JP6829834B2 - 給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
この円柱状の回転部材は周面にシートのサイズが表示されたサイズ表示面を備え、シート収容体のシートのサイズに対応するサイズ表示が表示窓に位置するように回転部材の回転位置を設定することで、使用者にシートのサイズを報知する。また、この回転部材は、装置本体側の検出部と対向する表面に回転位置に応じて回転方向の凹凸パターンが異なる凹凸面を備え、この凹凸パターンを検出部で検出させる。この検出結果の信号を装置本体の制御部に送信することで、制御部に回転部材の回転位置の情報を報知し、回転部材の回転位置に関連付けられたシートのサイズ情報を制御部に報知する。
特許文献1では、回転部材の回転位置がシート収容体に収容されたシートのサイズに関連付けられ、回転位置によってシートのサイズ情報を報知する構成であるが、回転部材の回転位置に関連付ける情報としてはシートのサイズ情報に限るものではない。シートの種類の情報等、他の情報と関連付けた回転位置の情報を報知する回転部材を備える構成であれば同様の不具合は生じ得る。
また、そして、「シート」には、現像剤やインクを付着させることができる媒体である被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものも含む。さらに「シート」には、可撓性のものに限らず硬い板状のものや比較的厚みのあるものも含まれる。
図2は、実施形態に係る電子写真プリンタ(以下、単にプリンタ1という)の外観斜視図であり、図3は、プリンタ1の概略構成図である。プリンタ1は、カラーレーザープリンタである。
それぞれの作像ユニット31は、カラー画像の色分解成分であるイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの異なる色に対応した四つの作像ユニット31(Y,C,M,Bk)である。これらはトナーの色以外は同様の構成であるため、重複説明を省略する。
図4は、プリンタ1の下部を前面側(図3中の右側)から見た斜視図である。
シート収容体としての給送トレイ51は、図4に示すように、プリンタ1本体の前面(図3の右側)に設けられた開口部を介し、プリンタ1本体に装着し、あるいはプリンタ1本体から取り外される。図4では、給送トレイ51の装着方向を矢印「A」で示し、給送トレイの取り外し方向を矢印「B」で表している(以下の説明でも同じ)。
給送トレイ51は、トレイ前部201とトレイ後部202との二部品で構成されており、トレイ後部202はトレイ前部201に対して給送方向に平行な方向(図5中の矢印「A」または「B」方向)にスライド可能となっている。トレイ前部201に対してトレイ後部202をスライドさせることで給送トレイ51の給送方向の大きさを変更することができる。給送トレイ51には、シートPの給送方向後端の位置を規制するエンドフェンス207が配置されている。
給送トレイ51は、トレイ前部201に幅方向位置規制部材である右サイドフェンス205と左サイドフェンス206とが、給送方向に直交する方向にスライド可能に配置されている。給送トレイ51では、右サイドフェンス205及び左サイドフェンス206で収納するシートPの幅方向の位置を規制し、エンドフェンス207でシートPの後端の位置を規制することで、給送トレイ51内でのシートPの位置を規制する。
図6に示すように、プリンタ1本体の前面の下部には、給送トレイ51を挿入する前面開口部59がある。そして、図6中の矢印「E」で示すように、プリンタ1本体の前面開口部59に給送トレイ51を挿入し、押し込むことでセット完了となる。
図7に示すように、使用者は、セットするシートP(図7では「用紙」)のシートサイズに合わせるように、サイズダイヤル55を回転してサイズダイヤル55の回転位置を設定する。これにより、サイズダイヤル55の回転位置を給送トレイ51にセットしたシートPのシートサイズに関連付けた回転位置に設定することができる。
図8は、給送トレイ51を給送装置5の本体(プリンタ1本体の下部)に装着する際に、給送トレイ51をプリンタ1本体の開口部に挿入した後、所定の装着位置まで押し進める直前の状態におけるサイズダイヤル55近傍の拡大斜視図である。
図9は、サイズダイヤル55の拡大斜視図である。
以下、符号化機構53の各部の構成について順次説明する。
図10に示すように、検出部54は、上下方向に一列に並べた複数(本実施形態では三つ)の可動子541を有する。検出部54は、プリンタ1本体のフレーム11に取り付けられている。また、検出部54は、全ての可動子541を、サイズダイヤル55の回転軸に直交する平面のうち、サイズダイヤル55のサイズ情報出力面552を含む同一平面上に配置し、全ての可動子541をサイズ情報出力面552と対向させている。
図11に示すように、可動子541は、ホルダ542に対して突出する位置と、ホルダ542内に後退する位置との間で移動可能である。それぞれの可動子541は、ホルダ542内に配置された弾性部材543の付勢力でホルダ前面542aからの突出方向に常時付勢されている。この付勢力に抗して可動子541を押し込むことで、可動子541を後退させることができる。
図12は、サイズダイヤル55の上端を図9とは異なる方向から見た拡大斜視図である。サイズダイヤル55の回転位置は、図12と図9とでは異なっている。
また、図9に示すように、拘束部555よりもさらに幅方向内側のサイズダイヤル55の外周面には、フランジ556が形成されている。
スペーサ56の先端面561がサイズ情報出力面552の凹部552bと対向した状態では、このスペーサ56は、付勢力を受けた可動子541に押圧されて給送トレイ51の取り外し方向(図中の矢印「B」方向)側に移動する。これにより、このスペーサ56及び可動子541が第一位置としての突出位置に達し(図10中の下段の第二スペーサ56b参照)、可動子541に対応する接点544が開いた状態となる(OFF)。この状態では、スペーサ56の先端面561は、凹部552bの外周面に対して非接触の状態にある。
先ず給送トレイ51をプリンタ1本体から取り外した状態では、全てのスペーサ56及び可動子541が突出位置にある。従って、検出部54の接点544(図11参照)は全て「OFF」の状態にある。
図6に示すように、給送トレイ51をプリンタ1本体の前面開口部59に挿入すると、個々のスペーサ56の先端面561がサイズ情報出力面552の凸部552aと凹部552bのどちらか一方と対向する。先端面561との対向領域における凸部552aと凹部552bの配置パターンは、サイズダイヤル55の各回転位置に応じた固有のものとなる。
例えば図10に示す状態では、三つの可動子541のうち、上段の可動子541と中段の可動子541とに対応する二つの接点544がそれぞれ「ON」となり、下段の可動子541に対応する接点544が「OFF」となる。
このように接点の上段から「ON」、「ON」、「OFF」となる信号を、「A4サイズ・横向き」のシートサイズを信号として予め入力しておく。これにより、制御部200は、給送トレイ51にセットされたシートPが「A4サイズ・横向き」であると判定することができる。
制御部200は、この判定を行った上で、判定結果に基づいてプリンタ1の各部を制御し、印刷作業を開始する。
表1は、個々の接点544のON・OFFパターンに対するシートサイズの割り当ての一例を示す。
図22は、従来の保持機構58の一例を示す説明図である。図22に示す従来構成は、保持機構58以外の構成は上述した本実施形態の給送装置5と同様の構成を備える。
図22に示す保持機構58は、サイズダイヤル55の拘束部555と、給送トレイ51に設けられた係止部材582とで構成される。
また、ベース部材581には、抜け止め584が取り付けられている。この抜け止め584をサイズダイヤル55の内側端部に設けられたフランジ556の外側面に係合させることで、サイズダイヤル55がボス57から脱落するのを防止することができる。
サイズダイヤル55は、給送トレイ51に設けられた回転軸であるボス57に挿入されている。レバー加圧バネ101に加圧されたロックレバー100が、図1中の時計回り方向に回転し、ロックレバー100のロックレバー爪部102がサイズダイヤル溝部501に落ち込むことでサイズダイヤル55の回転位置がロックされる。
シートサイズの設定を行うために、サイズダイヤル55を回転させる操作を行うときには、図15中の矢印「H」で示すように、まずロックレバー100の幅方向の外側端部を押し下げる。この操作により、ロックレバー100が図1中の反時計回り方向に回転し、図15に示すように、サイズダイヤル溝部501とロックレバー爪部102との係合が解除される。
シートサイズの設定を完了させる際には、押し下げていたロックレバー100を離して、図1で示すように、ロックレバー爪部102をサイズダイヤル溝部501に落とし込み、ロックレバー爪部102とサイズダイヤル溝部501との係合をロックする。これでシートサイズの設定は完了となる。
このため、図14に示すように、三つのスペーサ56の全てがサイズ情報出力面552の凹部552bに対向する回転位置で、ロックレバー爪部102に対向する拘束部555の表面(領域α)にはサイズダイヤル溝部501を設けない構成としている。
本実施形態では、接点544の全てが「OFF」となる回転位置の状態において、サイズ表示窓514によって視認されるサイズ表示面554の表示も空白(記載なし)とする。
次に、本実施形態の給送装置5の一つ目の変形例(以下、「変形例1」という)について説明する。
図16は、変形例1の給送装置5の給送トレイ51における保持機構58を後方から見たときの回転軸Oを通る断面における概略断面図である。
図18は、変形例1の給送トレイ51の中央部近傍の裏面の説明図である。図18に示すように、エンドフェンス207をトレイ後部202に固定するエンドフェンス固定ネジ207aを備える。
図17及び図18に示すように、給送トレイ51のサイドフェンス(205、206)及びエンドフェンス207もネジ止めすることで、シートサイズを固定した給送トレイ51が完成する。これにより、サイズ設定ミス(誤操作)によるジャムを防止することができる。
次に、本実施形態の給送装置5の二つ目の変形例(以下、「変形例2」という)について説明する。
図19は、変形例2の給送装置5でサイズダイヤル55の回転がロックされた状態の給送トレイ51における保持機構58を後方から見たときの回転軸Oを通る断面における概略断面図である。図20は、変形例2の給送装置5でサイズダイヤル55の回転のロックが解除された状態の給送トレイ51における保持機構58を後方から見たときの回転軸Oを通る断面における概略断面図である。
図20に示すように、非係合状態では、ロックレバー凸部107が給送トレイ51の前面パネル511の上面から上方に出っ張った状態となる。
画像転写部4等の給送対象に向けて給送されるシートP等のシートを収容する給送トレイ51等のシート収容体と、シート収容体に対して回転可能に取り付けられ、停止した状態での回転位置に関連付けられた情報を、装置本体の制御部(制御部200等)と使用者との少なくとも一方に報知するサイズダイヤル55等の回転部材と、回転位置が所定の位置にあるときに回転部材に設けられたサイズダイヤル溝部501等の回転部材側係合部に係合するロックレバー100等の係合部材と、を備える給送装置5等の給送装置において、回転部材側係合部と係合部材との係合状態を固定するロックレバー100及びレバー加圧バネ101等の係合固定手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転位置に関連付けられた情報を報知する回転部材の回転位置が変動することを防止できる。これは、以下の理由による。
回転部材とこれに係合する係合部材とを備える従来の給送装置では、回転部材に力が作用していない状態では、係合部材と回転部材側係合部との係合により、回転部材の回転を規制し、回転部材の回転位置を保持することができる。そして、シート収容体に収容するシートの種類を変更する等、回転部材の回転位置によって報知する情報に変更があった場合、使用者が回転部材に回転方向の操作力を付与することで、上述した係合が解除され、回転部材の回転位置を変更する。
本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、このような従来の給送装置では、使用者が不意に接触する等によって回転部材に回転方向の操作力を付与し、上述した係合が解除され、回転部材の回転位置を設定した後に回転位置が変動することがあることを見出した。
態様Aでは、係合固定手段により、回転部材側係合部と係合部材との係合状態を固定するため、この固定を解除することなく回転部材に対して回転方向の操作力が付与されても回転部材が回転することを防止できる。よって、回転部材の回転位置が変動することを防止できる。
態様Aにおいて、給送トレイ51等のシート収容体は、プリンタ1等の装置本体に対して、引き出し及び挿入可能であり、ロックレバー100等の係合部材とサイズダイヤル溝部501等の回転部材側係合部とが係合していない状態(非係合状態等)で装置本体に対して挿入されるときに、装置本体に対して干渉するロックレバー凸部107等の非係合時干渉部材を備える。
これによれば、上記変形例2について説明したように、係合部材と回転部材側係合部とが係合していない状態であることを使用者が気付くことができる。このため、装置本体にシート収容体を挿入した後、再びシート収容体を引き抜き、回転部材の回転位置の設定を見直す作業が発生しなくなり、使用者の操作性を向上できる。
態様AまたはBにおいて、サイズダイヤル溝部501等の回転部材側係合部は、サイズダイヤル55等の回転部材の表面に設けられた溝部であり、ロックレバー100等の係合部材は、溝部に係合するロックレバー爪部102等の爪部を備え、爪部が溝部に係合する状態と、係合しない状態とに移動可能な部材であり、係合固定手段として、爪部が溝部に係合する状態となるように付勢するレバー加圧バネ101等の係合爪付勢部材を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、係合固定手段によって回転部材側係合部と係合部材との係合状態を固定する構成を実現できる。
態様A乃至Cの何れかの態様において、給送トレイ51等のシート収容体は、シートP等のシートの給送方向に沿って移動可能でシートの給送方向後端の位置を規制するエンドフェンス207等の後端規制部材と、シートにおける前記給送方向に直交する幅方向の端部の位置を規制するサイドフェンス(205及び206)等の幅方向端部規制部材とを有し、シート収容体に対する後端規制部材の位置を固定するエンドフェンス固定ネジ207a等の後端規制部材固定手段と、シート収容体に対する幅方向端部規制部材の位置を固定するサイドフェンス固定ネジ(205a及び206a)等の幅方向端部規制部材固定手段と、ロックレバー100及びレバー加圧バネ101等の係合固定手段による固定が解除されることを防止するロックレバー固定ネジ105等の固定解除防止手段と、を備える。
これによれば、上記変形例1について説明したように、シートサイズを一定サイズで使用する使用者に対し、関連する部材を固定することが可能となり、シートセット時の誤操作を防止できジャム等の不具合が防止できる。
画像転写部4等の給送対象に向けて給送されるシートを収容する給送トレイ51等のシート収容体と、シート収容体に対して回転可能に取り付けられ、停止した状態での回転位置に関連付けられた情報を、装置本体の制御部(制御部200等)と使用者との少なくとも一方に報知するサイズダイヤル55等の回転部材と、回転位置が所定の位置にあるときに回転部材に設けられたサイズダイヤル溝部501等の回転部材側係合部に係合するロックレバー100等の係合部材と、を備える給送装置5等の給送装置において、シート収容体は、装置本体に対して、引き出し及び挿入可能であり、係合部材と回転部材側係合部とが係合していない状態で装置本体に対して挿入されるときに、装置本体に対して干渉するロックレバー凸部107等の非係合時干渉部材を備える。
これによれば、上記変形例2について説明したように、係合部材と回転部材側係合部とが係合していない状態であることを使用者が気付くことができる。このため、装置本体にシート収容体を挿入した後、再びシート収容体を引き抜き、回転部材の回転位置の設定を見直す作業が発生しなくなり、使用者の操作性を向上できる。
態様A乃至Eの何れかの態様において、サイズダイヤル55等の回転部材が報知した回転位置に関連付けられた情報を制御部200等の制御部に入力する構成として、回転部材の回転位置を検出する検出部54等の回転位置検出手段を有する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転部材の回転位置に関連付けられた情報を、装置本体の制御部に報知する構成を実現できる。
態様Fにおいて、検出部54等の回転位置検出手段は、ロックレバー100等の係合部材とサイズダイヤル溝部501等の回転部材側係合部とが係合している状態で、回転位置を検出可能な構成である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、係合部材と回転部材側係合部とが係合している状態は、ロックレバー100及びレバー加圧バネ101等の係合固定手段によって係合状態が固定される。このため、サイズダイヤル55等の回転部材を使用者が誤って回すような操作力を付与したとしても解除力が発生しないため、回転位置は動かず、回転位置を安定的に検出することができる。
態様Gにおいて、検出部54等の回転位置検出手段は、サイズダイヤル55等の回転部材のサイズ情報出力面552等の被検出部が所定に位置にあるか否かを検出する可動子541等の検出部材を複数備え、被検出部が所定の位置(「ON」の状態)にあることを検出した検出部材の組合せに基づいて回転位置を検出するものであり、全ての検出部材が、被検出部が所定の位置にないことを検出する回転位置(接点544の全てが「OFF」となる位置)では、サイズダイヤル溝部501等の回転部材側係合部とロックレバー100等の係合部材とは係合しない構成である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、全ての検出部材が、被検出部が所定の位置にないことを検出する回転位置では、回転部材側係合部と係合部材とが係合しない。このため、全ての検出部材が所定の位置にない状態の検出結果を、給送トレイ51等のシートシート収容体がプリンタ1等の装置本体に装着されているか否か等の回転部材の回転位置に関連付けられた情報の検出以外の情報の検出に用いることができる。上記実施形態の構成では、被検出部が一つでも所定の位置にあることを検出することで、制御部200等の制御部が、給送トレイ51等のシート収容体が装置本体に装着されたと認識することが可能となる。また、全ての検出部材が所定の位置にないことを検出することで、制御部はシート収容体が装置本体に対して未装着の状態であること認識できる。これにより、シート収容体の装置本体に対する装着状態の情報等、回転部材の回転位置に関連付けられた情報とは異なる情報の検出のための専用の検出手段を省くことが可能となりコストダウンが図れる。
態様A乃至Hの何れかの態様において、サイズダイヤル55等の回転部材の回転位置は、給送トレイ51等のシート収容体に収容されるシートP等のシートのサイズと関連付けて設定されており、回転部材は、シートのサイズに応じた回転位置に設定されることで、制御部200等の制御部と使用者との少なくとも一方にシートのサイズの情報を報知する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、回転部材を用いてシートのサイズの情報を制御部や使用者に報知する構成が実現できる。なお、報知する情報は、シートサイズに限らず紙種でもよい。報知する情報が、シートサイズではない場合は、エンドフェンス207等の後端規制部材と、サイドフェンス(205及び206)等の幅方向端部規制部材との位置を検出して、シートサイズを検出する構成としてもよい。
シートP等のシートに画像を形成する画像形成部3及び画像転写部4等の画像形成手段と、画像形成手段へ向けてシートを給送する給送手段とを備えたプリンタ1等の画像形成装置において、給送手段として、態様A乃至Iの何れかの態様に係る給送装置5等の給送装置を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、シートサイズ等の回転位置に関連付けられた情報を適切に制御部200等の制御部や使用者に報知でき、安定した画像形成を行うことができる。
2 露光部
3 画像形成部
4 画像転写部
4a 駆動ローラ
4b 従動ローラ
5 給送装置
6 搬送路
7 定着部
8 排出部
11 フレーム
12 ガイド部
31 作像ユニット
32 感光体
33 帯電ローラ
34 現像装置
35 感光体クリーニングブレード
43 中間転写ベルト
44 ベルトクリーニング装置
45 一次転写ローラ
46 二次転写ローラ
47 廃トナー収容器
50 給送装置
51 給送トレイ
52 給送ローラ
53 符号化機構
54 検出部
55 サイズダイヤル
56 スペーサ
56a 第一スペーサ
56b 第二スペーサ
57 ボス
58 保持機構
59 前面開口部
61 レジストローラ対
71 加熱源
72 定着ローラ
73 加圧ローラ
81 排出ローラ
82 排出トレイ
100 ロックレバー
100a ロックレバー固定穴
101 レバー加圧バネ
102 ロックレバー爪部
103 ロックレバー回動軸
104 バネ保持台
105 ロックレバー固定ネジ
106 ロックレバー固定台
107 ロックレバー凸部
200 制御部
201 トレイ前部
202 トレイ後部
205 右サイドフェンス
205a 右サイドフェンス固定ネジ
206 左サイドフェンス
206a 左サイドフェンス固定ネジ
207 エンドフェンス
207a エンドフェンス固定ネジ
230 右側レバー
231 左側レバー
232 底板加圧バネ
246 底板
501 サイズダイヤル溝部
511 前面パネル
512 取っ手
513 残量表示窓
514 サイズ表示窓
514a 周縁部
541 可動子
542 ホルダ
542a ホルダ前面
543 弾性部材
544 接点
551 貫通穴
552 サイズ情報出力面
552a 凸部
552b 凹部
553 操作部
554 サイズ表示面
554a 突条
554b 傾斜面
555 拘束部
555a 谷部
555b 山部
556 フランジ
557 リブ
561 先端面
562 ストッパ
581 ベース部材
582 係止部材
583 爪部
O 回転軸
P シート
Q 延長線
α 領域
θ 中心角
Claims (9)
- 給送対象に向けて給送されるシートを収容するシート収容体と、
前記シート収容体に対して回転可能に取り付けられ、停止した状態での回転位置に関連付けられた情報を、装置本体の制御部と使用者との少なくとも一方に報知する回転部材と、前記回転位置が所定の位置にあるときに前記回転部材に設けられた回転部材側係合部に係合する係合部材と、を備える給送装置において、
前記回転部材側係合部と前記係合部材との係合状態を固定する係合固定手段を備えるとともに、
前記シート収容体は、前記装置本体に対して、引き出し及び挿入可能であり、前記係合部材と前記回転部材側係合部とが係合していない状態で前記装置本体に対して挿入されるときに、前記装置本体に対して干渉する非係合時干渉部材を備えることを特徴とする給送装置。 - 請求項1の給送装置において、
前記回転部材側係合部は、前記回転部材の表面に設けられた溝部であり、
前記係合部材は、前記溝部に係合する爪部を備え、前記爪部が前記溝部に係合する状態と、係合しない状態とに移動可能な部材であり、
前記係合固定手段として、前記爪部が前記溝部に係合する状態となるように付勢する係合爪付勢部材を備えることを特徴とする給送装置。 - 請求項1または2の給送装置において、
前記シート収容体は、前記シートの給送方向に沿って移動可能で前記シートの給送方向後端の位置を規制する後端規制部材と、前記シートにおける前記給送方向に直交する幅方向の端部の位置を規制する幅方向端部規制部材とを有し、
前記シート収容体に対する前記後端規制部材の位置を固定する後端規制部材固定手段と、前記シート収容体に対する前記幅方向端部規制部材の位置を固定する幅方向端部規制部材固定手段と、
前記係合固定手段による固定が解除されることを防止する固定解除防止手段と、を備えることを特徴とする給送装置。 - 給送対象に向けて給送されるシートを収容するシート収容体と、
前記シート収容体に対して回転可能に取り付けられ、停止した状態での回転位置に関連付けられた情報を、装置本体の制御部と使用者との少なくとも一方に報知する回転部材と、前記回転位置が所定の位置にあるときに前記回転部材に設けられた回転部材側係合部に係合する係合部材と、を備える給送装置において、
前記回転部材側係合部と前記係合部材との係合状態を固定する係合固定手段を備えるとともに、
前記シート収容体は、前記シートの給送方向に沿って移動可能で前記シートの給送方向後端の位置を規制する後端規制部材と、前記シートにおける前記給送方向に直交する幅方向の端部の位置を規制する幅方向端部規制部材とを有し、
前記シート収容体に対する前記後端規制部材の位置を固定する後端規制部材固定手段と、前記シート収容体に対する前記幅方向端部規制部材の位置を固定する幅方向端部規制部材固定手段と、
前記係合固定手段による固定が解除されることを防止する固定解除防止手段と、を備えることを特徴とする給送装置。 - 請求項1乃至4の何れか一に記載の給送装置において、
前記回転部材が報知した前記回転位置に関連付けられた情報を前記制御部に入力する構成として、前記回転部材の前記回転位置を検出する回転位置検出手段を有することを特徴とする給送装置。 - 請求項5の給送装置において、
前記回転位置検出手段は、前記係合部材と前記回転部材側係合部とが係合している状態で、前記回転位置を検出可能な構成であることを特徴とする給送装置。 - 請求項6の給送装置において、
前記回転位置検出手段は、前記回転部材の被検出部が所定に位置にあるか否かを検出する検出部材を複数備え、前記被検出部が所定の位置にあることを検出した前記検出部材の組合せに基づいて前記回転位置を検出するものであり、
全ての前記検出部材が、前記被検出部が所定の位置にないことを検出する前記回転位置では、前記回転部材側係合部と前記係合部材とは係合しない構成であることを特徴とする給送装置。 - 請求項1乃至7の何れか一に記載の給送装置において、
前記回転部材の前記回転位置は、前記シート収容体に収容される前記シートのサイズと関連付けて設定されており、前記回転部材は、前記シートのサイズに応じた前記回転位置に設定されることで、前記制御部と前記使用者との少なくとも一方に前記シートのサイズの情報を報知することを特徴とする給送装置。 - シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段へ向けて前記シートを給送する給送手段とを備えた画像形成装置において、
前記給送手段として、請求項1乃至8の何れか一に記載の給送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2017041510A JP6829834B2 (ja) | 2017-03-06 | 2017-03-06 | 給送装置及び画像形成装置 |
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