、接点部18bのアーム部18cと当接部18eの間にスリット部18fを設けたもので説明したが、スリット部18fがないもので、接点部18bには、アーム部18cの内側近傍に当接部18eを連設したものでも良い。
【0039】
【発明の効果】
本発明の多方向スイッチは、ステムを所定方向に傾斜させた時、このステムが傾斜した側の第2押圧部で第2可動接点の接点部を押圧して、前記接点部が第2固定接点に接触し、前記第2固定接点とコモン接点とを導通させ、また、ステムが直立状態でステムを垂直方向に押圧した時、ステムの第1押圧部により前記第1可動接点が変位して第1固定接点と接触し、第1固定接点とコモン接点とを導通させるようにしたので、1つのステムで垂直方向への移動と、横方向に移動させて傾斜させる動作とを、別々に行うことができ、確実に第1と第2可動接点を別々にONさせることができ、高精度の多方向スイッチを提供できる。
【0040】
また、ハウジングの内底部には、前記ステムの垂直方向への移動をガイドするステムガイド部を設け、このステムガイド部の一部と対向する側のステムにも凸部を形成し、前記ステムを垂直方向に押圧したときは前記ステムガイド部でガイドして前記ステムを垂直方向に移動させ、また、前記ステムを傾斜させた時は、前記ステムガイド部の一部と前記ステムの前記凸部とが対向状態となって、前記ステムの内底部方向への動きを規制するようにしたので、ステムを垂直方向に押圧して第1可動接点をONさた時は、ステムを傾斜させることができず、第2可動接点をONさせることができない。また、ステムを傾斜させて第2可動接点をONさせた時は、ステムを下方側に押圧することができず、第1可動接点をONさせることができない。そのために、第1、第2可動接点が同時にONすることがない、誤操作のない高性能の多方向スイッチを提供できる。
【0041】
また、ハウジングには、開口部が設けられた蓋体を取り付け、前記ステムには前記蓋体の開口部から突出する摘み部を設け、この摘み部の根元にストッパ部を設け、前記ステムを傾斜させた時、前記ストッパ部が前記開口部の端面に当接して、前記ステムの移動を停止可能にするようにしたので、電子機器に取り付ける前の多方向スイッチに、ステムを傾斜させる横方向の力が加わっても、ストッパ部でステムの傾きを規制することができ、取り扱い性がよい。
【0042】
また、複数の接点部を有する前記第2可動接点を、一枚のばね部材で一体形成したので、部品点数の少なくすることができ、組立性がよく、且つ低コストが実現できる。
【0043】
また、第2可動接点には中央部に開口部を設けると共に、この開口部周辺に折り曲げ部を設け、この折り曲げ部で前記第2可動接点を前記コモン接点に常時導通させるようにしたので、部品点数が少なくて、組立性のよい多方向スイッチを提供できる。
【0044】
また、第2可動接点の前記接点部は、スリット部と、このスリット部の前記開口部寄りに前記ステムの第2押圧部が当接する当接部と、前記スリット部の外側に前記第2固定接点と接離可能なアーム部とで構成され、前記ステムを傾斜させた時、前記第2押圧部が前記当接部を押圧すると共に前記アーム部を変位させ、このアーム部が前記第2固定接点と接触して前記第2可動接点と前記コモン接点とを導通させるようにしたので、ステムを傾斜させるときにオーバストロークさせても、スリット部で当接部に加わる加重を吸収することができ、アーム部に無理な加重が掛からず、第2可動接点の接点寿命を向上させることができる。
【0045】
また、前記請求項3、4、5または6記載において、前記多方向スイッチを内部に収納する筺体と、前記多方向スイッチの前記摘み部に取り付けられて前記筺体の外部に露出する操作部材とを備え、前記ステムを傾斜させた時、前記操作部材が前記筺体の一部に当接して、前記ステムの移動を停止させるようにしたので、ステムを傾斜させたときのストッパ加重が多方向スイッチに加わらないようになっている。そのために、筺体内部に取り付けた多方向スッチを長寿命化させることができる。
【0046】
また、前記筺体には開口部を設けると共に、この開口部周囲に筒状の壁部を設け、前記開口部内には前記摘み部、または前記操作部材を位置させ、前記ステムを傾斜させた時、前記操作部材、または前記摘み部のいずれか一方を、前記壁部の内周面に当接させるようにしたので、筺体内部に取り付けた多方向スッチを長寿命化させることができる。
【0047】
また、前記操作部材には椀状の操作壁を形成し、この操作壁で前記筺体の前記開口部上を塞ぐように前記操作部材を前記摘み部に取り付け、前記ステムを傾斜させた時、前記操作壁の内周面が前記壁部の外周面に当接させるようにしたので、
筺体内部に取り付けた多方向スッチを長寿命化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多方向スイッチの分解斜視図である。
【図2】本発明の他方向スイッチのハウジングの上面図である。
【図3】本発明の多方向スイッチの要部断面側面図である。
【図4】本発明の多方向スイッチの動作を説明する要部断面側面図である。
【図5】本発明の多方向スイッチの動作を説明する要部断面側面図である。
【図6】本発明の多方向スイッチのステムと可動接点の一部を示す要部拡大図である。
【図7】本発明の多方向スイッチを用いた電子機器の要部断面図である。
【図8】本発明の多方向スイッチを用いた電子機器の要部断面図である。
【図9】従来の多方向スイッチの要部断面側面図である。
【図10】従来の多方向スイッチの分解斜視図である。
【符号の説明】
S 本発明の多方向スイッチ
11 ハウジング
11a 第1凹部
11b 内底部
12 第1固定接点
13 コモン接点
14 第2固定接点
15 端子
16 ステムガイド部
16a ガイド面
16b 突起
16c 外壁
17 第1可動接点
18 第2可動接点
18a 開口部
18b 接点部
18c アーム部
18d 凸部
18e 当接部
18f スリット部
18g 折り曲げ部
19 ステム
19a 摘み部
19b ストッパ部
19d 第1押圧部
19f 凸部
19g 第2押圧部
20 蓋体
20a 周縁壁
20b 開口部
H 電子機器
21 蓋体
21a 開口部
21b 壁部
21c 内周面
21d 外周面
22 プリント基板
23 操作部材
23a 操作壁
23b 内周面
23c ボス部

Claims (8)

  1. 内底部を有するハウジングと、前記内底部の中央部に位置する第1固定接点と、この第1固定接点の周縁に位置するコモン接点および複数の第2固定接点と、前記ハウジング内に位置し、中心部が前記内底部方向に突出する第1押圧部、および、この第1押圧部の周縁に設けられた前記内底部方向に突出する複数の第2押圧部とを有する揺動可能なステムと、前記コモン接点に常時導通し、前記第1固定接点と接離可能な第1可動接点と、前記コモン接点に常時導通し、前記第2固定接点と接離可能な複数の接点部を有する第2可動接点とを備え、前記ステムは一つで垂直方向の操作と傾倒方向の操作が可能とされ、前記ハウジングの内底部には、前記ステムの垂直方向への移動をガイドするステムガイド部を設け、このステムガイド部の一部と対向する側のステムに凸部を形成し、前記ステムを所定方向に傾斜させ前記ステムを傾倒方向に移動させた時は、前記ステムガイド部の上部に設けた突起の外側部と前記ステムの前記凸部下壁とが対向状態となって、前記ステムの内底部方向への動きを規制し、前記ステムが傾斜した側の前記第2押圧部で前記接点部を押圧して、前記接点部が前記第2固定接点に接触し、前記第2固定接点と前記コモン接点とを導通させ、また、前記ステムが直立状態で前記ステムを垂直方向に押圧して垂直方向に移動させた時は前記ステムガイド部の内壁で前記ステムの前記凸部側壁をガイドして前記ステムの傾斜する動きを規制し、前記第1押圧部により前記第1可動接点が変位して前記第1固定接点と接触し、前記第1固定接点と前記コモン接点とを導通させるようにしたことを特徴とする多方向スイッチ。
  2. 前記ハウジングには、開口部が設けられた蓋体を取り付け、前記ステムには前記蓋体の開口部から突出する摘み部を設け、この摘み部の根元にストッパ部を設け、前記ステムを傾斜させた時、前記ストッパ部が前記開口部の端面に当接して、前記ステムの移動を停止可能にするようにしたことを特徴とする請求項1記載の多方向スイッチ。
  3. 前記複数の接点部を有する前記第2可動接点を、一枚のばね部材で一体形成したことを特徴とする請求項1、または2記載の多方向スイッチ。
  4. 前記第2可動接点には中央部に開口部を設けると共に、この開口部周辺に折り曲げ部を設け、この折り曲げ部で前記第2可動接点を前記コモン接点に常時導通させるようにしたことを特徴とする請求項1、2、または3記載の多方向スイッチ。
  5. 前記第2可動接点の前記接点部は、スリット部と、このスリット部の前記開口部寄りに前記ステムの第2押圧部が当接する当接部と、前記スリット部の外側に前記第2固定接点と接離可能なアーム部とで構成され、前記ステムを傾斜させた時、前記第2押圧部が前記当接部を押圧すると共に前記アーム部を変位させ、このアーム部が前記第2固定接点と接触して前記第2可動接点と前記コモン接点とを導通させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の多方向スイッチ。
  6. 前記請求項2、3、4、または5記載において、前記多方向スイッチを内部に収納する筺体と、前記多方向スイッチの前記摘み部に取り付けられて前記筺体の外部に露出する操作部材とを備え、前記ステムを傾斜させた時、前記操作部材を前記筺体の一部に当接させて、前記ステムの移動を停止させるようにしたことを特徴とする電子機器。
  7. 前記筺体には開口部を設けると共に、この開口部の周囲に筒状の壁部を設け、前記開口部内には前記摘み部、または前記操作部材を位置させ、前記ステムを傾斜させた時、前記操作部材、または前記摘み部のいずれか一方を、前記壁部の内周面に当接させるようにしたことを特徴とする請求項6記載の電子機器。
  8. 前記操作部材には椀状の操作壁を形成し、この操作壁で前記筺体の前記開口部上を塞ぐように前記操作部材を前記摘み部に取り付け、前記ステムを傾斜させた時、前記操作壁の内周面が前記壁部の外周面に当接させるようにしたことを特徴とする請求項6、または7記載の電子機器。
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