JPH063841Y2 - 軌道車両の三方分岐装置 - Google Patents
軌道車両の三方分岐装置Info
- Publication number
- JPH063841Y2 JPH063841Y2 JP1985071435U JP7143585U JPH063841Y2 JP H063841 Y2 JPH063841 Y2 JP H063841Y2 JP 1985071435 U JP1985071435 U JP 1985071435U JP 7143585 U JP7143585 U JP 7143585U JP H063841 Y2 JPH063841 Y2 JP H063841Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- branch
- straight
- movable guide
- branching device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 新交通システムにおける誘導軌道車両の分岐装置 従来の技術 新交通システムにおける誘導軌道車両の分岐装置は、従
来二方分岐装置については色々提案されているが三方向
に転換される三方分岐装置は先例がない。
来二方分岐装置については色々提案されているが三方向
に転換される三方分岐装置は先例がない。
考案が解決しようとする問題点 二方分岐装置を２基連続して設ける形式にすると、分岐
に要する距離が長くなり、また設備費も高くなる。
に要する距離が長くなり、また設備費も高くなる。
問題点を解決するための手段 直進用案内壁と曲進用案内壁とが一体構造に取付けられ
た可動案内桁を、分岐部両側に個々に回動自在に設置
し、一個所で車両の三方分岐を行う。
た可動案内桁を、分岐部両側に個々に回動自在に設置
し、一個所で車両の三方分岐を行う。
作用 分岐部両側に直進用案内壁と曲進用案内壁とが一体構造
になった可動案内桁が個々に回動自在に設けることによ
り、右側曲進走行は右側の可動案内桁の曲進用案内壁に
より車両を誘導させ、左側曲進走行は左側の可動案内桁
の曲進用案内壁により車両を誘導させる。
になった可動案内桁が個々に回動自在に設けることによ
り、右側曲進走行は右側の可動案内桁の曲進用案内壁に
より車両を誘導させ、左側曲進走行は左側の可動案内桁
の曲進用案内壁により車両を誘導させる。
また直進走行の場合は、左右の可動案内桁の直進用案内
壁により車両を誘導させることにより、三方向に車両を
転換させる。
壁により車両を誘導させることにより、三方向に車両を
転換させる。
実施例 第１図において、１は車両２が走行する軌道。３はその
内側面を車両２の走行案内輪４が転動する側壁。５は、
分岐部で側壁３の内下方に固定して設けられその外側面
を車両２の分岐用案内輪６が転動する分岐用固定壁であ
る。７は可動案内桁で、この可動案内桁７は第３図〜第
７図に示すように直進用案内壁７ａと曲進用案内壁７
ｂ，７ｃを分岐部両側に２組設けてある。可動案内桁７
は可動案内桁支持装置８により回動自在に軌道１に支持
されている。第４図に示すように、可動案内桁７は転て
つ機９の動作かん９ａの作動によりトーションバー10の
アーム10ａを回動させロッド11，12と可動案内桁７に取
付けられたアーム13により可動案内桁７を回動できるよ
うになっている。転換完了と同時に転てつ機９の鎖錠か
ん９ｂにより固定できるようになっている。
内側面を車両２の走行案内輪４が転動する側壁。５は、
分岐部で側壁３の内下方に固定して設けられその外側面
を車両２の分岐用案内輪６が転動する分岐用固定壁であ
る。７は可動案内桁で、この可動案内桁７は第３図〜第
７図に示すように直進用案内壁７ａと曲進用案内壁７
ｂ，７ｃを分岐部両側に２組設けてある。可動案内桁７
は可動案内桁支持装置８により回動自在に軌道１に支持
されている。第４図に示すように、可動案内桁７は転て
つ機９の動作かん９ａの作動によりトーションバー10の
アーム10ａを回動させロッド11，12と可動案内桁７に取
付けられたアーム13により可動案内桁７を回動できるよ
うになっている。転換完了と同時に転てつ機９の鎖錠か
ん９ｂにより固定できるようになっている。
分岐部の通過時において車両２を直進させる場合は、両
側の可動案内桁７を第１図、第３図、第４図、第５図の
状態とすることにより、左右分岐用案内輪６で左右直進
用案内壁７ａにそって直進走行が可能となる。
側の可動案内桁７を第１図、第３図、第４図、第５図の
状態とすることにより、左右分岐用案内輪６で左右直進
用案内壁７ａにそって直進走行が可能となる。
曲進させる場合は、第２図、第４図に示す転てつ機９に
より、可動案内桁７を第４図の矢印(イ)、第７図の矢印
(ロ)の方向へ回転させることにより、可動案内桁７は第
２図、第６図、第７図の状態となり、走行案内輪４は可
動案内桁７の曲進用案内壁７ｂ、分岐用案内輪６は曲進
用案内壁７ｃによって曲進走行が可能となる。また分岐
部の可動案内桁７以外の区間では走行案内輪４は側壁
３、分岐用案内輪６は分岐用固定壁５にそって案内され
る。
より、可動案内桁７を第４図の矢印(イ)、第７図の矢印
(ロ)の方向へ回転させることにより、可動案内桁７は第
２図、第６図、第７図の状態となり、走行案内輪４は可
動案内桁７の曲進用案内壁７ｂ、分岐用案内輪６は曲進
用案内壁７ｃによって曲進走行が可能となる。また分岐
部の可動案内桁７以外の区間では走行案内輪４は側壁
３、分岐用案内輪６は分岐用固定壁５にそって案内され
る。
考案の効果 分岐部両側に可動案内桁を配置させることにより車両を
三方向に転換できる。
三方向に転換できる。
第８図に示すように三方向に転換する場合Ｌ２−Ｌ１の
スペースが縮減可能となる。よって配線本数が多い車両
基地へ三方分岐を使用すると車両基地用地面積が縮減で
きる。
スペースが縮減可能となる。よって配線本数が多い車両
基地へ三方分岐を使用すると車両基地用地面積が縮減で
きる。
第１図は本考案の実施例における直進走行転換状態を示
す平面図。 第２図は同上実施例における曲進走行転換状態を示す平
面図。 第３図は第１図のＡＡ断面を示す断面図。 第４図は第１図のＢＢ断面を示す断面図。 第５図は第１図のＣＣ断面を示す断面図。 第６図は第２図のＤＤ断面を示す断面図。 第７図は第２図のＥＥ断面を示す断面図。 第８図は配線本数が多い車両基地の配線図であり、(イ)
は本考案三方分岐装置を使用した場合、(ロ)は従来の二
方分岐装置を使用した場合を示す。 第９図は第１図右側の可動案内桁を示す斜視図であり、
左側は本図と対称形をなしている。 １…軌道、２…車両 ３…側壁、４…走行案内輪 ５…分岐用固定壁、６…分岐用案内輪 ７…可動案内桁、７ａ…直進用案内壁 ７ｂ，７ｃ…曲進用案内壁、８…可動案内桁支持装置 ９…転てつ機、９ａ…動作かん ９ｂ…鎖錠かん、10…トーションバー 10ａ…アーム、11，12…ロッド 13…アーム、14…軸受
す平面図。 第２図は同上実施例における曲進走行転換状態を示す平
面図。 第３図は第１図のＡＡ断面を示す断面図。 第４図は第１図のＢＢ断面を示す断面図。 第５図は第１図のＣＣ断面を示す断面図。 第６図は第２図のＤＤ断面を示す断面図。 第７図は第２図のＥＥ断面を示す断面図。 第８図は配線本数が多い車両基地の配線図であり、(イ)
は本考案三方分岐装置を使用した場合、(ロ)は従来の二
方分岐装置を使用した場合を示す。 第９図は第１図右側の可動案内桁を示す斜視図であり、
左側は本図と対称形をなしている。 １…軌道、２…車両 ３…側壁、４…走行案内輪 ５…分岐用固定壁、６…分岐用案内輪 ７…可動案内桁、７ａ…直進用案内壁 ７ｂ，７ｃ…曲進用案内壁、８…可動案内桁支持装置 ９…転てつ機、９ａ…動作かん ９ｂ…鎖錠かん、10…トーションバー 10ａ…アーム、11，12…ロッド 13…アーム、14…軸受
Claims (1)
- 【請求項１】車両の両側に設けられた走行案内輪と分岐
案内輪とによって誘導される軌道車両の分岐装置におい
て、分岐部の全長をカバーする長尺平板状の直進用案内
壁と分岐開始部のみをカバーする弯曲した溝状をなし且
つ溝底部が前記直進用案内壁に連続する曲進用案内壁と
からなる右側用及び左側用の可動案内桁を、分岐部の両
側に、直進方向の水平軸線回りに90°回動して直進走行
位置と曲進走行位置とを占めるように配置し、右側用及
び左側用の転てつ機により回転駆動されるトーションバ
ーを夫々の可動案内桁に沿って設置し、各トーションバ
ーの両端部に連接するアーム、ロッドを介して、右側用
及び左側用の可動案内桁を別個に回動させるように構成
したことを特徴とする軌道車両の三方分岐装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985071435U JPH063841Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 軌道車両の三方分岐装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985071435U JPH063841Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 軌道車両の三方分岐装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61188601U JPS61188601U (ja) | 1986-11-25 |
| JPH063841Y2 true JPH063841Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30608926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985071435U Expired - Lifetime JPH063841Y2 (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | 軌道車両の三方分岐装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063841Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006241685A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 軌道系交通システムのｘ字形分岐路 |
| JP2006241686A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 軌道系交通システムの分岐装置 |
| JP2006241684A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 軌道系交通システムの分岐装置 |
| JP2006241683A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 軌道系交通システムの分岐装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5885603U (ja) * | 1981-12-04 | 1983-06-10 | 三菱重工業株式会社 | 軌道車両の案内分岐装置 |
| JPS59140301U (ja) * | 1983-03-07 | 1984-09-19 | 三菱重工業株式会社 | 軌道車両の分岐装置 |
-
1985
- 1985-05-16 JP JP1985071435U patent/JPH063841Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61188601U (ja) | 1986-11-25 |
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