JP3806083B2 - アントラキノンを用いた炭化水素のマーキング方法 - Google Patents
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Description
本発明は、概してその後の識別のために、アントラキノン化合物を用いて石油炭化水素をマーキングする方法に関する。
【0002】
米国特許第4,755,012号において、1,4,5,8−テトラ(アリールアミノ)アントラキノンを含有する線吸収フィルターが開示されている。この文献では、しかしながら、石油炭化水素のマーキング方法については示唆されていない。
【0003】
700nmより高い吸収極大を有するフタロシアニン染料は、石油マーカーとして知られているが、これらの物質は調製の困難さおよび高コストをはじめとする不利な点に悩まされている。本発明が取り組む問題は、700nmより高い吸収極大を有する化合物を用いた石油炭化水素の向上されたマーキング方法を見いだすことである。
【0004】
本発明は液体石油炭化水素に不可視なマーキングを行う方法に関する。かかる方法には、液体石油炭化水素に、1,4,5,8−テトラ置換アントラキノンおよびアントラキノンダイマーからなる群から選択される少なくとも1つの染料を添加することが含まれる。かかる染料の吸収極大は710nm〜850nmの範囲である。
【0005】
他に表示しない限り、百分率は全て重量百分率である。parts per million(ppm)で表示された濃度は、重量/体積基準で計算されている。「石油炭化水素」という語は、石油、好ましくは潤滑油、ブレーキ液、作動液、ガソリン、ディーゼル燃料、灯油、ジェット燃料およびヒーティングオイルに由来する、主として炭化水素組成を有する生成物を意味する。「アルキル」基は直線状、分岐状または環状に配列された1〜20個の炭素原子を有する炭化水素基である。アルキル基は任意に1以上の2重または3重結合を有している。アルキル基上で1以上のハロ、ヒドロキシまたはアルコキシ基の置換が可能であり、アルコキシ基は同様に1以上のハロ置換基によって置換されることができる。好ましくは、アルキル基はハロまたはアルコキシ置換基を有さない。「ヘテロアルキル」基は少なくとも1つの炭素がO、NR、またはSに置き換わったアルキル基であり、ここでRは水素、アルキル、アリール、またはアルアルキルである。「アリール」基は芳香族炭化水素化合物由来の置換基である。アリール基は全部で6〜20個の環原子を有し、1以上の別々のまたは融合した環を有している。「アルアルキル」基は「アリール」基によって置換された「アルキル」基である。「複素環」基は5〜20個の環原子(ここで環原子の少なくとも1つは窒素、酸素、硫黄である)を有する複素環化合物由来の置換基である。好ましくは、複素環基は硫黄原子を含まない。アリールまたは複素環基上で1以上のハロ、シアノ、ヒドロキシ、アルキル、ヘテロアルキルまたはアルコキシ基による置換が可能であり、同時にアルキル、ヘテロアルキルまたはアルコキシ基上で、1以上のハロ基による置換が可能である。好ましくは、アリールおよび複素環基はハロゲン原子を含まない。「芳香族複素環」基は、芳香族複素環化合物由来の複素環基である。
【0006】
本発明の好ましい態様として、式(I)を有する1,4,5,8−テトラ置換アントラキノン染料を、石油炭化水素に添加する。
【化5】
式(I)において、XはR4NH、NH2、OHまたはハロであり;さらにRl、R2、R3およびR4は、独立にアルキル、アリール、アルアルキル、ヘテロアルキルまたは複素環である。好ましくは、Rl、R2、およびR3のうち少なくとも2つはアリールまたは芳香族複素環である。より好ましくは、XはR4NHであり、さらにRl、R2、R3およびR4のうちの少なくとも3つはアリールまたは芳香族複素環である。最も好ましくは、Rl、R2、R3およびR4の全てがアリールである。
【0007】
本発明の他の好ましい態様として、アントラキノンダイマーである染料を石油炭化水素に添加する。アントラキノンダイマーは:(i)710〜850nmのλmaxを有する、以下に示した、INDANTHRENEの商品名でも知られる、6,15−ジヒドロ−5,9,14,18−アントラジンテトロンの置換誘導体;
【化6】
および(ii)拡張された共役を有し、710〜850nmのλmaxを有する、他のアントラキノンの融合したダイマーを含有する。好ましくは、アントラキノンダイマーは、式(II)の置換6,15−ジヒドロ−5,9,14,18−アントラジンテトロンである。
【化7】
式(II)において、Rl、R2、R3およびR4は、独立に水素、アルキル、ヘテロアルキルまたはアルキルアミノであり;R5は水素、アルキル、ヘテロアルキル、アルキルアミノ、アリールアミノまたは芳香族−複素環−アミノであり;さらにRは水素、アルキル、アリールアミノまたは芳香族−複素環−アミノであり;RおよびR5のうちの1つはアリールアミノまたは芳香族−複素環−アミノである。好ましくはRl、R2、R3およびR4は水素である。
【0008】
1つの好ましい態様として、Rl、R2、R3、R4およびR5は水素であり、Rはアリールアミノである。好ましくはRは水素結合供与アリールアミノ基、例えば、フェニルアミノである。最も好ましくは、Rは式(III)の化合物にある様なフェニルアミノである。
【化8】
この化合物は790nmのλmaxを有する。
【0009】
他の好ましい態様として、R、R1、R2、R3およびR4は水素であり;さらにR5は式(IV)の化合物にある様なフェニルアミノである。
【化9】
この化合物は、6,15−ジヒドロ−8,17−ビス(フェニルアミノ)−5,9,14,18−アントラジンテトロンであり、商品名C.I.VAT GREEN6およびCALEDON GREEN RC.で商業的に販売されている。
【0010】
好ましくは、石油炭化水素に添加する各々の染料の量は、少なくとも0.01ppmであり、より好ましくは少なくとも0.02ppm、最も好ましくは少なくとも0.03ppmである。好ましくは各々の染料の量は、10ppm未満であり、より好ましくは2ppm未満であり、最も好ましくは1ppm未満である。好ましくは、マーキングは目に見えず、すなわち、染料はマークされた炭化水素の単なる目視観測では検出することが不可能である。好ましくは、本発明の方法で使用される染料は720nm〜850nm、より好ましくは720nm〜810nm、最も好ましくは730nm〜800nmの範囲に吸収極大を有する。好ましくは、異なる波長に吸収極大を有する少なくとも2つの染料を石油炭化水素に添加する。好ましくは、マークした炭化水素に、染料の吸収極大を含むスペクトルの一部の波長を有する電磁放射線を当て、光の吸収を測定することによって染料が検出される。検出装置は、染料濃度およびマークした炭化水素における濃度比を計算できるものが好ましい。当該技術分野において知られている典型的な分光光度計は、本発明の方法で使用される染料が、少なくとも0.01ppmのレベルで存在する場合に検出することができる。米国特許第5,225,679号に開示されている検出器、特にRohm and Haas Company(Philadelphia,PA)から入手可能なSpecTrace(商標)分析器を使用することが好ましい。かかる分析器は染料の吸収スペクトルをベースとして選択したフィルターを使用しており、多重線形回帰法(multiple linear regression methods)によるシグナルのケモメトリック解析(chemometric analysis)を使用し、シグナルに対するノイズの比を減少させている。
【0011】
検出方法が、マークした炭化水素の何らかの化学的操作の遂行も含まない場合、試験後試料は原料に戻されることができ、危険な化学品を扱ったり、処分したりする必要をなくすることができる。かかるケースは、例えば、マークした炭化水素試料の光吸収を測定することによって染料が単に検出される場合である。
【0012】
本発明の1つの態様として、染料は、液体の炭化水素への添加を容易にするために溶媒中に配合させる。テトラ−置換アントラキノンに対して好ましい溶媒は、N−メチルピロリジノン、N,N−ジメチルプロピレンウレア、ニトロベンゼン、トルエンおよびN,N−ジメチルホルムアミドである。好ましくは、染料は溶媒中に0.1%〜10%の濃度で存在する。
【0013】
実施例
実施例1:1,4,5,8−テトラ(フェニルアミノ)アントラキノンの合成10.87gの1,4,5,8−テトラクロロアントラキノン、50gのアニリン、13.4gの酢酸カリウム、1.24gの硫酸銅、および3.41gのベンジルアルコールの混合物を窒素下で130℃に加熱し、かかる温度で6.5時間保持し、その後170℃で6時間保持した。反応混合物を周囲温度に冷却し、沈殿物を濾過し黒色の固体を得た。トルエンからクルードの生成物を再結晶させ、6.0gの暗緑色の結晶物質(95%より高い純度)であって、プロトンNMRによって所望の生成物:1,4,5,8−テトラ(フェニルアミノ)アントラキノンと確認される構造の物質を得た。かかる物質はトルエン中で750nmの波長に最大吸収バンド(λmax)を有していた。モル吸光係数(ε)は〜30,500であると特定された。
【0014】
実施例2:1,4,5,8−テトラ(4−n−ブチルフェニルアミノ)アントラキノンの合成
10.87gの1,4,5,8−テトラクロロアントラキノンおよび95gの4−n−ブチルアニリンの混合物を190℃で12時間反応させた。その後反応混合物を70℃に冷却し、等量のエタノールで希釈した。静置し、周囲温度にさらに冷却すると、沈殿が生じた。かかる混合物を濾過し、洗浄し、さらにキシレン/イソプロパノールから再結晶し、6.6gの暗緑色の結晶物質(95%より高い純度)であって、プロトンNMRによって、所望の生成物:1,4,5,8−テトラ(4−n−ブチルフェニルアミノ)アントラキノンと確認される構造の物質を得た。かかる物質はトルエン中で762nmの波長に最大吸収バンド(λmax)を有していた。モル吸光係数(ε)は〜36,900であると特定された。
【0015】
実施例3:石油炭化水素中の染料の検出
キシレン、Texaco(商標)ディーゼル燃料、Mobil(商標)レギュラーガソリン中の、様々な濃度の1,4,5,8−テトラ(フェニルアミノ)アントラキノン(TPAAQ))溶液を調製し、実験室用分光光度計で解析した。結果は以下の表に示され、予想値および実測値を、1mg/Lでの値のパーセンテージで表した。
【表1】
Claims (12)
- 液体石油炭化水素に目に見えないマーキングを行う方法であって、液体石油炭化水素に、1,4,5,8−テトラ置換アントラキノンおよびアントラキノンダイマーからなる群から選択される少なくとも1つの染料を添加することを含み、該少なくとも1つの染料は710nm〜850nmの範囲の吸収極大を有し、ここで各染料は0.01ppmから2ppm未満の量で存在する、方法。
- 液体石油炭化水素が潤滑油、ブレーキ液、作動液、ガソリン、ディーゼル燃料、灯油、ジェット燃料、およびヒーティングオイルからなる群から選択される請求項1記載の方法。
- XがR4NHであり、さらにRl、R2、R3およびR4のうちの少なくとも3つがアリールまたは芳香族複素環である請求項3記載の方法。
- XがR4NHであり;Rl、R2、R3およびR4が、独立にアリールまたは芳香族複素環であり;液体石油炭化水素が潤滑油、ブレーキ液、作動液、ガソリン、ディーゼル燃料、灯油、ジェット燃料、ヒーティングオイルからなる群から選択され;さらに該液体石油炭化水素の何らかの化学操作を行うことなく、染料を検出する工程を含む請求項6記載の方法。
- 液体石油炭化水素に目に見えないマーキングを行う方法であって;該液体石油炭化水素に、式(II)
- R、Rl、R2、R3およびR4が水素であり;R5がアリールアミノであり;液体石油炭化水素が潤滑油、ブレーキ液、作動液、ガソリン、ディーゼル燃料、灯油、ジェット燃料、ヒーティングオイルからなる群から選択され;さらに該液体石油炭化水素の何らかの化学操作を行うことなく、染料を検出する工程を含む請求項8記載の方法。
- 液体石油炭化水素が潤滑油、ブレーキ液および作動液からなる群から選択される、請求項7記載の方法。
- 液体石油炭化水素が潤滑油である、請求項10記載の方法。
- 染料が、潤滑油の試料の光吸収を測定することにより検出される、請求項11記載の方法。
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