JPH10312261A - 選択メニューの入力方法およびその装置 - Google Patents

選択メニューの入力方法およびその装置

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JPH10312261A
JPH10312261A JP13759897A JP13759897A JPH10312261A JP H10312261 A JPH10312261 A JP H10312261A JP 13759897 A JP13759897 A JP 13759897A JP 13759897 A JP13759897 A JP 13759897A JP H10312261 A JPH10312261 A JP H10312261A
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JP13759897A
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Kazuo Kawasaki
和男 川崎
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KAWASAKI MUTSUKO
Original Assignee
KAWASAKI MUTSUKO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電子機器の入力方法において、メニュ−
選択と入力を容易に実施する。 【解決手段】 表示画面を複数の表示エリアに分割し
て、該分割された表示エリアに選択メニュ−を表示し、
操作者がメニュ−選択を実施して入力する場合におい
て、任意のメニュ−画面で選択されたメニュ−に下位の
メニュ−項目が存在する場合に、前記選択されたメニュ
−項目を再度表示することにより、表示効率が高くメニ
ュ−構成の判りやすい入力方法とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置を有する電
子機器、特には表示装置の小さな携帯機器の入力方法お
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のエレクトロニクスの発達に伴い、
情報機器の小型化が一層進み、小型化の情報機器が出現
してきていると同時に、従来の携帯型の電子機器や情報
機器、特には通信機器である携帯電話等においては、そ
の機能の高機能化が進んでいる。
【0003】これら、携帯電話に代表されるような携帯
機器の高機能化に伴い、多様化した機能を使用する場合
における各種の設定や、機能の選択等を実施するために
操作者が選択、入力するメニュ−項目が大幅に増大して
きている。
【0004】従来の携帯電話等においては、これらのメ
ニュ−項目を選択、入力する方法として、複数のキ−を
組み合わせた特定のキ−操作を実施するか、携帯電話の
表示手段である液晶パネル等に、選択するメニュ−に番
号を付与して表示させ、この番号に対応する数字キ−を
操作者が入力することで実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
上記した従来の特定のキ−操作を実施して入力する場合
においては、特定のキ−操作を操作者が理解していなけ
れば入力することができなかった。
【0006】そのため上記したように、これら入力する
メニュ−項目をその表示手段である液晶パネル等に番号
を付与して表示する入力方法が用いられてきている。
【0007】しかしながら、これらの携帯機器、特に携
帯電話等では携帯性向上の観点などから、その表示手段
における表示面積を大きくすることが困難である。よっ
て限られた表示面積に高機能化に伴う入力メニュ−項目
の増大に対応できるように、より多くのメニュ−を一度
に表示させようとすると図12(a)に示すようにメニ
ュ−内容が認識しずらい表示になってしまう。
【0008】ここで、図12(b)に示すようにメニュ
−項目を体系付けて多階層のツリ−構造とし、一度に表
示するメニュ−項目を認識しやすい程度に低減して表示
すると、操作者は所望のメニュ−の入力を実施するのに
何回ものメニュ−選択を実施して所望のメニュ−を選択
することになるため、入力が非常に煩雑となり、よって
高機能化されてもそれらの機能が実際には使用されない
場合があった。
【0009】また、前記のツリ−構造が多くの階層とな
ると、操作者が所望のメニュ−項目がどこに存在するの
か、また現在表示されているメニュ−項目に下位の階層
のメニュ−項目が存在するのかどうかも非常にわかりに
くくなり、前回の表示メニュ−と現在表示されているメ
ニュ−との関連性も判りにくくなってしまうなどの問題
点があった。
【0010】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、表示面積の限られた携帯電話等に代表され
る電子機器において、限られた表示面積を有効に使用
し、より多くのメニュ−を判りやすく表示できるととも
に、所望する選択入力のメニュ−階層関係を確認しなが
ら入力することのできる選択メニュ−の入力方法および
その装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の選択メニュ−の入力方法は、表示手段と
入力手段とを有する電子機器において、表示手段の表示
部を複数のエリアに分割し、前記複数のエリア各に電子
機器を制御するメニュ−項目を表示し、前記メニュ−項
目の各表示エリアを前記入力手段により選択すると、前
記選択されたメニュ−項目に関連づけられた下位階層の
メニュ−項目を前記の複数に分割された表示エリアの一
つの表示エリアを残して割り当てて表示するとともに、
前記選択されたメニュ−項目を、前記の残された一つの
表示エリアに再度表示することを特徴としている。この
特徴により、限られた表示面積全面にメニュ−項目を表
示しても、操作者が認識しずらくなるようなことがな
く、よってより多くのメニュ−項目を一度に表示するこ
とが可能となる。また、一度に表示可能なメニュ−項目
を多く出来ることから、階層構造の段数を低減すること
が可能となることにより、メニュ−選択の回数が低減し
て入力が容易になると共に、選択されたメニュ−項目を
再度表示することによって、現在表示されているメニュ
−項目と前回表示されたメニュ−項目との階層関係を確
認することができる。
【0012】本発明の選択メニュ−の入力方法は、前記
選択されて再度表示されるメニュ−項目を表示する表示
エリアが、前記複数に分割された表示エリアの中央に表
示されるようになっていることが好ましい。このように
すれば、中央に表示されたメニュ−項目に関連したサブ
メニュ−項目(本明細書においては、階層構造において
下位のメニュ−項目をサブメニュ−と呼称する)をその
周辺に表示する表示画面となり、よってメニュ−の階層
構造をそのメニュ−項目の存在する方向のイメ−ジで操
作者が認識できるようになることから、メニュ−項目の
階層構造を容易に理解できるようになる。
【0013】本発明の選択メニュ−の入力方法は、前記
選択されて再度表示されたメニュ−項目の選択が、現在
表示されている表示画面より一つ上位の階層の表示画面
を表示させようになっていることが好ましい。このよう
にすれば、一つ上位の画面に戻るための個別のメニュ−
項目を設ける必要が無くなるため、より多くのメニュ−
項目を一度に表示することができる。
【0014】本発明の選択メニュ−の入出力方法は、前
記複数に分割された各表示エリアを選択入力する方法に
おいて、現在選択されている表示エリアの表示を反転ま
たは/および点滅させることが好ましい。このようにす
れば、現在選択されているメニュ−項目を瞬時に認識で
きると同時に、操作者が確認しながらメニュ−項目を入
力することができるようになる。
【0015】本発明の選択メニュ−の入出力方法は、前
記複数に分割された表示エリアに表示されるメニュ−項
目に関連付けられた下位階層のメニュ−項目が存在する
場合において、前記メニュ−項目の表示エリアの枠構造
を下位のメニュ−項目が存在しないメニュ−項目の表示
エリアの枠構造と異なるように表示することが好まし
い。このようにすれば、現在表示されているメニュ−項
目に下位のサブメニュ−項目が存在するか否かを、メニ
ュ−項目を選択入力する以前に操作者が判断することが
できるようになる。
【0016】本発明の選択メニュ−の入出力方法は、前
記表示手段をカラ−表示可能な表示手段とし、前記複数
に分割された表示エリアを、該表示エリアに表示される
メニュ−項目に対応した色にて表示することが好まし
い。このようにすれば、類似の機能のメニュ−項目に同
様の色を割り当てて表示することなどによって、より一
層操作者のメニュ−項目の認識度を高めることが可能と
なる。
【0017】本発明の選択メニュ−の入出力装置として
は、複数のエリアに分割された表示部と、前記表示部に
設けられた透明な座標入力手段と、前記複数のエリア各
に電子機器を制御するメニュ−項目を表示する表示手段
とからなり、前記メニュ−項目の各表示エリアを前記座
標入力手段により選択することにより、前記選択された
メニュ−項目に関連づけられた下位階層のメニュ−項目
を前記の複数に分割された表示エリアの中央のエリアを
残して割り当てて表示するとともに、前記選択されたメ
ニュ−項目を、前記の残された中央の表示エリアに再度
表示する入力画面を有することを特徴としている。この
特長により、限られた表示面積全面にメニュ−項目を表
示しても、操作者が認識しずらくなるようなことがな
く、よってより多くのメニュ−項目を一度に表示するこ
とが可能となる。また、一度に表示可能なメニュ−項目
を多く出来ることから、階層構造の段数を低減すること
が可能となることにより、メニュ−選択の回数が低減し
て入力が容易になると共に、選択されたメニュ−項目を
再度表示することによって、現在表示されているメニュ
−項目と前回表示されたメニュ−項目との階層関係を確
認することができる。また、中央に表示されたメニュ−
項目に関連したサブメニュ−項目をその周辺に表示する
表示画面となり、メニュ−の階層構造をそのメニュ−項
目の存在する方向のイメ−ジで操作者が認識できるよう
になることから、メニュ−項目の階層構造を容易に理解
できるようになる。
【0018】本発明の選択メニュ−の入出力装置として
は、前記表示エリアに表示されたいずれかのメニュ−項
目が常に選択されており、選択されたメニュ−項目に選
択されていることを示す識別表示を表示し、前記座標入
力手段が、操作者の操作で表示エリア内のメニュ−項目
各に、上、下、左、右に移動する選択手段と、入力スイ
ッチとで構成されていることを特徴としている。この特
長により、操作者は表示画面を見ながら、現在選択され
ている選択メニュ−を確認しながら入力操作を実施でき
るようになる。またメニュ−選択において、選択されて
いるメニュ−項目をキ−操作で移動させて選択でき、必
ずいずれかのメニュ−項目が選択されていることから、
メニュ−項目以外の座標等を選択してしまい、入力をミ
スするようなことがなく、確実な入力が可能となる。
【0019】発明の選択メニュ−の入出力装置として
は、前記選択されたメニュ−項目に選択されていること
を示す識別表示を表示する手段が、現在選択されている
表示エリアのメニュ−項目の表示を反転または/および
点滅させるようになっていることが好ましい。
【0020】このようにすれば、現在選択されているメ
ニュ−項目を瞬時に認識できると同時に、操作者が確認
しながらメニュ−項目を入力することができるようにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】
(実施例−1)以下、本発明による選択メニュ−の入力
方法および装置の実施例を図面を参照して詳細説明す
る。
【0022】図1は、本実施例−1の携帯電話のブロッ
ク図である。
【0023】本実施例−1の携帯電話は図1に示される
ように、無線電波を送受信するアンテナ1と無線電波を
変調および復調するRFモデム2とデジタル化された音
声デ−タを音声に変換したり、携帯者の音声をデジタル
デ−タに変換する機能を有する音声LSI3と前記音声
LSI3にて変換された音声を出力するスピ−カ−4と
音声を入力するマイク5と、各種の情報を表示するLC
Dパネル6とこのLCDパネル6の表示を制御するLC
Dドライバ−7と、前記表示手段であるLCDパネル6
の表面に配置される透明タッチパネル8と、透明タッチ
パネル8からの入力を検知して所定のデ−タを出力する
タッチパネル制御IC9と、ダイヤル番号等を入力する
入力キ−郡10と、時計機能を有するRTC(リアルタ
イムクロック)11と、自局の電話番号や各種の電話番
号や氏名、アドレス等のデ−タ並びに各種の機能設定デ
−タ等を記憶しておくEEPROM12と、これらの各
種のデバイスを制御し、所定のプログラムを実行するM
PU(マイクロプロセッサ−ユニット)13とから成っ
ており、前記のMPU13の内部には、MPU13に実
行させるプログラムや各種の表示画面デ−タ等のデ−タ
ベ−ス等が記憶されている内部ROM14と、これらプ
ログラムを実行するための各種演算結果やプログラム自
体を一時的に記憶、格納するための内部RAM15を有
している。
【0024】本実施例−1に使用されるLCDパネル6
は、本発明におけるメニュ−表示画面において画面全体
を有効に使用することが好ましいことから、従来の携帯
電話に用いられているキャラクタ表示タイプのLCDパ
ネルではなく、画面全体が微細な点で構成されるドット
マトリックスタイプのLCDパネルとしており、よって
このLCDパネル6の表示を制御するLCDドライバ−
7もドットマトリックスタイプのものを使用している。
【0025】また、表示画面を素早く表示させるため
に、前記LCDドライバ−7には複数の画面デ−タを格
納することのできるVRAM15が内蔵されていること
が好ましい。
【0026】また、本実施例−1に用いたLCDパネル
6の表面に配置される透明タッチパネル8の構成は図2
に示されるように、本実施例−1においては、メニュ−
表示のための表示エリアの分割数が9分割であり、その
分割数を固定していることから、各メニュ−が表示され
る分割された表示エリアの位置が、どの表示画面におい
ても一定であるため、任意の座標を検出する方式ではな
く、前記分割された各表示メニュ−エリアに対応した位
置を検出する方式とし、前記複数に分割された表示エリ
アの各々の位置に対応するように、透明フィルム表面の
透明電極を図−2に示すようにパタ−ニングして電極2
0を形成し、表示画面に相当する部分全面に透明電極2
1を設けると共に、該透明電極の表面にスペ−サ−22
を形成した透明フイルム24を、前記パタ−ニングされ
た透明電極を有するフイルム23と対向させた構成とし
ている。このようにすると、任意の座標検出を実施する
場合に比較して、座標を特定するための複雑な回路や演
算等の処理が必要ではないことから、タッチパネル制御
IC9を小型化、小電力化できるとともに、安価にて透
明タッチパネルを使用することができるので好ましい。
【0027】以下、本実施例における入力動作を図3、
図4、図5、図6、図7、図8を用いて説明する。
【0028】図3には本実施例−1の携帯電話の通常画
面を示した図3(a)とメニュ−選択を実施した場合に
表示される「MAINMENU」画面を示した図3
(b)が記載されており、図4は本実施例−1のメニュ
−項目の階層構造を模式的に示した図であり、図5は各
階層構造における表示画面と各表示エリアに割り当てら
れた個別IDを図4の階層構造と対応させて模式的に示
した図であり、図6は本実施例−1で入力操作例として
メニュ−選択を実施した場合の表示画面の変化を、各表
示画面を関連付けて示した図であり、図7は本実施例−
1におけるMPU13の処理内容を示す処理フロ−図で
あり、図8は内部ROM14に格納されている表示エリ
アデ−タベ−スを示す図である。
【0029】本実施例−1においては、事前に表示エリ
アと入力エリアに共通の1〜9のエリア番号を付与して
あり、本実施例−1におけるメニュ−項目の階層構造
は、図4に階層1および階層2と階層3の一部が模式的
に示されるような構成をしており、各表示画面と各画面
の各々の表示エリアには、図5に示されるように個別の
IDが付与されている。
【0030】これらID付与の具体的な方法は図5に示
すように、階層に対応した桁数のIDを使用する。
【0031】ID付与の方法は、原則的に最上位桁が階
層段を示し、その次の桁が第1階層でのメニュ−項目の
表示エリア番号を示し、以下その次の桁が第2階層での
メニュ−項目の表示エリア番号、以下同様の方法でID
を付与することで重複のないIDを効率良く付与されてい
る。
【0032】まず本実施例の携帯電話が一般の動作状態
にあるときは、図3(b)に示すように表示手段の表示
は日付や時刻および曜日等の表示と、前記9分割された
表示エリアの1表示エリアに「MENU」の表示が表示
されている。
【0033】操作者はメニュ−選択を実施したい場合
は、前記通常画面の「MENU」の表示部分を押圧す
る。
【0034】すると、透明タッチパネル8の透明電極が
押圧されることにより接触し、導通してタッチパネル制
御IC9に信号が入力される。
【0035】タッチパネル制御IC9は、9分割された
電極から個別の信号が入力されることにより、入力され
た信号に基づきその入力エリアの番号1〜9をMPU1
3に入力エリア番号デ−タとして出力する。
【0036】MPU13はタッチパネル制御IC9から
出力されてきた入力エリアのデ−タが「MENU」の表
示エリアである「9」であるか否かを判定し、「9」で
ある場合においてはLCDドライバ−7に前記の入力エ
リア番号「9」に対応する表示エリア番号「9」の表示
エリアの表示を反転する命令を出力する。
【0037】LCDドライバ−7はMPU13の命令出
力によりLCDパネル6を制御して「MENU」と表示
されている表示エリアの表示を白黒反転させる。
【0038】これにより操作者は表示が反転されたこと
から、「MENU」の項目が選択されたことを確認し、
再度「MENU」の表示部分を押圧入力する。
【0039】この操作により、上記と同様に透明タッチ
パネル8→タッチパネル制御IC9→MPU13と信号
およびデ−タが再度伝送され、操作者が表示エリア番号
9の「MENU」を入力したことをMPU13が判断
し、MPU13は入力された通常画面のIDが(0)で
あることから、表示エリアID(0.9)に対応する処
理を内部ROM14に格納されている表示エリアIDデ
−タベ−スを検索して読み出すとともに、次に表示すべ
き画面IDデ−タである(1.1)と該画面IDデ−タ
が格納されている内部ROM14内のアドレス「010
0」を読み出す。
【0040】次いでMPU13は、読み出したアドレス
に格納されている画面デ−タを内部ROM14より読み
出して前記LCDドライバ−7内部のVRAM16に転
送するとともに、LCDドライバ−7にVRAM16に
転送された画面デ−タに基づく画面を表示するよう命令
を出力する。
【0041】LCDドライバ−7は、MPU13の命令
出力に基づいて、図3(b)に示されるようにVRAM
16に格納されている画面ID(1.1)の「MAIN
MENU」画面のデ−タを読み出し、LCDパネル6を
制御して画面ID(1.1)の「MAINMENU」画
面をLCDパネル6に表示させる。
【0042】操作者は表示画面である画面ID(1.
1)の「MAINMENU」画面の各メニュ−項目の中
から、所望のメニュ−項目を選定し、選定したメニュ−
項目の表示エリアを前記と同様に押圧することにより選
択し、表示が反転した後に再度押圧入力することにより
選択を決定して、より下位の階層のメニュ−を表示させ
ることができる。
【0043】ここでは図6に示すように、選択例として
上記画面ID(1.1)の「MAINMENU」画面に
おいて、操作者が「SEARCH」のメニュ−項目を選
択したものとすると、操作者が「SEARCH」の表示
部分を押圧すると、透明タッチパネル8の「SEARC
H」の入力エリア番号6の電極20が導通して、タッチ
パネル制御IC9に入力エリア番号6の信号が入力さ
れ、該入力エリア番号6のデ−タがMPU13に出力さ
れる。
【0044】MPU13は、上記のタッチパネル制御I
C9からの出力デ−タに基づき、該出力デ−タである6
と一致する表示エリア6の表示を反転するようにLCD
ドライバ−7に命令を出力し、LCDドライバ−7はL
CDパネル6を制御して表示エリア6の表示を白黒反転
させる。
【0045】操作者は、「SEARCH」の表示エリア
が白黒反転したことにより、「SEARCH」のメニュ
−が選択されたことを確認しながら、再度「SEARC
H」の表示エリアを押圧入力する。
【0046】この操作により、上記と同様に透明タッチ
パネル8→タッチパネル制御IC9→MPU13と信号
またはデ−タが再度伝達され、操作者が表示エリアID
(1.6)のメニュ−項目である「SEARCH」を再
度入力したことをMPU13が判断し、MPU13はこ
の入力に基づき表示エリアID(1.6)に対応する処
理を内部ROM14に格納されている表示エリアIDデ
−タベ−スを検索して読み出すとともに、選択されたメ
ニュ−項目に下位のメニュ−項目が存在するかを該デ−
タベ−スの処理デ−タからから判断し、同時に次に表示
すべき画面IDデ−タである(2.6)と該画面IDデ
−タが格納されている内部ROM14内のアドレス「0
600」を読み出し、前記画面ID(1.1)の「MA
INMENU」画面表示を実施したのと同様に、LCD
ドライバ−7内部のVRAM16に読み出した画面デ−
タを転送するとともに、LCDドライバ−7にVRAM
16に転送された画面デ−タに基づく画面を表示するよ
う命令を出力する。
【0047】本実施例−1において、上記した表示エリ
アIDデ−タベ−スの構成は図8に示すような構成をし
ていおり、各表示エリアIDに対応した処理内容や、下
位メニュ−項目の有無、次に表示すべき画面IDのデ−
タ、および画面デ−タが格納されている内部ROMアド
レス等が関連付けられたさせた構成としている。
【0048】LCDドライバ−7は、MPU13の命令
出力に基づいて、VRAM16に格納されている画面I
D(2.6)の「MAINMENU」画面のデ−タを読
み出し、LCDパネル6を制御して画面ID(2.6)
の「SEARCH」画面をLCDパネル6に表示させ
る。
【0049】これら下位の画面デ−タにおいては、図6
に示すように、操作者が上位のメニュ−画面において選
択したメニュ−項目(上記においては「SEARCH」
のメニュ−項目)を表示の中心に位置するように画面デ
−タを記述してある。
【0050】さらに、上記の画面ID(2.6)の「S
EARCH」のメニュ−画面が表示された段階におい
て、図6に示されるように操作者が「PHONE NU
MBER」のメニュ−選択を実施した場合においても、
上記の入力動作と同様に図7に示す処理フロ−図に示さ
れるような一連の操作を繰り返すことによりメニュ−の
表示、入力を実施することができる。
【0051】本実施例−1においては、上記したように
画面デ−タおよび各画面の各表示エリアをIDにより管
理する手法を用いているが、この手法によれば各表示画
面の各表示エリアに表示されたメニュ−がどのようなメ
ニュ−項目で、どのような制御内容を実施するのかを、
MPU13がデ−タベ−スを検索して判断することが可
能であることから、これらIDによる入力管理を実施す
ることが好ましい。
【0052】また、本実施例−1においては、現在表示
している画面から、前回表示された上位の階層の表示画
面に戻る処理を、操作者が実施したい場合においては、
操作者は表示画面中央に再度表示されたメニュ−項目を
選択、入力することにより、上位の階層の画面を表示す
るような図7に示される処理フロ−に基づく制御プログ
ラムがMPU13の内部ROM14に格納されている。
【0053】この上位の画面を再度表示させる操作例と
して、上記画面ID(3.6.6)の「PHONE NU
MBER」が中央に表示された階層3の表示画面より階
層2の画面ID(2.6)の「SEARCH」の画面を
再度表示させたい場合においては、操作者は表示画面の
中央に表示されている「PHONE NUMBER」の
メニュ−表示エリアを押圧入力し、この入力によって、
前記した入力動作と同様に透明タッチパネル8→タッチ
パネル制御IC9→MPU13と信号およびデ−タが伝
送され、操作者が「PHONE NUMBER」を入力
したことをMPU13が判断し、前記の下位の階層画面
を表示する場合と同様に、MPU13は表示の反転命令
をLCDドライバ−7に出力し、画面ID(3.6.6)
の「PHONE NUMBER」のメニュ−が表示され
ている中央の表示エリア番号5の表示を白黒反転させ
る。
【0054】LCDドライバ−7は、MPU13の命令
に基づき表示エリア番号5の表示エリアの表示をLCD
パネルを制御して反転する。
【0055】操作者は表示の反転を確認した後、再度
「PHONE NUMBER」のメニュ−表示エリアを
押圧入力する。
【0056】この入力に基づき、MPU13は操作者が
表示画面ID(3.6.6)の表示エリア5を入力したこ
とから、5の入力は一義的に表示を上位のメニュ−画面
に戻す制御処理であるから、ROMから入力IDに伴う
デ−タベ−スの制御メニュ−の検索を実施せずに、前記
表示画面ID(3.6.6)から表示する画面IDを、上
位の階層に戻すことから最上位の桁の数値から1を減じ
て表示画面ID(2.6)を算出し、画面ID(2.6)
の画面デ−タを内部ROM14から読み出してVRAM
16に転送すると共に、画面ID(2.6)の画面表示
命令をLCDドライバ−7に出力し、LCDパネル6に
表示画面ID(2.6)の画面を表示させる。
【0057】また、さらに上位の階層の表示画面を再表
示させる場合においても、上記と同様に表示画面中央の
表示エリアを選択入力することにより、操作者は下位、
上位の表示画面を任意に表示させることが可能となる。
【0058】本実施例−1においては、これら上記した
ように中央の再表示されたメニュ−項目を選択した場合
に上位のメニュ−表示画面に戻る手法を用いることは、
独自に上位の画面に戻る表示メニュ−を設ける必要がな
く、よって一度に表示できるメニュ−項目を多くするこ
とが可能になることから好ましい。
【0059】本実施例−1において、前記したように操
作者により選択された表示エリアのメニュ−項目の表示
を反転させる処理を実施することは、操作者が選択され
たメニュ−項目を確認しながら入力を実施できるのた
め、操作者が入力するキ−を間違えて入力するなどのこ
とを未然に防止できることから好ましい。
【0060】また、本実施例−1においては、上記した
ように表示の反転を用いたが、同様の効果を得るために
表示を点滅させたり、表示の反転と点滅を組み合わせた
りしても良い。
【0061】また、本実施例−1においては、LCDド
ライバ−7のVRAM16に、表示する画面デ−タのみ
を転送したが、VRAM16に十分な容量が存在する場
合においては、次に表示する可能性のある表示画面デ−
タを内部ROM14より読み出して表示を実施する前に
予めVRAM16に転送しておき、表示の段階において
はMPU13はLCDドライバ−7に対して表示画面I
Dのみを出力するようにして、操作者の入力により瞬時
に表示を実施できるようにしておくようにしても良い。
【0062】また本実施例−1においては、複数に分割
された各表示エリアに表示される各メニュ−項目の表示
枠において、該表示エリアに表示されている各メニュ−
項目に、下位のメニュ−項目が存在する場合において
は、図4に示されるように、表示エリアの枠構造を下位
サブメニュ−項目が存在しない項目と異なる構造として
いる。
【0063】上記の枠構造の例として、図4における画
面ID(2.8)において、表示エリアID(2.8.
8)の「OFF」のメニュ−項目には下位のメニュ−が
存在しないため、枠構造は単純な正方形の構造である
が、表示エリアID(2.6.6)の「PHONE NU
MBER」のメニュ−項目に関しては、画面ID(3.
6.6.)に示されるように下位に複数のサブメニュ−が
存在することから、枠構造を2重線とし、枠の一角を切
り欠いた枠構造としている。
【0064】これら、枠構造を表示メニュ−において異
なるものにする具体的な手法としては、上記内部ROM
14に格納されている表示画面デ−タを、メニュ−項目
の内容に対応させた枠構造を有するように記述しておく
ことで実現される。
【0065】上記の本実施例−1のように、表示エリア
の枠構造を下位のサブメニュ−が存在するか否かによっ
て変化させる手法は、操作者が入力を実施する際に、現
在表示されているメニュ−項目に下位のサブメニュ−の
項目が存在するか否かを、選択入力する前に確認できる
ことから、階層構造を操作者が類推することが可能とな
り、不必要なメニュ−選択を操作者が実施することを防
ぐことが可能なことから好ましい。
【0066】また、本実施例−1においては図4に示す
ように、表示メニュ−の表示に英文字を使用したが、こ
れら表示は和文やカタカナでも良いが、表示メニュ−の
内容によりメニュ−内容によりタイトルの長さが異なる
ことからタイトルの文字数の少ない場合は良いが、長い
場合には表示が見難くなることがあるため、これらメニ
ュ−内容を図形等により模式化したアイコン等を表示し
ても良い。
【0067】また、本実施例−1においては画面デ−タ
を内部ROM14に格納して、これに図5に示すように
画面IDを付与して管理、表示を実現しているが、本実
施例−1で用いたように、各メニュ−表示のエリアをI
D番号にて管理し、これらID番号に対応する表示メニ
ュ−をデ−タベ−スから読み出し、再表示するメニュ−
項目を中央に表示するように並べ替えを実施して、表示
画面を生成させるアルゴリズムを作成し、これに基づく
プログラムをMPUに実行させて表示画面を生成して表
示させることも可能であり、これら表示画面の生成方法
は本実施例−1に限定されるものではない。
【0068】また、本実施例−1においては、操作者の
入力動作を、一度入力すると表示の白黒反転が実施さ
れ、再度の入力操作で選択が実行されるように記載して
あるが、タッチパネル制御IC9にタイマ回路を設け、
一定時間以上に操作者が押圧による入力を実施した場合
には、再度入力されたものと判断するようにタッチパネ
ル制御IC9を設計することで、操作者が操作に慣れて
きた場合においては、選択の入力を一度の動作で完了で
きることから、このような機能をタッチパネル制御IC
9に付与しても良い。
【0069】(実施例−2)図9は、本実施例−2で用
いた携帯電話のブロック図である。
【0070】実施例−1との違いに基づいて説明をする
と、LCDパネル6は実施例−1が白黒LCDパネルで
あったのに対し、本実施例−2ではTFT方式のドット
マトリックスカラ−LCDパネルを使用しており、この
パネルを制御し駆動するLCDドライバ−7’もカラ−
表示タイプのドライバ−を使用している。また、カラ−
化に伴い、表示画面デ−タが白黒に比較して大きくなる
ため、前記LCDドライバ−7の内部にあるVRAM1
6’の容量と、MPU13’の内部にある内部ROM1
4’の容量を大きなものに変更してある。また、実施例
−1においては、LCDパネル表面に透明なタッチパネ
ル8を配置したが、本実施例−2においては上、下、
左、右の移動と選択決定に割り当てられたキ−スイッチ
17を図10にように形成して使用しており、この前記
キ−スイッチ17とMPU13’との間には、実施例−
1と同様の入力エリア番号をMPU13’に出力するよ
うに回路構成された入力インタ−フェイスIC18が挿
入されており、その他は実施例−1と同様である。
【0071】以下、本実施例−2における入力動作を図
5、図7、図11を用いて説明する。
【0072】本実施例−2のメニュ−項目の階層構造は
実施例−1の図4に示されたものと同じであるが、図1
1に示すように各メニュ−項目において、共通であった
り類似のメニュ−項目に関しては同様の背景表示色の表
示エリアとしてある。
【0073】本実施例−2においては、各表示画面にお
いて共通のメニュ−項目である「HELP」メニュ−に
黄色、「ETC」のメニュ−項目に緑色、再表示された
中央のメニュ−項目には青色、OFFなどの重要機能に
関しては赤色などを割り当てた画面デ−タとしている。
【0074】本実施例−2の入力動作も基本的には実施
例−1と同様であり、図11の画面ID(1.1)から
「SEARCH」のメニュ−項目を選択した場合の動作
に関して説明すると、操作者は表示画面ID(1.1)
を見て「SEARCH」を選定して入力する場合、前記
図10に示された上、下、左、右の移動に割り当てられ
たキ−スイッチ17を操作して、選択したい「SEAR
CH」の表示を反転させる。
【0075】この表示を反転させる動作を実現する方法
は、前記実施例−1において説明されているように、操
作者が上記キ−スイッチ17を押圧入力することによ
り、上、下、左、右に割当られたキ−スイッチが導通
し、移動方向の信号を入力インタ−フェイスIC18に
信号として与える。
【0076】入力インタ−フェイスIC18は、内部に
表示エリアの各番号に対応するマップレジスタを有して
おり、操作者の操作によるキ−スイッチの入力に基づい
てマップレジスタのポインタの位置が現在選択されてい
る表示エリアと対応して移動するように回路構成されて
おり、前記キ−スイッチの入力に基づいてこのポインタ
の位置を移動させて、現在ポインタのあるレジスタに対
応付けられた表示エリア番号である「6」を、実施例−
1と同様にMPU13’にデ−タとして出力する。
【0077】MPU13’は入力インタ−フェイスIC
18からの出力デ−タに基づき、選択された表示エリア
の表示を反転させるようにLCDドライバ−7に指示を
実施し、LCDドライバ−7はカラ−LCDパネル6’
を制御して表示を反転させることで実現されている。
【0078】操作者は「SEARCH」の表示が反転さ
れたことにより、「SEARCH」のメニュ−項目が選
択されていることを確認した後、図10に示されるよう
にキ−スイッチ17の中央に設けられた選択スイッチ1
9を押圧入力することにより、選択スイッチを導通させ
て選択信号を入力インタ−フェイスIC18に与える。
【0079】入力インタ−フェイスIC18は選択スイ
ッチの信号の入力に伴い、現在ポインタのあるレジスタ
に対応付けられた表示エリア番号である「6」をデ−タ
としてMPU13’に出力する。
【0080】MPU13’は入力インタ−フェイスIC
18からのデ−タに基づき、表示エリアID(1.6)
に対応する処理を内部ROM14’に格納されている表
示エリアIDデ−タベ−スを検索して読み出すととも
に、選択されたメニュ−項目に下位のメニュ−項目が存
在するかを該デ−タベ−スの処理デ−タからから判断
し、同時に次に表示すべき画面IDデ−タである(2.
6)と該画面IDデ−タが格納されている内部ROM1
4内のアドレスを読み出し、LCDドライバ−7’内部
のVRAM16’に読み出した画面デ−タを転送すると
ともに、LCDドライバ−7’にVRAM16’に転送
された画面デ−タに基づく画面を表示するよう命令を出
力し、LCDドライバ−7’はVRAM16’から画面
ID(2.6)のデ−タを読み出し、カラ−LCDパネ
ル6’を制御して画面(2.6)の表示を行う。
【0081】これら本実施例−2の処理動作は、図7に
示される実施例−1のフロ−と同一である。
【0082】上記、実施例−2によれば、表示手段にカ
ラ−LCDパネル6’を用いたことにより、色による識
別表示が可能であることから、類似もしくは共通のメニ
ュ−項目に同一の背景色を表示することにより、操作者
がメニュ−を素早く認識できるようになるとともに、メ
ニュ−の分類を色にて実施することにより、階層構造を
より理解しやすいものとすることができる。
【0083】また、上記キ−スイッチ17を用いると、
従来のようにメニュ−番号に対応する数字キ−を操作者
が確認して入力するのではなく、操作者は表示画面を見
て、選択されているメニュ−項目を確認しながら操作を
実施できるようになることから、間違ったメニュ−を入
力することのない確実な入力ができることから好まし
い。
【0084】また、上記のメニュ−選択において、メニ
ュ−項目が選択されたことを表示する手法として、表示
の反転を用いたが、これら選択されたことをしめす表示
手法は、表示の反転に限定されるものではなく、表示の
点滅や色の変化のなどを用いても良いし、これらの手法
を複数組み合わせても良い。
【0085】また、これらの選択されたメニュ−項目を
表示する手法を用いることは、本実施例−2において
は、必ずいずれかのメニュ−項目が選択されている状態
であり、選択されているメニュ−項目をキ−スイッチ1
7にて移動させて変更することから、画面上の任意の点
をカ−ソル等で指し示してメニュ−選択を実施するのに
比較して、誤ってメニュ−エリア以外の不適切な位置を
入力してしまうなどのことがなく、表示画面が小さい場
合等においては、これらの入力ミスが起きやすくなるこ
とから、これらの入力ミスを防止でき、確実なメニュ−
選択を実施できることから好ましい。
【0086】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0087】(a)請求項1の発明によれば、限られた
表示面積全面にメニュ−項目を表示しても、操作者が認
識しずらくなるようなことがなく、よってより多くのメ
ニュ−項目を一度に表示することが可能となり、一度に
表示可能なメニュ−項目を多く出来ることから、階層構
造の段数を低減することが可能となることにより、メニ
ュ−選択の回数が低減して入力が容易になると共に、選
択されたメニュ−項目を再度表示することによって、現
在表示されているメニュ−項目と前回表示されたメニュ
−項目との階層関係を確認することができる。
【0088】(b)請求項2の発明によれば、中央に表
示されたメニュ−項目に関連したサブメニュ−項目をそ
の周辺に表示する表示画面となり、よってメニュ−の階
層構造をそのメニュ−項目の存在する方向のイメ−ジで
操作者が認識できるようになることから、メニュ−項目
の階層構造を容易に理解できるようになる。
【0089】(c)請求項3の発明によれば、一つ上位
の画面に戻るための個別のメニュ−項目を設ける必要が
無くなるため、より多くのメニュ−項目を一度に表示す
ることができる。
【0090】(d)請求項4の発明によれば、現在選択
されているメニュ−項目を瞬時に認識できると同時に、
操作者が確認しながらメニュ−項目を入力することがで
きるようになる。
【0091】(e)請求項5の発明によれば、現在表示
されているメニュ−項目に下位のサブメニュ−項目が存
在するか否かを、メニュ−項目を選択入力する以前に操
作者が判断することができるようになる。
【0092】(f)請求項6の発明によれば、類似の機
能のメニュ−項目に同様の色を割り当てて表示すること
などによって、より一層操作者のメニュ−項目の認識度
を高めることが可能となる。
【0093】(g)請求項7の発明によれば、限られた
表示面積全面にメニュ−項目を表示しても、操作者が認
識しずらくなるようなことがなく、よってより多くのメ
ニュ−項目を一度に表示することが可能となる。また、
一度に表示可能なメニュ−項目を多く出来ることから、
階層構造の段数を低減することが可能となることによ
り、メニュ−選択の回数が低減して入力が容易になると
共に、選択されたメニュ−項目を再度表示することによ
って、現在表示されているメニュ−項目と前回表示され
たメニュ−項目との階層関係を確認することができる。
また、中央に表示されたメニュ−項目に関連したサブメ
ニュ−項目をその周辺に表示する表示画面となり、メニ
ュ−の階層構造をそのメニュ−項目の存在する方向のイ
メ−ジで操作者が認識できるようになることから、メニ
ュ−項目の階層構造を容易に理解できるようになる。
【0094】(h)請求項8の発明によれば、操作者は
表示画面を見ながら、現在選択されている選択メニュ−
を確認しながら入力操作を実施できるようになる。また
メニュ−選択において、選択されているメニュ−項目を
キ−操作で移動させて選択でき、必ずいずれかのメニュ
−項目が選択されていることから、メニュ−項目以外の
座標等を選択してしまい、入力をミスするようなことが
なく、確実な入力が可能となる。
【0095】(i)請求項9の発明によれば、現在選択
されているメニュ−項目を瞬時に認識できると同時に、
操作者が確認しながらメニュ−項目を入力することがで
きるようになる。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例−1で用いた携帯電話のブロッ
ク図である。
【図2】実施例−1に使用した透明タッチパネルの構成
図である。
【図3】(a)図は実施例−1における携帯電話の通常
表示画面を示す図であり、(b)図は表示パネルに「M
AINMENU」を表示した画面を示す図である。
【図4】本実施例−1におけるメニュ−階層構造と表示
画面を示す模式図である。
【図5】本実施例における表示エリアIDの構成を示す
模式図である。
【図6】本実施例−1における入力操作例を示す図であ
る。
【図7】本実施例におけるMPUの処理動作を示すフロ
−図である。
【図8】本実施例における表示エリアIDデ−タベ−ス
を示した図である。
【図9】本実施例−2に使用した携帯電話のブロック図
である。
【図10】本実施例−2で使用した入力スイッチの構成
を示す図である。
【図11】本実施例−2におけるメニュ−階層構造と表
示画面を示す模式図である。
【図12】従来方式の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RFモデム 3 音声LSI 4 スピ−カ− 5 マイク 6 LCDパネル 7、7’ LCDドライバ− 8 透明タッチパネル 9 タッチパネル制御IC 10 入力キ−郡 11 リアルタイムクロック 12 EEPROM 13、13’ MPU 14、14’ 内部ROM 15 内部RAM 16、16’ VRAM 17 入力キ−スイッチ 18 入力インタ−フェイスIC 19 選択キ− 20 透明パタ−ン電極 21 透明全面電極 22 スペ−サ− 23 上部パネルフイルム 24 下部パネルフイルム

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段と入力手段とを有する電子機器
    において、表示手段の表示部を複数のエリアに分割し、
    前記複数のエリア各に電子機器を制御するメニュ−項目
    を表示し、前記メニュ−項目の各表示エリアを前記入力
    手段により選択すると、前記選択されたメニュ−項目に
    関連づけられた下位階層のメニュ−項目を前記の複数に
    分割された表示エリアの一つの表示エリアを残して割り
    当てて表示するとともに、前記選択されたメニュ−項目
    を、前記の残された一つの表示エリアに再度表示するこ
    とを特徴とする選択メニュ−の入力方法。
  2. 【請求項2】 前記選択されて再度表示されるメニュ−
    項目を表示する表示エリアが、前記複数に分割された表
    示エリアの中央に表示されるようになっている請求項1
    項に記載の選択メニュ−の入力方法。
  3. 【請求項3】 前記選択されて再度表示されたメニュ−
    項目の選択が、現在表示されている表示画面より一つ上
    位の階層の表示画面を表示させようになっている請求項
    1または2項に記載の選択メニュ−の入出力方法。
  4. 【請求項4】 前記複数に分割された各表示エリアを選
    択入力する方法において、現在選択されている表示エリ
    アの表示を反転または/および点滅させるようにした請
    求項1〜3項のいずれかに記載の選択メニュ−の入出力
    方法。
  5. 【請求項5】 前記複数に分割された表示エリアに表示
    されるメニュ−項目に、関連付けられた下位階層のメニ
    ュ−項目が存在する場合において、前記メニュ−項目の
    表示エリアの枠構造を下位のメニュ−項目が存在しない
    メニュ−項目の表示エリアの枠構造と異なるように表示
    するようにした請求項1〜4項のいずれかに記載の選択
    メニュ−の入力方法。
  6. 【請求項6】 前記表示手段をカラ−表示可能な表示手
    段とし、前記複数に分割された表示エリアを、該表示エ
    リアに表示されるメニュ−項目に対応した色にて表示す
    るようにした請求項1〜5項のいずれかに記載の選択メ
    ニュ−の入力方法。
  7. 【請求項7】 複数のエリアに分割された表示部と、前
    記表示部に設けられた透明な座標入力手段と、前記複数
    のエリア各に電子機器を制御するメニュ−項目を表示す
    る表示手段とからなり、前記メニュ−項目の各表示エリ
    アを前記座標入力手段により選択することにより、前記
    選択されたメニュ−項目に関連づけられた下位階層のメ
    ニュ−項目を前記の複数に分割された表示エリアの中央
    のエリアを残して割り当てて表示するとともに、前記選
    択されたメニュ−項目を、前記の残された中央の表示エ
    リアに再度表示する入力画面を有することを特徴とする
    選択メニュ−の入力装置。
  8. 【請求項8】 前記表示エリアに表示されたいずれかの
    メニュ−項目が常に選択されており、選択されたメニュ
    −項目に選択されていることを示す識別表示を表示し、
    前記座標入力手段が、操作者の操作で表示エリア内のメ
    ニュ−項目各に、上、下、左、右に移動する選択手段
    と、入力スイッチとで構成されている請求項7に記載の
    選択メニュ−の入力装置。
  9. 【請求項9】 前記選択されたメニュ−項目に選択され
    ていることを示す識別表示を表示する手段が、現在選択
    されている表示エリアのメニュ−項目の表示を反転また
    は/および点滅させるようになっている請求項7または
    8項に記載の選択メニュ−の入力装置。
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