JPS5937408Y2 - デュアルモ−ド車両の誘導装置 - Google Patents

デュアルモ−ド車両の誘導装置

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JPS5937408Y2
JPS5937408Y2 JP8252080U JP8252080U JPS5937408Y2 JP S5937408 Y2 JPS5937408 Y2 JP S5937408Y2 JP 8252080 U JP8252080 U JP 8252080U JP 8252080 U JP8252080 U JP 8252080U JP S5937408 Y2 JPS5937408 Y2 JP S5937408Y2
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JP
Japan
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guide wheel
mounting shaft
arm
wheel mounting
vehicle
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Application number
JP8252080U
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JPS576666U (ja
Inventor
秀夫 浜田
陽三 福本
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデュアルモード車両の誘導装置の改良に関する
ものである。
この種デュアルモード車両の誘導装置において、第3図
に示すように左右の誘導輪a、aは伸縮可能な誘導輪取
付軸すの両側に回転自在に取付けられ、専用のガイドウ
ェイ走行時には車体外側に張出されてガイドウェイ側壁
に沿って転動し、一般道路走行時には車体内方に格納さ
れるようになっている。
上記誘導輪取付軸すは、その左右両側で揺動アームc、
cを介して車軸dに支持され、ガイドウェイの曲折が誘
導輪a1誘導輪取付軸すから図示しないステアリング機
構を介して走行輪e。
eに伝えられ、車輪がガイドウェイに沿って誘導操縦さ
れる。
か\る誘導装置においては、誘導輪a、aの格納時に誘
導輪取付軸すに充分な格納ストロークを付与するために
、上記左右の揺動アームc、cを前開き、すなわち両ア
ーム前端が同後端よりも車体幅方向外側に位置する傾斜
姿勢で取付けられている。
ところが、このような誘導輪支持構造とすると、ガイド
ウェイ走行時において誘導輪取付軸すの操舵角αが大き
くなると、誘導輪aの進行方向変位量ε1も相当大きく
なる。
この変位量ε1が大きくなると、誘導輪aの反力、車両
重心の受ける外力、走行輪eの反力の釣合い条件が大き
く変化し、車両の走行安定性に重大な影響を与えること
となる。
一方、第4図に示すように、中折れ式の誘導輪取付軸す
を、さらにその左右両側で、互いに回動可能に枢支連結
された誘導軸b1.b、と中間リンクb2.b2とで屈
折可能に構成し、両側誘導軸す、 、 b、を各々左右
二本の同一長さの平行な揺動アームc1.c2で支持し
た所謂複アーム支持構造のものも提案された。
この複アーム支持構造によると、誘導軸す、が平行移動
するため、前記した誘導輪aの進行方向変位量ε2は第
3図に示す単アーム支持構造と比較して幾分小さくなる
が、これによっても上記変位量ε2はいまだ大きく、釣
合い条件の問題は根本的に解消されない。
そこで本考案は、上記複アーム支持構造を採るデュアル
モード車両の誘導装置において、ガイドウェイ走行時の
操舵角が大きくなっても、誘導輪の進行方向変位量をご
く小さく抑えることができるようにせんとするものであ
る。
以下、本考案の実施例を第1図および第2図に依拠して
説明する。
1は車軸、2,2は該車軸1の左右両側に装備された走
行輪(前輪)、3はステアリングアームで、該アーム3
は、車軸1の中央部に貫挿させた垂直ピン11に後端が
枢支され、該ピン11を中心に左右に揺動自在に取付け
られている。
このステアリングアーム3は、リンク41およびクラッ
チ4、リンク42を介して片側(図例では左側)の走行
輪2のナックルアーム21に連動連結され、さらにこの
ナックルアーム21はタイロッド22を介して他方の走
行輪2のナックルアーム23に連動連結されている。
これにより、専用ガイドウェイ走行時にステアリングア
ーム3の左右揺動運動がクラッチ4、ステアリング機構
を介して左右の走行輪2,2に伝えられる。
また、一般道路走行時にはクラッチ4を切れば、ハンド
ル操作に基づく左右の走行輪2,2の操向動作がステア
リングアーム3に伝わらないようになっている。
また、ステアリングアーム3には摺動体5が該アーム3
に沿って前後にスライド自在に嵌装され、この摺動体5
に誘導輪取付軸6の中心部が取付けられている。
該取付軸6は、一端が摺動体5に回動自在にピン着され
たリンク61.61と、該リンク61,61の他端に同
じく回動自在に枢支連結された誘導軸62.62とから
成り、取付軸全体として摺動体5を中心に■字形の中折
れ縮小姿勢と、直線状の伸長姿勢とに伸縮しうるように
なっている。
また、同取付軸6は、その左右両側部分でピン63.6
3を中心として屈折しうるようになっている。
誘導輪7,7は上記誘導軸62゜62の先端に回転自在
に取付けられ、誘導輪取付軸6の伸縮により張出しおよ
び格納される。
誘導輪取付軸6における左右の誘導軸62.62は、各
々左右二本の揺動アーム8,9を介して車軸1、つまり
車体に左右揺動自在に支持されている。
すなわち、誘導輪取付軸6を左右両側で各々二本のアー
ムで支持する所謂板アーム支持構造が構成されている。
この左右両側における二本の揺動アーム8,9は、誘導
輪張出し状態で、従来の複アーム支持構造同様、充分な
誘導輪格納ストロークを得るために全体として前開き姿
勢で取付けられている。
すなわち、それぞれの前端、つまり誘導軸62に対する
枢着点81.91が、後端つまり車軸1に対する枢着点
82.92よりも車体幅方向外側に位置する傾斜姿勢と
なるように、該両揺動アーム8,9が取付けられている
なお、第1図において10.10は誘導輪張出し、格納
用の空気シリンダである。
しかして本装置では、か\る複アーム支持構造において
、誘導輪取付軸6の左右両側における二本の揺動アーム
8,9のうち、車体幅方向外側のアーム8の長さ11を
他方のアーム9の長さ12よりも所定寸法長く形成し、
これにより外側アーム8の前方枢着点81を内側アーム
9の同枢着点91よりも上記長さ寸法差分前位に位置さ
せている。
こうして、外側揺動アーム8と内側揺動アーム9とが異
なる旅回半径をもって揺動する非平行リンク機構を構成
している。
このような構成とした本誘導装置によれば、専用ガイド
ウェイGの走行時において、ガイドウェイ側壁G1に沿
って転動する誘導輪7の当該側壁G1に従った横変位に
基づく揺動アーム8,9の操舵角αが大きくなっても、
誘導輪7の進行方向変位量ε3がごく小さくてすむ。
第2図においては左半部に従来の複アーム支持構造、す
なわち二本の支持アームc1.c2が同一長で、このア
ームC1@C2と誘導軸b1と車軸dとで平行リンク機
構を構成した複アーム支持構造、右半分に本装置の複ア
ーム支持構造を示している。
同図で明らかなように、本装置によるときは、揺動アー
ム8゜9の非平行運動によって誘導輪取付軸6先端の進
行方向変位置が抑えられる形態となるため、劉宜角αに
対する誘導輪7の進行方向変位置ε3が、従来装置によ
る同じ操舵角αに対する変位置ε2よりも遥かに小さく
、殆ど無視しうる程度に減少されることとなる。
従って本装置によれば、ガイドウェイ走行時において前
記した誘導輪の反力と車両重心の受ける外力と走行輪の
反力の釣合い条件が、操舵角αの変動にかSわらずはシ
一定に保持され、走行安定性上非常に好ましいものとな
る。
ところで、本装置において上記の作用を得るための内外
の揺動アーム8.9の長さ11.’12の具体的寸法、
い\かえれば該両アーム8,9の長さの比率は、最大操
作角度や、アームからガイドウェイ側壁G、までの距離
等積々の条件に応じて設定するものとする。
要するに、可能操作角度範囲内において操舵角αの変動
)こかSわらず常に第2図の状態、すなわち誘導輪7の
進行方向変位量ε3が従来装置における誘導輪aの進行
方向変位量ε2よりも小さくなるように、上記した種々
の条件を考慮して両アーム8,9の長さ11,12め比
率を定めればよい。
上記のように本考案によれば、誘導輪取付軸をその左右
両側部分で各々二本の揺動アームで支持する複アーム支
持構造において、ガイドウェイ走行時の誘導作用に伴う
誘導輪の進行方向変位量を、従来の複アーム支持構造と
比較して著しく減少させることかでき、これにより誘導
輪の反力と車両重心の受ける外力、走行輪の反力の釣合
い条件を良好に保持して走行安定性能を向上させること
ができるものである。
しかも、か\る効果を、両揺動アームの長さを所定の条
件下で異ならせるだけのきわめて簡単にして合理的な構
成で達成しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略的平面図、第2図は
従来装置と比較して示す作用謂明図、第3図は従来の単
アーム支持構造を示す概略的平面図、第4図は回復アー
ム支持構造を示す概略的平面図である。 1・・・・・・車軸、6・・・・・・誘導輪取付軸、γ
・・・・・・誘導輪、8,9・・・・・・揺動アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイドウェイ側壁に沿って転動する誘導輪を伸縮可能な
    誘導輪取付軸の両側に取付け、この誘導輪取付軸を、左
    右両側において各々平行な左右二本の揺動アームを外し
    て車体に支持し、該両支持アームは、上記誘導輪取付軸
    を伸長させた状態で該取付軸に対する枢着点が車体に対
    する枢着点よりも車体幅方向外側に位置する傾斜姿勢で
    取付けてなるデュアルモード車両の誘導装置において、
    上記左右両側における二本の揺動アームのうち、車体幅
    方向外側のアームの上記誘導輪取付軸に対する枢着点が
    内側のアームの同枢着点よりも前方に位置するように、
    該外測アームを内側アームよりも所定寸法長く形成した
    ことを特徴とするデュアルモード車両の誘導装置。
JP8252080U 1980-06-12 1980-06-12 デュアルモ−ド車両の誘導装置 Expired JPS5937408Y2 (ja)

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JP8252080U JPS5937408Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12 デュアルモ−ド車両の誘導装置

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Publication Number Publication Date
JPS576666U JPS576666U (ja) 1982-01-13
JPS5937408Y2 true JPS5937408Y2 (ja) 1984-10-17

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ID=29444870

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JP8252080U Expired JPS5937408Y2 (ja) 1980-06-12 1980-06-12 デュアルモ−ド車両の誘導装置

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JPS596121U (ja) * 1982-07-05 1984-01-14 ミサワホ−ム株式会社 けらば部材
DE3733295C1 (de) * 1987-10-02 1989-01-05 Daimler Benz Ag Spurfuehrbarer Omnibus

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JPS576666U (ja) 1982-01-13

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