JP3811625B2 - モノレール用分岐装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はモノレール車両のレールの分岐装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭61−53484号公報および特公昭66−1761号公報のように、従来の分岐装置は可動桁が4桁で構成され、そのうちの2桁に駆動装置を設けて、進路を変更している。
【0003】
進路を変更した場合に、車両が桁と桁との間を走行する際の乗り心地をよくするために、側面の車両が接する桁の側面を曲線にできるようにしている。これは4つの桁の側面を曲線にすることによって行う。このため、複数の駆動装置、これによって多数のカムおよびリンクを必要としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように曲線を構成するために、複数の駆動装置,多数のカムおよびリンクを必要としている。このため、構成が複雑で高価になり、またメンテナンス費用が増加する。
【0005】
本発明の目的は安価な分岐装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の手段は、桁と桁との間の側面に、両者の桁に接続される板を設け、この板をリンク機構の一つとし、分岐による桁の回転によって板が曲線を構成するようにしたものである。
【0007】
本発明の第2の手段は、2つの前記板の間に設置したシリンダ装置によって、該板を曲げることによって曲線を構成するようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図1〜図9によって説明する。この実施例は2方向への分岐装置である。また、分岐先の桁の一方が他方の桁に対して傾斜している。
【0009】
周知のように、跨座式のモノレール車両は、桁の上面に接する車輪と、桁の両側面に接する車輪とを有する。側面の車輪は、桁に沿って車両を誘導させるための車輪(案内輪という。)と、車両の転倒を防止するための車輪(安定輪という。)とを有する。案内輪は各側面に2つある。安定輪は案内輪よりも下方にある。
【0010】
分岐装置が直線状態では、固定の桁1と固定の桁2とを可動の桁3,4で接続する。桁1の長手方向の延長線上に桁2がある。分岐状態では、桁1と固定の桁5とを桁3,4で接続する。分岐状態において、桁4と桁5とはほぼ直線状態で接続するようにしている。桁5は桁1の長手方向に対して傾斜している。
【0011】
分岐装置の先端側の駆動装置11によって桁4を移動させると、桁3が追従する。桁4の先端は台車12に載っている。台車12にはレール13を走行する。桁4の基端側は台車15に載っている。台車15はレール16を走行する。桁3の先端は桁4の基端にT型軸17を介して載っている。T型軸17は公知のとおりで、この部分で桁4は桁3に対して回転できる。ピッチングも許容する。桁3の基端は台車18に載っている。台車18は中心装置19を中心として回転および移動する。桁3で桁4を支えるようにもできる。台車18,レール13,16はベッド20に載っている。
【0012】
桁3,4の両端、桁3,4に接続する桁1,2,5の両端の上面の走行面にはそれぞれフィンガープレートを設けている。フィンガープレートは走行面の隙間を減少させるもので、公知である。桁4の先端側の上面のフィンガープレート
41は上下に回転できる。このため、桁5のフィンガープレート41に組み合っていた桁4のフィンガープレート41は桁4の回転によって上昇し、桁5のフィンガープレート41から離れる。そして桁2の部分で下降し、桁2のフィンガープレート41に組み合う。これは公知である。桁4の逆方向への移動の場合も同様である。他の上面のフィンガープレート,両側面のフィンガープレートは回転しない。
【0013】
桁1と桁3の間,桁3と桁4の間の両側面には、両者の桁の走行面を接続する接続板(案内板)31がある。接続板31は、案内輪が走行する接続板31bと、安定輪が走行する接続板31cがある。接続板31cは接続板31bの下方にある。接続板31b,31cを曲げるリンク機構は同一である。接続板31b,31cを総称して“31”と呼称する。また、そのリンク機構の各部品も“b”“c”を付さないで説明し、図示する。桁1,2,3,4,5には接続板31b,31cに対応して側面の上下に走行面がある。接続板31は厚さが約30mmの鉄板である。
【0014】
接続板31(31b,31c)を駆動するリンク機構について、桁3と桁4との接続部を代表例として説明する。桁1と桁2との接続部の構成も同様である。接続板31の基端側(桁3側)の内側は桁3の側面にピン33で連結している。ピン33の軸方向は垂直方向である。接続板31の可動端側(桁4側)の内側は桁4の側面にピン35で連結している。ピン35を保持する桁4および接続板
31のブラケットの孔は長円である。この孔の長円の方向は桁4の長手方向(走行方向)である。このため、ピン35は桁4の長手方向に沿って移動できる。ピン35の軸方向は垂直方向である。桁1と桁2との接続部のリンク機構においては、接続板31の基端側は桁3側であり、可動端側は桁4側である。
【0015】
ピン33とピン35の中間に接続板31を曲げるための機構を設置している。分岐させたとき、桁3,4の両側面の接続板31,31は円弧状に曲がる。2つの円弧のうち、内側の円弧になる接続板31iの内面は基端側の桁3の側面にリンク37を介して連結している。リンク37の両端は接続板31iおよび桁3の側面にピンで結合している。ピンの軸方向は垂直方向である。このため、分岐させたとき、接続板31iは桁3側に引っ張られ、接続板31iは円弧状に曲がる。分岐が直線状態ではリンク37は接続板31iを内側に引っ張らず、接続板
31iを直線状態にする。
【0016】
外側の円弧になる接続板31oの内面は基端側の桁3に設けたローラ39に接している。分岐させた場合に、外側の接続板31oを外側に突出させるように、接続板31oの内面にローラ39が接する。このため、接続板31oは円弧状に曲がる。分岐が直線状態ではローラ39は接続板31oを外側に突出させず、接続板31oを直線状態にする。
【0017】
ピン33,35は1つの接続板31に対して上下にある。リンク37及びローラ39は上下のピン33,35の中間にある。
【0018】
接続板31の両端と桁1,3,4の側面の走行面とはフィンガープレートで接続している。桁3と桁4の側面の走行面の延長線上に接続板31がある。桁3と桁4の接続部の上面にはフィンガープレート41がある。図4から図9においては、上面,側面のフィンガープレートを図示していない。側面のフィンガープレートは図1,図2の上面のフィンガープレート41のような形状をしている。
【0019】
かかる構成において、桁1と桁2とを接続している状態から桁1と桁5とを接続する分岐状態にする場合を説明する。まず、駆動装置11によって桁4を引っ張る。これによって桁3が追従する。桁3と桁4の接続板31i,31o、桁1と桁3の接続板31i,31oは円弧状に曲がる。円弧の内側の接続板31iはリンク37で引っ張られるので、内側に曲がる。円弧の外側の接続板31oはローラ39で外側に突出させられるので、外側に曲がる。このため、この部分を通過する車両の案内輪,安定輪は曲線を走行することになり、乗り心地が低下しない。
【0020】
駆動装置11を所定量移動させると、各台車12,15,18を固定装置で固定する。
【0021】
なお、ピン33を桁4に設け、長円に挿入するピン35を桁3に設けることができる。ピン35を挿入する長円は大きな円にできる。
【0022】
内側の接続板31iのリンク37に替えて次のようにできる。接続板31iの内側のブラケットと桁3の側面のブラケットとを一つのピンで結合する。接続板31iのピン孔は長円とする。これによって分岐した場合に、ピンで接続板31iを引っ張るようにする。この長円は走行方向に対して直角方向に長い。
【0023】
図10〜図17の実施例を説明する。この実施例は3方向の分岐装置である。分岐用の可動桁112は1桁からなる。可動桁112は、固定桁107と固定桁109,固定桁107と固定桁108、及び固定桁107と固定桁110の3方向に分岐可能である。固定桁108,109,110は平行に設置している。可動桁112は鋼製で製作されている。
【0024】
可動桁112の両端部は台車131,135で支持されている。台車131は、ベッドプレート130の回転中心装置141を中心に、ベッドプレート130上を回転する。台車135は、ベッドプレート134に設置したレール136上を車輪で走行する。
【0025】
可動桁112の長手方向の中央部には可動桁を移動させる駆動装置133をベッドプレート132に設置している。駆動装置133は可動桁112の下面に結合している。駆動装置133はシリンダ,ラックピニオン等で構成され、内部にはロック装置がある。
【0026】
可動桁112は、モノレール車両の走行車輪が走行する走行面113bと、モノレール車両の案内車輪が転動する案内面113c,113cと、モノレール車両の安定輪が転動する安定面113d,113dがある。走行面113bは可動桁112の上面にある。案内面113c,安定面113dは可動桁112の両側面にある。安定面113dは案内面113cの下方にある。これらは公知のとおりである。
【0027】
可動桁112の両端にはそれぞれの固定桁に接続する接続装置を設置している。この接続装置は以下の構成からなる。案内面113c,安定面113dの端部に、可動式の接続板153c,可動式の接続板153dを設置している。接続板153c及び接続板153dは厚さ約30mm程度の鋼製の板からなり、その端部を固定式の接続板113c、固定式の接続板113dの端部に溶接している。接続板153c,153dの先端は櫛状であり、固定桁107,108,109,110の案内面,安定面の端部も同様に櫛状である。一方の櫛が他方の櫛の隙間に入る。一方の桁の櫛と他方の桁の櫛との間には隙間がある。この櫛の板のことをフィンガープレートと称する。
【0028】
両側面の接続板153c,153cはシリンダ装置155で連結されている。両側面の接続板153d,153dはシリンダ装置156で連結されている。接続板153c,153dが可動桁112の両端にあるので、シリンダ装置155,156は可動桁112の両端にある。シリンダ装置155,156は両端にロッドを有するタイプである。(両軸シリンダ装置という。)一方の端部のロッドが突出すると、他方の端部のロッドが後退する。シリンダ装置115,156の一端のロッドは一方の側面の接続板153c,153dに結合され、他端のロッドは他方の側面の接続板153c,153dに結合されている。シリンダ装置
155,156は可動桁112の端部に支持装置158を介して固定されている。シリンダ装置155,156の動作によって、接続板153c,153dは円弧状に撓むことができる。
【0029】
シリンダ装置155(156)のロッドは接続板153c,153dの内側に設けたブラケットの長穴に結合している。長穴の長さ方向は可動桁112の長手方向(走行方向)に沿ってある。
【0030】
走行面113bの長手方向の両端には走行面163bの板を連結している。走行面163bは走行面113bにピン165で結合され、上下方向に回動可能である。走行面163bは通常、可動桁112の端部に設置した支え部材166に載って実質的に水平である。走行面163bの先端は櫛状であり、固定桁107,108,109,110の各走行面の端部も櫛状である。一方の櫛が他方の櫛の隙間に入る。また、櫛の幅方向(可動桁112の移動方向(回転方向))の端部は傾斜している。このため、可動桁112が分岐するために水平方向に移動すると、走行面163bの櫛が固定桁の櫛に接触して、走行面163bがピン165を中心として上方に回転する。これによって、可動桁112は固定桁から外れることができ、分岐できる。そして新たな固定桁の櫛に接触すると、同様に走行面163bが上昇し、そして、可動桁112の移動の停止によって、固定桁の櫛の隙間に入ることができる。一方の桁の櫛と他方の桁の櫛との間には隙間がある。この櫛の板のことをフィンガープレートと称する。
【0031】
なお、走行面の端部が櫛状であり、固定桁の櫛に接することによって上下方向に回転し、着脱が行われることは公知である。しかし、湾曲する案内面153cの上方において上下方向に回動できる走行面163bは公知ではない。図11,図12及び図13には走行面163bを示しているが、他の図面には走行面163bを示していない。
【0032】
かかる構成において、可動桁112が固定桁107と固定桁109とを結合している場合は、桁107,桁112,桁110は直線状に位置している。このため、可動桁112の両端のシリンダ装置155,156は中立位置にある。つまり、両端のロッドの突出量は同一である。
【0033】
この状態から、桁107と桁110とを結合する場合を説明する。駆動装置
133によって可動桁112を引っ張る。可動桁112は台車131,135によって移動する。可動桁112の両端の走行面163bは上昇し、桁112の移動を可能にする。このようにして、可動桁112が所定位置に移動すると、走行面163b,153c,153dの先端の櫛は他方の桁の走行面の櫛に組み合う。
【0034】
次に、シリンダ装置155,156を動作させて、走行面153c,153dを湾曲させる。すなわち、可動桁112と固定桁110(107)との側面が滑らかに接続するように、接続板153c,153dを湾曲させる。固定桁110側のシリンダ装置155,156は中央の固定桁109側にロッドを突出させ、固定桁109側の面の接続板153c,153dの先端を固定桁109側に突出させる(曲げる)。これによって、接続板153c,153dの先端と固定桁
110の走行面との段差はなくなる。また、接続板153c,153dは湾曲する。
【0035】
一方、他方のロッドは後退するので、他方の面側の接続板153c,153dの先端は可動桁112側(シリンダ装置155,156側)に引っ張られ,曲げられるので、固定桁110の走行面との段差はなくなる。接続板153c,153dは湾曲する。
【0036】
固定桁107に対する可動桁112の傾斜方向は、固定桁10に対する可動桁112の傾斜方向とは逆であるので、固定桁107側のシリンダ装置155,
156は前記とは逆方向に動作させる。
【0037】
固定桁107と固定桁108とを接続する場合も同様である。ただし、シリンダ装置155,156の動作方向は前記と逆である(図17)。
【0038】
上記実施例は3方向分岐であったが、2方向分岐にも適用できる。この場合、接続板153c,155dをシリンダ装置155,156によって曲げているので、2つの固定桁を平行に設置することができるものである。また、上記実施例では可動式の接続板153c,153d及びシリンダ装置155,156を可動桁112に設置しているが、固定桁107,108,109,110にそれぞれ設けることができる。また、図1〜図9の実施例のように、可動桁が複数ある場合は、可動桁間を上記実施例の走行面163b,接続板153c,153d、及びシリンダ装置155,156で接続することができる。
【0039】
本発明の技術的範囲は、特許請求範囲の各請求項に記載の文言あるいは課題を解決するための手段の項に記載の文言に限定されず、当業者がそれから容易に置き換えられる範囲にも及ぶものである。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、桁と桁との接続部の側面の走行面をリンク機構またはシリンダ装置によって曲線を構成するようにしたので、安価な分岐装置にできるものである。
【0041】
また、分岐部の側面の走行面をシリンダ装置で曲げているので,分岐先の固定桁を平行に設置できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分岐装置において、分岐状態の平面図である。
【図2】図1の分岐装置において、直線状態の平面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図1の分岐装置を備えた分岐装置において、分岐状態の全体の平面図である。
【図5】図1の分岐装置を備えた分岐装置において、直線状態の全体の平面図である。
【図6】図1の分岐装置を備えた分岐装置全体の側面図である。
【図7】図6のVII部の拡大側面図である。
【図8】図6のVIII部の拡大側面図である。
【図9】図6のIX部の拡大側面図である。
【図10】本発明の他の実施例の可動桁と固定桁との接続部の平面図である。
【図11】図10のXI−XI断面図である。
【図12】図10のXII−XII視図である。
【図13】図11の平面図である。
【図14】図10の分岐装置を備えた分岐装置全体の平面図である。
【図15】図14のXV−XV視図である。
【図16】分岐状態の平面図である。
【図17】図11の他の分岐状態の平面図である。
【符号の説明】
1,2,5,107,108,109,110…固定桁、3,4,112…可動桁、31,31b,31c,31i,31o,153c,153d…接続板、33,35…ピン、37…リンク、155,156…シリンダ装置。
Claims (17)
- 第1の桁と、これに接続する第2の桁と、前記第1の桁と前記第2の桁との接続部に配置され、桁の両側面の走行面を構成する2つの板と、を備え、
前記板の一端は前記第1の桁の側面に第1のピンで結合されており、
前記板の他端は前記第2の桁の側面に第2のピンで結合されており、該第2のピンを支持する前記板のブラケットおよび前記第2の桁のブラケットは前記第2のピンを長手方向に移動できるように支持しており、
分岐状態で内側の円弧になる前記板は、前記第1のピンと前記第2のピンとの間において、該板を前記第1の桁側に引っ張るように該板と前記第1の桁とを結合しており、
分岐状態で外側の円弧になる前記板は、前記第1のピンと前記第2のピンとの間において、該板を前記第1の桁から離れるように押す部材を前記第1の桁に設けていること、
を特徴とするモノレール用分岐装置。 - 請求項1において、前記第2のピンを支持する前記板のブラケットおよび前記第2の桁のブラケットは前記第2の桁の長手方向に沿って長円を有すること、
を特徴とするモノレール用分岐装置。 - 請求項1において、分岐状態で内側の円弧になる前記板は、前記第1のピンと前記第2のピンとの間において、該板と前記第1の桁とをリンクで結合していること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項1において、分岐状態で外側の円弧になる前記板は、前記第1のピンと前記第2のピンとの間において、前記第1の桁に前記板を押すローラを有すること、
を特徴とするモノレール用分岐装置。 - 請求項1のモノレール分岐装置において、前記第1の桁は固定桁または可動桁であり、前記第2の桁は前記第1の桁が可動桁であれば固定桁であり、前記第1の桁が固定桁であれば可動桁であること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項1のモノレール分岐装置において、前記第1の桁は固定桁であり、前記第2の桁は可動桁であること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項1のモノレール分岐装置において、前記第1の桁は可動桁であり、前記第2の桁は固定桁であること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項1のモノレール分岐装置において、前記第1の桁および第2の桁は可動桁であること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 第1の桁と、これに接続する第2の桁と、両者を接続する接続装置、からなり、
前記接続装置は、前記第1の桁の端部に設置されており、前記接続装置は、桁の両側面の走行面を構成する2つの板と、該2つの板を連結するシリンダ装置とからなり、
前記2つの板は、その一端が前記第1の桁に固定され、他端が前記第2の桁に接続可能であり、
前記シリンダ装置は前記第1の桁に接続されており、該シリンダ装置のロッドで前記板の一方を押したとき、他方の前記板を引っ張るように、該シリンダ装置を前記2つの板に連結していること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項9のモノレール分岐装置において、前記シリンダ装置は両軸型であり、シリンダ装置の一端のロッドが前記一方の前記板に結合されており、他端のロッドが前記他方の前記板に連結されていること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項10のモノレール分岐装置において、前記シリンダ装置の前記それぞれのロッドとそれぞれの前記板との連結部には前記桁の長さ方向に沿って長穴があること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項9のモノレール分岐装置において、前記接続装置は前記可動桁に設置していること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項9のモノレール分岐装置において、前記接続装置は前記可動桁の長手方向の両端に設置していること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項9のモノレール分岐装置において、前記第1の桁は固定桁または可動桁であり、前記第2の桁は前記第1の桁が可動桁であれば固定桁であり、前記第1の桁が固定桁であれば可動桁であること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項9のモノレール分岐装置において、前記第1の桁は固定桁であり、前記第2の桁は可動桁であり、
前記第1の桁は複数あって、それぞれが実質的に平行に設置されていること、を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項9のモノレール分岐装置において、前記第1の桁は可動桁であり、前記第2の桁は固定桁であること、
を特徴とするモノレール分岐装置。 - 請求項9のモノレール分岐装置において、前記第1の桁および第2の桁は可動桁であること、
を特徴とするモノレール分岐装置。
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