JP3761989B2 - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種々のサイズのシートを選択的に積載収納することの可能なシート積載装置に関し、例えば複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置本体に装着して用いられる給送カセット等のシート積載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、種々のサイズのシートを積載収納することの可能な給送カセットは、該カセットから給送されるシート上の適切な範囲に画像を記録するために、その収納されているシートのサイズ情報を画像形成装置本体に知らせる必要がある。通常、給送カセットにシートを積載収納すると、該給送カセットの被検出部が自動的に切り換わり、画像形成装置本体側のサイズ検出手段(センサ等)によってシートのサイズが識別される構成が知られている。
【0003】
例えば、図15及び図16に示すように、給送カセット51には、凹凸のカム形状が形成された回転可能なドラム状のカム部材52と、該カム部材52に当接可能な突起部53c(自由端部の内向側)を有する揺動可能なアーム部材53が配置されている。前記カム部材52は、給送カセット51に積載されたシートの後端部を支持し且つ位置を規制する後端規制ガイド(不図示)の移動に連動して回転するように構成されている。一方、画像形成装置本体側にはセンサ(タクトスイッチ)54と弾性部材55が備わっている。前記弾性部材55の当接部55bはアーム部材53の自由端部の外向部53bと当接するように構成されている。尚、図中、53aは給送カセット51に設けられたアーム部材53の揺動中心である。
【0004】
従って、給送カセット51を画像形成装置本体に装着した時に、図15に示すようにカム部材52の凹部がアーム部材53の突起部53cと対向する位置にあると、弾性部材55はアーム部材53に押圧されず、タクトスイッチ54も押されない(OFF)。一方、図16に示すようにカム部材52の凸部がアーム部材53の突起部53cと対向する位置にあると、弾性部材55はアーム部材53に押されて、タクトスイッチ54が押される(ON)。そして、このような構成を複数段備えることにより、より多くのシートサイズを検出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例のシート積載装置を用いた場合、後端規制ガイドの移動に連動して前記カム部材52を回転させる伝達機構が必要となる。具体的には、例えば後端規制ガイドの水平移動をカム部材52の回転移動に変換するためにギア,カム,リンク等の部品が必要となり、製品価格が高くなると共に、それらの部品を収納するために装置が大型化するという問題があった。
【0006】
そこで、本発明の目的は、装置の大型化や製品価格の高騰を招来することなく、積載されるシートのサイズを自動的に検出することの可能なシート積載装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、種々のサイズのシートを選択的に積載収納することの可能なシート積載装置において、装置本体に装着可能であり、複数枚のシートを積載収納することの可能な第1積載手段と、前記第1積載手段に積載されるシートの給送方向の長さに応じてスライド移動可能であり、且つ前記シートの給送方向後端部を支持し且つ位置を規制する第2積載手段と、前記第2積載手段に設けられ、前記第1積載手段を装置本体に装着した時に、装置本体側のサイズ検出手段により前記積載収納されたシートのサイズ情報として検出される被検出部と、を有し、前記サイズ検出手段は一端を支持された弾性部材と、該弾性部材によってON/OFFされるタクトスイッチを有し、前記被検出部は前記弾性部材に設けられた当接部に当接するアーム部材と、該アーム部材に設けられた突起部が係合可能な開口部を有し、該開口部を前記第2積載手段にシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けたことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば装置の大型化や製品価格の高騰を招来することなく、前記シートのサイズを自動的に検出することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に本発明に係るシート積載装置の実施の形態について説明する。本発明に係るシート積載装置は、複写機,プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装置のシート積載装置として使用されるものであり、以下の実施形態では画像形成装置として、レーザービームプリンタを例示し、このプリンタのシート積載装置に本発明を適用した形態について説明する。
【0010】
〔第1実施形態〕
本発明を適用したシート積載装置を備えるレーザービームプリンタの第1実施形態について図面を参照して具体的に説明する。図1は給送カセットの平面図、図2及び図3は給送カセットの部分断面図、図4はレーザービームプリンタの概略構成を示す模式断面図、図5及び図6はシートサイズ検出部分の部分断面図、図7及び図8はシートサイズ検出部分の部分平面図である。
【0011】
尚、以下の説明の順序としては、先ずレーザービームプリンタの概略構成について説明し、次に本発明に係るシート積載装置である給送カセット部の構成について説明する。
【0012】
先ず、図4を参照してレーザービームプリンタの概略構成について説明する。図4において、1はレーザービームプリンタの装置本体であり、その下部にはシートSを積載収納する給送カセット2が矢印P方向より装着されている。3は給送ローラであり、上記給送カセット2に積載されているシートSを最上側より一枚ずつ給送する。4はガイド部材であり、上記給送ローラ2によって給送されたシートSをガイドするものである。5はレジストローラ対であり、停止している該ローラ対5のニップ部にシートSの先端を突き当てて斜行を補正した後、所定のタイミングで回転して前記シートSを画像形成部に搬送する。
【0013】
6はプロセスカートリッジであり、装置本体1に対して着脱自在に装着されている。このプロセスカートリッジ6の内部には、感光体ドラム6aとその周囲に図示しない一次帯電器、現像器、クリーニング装置等の公知のプロセス手段が装備されている。7は画像情報に応じてレーザー光Lを走査するスキャナユニットであり、折り返しミラー7aを介して感光体ドラム6aに対して画像情報の書き込みを行い、静電潜像を形成する。8は転写ローラであり、上記感光体ドラム6aと圧接しており、シートSは転写ローラ8と感光体ドラム6aとの間を通過する際に、該感光体ドラム6aから現像像(トナー像)を転写される。
【0014】
9は搬送ガイドであり、画像転写後のシートSを定着装置10に導くものである。この定着装置10はシートSに転写された画像(トナー像)を定着させるもので、定着入口ガイド10a、定着ローラ10b、加圧ローラ10c、定着排出ローラ対10dを装備している。11は排出ローラ対であり、画像定着後のシートSを画像面を下にして装置外に排出する。12は排出トレイであり、装置本体1の上面に形成されており、画像定着後に装置外に排出されたシートSを積載保持する。
【0015】
上述のように構成されたレーザービームプリンタの画像形成動作について説明すると、図示しないホストコンピュータより画像形成を指示されると、前記給送ローラ3が回転して給送カセット2内の最上側のシートSから一枚ずつ給送され、ガイド部材4にガイドされてレジストローラ対5に導かれる。上記レジストローラ対5は、感光体ドラム6aに形成された画像とタイミングを合わせてシートSを感光体ドラム6aと転写ローラ8との間に搬送し、シートSは該感光体ドラム6aと転写ローラ8との間を通過する際に画像(トナー像)が転写される。
【0016】
画像転写後のシートSは搬送ガイド9に沿って定着装置10に搬送され、定着ローラ10bと加圧ローラ10cとの間を通過する際に、熱及び圧力が印加されて転写画像が定着される。画像定着後のシートSは、定着排出ローラ対10dにより搬送され、更に排出ローラ対11により排出トレイ12上に排出・積載される。
【0017】
次に本発明に係るシート積載装置としての給送カセット部の具体的構成について図1〜図3、及び図5〜図8を参照して詳しく説明する。図1において、第1積載手段としての給送カセット2の底部には、シートSを積載するための中板2aが設けられている。この中板2aはシートSを所定の高さに保持し、カセット側面に設けられた回動中心2bを中心に回動可能に取り付けられている。2cはバネ等の弾性部材であり、前記中板2aを上方に付勢するためのものである。
【0018】
20,21は側端規制ガイドであり、シートSの給送方向と直交する幅方向側端の位置を規制するものであり、該幅方向(矢印B方向)にスライド移動可能に取り付けられている。この側端規制ガイド20,21にはそれぞれラックギア20a,21aが備えられており、該ラックギア20a,21aはピニオンギア22によって連結されている。これにより前記側端規制ガイド20,21は前記ピニオンギア22を中心にして対称的に連動して移動する構成となっている。更に前記側端規制ガイド20,21には、それぞれ分離爪23,24が揺動可能に取り付けられている。
【0019】
25は第2積載手段としての後端規制ガイドであり、シートSの給送方向の後端位置をガイド部25aで規制すると共に、シートSの中板2aより突出する部分をガイド部25bで支持しており、矢印A1 ,A2 方向にスライド移動可能に取り付けられている。
【0020】
上記側端規制ガイド20,21及び後端規制ガイド25は、それぞれ使用者が手動で移動させることによりLTR(LETTER)サイズ、A4サイズ、EXE(EXECUTIVE)サイズ、B5サイズ等に代表される多様なサイズのシートSを選択的に給送カセット2に積載収納することができる。
【0021】
図2及び図3において、26は位置規制部材であり、前記給送カセット2に前記後端規制ガイド25をスライド移動可能に固定するためのものである。この位置規制部材26は後端規制ガイド25を挟むように2対の係止爪26a,26bによって給送カセット2に固定されている。前記後端規制ガイド25には、図1に示すように、3つの溝穴25c,25d,25eが形成されている。この溝穴のうち、中央の溝穴25dに前記位置規制部材26に形成された2つのピン26c,26dが当接摺動するようになっている。更に前記溝穴25dの外側に設けられた溝穴25c,25eには、積載するシートSの給送方向の長さに応じて定められた複数の切欠部25c1,25c2,25c3,25c4と切欠部25e1,25e2,25e3,25e4が対称的に設けられている。この切欠部25c1,25c2,25c3,25c4,25e1,25e2,25e3,25e4に位置規制部材26の架撓可能な腕部の自由端部26e,26f近傍に設けられた爪部26g,26hが進入することにより、後端規制ガイド26が所定位置で係止される。また、前記腕部の自由端部26e,26fを矢印C方向に摘むと爪部26g,26hが切欠部25c1,25c2,25c3,25c4,25e1,25e2,25e3,25e4から脱し、後端規制ガイド26の係止が解除され、該後端規制ガイド26は矢印A1 ,A2 方向にスライド移動可能な状態となる。
【0022】
図5に示すように、30は装置本体1側のサイズ検出手段であり、一端を支持された弾性部材31と、該弾性部材31によってON/OFFされるタクトスイッチ32とから構成されている。前記弾性部材31には、前記タクトスイッチ32を押圧する押圧部31aと、給送カセット2が装着された時に後述するアーム部材27(の外向部27b)が当接する当接部31bが形成されている。
【0023】
また図7に示すように、前記後端規制ガイド25の給送方向一方の側面部25fには、前記サイズ検出手段30により積載シートSのサイズ情報として検出される被検出部が形成されている。この被検出部は、給送カセット2に設けられた支点27aを中心に揺動可能であり、前記弾性部材31に設けられた当接部31bに当接するアーム部材27と、該アーム部材27に設けられた突起部27cが係合可能な開口部25f1,25f2,25f3,25f4を有し、該開口部25f1,25f2,25f3,25f4は前記後端規制ガイド25の側面部25fにシートSの給送方向の長さに応じて部分的に設けられている。前記アーム部材27の自由端側には、前記弾性部材31に対向した外向部27bと、前記開口部25f1,25f2,25f3,25f4に対向した突起部27cが形成されている。尚、本実施形態では、図にも示す通り、前記アーム部材27を横に2列になるように配置しており、これと対応するように前記弾性部材31及びタクトスイッチ32も横に2列に配置している。
【0024】
尚、本実施形態では、後端規制ガイド25の給送方向一方の側面部として、図1における上側の側面部(左側面部)25dを例示し、この側面部25dに前記被検出部を形成した構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図1における下側の側面部(右側面部)に前記被検出部を形成した構成であっても良い。また下面部に前記被検出部を形成した構成であっても良い。
【0025】
次に上記給送カセット2の構成において、サイズの大きなシートS4 (例えばA4サイズ)を積載する場合について説明する。使用者はまず、位置規制部材26の腕部の自由端部26e,26fを図1の矢印C方向に指で摘みながら、積載するシートS4 のサイズ指標(A4)に合わせて後端規制ガイド25を矢印A1 方向にスライド移動させ、所定位置(図1のA4の位置)に到達したら指で摘んだ自由端部26e,26fを放し、爪部26g,26hを溝穴25c,25eの切欠部25c4,25e4に係止させ、後端規制ガイド25を係止させる。このとき、図5及び図7に示すように、後端規制ガイド25の側面部25fの開口部25f3,25f4がちょうど前記アーム部材27の突起部27cに対向している。この状態で給送カセット2を装置本体1に装着すると、サイズ検出手段30の弾性部材31がアーム部材27の外向部27bに当接するが、突起部27cが開口部25f3,25f4に進入してアーム部材27がカセット側へ揺動するため、弾性部材31は押されず、タクトスイッチ32はONされない。これにより、前記シートS4 のサイズ(ここではA4サイズ)が識別される。
【0026】
次に、前述のシートS4 よりも給送方向のサイズの小さなシートS3 (例えばLTRサイズ)を積載する場合について説明する。使用者はまず、前述と同様に位置規制部材26の自由端部26e,26fを図1の矢印C方向に指で摘みながら、積載するシートS3 のサイズ指標(LTR)に合わせて後端規制ガイド25を矢印A2 方向にスライド移動させ、所定位置(図1のLTRの位置)に到達したら指で摘んだ自由端部26e,26fを放し、爪部26g,26hを溝穴25c,25eの切欠部25c3,25e3に係止させ、後端規制ガイド25を係止させる。このとき、図6及び図8に示すように、後端規制ガイド25の側面部25fの開口部25f1,25f2,25f3,25f4は何れも前記アーム部材27の突起部27cに対向していない。この状態で給送カセット2を装置本体1に装着すると、サイズ検出手段30の弾性部材31の当接部31bがアーム部材27の外向部27bに当接し、該アーム部材27の突起部27cが後端規制ガイド25の側面部25fに当接する。この後端規制ガイド25の側面部25fは給送カセット2に設けられた支持部2d,2eによってカセット側面の内壁に沿うように支持されているため、前記アーム部材27は揺動しない。従って、弾性部材31が押されて、タクトスイッチ32がONされる。これにより、前記シートS3 のサイズ(ここではLTRサイズ)が識別される。
【0027】
このように構成することにより、積載するシートSのサイズに合わせて後端規制ガイド25を移動することにより積載シートSのサイズ情報となる前記被検出部がシートの給送方向の長さに応じて自動的に切り換わり、該シートを積載した給送カセット2を装置本体1に装着したときに前記被検出部によるシートのサイズ情報が装置本体側のサイズ検出手段30に検出され、該給送カセット2に積載収納されたシートSのサイズが識別される。従って、装置の大型化や製品価格の高騰を招来することなく、シートSのサイズを自動的に検出することができる。
【0028】
本実施形態では、アーム部材27、弾性部材31、タクトスイッチ32を横方向に2列に備え、これと対向するように後端規制ガイド25の側面部25fにシートの給送方向の長さに応じて開口部25f1,25f2,25f3,25f4を部分的に設けているため、これらの組み合わせにより4通りのシートサイズを識別することができる。尚、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば上記各部材27,31,32を横方向に3列設け、これと対向するように後端規制ガイド25の側面部25fにシートの給送方向の長さに応じて開口部を部分的に設けた構成としても良い。この構成によれば、8通りのシートサイズを識別することができる。
【0029】
更に本実施形態では、アーム部材27の揺動支点27aを給送カセット2側に設けた構成としているが、この揺動支点を画像形成装置本体1側に設けた構成としても良い。
【0030】
〔第2実施形態〕
次に本発明を適用したシート積載装置の第2実施形態について図9及び図10を参照して説明する。図9及び図10はシートサイズ検出部分の部分断面図である。尚、装置の概略構成は前述した実施形態と略同等であるため、ここでは特徴となるサイズ検出部分についてのみ説明する。また前述した実施形態と同等の機能を有する部材には同一の符号を付している。
【0031】
本実施形態では、前記サイズ検出手段30は一端を支持された弾性部材31と、該弾性部材31によってON/OFFされるタクトスイッチ32を有し、前記被検出部は前記弾性部材31に設けられた当接部31bが係合可能な開口部25f1,25f2,25f3,25f4を有し、該開口部25f1,25f2,25f3,25f4を前記後端規制ガイド25の側面部25fにシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けた構成としている。
【0032】
この構成によれば、前記弾性部材31の当接部31bがアーム部材27を介さないで直接後端規制ガイド25の側面部25fに当接し、或いは前記開口部25f1,25f2,25f3,25f4に係合する。従って、前述した実施形態の効果に加えて、更に装置の小型化及び低コスト化が図れる。
【0033】
〔第3実施形態〕
次に本発明を適用したシート積載装置の第3実施形態について図11及び図12を参照して説明する。図11及び図12はシートサイズ検出部分の部分断面図である。尚、装置の概略構成は前述した実施形態と略同等であるため、ここでは特徴となるサイズ検出部分についてのみ説明する。また前述した実施形態と同等の機能を有する部材には同一の符号を付している。
【0034】
本実施形態では、前記サイズ検出手段は反射式の光センサ34であり、前記被検出部は前記光センサ34の光が通過する穴33f1,33f2を有し、該穴33f1,33f2を後端規制ガイド33の側面部33fにシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けた構成としている。即ち、この構成では、反射光の有無を利用して積載シートのサイズを識別している。
【0035】
尚、前記被検出部は光センサ34の光が通過する穴33f1,33f2に限定されるものではなく、例えば後端規制ガイド自身が光を通過する材料であり、シートの給送方向の長さに応じて部分的に光を反射する反射面が設けられた構成としても良い。
【0036】
〔第4実施形態〕
次に本発明を適用したシート積載装置の第4実施形態について図13及び図14を参照して説明する。図13及び図14はシートサイズ検出部分の部分断面図である。尚、装置の概略構成は前述した実施形態と略同等であるため、ここでは特徴となるサイズ検出部分についてのみ説明する。また前述した実施形態と同等の機能を有する部材には同一の符号を付している。
【0037】
本実施形態では、前記サイズ検出手段は磁気センサ36であり、前記被検出部は磁気を帯びた面35f1,35f2を有し、該面35f1,35f2を後端規制ガイド35の側面部35fにシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けた構成としている。即ち、この構成では、磁気の有無を利用して積載シートのサイズを識別している。
【0038】
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示し、このプリンタのシート積載装置に本発明を適用した形態について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ等の他の画像形成装置のシート積載装置に本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
【0039】
また前述した実施形態では、記録方式として電子写真方式を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式、熱転写方式、感熱方式、ワイヤドット方式等の記録方式、或いはそれ以外の記録方式であっても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、種々のサイズのシートを第1積載手段に選択的に積載収納し、第2積載手段によって前記シートの後端部を支持し且つ位置を規制した後、これを装置本体に装着すると、前記第2積載手段に設けた被検出部を装置本体側のサイズ検出手段が検出し、この検出情報に基づいて前記第1積載手段及び第2積載手段に積載収納されたシートのサイズが識別される。即ち、シートの給送方向の長さに応じて移動する第2積載手段にシートのサイズ情報が記録されるため、多くの種類のシートを検知することが可能となる。また、第2積載手段に直接情報が記録されているため、シート積載装置の小型化及び低コスト化が可能とる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る給送カセットの平面図である。
【図2】前記給送カセットの部分断面図である。
【図3】図1における給送カセットのX−X断面図である。
【図4】レーザービームプリンタの概略構成を示す模式断面図である。
【図5】第1実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図6】第1実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図7】第1実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大平面図である。
【図8】第1実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大平面図である。
【図9】第2実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図10】第2実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図11】第3実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図12】第3実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図13】第4実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図14】第4実施形態に係る給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の要部拡大断面図である。
【図15】従来の給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の概略断面図である。
【図16】従来の給送カセットにおけるシートサイズ検出部分の概略断面図である。
【符号の説明】
S…シート
1…装置本体
2…給送カセット
2a…中板
2b…回動中心
2c…弾性部材
2d…支持部
2e…支持部
3…給送ローラ
4…ガイド部材
5…レジストローラ対
6…プロセスカートリッジ
6a…感光体ドラム
7…スキャナユニット
7a…折り返しミラー
8…転写ローラ
9…搬送ガイド
10…定着装置
10a…定着入口ガイド
10b…定着ローラ
10c…加圧ローラ
10d…定着排出ローラ対
11…排出ローラ対
12…排出トレイ
20,21…側端規制ガイド
21a,21b…ラックギア
22…ピニオンギア
23,24…分離爪
25…後端規制ガイド
25a,25b…ガイド部
25c,25d,25e…溝穴
25c1,25c2,25c3,25c4,25e1,25e2,25e3,25e4…切欠部
25f…側面部
25f1,25f2,25f3,25f4…開口部
26…位置規制部材
26a,26b…係止爪
26c,26d…ピン
26e,26f…自由端部
26g,26h…爪部
27…アーム部材
27a…支点
27b…外向部
27c…突起部
30…サイズ検出手段
31…弾性部材
31a…押圧部
31b…当接部
32…タクトスイッチ
33…後端規制ガイド
33f…側面部
33f1,33f2…穴
34…光センサ
35…後端規制ガイド
35f…側面部
35f1,35f2…面
36…磁気センサ

Claims (9)

  1. 種々のサイズのシートを選択的に積載収納することの可能なシート積載装置において、
    装置本体に装着可能であり、複数枚のシートを積載収納することの可能な第1積載手段と、
    前記第1積載手段に積載されるシートの給送方向の長さに応じてスライド移動可能であり、且つ前記シートの給送方向後端部を支持し且つ位置を規制する第2積載手段と、
    前記第2積載手段に設けられ、前記第1積載手段を装置本体に装着した時に、装置本体側のサイズ検出手段により前記積載収納されたシートのサイズ情報として検出される被検出部と、を有し、
    前記サイズ検出手段は一端を支持された弾性部材と、該弾性部材によってON/OFFされるタクトスイッチを有し、前記被検出部は前記弾性部材に設けられた当接部に当接するアーム部材と、該アーム部材に設けられた突起部が係合可能な開口部を有し、該開口部を前記第2積載手段にシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けたことを特徴とするシート積載装置。
  2. 種々のサイズのシートを選択的に積載収納することの可能なシート積載装置において、
    装置本体に装着可能であり、複数枚のシートを積載収納することの可能な第1積載手段と、
    前記第1積載手段に積載されるシートの給送方向の長さに応じてスライド移動可能であり、且つ前記シートの給送方向後端部を支持し且つ位置を規制する第2積載手段と、
    前記第2積載手段に設けられ、前記第1積載手段を装置本体に装着した時に、装置本体側のサイズ検出手段により前記積載収納されたシートのサイズ情報として検出される被検出部と、を有し、
    前記サイズ検出手段は一端を支持された弾性部材と、該弾性部材によってON/OFFされるタクトスイッチを有し、前記被検出部は前記弾性部材に設けられた当接部が係合可能な開口部を有し、該開口部を前記第2積載手段にシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けたことを特徴とするシート積載装置。
  3. 種々のサイズのシートを選択的に積載収納することの可能なシート積載装置において、
    装置本体に装着可能であり、複数枚のシートを積載収納することの可能な第1積載手段と、
    前記第1積載手段に積載されるシートの給送方向の長さに応じてスライド移動可能であり、且つ前記シートの給送方向後端部を支持し且つ位置を規制する第2積載手段と、
    前記第2積載手段に設けられ、前記第1積載手段を装置本体に装着した時に、装置本体側のサイズ検出手段により前記積載収納されたシートのサイズ情報として検出される被検出部と、を有し、
    前記サイズ検出手段は反射式の光センサであり、前記被検出部は前記光センサの光が通過する穴を有し、該穴を前記第2積載手段にシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けたことを特徴とするシート積載装置。
  4. 種々のサイズのシートを選択的に積載収納することの可能なシート積載装置において、
    装置本体に装着可能であり、複数枚のシートを積載収納することの可能な第1積載手段と、
    前記第1積載手段に積載されるシートの給送方向の長さに応じてスライド移動可能であり、且つ前記シートの給送方向後端部を支持し且つ位置を規制する第2積載手段と、
    前記第2積載手段に設けられ、前記第1積載手段を装置本体に装着した時に、装置本体側のサイズ検出手段により前記積載収納されたシートのサイズ情報として検出される被検出部と、を有し、
    前記サイズ検出手段は磁気センサであり、前記被検出部は磁気を帯びた面を有し、該面を前記第2積載手段にシートの給送方向の長さに応じて部分的に設けたことを特徴とするシート積載装置。
  5. 前記第2積載手段をシートのサイズに応じて所定位置に係止するための位置規制部材を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシート積載装置。
  6. 前記位置規制部材は、前記第2積載手段を係止する架撓可能な係止部と、前記第2積載手段がスライド移動する際に摺動する案内部とを備え、前記第2積載手段を挟んで前記第1積載手段に固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシート積載装置。
  7. 前記第2積載手段は給送方向に穿設された溝穴を有し、該溝穴にはシートの給送方向の長さに応じて定められた複数の切欠部が設けられ、該切欠部が前記位置規制部材の係止部と係止することを特徴とする請求項に記載のシート積載装置。
  8. 前記被検出部は前記第2積載手段の給送方向一方の側面部に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項の何れか1項に記載のシート積載装置。
  9. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載のシート積載装置と、前記シート積載装置からシートを一枚ずつ給送するための給送手段と、前記給送手段により給送されたシートに画像情報に応じて像を形成するための画像形成手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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