JP3808005B2 - 折り畳みコンテナー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことができる折り畳みコンテナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、平面形状が略長方形に形成された底部の相対する長辺に、ヒンジ部を介して連結された長側壁と、同じく、底部の相対する短辺に、ヒンジ部を介して連結された短側壁とからなる折り畳みコンテナーが知られている。このような折り畳みコンテナーは、箱型に組み立てられた状態から、長側壁或いは短側壁の何方かを最初に、底部に重なるように倒し、次いで、残りの長側壁或いは短側壁を倒すことにより、折り畳むことができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーに、種々の物品を収納した場合に、特に、短側壁に比べて、横幅の広い長側壁が、物品の重みにより、外側に膨らむことがある。このように、長側壁が、外側に膨らむと、折り畳みコンテナーを、上下方向に段積みする場合に、上に位置する折り畳みコンテナーの底部が、下に位置する折り畳みコンテナーの長側壁に、確実に載置されず不安定に段積みされることになり、下に位置する折り畳みコンテナーが損傷したり、或いは、上に位置する折り畳みコンテナーが崩れ落ちるというような問題が生じる。
【0004】
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、相対する長辺側土手部と該長辺側土手部より高さの高い相対する短辺側土手部とを有する底部と、長辺側土手部にヒンジ連結された長側壁と、短辺側土手部にヒンジ連結された短側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、前記相対する長辺側土手部には、それぞれ、上面が、前記短辺側土手部の上面と同じ高さに形成されたスライドスタック補助ブロックが配設されているとともに、相対する前記スライドスタック補助ブロックの内壁間の距離は、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーにスライドスタッキングされる小箱折り畳みコンテナーの底部の裏面に形成された嵌合部の長辺側長さと略同じに形成されており、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーに、前記小箱折り畳みコンテナーをスライドスタッキングする際には、前記折り畳みコンテナーの底部の一方の短辺側土手部側に位置する前記小箱折り畳みコンテナーの底部が、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーの短側壁或いは短辺側土手部に載置され、且つ、前記小箱折り畳みコンテナーの底部の裏面の短辺側載置面が、前記スライドスタック補助ブロックの上面に載置されている状態から、前記小箱折り畳みコンテナーを、前記折り畳みコンテナーの底部のもう一方の短辺側土手部方向に向かって移動させると、前記折り畳みコンテナーの底部の一方の短辺側土手部側に位置する前記小箱折り畳みコンテナーの底部が、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーの短側壁に載置されながら、該短側壁の上をスライドするとともに、前記小箱折り畳みコンテナーの底部の裏面の短辺側載置面が、前記スライドスタック補助ブロックの上面に載置されながらスライドされ、最終的に、前記小箱折り畳みコンテナーの底部の載置面が、前記折り畳みコンテナーの底部を構成する短辺側土手部の上面及び前記スライドスタック補助ブロックの上面に載置されるように構成されており、更に、前記スライドスタック補助ブロックの上面と内面とにより形成される内側角部の略中央部には嵌合凹部が形成されており、前記嵌合凹部には、前記長側壁の下部中央部に形成された切り欠き凹部を構成する天部に垂設された嵌合部材が嵌合されるように構成したものである。
【0006】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものでない。
【0007】
1は, 平面形状が略長方形の底部であり, 底部1は、その相対する長辺側に形成された高さの低い土手部(以下、単に、長辺側土手部という。)1aと、相対する短辺側に形成された高さの高い土手部(以下、単に、短辺側土手部という。)1bとを有するとともに、長辺側土手部1aに、長側壁2がヒンジ連結され、また、短辺側土手部1bに、短側壁3がヒンジ連結されている。
【0008】
底部1の短辺側土手部1bの両端部からは、長辺側土手部1a方向に延在するとともに、短辺側土手部1bと同じ高さを有する角部ブロック1cが形成されている。
【0009】
また、底部1の裏面には、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを段積みした際に、下に位置する折り畳みコンテナーの開口部に嵌合可能な嵌合部1dが突設されており、嵌合部1dは、短辺側土手部1b間の中央に形成された、短辺側土手部1bに平行な凹溝1eを挟んで、2個の副嵌合部1d1に分割されている。図1に示されている折り畳みコンテナーの半分の大きさを有する小型の折り畳みコンテナーを、箱型に組み立てた状態で、2個並設し、その上に、図1に示されているような折り畳みコンテナーを段積みした際に、下に位置するとともに、並設された2個の小型の折り畳みコンテナーの隣接する上部フランジが、上に位置する折り畳みコンテナーの副嵌合部1d1間に形成された凹溝1eに嵌合するように構成されている。
【0010】
更に、底部1に突設された2個の副嵌合部1d1間に形成された凹溝1eが位置する長辺側土手部1aの上面1a1には、少なくとも、凹溝1eの幅W1以上の幅(長辺側土手部1aの長手方向に沿った長さ)を有する、正面形状(長辺側土手部1a側から見た形状)が略方形状のスライドスタック補助ブロック1fが突設されており、このスライドスタック補助ブロック1fの上面1f1は、底部1の短辺側土手部1bの上面1b1と同じ高さに形成されている。なお、スライドスタック補助ブロック1fの機能については後述する。また、このようなスライドスタック補助ブロック1fを突設することにより、凹溝1eを形成したために低下する底部1の強度や剛性を補償することもできる。なお、1gは、スライドスタック補助ブロック1fの両側面と長辺側土手部1aの上面1a1とにより形成される隅部に配設された三角形状の補強片であり、このような補強片1gを形成することにより、スライドスタック補助ブロック1fの曲げ強度を高めることができる。
【0011】
上述したように、底部1の短辺側土手部1bの両端部からは、長辺側土手部1a方向に延在する角部ブロック1cが形成されているので、長側壁2の下部角部には、折り畳みコンテナーを箱型に組みたてた際に、角部ブロック1cが入り込む切り欠き部2aが形成されているとともに、底部1の長辺側土手部1aの上面1a1には、スライドスタック補助ブロック1fが突設されているので、長側壁2の下部中央部には、折り畳みコンテナーを箱型に組みたてた際に、スライドスタック補助ブロック1fが入り込む切り欠き凹部2bが形成されている。
【0012】
図1に示されているように、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳むには、先ず最初に、底部1の長辺側土手部1aにヒンジ連結された長側壁2を、底部1方向に倒して、図2に示されているように、底部1の上に重ね、次いで、底部1の短辺側土手部1bにヒンジ連結された短側壁3を、底部1方向に倒して、底部1に重ねられた長側壁2の上に重ねることにより、図3に示されているように、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。また、折り畳まれた状態から、後から倒された短側壁3を、略垂直に立て、次いで、先に倒された長側壁2を略垂直に立てることにより、箱型に組み立てることができるように構成されている。
【0013】
箱型に組み立てた状態の折り畳みコンテナー同士を段積みした際には、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1の裏面に形成された嵌合部1dが、下に位置する折り畳みコンテナーの開口部に嵌合されるとともに、嵌合部1dの周囲に位置する底部1の裏面周辺部1’が、上に位置する折り畳みコンテナーの長側壁2の上部フランジ2’及び短側壁3の上部フランジ3’に載置されるように構成されている。
【0014】
また、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナー同士を段積みした際には、上に位置する折り畳みコンテナーの底部1の裏面に形成された嵌合部1dが、下に位置する折り畳みコンテナーの底部1に形成された長辺側土手部1a、短辺側土手部1b、角部ブロック1c及びスライドスタック補助ブロック1fの内側に位置するとともに、下に位置する折り畳みコンテナーの嵌合部1dの周囲に位置する底部1の裏面周辺部1’が、上に位置する折り畳みコンテナーの短辺側土手部1b、角部ブロック1c及びスライドスタック補助ブロック1fの上面に載置されることになる。
【0015】
上述した底部1の長辺側土手部1aの上面1a1に突設されたスライドスタック補助ブロック1fの上面1f1と内面1f2とにより形成される内側角部の略中央部には、嵌合凹部1f3が形成されている。また、長側壁2の下部中央部に形成された、スライドスタック補助ブロック1fが挿入される切り欠き凹部2bを構成する天部2b1の略中央部には、上記のスライドスタック補助ブロック1fに形成された嵌合凹部1f3に嵌合される板状或いはブロック状の嵌合部材2cが垂設されている。
【0016】
折り畳みコンテナーを、図1に示されているように、箱型に組みたてた際には、底部1の長辺側土手部1aの上面1a1に突設されたスライドスタック補助ブロック1fは、長側壁2の下部中央部に形成された切り欠き凹部2bに挿入されるとともに、底部1の長辺側土手部1aの内側角部に形成された嵌合凹部1f3には、長側壁2の下部中央部に形成された切り欠き凹部2bを構成する天部2b1に垂下された嵌合部材2cが嵌合されるように構成されている。従って、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーに、物品を収納し、横幅の広い長側壁が、物品の重みにより、外側に膨らもうとしても、長側壁2の下部中央部に形成された切り欠き凹部2bを構成する天部2b1に垂下された嵌合部材2cが、底部1の長辺側土手部1aの内側角部に形成された嵌合凹部1f3に嵌合されているとともに、嵌合凹部1f3を構成する、内面1f2と平行な内側面1f3’に当接するように構成されているので、長側壁2の外側への膨らみが阻止されることになる。
【0017】
次に、図7〜図12を用いて、折り畳まれた状態の上述した折り畳みコンテナー(以下、単に、大箱折り畳みコンテナーという。)Cbの上に、上記折り畳みコンテナーCbの略半分の大きさを有する折り畳みコンテナー(以下、単に、小箱折り畳みコンテナーという。)Csをスライドスタッキングする機能について説明する。
【0018】
10は、平面形状が略長方形の底部であり、底部10の相対する長辺側には、土手部10aが形成されており、また、底部10の相対する短辺側にも、土手部10bが形成されてる。そして、底部10の相対する長辺側に形成された土手部(以下、単に、長辺側土手部という。)10aの高さは、底部10の相対する短辺側に形成された土手部(以下、単に、短辺側土手部という。)10bの高さより、高く形成されている。長辺側土手部10aには、適当なヒンジ部材を介して、長側壁20がヒンジ連結され、また、短辺側土手部10bには、同じく適当なヒンジ部材を介して、短側壁30がヒンジ連結されている。また、長辺側土手部10aの両端部からは、角部ブロック10cが、短辺側土手部10b方向に延在している。
【0019】
図7に示されているように、箱型に組み立てられた小箱折り畳みコンテナーCsを折り畳むには、先ず最初に、底部10の短辺側土手部10bにヒンジ連結された短側壁30を、底部10方向に倒して、底部10の上に重ね、次いで、底部10の長辺側土手部10aにヒンジ連結された長側壁20を、底部10方向に倒して、底部10に重ねられた短側壁30の上に重ねることにより、高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるように構成されている。また、折り畳まれた状態から、後から倒された長側壁20を略垂直に立て、次いで、先に倒された短側壁30を略垂直に立てることにより、箱型に組み立てることができる。
【0020】
小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の長辺側土手部10aの長さは、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の短辺側土手部1bの長さと略同じ長さに形成されており、また、小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の短辺側土手部10bの長さは、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の長辺側土手部1aの長さの略半分の長さに形成されている。従って、小箱折り畳みコンテナーCsの長側壁20の横幅は、大箱折り畳みコンテナーCbの短側壁3の横幅と略同じ横幅に形成されており、また、小箱折り畳みコンテナーCsの短側壁30の横幅は、大箱折り畳みコンテナーCbの長側壁2の横幅の略半分の横幅に形成されている。
【0021】
小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面には、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを段積みした際に、下に位置する折り畳みコンテナーの開口部に嵌合可能な嵌合部10dが突設されている。嵌合部10dは、長辺側土手部10aに沿った相対する長周壁10d1と、短辺側土手部10bに沿った相対する短周壁10d2とを有しており、長周壁10d1と短周壁10d2とにより囲まれた空間部内には、長周壁10d1及び短周壁10d2に平行で、互いに交差する交差リブ10d3が形成されている。嵌合部10dが形成されていない底部10の裏面には、長辺側土手部10aに沿って、長辺側載置面10eが形成されており、また、短辺側土手部10bに沿って、短辺側載置面10fが形成されている。
【0022】
箱型に組み立てられた小箱折り畳みコンテナーCsの上に、小箱折り畳みコンテナーCsを段積みした際には、下に位置する箱型に組み立てられた小箱折り畳みコンテナーCsの開口部に、上に位置する小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面に形成された嵌合部10dが嵌合されるとともに、下に位置する箱型に組み立てられた小箱折り畳みコンテナーCsの長側壁20の上部フランジ20aに、上に位置する小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面の長辺側載置面10fが載置され、また、下に位置する箱型に組み立てられた小箱折り畳みコンテナーCsの短側壁30の上部フランジ30aに、上に位置する小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面の短辺側載置面10fが載置されるように構成されている。
【0023】
小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面に突設された嵌合部10dの長辺側土手部10aに沿った長辺側長さW10は、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1に形成された角部ブロック1cの短辺側土手部1bに沿った内幅(角部ブロック1cの内面1c1間の距離)W2及びスライドスタック補助ブロック1fの短辺側土手部1bに沿った内幅(相対するスライドスタック補助ブロック1fの内面1f2間の距離)W3と、略同じに形成されている。また、嵌合部10dの短辺側土手部10bに沿った短辺側長さW20は、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1に形成された短辺側土手部1bの内幅(相対する短辺側土手部1bの内面1b2間の距離)W4の略半分の長さに形成されている。
【0024】
次に、図9〜図12を用いて、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbに、折り畳まれた状態の小箱折り畳みコンテナーCsをスライドスタッキングする作業について説明する。
【0025】
先ず最初に、図9に示されているように、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の一方の短辺側土手部1b付近に、小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の一方の長辺側土手部10aが位置するとともに、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の短辺側土手部1bと小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の長辺側土手部10aとが、略平行となるように、大箱折り畳みコンテナーCbの上に、1個の小箱折り畳みコンテナーCsを段積みする。この際、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の一方の短辺側土手部1b側に位置する小箱折り畳みコンテナーCsの底部10は、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbの短側壁3或いは短辺側土手部1bに載置されるとともに、小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面の短辺側載置面10fは、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の長辺側土手部1aの中央部に配設されたスライドスタック補助ブロック1fの上面1f1に載置されている。
【0026】
上述した状態から、上に位置する小箱折り畳みコンテナーCsを、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1のもう一方の短辺側土手部1b方向に向かって移動させると、図10に示されているように、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の一方の短辺側土手部1b側に位置する小箱折り畳みコンテナーCsの底部10は、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbの短側壁3に載置されながら、短側壁3の上をスライドし、また、小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面の短辺側載置面10fは、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の長辺側土手部1aの中央部に配設されたスライドスタック補助ブロック1fの上面1f1に載置されながらスライドし、最終的に、図11に示されているように、小箱折り畳みコンテナーCsの底部10のスライド方向前方に位置する長辺側土手部10aの下方に位置する長辺側載置面10eが、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の短辺側土手部1bに載置されるとともに、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の短辺側土手部1bに載置された小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の長辺側載置面10eと相対するもう一方の長辺側載置面10e或いは短辺側載置面10fは、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の長辺側土手部1aに配設されたスライドスタック補助ブロック1fの上面1f1の中程に載置されることになる。
【0027】
その後、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbの残りの半分の領域に、図12に示されているように、もう1個の小箱折り畳みコンテナーCsを段積みするが、この際、この小箱折り畳みコンテナーCsは、その小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の裏面の長辺側載置面10e及び短辺側載置面10fが、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の長辺側土手部1aの中央部に配設されたスライドスタック補助ブロック1fの上面1f1に載置されるとともに、大箱折り畳みコンテナーCbの底部1の短辺側土手部1bに、小箱折り畳みコンテナーCsの底部10の長辺側載置面10eが載置されるように、段積みされることになる。
【0028】
上述した実施例には、大箱折り畳みコンテナーCbに、大箱折り畳みコンテナーCbの半分の大きさを有する2個の小箱折り畳みコンテナーCsを並設するように段積みした例が示されているが、大箱折り畳みコンテナーCbに、大箱折り畳みコンテナーCbの三分の一や四分の一やそれ以下の大きさを有する3個以上の小型折り畳みコンテナーCsを並設するように段積みすることができる。例えば、大箱折り畳みコンテナーCbの三分の一の大きさの小型折り畳みコンテナーCsを段積みする場合には、上述したスライドスタック補助ブロック1fを、長辺側土手部1aに2個配設し、また、大箱折り畳みコンテナーCbの四分の一の大きさの小型折り畳みコンテナーCsを段積みする場合には、上述したスライドスタック補助ブロック1fを、長辺側土手部1aに3個配設することになる。
【0029】
上述したように、複数の折り畳まれた状態の小箱折り畳みコンテナーCsが段積みされる、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbの底部1に、段積みされる小箱折り畳みコンテナーCsの底部10が載置されるスライドスタック補助ブロック1fを配設したので、従来、スライドスタッキングが不可能な折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーにおいて、スライドスタッキングが可能となった。
【0030】
上述したように、作業者が、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbの手前に、1個の小箱折り畳みコンテナーCsを載置するとともに、前方に押し出すようにスライドし、次いで、もう1個の小箱折り畳みコンテナーCsを、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbの手前に載置するとともに、前方に押し出すようにスライドするという作業を、順次、行うことにより、大箱折り畳みコンテナーCbに複数の小箱折り畳みコンテナーCsを載置するように構成したので、折り畳まれた状態の大箱折り畳みコンテナーCbへの小箱折り畳みコンテナーCsの段積み作業の作業性が向上する。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0032】
底部の長辺側土手部に、嵌合凹部が形成されたスライドスタック補助ブロックを配設するとともに、長側壁に形成された切り欠き凹部を構成する天部には、スライドスタック補助ブロックに形成された嵌合凹部に嵌合される嵌合部材を垂設したので、長側壁の外側への膨らみを確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの組み立て或いは折り畳み途中の斜視図である。
【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳まれた状態の斜視図である。
【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの底部の裏面斜視図である。
【図5】図5は本発明の折り畳みコンテナーの底部と倒された状態の長側壁の部分斜視図である。
【図6】図6は本発明の折り畳みコンテナーの底部と立てられた状態の長側壁の部分斜視図である。
【図7】図7は本発明の折り畳みコンテナーに段積みされる小箱折り畳みコンテナーの箱型に組み立てられた状態の斜視図である。
【図8】図8は図7に示されている小箱折り畳みコンテナーの底部の裏面斜視図である。
【図9】図9は本発明の折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーに段積みされた折り畳まれた状態の小箱折り畳みコンテナーの斜視図である。
【図10】図10は図9と同様の本発明の折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーに段積みされた折り畳まれた状態の小箱折り畳みコンテナーの斜視図である。
【図11】図11は図9と同様の本発明の折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーに段積みされた折り畳まれた状態の小箱折り畳みコンテナーの斜視図である。
【図12】図12は図9と同様の本発明の折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーに段積みされた折り畳まれた状態の小箱折り畳みコンテナーの斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・底部
1f・・・・・・・・・・・スライドスタック補助ブロック
1f3・・・・・・・・・・嵌合凹部
2・・・・・・・・・・・・長側壁
2c・・・・・・・・・・・嵌合部材
3・・・・・・・・・・・・短側壁

Claims (1)

  1. 相対する長辺側土手部と該長辺側土手部より高さの高い相対する短辺側土手部とを有する底部と、長辺側土手部にヒンジ連結された長側壁と、短辺側土手部にヒンジ連結された短側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、前記相対する長辺側土手部には、それぞれ、上面が、前記短辺側土手部の上面と同じ高さに形成されたスライドスタック補助ブロックが配設されているとともに、相対する前記スライドスタック補助ブロックの内壁間の距離は、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーにスライドスタッキングされる小箱折り畳みコンテナーの底部の裏面に形成された嵌合部の長辺側長さと略同じに形成されており、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーに、前記小箱折り畳みコンテナーをスライドスタッキングする際には、前記折り畳みコンテナーの底部の一方の短辺側土手部側に位置する前記小箱折り畳みコンテナーの底部が、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーの短側壁或いは短辺側土手部に載置され、且つ、前記小箱折り畳みコンテナーの底部の裏面の短辺側載置面が、前記スライドスタック補助ブロックの上面に載置されている状態から、前記小箱折り畳みコンテナーを、前記折り畳みコンテナーの底部のもう一方の短辺側土手部方向に向かって移動させると、前記折り畳みコンテナーの底部の一方の短辺側土手部側に位置する前記小箱折り畳みコンテナーの底部が、折り畳まれた状態の前記折り畳みコンテナーの短側壁に載置されながら、該短側壁の上をスライドするとともに、前記小箱折り畳みコンテナーの底部の裏面の短辺側載置面が、前記スライドスタック補助ブロックの上面に載置されながらスライドされ、最終的に、前記小箱折り畳みコンテナーの底部の載置面が、前記折り畳みコンテナーの底部を構成する短辺側土手部の上面及び前記スライドスタック補助ブロックの上面に載置されるように構成されており、更に、前記スライドスタック補助ブロックの上面と内面とにより形成される内側角部の略中央部には嵌合凹部が形成されており、前記嵌合凹部には、前記長側壁の下部中央部に形成された切り欠き凹部を構成する天部に垂設された嵌合部材が嵌合されるように構成されていることを特徴とする折り畳みコンテナー。
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