JP3808525B2 - ライト及び/もしくはリードアクセス優先順位管理装置 - Google Patents

ライト及び/もしくはリードアクセス優先順位管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3808525B2
JP3808525B2 JP06445095A JP6445095A JP3808525B2 JP 3808525 B2 JP3808525 B2 JP 3808525B2 JP 06445095 A JP06445095 A JP 06445095A JP 6445095 A JP6445095 A JP 6445095A JP 3808525 B2 JP3808525 B2 JP 3808525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write
memory
bus
address
read
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06445095A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0850560A (ja
Inventor
ブト フレデリック
茂志 安孫子
Original Assignee
テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド filed Critical テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド
Publication of JPH0850560A publication Critical patent/JPH0850560A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3808525B2 publication Critical patent/JP3808525B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline, look ahead
    • G06F9/3824Operand accessing
    • G06F9/3834Maintaining memory consistency
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline, look ahead
    • G06F9/3824Operand accessing

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は中央処理装置(CPU)と前記中央処理装置に接続された少なくとも1個のメモリ間のライト及び/もしくはリード優先順位を管理する装置に関する。
【0002】
中央処理装置(CPU)のプロセッサの実行速度及びメモリライトもしくはリードアクセス性能に応じて、特定のライトもしくはリード動作を実施するためにプロセッサがメモリへアクセスする問題が従来技術のあるデータ処理システムにおいて発生することがある。
【0003】
これはCPUのマイクロプロセッサが1個以上のメモリに対して各クロックビートで多数のライト及び/もしくはリードコマンドを発生するいわゆるパイプラインもしくはパラレルアーキテクチュア構造の場合特にそうである。
【0004】
このような状況の元では、CPUが同じメモリセルに対してライトコマンド及びリードコマンドを同時に発生する場合、より一般的にはCPUのパスバンドがメモリよりも大きい場合に、所与のメモリセルに対するアクセス競合や無効アクセスの危険性がある。
【0005】
これによりCPUとメモリ間の情報交換の性能が低下し、情報が失われることさえある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的はこれらの欠点を取り除き、CPUシステム及び関連するメモリの全体性能を最適化しながら、所与のメモリに対するアクセスの競合や無効アクセスを回避できるようにするメモリアクセス管理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的に対して、本発明は少なくとも1本のライトアドレスバスとリードアドレスバス及び少なくとも1本のライトデータバスとリードデータバスにより中央処理装置(CPU)とそれに接続された少なくとも1個のメモリ間のライト及び/もしくはリードアクセスを管理する装置に関連しており、前記中央処理装置はいくつかのバスを介して前記メモリへ同時にアクセスするように設計されており、メモリへの無効アクセスを管理する手段を含むことを特徴とし、少なくとも、メモリ内のライト及びリードアドレスの同等性をその都度調べて前記アドレスが同等である場合にはメモリへの無効アクセス状態を表す信号を発生することができる1個のアドレスコンパレータと、前記無効アクセス信号により制御されてCPUへの前記リードバスを無効アクセスが存在しない場合にはメモリデータリードバスに接続し無効アクセスの場合にはCPUからメモリへデータを書き込むバスに接続してCPUによる無効アクセスの場合に前記メモリデータライトバスがCPUにより前記リードバスへ転換されるようにする1個のダイバージョンマルチプレクサ回路と、を具備している。
【0008】
本装置の他の特徴により、前記アドレスコンパレータはメモリリードアドレスバスとメモリライトアドレスバス(23;23’)間に接続されている。
【0009】
前記ダイバージョンマルチプレクサ回路は入力において一方ではメモリデータライトバスに他方ではメモリデータリードバスに接続され出力において前記CPUへのリードバスに接続されている。
【0010】
本装置はさらに一つ以上のメモリライト動作を1クロックサイクル以上待機させる手段を含んでいる。
【0011】
前記待機させる手段はメモリライトアドレスバスに間挿されたライトアドレスバッファー及びライトアドレスマルチプレクサを含み、前記アドレスマルチプレクサは前記ライトアドレスバッファーの出力に接続された入力及び前記ライトアドレスバスに接続された入力を有している。
【0012】
前記待機させる手段はライトデータバスに間挿されたライトデータバッファー及びライトデータマルチプレクサを含み、前記データマルチプレクサは前記ライトデータバッファーの出力に接続された入力及びライトデータバスに接続された入力を有している。
【0013】
本装置には同時に管理すべき待機中のライトと同数のアドレスコンパレータが含まれている。
【0014】
図1を参照する。この図には、本発明を使用出来るシステム1が単なる例として示されている。代表的にこれはデータ5、コマンド7及びアドレス9バスアセンブリーにより1個以上のメモリ11a−11nに連係された少なくとも1個のマイクロプロセッサーベースデジタル中央処理装置(CPU)を含むシステムである。
【0015】
所与のメモリ11iに対するバス数すなわちアクセス数がこのメモリが各クロック期間中に受け入れられるものよりも大きい場合には、このメモリに対してアクセス競合や無効アクセスの可能性がある。実施例ではメモリ11aはクロックサイクル当たり2つのアクセス要求をできるものとしている。しかしながら、CPUのアーキテクチュアによりクロックサイクル当たり3つのアクセス要求を発生できる場合には、同じサイクル中に3メモリアクセス毎に一度のメモリアクセス競合がCPUにより要求される。
【0016】
本発明により解決しようとする問題は、その解決策と共に、バスの幅(ビット数)、その方向(ライト、リードもしくは2方向バス)、あるいはこれらのバス上のデータ構成(例えば時間多重化バス)とは完全に無関係である。
【0017】
図1に示すシステムの特定メモリ11を図2に示す。この例では、メモリ11は、メモリアクセスの管理を行うコマンド信号アセンブリ17の他に、3本のアドレスバス13a,13b,13c及び2本のリードバス(15a,15b)と1本のライトバス(15c)を含む3本のデータバス15a,15b,15cを有している。
【0018】
図2のメモリアクセス信号のタイミング図を従来のメモリリード動作について図3に示す。図示する信号は信号の左側に位置するCPU3と信号の右側に位置する図2に示すメモリ11間で伝送される。最初の2つの信号3a,3bは互いに半周期だけ時間がシフトしている2相クロックの2つの相を示す。最初のクロック期間T1中に、CPUはメモリ内にリード照合信号3c及びリードアドレス信号3dを発生する。第2のクロック期間T2中に、メモリ(3e)から読み出されるデータがCPUにより待機される。
【0019】
CPUから(図示せぬ)メモリへのライト動作も、同様に、最初のクロック期間中にCPUからライト照会及びライトアドレスを発生し次に第2のクロック期間中にメモリへデータを書き込むことからなっている。
【0020】
図4を参照して、CPUにより逐次発生されるライトもしくはリード命令自体が、パイプラインやパラレルタイプアーキテクチュアにより、同時メモリアクセス要求状況となっている。したがって、メモリライトアクセス要求命令4dは次の命令のリードアクセス要求4cと同じ時点(T1)で生じることがある。この同時アクセス問題を管理するために、N次ライトの前にN+1次リードを実施しなければならず、ライト及びリードが同じアドレスに関連する場合それは無効アクセスに対応しており、メモリへの正規アクセス順序の反転を表す。
【0021】
事実、N次のライト照会とN+1次のリード照会はメモリ内の同じアドレスに関連することがある。このメモリアドレスのデータはまだN次のライトにより更新されていないため、N+1次のリード照会によりメモリの情報が誤って読み取られることがあり、それは後者がまだN次のライト照会により更新されていないためである。
【0022】
このようなメモリアクセス競合の場合には、偽すなわち旧情報をメモリから得ることができることが判る。
【0023】
この問題を解決するために、図5に線図で示すようなメモリアクセス管理装置1が本発明により提案される。本発明によるアクセス管理装置1はCPU内でメモリもしくは中間モジュールとして実現され、メモリに接続されたリードアドレスバス21とライトアドレスバス23間にに配置されて各クロックサイクルにおいてライト及びリードアドレスを2つづつ比較するアドレスバスコンパレータ19を含んでいる。。コンパレータ19の出力24は、恐らくは1ビットレジスタ25を介して、ダイバージョンマルチプレクサ27のコマンド入力に接続されている。後者は入力において一方ではCPUのデータ出力からメモリのデータ入力へ行くデータライトバス29を、他方ではメモリから発生するデータを読み取るバス31を受信する。ダイバージョンマルチプレクサ27の出力33はCPUのデータ入力に接続されたている。
【0024】
図5に示すアクセス管理装置1は次のように作動する。アドレスコンパレータ19がメモリリードアドレス(バス21)とメモリライトアドレス(バス23)の同等性を所与の期間検出すると、これはアクセス競合や無効アクセスのケースに対応し、その出力24に同等性信号が発生されそれは無効アクセス状態を表す信号を構成する。この信号は例えば1へ通過するビットからなり、1ビットレジスタ25を介してダイバージョンマルチプレクサ27のコマンド入力35へ送られる。
【0025】
正規の動作領域ではダイバージョンマルチプレクサ27の出力33はメモリからのデータを読み取るバス31に接続されているが、コマンドレジスタ25からのコマンドビット35によりダイバージョンマルチプレクサ27がトグルされてその出力33へ送られるデータが転換されるデータに対応しメモリライトプロパーの前にメモリライトバス29から直接引き出されるようにされる。
【0026】
したがって、メモリリードバス31を介してメモリから生じる偽(旧)データはデータライトバス29を介してCPUからメモリへ送られるデータと瞬時に置換される。このようにして、CPUが要求したN+1次の読取データはメモリ及びメモリリードバス31を分路することにより直接ライトバス29から引き出され、これによりCPUはそのメモリリードバス31に旧データではなく更新された有効データを受信することができ、CPUからメモリへ同時にライト及びリードアクセスが行われる場合でもそうである。
【0027】
しかしながら、図5に示す解決方法だけでは同じメモリセルに対するCPU側の同時アクセス要求数が大きすぎる場合に生じる問題を解決することができない。しかしながら、CPUのパスバンドがメモリよりも大きくしたがってメモリが通常処理できるよりも多くのクロックサイクル当たりアクセス要求を発生する場合にこのような状況が発生することがある。このようなケースを図6に示しそこではメモリがクロック期間当たり2つのアクセス照会を処理できるものと仮定している。
【0028】
CPUは(期間T1内に)同時に2つのリード照会A1,B1及び一つのライト照会C1をメモリへ与え、次に期間T2内に2つの同時リード照会A2,B2を与える。したがって、期間T2中に6f線で示すようにメモリリードA2がライトC1と一致するためメモリアクセス競合が生じ、同じ期間中のこの二重アクセスは無効である。
【0029】
この問題は図1に示すのと同じシステム1では発生せず、そこでは各メモリが厳密に1本のライトバスと2本のリードバスを有するためメモリアクセス競合はないことを理解されたい。
【0030】
図6に示すようなアクセス競合の問題を解決するために、本発明は最初にメモリリードアクセス、すなわち期間T1のA1及びB1、次に期間T2のA2及びB2を直列に処理し、ライトC1をT3サイクルへ移す矢符で示すように、この場合にはT3である最初に可能な場合だけライト照会C1を処理することを提案する。したがって、アクセスA1,B1,A2,B2の処理に優先順位を与えるためにアクセスC1が待機されている。
【0031】
待機中のライト照会C1に対応するライトが可能となる期間を決定するために、“ライトペンディング”信号6gが使用され、それはアクセス競合が生じる時にハイとなる。この信号発生を使用して(後記するように)アドレス及びライトデータは使用できるようになるまでメモリに記憶される。アクセス競合が消えると(期間T3)、ライトペンディング信号は再び不活性化されメモリ内で待機ライトが実施される。
【0032】
ライト動作を遅らせることからなる解決方法の実施例を図7に関連して説明する

【0033】
この図では、同じ要素については図5と同じ表記法が使用され、同等ではあるが同一ではない要素を示すのにプライム符号“’”が付されている。したがって、図7のバス23,23’は図5のライトアドレスバス23に対応している。
【0034】
メモリアクセス競合の場合にライトコマンドの時間の保持及びシフトを実施するために、本発明によりライトアドレスバス23のリード及びライトアドレスコンパレータ19よりも上流に特別のマルチプレクサ回路、アドレスマルチプレクサ37、が間挿される。この実施例では、CPUをエグジットするアドレスライトバス23はアドレスマルチプレクサ37の入力に接続され、その出力はメモリへ行くライトアドレスバス23’に接続されている。アドレスマルチプレクサ37の他方の入力はアドレスバッファーレジスタ39の出力に接続されておりその入力はCPUからのアドレスライトバス23に並列接続されている。
【0035】
同様に、CPUからのライトデータバス29はデータマルチプレクサ41の入力に接続されておりその出力は一方ではメモリへデータを書き込むバス29’に、他方では前記ダイバージョンマルチプレクサ27の入力に接続されている。さらに、データマルチプレクサ41の他方の入力はデータバッファーレジスタ43の出力に接続されその入力はCPUからのライトデータバス29に並列接続されている。
【0036】
アドレスマルチプレクサ37及びデータマルチプレクサ41は、恐らくは同期化トグル47を介した、ライン48上のメモリからの“ライトペンディング”検出信号45により指令される。このトグル47の出力は一方ではマルチプレクサ37,41のコマンドライン48と他方では、インバータ49により変換された後で、アドレス39及びデータ43バッファーレジスタのロード入力と連係されている。
【0037】
“ライトペンディング”信号は、図6に詳細に示すコマンド信号から、メモリのインターフェイス論理により周知の方法で発生され直接CPUからメモリへ送られる。
【0038】
図7に示すアクセス管理装置は次のように作動する。“ライトペンディング”信号が活性化されるとCPUからのデータライトバス29上のライトデータはデータバッファーレジスタ43内に保持され、同様にCPUが発生するライトアドレスのバス23上のアドレスはアドレスバッファーレジスタ39内に保持される。アドレスマルチプレクサ37はバッファー39内で待機中のアドレスをバス23’へ転送するようにコマンド48により制御される。同様に、データマルチプレクサ41はバッファー43内で待機中のデータをバス29’へ転送するようにコマンド48により制御される。
【0039】
“ライトペンディング”信号が活性である間に、アドレスコンパレータ19にはライトアドレスバス23’上の待機中ライトのアドレスが与えられる。アドレスコンパレータ19がバス21’上のカレントリードアドレスとバス23’上の待機中ライトのアドレスとの同等性を検出すると、同等性信号35が活性化されそれによりダイバージョンマルチプレクサ27を指令することができる。後者にはバス29’上の待機中ライトデータが与えられ、それは待機中のライトデータをバス33上へ急送してバス31’上の誤って読み取られた誤(旧)データと置換する。
【0040】
待機中のライトがメモリレベルで処理されていると、ライトペンディング信号45が非活性化されしたがってマルチプレクサ37,41はコマンド48により初期状態へリセットされる。したがって、バス23はバス23’と再接続されバス29はバス29’と再接続され、図5と類似の構成が得られる。
【0041】
図7は、1本のメモリリードバス31’のみに対する、アクセス競合の場合のライト動作の遅延を示していることを理解されたい。システムにいくつかのリードバスが含まれる場合には(図1参照),ライトバス(23’,29’)は数本のリードバスと競合することがあり、したがって、メモリリードバスと同数のアドレスコンパレータ19及びダイバージョンマルチプレクサ27を設ける理由となる。
【0042】
最後に、既に早期のライト動作ペンディングが行われている間に、CPUがメモリライト動作を始めたいことが起こることもある。このような場合、当業者の範囲内の組み合わせ論理によりこのイベントを検出し、次にペンディングメモリライトを終止するのに十分なクロックサイクル数だけCPUからのライトを停止する必要がある。また、CPUを停止させることが耐え難い場合には、アドレス39及びデータ43バッファーレジスタの容量及び数を増大していくつかの連続したペンディングライト動作のアドレス及びデータを記憶する必要がある。
【0043】
ライトアクセスではなくリードメモリアクセスシステムについて本発明を説明してきたが、当業者ならばそれをライトアクセスシステムへ容易に適応させて後のペンディングリードアクセスまで遅延させることができる。
【0044】
前記したことから、本発明によるメモリへのアクセス管理装置は従来技術の欠点を解決し、特にパスバンドの大きいCPUによるパスバンドの小さいメモリへのアクセス競合を解決できることが判る。
【0045】
以上の説明に関して更に以下の項を開示する。
(1).中央処理装置(CPU)と少なくとも1本のライトアドレスバス(23;23’)とリードアドレスバス(21;21’)及び少なくとも1本のライトデータバス(29;29’)とリードデータバス(31;31’)により前記中央処理装置に接続された少なくとも1個のメモリ(11)間のライト及び/もしくはリードアクセス優先順位を管理する装置であって、前記中央処理装置はいくつかのバスを介して前記メモリを同時にアクセスするように設計されいおり、メモリへの無効アクセスを管理する手段を含むことを特徴とし、該管理装置は、少なくとも、メモリ内のライト及びリードアドレスの同等性をその都度調べて前記アドレスが同等である場合にはメモリへの無効アクセス状態を表す信号(35)を発生することができる1個のコンパレータ(19)と、前記無効信号(35)により制御されてCPUへの前記リードバスを無効アクセスが存在しない場合にはメモリデータリードバス(31;31’)に接続し無効アクセスの場合にはCPUからメモリへデータを書き込むバス(29;29’)に接続してCPUによる無効アクセスの場合に前記メモリデータライトバスがCPUにより前記リードバスへ転換されるようにする1個のダイバージョンマルチプレクサ回路(27)と、を具備する管理装置。
【0046】
(2).第1項記載の装置であって、前記アドレスコンパレータ(19)がメモリリードアドレスバス(21;21’)とメモリライトアドレスバス(23;23’)との間に接続されていることを特徴とする装置。
【0047】
(3).第1項記載の装置であって、前記ダイバージョンマルチプレクサ回路(27)が入力において一方ではメモリデータライトバス(29;29’)に接続され他方ではメモリデータリードバス(31;31’)に接続され出力において前記CPUへ向かうリードバス(33)に接続されていることを特徴とする装置。
【0048】
(4).前記いづれか一項記載の装置であって、更に一つ以上のメモリライト動作を1クロックサイクル以上待機させる手段(47,37,39,43,41)を含むことを特徴とする装置。
【0049】
(5).第4項記載の装置であって、前記待機させる手段はメモリライトアドレスバス(23;23’)に間挿されたライトアドレスバッファー(39)及びライトアドレスマルチプレクサ(37)を含み、前記アドレスマルチプレクサ(37)は前記ライトアドレスバッファー(39)の出力に接続された入力及び前記ライトアドレスバス(23)まで接続された入力を有することを特徴とする装置。
【0050】
(6).第4項記載の装置であって、前記待機させる手段はライトデータバス(29;29’)に間挿されたライトデータバッファー(43)及びライトデータマルチプレクサ(41)を含み、前記データマルチプレクサ(41)は前記ライトデータバッファーの出力に接続された入力及びライトデータバスに接続された入力を有することを特徴とする装置。
【0051】
(7).前記いづれか一項記載の装置であって、該装置は同時に管理される待機中のライトと同数のアドレスコンパレータ(19)を含むことを特徴とする装置。
【0052】
(8).中央処理装置(CPU)と少なくとも1個のメモリ(11)間のライト及び/もしくはリードアクセス優先順位を管理する装置はメモリへの無効アクセスを管理する手段を含むことを特徴とし、少なくとも、メモリ内のライト及びリードアドレスの同等性をその都度調べて前記アドレスが同等である場合にはメモリへの無効アクセス状態を表す信号(35)を発生することができる1個のコンパレータ(19)と、前記無効アクセス信号(35)により制御されてCPUへの前記リードバス(33)を無効アクセスが存在しない場合にはメモリデータリードバス(31;31’)に接続し無効アクセスの場合にはCPUからメモリへデータを書き込むバス(29;29’)に接続してCPUによる無効アクセスの場合に前記メモリデータライトバスがCPUにより前記リードバスへ転換されるようにする1個のダイバージョンマルチプレクサ回路(27)と、を具備する管理装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用することができるデータ処理システムの実施例の略図。
【図2】データ、アドレス及びコマンドバスを有するメモリを示す線図。
【図3】メモリの読み取りに使用される信号の従来のタイミング図。
【図4】クロックサイクル毎に1アクセスしか許可しないメモリへの有効アクセスに対応するリード/ライト信号構成を示す図。
【図5】本発明によるアクセス管理装置の第1の実施例の略図。
【図6】同時メモリアクセス数が大きすぎるために発生するアクセス競合を解決する原理を示す図。
【図7】図6の原理を実現するメモリアクセス管理装置の別の実施例の略図。
【符号の説明】
1 システム
3 CPU
5 デーテバス
7 コマンドバス
9 アドレスバス
11 RAM
11a−11n メモリ
13a,13b,13c アドレスバス
15a,15b,15c データバス
17 コマンド信号アセンブリ
19 コンパレータ
21,21’ リードアドレスバス
23,23’ ライトアドレスバス
25 1ビットレジスタ
27 ダイバージョンマルチプレクサ
29,29’ データライトバス
31,31’ データリードバス
37 アドレスバスマルチプレクサ
39 アドレスバッファーレジスタ
41 データマルチプレクサ
43 データバッファーレジスタ
47 同期化トグル
48 コマンドライン
49 インバータ

Claims (1)

  1. 中央処理装置(3)と少なくとも1個のメモリ(11a,11n)との間のライトアクセスあるいはリードアクセスのプライオリティを管理する管理装置であって、前記中央処理装置(3)と前記少なくとも1個のメモリ(11a,11n)とを接続するようCPU部分(23)とメモリ部分(23’)を含むライトアドレスバス、リードアドレスバス(21’)、CPU部分(29)とメモリ部分(29’)を含むライトデータバス、及び、CPU部分(33)とメモリ部分(31’)を含むリードデータバスとを有する管理装置であって、
    前記ライトアドレスバスの前記メモリ部分(23’)及び前記リードアドレスバス(21’)の間に接続され、前記ライトアドレスバスの前記メモリ部分上のライトアドレスと前記リードアドレスバス(21’)上のリードアドレスをその都度比較し、前記ライト及びリードアドレスが同等である場合にはメモリへの無効アクセス信号を発生するアドレスコンパレータ(19)と、
    前記リードデータバスの前記メモリ部分(31’)に接続された第一入力、前記ライトデータバスの前記メモリ部分(29’)に接続された第二入力、前記リードデータバスの前記CPU部分(33)に接続された出力、及び前記無効アクセス信号を入力する前記アドレスコンパレータ(19)に接続された制御入力を有するダイバージョンマルチプレクサ回路(27)とを有し、
    前記ダイバージョンマルチプレクサ回路は、前記無効アクセス信号が前記ライト及びリードアドレスが同等でないことを示すときに、前記リードデータバスの前記メモリ部分(31’)と前記リードデータバスの前記CPU部分(33)を接続し、前記無効アクセス信号が前記ライト及びリードアドレスが同等であることを示すときに、前記ライトデータバスの前記メモリ部分(29’)と前記リードデータバスの前記CPU部分(33)を接続し、
    前記管理装置はさらに、
    前記ライトアドレスバスのCPU部分(23)に接続された入力と、出力、及びロード入力を有し、前記ロード入力にロード信号を受けたときに、前記ライトアドレスバスの前記CPU部分(23)上のライトアドレスを一時記憶するライトアドレスバッファメモリ(39)と、
    前記ライトアドレスバスの前記CPU部分(23)に接続された第一入力、前記ライトアドレスバッファメモリ(39)の前記出力に接続された第二入力、制御入力、及び前記ライトアドレスバスの前記メモリ部分(23’)に接続された出力を有するライトアドレスマルチプレクサ回路(37)と、
    前記ライトデータバスの前記CPU部分(29)と接続された入力、出力、及びロード入力を有し、前記ロード入力にロード信号を受けたときに、前記ライトデータバスの前記CPU部分(29)上のライトデータを一時記憶するライトデータバッファメモリ(43)と、
    前記ライトデータバスの前記CPU部分(29)に接続された第一入力、前記ライトデータバッファメモリ(43)の前記出力に接続された第二入力、制御入力、及び前記ライトデータバスの前記メモリ部分(29’)に接続された出力を有するライトデータマルチプレクサ(41)と、
    前記少なくとも1個のメモリにおけるライト動作がペンディングか否かを示すライトペンディング信号を前記中央処理装置から受け取るライトペンディング入力回路(45)とを有し、
    前記ライトペンディング入力回路は、前記ライトアドレスマルチプレクサ回路(37)の前記制御入力、前記ライトアドレスバッファメモリ(39)の前記ロード入力、前記ライトデータマルチプレクサ(41)の前記制御入力、及び前記ライトデータバッファメモリ(43)の前記ロード入力に接続されており、
    前記ライトペンディング信号がライト動作がペンディングであることを示している場合に、
    前記ライトアドレスマルチプレクサ回路(37)は、前記ライトアドレスバッファメモリ(39)の前記出力を前記ライトアドレスバスの前記メモリ部分(23’)に接続し、
    前記ライトアドレスバッファメモリ(39)は、前記ライトアドレスバスの前記CPU部分(23)上の前記ライトアドレスをロードし、
    前記ライトデータマルチプレクサ(41)は、前記ライトデータバッファメモリ(43)の前記出力を前記ライトデータバスの前記メモリ部分(29’)に接続し、
    前記ライトデータバッファメモリ(43)は、前記ライトデータバスの前記CPU部分(29)上の前記ライトデータをロードし、
    前記ライトペンディング信号がライト動作がペンディングでないことを示している場合に、
    前記ライトアドレスマルチプレクサ回路(37)は、前記ライトアドレスバスの前記CPU部分(23)を前記ライトアドレスバスの前記メモリ部分(23’)に接続し、
    前記ライトデータマルチプレクサ(41)は、前記ライトデータバスの前記CPU部分(29)を前記ライトデータバスの前記メモリ部分(29’)に接続することを特徴とする前記管理装置。
JP06445095A 1994-03-24 1995-03-23 ライト及び/もしくはリードアクセス優先順位管理装置 Expired - Fee Related JP3808525B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9403925A FR2717921B1 (fr) 1994-03-24 1994-03-24 Dispositif de gestion de conflit d'accès entre un CPU et des mémoires.
FR9403925 1994-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0850560A JPH0850560A (ja) 1996-02-20
JP3808525B2 true JP3808525B2 (ja) 2006-08-16

Family

ID=9461702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06445095A Expired - Fee Related JP3808525B2 (ja) 1994-03-24 1995-03-23 ライト及び/もしくはリードアクセス優先順位管理装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5787481A (ja)
EP (1) EP0674258B1 (ja)
JP (1) JP3808525B2 (ja)
DE (1) DE69527819T2 (ja)
FR (1) FR2717921B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10309919B4 (de) * 2003-03-07 2008-09-25 Qimonda Ag Pufferbaustein und Speichermodule
US7213095B2 (en) 2004-06-08 2007-05-01 Arm Limited Bus transaction management within data processing systems
US9280498B2 (en) * 2011-03-02 2016-03-08 Nec Corporation Data control system, data control method, and data control program
US9383928B2 (en) * 2011-06-13 2016-07-05 Emc Corporation Replication techniques with content addressable storage
FR3038752B1 (fr) * 2015-07-10 2018-07-27 Stmicroelectronics (Rousset) Sas Procede et circuit pour proteger et verifier des donnees d'adresse
CN105109940A (zh) * 2015-08-18 2015-12-02 无锡乐华自动化科技有限公司 一种气缸驱动摆臂式高承载抬起机构

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5995660A (ja) * 1982-11-22 1984-06-01 Nec Corp デ−タ処理装置
JPS60238944A (ja) * 1984-05-14 1985-11-27 Mitsubishi Electric Corp トレ−ス用記憶装置
JPS6242228A (ja) * 1985-08-19 1987-02-24 Nec Corp 表示情報処理システム
JPS6243744A (ja) * 1985-08-21 1987-02-25 Nec Corp マイクロコンピユ−タ
US4792926A (en) * 1985-12-09 1988-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba High speed memory system for use with a control bus bearing contiguous segmentially intermixed data read and data write request signals
US5179679A (en) * 1989-04-07 1993-01-12 Shoemaker Kenneth D Apparatus and method for permitting reading of data from an external memory when data is stored in a write buffer in the event of a cache read miss
JP2762138B2 (ja) * 1989-11-06 1998-06-04 三菱電機株式会社 メモリコントロールユニット
US5224214A (en) * 1990-04-12 1993-06-29 Digital Equipment Corp. BuIffet for gathering write requests and resolving read conflicts by matching read and write requests
JPH04270440A (ja) * 1991-02-26 1992-09-25 Fujitsu Ltd アクセス方式
JP3180362B2 (ja) * 1991-04-04 2001-06-25 日本電気株式会社 情報処理装置
JPH0612107A (ja) * 1992-06-02 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp シーケンス演算プロセッサおよびシーケンス演算処理装置
US5379937A (en) * 1994-01-18 1995-01-10 Rothe Welding And Fabrication, Inc. Nucleator assembly for snowmaking apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
EP0674258B1 (en) 2002-08-21
EP0674258A1 (en) 1995-09-27
FR2717921B1 (fr) 1996-06-21
US5787481A (en) 1998-07-28
DE69527819D1 (de) 2002-09-26
DE69527819T2 (de) 2003-04-30
JPH0850560A (ja) 1996-02-20
FR2717921A1 (fr) 1995-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5822772A (en) Memory controller and method of memory access sequence recordering that eliminates page miss and row miss penalties
KR970001919B1 (ko) 다수의 버스간의 정보 전송 시스템 및 방법
EP0351955B1 (en) Multiprocessor systems with cross-interrogated store-in-caches
JPH03292695A (ja) デュアルポートメモリ
JPH05282203A (ja) キャッシュ・コントローラ
US4371924A (en) Computer system apparatus for prefetching data requested by a peripheral device from memory
JP3092566B2 (ja) パイプライン方式のバスを用いたメモリ制御方式
JP3808525B2 (ja) ライト及び/もしくはリードアクセス優先順位管理装置
JP2003271574A (ja) 共有メモリ型マルチプロセッサシステムにおけるデータ通信方法
JP4173858B2 (ja) 命令キャッシュ、及びメモリ競合を低減する方法
JP3505728B2 (ja) 記憶制御装置
KR0153487B1 (ko) 장치간의 통신 수행 방법 및 통신 수행 시스템
US5185879A (en) Cache system and control method therefor
EP0700005B1 (en) Vector data bypass mechanism for vector computer
JP3206528B2 (ja) バスブリッジ回路
JP2534321B2 (ja) デ―タ転送制御方法及び装置
JP2885168B2 (ja) マルチプロセッサシステムに於けるデータリプライ方法
JPS601656B2 (ja) 緩衝記憶回路
EP0553742A1 (en) A method of operating a first and second cache tag memory array
JP2684752B2 (ja) 拡張記憶制御方式
JP2856709B2 (ja) バス間結合システム
JP3063501B2 (ja) メモリアクセス制御方式
JPH05158688A (ja) メモリアクセス装置
JPS60222969A (ja) パイプライン制御回路
JPH04246764A (ja) データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050207

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050210

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050824

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100526

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110526

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120526

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130526

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees