JP3813661B2 - メニュー表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータや表示画面を有する家電機器に組み込まれ、利用者による機器機能の選択や設定を行う際及び選択されたデータのメニュー項目表示を行なう際に使用するメニュー表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のメニュー表示装置の第1の技術としてパーソナルメディア株式会社製IB/noteの基本エディタがある。
この基本エディタは、作図ツール(ドローイングツール)でのカーソル形状を変更表示するものである。基本エディタの道具パネルには、図18(a)、(b)に示すように、パレット(描画、線、線種、角属性)、画材(鉛筆、消しゴム、絵筆、エアブラシ、絵の具、アートカッター)、テンプレート(自由曲線、直線、長方形、多角形、楕円、扇形、弓形、楕円弧)等がある。道具パネル上にポインタ(カーソル)があるときは、ポインタは手の形(選択指)で表示され、画用紙(図示しないウィンドウ)内にポインタがあるときは、十字で表示される。ここで、例えば、画材から鉛筆を選択すると、道具パネル内の鉛筆のアイコンが四角で囲まれることにより選択されていることを明示するとともに、画像編集できる画用紙内ではポインタの形状も鉛筆に変わる。また、図18(c)に示すように消しゴムを選択すると、鉛筆の場合と同様に、道具パネル内の消しゴムのアイコンが四角で囲まれ、選択されていることを明示するとともに、画像編集できる画用紙内ではポインタの形状も消しゴム(正方形)に変わる。なお、消しゴムはその大きさを図18(d)に示すように4段階の中から選択することができ、ポインタの形状はその大きさに対応した正方形になる。
【0003】
また、メニュー表示装置の第2の技術として、特公平6−61061号公報記載のもの(選択表示方法)がある。この技術では、親メニューに表示される複数の項目の中から任意の項目を選択して子メニューを表示する際に、親メニューにおいて選択された項目の位置を識別表示すると共に、この識別表示の位置が隠れないように、子メニューを少しずらして親メニューに重ね合わせて表示する。これによって、子メニュー表示後であっても、その子メニューが親メニューのどの項目の選択により表示されたものであるかを常に確認できる。
【0004】
最近、インタネットのWWW(World Wide Web)サーバ上の情報の利用がさかんに行なわれている。この情報を表示するための技術として、例えばネットスケープ社のブラウザがある。
このネットスケープのブラウザを用いると、他のデータ(ページ)に関連付けられたリンクテキスト(ホットスポット)を操作者が指示すると、関連付けられた他のデータを容易に表示することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記第1の技術におけるポインタ形状の変更表示は、作図作業の利便性を図るためのものである。なんとなれば、マウスを使って操作するとき、ポインタの移動やボタンのプレス/リリースなど限定された操作の組み合わせで多様な機能を作動させる必要があるので、操作指示の競合が生じてしまう。これら競合の不合理性を解消するためには、動作モードという概念を導入するのが常套である。例えば、アルファニューメリック入力用に考案されたキーボードで仮名文字も入力できるようにするために、英数モード、かなモードと切り換えて使用するなど、よく知られた技術である。このように、動作モードを導入すると、少ない入力ハードウェアで多くのことが行えるようになるが、反面、動作モードをユーザに明示しておかないと、ユーザの意図した通りの入力操作にならず不都合が生じてしまうことがある。そこで、動作モードを、LEDランプで示したり、画面上に文字で表示したり、第1の技術のようにカーソル形状の変更で明示したりする。1B/noteのように構成された装置において、メニュー項目の選択という操作を考えると、メニュー項目の選択動作中は「メニュー項目の選択」モードであることを明示する一定形状のポインタが表示されるので、メニュー項目が階層を成していて順次選択していった場合、どのようなメニュー項目が階層的に選択されてきたか(メニュー項目の選択履歴)を知りながら操作することはできない。
【0006】
また、上記第2の技術では、メニュー項目選択の履歴は明確になるが、履歴の表示のために画面領域を狭めてしまったり、画面が乱雑になりメニュー選択操作の視認性が低下する。その上、選択履歴を知りたいときには、選択操作で注視しているポインタ付近から離れたところに配置されている表示内容に目を移す必要がある。そして、階層構造の下位階層に位置する選択したいメニュー項目に到達するには、上位階層のメニュー項目の表示内容を手掛かりに順次選択していかなければならないので、2度目以降であっても試行錯誤が生じやすい。
【0007】
上記ネットスケープのブラウザでは、リンクテキストに関連付けられた他のデータを表示するだけであり、どのような経路で現在表示されているデータに辿りついたかについては明示されていない。そのために、過去に表示されたデータを見つけることに労力を費やした。
本発明は、上記課題に鑑み、メニューが階層的に構成されているとき、メニュー項目選択の操作性の向上したメニュー表示装置を提供することを第1の目的とする。
【0008】
本発明の第2の目的は、現在表示されているデータに辿りつくまでの履歴が一目で解かるメニュー表示装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明においては、操作対象を選択するための階層構造を有した1つ以上のメニュー項目を含むメニューを表示手段に表示するメニュー表示装置であって、メニュー項目を他のメニュー項目と区別できる図柄を記憶しているメニュー項目記憶手段と、表示手段上の指示印の移動によってメニュー項目の選択を受け付ける選択操作手段と、前記選択操作手段が受け付けたメニュー項目に関連付けられた下位階層のメニュー項目を前記メニュー項目記憶手段から読み出して、前記表示手段に表示させるメニュー項目表示制御手段と、前記表示手段に表示させたメニュー項目に関連付けられた上位の階層のメニュー項目の図柄を前記メニュー項目記憶手段から読み出してその図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成するマーカ図柄生成手段と、前記マーカ図柄生成手段が生成した新たな図柄を前記選択操作手段の指示印として前記表示手段に表示させるマーカ図柄表示制御手段とを備えることを特徴としている。これによって、メニュー項目が関連付けられた上位の階層のメニュー項目が容易に理解できるように、マーカ図柄表示制御手段は、前記マーカ図柄生成手段が生成した新たな図柄を前記選択操作手段のメニュー項目を選択するための指示印として前記表示手段に表示させる。
【0010】
請求項2に係る発明においては、操作対象を選択するための階層構造を有した1つ以上のメニュー項目を含むメニューを表示手段に表示するメニュー表示装置であって、メニュー項目を他のメニュー項目と区別できるようにその内容を示唆する図柄を記憶しているメニュー項目記憶手段と、表示手段上の指示印の移動によってメニュー項目の選択を受け付ける選択操作手段と、前記選択操作手段が受け付けたメニュー項目に関連付けられた下位階層のメニュー項目を前記メニュー項目記憶手段から読み出して、前記表示手段に表示させるメニュー項目表示制御手段と、前記表示手段に表示させたメニュー項目に関連付けられた上位の階層のメニュー項目の図柄を前記メニュー項目記憶手段から読み出してその図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成するマーカ図柄生成手段と、前記マーカ図柄生成手段が生成した新たな図柄を前記選択操作手段の指示印として前記表示手段に表示させるマーカ図柄表示制御手段とを備えることを特徴としている。
【0011】
請求項3に係る発明においては、前記マーカ図柄生成手段は、上記表示手段に表示されたメニュー項目に関連付けられた1階層上のメニュー項目(親メニュー項目)が複数あるか否かを判定する判定部と、前記判定部が複数あると判定したときは、各メニュー項目に対応する複数の図柄それぞれの一部又は全部を含む新たな図柄を生成する複合マーカ図柄生成部とを有することを特徴としている。
【0012】
請求項4に係る発明においては、前記メニュー項目記憶手段は、上記指示印を生成し易いように上記図柄に類似した補助図柄を記憶している補助図柄記憶部を含み、前記マーカ図柄生成手段に替えて、前記補助図柄記憶部に記憶されている補助図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成する補助マーカ図柄生成手段を備えることを特徴としている。
【0013】
請求項5に係る発明においては、前記補助マーカ図柄生成手段は、上記表示手段に表示されたメニュー項目に関連付けられた1階層上のメニュー項目が複数あるか否かを判定する判定部と、前記判定部が複数あると判定したときは、各メニュー項目に対応する複数の補助図柄それぞれの一部又は全部を含むマーカ図柄を生成する複合補助マーカ図柄生成部とを有することを特徴としている。
【0014】
請求項の6に係る発明においては、操作対象を選択するための階層構造を有した1つ以上のメニュー項目を含むメニューを表示部に表示するメニュー表示装置のメニュー表示方法であって、メニュー項目を他のメニュー項目と区別できる図柄を記憶領域に記録するメニュー項目記録ステップと、表示部上の指示印の移動によってメニュー項目の選択を受け付ける選択操作ステップと、前記選択操作ステップで受け付けたメニュー項目に関連付けられた下位階層のメニュー項目を前記記憶領域から読み出して、前記表示部に表示させるメニュー項目表示制御ステップと、前記表示部に表示させたメニュー項目に関連付けられた上位の階層のメニュー項目の図柄を前記記憶領域から読み出してその図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成するマーカ図柄生成ステップと、前記マーカ図柄生成ステップで生成した新たな図柄を前記選択操作ステップの指示印として前記表示部に表示させるマーカ図柄表示制御ステップとを有することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るメニュー表示装置を実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係るメニュー表示装置の実施の形態1の構成図である。
このメニュー表示装置は、メニュー項目管理部101と、4方向(上下左右)のカーソルキー、マウス、トラックボール、ジョイスティック等からなる選択操作部102と、メニュー項目表示指示部103と、メニュー項目表示制御部104と、マーカ図柄生成部105と、マーカ表示制御部106と、液晶ディスプレイ、CRT等のビットマップディスプレイからなる表示部107とを備える。
【0017】
メニュー項目管理部101は、図2に示すようなメニューを記憶している。ここで、メニュー0は、最上位の階層のメニューであり、各メニュー項目ごとにその内容を表す項目名の欄201と、メニュー項目の内容をユーザに暗示し、併せて他のメニュー項目と区別するための図柄の欄202と、後述するマーカ図柄生成部105によって参照される補助図柄の欄203とを有する。そして、各メニュー項目は、図2の矢印204、205等で示すように上下の階層関係をなしている。例えば、メニュー0の項目名Bのメニュー項目207の一つ下位の階層には、項目名BA,BB,BCのメニュー項目208、209、210があり、メニュー2のメニュー項目名BCのメニュー項目210の一つ下位の階層には、項目名EA,EB,ECのメニュー項目211、212、213がある。なお、それぞれのメニュー項目は、図柄の欄203に記憶されたメニュー項目を特徴づける図柄と、項目名の欄201に記憶された文字列による内容表記の対で構成されて、表示部107に表示される。表示すべきメニュー項目が複数存在するときは、縦方向に整列されて表示される。また、各メニュー項目の左側には、そのメニュー項目が選択操作の対象となっていることを表すマーカ図柄を表示するための表示領域が確保されている。
【0018】
次に、補助図柄の欄203に記憶されている図柄は、メニュー項目に含まれる図柄の欄202に記憶されている図柄と同一又は類似する。例えば、本図において、メニュー0のメニュー項目207等では同一の図柄であり、メニュー2のメニュー項目210、メニュー3のメニュー項目214では類似する図柄である。なお、その他の補助図柄の欄については、記載を省略する。
【0019】
また、補助図柄の欄203に記憶されている図柄は、後述のマーカ図柄生成部105が複数の図柄を複合するのを容易にするため記憶され、図柄の欄202の図柄を高さを低くしたり、縮小したり、飾りをつけたりしている。
選択操作部102は、ユーザからメニュー表示の指示を受けるとメニュー項目表示指示部103に起動を指示する。また、ユーザのカーソル移動操作を受けると、カーソルの移動先の位置座標を検知して、マーカ表示制御部106にその位置座標を通知する。また、ユーザからメニュー項目の選択指示を受けると、カーソルの位置座標と選択指示とをメニュー項目表示指示部103に通知する。
【0020】
なお、カーソルは、表示部107に表示される際には、後述のマーカ表示制御部106の制御によって、マーカ図柄生成部105で生成されたマーカ図柄に替えて表示される。
メニュー項目表示指示部103は、選択操作部102から起動指示を受けると、メニュー項目表示制御部104に最上位のメニュー項目の表示を指示するとともに、マーカ図柄生成部105に最上位のメニュー項目に対応したマーカ図柄の読み出しを指示をする。また、選択操作部102からカーソル位置の位置座標と選択指示との通知を受けると、メニュー項目表示制御部104に位置座標を通知し、マーカ図柄生成部105に選択指示を通知する。
【0021】
メニュー項目表示制御部104は、メニュー項目表示指示部103から最上位のメニュー項目の表示指示を受けると、メニュー項目管理部101に記憶されている最上位のメニューを読み出し、図柄の欄202の図柄と項目名の欄201の項目名とをビットマップデータに展開して表示部107に表示させる。この際、メニューに含まれる各メニュー項目の表示部107上での位置座標をバッファに記憶する。また、メニュー項目表示指示部103から位置座標の通知を受けると、その位置座標とバッファに記憶している一致する位置座標に対応するメニュー項目を検索する。検索したメニュー項目に関連付けられた一つ下位の階層のメニュー項目をメニュー項目管理部101から読み出し、メニュー項目をビットマップデータに展開して表示部107に表示させるとともに、そのメニュー項目をマーカ図柄生成部105に通知する。この際、このメニューに含まれる各メニュー項目の表示部107上での位置座標をバッファに記憶する。
【0022】
マーカ図柄生成部105は、図3に示すような、最上位のメニュー項目に対応するマーカ図柄301を予め記憶している記憶領域を有している。メニュー項目表示指示部103から最上位のメニュー項目に対応したマーカ図柄の読出指示を受けると、記憶領域に記憶しているマーカ図柄をマーカ表示制御部106に通知する。また、メニュー項目表示指示部103から選択指示の通知を受け、かつ、メニュー項目表示制御部104からメニュー項目の通知を受けると、メニュー項目管理部101に記憶されている通知されたメニュー項目が関連付けられている一つ上位の階層のメニュー項目の補助図柄を読み出し、それをマーカ図柄としてマーカ表示制御部106に通知する。この際、一つ上位の階層に関連付けられているメニュー項目が複数あるときには、それらの全てのメニュー項目の補助図柄を読み出し、それらを複合した即ち、補助図柄の原形が分かる状態で一体化したマーカ図柄を生成して、それをマーカ表示制御部106に通知する。
【0023】
マーカ表示制御部106は、選択操作部102から位置座標の通知を受け、かつ、マーカ図柄生成部105からマーカ図柄の通知を受けると、表示部107上の通知された位置にマーカ図柄を表示させる。また、選択操作部102から位置座標の通知だけを受けると、現在表示部107に表示しているマーカ図柄をその位置座標で特定される位置に移動させる。
【0024】
表示部107は、メニュー項目表示制御部104の制御によってメニュー項目を表示し、併せて、マーカ表示制御部106の制御によってマーカ図柄を表示する。
具体的には、メニュー項目管理部101に図2に示したようなメニュー項目が階層的に記憶されている場合に、選択操作部102にユーザがメニュー表示の指示を与えると、表示部107のウィンドウに図4に示すような、最上位のメニュー0が表示される。ここで、図柄401は、最上位のメニューに予め用意されたマーカ図柄生成部105の記憶領域に記憶されたマーカ図柄301である。
【0025】
ユーザは、このマーカ図柄401を選択操作部102の例えば下方カーソルキーを押下することによって、メニュー項目207に対応する位置402にマーカ図柄を移動して、選択指示を与えると、表示部107のウィンドウには、図5に示す一つ下位の階層のメニュー2が表示される。本図においては、メニュー項目208の対応する位置にマーカ図柄501が表示されている。このマーカ図柄501は、メニュー項目208等のメニュー2の一つ上位の階層がメニュー項目207であることを示している。ユーザが選択操作部102からこのマーカ図柄501をメニュー項目210に対応する位置502に移動して、選択指示を与えると、表示部107のウィンドウには、図6に示す、更に一つ下位の階層のメニュー5が表示される。
【0026】
ここで、メニュー項目211の対応する位置に表示されているマーカ図柄601は、メニュー項目211等の一つ上位の階層がメニュー項目210であることを示す、メニュー項目管理部101に記憶されているメニュー項目210の補助図柄の欄に記憶されている補助図柄215と同一である。
次に、本実施の形態の動作を図7に示すフローチャートを用いて説明する。
【0027】
先ず、ユーザが選択操作部102からメニュー表示の指示を与えると、メニュー項目表示指示部103が最上位の階層のメニュー(メニュー項目)の表示をメニュー項目表示制御部104に通知する(S702)。メニュー項目表示制御部104は、通知された階層のメニュー項目をメニュー項目管理部101から読み出し(S704)、メニュー項目名と図柄とからなるメニュー項目をビットマップデータに展開し、表示部107に表示させる(S706)。
【0028】
次に、マーカ図柄生成部105は、通知されたメニュー項目が最上位の階層か否かを判定し(S708)、最上位の階層であるときは、予め記憶領域に記憶している用意されたマーカ図柄を読み出し(S710)、S718に移る。最上位の階層でないときは、1階層上の関連付けられたメニュー項目が1つであるか否かを判定し(S712)、1つであるときは、メニュー項目管理部101のその関連付けられたメニュー項目に含まれる補助図柄を読み出し、マーカ図柄を生成し(S714)、S718に移る。関連付けられたメニュー項目が1つ以上あるときは、それらの関連付けられたメニュー項目に含まれる補助図柄を読み出し、各補助図柄を複合してマーカ図柄を生成し(S716)、S718に移る。
【0029】
S718において、マーカ表示制御部106は、マーカ図柄生成部105で読み出され、又は生成されたマーカ図柄を選択操作部102から通知された表示部107上の座標位置に表示させる。カーソル移動があるときはS718に戻り、カーソル移動がないときはS722に移る(S720)。
S722において、メニュー項目表示指示部103は、選択操作部102からメニュー項目の選択指示があるか否かを判定し(S722)、ないときはS720に戻る。
【0030】
メニュー項目の選択指示があるときは、メニュー項目表示制御部104は、1階層下にメニュー項目があるか否かをメニュー項目管理部101の記憶内容を読み出し判断する(S724)。メニュー項目がないときは処理を終了し、メニュー項目(メニュー)があるときは、選択指示されたメニュー項目に関連付けられたメニューを見つけ(S726)、S704に戻る。
【0031】
なお、本実施の形態では、マーカ図柄生成部105は、マーカ図柄の作成に補助図柄の欄203に記憶されている図柄を用いたけれども、メニュー項目に含まれる図柄の欄202に記憶されている図柄を用いてもよい。
(実施の形態2)
本実施の形態のメニュー表示装置は、上述の実施の形態1の構成と同一である。
【0032】
メニュー項目管理部101は、図8に示すようなメニューを記憶している。このメニューの第2構成例が図2に示した第1構成例と異なるところは、メニュー項目214とメニュー項目211とが矢印801によって関連付けられていることである。したがって、メニュー項目211に関連付けられた一つ上位の階層には、2つのメニュー項目210、214(親メニュー項目)がある。このため、例えば、図5に示すメニュー2が表示部107のウィンドウに表示されているとき、マーカ図柄501がメニュー項目210に対応する位置502に移動されて、選択指示が与えられると、図9に示すようなメニュー5が表示部107のウィンドウに表示される。メニュー項目の選択のためのマーカ図柄901は、親メニュー項目であるメニュー項目210の補助図柄802とメニュー項目214の補助図柄803とを複合したものである。ここで、複合とは、2つの補助図柄802、803を原補助図柄がわかるように一体化することをいう。このメニュー5は、メニュー項目214が選択指示されたときにも同様に表示される。
(実施の形態3)
本実施の形態のメニュー表示装置は、上述の実施の形態1のそれと略同一の構成を有するので、異なる構成部分について説明する。
【0033】
メニュー項目管理部101は、図10に示すようなメニューを記憶している。このメニューの第2構成例が図2に示した第1構成例と異なるところは、メニュー項目212が破線矢印1001でメニュー6のメニュー項目1002を参照するように関係付けられて、メニュー5中では破線1003で示されるように実体がないことである。
【0034】
メニュー項目表示制御部は、実施の形態1のメニュー項目表示制御部104の構成に加えて、メニュー項目管理部101に記憶されているメニュー項目が他のメニューのメニュー項目を引用するものであるとき(図10の破線矢印1001で関係付けられているとき)、その関係付けられたメニュー項目を含めて読み出し、図柄の欄202に記憶されている図柄と項目名の欄201の項目名とをビットマップデータに展開して表示部107に表示させる。この際、引用するメニュー項目の表示部107上での位置座標とそのメニュー項目とをマーカ図柄生成部に通知する。
【0035】
マーカ表示制御部は、実施の形態1のマーカ表示制御部106の構成に加えて、選択操作部102から位置座標の通知を受けると、マーカ図柄生成部105にその位置座標を通知する。
マーカ図柄生成部は、実施の形態1のマーカ図柄生成部105の構成に加えて、マーカ表示制御部から位置座標の通知を受けると、通知された位置座標がメニュー項目表示制御部から通知されている位置座標と一致するときには、メニュー項目表示制御部から位置座標とともに通知されたメニュー項目に関係付けられている一つ上位の階層のメニュー項目の補助図柄をメニュー項目管理部101から読み出す。この補助図柄をマーカ図柄としてマーカ表示制御部に通知する。この際、一つ上位の階層に関係付けられているメニュー項目が複数あるときには、それらの全てのメニュー項目の補助図柄を読み出し、それらを複合したマーカ図柄を生成するのは実施の形態1と同様である。
【0036】
例えば、図5に示すメニュー2が表示部107に表示されているときに、メニュー項目210が選択指示されると、図11に示すメニュー5が表示部107のウィンドウに表示される。この際、メニュー項目を選択するためのマーカ図柄1101は、1階層上のメニュー項目210の補助図柄1004と同一である。
このマーカ図柄1101をメニュー項目212に対応する位置1102に移動すると、図12に示すメニュー5が表示部107のウィンドウに表示される。メニュー項目212が図10に示したようにメニュー6のメニュー1002に関連付けられているので、メニュー212の1階層上のメニュー項目にはメニュー項目210とメニュー項目214とが存在する。そこで、図12に示すメニュー5のマーカ図柄1201は、メニュー項目210の補助図柄1004とメニュー項目214の補助図柄1005とを複合したものとなっている。
【0037】
図12に示されるマーカ図柄1201をメニュー項目213に対応する位置1202に移動すると、図13に示すメニュー5が表示部107のウィンドウに表示される。
この際、マーカ図柄1301は、図11のマーカ図柄1101と同様のものとなる。メニュー項目213に関連付けられた1階層上のメニュー項目210があるだけであり、メニュー項目214には関連付けられていないからである。
【0038】
次に、本実施の形態の動作について説明するけれども、実施の形態1の動作と殆ど異なるところがないので、固有の動作のみ説明する。図7に示したフローチャートのS720において、マーカ図柄の(カーソル)移動があったときには、S718に戻る替わりに、S712に戻る。
(実施の形態4)
本実施の形態のメニュー表示装置も、上述の実施の形態1の構成とほぼ同様であるので、異なる構成部分についてのみ説明する。
【0039】
マーカ図柄生成部は、上記実施の形態1のマーカ図柄生成部105の構成に加えて、現在表示しているマーカ図柄を記憶する記憶部を有する。メニュー項目表示指示部103から選択指示の通知を受け、かつ、メニュー項目表示制御部104からメニュー項目の通知を受けると、メニュー項目管理部に記憶されたメニュー項目が関係付けられている一つ上位の階層のメニュー項目の補助図柄を読み出し、記憶部に記憶しているマーカ図柄と複合して、その複合したマーカ図柄をマーカ表示制御部106に通知する。
【0040】
表示部107のウィンドウに表示される最上位のメニューの具体例を図14に示す。メニュー項目1401の内容を示唆する図柄1402をマーカ図柄1403を移動して、選択指示すると、図15に示すようなメニュー項目1401に関連付けられた一階層下のメニューが表示部107のウィンドウに表示される。本図のマーカ図柄1501は、メニュー項目1401の補助図柄である。
【0041】
メニュー項目1502の内容を示唆する図柄1503に対応する位置にマーカ図柄1501を移して、選択指示すると、図16の位置1601にマーカ図柄1602が表示されたメニューが表示される。この際、マーカ図柄1602は、メニュー項目1502の補助図柄とメニュー項目1402の補助図柄とを複合したものとなっている。更に、メニュー項目1603を選択指示すると、図17に示す位置1701にマーカ図柄1702が表示されたメニューが表示される。このマーカ図柄1702は、メニュー項目1603の内容を示唆する図柄1604に類似した補助図柄とマーカ図柄1602とを複合したものである。このように、補助図柄を用いることで、マーカ図柄の複合が容易にすることができる。なお、このとき、最上位のメニュー項目のマーカ図柄を省略してもよい。
【0042】
このマーカ図柄1702を一見すれば、このメニュー項目1703が関連付けられている上位の階層のメニュー項目を示唆する図柄、即ち、メニュー項目の内容が容易にわかる。
なお、上位の階層のメニュー項目の図柄が必ずしも下位の階層のメニュー項目の図柄を示唆するものである必要はなく、より下位の階層のメニュー項目への道案内として作用するだけのものであってもよい。即ち、図柄1503の「ゴリラ」は、最下位の階層のマーカ図柄1702を印象づける作用があるけれども、図柄1605の「リンゴ」を示唆するものとはいい難い。ただし、図柄1402の「木」は、図柄1503の「ゴリラ」がでてくることを予想させている。
【0043】
また、本実施の形態では、上記実施の形態1〜3のようにメニュー項目に含まれる項目名の表示を省略しているけれども、メニュー項目を示唆する図柄1402等でメニュー項目の内容が理解できれば項目名の表示を省略してもよい。
(実施の形態5)
図19は、本発明に係るメニュー表示装置の実施の形態5の構成図である。
【0044】
このメニュー表示装置は、データ管理部1901と、データ表示部1902と、選択操作部1903と、データ表示制御部1904と、図柄生成部1905と、図柄表示制御部1906とを備える。また、図柄生成部1905は、図柄識別子保持部1907と、図柄生成バッファ1908とを有する。
データ管理部1901は、図20に示すような図柄付データ2001、2002、2003、2004等を記憶している。図柄付データ2001は、図柄2005とデータ2006とを含み、図柄2005には、図柄識別子2007が付加されている。同様に、図柄付データ2002も、図柄2008と図柄識別子2009とデータ2010とを含んでいる。また、データ管理部1901は、データ2006等に含まれるリンクテキスト2011(下線を付したテキスト)と図柄付データとのリンク関係を矢符2012等で示すように記憶している。
【0045】
データ表示部1902は、液晶ディスプレイ、CRT等のビットマップディスプレイからなり、データ表示制御部1904と図柄表示制御部1906との制御によって、図柄付データのデータと図柄とを表示する。例えば、データ管理部1901に記憶されている図柄付データ2001を表示すると図21に示すようになる。データ表示部1902には、図柄付データ2001のデータ2006と、図柄2005とが表示されている。図柄2005は、データ2006の「先日のサッカー試合結果」の内容を想起させるサッカーボールであり、データ2006の上部の所定位置に表示されている。なお、データ2006中のリンクテキスト2011のハイライト2101が付されている「ヘルディ」は、後述する選択操作部1903で操作者がリンク先図柄付データの選択操作中であることを示している。
【0046】
選択操作部1903は、図22に示すようなリモートコントローラ(以下「リモコン」という)2201、4方向(上下左右)のカーソルキー、マウス、トラックボール、ジョイスティック等からなる。選択操作部1903は、例えば図21に示した図柄付データ2001の表示の切替え指示を操作者から受け付け、当該切替え指示をデータ表示制御部1904に通知する。即ち、リモコン2201の「↑」キー2202の押下によって、現在表示されているデータ2006中のリンクテキストを上位に一つずつ上げるよう表示制御部1904に通知し、「↓」キー2203の押下によってリンクテキストを下位に一つずつ下げるよう表示制御部1904に通知し、「決定」キー2204の押下によって現在ハイライト2101が付されているリンクテキストが選択されたことを表示制御部1904に通知する。
【0047】
ここで、リンクテキスト2011等の上位下位は、データ表示部1902に表示されたデータ2006中の左上にあるリンクテキストを最上位とし、右下にあるリンクデータを最下位とする。図21では、「ヘルディ」が最上位であり、「バリノス」が最下位である。
なお、選択操作部1903は、リモコン2201のデータ表示キー2205が押下されたときには、データ表示指示をデータ表示制御部1904に通知する。
【0048】
データ表示制御部1904は、選択操作部1903からデータ表示の指示を通知されると、データ管理部1901に記憶されている指示された図柄付データ又はデフォルト表示の図柄付データ、例えば図柄付データ2001を読み出し、データ2006をデータ表示部1902に表示させるとともに、図柄生成部1905の図柄識別子保持部1907に図柄付データ2001の図柄2005の図柄識別子2007を記録する。またデータ表示部1902に表示させたデータ2006の最上位のリンクテキスト2011にデフォルトとしてハイライト2101を付す。また、データ表示制御部1904は、選択操作部1903からリンクテキスト2011を下位または上位に上下する指示を受けると、データ表示部1902に表示しているデータ2006のハイライト2101を下位または上位のリンクテキストに移動して表示させる。リンクテキストの選択されたことの通知を受けると、現在ハイライト2101が付されているリンクテキストにリンクされている図柄付データを読み出し、データをデータ表示部1902に表示させるとともに、図柄生成部1905の図柄識別子保持部1907に該図柄付データの図柄の図柄識別子を記録する。
図柄生成部1905は、カウンタNを有し、予め決められた図柄のデータ表示部1902での配置初期値(x0,y0)を記憶している。図柄生成部1905は、データ表示制御部1904によって図柄識別子保持部1907に図柄識別子を記録されると、カウンタNに「1」を設定し、配置位置変数(X,Y)に配置初期値(x0,y0)を代入する。配置位置変数(X,Y)の値が決定されると、カウンタNの値であるN番目の図柄識別子が図柄識別子保持部1907に記録されているか否か判断し、記録されているときは、当該図柄識別子を読み出し、データ管理部1901に記憶されている図柄付データ中の対応する図柄を取得し、図柄生成バッファ1908の座標(X,Y)を配置位置の左上端位置として該図柄を書き込む。例えば、配置初期値(x0,y0)が(10,10)であれば、座標(X,Y)は(10,10)となる。カウンタNの値に「1」を加え、上記書き込んだ図柄のサイズ、幅w0と高さh0とを得て、配置位置変数(X,Y)のXの値をX=X+w0に代入して計算する。幅w0が30であれば、配置位置変数(X,Y)は、(40,10)に決定される。図柄識別子保持部1907にN番目の図柄識別子が記録されていないときは、図柄表示制御部1906に図柄の表示を指示する。
【0049】
図柄表示制御部1906は、図柄生成部1905から図柄の表示の指示を受けると、図柄生成バッファ1908に書き込まれた図柄を全て読み出し、データ表示部1902の所定の表示位置に読み出した図柄を表示させる。
図柄識別子保持部1907は、RAM等からなり、データ表示制御部1904によって、データ表示部1902が現在表示している図柄付データの表示に至るまで表示した図柄付データの図柄識別子を表示順に記録される。
【0050】
図柄生成バッファ1908は、VRAM等からなり、図柄生成部1905によって、図柄識別子保持部1907に記録されている図柄識別子に対応する図柄をデータ表示部1902の表示位置と対応した配置位置変数(X,Y)に従い書き込まれる。
今、データ表示部1902に図21に示す「<タイトル>先日のサッカー試合結果」が表示されている場合に、操作者がリモコン2201の「↓」キー2203を押下すると、ハイライト2101は、リンクテキスト「ガンパ」に移動する。次に操作者がリモコン2201の「決定」キーを押下すると、データ表示部1902には図23に示す「<タイトル>ガンパの概要」が表示される。即ち、データ表示制御部1904によって、データ管理部1901に記憶されている図柄付データ2001のリンクテキスト「ガンパ」に関連付けられた図柄付データ2002のデータ2010が読み出されてデータ表示部1902に表示され、図柄表示制御部1906によって、図柄生成バッファ1908に書き込まれた図柄がデータ2010の上方の図柄表示領域2301に表示される。図柄表示領域2301に表示されている図柄2005、2008は、この「ガンパの概要」を表示するまでの表示履歴を示している。
【0051】
次に、操作者がリモコン2201の「決定」キー2204を押下すると、リンクテキスト「大阪」が選択され、図20に示す図柄付データ2004のデータ内容が図24に示すようにデータ表示部1902に表示される。データ表示部1902の図柄表示領域2301には、「大阪名物」のデータ内容が表示されるまでの履歴である「先日のサッカー試合結果」、「ガンバの概要」及び「大阪名物」の内容を示唆する図柄2005、2008、2013が順に表示されている。
【0052】
次に、本実施の形態の図柄付データの表示を切替える動作について図25、図26のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本フローテャートにおいては、図柄付データの識別子を入力するなどの特定の操作により、既に1つの図柄付データがデータ表示部1902に表示されているものとする。
データ表示制御部1904は、選択操作部1903からリンクテキストの選択通知を待ち(S2502)、通知を受けると、リンクテキストに関連付けられた図柄付データをデータ管理部1901から読み出す(S2504)。データ表示制御部1904は、データ管理部1901から読み出した図柄付データが有するデータをデータ表示部1902に表示させる(S2506)。
【0053】
データ表示制御部1904は、データ管理部1901から読み出した図柄付データが有する図柄識別子を図柄識別子保持部1907に追加記録する(S2508)。図柄生成部1905は、データ表示制御部1904が読み出した図柄付データが有する図柄をデータ管理部1901から読み出して、その図柄を含む新たな図柄を図柄生成バッファ1908に書き込む(S2510)。なお、この詳細は後に説明する。
【0054】
図柄表示制御部1906は、図柄生成バッファ1908に書き込まれた図柄をデータ表示部1902に表示させ(S2512)、S2502に戻る。
なお、本フローチャートにおいて処理は終了しないが、処理終了指示の命令が外部から送られた場合に、処理を終了するものとする。
次に、上記S2510における図柄生成バッファ1908に図柄を書き込む動作の詳細を説明する。
【0055】
図柄生成部1905は、カウンタNの値をN=1とする(S2602)。図柄の配置位置変数(X,Y)に予め決められた図柄の配置初期値(x0,y0)を代入する(S2604)。N番目の図柄識別子が図柄識別子保持部1907に記録されているか否か判断し(S2606)、記録されていればS2608に移り、記録されていなければ上述のS2512に進む。
【0056】
S2608において、図柄生成部1905は、図柄識別子保持部1907からN番目の図柄識別子を読み出す。読み出した図柄識別子で識別される図柄をデータ管理部1901から取り出し(S2610)、取り出した図柄を図柄生成バッファ1908の配置位置変数(X,Y)が示す位置に書き込む(S2612)。カウンタNの値に「1」を加え(S2614)、取り出した図柄の大きさ(w0,h0)を得て(S2616)、図柄の配置位置変数(X,Y)に(X+w0,Y)を代入して(S2618)、S2606に戻る。
【0057】
以上のように本実施の形態によれば、ハイパーテキスト構造のデータを切替えながら表示するメニュー表示装置において、過去に表示したデータがデータ表示部1902の図柄表示領域2301を見れば一目で把握できる。
なお、本実施の形態において過去に表示したデータを識別する図柄群の表示は、横並びに表示したが、配置位置変数(X,Y)に(X,Y+h0)を代入するようにして、縦並びに表示するなど、その配列、表示方法は問わない。したがって、表示すべき図柄は多数になり画面に収まらない場合は、オーバーラップさせて表示させてもよいし、最近に表示したM枚のデータを識別する図柄のみを表示するようにしてもよい。
【0058】
また、データ表示部1902の図柄表示領域2301に表示した図柄は、過去に表示した図柄付データを示すためのものであったが、その図柄をリモコン2201に選択可能にしておき、図柄が選択された場合に、データ表示制御部1904にその図柄を含む図柄付データに表示を切替えるようさせてもよい。
即ち、操作者は、リモコン2201の「→」キー2205、「←」キー2206及び「決定」キー2004を用いて、データ表示部1902の図柄表示領域2301に表示されている図柄2005、2008、2013のいずれかを選択する。データ表示制御部1904は、選択通知を受けると、図柄生成部1905の図柄生成バッファ1908の配置位置から図柄2005等からいずれの図柄が選択されたかを判断し、対応する図柄識別子を図柄識別子保持部1907から取得する。なお、データ表示制御部1904は、図柄2005等の選択には、本実施の形態と同様、図柄2005等にハイライトを付すよう図柄表示制御部1906に指示する。図柄表示制御部1906は、図柄表示領域2301の指示された図柄2005等のうちの一つにハイライトを付す。
【0059】
データ表示制御部1904は、取得した該図柄識別子を含む図柄付データをデータ管理部1901から読み出し、そのデータをデータ表示部1902に表示させる。
例えば、図24に示した図柄2008にハイライトを付するようリモコン2201を操作すると、データ表示部1902には、図23に示したデータ2010が表示され、図柄表示領域2301には、図柄表示制御部1906によって、図24に示した図柄表示領域2301の図柄2013の右隣りに更に図柄2008が表示される。
【0060】
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したけれども、本発明は上記実施の形態に限定されないのは勿論である。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、メニュー項目が階層的に構成されているとき、そのメニュー項目の選択に到達するために選択した上位の階層のメニュー項目が指示印として図柄で区別できるので、ユーザは、指示印の図柄を記憶しておけば、再び同様の操作を行うとき試行錯誤なく目的のメニュー項目に到達でき、また、操作中においては階層を上下するとき、親メニュー項目の何を選択したからこのメニューが表示されているかが示されるので、無駄な試行錯誤を減少させることができる。
【0062】
請求項2の発明によれば、メニュー項目が階層的に構成されているとき、そのメニュー項目の選択に到達するために選択した上位の階層のメニュー項目が指示印として図柄に暗示されるので、ユーザは、指示印の図柄を記憶しておけば、再び同様の操作を行うとき試行錯誤なく目的のメニュー項目に到達でき、また、操作中においては階層を上下するとき、親メニュー項目の何を選択したからこのメニューが表示されているかが示されるので、無駄な試行錯誤を減少させることができる。
【0063】
請求項3の発明によれば、関連付けられた1階層上のメニュー項目が複数あるときには、それらの全ての選択できる親メニュー項目がわかるので、目的とするメニュー項目に容易に到達できる。
請求項4の発明によれば、メニュー項目の図柄が複雑な場合等には、補助図柄を設けると、新たな図柄の生成処理の簡便化と生成結果の品質の向上が図られる。
【0064】
請求項5の発明によれば、新たな図柄の複合がより容易となる。
請求項6の発明によれば、請求項1と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメニュー表示装置の実施の形態1の構成図である。
【図2】メニュー項目管理部に記憶されているメニュー項目の構成例1の内容の説明図である。
【図3】あらかじめ用意されているマーカ図柄の例である。
【図4】メニュー0の表示例である。
【図5】メニュー2の表示例である。
【図6】図2のメニュー項目の構成例1に基づくメニュー5の表示例である。
【図7】上記実施の形態の動作を説明するフローチャートである。
【図8】実施の形態2のメニュー項目管理部に記憶されるメニュー項目の構成例2の内容の説明図である。
【図9】図8のメニュー項目の構成例2に基づくメニュー5の表示例である。
【図10】実施の形態3のメニュー項目管理部に記憶されるメニュー項目の構成例3の内容の説明図である。
【図11】図10のメニュー項目の構成例3に基づくメニュー5の表示例である。
【図12】図10のメニュー項目の構成例3に基づくメニュー5の表示例である。
【図13】図10のメニュー項目の構成例3に基づくメニュー5の表示例である。
【図14】実施の形態4のメニューの表示例である。
【図15】上記実施の形態のメニューの表示例である。
【図16】上記実施の形態のメニューの表示例である。
【図17】上記実施の形態のメニューの表示例である。
【図18】従来例を説明する図である。
【図19】本発明に係るメニュー表示装置の実施の形態5の構成図である。
【図20】上記実施の形態のデータ管理部の記憶内容を示す図である。
【図21】上記実施の形態のデータ表示部の一表示例を示す図である。
【図22】上記実施の形態の選択操作部の一例であるリモコンを示す図である。
【図23】上記実施の形態のデータ表示部の一表示例を示す図である。
【図24】上記実施の形態のデータ表示部の一表示例を示す図である。
【図25】上記実施の形態の動作を説明するフローテャートである。
【図26】図25のS2510の詳細な動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
101 メニュー項目管理部
102 選択操作部
103 メニュー項目表示指示部
104 メニュー項目表示制御部
105 マーカ図柄生成部
106 マーカ表示制御部
107 表示部
1901 データ管理部
1902 データ表示部
1903 選択操作部
1904 データ表示制御部
1905 図柄生成部
1906 図柄表示制御部
1907 図柄識別子保持部
1908 図柄生成バッファ

Claims (6)

  1. 操作対象を選択するための階層構造を有した1つ以上のメニュー項目を含むメニューを表示手段に表示するメニュー表示装置であって、
    メニュー項目を他のメニュー項目と区別できる図柄を記憶しているメニュー項目記憶手段と、
    表示手段上の指示印の移動によってメニュー項目の選択を受け付ける選択操作手段と、
    前記選択操作手段が受け付けたメニュー項目に関連付けられた下位階層のメニュー項目を前記メニュー項目記憶手段から読み出して、前記表示手段に表示させるメニュー項目表示制御手段と、
    前記表示手段に表示させたメニュー項目に関連付けられた上位の階層のメニュー項目の図柄を前記メニュー項目記憶手段から読み出してその図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成するマーカ図柄生成手段と、
    前記マーカ図柄生成手段が生成した新たな図柄を前記選択操作手段の指示印として前記表示手段に表示させるマーカ図柄表示制御手段とを備えることを特徴とするメニュー表示装置。
  2. 操作対象を選択するための階層構造を有した1つ以上のメニュー項目を含むメニューを表示手段に表示するメニュー表示装置であって、
    メニュー項目を他のメニュー項目と区別できるようにその内容を示唆する図柄を記憶しているメニュー項目記憶手段と、
    表示手段上の指示印の移動によってメニュー項目の選択を受け付ける選択操作手段と、
    前記選択操作手段が受け付けたメニュー項目に関連付けられた下位階層のメニュー項目を前記メニュー項目記憶手段から読み出して、前記表示手段に表示させるメニュー項目表示制御手段と、
    前記表示手段に表示させたメニュー項目に関連付けられた上位の階層のメニュー項目の図柄を前記メニュー項目記憶手段から読み出してその図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成するマーカ図柄生成手段と、
    前記マーカ図柄生成手段が生成した新たな図柄を前記選択操作手段の指示印として前記表示手段に表示させるマーカ図柄表示制御手段とを備えることを特徴とするメニュー表示装置。
  3. 前記マーカ図柄生成手段は、
    上記表示手段に表示されたメニュー項目に関連付けられた1階層上のメニュー項目が複数あるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が複数あると判定したときは、各メニュー項目に対応する複数の図柄それぞれの一部又は全部を含む新たな図柄を生成する複合マーカ図柄生成部とを有することを特徴とする請求項2記載のメニュー表示装置。
  4. 前記メニュー項目記憶手段は、
    上記指示印を生成し易いように上記図柄に類似した補助図柄を記憶している補助図柄記憶部を含み、
    前記マーカ図柄生成手段に替えて、前記補助図柄記憶部に記憶されている補助図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成する補助マーカ図柄生成手段を備えることを特徴とする請求項2記載のメニュー表示装置。
  5. 前記補助マーカ図柄生成手段は、
    上記表示手段に表示されたメニュー項目に関連付けられた1階層上のメニュー項目が複数あるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部が複数あると判定したときは、各メニュー項目に対応する複数の補助図柄それぞれの一部又は全部を含む新たな図柄を生成する複合補助マーカ図柄生成部とを有することを特徴とする請求項4記載のメニュー表示装置。
  6. 操作対象を選択するための階層構造を有した1つ以上のメニュー項目を含むメニューを表示部に表示するメニュー表示装置のメニュー表示方法であって、
    メニュー項目を他のメニュー項目と区別できる図柄を記憶領域に記録するメニュー項目記 録ステップと、
    表示部上の指示印の移動によってメニュー項目の選択を受け付ける選択操作ステップと、
    前記選択操作ステップで受け付けたメニュー項目に関連付けられた下位階層のメニュー項目を前記記憶領域から読み出して、前記表示部に表示させるメニュー項目表示制御ステップと、
    前記表示部に表示させたメニュー項目に関連付けられた上位の階層のメニュー項目の図柄を前記記憶領域から読み出してその図柄の一部又は全部を含む新たな図柄を生成するマーカ図柄生成ステップと、
    前記マーカ図柄生成ステップで生成した新たな図柄を前記選択操作ステップの指示印として前記表示部に表示させるマーカ図柄表示制御ステップとを有することを特徴とするメニュー表示方法。
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