JP3805293B2 - シートサイズ検知装置とこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シートサイズ検知装置とこの装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートのサイズを検知するためのシートサイズ検知装置と、このシートサイズ検知装置のシートサイズ情報に基づいて、シートに画像を形成する複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等の画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、画像形成装置は、シートサイズに応じた画像をシートに形成するため、給紙トレイ内にユーザによってセットされたシートのサイズを、装置本体で認識するようになっている。コスト制約の少ない、一部の高級な画像形成装置は、給紙トレイ上のシートの幅方向や長さ方向を規制する規制部材の位置に連動して、自動的にシートサイズを検知する機構を備えている場合がある。しかし、このような機構は複雑なリンク機構などが必要であり、コスト高になることがある。このため、一般的な画像形成装置は、給紙トレイにシートをセットするとき、ユーザがマニュアル操作によってシートサイズ設定を切替える、シートサイズ選択部材を備えていることがある。
【0003】
図12、図13に、従来の一般的なシートサイズ検知装置を示す。図12は、スライド式のシートサイズ選択部材151を使用した従来のシートサイズ検知装置102を装備した給紙トレイ130の斜視図である。
【0004】
シートサイズ選択部材151は、給紙トレイ130の前縁部130eに、この前縁部130eに沿った矢印A方向へ(水平方向へ)スライド自在に設けてある。シートサイズ選択部材151の奥側壁面には、凹凸形状の所定のパターンを刻んである。
【0005】
シートサイズ検知装置102は、ユーザが、シートを給紙トレイ130にセットしたとき、セットしたシートのサイズに対応する位置にシートサイズ選択部材151を矢印A方向にスライドさせて、サイズを設定するようになっている。そして、シートサイズ検知装置102は、ユーザが給紙トレイ130を画像形成装置100の装置本体101に押し込んだとき、装置本体101に設けたサイズ検知センサ150によってシートサイズ選択部材151のパターンを読み取って、シートサイズを検知し、装置本体にシートサイズを認識させるようになっている。
【0006】
図13は、回転式のシートサイズ選択部材261を使用した従来のシートサイズ検知装置202を装備した給紙トレイ230の斜視図である。
【0007】
シートサイズ選択部材261は、給紙トレイ230前縁部230eに回転自在に設けてある。シートサイズ選択部材261の円筒側面261bには、前述したスライド式のシートサイズ選択部材161と同様に、凹凸形状の所定のパターンを刻んである。
【0008】
シートサイズ検知装置202は、ユーザが、シートを給紙トレイ230にセットしたとき、シートサイズ選択部材261を矢印B方向に回転させて、シートサイズ選択部材261の天面に表示した不図示のサイズ名の中から、セットしたシートのサイズ名を選び、それをサイズ指示針264の位置に合わせて、サイズを設定するようになっている。そして、シートサイズ検知装置202は、ユーザが給紙トレイ230を画像形成装置200の装置本体201に押し込んだとき、装置本体201に設けたサイズ検知センサ260によってシートサイズ選択部材261のパターンを読み取って、シートサイズを検知し、装置本体にシートサイズを認識させるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のシートサイズ選択部材151,261を有する、従来のシートサイズ検知装置102,202は、簡単な構成でシートのサイズを設定することができるという特長がある。しかし、次の課題を有している。
【0010】
第1の課題
シートサイズ選択部材151,261の設定した位置が狂いやすかった。シートサイズ選択部材151,261は、操作性を考慮すると、給紙トレイ130,230の前縁部130e,230eに設けるのが好ましい。しかし、この位置は、ユーザがシートを給紙トレイ130,230にセットするとき、手やシートがシートサイズ選択部材151,261に接触しやすい位置である。このため、シートをセットしているとき、シートサイズ選択部材151,261の設定位置が変わり、サイズ検知センサ150,260が異なったシートサイズを検知することがある。
【0011】
また、このようなシートサイズ検知装置を備えた画像形成装置は、誤ったシートサイズを認識させられて、誤動作の原因になったり、ジャムを引き起こしたりすることがあった。
【0012】
第2の課題
シートサイズ選択部材151,261が、操作対象としての認知性が低かった。このため、ユーザがシートを給紙トレイ130,230にセットするとき、あるいはセットしたとき、シートサイズ選択部材151,261をシートサイズに応じた位置にセットするのを忘れやすかった。
【0013】
シートサイズ選択部材151,261は、給紙トレイ130,230の前縁部130e,230eに設けてあるため、視認性を確保されている。しかし、シートサイズ選択部材151,261を移動させる操作は、シートをセットする操作とは一貫性がない。このため、シートサイズ選択部材151,261を移動させる操作を忘れて、シートサイズ選択部材で設定したシートサイズと実際のシートサイズとが一致しないことことがある。このため、サイズ検知センサ150,260が給紙トレイ130,230にセットしたシートのサイズと異なったシートサイズを検知することがあった。
【0014】
また、このようなシートサイズ検知装置を備えた画像形成装置は、誤ったシートサイズを認識させられて、誤動作の原因になったり、ジャムを引き起こしたりすることがあった。
【0015】
そこで、これらの問題の発生を防止するのに、シートサイズ選択部材151,261の形状を、操作しやすく、かつ目立ちやすい形状にすることが考えられるが、そのような形状にすると、第1の課題である誤操作の発生を助長することになる。
【0016】
第3の課題
シートサイズ選択部材151,261が、セットすべき位置から微妙にずれてセットされることがあった。このため、ずれていることがユーザにわかりにくかった。ユーザがシートサイズ選択部材の位置を決める動作をサポートする目的で、シートサイズ選択部材の移動にしたがって、所定のセット位置でクリック感が生じるようになっているのが一般的であった。しかし、クリック感だけでシートサイズ選択部材151,261を所定の位置に正しくセットするのは決して簡単ではなかった。
【0017】
このことから、ユーザが正しくシートサイズを設定したつもりであっても、実際にはシートサイズを誤って設定することがあった。また、シートサイズ選択部材151,261の位置が微妙にずれた場合、ユーザは、そのことを視覚的に捕らえにくいため、画像形成装置にトラブルが発生したとき、トラブル発生原因を探し出すまでに、多大な手間と時間を要していた。
【0018】
本発明は、シート補給時の誤操作を防止して、視認性を高め、さらに操作忘れを未然に防ぐことのできるシートサイズ検知装置を提供することを目的としている。
【0019】
本発明は、上記シートサイズ検知装置を備えて、誤作動やシートジャムの発生が少ない画像形成装置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための、本発明のシートサイズ検知装置は、シートが積載されて被装着部に出し入れ可能なシート積載手段に積載されたシートのサイズに応じて位置変更可能なシートサイズ選択部材と、前記シートサイズ選択部材との相対位置関係によってシートサイズを検知するシートサイズ検知手段と、前記シート積載手段と前記シートサイズ選択部材とのいずれか一方に設けられた突部及び、他方に設けられて前記突部が選択的に係合する複数の被係合部を有し、前記突部が前記被係合部に係合したときに前記シートサイズ選択部材が移動しないようにロックするロック手段と、前記突部が設けられ、該突部が前記被係合部に係合又は非係合するように移動可能な被押圧部材と、前記突部を前記被係合部に係合させる方向に前記被押圧部材を付勢するばねと、を備え、前記ばねが前記被押圧部材を付勢する方向と逆方向に前記被押圧部材が押されたときに前記突部と前記被係合部との係合が外れて前記シートサイズ選択部材が移動可能となる、ことを特徴としている。
【0021】
本発明のシートサイズ検知装置における、前記シートサイズ選択部材は前記シート積載手段に設けられ、前記シートサイズ検知手段は前記被装着部に設けられて、前記シート積載手段が前記被装着部に押し込まれた状態で、前記シートサイズ選択部材との相対位置関係によって前記シートサイズを検知するようになっている。
【0022】
本発明のシートサイズ検知装置における、前記シートサイズ選択部材は、前記シート積載手段に収納されたシートのサイズを表示する指標を有している。
【0023】
本発明のシートサイズ検知装置における、前記ロック手段は、前記シートサイズ選択部材が選択するシートサイズに応じた位置に位置しているときに前記シートサイズ選択部材をロック可能である。
【0026】
本発明のシートサイズ検知装置における、前記被係合部は、前記シートサイズ選択部材の位置変更方向に沿って配列されている。
【0027】
本発明のシートサイズ検知装置における、前記突部と前記被係合部は、互いに向き合う部分に前記突部と前記被係合部との係合を案内する係合案内面を有している。
【0028】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記いずれか1つのシートサイズ検知装置と、前記シートサイズ検知装置によって検知したシートサイズに基づいてシートに画像を形成する画像形成手段とを備えている。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のシートサイズ検知装置と、この装置を装置本体に備えた画像形成装置の一例であるプリンタとを図に基づいて説明する。
【0030】
なお、シートサイズ検知装置は、プリンタの他に、複写機、ファクシミリ、及びこれらの複合機等の装置本体に設けることができるようになっており、プリンタのみ設けられるものではない。
【0031】
さらに、シートサイズ検知装置は、画像形成装置のみならず、シートを取り扱う装置、例えば、束状のシートをシートサイズに応じて所定の位置を綴じる不図示のシート綴じ装置、あるいはシートをシートサイズに応じて所定の位置に孔をあける不図示の孔あけ装置等の本体に設けて使用することもできるようになっている。
【0032】
(プリンタ)
(プリンタの構成)
図1は、プリンタの概略正面断面図である。図1に示すプリンタは、第1実施形態のシートサイズ検知装置3を備えているが、第2、第3実施形態のシートサイズ検知装置4,5、不図示のその他の実施形態のシートサイズ検知装置も備えることができるようになっている。
【0033】
プリンタ2の本体1の上部には、感光ドラム12へと画像を書き込むレーザースキャナ11を設けてある。パソコン等の外部機器から送信されてきた印刷データは、プリンタ2の本体1を制御するコントローラ40で受信して、書き込み画像データとしてレーザースキャナ11へ出力されるようになっている。なお、プリンタは、不図示の画像読取装置を本体1の上部に備えて、その画像読取装置からの読み取りデータをレーザースキャナ11に出力されるようになっていてもよい。なお、本プリンタ2は、不図示の画像読取装置を本体1の上部に備えて、その画像読取装置からの読み取りデータをレーザースキャナ11に出力されるようになっていてもよい。
【0034】
給紙部29は、シート搬送の最上流側に位置して、本実施形態のプリンタ2では、装置本体1の下部に設けてある。給紙部29は、シートSを積載収納する給紙トレイ30a,30b,30c,30dと、この給紙トレイ内に収納されているシートを分離して給送する給紙ユニット31a,31b,31c,31d等で構成されている。なお、給紙トレイ30a,30b,30c,30dを総称するとき、符号30を使用する。
【0035】
給紙ユニット31によって給紙トレイ30から供給されたシートは、各給紙トレイに対向して配設した搬送ローラ36a,36b,36c,36dにより、縦搬送パス35を下流へと搬送される。縦搬送パス35の最下流位置には、レジストローラ対18を配設してある。レジストローラ対18は、シートを一旦受け止めて、最終的なシートの斜行補正をした後、画像形成部10での画像書き込み位置に合わせて、シートを感光ドラム12と転写ローラ19との間に送り込む。
【0036】
画像形成手段である例えば画像形成部10は、感光ドラム12と、感光ドラム12の表面に均一な帯電を施すための帯電器13と、帯電器13により帯電された感光ドラム12の表面にレーザースキャナ11が光像を描くことで形成された静電潜像をシートSに転写すべきトナー像へと現像するための現像器14と、感光ドラム12の表面に現像されたトナー像をシートSに転写する転写ローラ19と、トナー像を転写した後、感光ドラム12に残留したトナーを除去するクリーナ26等を備えている。
【0037】
画像形成部10の下流側には、トナー像が転写されたシートSを搬送する搬送部21と、この搬送部21により搬送されるシートSのトナー像を永久画像として定着する定着器22を設けてある。さらに、下流側には、定着器22でトナー像が定着されたシートSをプリンタ本体1から排出する排出ローラ24を設けてある。プリンタ本体1の上部外側には、排出ローラ24で排出されたシートSを受け取る排出シート積載トレイ25を設けてある。
【0038】
また、定着器22の下流側には、シートの他方の面にも画像を形成するとき、一方の面に画像を形成されたシートを表裏反転して、再度、レジストローラ対18、感光ドラム12に送り込む表裏反転搬送装置27を配設してある。
【0039】
(プリンタの動作)
コントローラ40は、パソコン等の外部機器から送信されてきた印刷データを受信して、書き込み画像データとしてレーザースキャナ11へ出力する。一方、帯電器13は、感光ドラム12の表面を均一に帯電しておく。レーザースキャナ11は、均一に帯電された感光ドラム12の表面をレーザ光で照射して、感光ドラム12に光像を描く。感光ドラム12の表面に静電潜像が形成される。現像器14は、静電潜像を現像してトナー像とする。
【0040】
給紙部29は、シートをレジストローラ対18に送る。レジストローラ対18は、シートの斜行を補正して、感光ドラム12と転写ローラ19との間に送り込む。転写ローラ19は、感光ドラム12上のトナー像をシートSに転写する。搬送部21は、トナー像が転写されたシートSを定着器22に搬送する。定着器22は、シートSのトナー像を永久画像として定着する。最後に、排出ローラ24は、シートSを排出シート積載トレイ25に排出する。
【0041】
シートの両面に画像を形成する場合には、表紙反転搬送装置27がシートを表紙反転して、感光ドラム12に再度送り込む。転写ローラ19は、シートの他方の面に感光ドラム12のトナー像を転写する。定着器22は、トナー像をシートに定着する。最後に、排出ローラ24は、両面に画像を形成したシートSを排出シート積載トレイ25に排出する。
【0042】
(第1実施形態のシートサイズ検知装置)
図2乃至図5に基づいて、第1実施形態のシートサイズ検知装置を説明する。
【0043】
図2は、スライド式のシートサイズ選択部材51を使用した第1実施形態のシートサイズ検知装置3を装備した給紙トレイ30の斜視図である。
【0044】
シートが積載されるシート積載手段である例えば給紙トレイ30は、画像形成装置2の被装着部である例えば装置本体1に出し入れ自在に設けてあり、図2では、装置本体1から引き出した状態になっている。
【0045】
給紙トレイ30の前縁部30eには、シートサイズ選択部材である例えばシートサイズセレクタ51を配設してある。シートサイズセレクタ51は、図3に示す、ロック溝53に沿って、矢印C方向へスライド可能に前縁部30eに設けてある。
【0046】
本実施形態のシートサイズ検知装置3は、ユーザが、シートサイズセレクタ51に設けた指標である例えばサイズ指示針51aを、給紙トレイ30にプリントしたシートサイズ目盛54の位置に合わせることによって、シートのサイズの設定を行うようになっている。なお、本実施形態の要旨でないため、図示していないが、シートサイズセレクタ51と給紙トレイ30との間には、シートサイズセレクタ51のスライド時に、シートサイズセレクタ51が正しいセット位置に移動したことをクリック感によって確認できるクリック機構を組み込んである。
【0047】
一方、給紙トレイ30をプリンタ2の装置本体1に装着して図2の矢印方向に押し込んだとき、シートサイズセレクタ51と対向する位置には、4連スイッチであるサイズ検知センサ50を配置してある。シートサイズセレクタ51のサイズ検知センサ対向面51bには、不図示の凹凸形状の所定のパターンを刻み込んである。シートサイズセレクタ51のスライド位置によって、シートサイズ検知手段である例えばサイズ検知センサ50に対応するパターンが異なり、パターンとサイズ検知センサ50の4連スイッチとの対応関係が変わって、作動するスイッチが変わるようになっている。本実施形態のサイズ検知センサ50は、すべてのスイッチが押されていない状態を「カセットが引き出された状態」の検知にも利用しているため、例えば、計15種類のシートサイズを選択できるようになっている。
【0048】
なお、サイズ検知センサ50は、必ずしも、「カセットが引き出された状態」の検知に利用する必要はない。シートサイズ検知のみに使用してもよい。
【0049】
図3に示すように、シートサイズセレクタ51の凹部55内にはロック解除レバー52を移動自在に設けてある。ロック解除レバー52には、凹部55を貫通してロック溝53に進入した突起52aを下向きに突設してある。ロック解除レバー52は、板ばね57によってシートサイズ目盛54側に付勢されている。なお、板ばね57の代わりにゴム、コイルばね等の弾性部材を使用してもよい。通常、ロック解除レバー52は、図4(a)に示すように、板ばね57に付勢されて、突起52aがロック溝53に沿って形成した複数のサイズ選択凹部53aの内、いずれか1つに係合している。したがって、シートサイズセレクタ51は、ロックされて、図3に示す矢印C方向に移動しないようになっている。
【0050】
しかし、ユーザが、シートサイズセレクタ51の把持部51cとロック解除レバー52の把持部52bとを指で挟んで、ロック解除レバー52を板ばね57の弾力に抗して矢印D方向へ押し込むと、図4(b)に示した、ロック解除レバー52の突起52aがサイズ選択凹部53aから外れて、逃げ溝53bに進入する。これによって、シートサイズセレクタ51のロックが解除されて、シートサイズセレクタ51をシートサイズに応じた位置に移動させることができる。
【0051】
なお、ロック溝53は、被係合部である例えば複数のサイズ選択凹部53aと、この複数のサイズ選択凹部53aを連通する逃げ溝53bと、スライド部53cとで構成されている。ロック溝53と、突部である例えば突起52aを有する被押圧部材である例えばロック解除レバー52と、板ばね57とで、ロック手段である例えばロック機構56を構成している。
【0052】
なお、サイズ選択凹部53aは、シートサイズの種類の数と同じ数だけ形成してあるが、数は限定されるものではない。
【0053】
また、突起とロック溝との配置関係は逆であってもよい。すなわち、ロック解除レバー52にロック溝を形成して、給紙トレイ30の前縁部30eに突起を突設し、ロック溝を突起に対して離間接近させて、サイズ選択凹部を突起に係合するようにしてもよい。
【0054】
以上の構成において、シートサイズ検知装置3は、ユーザがシートサイズセレクタ51をシートサイズに応じた位置に移動させた後、給紙トレイ30を装置本体1に押し込むと、シートサイズセレクタ51によってサイズ検知センサ50が作動して、サイズ信号をコントローラ40に送り、装置本体1側にシートサイズを認識させることができる。
【0055】
以上、説明したように、第1実施形態のシートサイズ検知装置3における、シートサイズセレクタ51は、ユーザがロック解除レバー52を押したときのみ、ロック機構56のロックが解除されて、位置を切り替えることができるようになっている。このため、シートサイズ検知装置3は、給紙トレイ30にシートを積載するとき、シート束やユーザの手がシートサイズセレクタ51に接触した場合でも、誤ってシートサイズの設定を変更されるようなことがない。しかも、シートサイズセレクタ51は、選択したシートサイズを指示する状態を長期間保持することができるようになっている。
【0056】
また、シートサイズ検知装置3は、上記誤操作の心配がないため、シートサイズセレクタ51の切替え用の把手部51cを、積極的に突出させてロック解除レバー52とで指で挟みやすい形状にして、シートサイズの選択操作を容易に行えるようにすることができる。このことに加え、ロック解除レバー52が存在することによって、ユーザにシートサイズセレクタ51が「操作対象部品」であることを認知させることができて、サイズ設定の切り替え忘れを未然に防止することができる。
【0057】
さらに、シートサイズセレクタ51が正しいセット位置からずれている場合、図5に示すように、ロック解除レバー52は、突起52aがロック溝53のスライド部53cに引っ掛かって初期位置に戻れないようになっている。これによって、シートサイズ検知装置3は、ユーザが、ロック機構56がロック状態に戻っていないことを視覚的に容易に認知して、ロック操作をやり直して、シートサイズセレクタ51を所定の位置にセットすることができるようになっている。
【0058】
また、本実施形態のシートサイズ検知装置3における、ロック機構56は、シートサイズセレクタ51の位置が多少ずれていると、ロック解除レバー52の板ばね57の付勢力と、およびロック解除レバー52の突起52aとロック溝53のサイズ選択凹部53aの相対位置関係とにより、シートサイズセレクタ51の位置を自動的に修正することができるようになっている。
【0059】
すなわち、突起52aの角とサイズ選択凹部53aの入口角とに係合案内面である例えば円弧面52aa,53aaを形成して、突起52aとサイズ選択凹部53aとの相対位置関係に多少のずれがあっても、突起52aは、ロック解除レバー52が板ばね57に押されることによって、円弧面52aa,53aaに案内されてサイズ選択凹部53aに進入することができるようになっている。したがって、シートサイズ検知装置3は、シートサイズを正確に選択指示することができるようになっている。
【0060】
なお、サイズ選択凹部53aは、後述する図8に示すサイズ選択凹部61aのように、ラチャット状、あるいは鋸歯状に形成し、突起52aはそのラチャット状の部分に係合する楔状、あるいは三角形に形成してもよい。この場合においても、突起52aとサイズ選択凹部53aとの相対位置関係に多少のずれがあっても、突起52aは、ロック解除レバー52が板ばね57に押されることによって、鋸歯状の斜面に案内されてサイズ選択凹部53aに進入することができる。
【0061】
また、サイズ検知センサ50は、装置本体1に設けてあるので、ユーザが誤って触れて動作不良になったり、壊されたりするようなことがない。
【0062】
シートサイズセレクタ51にサイズ指示針51aを設けてあるので、シートサイズセレクタ51を選択したシートサイズの位置に容易に合わせることができる。
【0063】
なお、本実施形態では、レバーによってロック・解除の切替えを行ったが、本発明はこれに限定されるものではない。ボタンを押すことによってロックを解除する構成であっても良いし、ロックと解除の2つの位置を選択可能なスイッチ機構であってもよい。
【0064】
また、本実施形態ではサイズ検知センサにサイズを読み取らせるためのシートサイズセレクタに対して本発明を適用しているが、これより下位の概念として、給紙トレイに収納されているシートのサイズを外部のユーザに表示するためのサイズ指標に対しても適用可能なことは言うまでも無い。
【0065】
(第2実施形態のシートサイズ検知装置)
図6乃至図8に基づいて、第2実施形態のシートサイズ検知装置を説明する。
【0066】
図6は、回転式のシートサイズ選択部材61を使用した第2実施形態のシートサイズ検知装置4を装備した給紙トレイ30の斜視図である。給紙トレイ30は、装置本体1から引き出した状態になっている。なお、第1実施形態と同一の部分については、同一符号を付して、その部分の説明は省略する。
【0067】
給紙トレイ30の前縁部30eには、シートサイズ選択部材である例えばシートサイズセレクタ61を配置してある。シートサイズセレクタ61は、前縁部30eに突設した円筒形状の支持軸69(図8参照)に軸76を支持させて、矢印E方向へ回転可能に前縁部30eに設けてある。本実施形態のシートサイズ検知装置4は、図7に示すように、ユーザが、セレクトドラム65の天面にプリントされたシートサイズ目盛64を、給紙トレイ30上の指標である例えばサイズ指示針63に合わせることによって、シートのサイズの設定を行えるようになっている。なお、本実施形態の要旨でないため、図示していないが、シートサイズセレクタ61と給紙トレイ30との間には、シートサイズセレクタ61の回転時に、シートサイズセレクタ61が正しいセット位置に移動したことをクリック感によって確認できるクリック機構を組み込んである。
【0068】
一方、給紙トレイ30をプリンタ2の装置本体1に装着して図6の矢印方向に押し込んだとき、シートサイズセレクタ61と対向する位置には、4連スイッチであるサイズ検知センサ60を配置してある。シートサイズセレクタ61のサイズ検知センサ60と対向する円筒側面61bには、凹凸形状の所定のパターンを刻み込んである。シートサイズセレクタ61の回転位置によって、シートサイズ検知手段である例えばサイズ検知センサ60に対応するパターンが異なり、パターンとサイズ検知センサ60の4連スイッチとの対応関係が変わって、作動するスイッチが変わるようになっている。本実施形態のサイズ検知センサ60は、すべてのスイッチが押されていない状態を「カセットが引き出された状態」の検知に利用しているため、例えば、計15種類のシートサイズを選択できるようになっている。なお、サイズ検知センサ60は、必ずしも、「カセットが引き出された状態」の検知に利用する必要はない。シートサイズ検知のみに使用してもよい。
【0069】
シートサイズセレクタ61の傍には、ロック手段である例えばロック機構67の解除ボタン62を設けてある。この解除ボタン62をユーザが押すと、シートサイズセレクタ61は回転自在な状態になるようになっている。
【0070】
図8に基づいて、ロック機構67を説明する。シートサイズセレクタ61は、その円筒側壁の下端に被係合部である例えばラチェット状の複数のサイズ選択凹部61aを形成してある。ロック解除ボタン62と一体の逆L字状のリンク68の先端には、このサイズ選択凹部61aに係合してシートサイズセレクタ61の回転を規制する突部である例えばストッパ62aを設けてある。ストッパ62aは、サイズ選択凹部61aに係合するため、三角に形成されている。ロック解除ボタン62は、ばね66によって該ストッパ部62aがシートサイズセレクタ61のサイズ選択凹部61aに加圧当接するように付勢されている。
【0071】
なお、ばね66は、コイルばねであるが、これに限定されることなく、板ばね、ゴム等の弾性部材であればよい。また、サイズ選択凹部53aは、シートサイズの種類の数と同じ数だけ形成してあるが、数は限定されるものではない。
【0072】
通常、シートサイズセレクタ61は、図8(a)に示すように、ロック解除ボタン62がばね66によって矢印F方向に押し上げられて、ストッパ部62aがサイズ選択凹部61aに係合することによって、回転規制されて回転できないようになっている。しかし、シートサイズセレクタ61は、図8(b)に示すように、ユーザがロック解除ボタン62をばね66に抗して矢印G方向に押すと、ストッパ部62aがサイズ選択凹部61aから離れてロック状態を解除され、自由に回転できるようになる。この結果、シートサイズ検知装置4は、シートサイズ目盛64をサイズ指示針63を合わせて、シートサイズの選択指示を行うことができる。
【0073】
以上の構成において、シートサイズ検知装置4は、ユーザがシートサイズセレクタ61をシートサイズに応じた位置に回転させた後、給紙トレイ30を装置本体1に押し込むと、シートサイズセレクタ61によってサイズ検知センサ60が作動して、サイズ信号をコントローラ40に送り、装置本体1側にシートサイズを認識させることができる。
【0074】
以上、説明したように、第2実施形態のシートサイズ検知装置4における、シートサイズセレクタ61は、ユーザがロック解除ボタン62を押したときのみ、ロック機構67のロックが解除されて、位置を切り替えることができるようになっている。このため、第2実施形態のシートサイズ検知装置4も、給紙トレイ30にシートを積載するとき、シート束やユーザの手がシートサイズセレクタ61に接触した場合でも、誤ってシートサイズの設定を変更するようなことがない。しかも、シートサイズセレクタ61は、選択したシートサイズを指示する状態を長期間保持することができるようになっている。
【0075】
また、シートサイズ検知装置4における、ロック機構67は、シートサイズセレクタ61の位置が多少ずれていても、ロック解除ボタン62のばね66の付勢力、およびロック解除ボタン62の突部である例えばストッパ62aの三角形状とサイズ選択凹部61aの三角凹部形状との係合関係により、シートサイズセレクタ61の位置を自動的に修正することができるようになっている。
【0076】
なお、サイズ選択凹部61aは、図3、図4に示すような、方形状の凹部に、突起62aは方形状の突起に形成してもよい。この場合、ストッパ62aが正しいセット位置からずれていると、ロック解除ボタン62のストッパ62aはサイズ選択凹部61aに進入することができない。これによって、本実施形態のサイズ選択凹部61aは、ユーザが、ロック解除ボタン62がロック状態に戻っていないことを視覚的に容易に認知することができて、ロック操作をやり直して、シートサイズセレクタ61を所定の位置にセットすることができるようになっている。
【0077】
また、サイズ検知センサ60は、装置本体1に設けてあるので、ユーザが誤って触れて動作不良になったり、壊されたりするようなことがない。
【0078】
なお、本実施形態では、ボタンによってロック・解除の切替えを行ったが、本発明はこれに限定されるものではない。レバーを押すことによってロックを解除する構成であっても良いし、ロックと解除の2つの位置を選択可能なスイッチ機構であってもよい。
【0079】
(第3実施形態のシートサイズ検知装置)
実施形態1,2のシートサイズ検知装置では、給紙トレイの前縁部にシートサイズセレクタを配置して、給紙トレイの引き出し・挿入方向にシートサイズセレクタとサイズ検知センサを対向させる構成になっているが、本発明のシートサイズ検知装置は、このような配置および構成に限定されるものではない。シートサイズセレクタを給紙トレイの側面に配置して、給紙トレイの引き出し・挿入方向に対して左右方向の位置で、シートサイズセレクタとサイズ検知センサを対向させてもよい。この構成のシートサイズ検知装置を第3実施形態として説明する。
【0080】
図9乃至図11に基づいて第3実施形態のシートサイズ検知装置5を説明する。第3実施形態のシートサイズ検知装置5の基本的な構造は、第1実施形態のシートサイズ検知装置3と同様である。
【0081】
図9は給紙トレイ30を装置本体1から引き出したときのシートサイズ検知装置5の平面図である。図10は給紙トレイ30を装置本体1に押し込んだときのシートサイズ検知装置5の平面図である。図11は、図9のシートサイズ検知装置5を左側から見た図である。
【0082】
シートサイズ選択部材である例えばシートサイズセレクタ81は、給紙トレイ30の脇30gに、給紙トレイ30の引き出し、挿入方向(矢印K方向)に沿ってスライド可能に支持してある。シートサイズセレクタ81は、ロック手段である例えば後述するロック機構87によって、複数のポジションに選択的にロックされるようになっている。また、シートサイズセレクタ81には、給紙トレイ30に刻まれたシートサイズ目盛84を指示するサイズ指示針81aを設けてある。
【0083】
したがって、シートサイズセレクタ81は、ユーザがロック機構87のロック解除レバー82を押さないかぎり位置を変更することができない。しかし、ユーザがロック解除レバー82を押すと、ロック機構87のロックが解除されて、シートサイズセレクタ81は、自由に移動させて、給紙トレイ30に積載したシートのサイズに相当するシートサイズ目盛84にサイズ指示針81aを合わせることができる。
【0084】
一方、シートサイズセレクタ81と当接してサイズ設定を検知するシートサイズ検知手段である例えばサイズ検知センサ70は、センサスライダ71上に設けてある。センサスライダ71は、ピン74a,74bを有して、そのピン74a,74bとセンサボックス72に形成したスライド溝72a,72bとの案内によって、スライド自在に装置本体1に設けてある。また、センサスライダ71は、ピン74a,74bに設けた鍔75a,75bによって、スライド溝72a,72bから抜け止めされて、センサボックス72から外れないようになっている。
【0085】
センサスライダ71は、押出しばね73の弾力によって、給紙トレイ30引き出し方向へ付勢されている。このため、サイズ検知センサ70は、図9に示すように、給紙トレイ30を装置本体1から引き出したとき、シートサイズセレクタ81から離間待避している。しかし、給紙トレイ30をプリンタ本体1内に押し込むと、図10に示すように、給紙トレイ30の突起部30fがセンサスライダ71の突起71aに係合して、センサスライダ71は給紙トレイ30の装着方向へ押込まれる。このため、センサスライダ71は、スライド溝72a,72bに沿ってスライドし、サイズ検知センサ70がシートサイズセレクタ81に当接する位置まで移動する。これにより、シートサイズ検知装置5は、シートのサイズを検知して、装置本体1側にシートサイズの認識を行わせることができる。
【0086】
サイズ検知センサ70は、4連のスイッチであり、シートサイズセレクタ81に形成した後述する複数の凹部のパターンとの相対位置関係に応じて、作動するスイッチが変わるようになっている。本実施形態のサイズ検知センサ70は、すべてのスイッチが押されていない状態を「カセットが引き出された状態」の検知に利用しているため、例えば、計15種類のシートサイズを選択できるようになっている。サイズ検知センサ70は、必ずしも、「カセットが引き出された状態」の検知に利用する必要はない。シートサイズ検知のみに使用してもよい。
【0087】
図11に基づいてロック機構87を説明する。ロック解除レバー82は、弾性を有する弾性支持片85によって、シートサイズセレクタ81に一体成型されている。なお、ロック解除レバーは、シートサイズセレクタに回転自在に設けられて、弾性体によって図11の状態に支持してもよい。
【0088】
なお、突起とロック溝との配置関係は逆であってもよい。すなわち、ロック解除レバー82にロック溝を形成して、給紙トレイ30の脇30gに突起を突設し、ロック溝を突起に対して離間接近させて、サイズ選択凹部を突起に係合するようにしてもよい。
【0089】
ロック解除レバー82の給紙トレイ30側の面には、突部である例えば突起82aが突出している。さらに、ロック解除レバー82には、サイズ検知センサ70に対向する部分にシートサイズセレクタ81の移動方向(矢印K方向)に沿って長さの異なる凹部81d,81e,81f,81g,81hを配列してある。なお、凹部の代わりに孔であってもよい。突起82aは、ロック溝83に係合している。ロック溝83は、シートサイズセレクタ81を設けてある給紙トレイ30の側面に形成してある。ロック溝83は、被係合部である例えば複数のサイズ選択凹部83aと、この複数のサイズ選択凹部83aを連通する逃げ溝83bと、スライド部83cとで構成されている。
【0090】
通常、ロック解除レバー82は、図11に示すように、弾性支持片85に付勢されて、突起82aがロック溝83に沿って形成した複数のサイズ選択凹部83aの内、いずれか1つに係合している。したがって、シートサイズセレクタ81は、ロックされて、矢印K方向に移動しないようになっている。このため、シートサイズ検知装置5は、給紙トレイ30にシートを積載するとき、シート束やユーザの手がシートサイズセレクタ81に接触した場合でも、誤ってシートサイズの設定を変更されるようなことがない。しかも、シートサイズセレクタ81は、選択したシートサイズを指示する状態を長期間保持することができるようになっている。
【0091】
しかし、ユーザが、シートサイズセレクタ81のロック解除レバー82を弾性支持片85の弾力に抗して矢印M方向へ押し込むと、ロック解除レバー82の突起82aがサイズ選択凹部83aから外れて、逃げ溝83bに進入する。これによって、シートサイズセレクタ81のロックが解除されて、シートサイズセレクタ81をシートサイズに応じた位置に移動させることができる。
【0092】
さらに、シートサイズセレクタ81が正しいセット位置からずれている場合、ロック解除レバー82は、突起82aがロック溝83のスライド部83cに引っ掛かって初期位置に戻れないようになっている。これによって、シートサイズ検知装置5は、ユーザが、ロック機構87がロック状態に戻っていないことを視覚的に容易に認知して、ロック操作をやり直して、シートサイズセレクタ81を所定の位置にセットすることができるようになっている。なお、突起82aの角とサイズ選択凹部83aの入口角とに、図4(b)に示すのと同様に、係合案内面である例えば円弧面を形成して、突起82aとサイズ選択凹部83aとの相対位置関係に多少のずれがあっても、突起82aは、ロック解除レバー82が弾性支持片85の弾力に押されることによって、円弧面に案内されてサイズ選択凹部83aに進入するようになっていてもよい。
【0093】
(その他の実施形態のシートサイズ検知装置)
以上の第1乃至第3実施形態における、シートサイズ検知装置は、ユーザがボタンやレバーを操作することによって、シートサイズセレクタのロックを解除する構成になっているが、ロック解除の機構は、ボタンやレバーだけではなく、他の機能を目的とした機構と連動させてもよい。例えば、通常、給紙トレイには、積載収納されるシートの幅方向を規制するサイド規制板や給紙方向の位置を規制する後端規制板といったシート規制部材を設けてある。収納するシートのサイズを変更するとき、これらのシート規制部材の位置を変更しなければならないが、位置変更のため、シート規制部材の固定を外そうとすると、このための動作のいずれかに連動してシートサイズセレクタのロックが解除される構成であってもよい(具体例:シート規制部材固定部を覆う誤操作防止カバーを開けると、リンクが連動し、シートサイズセレクタのロックが解除されるなど)。
【0094】
また、本発明のシートサイズ検知装置は、ユーザに意識的にロック解除動作をさせる構成に限定するものではない。他の例としては、シート補給のため、給紙トレイを引き出すとき、通常の補給用引き出し位置で一度クリック感を与えた上で、さらにもう一段階引き出せるようにして、給紙トレイがその最大引き出し位置に移動したときのみ、シートサイズセレクタのロックが自動的に解除されるようにしたり、あるいは、給紙トレイを引き出す途中の特定の位置でのみ、ロックが解除されるようにしたりすることもできる。この構成は、ロック機構をプリンタ本体側の部材とリンク等で係合させる仕組みによって容易に実現し得るものであり、先の実施例と同様の効果をあげることができる。
【0095】
以上のシート補給時の誤操作を防止して、視認性を高めて、操作忘れを未然に防ぐことのできるシートサイズ検知装置を備えたプリンタ1は、誤作動やシートジャムの発生が少なく、シートに画像を正確かつ確実に形成することができる。
【0096】
【発明の効果】
本発明のシートサイズ検知装置は、ロック手段によって、シートサイズ選択部材の移動を規制することができるため、シート積載手段にシートを補給するときなどにおいて、ユーザの手やシート束がシートサイズ選択部材に接触してサイズ設定が変更されるという、誤操作を防止することができる。
【0097】
本発明のシートサイズ検知装置は、上記誤操作の心配が無くなることによって、シートサイズ選択部材の形状を、ユーザが操作しやすい形状にして、操作性を高めることができる。また、ユーザにシートサイズ選択部材を「操作対象」として認知させやすくなり、シート変更時における操作忘れを防止することができる。
【0098】
本発明のシートサイズ検知装置は、正しい位置にシートサイズ選択部材がセットされていない場合、ロックがかからないことから、ユーザがセットミスを視覚で容易に認識することができて、セットミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の画像形成装置の一例であるプリンタの概略正面断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態のシートサイズ検知装置を装備した給紙トレイと装置本体との部分斜視図である。
【図3】シートサイズセレクタとロック機構との平面図である。
【図4】ロック機構の動作説明用の図である。
(a) ロック機構がロック状態になっている図である。
(b) ロック機構のロックが解除された状態の図である。
【図5】ロック機構の誤作動状態の図である。
【図6】本発明の第2実施形態のシートサイズ検知装置を装備した給紙トレイと装置本体との部分斜視図である。
【図7】シートサイズセレクタの平面図である。
【図8】図6のシートサイズ検知装置のロック機構の正面断面図である。
(a) ロック機構がシートサイズセレクタを回転規制している状態の図である。
(b) ロック機構がシートサイズセレクタの回転規制を解除した状態の図である。
【図9】本発明の第3実施形態のシートサイズ検知装置の平面図であり、給紙トレイを装置本体から引き出したときのシートサイズ検知装置の平面図である。
【図10】図9のシートサイズ検知装置において、給紙トレイを装置本体に押し込んだときの平面図である。
【図11】図9のシートサイズ検知装置を図9の左側から見た図である。
(a) シートサイズセレクトの側面図である。
(b) ロック機構のロック溝の図である。
【図12】従来の画像形成装置において、スライド式のシートサイズ選択部材を使用した従来のシートサイズ検知装置を装備した給紙トレイの斜視図である。
【図13】従来の画像形成装置において、回転式のシートサイズ選択部材を使用した従来のシートサイズ検知装置を装備した給紙トレイの斜視図である。
【符号の説明】
S シート
1 プリンタ本体(被装着部)
2 プリンタ(画像形成装置)
3 第1実施形態のシートサイズ検知装置
4 第2実施形態のシートサイズ検知装置
5 第3実施形態のシートサイズ検知装置
10 画像形成部(画像形成手段)
30 給紙トレイ(シート積載手段)
30a 給紙トレイ
30b 給紙トレイ
30c 給紙トレイ
30d 給紙トレイ
30e 前縁部
30f 突起部
30g 脇
40 コントローラ
50 サイズ検知センサ(シートサイズ検知手段)
51 シートサイズセレクタ(シートサイズ選択部材)
51a サイズ指示針(指標)
51b サイズ検知センサ対向面
51c 把手部
52 ロック解除レバー(被押圧部材)
52a ロック解除レバーの突起(突部)
52aa 円弧面(係合案内面)
52b 把持部
53 ロック溝
53a サイズ選択凹部(被係合部)
53aa 円弧面(係合案内面)
53c スライド部
54 シートサイズ目盛
56 ロック機構(ロック手段)
57 板ばね
60 サイズ検知センサ(シートサイズ検知手段)
61 シートサイズセレクタ(シートサイズ選択部材)
61a サイズ選択凹部(被係合部)
61b 円筒側面
62 ロック解除ボタン
62a ストッパ(突部)
63 サイズ指示針(指標)
64 シートサイズ目盛
65 セレクトドラム
66 ばね
67 ロック機構(ロック手段)
70 サイズ検知センサ(シートサイズ検知手段)
81 シートサイズセレクタ(シートサイズ選択部材)
81a サイズ指示針
81d,81e,81f,81g,18h 凹部
82 ロック解除レバー
82a 突起(突部)
83 ロック溝
83a サイズ選択凹部(被係合部)
83b 逃げ溝
83c スライド部
84 シートサイズ目盛
85 弾性支持片
87 ロック機構(ロック手段)

Claims (7)

  1. シートが積載されて被装着部に出し入れ可能なシート積載手段に積載されたシートのサイズに応じて位置変更可能なシートサイズ選択部材と、
    前記シートサイズ選択部材との相対位置関係によってシートサイズを検知するシートサイズ検知手段と、
    前記シート積載手段と前記シートサイズ選択部材とのいずれか一方に設けられた突部及び、他方に設けられて前記突部が選択的に係合する複数の被係合部を有し、前記突部が前記被係合部に係合したときに前記シートサイズ選択部材が移動しないようにロックするロック手段と、
    前記突部が設けられ、該突部が前記被係合部に係合又は非係合するように移動可能な被押圧部材と、
    前記突部を前記被係合部に係合させる方向に前記被押圧部材を付勢するばねと、
    を備え、
    前記ばねが前記被押圧部材を付勢する方向と逆方向に前記被押圧部材が押されたときに前記突部と前記被係合部との係合が外れて前記シートサイズ選択部材が移動可能となる、
    ことを特徴とするシートサイズ検知装置。
  2. 前記シートサイズ選択部材は前記シート積載手段に設けられ、前記シートサイズ検知手段は前記被装着部に設けられて、前記シート積載手段が前記被装着部に押し込まれた状態で、前記シートサイズ選択部材との相対位置関係によって前記シートサイズを検知することを特徴とする請求項1に記載のシートサイズ検知装置。
  3. 前記シートサイズ選択部材は、前記シート積載手段に収納されたシートのサイズを表示する指標を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートサイズ検知装置。
  4. 前記ロック手段は、前記シートサイズ選択部材が選択するシートサイズに応じた位置に位置しているときに前記シートサイズ選択部材をロック可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシートサイズ検知装置。
  5. 前記被係合部は、前記シートサイズ選択部材の位置変更方向に沿って配列されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシートサイズ検知装置。
  6. 前記突部と前記被係合部は、互いに向き合う部分に前記突部と前記被係合部との係合を案内する係合案内面を有していることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシートサイズ検知装置。
  7. 前記請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のシート検知装置と、
    前記シートサイズ検知装置によって検知したシートサイズに基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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