JP3805390B2 - 実像式変倍ファインダー光学系 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、写真用カメラ又はビデオカメラ等に用いられる実像式変倍ファインダー光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮像系とは別体に構成されたファインダー光学系として、実像式ファインダー光学系が良く知られている。この実像式ファインダー光学系では、視野枠が明確で良好な視野像が得られるが、近年では、ファインダーの小型,高変倍化の要求が高まってきている。
【0003】
実像式ファインダー光学系では、対物レンズ系が形成する逆転像(中間結像)を正立正像に修正するために正立正像系が必要とされるが、この正立正像系をポロプリズム等の反射系で構成する場合、中間結像位置を正立正像系の内部に設定したほうが、ファインダー光学系の全長を短く構成できることが知られている。即ち、従来接眼レンズ系に含まれていた四面の反射部材のうちの一部を対物レンズ系のバックフォーカス部に取り込めば、ファインダー光学系の全長を短く構成することができるのである。特に、対物レンズ系に二面以上の反射面を取り込んだ場合、中間結像位置と接眼レンズ系との間隔を短くすることができるため、接眼レンズ系の光学的性能を良好に維持できる利点も知られている。従って、近年では長いバックフォーカス部を確保できる対物レンズ系が求められている。
【0004】
バックフォーカスが長く、三倍程度の変倍比が得られる対物レンズ系としては、例えば、特開平3−4217号及び特開平5−53054号公報に夫々開示されているような負,正,負の三群構成のものが従来から知られている。
【0005】
特開平3−4217号公報では、比較的レンズの径が小さい第二,第三レンズ群のみを移動させることで、機構部材をも含んだファインダー光学系全体の小型化を図ったものが開示されている。この光学系は、図11(a)に示すように、第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 から構成された対物レンズ系において、第二レンズ群G2 を、光軸上を図示しない物体側(図の左側)へ繰り出すことで変倍し、この変倍に伴う視度のずれを第三レンズ群G3 を移動させることにより補正している。又、第三レンズ群G3 は、広角から中間までの変倍では前記物体側へ繰り出し、中間から望遠までの変倍では図示しない接眼レンズ系側(図の右側)へ繰り込み移動するようになっている。尚、対物レンズ系の全長は一定である。
【0006】
又、特開平5−53054号公報に記載の光学系では、図11(b)に示すように、第一レンズ群G1 及び第二レンズ群G2 が変倍時に光軸上を夫々移動するようになっている。この光学系は、前記二つの変倍レンズ群が有する正の屈折力と第三レンズ群G3 の有する負の屈折力とで、光学系全体を望遠タイプとして全長の短縮化を図ったものである。第二レンズ群G2 を図示しない物体側(図の左側)へ繰り出すことで変倍し、変倍に伴う視度のずれを第一レンズ群G1 を移動させることによって補正している。第一レンズ群G1 は、広角から中間までの変倍では繰り込み移動し、中間から望遠までの変倍では繰り出し移動する。よって、中間の状態で光学系の全長が最も短くなり、広角時と望遠時との全長がほぼ等しくなり、全体として小型の対物レンズ系となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平3−4217号公報に記載の光学系では、光学系を構成しているレンズ枚数が多く、光学系中対物レンズ系の占める長さもかなり長いため、コスト的にも見合わず、形状も大型のものとなる。
一方、特開平5−53054号公報に記載の光学系では、確かに光学系の小型化は達成されてはいるが、このまま更に変倍比を高めようとすると、変倍時の収差変動が大きくなってしまって、良好な視野像を得ることができなくなってしまう。
更に、負,正,負の変倍対物レンズ系を有する光学系としては、特開平3−233420号公報,特開平4−230719号公報及び特開平5−346610号公報において夫々開示されているが、これらは何れも対物レンズ系のバックフォーカス部が短く構成されているため、かかるバックフォーカス部内に二個以上の反射部材を配置することはできない。
【0008】
又、画角が狭くなる望遠時においては、視野外から光学系内に入射してくる有害光によってフレアが発生する場合があり、フレアのない良好な視野像を得るためには、対物レンズ系の前側に遮光部材を設置することが好ましいことは周知の通りである。しかし、前述した各先行例のファインダー光学系では、図12に示すように、広角時と望遠時とにおける光学系の全長の長さがほぼ等しくなるため、望遠時の状態に合わせて遮光部材20を設定すると、広角時に視野ケラレが発生してしまう。又、逆に、広角時の状態に合わせて遮光部材20を設定すると、望遠時での有害光除去効果が薄れ良好な視野像を得られなくなる。
【0009】
そこで、本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その第一の目的は小型でも高変倍化が可能な実像式変倍ファインダー光学系を提供することであり、又、第二の目的はフレアの発生しない良好な視野像を得ることができる高性能な実像式変倍ファインダー光学系を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による実像式ファインダー光学系は、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する対物レンズ系と、正の屈折力を有する接眼レンズ系とを備え、該対物レンズ系による中間結像を正立正像にするための複数の反射部材を有する正立正像系を有する実像式変倍ファインダー光学系において、前記対物レンズ系は、負の屈折力を有する第一レンズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の屈折力を有する第三レンズ群と、該第三レンズ群と前記中間結像の位置との間に配置された少なくとも一つの前記反射部材からなり、変倍時に前記第一、第二、第三レンズ群の各レンズ群を光軸方向に移動し得るようにし、前記第二レンズ群を光軸方向の物体側に移動させることにより広角から望遠への変倍を行い、広角から中間までの変倍では前記第二レンズ群と前記第三レンズ群を共に物体側へ移動させ、前記第一レンズ群を前記接眼レンズ系側へ移動させることで、視度のずれを補正し、中間から望遠までの変倍の際には、主に前記第三レンズ群を接眼レンズ系側へ移動させることによって、視度ずれを補正し、以下の条件式を満足するようにしたことを特徴としている。
−2.5<fG3/fT<−0.1 ・・・・(4)
0.2<fG2/fT<0.41 ・・・・(5)
但し、fTは望遠時の前記対物レンズ系の焦点距離、fG3は前記第三レンズ群の焦点距離、fG2は前記第二レンズ群の焦点距離である。
また、本発明による実像式ファインダー光学系は、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する対物レンズ系と、正の屈折力を有する接眼レンズ系とを備え、該対物レンズ系による中間結像を正立正像にするための複数の反射部材を有する正立正像系を有する実像式変倍ファインダー光学系において、前記対物レンズ系は、負の屈折力を有する第一レンズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の屈折力を有する第三レンズ群と、該第三レンズ群と前記中間結像の位置との間に配置された少なくとも一つの前記反射部材と、フィールドレンズからなり、変倍時に前記第一、第二、第三レンズ群の各レンズ群を光軸方向に移動し得るようにし、前記第二レンズ群を光軸方向の物体側に移動させることにより広角から望遠への変倍を行い、広角から中間までの変倍では前記第二レンズ群と前記第三レンズ群を共に物体側へ移動させ、前記第一レンズ群を前記接眼レンズ系側へ移動させることで、視度のずれを補正し、中間から望遠までの変倍の際には、主に前記第三レンズ群を接眼レンズ系側へ移動させることによって、視度ずれを補正し、以下の条件式を満足するようにしたことを特徴している。
−2.5<f G3 /f T <−0.1 ・・・・(4)
0.2<f G2 /f T <0.41 ・・・・(5)
但し、f T は望遠時の前記対物レンズ系の焦点距離、f G3 は前記第三レンズ群の焦点距離、f G2 は前記第二レンズ群の焦点距離である。
【0011】
又、本発明の光学系においては、以下の条件式を満足することを特徴としている。
1.4<d 3 /L ・・・・(3)
但し、d 3 は前記第三レンズ群から中間結像面までの間隔の最小値、Lは中間結像面の対角長である。
又、本発明の光学系においては、前記第二レンズ群に非球面を用いたことを特徴としている。
又、本発明の光学系においては、望遠時の前記対物レンズ系の焦点距離f T と前記第二レンズ群の焦点距離f G2 とは、以下の条件式を満足することを特徴としている。
0.15<f G2 /f T <0.33 ・・・・(6)
【0012】
又、本発明の光学系においては、前記対物レンズ系の物体側に、光軸上を移動可能な遮光部材を配置し、望遠時に前記対物レンズ系から離れるように移動させることを特徴としている。
又、本発明の光学系においては、前記遮光部材の開口の大きさφを変えることができるように構成し、望遠時に前記遮光部材の開口が小さくなるようにしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】
本発明による実像ファインダー光学系では、図9に示すように、主に、対物レンズ系を構成する第二レンズ群G2 を、光軸LC 方向の図示しない接眼レンズ系側(図の右側)から図示しない物体側(図の左側)に移動させることにより、広角(低倍)から望遠(高倍)への変倍が行われるようになっている。そして、変倍時に生じる中間結像位置21のずれ(視度のずれ)と収差の変動を前記対物レンズ系を構成する第一レンズ群G1 及び第三レンズ群G3 を光軸LC 方向に移動させることによって補正している。このように、本発明の光学系では、変倍時に三つのレンズ群が移動するので、変倍に伴う収差変動,特に像面湾曲の変動を、従来の光学系と比較して小さく最適化でき、より高変倍化を可能にしている。
【0014】
広角から中間までの変倍では第二レンズ群G2 ,第三レンズ群G3 を共に物体側へ移動させ、又、第一レンズ群G1 を接眼レンズ系側へ移動させることで、視度のずれを補正している。従って、広角時では、第二レンズ群G2 と第三レンズ群G3 との間隔を最小にでき、対物レンズ系全長に占める可動部長を短く構成することができる。又、第二レンズ群G2 と第三レンズ群G3 とは接近しているため、一つの正レンズ群と見做すことができ、対物レンズ系全体としては負,正のレトロフォーカスタイプとなる。従って、対物レンズ系のバックフォーカス部を長く確保して、そこに正立正像系の反射部材を配置することができる。更に、中間結像位置21と接眼レンズ系との間隔も小さくすることができ、接眼レンズ系の性能も良好に保持することが可能になる。
【0015】
このとき、以下の条件式を満足することが好ましい。
1.4<d3 /L ・・・・(3)
但し、d3 は本発明の光学系の第三レンズ群から中間結像面までの間隔の最小値、Lは中間結像面の対角長である。
ここで、d3 /Lの値が上記条件式(3)の取り得る値の範囲の下限を下回ると、光学系中に、二回反射の反射部材を余裕を持って配置することができなくなり、プリズムや枠部材の側面から光束までの距離が近づくため、側面反射によるゴースト等の不具合が発生し易くなる。
【0016】
逆に、中間から望遠までの変倍の際には、主に第三レンズ群G3 を接眼レンズ系側へ移動させることによって、視度ずれを補正している。従って、第二レンズ群G2 は第三レンズ群G3 から離れ、第一レンズ群G1 に接近し、今度は第一レンズ群G1 と第二レンズ群G2 とを一つの正レンズ群と見做すことができ、対物レンズ系全体としては正,負の望遠タイプとなる。よって、対物レンズ系の全長を短く構成でき、ファインダー光学系全体の小型化が実現できる。特に、第三レンズ群G3 の屈折力を強め望遠タイプを強調すると、望遠時の光学系の全長を広角時の場合よりも短くすることができる。又、第三レンズ群G3 の屈折力が弱いと、対物レンズ系の全長が長くなって、光学系全体が大きくなってしまう。
【0017】
従って、このときの望遠時の対物レンズ系の焦点距離fT と第三レンズ群の焦点距離fG3とは、以下の条件式を満足するように設定されることが好ましい。
−2.5<fG3/fT <−0.1 ・・・・(4)
しかし、fG3/fT の値が条件式(4)の取り得る値の範囲の下限を下回ると、第三レンズ群G3 の屈折力が強くなりすぎて、第三レンズ群G3 での収差が発生し易くなり、変倍時における収差変動を抑えきれなくなる。又、fG3/fT の値が条件式(4)の取り得る値の範囲の上限を越えると、第三レンズ群G3 の屈折力が弱くなりすぎて、対物レンズ系の全長が長くなってしまう。
【0018】
又、主に変倍を行う第二レンズ群G2 の屈折力を強めることで、変倍時における第二レンズ群G2 の移動量を少なくして対物レンズ系の可動部の長さを短く構成することにより、光学系全体の小型化が可能になる。この場合、望遠時の対物レンズ系の焦点距離fT と第二レンズ群G2 の焦点距離fG2とは、以下の条件式を満足するように設定されることが好ましい。
0.2<fG2/fT <0.41 ・・・・(5)
しかし、fG2/fT の値が条件式(5)の取り得る値の範囲の下限を下回ると、第二レンズ群G2 の屈折力が強くなりすぎて、第二レンズ群G2 での収差が発生し易くなり、変倍時における収差変動を抑えきれなくなる。又、fG2/fT の値が条件式(5)の取り得る値の範囲の上限を越えると、第二レンズ群G2 の移動量が大きくなって、対物レンズ系の可動部が長くなってしまう。
【0019】
更に、第二レンズ群G2 に非球面を用いればかかるレンズ群のレンズ構成枚数を少なくすることができ、且つ、球面収差の発生を抑制することができる。このとき、望遠時の対物レンズ系の焦点距離fT と第二レンズ群の焦点距離fG2とは、以下の条件式を満足するように設定されることが好ましい。
0.15<fG2/fT <0.33 ・・・・(6)
【0020】
又、図10(a)に示すように、対物レンズ系30の物体側(図の左側)に、光軸LC 上を移動可能な遮光部材31を配置し、望遠時に対物レンズ系30から離れるように移動させれば、視野外から有害光が光学系内に入射するのを防止することができる。更に、図10(b)に示すように、遮光部材31の開口の大きさφを変えることができるように構成すると、望遠時にその遮光部材31の開口が小さくなるようにしても、前記同様に視野外から有害光が光学系内に入射するのを防止することができる。
このとき、以下の条件式の少なくとも何れか一方を満足することが必要になる。
DW >DT ・・・・(1)
φW >φT ・・・・(2)
但し、DW は光学系の広角時における光軸上の遮光部材と最物体側の移動レンズ群との間隔、DT は光学系の望遠時における光軸上の遮光部材と最物体側の移動レンズ群との間隔、φW は光学系の広角時における光軸上の遮光部材の開口の大きさ、φT は光学系の望遠時における遮光部材の開口の大きさである。
【0021】
更に、前述のように、第三レンズ群の屈折力を強め、光学系の広角時の場合よりも望遠時の場合での全長が短くなるように構成すれば、遮光部材の開口径が固定のものであっても条件式(1)を満足することができ、望遠時での遮光効果を発揮し、広角時でのケラレを防止することができる。この場合には、遮光部材を駆動する機構が不要となり、更なる光学系の小型化,低コスト化が実現できる。このとき、望遠時の対物レンズ系の焦点距離fT と第三レンズ群の焦点距離fG3とは、以下の条件式を満足するように設定されることが好ましい。
−1.0<fG3/fT −0.1 ・・・・(7)
【0022】
【実施例】
以下、図示した実施例に基づき、本発明を詳細に説明する。
第一実施例
図1は、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示している。
【0023】
本実施例の光学系は、図1(a)乃至(c)に示すように、対物レンズ系1と接眼レンズ系2とにより構成されている。対物レンズ系1は、一枚の負レンズからなる第一レンズ群G1 と、一枚の正レンズからなる第二レンズ群G2 と、一枚の負レンズからなる第三レンズ群G3 と、二回反射可能なプリズム1aとにより構成されている。そして、第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 は夫々独立に光軸LC 上を移動できるようになっている。又、接眼レンズ系2は、二回反射可能なプリズム2aと一枚の正レンズ2bとにより構成されている。又、プリズム1aとプリズム2aとの間には視野枠3が配置されている。
【0024】
このように構成されることにより、本実施例の光学系では、第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 が光軸LC 上を移動することによって、変倍が行われる。又、本実施例の光学系では、プリズム1a.2aにおいて、対物レンズ系1中の第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 により形成された逆転像(中間結像)が夫々二回ずつ計四回反射され、更に、接眼レンズ系2中の正レンズ2bを介することにより、正立正像が得られる。
【0025】
更に、第一レンズ群G1 の物体側(図の左側)には開口の大きさφが調節できるフレア絞り(遮光部材)4が設けられている。これにより光学系の望遠時(図1(c)参照)での開口の大きさφを小さくすることができ、有害光が光学系中に入射するのを防止して、良好な視野像を得ることができる。
【0026】
以下、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系を構成するレンズの数値データを示す。
ファインダー倍率
0.40倍(広角),0.80倍(中間),1.20倍(望遠)
半画角(ω)
29.7°(広角),14.6°(中間),9.6°(望遠)
光軸上でのフレア絞りと最物体側の移動レンズ群との間隔D
5.0(広角),6.504(中間),7.352(望遠)
フレア絞りの開口の大きさφ
15.4(広角),10.2(中間),8.8(望遠)
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
又、本実施例の実像式変倍ファインダー光学系において、
d3 /L34=2.87
fG3/fT =−1.5
fG2/fT =0.400
であるため、上記条件式(3)乃至(5)の何れをも満足している。
又、上記の数値データから条件式(1)及び(2)も満たされていることは云うまでもない。
【0033】
尚、図2は、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【0034】
第二実施例
図3は、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示している。
【0035】
本実施例の光学系は、図3(a)乃至(c)に示すように、対物レンズ系5と接眼レンズ系6とにより構成されている。対物レンズ系5は、二枚の負レンズからなる第一レンズ群G1 と、一枚の正レンズからなる第二レンズ群G2 と、一枚の負レンズからなる第三レンズ群G3 と、三回反射可能なプリズム5aとにより構成されている。そして、第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 は夫々独立に光軸LC 上を移動できるようになっている。又、接眼レンズ系6は、一回反射可能なプリズム6aと一枚の正レンズ6bとにより構成されている。又、プリズム5aとプリズム6aとの間には視野枠3が配置されている。
【0036】
このように構成されることにより、本実施例の光学系では、第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 が光軸LC 上を移動して変倍が行われる。又、本実施例の光学系では、対物レンズ系5中の第一レンズ群G3 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 による物体の逆転像が、プリズム5aにおいて三回,プリズム6aにおいて一回計四回反射され、更に、接眼レンズ系6中の正レンズ6bを介することによって、正立正像が得られる。
【0037】
又、本実施例の光学系においても、第一実施例に示した光学系と同様に、第一レンズ群G1 の物体側(図の左側)にはフレア絞り11が設けられている。本実施例の光学系では、図3(a)及び(c)に示したように、望遠時の状態の方が広角時での状態よりも対物レンズ系5の全長が短くなるため、フレア絞り11が固定されていても、光学系の望遠時にフレア絞り11と第一レンズ群G1 との間隔が拡がり、光学系に入射する有害光を有効にカットすることができる。
【0038】
以下、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系を構成するレンズの数値データを示す。
ファインダー倍率
0.45倍(広角),0.90倍(中間),1.80倍(望遠)
半画角(ω)
28.1°(広角),13.7°(中間),6.7°(望遠)
光軸上でのフレア絞りと最物体側の移動レンズ群との間隔D
0(広角),2.44(中間),6.79(望遠)
フレア絞りの開口の大きさφ
13.3(広角),13.3(中間),13.3(望遠)
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
又、本実施例の実像式変倍ファインダー光学系において、
d3 /L34=3.04
fG3/fT =−0.8
fG2/fT =0.286
であるため、上記条件式(3)乃至(5)の何れをも満足している。
又、上記の数値データから条件式(1)及び(2)も満たされていることは云うまでもない。
【0046】
尚、図4は、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【0047】
第三実施例
図5は、参考例である本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示している。
【0048】
本実施例の光学系は、図5(a)乃至(c)に示すように、対物レンズ系7と接眼レンズ系8とにより構成されている。対物レンズ系7は、屈折力の弱い一枚の単レンズからなる第一レンズ群G1 と、一枚の負レンズからなる第二レンズ群G2 と、一枚の正レンズからなる第三レンズ群G3 と、一枚の負レンズからなる第四レンズ群G4 と、二回反射可能なプリズム7aとから構成されている。そして、対物レンズ系7を構成している第二レンズ群G2 ,第三レンズ群G3 及び第四レンズ群G4 は夫々独立に光軸LC 上を移動できるようになっている。又、接眼レンズ系8は、二回反射可能なプリズム8aと一枚の正レンズ8bとにより構成されている。又、プリズム7aとプリズム8aとの間には視野枠3が配置されている。
【0049】
このように構成されることにより、本実施例の光学系では、第二レンズ群G2 ,第三レンズ群G3 及び第四レンズG4 が光軸LC 上を移動して変倍が行われる。第一レンズ群G1 は変倍時には固定された状態であるが、被写体距離に応じて光軸LC 上を移動させることによって、被写体距離の変化による視度ずれを補正することができる。又、本実施例の光学系では、対物レンズ系7中の第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 ,第三レンズ群G3 及び第四レンズ群G4 による物体の逆転像が、プリズム7a,8aにおいて夫々二回ずつ計四回反射され、更に、接眼レンズ系8中の正レンズ8bを介することによって、正立正像が得られる。
【0050】
更に、本実施例の光学系では、第一レンズ群G1 の接眼レンズ系8側に固定されたフレア絞り11が設けられている。又、本実施例の光学系でも、図5(a)及び(c)に示したように、望遠時の状態の方が広角時での状態よりも対物レンズ系7の全長が短くなるため、フレア絞り11が固定されていても、光学系の望遠時にフレア絞り11と第二レンズ群G2 との間隔が拡がり、光学系に入射する有害光を有効にカットすることができる。
【0051】
以下、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系を構成するレンズの数値データを示す。
ファインダー倍率
0.45倍(広角),0.90倍(中間),1.80倍(望遠)
半画角(ω)
27.4°(広角),13.2°(中間),6.5°(望遠)
光軸上でのフレア絞りと最物体側の移動レンズ群との間隔D
0.69(広角),2.89(中間),3.07(望遠)
フレア絞りの開口の大きさφ
9.2(広角),9.2(中間),9.2(望遠)
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
又、本実施例の実像式変倍ファインダー光学系において、
d3 /L34=2.81
fG3/fT =−0.8
fG2/fT =0.267
であるため、上記条件式(3)乃至(5)の何れをも満足している。
又、上記の数値データから条件式(1)及び(2)も満たされていることは云うまでもない。
【0058】
尚、図6は、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【0059】
第四実施例
図7は、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示している。
【0060】
本実施例の光学系は、図7(a)乃至(c)に示すように、対物レンズ系9と接眼レンズ系10とにより構成されている。対物レンズ系9は、一枚の負レンズからなる第一レンズ群G1 と、一枚の正レンズからなる第二レンズ群G2 と、一枚の負レンズからなる第三レンズ群G3 と、二回反射可能な図示しないダハミラーと、フィールドレンズ9aとから構成されている。そして、対物レンズ系9を構成している第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 は夫々独立に光軸LC 上を移動できるようになっている。又、接眼レンズ系10は、二回反射可能なペンタプリズム10aと一枚の正レンズ10bとにより構成されている。又、フィールドレンズ10aとペンタプリズム10bとの間には、視野枠3が配置されている。
【0061】
このように構成されることにより、本実施例の光学系では、第一レンズ群G1 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズG3 が光軸LC 上を移動して変倍が行われる。又、本実施例の光学系では、対物レンズ系9中の第一レンズ群G3 ,第二レンズ群G2 及び第三レンズ群G3 により形成された物体の逆転像が、前記ダハプリズムとプリズム10aにおいて夫々二回ずつ計四回反射され、更に、接眼レンズ系10中の正レンズ10bを介することによって、正立正像が得られる。
【0062】
更に、本実施例の光学系では、第一レンズ群G1 の物体側(図の左側)に光軸LC 方向に移動可能なフレア絞り12が設けられている。このフレア絞り12は、光学系の望遠時に前記物体側へ移動するようになっている。
このように、本実施例の光学系では、フレア絞り12を光軸LC 方向に移動させることにより、開口の大きさφが一定のフレア絞りであっても、広角時においてはケラレの発生を防止でき、望遠時においては有害光が光学系に入射するのを防止することができる。
【0063】
以下、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系を構成するレンズの数値データを示す。
ファインダー倍率
0.35倍(広角),0.60倍(中間),1.05倍(望遠)
半画角(ω)
30.1°(広角),16.3°(中間),9.1°(望遠)
光軸上でのフレア絞りと最物体側の移動レンズ群との間隔D
2.0(広角),4.7(中間),9.7(望遠)
フレア絞りの開口の大きさφ
7.5(広角),7.5(中間),7.5(望遠)
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【0068】
【0069】
【0070】
又、本実施例の実像式変倍ファインダー光学系において、
d3 /L34=1.67
fG3/fT =−0.3
fG2/fT =0.208
であるため、上記条件式(3)乃至(5)の何れをも満足している。
又、上記の数値データから条件式(1)及び(2)も満たされていることは云うまでもない。
【0071】
尚、図8は、本実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【0072】
但し、上記各実施例において、r1 ,r2 ,・・・・は各レンズ面又はプリズム面の曲率半径、d1 ,d2 ,・・・・は各レンズ又はプリズムの肉厚又は間隔、n1 ,n2 ,・・・・は各レンズ又はプリズムの屈折率、ν1 ,ν2 ,・・・・は各レンズ又はプリズムのアッベ数、Kは円錐係数,E,F,Gは非球面係数を夫々示している。
又、上記各非球面形状は、上記各非球面係数を用いて以下の式で表される。但し、光軸方向の座標をZ,光軸と垂直な方向の座標をYとする。
ここで、Cは非球面頂点での曲率(=1/r)である。
【0079】
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、高変倍が可能で、且つ、フレアの少ない良好な視野像を得ることができるという高い光学性能を備えた実像式変倍ファインダー光学系を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図2】 本発明の第一実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図3】 本発明の第二実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図4】 本発明の第二実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図5】 本発明の参考例である第三実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図6】 本発明の参考例である第三実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図7】 本発明の第四実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図8】 本発明の第四実施例にかかる実像式変倍ファインダー光学系の収差曲線図であり、(a)は広角,(b)は中間,(c)は望遠での状態を夫々示した図である。
【図9】 本発明の実像式変倍ファインダー光学系の対物レンズ系の構成を示す概念図である。
【図10】 本発明の実像式変倍ファインダー光学系に設けられるフレア絞り(遮光部材)を説明するための図であり、(a)は光軸上を移動可能なフレア絞りの説明図,(b)は開口の大きさが変更可能なフレア絞りの説明図である。
【図11】 (a)及び(b)は従来の実像式変倍ファインダー光学系の対物レンズ系の構成を示す概念図である。
【図12】 従来の実像式変倍ファインダー光学系に設けられたフレア絞りを説明するための図である。
【符号の説明】
1,5,7,9 対物レンズ系
2,6,8,10 接眼レンズ系
1a,2a,5a,6a,7a,8a,10a プリズム
9a フィールドレンズ
3 視野枠
4,11,12 フレア絞り(遮光部材)
G1 第一レンズ群
G2 第二レンズ群
G3 第三レンズ群
G4 第四レンズ群
Lc 光軸
Claims (7)
- 物体側から順に配置された、正の屈折力を有する対物レンズ系と、正の屈折力を有する接眼レンズ系とを備え、該対物レンズ系による中間結像を正立正像にするための複数の反射部材を有する正立正像系を有する実像式変倍ファインダー光学系において、前記対物レンズ系は、負の屈折力を有する第一レンズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の屈折力を有する第三レンズ群と、該第三レンズ群と前記中間結像の位置との間に配置された少なくとも一つの前記反射部材からなり、変倍時に前記第一、第二、第三レンズ群の各レンズ群を光軸方向に移動し得るようにし、前記第二レンズ群を光軸方向の物体側に移動させることにより広角から望遠への変倍を行い、広角から中間までの変倍では前記第二レンズ群と前記第三レンズ群を共に物体側へ移動させ、前記第一レンズ群を前記接眼レンズ系側へ移動させることで、視度のずれを補正し、中間から望遠までの変倍の際には、主に前記第三レンズ群を接眼レンズ系側へ移動させることによって、視度ずれを補正し、以下の条件式を満足するようにしたことを特徴とする実像式変倍ファインダー光学系。
−2.5<fG3/fT<−0.1
0.2<fG2/fT<0.41
但し、fTは望遠時の前記対物レンズ系の焦点距離、fG3は前記第三レンズ群の焦点距離、fG2は前記第二レンズ群の焦点距離である。 - 物体側から順に配置された、正の屈折力を有する対物レンズ系と、正の屈折力を有する接眼レンズ系とを備え、該対物レンズ系による中間結像を正立正像にするための複数の反射部材を有する正立正像系を有する実像式変倍ファインダー光学系において、前記対物レンズ系は、負の屈折力を有する第一レンズ群と、正の屈折力を有する第二レンズ群と、負の屈折力を有する第三レンズ群と、該第三レンズ群と前記中間結像の位置との間に配置された少なくとも一つの前記反射部材と、フィールドレンズからなり、変倍時に前記第一、第二、第三レンズ群の各レンズ群を光軸方向に移動し得るようにし、前記第二レンズ群を光軸方向の物体側に移動させることにより広角から望遠への変倍を行い、広角から中間までの変倍では前記第二レンズ群と前記第三レンズ群を共に物体側へ移動させ、前記第一レンズ群を前記接眼レンズ系側へ移動させることで、視度のずれを補正し、中間から望遠までの変倍の際には、主に前記第三レンズ群を接眼レンズ系側へ移動させることによって、視度ずれを補正し、以下の条件式を満足するようにしたことを特徴とする実像式変倍ファインダー光学系。
−2.5<f G3 /f T <−0.1
0.2<f G2 /f T <0.41
但し、f T は望遠時の前記対物レンズ系の焦点距離、f G3 は前記第三レンズ群の焦点距離、f G2 は前記第二レンズ群の焦点距離である。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の実像式変倍ファインダー光学系。
1.4<d3/L
但し、d3は前記第三レンズ群から中間結像面までの間隔の最小値、Lは中間結像面の対角長である。 - 前記第二レンズ群に非球面を用いたことを特徴とする請求項1または2に記載の実像式変倍ファインダー光学系。
- 望遠時の前記対物レンズ系の焦点距離fTと前記第二レンズ群の焦点距離fG2とは、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の実像式変倍ファインダー光学系。
0.15<fG2/fT<0.33 - 前記対物レンズ系の物体側に、光軸上を移動可能な遮光部材を配置し、望遠時に前記対物レンズ系から離れるように移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の実像式変倍ファインダー光学系。
- 前記遮光部材の開口の大きさφを変えることができるように構成し、望遠時に前記遮光部材の開口が小さくなるようにしたことを特徴とする請求項6に記載の実像式変倍ファインダー光学系。
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