JPH0968910A - 画情報処理装置 - Google Patents

画情報処理装置

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JPH0968910A
JPH0968910A JP7225329A JP22532995A JPH0968910A JP H0968910 A JPH0968910 A JP H0968910A JP 7225329 A JP7225329 A JP 7225329A JP 22532995 A JP22532995 A JP 22532995A JP H0968910 A JPH0968910 A JP H0968910A
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Noriyuki Noda
範行 野田
Hiroto Kanehashi
博人 金橋
Satoshi Koshiro
聡 小城
Toru Konuma
徹 小沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録用と原稿用の両トレイを上下に配置した
際の開閉操作の簡易化を図る。 【解決手段】 装置本体101にはイメージセンサ部1
58を中心とする読取部が上側に配置され、感光体ドラ
ム128を中心とする記録部が下側に配置されている。
記録用紙排出トレイ206と原稿排出トレイ115は回
動により開閉するようになっており、記録用紙排出トレ
イ206を閉じるときには原稿排出トレイ115がこれ
に押されて閉じる。原稿排出トレイ115は開く方向に
バネによって回動習性を与えられている。したがって、
記録用紙排出トレイ206を開くときには原稿排出トレ
イ115もこれに連動して開く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ、複写機あ
るいはファクシミリ装置のように画情報の処理を行う画
情報処理装置に係わり、詳細には原稿の読み取りと画像
の記録を行うことができ、しかもこれらの機能を使用し
ないときには原稿または記録用紙を収容するトレイを閉
じて装置の設置面積を小さくすることができるようにし
た画情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータを中心と
した画像処理技術の発展は目ざましいものがある。画像
処理技術の進展と共に、各種の周辺機器が開発され、オ
フィスだけでなく家庭でもこれらの使用が拡大してい
る。これと共に、これらの周辺機器の設置スペースを小
さくするために幾つかの周辺機器の機能を統合すること
が試みられている。このような機能の統合は、単にスペ
ースを節約できるだけでなく、機能の融合により更に便
利な画情報処理装置として活用される道を開いている。
例えばパーソナルコンピュータに接続して画像情報を入
力する読取装置と画像情報を出力する記録装置を統合し
た画情報処理装置は、単にコンピュータの作成した画像
情報をプリントアウトするプリンタや画像入力装置とし
ての機能を有しているだけでなく、複写機としての機能
を持つことになり、また、通信回線と接続することによ
ってファクシミリとして画像情報を送受信することもで
きるようになる。
【0003】図12は画像情報の読み取りと記録の双方
を行う機能を備えた従来の画情報処理装置の構成の一例
を表わしたものである。特開平4−109747号公報
で提案されたこの画情報処理装置51では、装置本体6
4の側部から第1の排出方向39に対して記録用紙を排
出させるように、記録用紙排出トレイ52が開閉自在に
配置されている。実線で示した記録用紙排出トレイ52
は閉じた状態を示し、破線の記録用紙排出トレイ52は
開いた状態を示している。この開いた状態で第1の排出
方向39に向かって記録用紙が排出される。
【0004】閉じた状態の記録用紙排出トレイ52の隣
には、実線で示すように原稿給紙トレイ53が同じく閉
じた状態で配置されている。この原稿給紙トレイ53の
外側に記録用紙排出トレイ52が配置されているので、
この記録用紙排出トレイ52を開かなければ原稿給紙ト
レイ53を開くことができない。破線は原稿給紙トレイ
53を開いた状態を示している。この開いた状態で原稿
給紙トレイ53上に原稿54を載置できる。載置された
原稿は、破線で示した原稿給紙トレイ53から装置本体
64の内部に向かってほぼ水平方向に搬送されるように
なっている。このため、画像読取部を構成する原稿給紙
ロール対55、イメージセンサ56および排出ロール対
57はほぼ水平に配置されている。このように画像読取
部全体を、ほぼ水平に配置する理由は、原稿の搬送を安
定化させて画像の読み取り精度を高めるためである。
【0005】この画情報処理装置51で1対の排出ロー
ル57は記録用紙の排出の他に原稿54の排出も兼用す
るようになっている。ヒートロール36とプレッシャロ
ール37とからなる定着装置63の出口側には、記録用
紙の搬送方向を変更するための搬送ガイド58が配置さ
れている。搬送ガイド58はその上面59がイメージセ
ンサ56に対向している。この上面59は原稿54の読
み取り時のプラテンも兼ねている。
【0006】この画情報処理装置51による原稿の読み
取り動作を説明する。原稿の読み取りを行うときは、記
録用紙排出トレイ52を破線で示すように開き、実線の
状態にある原稿給紙トレイ53を破線で示す位置まで回
動させる。この状態で原稿給紙トレイ53上に原稿54
を載置すると、その先端が原稿給紙ロール対55のニッ
プされた部分の手前で停止する。原稿54が載置された
ことを図示しない原稿検知センサが検知すると、読み取
りが可能であることが図示しないコンピュータ等の情報
処理装置側に通知される。情報処理装置が画像の読み取
りの開始を指示すると、原稿給紙ロール55と排出ロー
ル57がそれぞれ回転を開始する。原稿54は1対の原
稿給紙ロール55の回転によって給紙され、搬送ガイド
58の上面59をほぼ水平状態で通過する。このとき、
イメージセンサ56により原稿54の画像の読み取りが
行われる。読み取り後、原稿54は排出ロール対57に
よって排出トレイ60上に排出される。
【0007】一方、カッセットトレイ31の最上層に配
置された記録用紙は、半月ロール32の回転によって装
置本体内部に送り出され、2点鎖線で示した記録用紙搬
送路61を進行する。記録用紙はレジストロール対34
に到達した時点でその進行を一旦停止させられる。この
後、所定のタイミングでレジストロール対34が回転を
開始し、記録用紙の搬送が開始される。記録用紙は感光
体ドラム19と転写ローラ62の間を通過し、ドラム表
面に形成されているトナー像が記録用紙上に転写され
る。転写された記録用紙はドラム表面から剥離され、定
着装置63で定着される。定着装置63の出口側には切
換弁38が配置されている。切換弁38の設定されてい
る方向によって、定着後の記録用紙は矢印で示す第1の
排出方向39に排出されるか、排出トレイ60上に排出
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、この提案
の画情報処理装置51では、記録用紙排出トレイ52お
よび原稿給紙トレイ53をそれぞれ不使用時に閉じる形
で装置本体64の側部に折り畳むことができ、装置全体
に占める設置面積を小さくすることができる。しかしな
がら、この装置ではこれらトレイ52、53の折り畳み
の順番が決まっているために、例えば原稿の読み取りの
みを行おうとする場合にも記録用紙排出トレイ52を使
用状態にまずセットしなければならないという問題があ
った。すなわち、本来操作に無関係なものまで操作する
必要が生じ、装置に不慣れな操作者にとっては原稿54
の読み取り自体を断念する場合も発生することになっ
た。
【0009】このようなことから、これらトレイ52、
53は適宜折り畳んで小型化することができるにもかか
わらず、実際は開いた状態のままで放置されることにな
り、設置スペースの点で不利なばかりでなく、トレイ5
2、53の構造を複雑化した分だけ使用しない機構のた
めにコストアップしてしまうという問題があった。
【0010】そこで本発明の目的は、記録用と原稿用の
両トレイの開閉操作の簡易化を図った画情報処理装置を
提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、用紙のジャム時にそ
の発見を容易に行うことのできる画情報処理装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)装置本体内に配置され画像情報の読み取りを
行う原稿読取部と、(ロ)この装置本体内で原稿読取部
の下方に配置され原稿読取部あるいは外部から得られた
画像情報を記録する記録部と、(ハ)所定の位置を中心
に回動することで開閉自在な構造を有し外部に向けて開
いた状態で原稿読取部で読み取られた原稿をその排出面
に沿って排出し、閉じた状態では装置本体の外面に沿う
ように配置される原稿排出トレイと、(ニ)同じく所定
の位置を中心に回動することで開閉自在な構造を有し外
部に向けて開いた状態で記録部で記録の終了した記録用
紙をその排出面に沿って排出し、閉じた状態では閉じた
状態の原稿排出トレイを覆うように配置される記録用紙
排出トレイと、(ホ)原稿排出トレイにこれが開く回転
方向の習性を与え記録用紙排出トレイが閉じた状態から
開いた状態に遷移するときこれに連動してこの原稿排出
トレイを回動させる原稿排出トレイ特定回転方向付勢手
段とを画情報処理装置に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、装置本
体内に原稿読取部と記録部を記録部が下になるように配
置し、両者の排出トレイを開閉自在にしており、下側に
配置された記録用紙排出トレイが閉じるときには上側に
配置された原稿排出トレイがこれに連動して閉じるよう
にしている。また、原稿排出トレイはこれが開く方向に
回動習性を与えられている。したがって、記録用紙排出
トレイを閉じれば原稿排出トレイもこれに応じて閉じら
れ、開くときには原稿排出トレイの回転習性によって原
稿排出トレイも連動して開くことになる。しかも、原稿
排出トレイのこの回転習性によって、記録用紙排出トレ
イを閉じる際の衝撃を避けることができるばかりでな
く、両排出トレイを開くときの操作が軽くなる。
【0014】請求項2記載の発明では、(イ)装置本体
内に配置され画像情報の読み取りを行う原稿読取部と、
(ロ)この装置本体内で原稿読取部の下方に配置され原
稿読取部あるいは外部から得られた画像情報を記録する
記録部と、(ハ)原稿読取部で読み取られた原稿を外部
に排出する原稿排出用搬送路と、(ニ)記録部で記録さ
れた記録用紙を外部に排出する記録用紙排出用搬送路
と、(ホ)これら原稿排出用搬送路および記録用紙排出
用搬送路の延長線上に配置され原稿および記録用紙を排
出する排出口と、(ヘ)所定の位置を中心に回動するこ
とで開閉自在な構造を有し外部に向けて開いた状態で原
稿排出用搬送路から排出口に排出される手前の原稿をす
くい取って排出するような位置にその排出面が配置さ
れ、閉じた状態では原稿が排出口に排出される際のガイ
ドとなるように配置される原稿排出トレイと、(ト)同
じく所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構造
を有し外部に向けて開いた状態で記録用紙排出用搬送路
から排出口に排出される手前の記録用紙をすくい取って
排出するような位置にその排出面が配置され、閉じた状
態では記録用紙排出用搬送路から排出口に記録用紙が排
出される空間を確保した状態で同じく閉じた状態の原稿
排出トレイを覆うように配置される記録用紙排出トレイ
と、(チ)原稿排出トレイにこれが開く回転方向の習性
を与え記録用紙排出トレイが閉じた状態から開いた状態
に遷移するときこれに連動してこの原稿排出トレイを回
動させる原稿排出トレイ特定回転方向付勢手段とを画情
報処理装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項2記載の発明では、装置本
体内に原稿読取部と記録部を記録部が下になるように配
置し、両者の搬送路の排出側に排出口を配置している。
そして、原稿排出トレイが開いて使用状態となっている
ときには排出口の手前から原稿をすくい取るようにして
この原稿排出トレイに排出させ、記録用紙排出トレイが
開いて使用状態となっているときには排出口の手前から
記録用紙をすくい取るようにしてこの記録用紙排出トレ
イに排出させる。これら原稿排出トレイおよび記録用紙
排出トレイは開閉自在になっており、請求項1記載の発
明と同様に記録用紙排出トレイに連動して原稿排出トレ
イが開閉する。閉じたときに原稿排出トレイは原稿が排
出口から排出されるガイドとしての役割を有し、記録用
紙排出トレイは記録用紙が排出口に排出される空間を確
保するので、この閉じた状態でも原稿および記録用紙を
装置本体外に排出することができる。
【0016】請求項3記載の発明では、(イ)装置本体
内に配置され画像情報の読み取りを行う原稿読取部と、
(ロ)この装置本体内で原稿読取部の下方に配置され原
稿読取部あるいは外部から得られた画像情報を記録する
記録部と、(ハ)所定の位置を中心に回動することで開
閉自在な構造を有し外部に向けて開いた状態で原稿読取
部で読み取られた原稿をその排出面に沿って排出し、閉
じた状態では装置本体の外面に沿うように配置される少
なくとも一部が透明あるいは半透明の原稿排出トレイ
と、(ニ)同じく所定の位置を中心に回動することで開
閉自在な構造を有し外部に向けて開いた状態で記録部で
記録の終了した記録用紙をその排出面に沿って排出し、
閉じた状態では閉じた状態の原稿排出トレイを覆うよう
に配置される記録用紙排出トレイと、(ホ)原稿排出ト
レイにこれが開く回転方向の習性を与え記録用紙排出ト
レイが閉じた状態から開いた状態に遷移するときこれに
連動してこの原稿排出トレイを回動させる原稿排出トレ
イ特定回転方向付勢手段とを画情報処理装置に具備させ
る。
【0017】すなわち請求項3記載の発明では、請求項
1記載の発明で原稿排出トレイを透明あるいは半透明と
し、装置本体内部が外部から観察できやすいようにして
いる。これにより、記録用紙のジャム時にこれを発見す
ることが容易になる。原稿供給トレイを透明あるいは半
透明にする代わりに、このトレイの一部を切り欠いても
よい。
【0018】請求項4記載の発明では、(イ)装置本体
内に配置され画像情報の記録を行う記録部と、(ロ)こ
の装置本体内で記録部の下方に配置され画像情報の読み
取りを行う原稿読取部と、(ハ)所定の位置を中心に回
動することで開閉自在な構造を有し外部に向けて開いた
状態で記録部で記録された記録用紙をその排出面に沿っ
て排出し、閉じた状態では装置本体の外面に沿うように
配置される記録用紙排出トレイと、(ニ)同じく所定の
位置を中心に回動することで開閉自在な構造を有し外部
に向けて開いた状態で原稿読取部で読み取られた原稿を
その排出面に沿って排出し、閉じた状態では閉じた状態
の記録用紙排出トレイを覆うように配置される原稿排出
トレイと、(ホ)記録用紙排出トレイにこれが開く回転
方向の習性を与え原稿排出トレイが閉じた状態から開い
た状態に遷移するときこれに連動してこの記録用紙排出
トレイを回動させる記録用紙排出トレイ特定回転方向付
勢手段とを画情報処理装置に具備させる。
【0019】すなわち請求項4記載の発明では、装置本
体内に原稿読取部と記録部を原稿読取部が下になるよう
に配置し、両者の排出トレイを開閉自在にしており、下
側に配置された原稿排出トレイが閉じるときには上側に
配置された記録用紙排出トレイがこれに連動して閉じる
ようにしている。また、記録用紙排出トレイはこれが開
く方向に回動習性を与えられている。したがって、原稿
排出トレイを閉じれば記録用紙排出トレイもこれに応じ
て閉じられ、開くときには記録用紙排出トレイの回転習
性によって記録用紙排出トレイも連動して開くことにな
る。しかも、記録用紙排出トレイのこの回転習性によっ
て、原稿排出トレイを閉じる際の衝撃を避けることがで
きるばかりでなく、両排出トレイを開くときの操作が軽
くなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】以下発明の実施の一形態を実施例を基に詳細
に説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例における画情報
処理装置の使用時の外観を表わしたものである。この画
情報処理装置100は、装置本体101の図で上部奥側
に記録用紙供給トレイ102を斜めに外側に傾斜させた
状態で配置している。記録用紙供給トレイ102の上部
には、補助供給トレイ103が上側に引出し自在に配置
されており、この補助供給トレイ103の上部一端には
用紙支持棒104が回動自在に配置されている。これら
補助供給トレイ103および用紙支持棒104は、記録
用紙供給トレイ102にセットする記録用紙の長さに応
じてその上部を支持するために使用される。
【0023】画情報処理装置100の図で上部手前側に
は、記録用紙排出トレイ106が記録用紙供給トレイ1
02とほぼ対称となるように外側に傾斜させた状態で配
置されている。記録用紙供給トレイ102もこの記録用
紙排出トレイ106も運搬や不使用時を考慮して開閉自
在となっている。
【0024】図2はこの画情報処理装置の記録用紙排出
トレイを閉じた状態を表わしたものである。記録用紙排
出トレイ106を閉じると、図示しないがこれよりも装
置の内部側に配置された原稿排出トレイ115(図1参
照)も閉じる。これらの排出側のトレイを閉じた状態で
も画情報処理装置100を使用することができる。この
状態で画像の読み取りを行うと、排出口108の上の部
分から読み取りの終了した原稿が排出され、下の部分か
ら記録の行われた記録用紙が排出されるようになってい
る。このように排出側のトレイを使用しないことで、画
情報処理装置100の設置スペースを更に小さくするこ
とが可能である。
【0025】図1に戻って説明を続ける。この画情報処
理装置101では、記録用紙供給トレイ102、補助供
給トレイ103および用紙支持棒104に支えられた形
で記録用紙が保持されており、この図では示していない
記録用紙は左右に設けられた一対の記録用紙ガイド10
9によってその幅方向の位置決めを行うようになってい
る。記録が開始すると保持された記録用紙は1枚ずつ装
置本体101の内部に送り込まれて記録が行われる。そ
して、記録の終了した記録用紙は記録用紙排出トレイ1
06に排出されるか、排出口108から外部に排出され
る。
【0026】全体としてV字状の形状をした搬送経路を
有する記録部の上には、読取部が配置されている。読取
部を構成する原稿供給トレイ111の上には原稿(この
図では図示せず)の幅方向の長さに応じてこれを保持す
る一対の原稿ガイド113が幅方向に摺動自在に配置さ
れている。長さ方向(原稿の搬送方向)に長い原稿の場
合には、その先端部分は記録用紙供給トレイ102、補
助供給トレイ103あるいは用紙支持棒104に支持さ
れるか、これらに保持された記録用紙が原稿の保持を行
うことになる。
【0027】原稿は装置本体101内の図示しない1次
元イメージセンサで読み取られ、記録用紙排出トレイ1
06の上に配置された比較的短い長さの原稿排出トレイ
115上に排出される。この原稿排出トレイ115は図
1に示したように記録用紙排出トレイ106を開くとこ
れに連動して開くようになっている。原稿排出トレイ1
15の長さは短いので、原稿の長さが比較的長い場合に
は、その先端部が記録用紙排出トレイ106あるいはそ
の上に排出された記録用紙に寄り掛かるような形で排出
されるようになっている。原稿の供給から排出に至る搬
送路は、このようにその両端が記録用紙の搬送路と一致
するようにこれに収束している。原稿と記録用紙が先端
部分で共通したトレイに収容されても、後端部分はそれ
ぞれ別々のトレイ115、106に収容されるので、仕
分けは確実に行われることになり、同一トレイを完全に
共有する場合のような問題は発生しない。原稿および記
録用紙の供給側についても同様である。すなわち、本実
施例の画情報処理装置100は原稿の供給側および排出
側でトレイの上部を共有する形で使用するようにしてい
るが、各原稿あるいは記録用紙は確実な状態で積層され
て収容され、かつ仕分けされるので、原稿や記録用紙が
大量に使用される場合でこれに十分対処することができ
る。
【0028】図3は、本実施例の画情報処理装置を側面
から見たものである。図1で説明したように装置本体上
部には全体としてV字状になるように記録用紙供給トレ
イ102、補助供給トレイ103からなる供給側のトレ
イと、記録用紙排出トレイ106が配置されている。記
録用紙排出トレイ106の上部には、開閉自在に補助排
出トレイ121が配置されている。図1ではこの補助排
出トレイ121が閉じた状態となっており、図示されて
いない。この画情報処理装置100には、記録用紙供給
トレイ102、補助供給トレイ103から記録用紙排出
トレイ106まで延びる2点鎖線で示した記録用紙搬送
路122が配置されており、これは全体としてV字状を
している。また、その上には記録用紙供給トレイ10
2、補助供給トレイ103から原稿供給トレイ111お
よび原稿排出トレイ115を経由して記録用紙排出トレ
イ106に延びる2点鎖線で示した原稿搬送路123が
配置されている。この原稿排出トレイ115は全体とし
てU字状をしている。
【0029】記録用紙搬送路122は記録用紙を記録部
124に送り込んで画像の記録を行い、これを排出する
経路である。記録部124は交換自在なカートリッジと
なっている。装置本体101の底部にはレーザ走査ユニ
ット125が配置されており、装置側部に配置された画
像処理部126で処理された画像信号に応じてレーザビ
ームが変調されるようになっている。画像処理部126
の処理する画像信号は、読取部で得られたものであって
もよいし、図示しない接続ケーブルを介して接続された
パーソナルコンピュータ等の画像情報源から送られてき
たものであってもよい。また、この画情報処理装置10
0がフロッピーディスクや光ディスクの読取装置を備え
ている場合には、これによって読み取られた画像信号を
処理するものであってもよい。画情報処理装置100は
読取部を備えているので、これによって読み取られた画
像信号が画像処理部126を介して他の装置に伝送され
たり、所定の記憶媒体に格納されることも可能である。
【0030】さて、画像処理部126によって変調され
たレーザビームはレーザ走査ユニット125内の図示し
ないポリゴンミラーで偏向され、ミラー125Aで反射
されてほぼ上向きにその光路を変更され、記録部124
内の感光体ドラム128の表面を走査する。感光体ドラ
ム128の周囲には帯電ロール129、現像装置130
および転写ロール131が配置されている。帯電ロール
129は感光体ドラム表面を一様に帯電させ、この上に
レーザビームが照射されることで画像の静電潜像が形成
される。この静電潜像は現像装置130で現像され、ト
ナー像が作成される。トナー像は転写ロール131によ
って記録用紙に転写される。
【0031】記録用紙搬送路122における記録部12
4の手前側には記録用紙をこれに供給するための供給ロ
ール133が配置されている。この供給ロール133と
対向する位置には、記録用紙供給トレイ102よりも更
に下部の記録用紙部分の位置決めを行う押上板134な
らびに給紙台135が配置されている。押上板134は
その上部を中心に回動自在な板であり、その下部背面と
給紙台135の間に配置されたバネ136によって記録
用紙の下部を供給ロール133の表面に押しつける働き
をしている。この押上板134の最下端部と対向する給
紙台135の面は段差を形成しており、この部分が記録
用紙の下端部を保持するようになっている。
【0032】図4は供給ロールと給紙台の近傍を拡大し
て原理的に示したものである。積層された記録用紙13
7は押上板134によってその最上層が供給ロール13
3に押圧されている。給紙台135の段差部分の一部に
は記録用紙分離パッド138が配置されており、この部
分はバネ141によって供給ロール133の方向に押し
付けられる習性を有している。したがって、所定のタイ
ミングで供給ロール133が矢印139方向に回転を開
始して記録用紙137が送り出され、このとき記録用紙
137の重送が発生しそうになっても、記録用紙分離パ
ッド138が下側の記録用紙137の送り出しを阻止す
るので、重送の発生を防止することができる。しかも、
記録用紙供給トレイ102等の供給側のトレイ部品に記
録用紙137がセットされた状態で、その送り出しが所
定の角度をもって行われるので、記録用紙供給トレイ1
02の配置を急角度に設定することができ、供給側のト
レイ部分における配置スペースを節約することができ
る。
【0033】図3に戻って記録用紙の搬送路の周辺の説
明を続ける。記録部124の後方(出口側)には、トナ
ー像を定着する定着装置143と、定着後の記録用紙を
記録用紙排出トレイ106に排出するための排出ロール
144が配置されている。記録用紙排出トレイ106が
この図3に示すように開いた状態では、排出ロール14
4によって記録用紙137(図4)がこれに排出され
る。記録用紙排出トレイ106のすぐ下にはこの下方に
連続するような配置関係で排出下部トレイ145が配置
されている。排出下部トレイ145は図3に示したよう
に記録用紙排出トレイ106を開いた状態でこれに収容
される記録用紙の下部を保持するためのものである。
【0034】次に原稿搬送路123について説明を行
う。原稿供給トレイ111にセットされた原稿は、装置
本体101内の供給ロール133の上側に配置された原
稿供給ロール148とこれに接触した原稿パッド147
のこの接触部にその先端を位置させるようになってい
る。原稿パッド147は複数枚の原稿がセットされてい
る場合にその重送を防止する役割も有しており、ゴム材
で構成されている。
【0035】図5は、読み取り前の原稿が装置にセット
された状態を表わしたものである。この図では煩雑を避
けるために、1対の原稿ガイド113のうち手前側のも
のを取り払った状態として表わしている。シート状の原
稿151は、それらの両側部の比較的下部に位置する箇
所を原稿ガイド113で挟むように幅方向を位置決めし
て画情報処理装置100にセットされる。これは、原稿
151がスキュー(斜め送り)することを防止するため
であり、ジャム(紙詰まり)の発生を防止する他に、イ
メージセンサで読み取る際の幅方向の全幅で画像情報が
欠落することなく読み取られるために必要である。原稿
151を原稿ガイド113で挟んでセットすると、その
先端部は原稿供給ロール148と原稿パッド147の接
触している箇所に自然に位置決めされる。原稿151は
その比較的下の部分を、原稿ガイド113の上下方向の
隙間とこの原稿ガイド113における搬送路方向の比較
的短い長さで保持する構造となっている。
【0036】したがって、原稿151の長さが比較的長
いとき、その先端部は記録用紙供給トレイ102に収容
された記録用紙137(図4)の最上層に寄り掛かるよ
うに配置されることになる。また、記録用紙137が何
らセットされていない状態では、原稿151はその上部
が記録用紙供給トレイ102等の供給側のトレイに直接
セットされることになる。図3でも示したように原稿1
51の搬送路123が記録用紙137(図4)の記録用
紙搬送路122と端部で共通化することによって、これ
らトレイを2重に配置する場合と比べて画情報処理装置
100の全体的な小型化が図られている。なお、原稿ガ
イド113と原稿供給トレイ111の間の間隔が入口側
で放射状に広くなっているのは、原稿151の挿入の便
宜を図ったためである。
【0037】図5に示すように画情報処理装置100に
セットされた原稿151は、原稿供給ロール148の上
側に配置された上シュート152とこの下方にわずかの
間隔を置いて配置された下シュート153の2つの板状
部品によって上下方向の動きを規制されて、その最下層
の1枚が原稿供給ロール148の表面と接触している。
原稿151の読み取りを行う状態では、所定のタイミン
グで原稿供給ロール148が矢印155方向に回転す
る。原稿151が複数枚セットされているときには、原
稿供給ロール148と接触した最下層の原稿151だけ
でなく、他の原稿151もこれに連れ添って送り出され
る可能性がある。これを防止するために、本実施例では
原稿供給ロール148に逆へ字状の断面をもった原稿パ
ッド147を接触させている。複数枚の原稿151は原
稿パッド147の入口側の傾斜部分で上層のものほど搬
送路123(図3)の上流側にとどめられる。これによ
り、最下層の原稿151から順に送り出されやすくな
る。また、例えば2枚の原稿151が同時に送り出され
ても、上側の原稿は静止状態の原稿パッド147に直接
接触し摩擦抵抗を受けるので、結局、下側の原稿151
のみが送り出されることになる。
【0038】図3に戻って読取部を経由する原稿の搬送
路について説明を続ける。原稿供給ロール148によっ
て送り出された原稿151は一対の原稿搬送ロール15
6、157を通過し定速で搬送される。原稿搬送ロール
156、157の下流側には、イメージセンサ部158
とこの上部のプラテン部分と転接するプラテンロール1
59が配置されており、更に所定の間隔を置いて一対の
原稿排出ロール161、162が配置されている。原稿
排出ロール161、162は、原稿151を原稿排出ト
レイ115に排出するためのロールである。
【0039】ところで、原稿供給ロール148を通過し
た後の原稿151の搬送路123は、原稿排出トレイ1
15に至るまでほぼ水平になっている。したがって、原
稿供給ロール148から送り出された原稿151は、ほ
ぼ平坦な状態でイメージセンサ部158のプラテンに摺
接して搬送され、画像の読み取りが行われる。本実施例
のイメージセンサ部158は、平板状の透明なプラテン
の下に集合光学系を介して1次元イメージセンサを配置
したものであって、内蔵の光源によって照射されたスリ
ット状の部位の画像が1次元イメージセンサによって順
次1ラインずつ読み取られるようになっている。
【0040】図6は、説明の便宜のために本実施例の画
情報処理装置のアッパカバー部を取り外した状態を表わ
したものである。この図ではアッパカバー部171の外
側ケースや装置本体101の上部のトップカバーの部分
を適宜透視した状態にして内部構造を示している。アッ
パカバー部171はその側部から垂直にそれぞれ突出し
たピボット172(図では一方のみ図示。)を下シュー
ト153の図示しない穴に嵌合しており、これらピボッ
ト172を中心として開閉自在な構造となっている。こ
れは、原稿151のジャム(紙詰まり)時の除去や、イ
メージセンサ部158の上部に配置されたプラテン15
8Aの清掃を行うための便宜を図るためである。例えば
ジャムが発生したら、操作者は図示しないラッチ機構を
解除してアッパカバー部171を開き、原稿151を除
去することになる。もちろん、アッパカバー部171自
体を取り外し自在な構造にしてもよい。
【0041】アッパカバー部171には、搬送される原
稿151の姿勢を規制するために所定の形状に折れ曲が
った上シュート152が配置されており、その上部中央
に穿たれた開口部164からは、バネ材165に固定さ
れた原稿パッド147が下方に突出している。アッパカ
バー部171を閉じた状態では、この原稿パッド147
が、図の下方に破線で示した原稿供給ロール148に所
定の圧力で接触することになる。
【0042】アッパカバー部171の上シュート152
の凸部には2本の平行なバネ部材174、175が固定
されており、これらの端部には原稿搬送ロール156と
原稿排出ロール162が回動自在に配置されている。上
シュート152の凸部の内部に収容されたような形で配
置されたプラテンロール159は、アッパカバー部17
1が閉じられた状態でイメージセンサ部158のプラテ
ン158Aと転接することになる。プラテンロール15
9の回転軸に取り付けられた歯車177は、下方に設け
られた原稿搬送ロール157の歯車178と歯合するよ
うになっており、図示しないモータから原稿供給ロール
148の回転軸に伝達された動力を歯車179、181
によって伝達されるようになっている。原稿排出ロール
161の駆動側も所定のギア比で歯付きベルト183を
介してこの動力の伝達を受けるようになっている。
【0043】なお、原稿供給ロール148自体は、図示
しない機構によって間欠的に駆動されるようになってい
る。これは、原稿151が所定の間隔を置いて搬送され
るようにするためである。また、この図6に示すように
1対の原稿ガイド113は、原稿供給トレイ111に原
稿151の幅方向に設けられた合計4つのスリット18
5に沿って摺動自在となっている。
【0044】図7は、原稿および記録用紙の排出トレイ
の近傍を表わしたものである。図6に示したアッパカバ
ー部171をその上部に開閉自在に配置したトップカバ
ー201内には、図6で示したようにイメージセンサ部
158や原稿供給ロール148等の読取部を構成する各
種部品が配置されている。このトップカバー201の原
稿および記録用紙の排出側の空間を仕切る平行な2つの
側壁部分202、203の内面には、円筒状のボス20
4、205が対向して形成されている。プラスチックで
一体成形され、その用紙収容面に複数のリブ206を形
成した記録用紙排出トレイ106の下端部両側部には、
取付穴207、208を設けたトレイ取付具211、2
12が立設している。これら取付穴207、208がボ
ス204、205に嵌合することで記録用紙排出トレイ
106をトップカバー201の端部に取り付けることが
できる。
【0045】取付穴207、208は、共に円形の穴の
下の部分がトレイ取付具211、212の端部を切り取
ったようなΩ形をしている。これは、記録用紙排出トレ
イ106に記録用紙137(図4)の収容以上の何らか
の過大な負荷が加わったときに、トレイ自体を壊すこと
なく、プラスチックの弾性によってボス204、205
から離脱できるようにするためである。
【0046】2つのボス204、205のわずか上部で
装置内部側には、原稿151(図67参照)を案内する
トップカバー原稿シュート214の排出側端部が位置し
ている。この端部と2つの側壁部分202、203の接
する位置よりもわずかに装置内部に寄った位置には、ト
ップカバー原稿シュート214のすぐ上に原稿排出トレ
イ取付穴215、216が穿たれている。
【0047】原稿排出トレイ115は、その先端部が円
弧をなすように切り欠かれており、切り欠き部221を
形成している。また、後端部には幅方向に突出したボス
部222、223が形成されている。この図で手前側の
ボス部223にはスリット状の溝223Aが切られてい
る。この原稿排出トレイ115は弾性変形可能なプラス
チックで一体成形されており、これを弾性変形させた状
態で2つのボス部222、223を原稿排出トレイ取付
穴215、216に差し込むことができる。この差し込
み時に、ボス部223の外周にはねじりコイルバネ22
5の螺旋状の部分が差し込まれ、アーム225Aと反対
側の端部がスリット状の溝223Aに掛止される。圧縮
されたねじりコイルバネ225のアーム225Aは、側
壁部分203の内壁に圧接した状態で固定される。
【0048】原稿排出トレイ115は、そのボス部22
2、223をこれらよりも若干サイズの大きな原稿排出
トレイ取付穴215、216に差し込んだ状態で、ねじ
りコイルバネ225が取り付けられていないものとする
とトップカバー原稿シュート214によって規制されな
い角度範囲で自由に回動することができる。ねじりコイ
ルバネ225は、この原稿排出トレイ115に対して反
時計方向に回動する習性を与える。これにより、何らの
外力も与えられていない状態で、原稿排出トレイ115
はトップカバー原稿シュート214の延長線上にその面
が存在する位置で停止している。これにより、原稿排出
トレイ115は図3に示したように記録用紙排出トレイ
106が開いた状態ではその傾斜角よりも若干ゆるやか
な傾斜角でトレイ面を開いた状態に保持することにな
る。
【0049】記録用紙排出トレイ106は必要に応じて
閉じることができることは図2で説明した。記録用紙排
出トレイ106を操作者が手で時計方向に回転させて閉
じようとすると、所定の回転角度で記録用紙排出トレイ
106のリブ206が原稿排出トレイ115の先端部分
と接触する。そして、これ以後は記録用紙排出トレイ1
06の回転と共に原稿排出トレイ115がその回動習性
に逆らって時計方向に回転する。この結果、記録用紙排
出トレイ106を閉じる動作を行えば、原稿排出トレイ
115もこれと連動して閉じられることになる。
【0050】また、操作者が記録用紙排出トレイ106
を開ける動作を行うと、原稿排出トレイ115は反時計
方向に回動する習性を有しているので、やはり連動して
開いていくことになる。このように本実施例の画情報処
理装置100では、排出用の2つのトレイを別々に開閉
操作を行う必要がない。また、図12で説明した従来の
画情報処理装置のように、2つのトレイのどれかを先に
開いたり閉じたりする必要がなく、常に記録用紙排出ト
レイ106のみの開閉操作を行えばよいので、操作が極
めて単純となり、トレイの開閉操作を誰でも容易に行う
ことができるようになる。
【0051】図8は、記録用紙排出トレイおよび原稿排
出トレイを閉じた状態を示し、図9はこれらを途中まで
開いた状態を示している。図8に示した排出側の両トレ
イ111、115が閉じた状態で、原稿151は原稿搬
送路123をイメージセンサ部158の場所まで搬送さ
れ、ここで画像の読み取りが行われた後、原稿排出トレ
イ115の基部のすぐ下を通って排出口108から外部
に排出される。すなわち、原稿排出トレイ115のボス
部222、223はトレイシュート面115Aからずれ
た位置に配置されているので、原稿排出トレイ115が
図8に示したようにほぼ水平になると、トレイシュート
面115Aの方がボス部222、223よりも上に位置
することになる。この結果、この状態では原稿排出トレ
イ115の内側が原稿151のシュート上面となり、ト
ップカバー原稿シュート214との間に原稿151の搬
送方向と直交する方向にスリット状の開口部230が形
成される。この開口部230および排出口108を通っ
て、原稿151が外部に排出されることになる。
【0052】また、記録用紙137の方は、記録用紙搬
送路122を感光体ドラム128と転写ロール131の
接触している箇所まで搬送され、ここでトナー像の転写
が行われた後、定着されて排出ロール144を通り、同
じく排出口108から外部に排出される。
【0053】原稿151や記録用紙137を整列させて
取り出したいとき、記録用紙排出トレイ111を開いて
使用することになる。このとき、操作者は矢印231で
示す記録用紙排出トレイ111の先端部分の把手111
Aを手前に引き矢印232方向に持ち上げる。これによ
り、記録用紙排出トレイ111が開いていき、ねじりコ
イルバネ225(図7)の回転モーメント力によって原
稿排出トレイ115も記録用紙排出トレイのリブ206
と接触して滑りながら、これと連動して開くことにな
る。
【0054】ねじりコイルバネ225のこのような回転
モーメント力は、記録用紙排出トレイ111および原稿
排出トレイ115を開くときの力を軽減する役割を果た
しており、また、矢印233方向に記録用紙排出トレイ
111を回転させてこれを閉じるときには、重力の作用
で勢いよく落下するように閉じるのを防止する役割も果
たしている。
【0055】図10は、本実施例の画情報処理装置で記
録用紙のジャムが発生した場合の除去の様子を示したも
のである。図のように記録用紙排出トレイ111に一部
排出された段階の記録用紙137でヒートロールとプレ
ッシャロールからなる定着装置143と排出ロール14
4の近傍でジャムを発生させたものとする。このような
場合、操作者は原稿排出トレイ115を図のように手で
抑えるようにして閉じた状態にする。記録用紙排出トレ
イ111の回動に対して原稿排出トレイ115は連動し
て回動するが、原稿排出トレイ115を直接回動させて
も記録用紙排出トレイ111はこれに連動して回動する
ことはない。したがって、操作者がこのように原稿のシ
ュート面の反対側の面115Bを抑えるようにしてこれ
を閉じた状態まで動かしても記録用紙排出トレイ111
は開いたままであり、記録用紙の排出口241の周辺が
これにより大きく広げられることになる。したがって、
操作者は他方の手を使用して記録用紙137を掴み、こ
れを容易に取り除くことができる。ジャムがどの場所で
生じたかを確認する際にも、このように原稿排出トレイ
115を単独で開き、内部の点検を簡単に行うことがで
きる。
【0056】更に、図7で示したように原稿排出トレイ
115の先端部分は円弧をなすように切り欠かれており
切り欠き部221を形成している。したがって、記録用
紙137がジャムを発生させた場合には、その先端が装
置本体101からある程度出ていれば、この切り欠き部
221を通して奥を見ることができる。これにより、ジ
ャムの発生した記録用紙137を容易に発見することが
できる。また、記録用紙137の先端がある程度出てい
れば、この切り欠き部221から手を差し込んでこの先
端部分を掴むことができ、原稿排出トレイ115をこの
ために開く必要もない。
【0057】なお、原稿排出トレイ115はその中央部
のみに切り欠き部221が配置されている。したがっ
て、原稿151を載置するという本来の機能が特に害さ
れるものではない。切り欠きの形状は、トレイとしての
機能を維持するものであればどのようなものであっても
よい。また、ジャムを発生させた記録用紙137を発見
するという観点からは、原稿排出トレイ115が例えば
透明なプラスチックで構成されていてもよいことは当然
である。
【0058】変形例
【0059】先の実施例では画情報処理装置100の記
録部の上方に読取部を配置したが、この逆の配置であっ
ても画情報処理装置を構成することができ、この場合に
も排出側の2種類のトレイを連動して開閉させることが
できる。
【0060】図11は、本発明の変形例における読取部
の上方に記録部を配置した画情報処理装置の要部を表わ
したものである。この変形例の画情報処理装置300で
は、その本体底部に画像処理部301を配置し、中間部
分に読取部302配置し、上部に記録部303を配置し
ている。読取部302では、原稿供給トレイ311と原
稿供給ロール348および原稿供給パッド347によっ
てセットされた原稿(図示せず)が、原稿供給ロール3
48の回転によって上ガイド板312および下ガイド板
313の間に送り出される。そして、原稿搬送ロール3
49を通過してイメージセンサ部340とプラテンロー
ル350の間を通過し、このとき画像情報の読み取りが
行われる。読み取りの終了した原稿は、搬送ガイド31
4によって案内されて原稿排出ロール350まで運ば
れ、ここから原稿排出トレイ315に排出される。
【0061】一方、記録部303は、原稿供給トレイ3
11の上部に位置する比較的搬送方向の長さが短い記録
用紙供給トレイ321を備えている。記録用紙供給トレ
イ321の上部には記録用紙(図示せず)の幅方向に移
動自在となった記録用紙ガイド322が備えられてい
る。この記録用紙ガイド322に用紙幅を合わせてセッ
トされた記録用紙は、その最上層の先端部分が押上板3
51によって原稿供給ロール352の表面に押し付けら
れるようになっている。原稿供給ロール352には原稿
供給パッド353が接触しており、送り出される原稿を
捌くようになっている。原稿供給ロール352によって
捌かれた原稿は、搬送ガイド323によって案内され
て、感光体ドラム319と転写ロール320の間を通過
する。
【0062】感光体ドラム319の周辺には、帯電ロー
ル354や、現像ロール324を配置した現像装置35
5や、クリーニング装置356が配置されている。ま
た、帯電ロール354と現像装置355の間のドラム表
面には、ポリゴンミラー325によって偏向されたレー
ザビームが光学レンズ326、327およびミラー32
8を経て入射するようになっている。したがって、感光
体ドラム319は、図示しないホストコンピュータ等の
画像情報源から送られてきた画像情報あるいは読取部3
02で得られた画像情報に応じて電荷の消失が行われ、
静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置355
で現像され、これによって作成されたトナー像が転写ロ
ール320によって記録用紙に転写されことになる。
【0063】記録用紙はこの後、搬送ガイド330によ
って案内されてヒートロール361とプレッシャロール
362の間を通過して定着される。そして、記録用紙排
出ロール329を経て記録用紙排出トレイ331に排出
されることになる。
【0064】ところで、原稿排出トレイ315の下方に
は、これが開いた状態でこのトレイ面と連続するように
原稿下部トレイ316が固設されており、その上には同
じく記録用紙排出トレイ331が開いた状態でこのトレ
イ面と連続するように記録用紙下部トレイ332が固設
されている。記録用紙排出トレイ331には、先の実施
例の原稿排出トレイ115と同様にねじりコイルバネが
取り付けられており、反時計方向に回動する習性が与え
られている。したがって、原稿排出トレイ315を時計
方向に回転させてこれを閉じると、2点鎖線で示すよう
にこれらのトレイ315、331が連動して閉じる一
方、原稿排出トレイ315を反時計方向に回転させて開
くと、記録用紙排出トレイ331もこれに連動して開く
ことになる。
【0065】また、この変形例の画情報処理装置300
でも、原稿排出トレイ315と記録用紙排出トレイ33
1を閉じた状態で、読み取り終了後の原稿および記録終
了後の記録用紙を同様に排出することができる。これに
ついては先の実施例と同様なので説明を省略する。
【0066】なお、以上説明した実施例および変形例で
は画情報処理装置として感光体ドラムを使用して静電記
録あるいは静電複写方式で画像の記録を行うものを示し
たが、インクジェット記録方式、熱転写記録方式等の他
の記録方式で画像情報の記録を行う装置についても本発
明を適用することができる。また、静電記録あるいは静
電複写方式の場合には、感光体として感光体ドラム以外
に感光体ベルト等の他の感光体を使用することができ、
静電潜像の形成にはレーザビーム以外の光ビームを使用
することも可能である。また、光ビームの偏向手段とし
てはポリゴンミラー以外のものも適用することができる
ことは当然である。
【0067】更に実施例および変形例では記録用紙ある
いは原稿の捌きをロールとこれに接触するパッドによっ
て行ったが、1対のロールで行う等の従来使用されてい
る他の手法を使用することも可能である。また、本実施
例では原稿供給トレイに回動習性を与えるためにねじり
コイルバネを使用したが、引っ張りバネや圧縮バネある
いは板バネを使用することも可能である。また、原稿供
給トレイ等の内側に配置される排出トレイの材質が弾性
域の広いものであれば、取付支軸を中心とした排出トレ
イ自身のトーションバネを使用することも可能である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項4
記載の発明によれば、原稿排出トレイと記録用紙排出ト
レイを上下に重ねるように配置するので、画情報処理装
置の小型化や省スペースを実現することができる。原稿
排出トレイにその開く方向に回動習性を与えているの
で、記録用紙排出トレイを閉じる際の衝撃を避けること
ができるばかりでなく、記録用紙供給トレイを開くとき
の操作が軽くなるという利点がある。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、原稿
排出トレイと記録用紙排出トレイを閉じた状態でも原稿
や記録用紙の排出が可能なので、使用態様によっては更
に省スペースを実現することが可能である。また、これ
らの排出トレイを閉じた状態でも原稿や記録用紙を排出
する構造となっているので、これ以外の構造の装置のよ
うに排出口が閉ざされてジャムを発生するといったおそ
れがない。
【0070】更に請求項3記載の発明によれば、原稿排
出トレイの少なくとも一部が透明あるいは半透明なの
で、ジャムの発見や装置内のその他の異常の発見を容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における画情報処理装置の
使用時の外観を表わした斜視図である。
【図2】 この画情報処理装置の記録用紙排出トレイを
閉じた状態を表わした斜視図である。
【図3】 本実施例の画情報処理装置を側面から見た概
略構成図である。
【図4】 本実施例の画情報処理装置の供給ロールと給
紙台の近傍を拡大した原理図である。
【図5】 本実施例で読み取り前の原稿が装置にセット
された状態を表わした要部側面図である。
【図6】 本実施例の画情報処理装置のアッパカバー部
を取り外した状態を表わした分解斜視図である。
【図7】 原稿および記録用紙の排出トレイの近傍を表
わした要部斜視図である。
【図8】 記録用紙排出トレイおよび原稿排出トレイを
閉じた状態を示す概略構成図である。
【図9】 記録用紙排出トレイおよび原稿排出トレイを
開いている途中を示す概略構成図である。
【図10】 記録用紙のジャムが発生した場合の除去の
様子を示した説明図である。
【図11】 本発明の変形例における読取部の上方に記
録部を配置した画情報処理装置の要部を表わした概略構
成図である。
【図12】 従来提案された画情報処理装置を示す概略
構成図である。
【符号の説明】
100…画情報処理装置、101…装置本体、102…
記録用紙供給トレイ、103…補助供給トレイ、106
…記録用紙排出トレイ、109…記録用紙ガイド、11
1…原稿供給トレイ、113…原稿ガイド、115…原
稿排出トレイ、122…記録用紙搬送路、123…原稿
搬送路、128…感光体ドラム、135…給紙台、13
7…記録用紙、145…排出下部トレイ、151…原
稿、158…イメージセンサ部、159…プラテンロー
ル、191、192…原稿ガイド本体、196…上ガイ
ド板、202、203…側壁部分、211、212…ト
レイ取付具、214…トップカバー原稿シュート、22
1…切り欠き部、225…アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 108 H04N 1/00 108Q (72)発明者 小沼 徹 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に配置され画像情報の読み取
    りを行う原稿読取部と、 この装置本体内で原稿読取部の下方に配置され原稿読取
    部あるいは外部から得られた画像情報を記録する記録部
    と、 所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構造を有
    し外部に向けて開いた状態で前記原稿読取部で読み取ら
    れた原稿をその排出面に沿って排出し、閉じた状態では
    装置本体の外面に沿うように配置される原稿排出トレイ
    と、 同じく所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構
    造を有し外部に向けて開いた状態で前記記録部で記録の
    終了した記録用紙をその排出面に沿って排出し、閉じた
    状態では閉じた状態の原稿排出トレイを覆うように配置
    される記録用紙排出トレイと、 前記原稿排出トレイにこれが開く回転方向の習性を与え
    記録用紙排出トレイが閉じた状態から開いた状態に遷移
    するときこれに連動してこの原稿排出トレイを回動させ
    る原稿排出トレイ特定回転方向付勢手段とを具備するこ
    とを特徴とする画情報処理装置。
  2. 【請求項2】 装置本体内に配置され画像情報の読み取
    りを行う原稿読取部と、 この装置本体内で原稿読取部の下方に配置され原稿読取
    部あるいは外部から得られた画像情報を記録する記録部
    と、 前記原稿読取部で読み取られた原稿を外部に排出する原
    稿排出用搬送路と、 前記記録部で記録された記録用紙を外部に排出する記録
    用紙排出用搬送路と、 これら原稿排出用搬送路および記録用紙排出用搬送路の
    延長線上に配置され原稿および記録用紙を排出する排出
    口と、 所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構造を有
    し外部に向けて開いた状態で前記原稿排出用搬送路から
    排出口に排出される手前の原稿をすくい取って排出する
    ような位置にその排出面が配置され、閉じた状態では原
    稿が前記排出口に排出される際のガイドとなるように前
    記配置される原稿排出トレイと、 同じく所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構
    造を有し外部に向けて開いた状態で前記記録用紙排出用
    搬送路から排出口に排出される手前の記録用紙をすくい
    取って排出するような位置にその排出面が配置され、閉
    じた状態では前記記録用紙排出用搬送路から排出口に記
    録用紙が排出される空間を確保した状態で同じく閉じた
    状態の原稿排出トレイを覆うように配置される記録用紙
    排出トレイと、 前記原稿排出トレイにこれが開く回転方向の習性を与え
    記録用紙排出トレイが閉じた状態から開いた状態に遷移
    するときこれに連動してこの原稿排出トレイを回動させ
    る原稿排出トレイ特定回転方向付勢手段とを具備するこ
    とを特徴とする画情報処理装置。
  3. 【請求項3】 装置本体内に配置され画像情報の読み取
    りを行う原稿読取部と、 この装置本体内で原稿読取部の下方に配置され原稿読取
    部あるいは外部から得られた画像情報を記録する記録部
    と、 所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構造を有
    し外部に向けて開いた状態で前記原稿読取部で読み取ら
    れた原稿をその排出面に沿って排出し、閉じた状態では
    装置本体の外面に沿うように配置される少なくとも一部
    が透明あるいは半透明の原稿排出トレイと、 同じく所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構
    造を有し外部に向けて開いた状態で前記記録部で記録の
    終了した記録用紙をその排出面に沿って排出し、閉じた
    状態では閉じた状態の原稿排出トレイを覆うように配置
    される記録用紙排出トレイと、 前記原稿排出トレイにこれが開く回転方向の習性を与え
    記録用紙排出トレイが閉じた状態から開いた状態に遷移
    するときこれに連動してこの原稿排出トレイを回動させ
    る原稿排出トレイ特定回転方向付勢手段とを具備するこ
    とを特徴とする画情報処理装置。
  4. 【請求項4】 装置本体内に配置され画像情報の記録を
    行う記録部と、 この装置本体内で記録部の下方に配置され画像情報の読
    み取りを行う原稿読取部と、 所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構造を有
    し外部に向けて開いた状態で前記記録部で記録された記
    録用紙をその排出面に沿って排出し、閉じた状態では装
    置本体の外面に沿うように配置される記録用紙排出トレ
    イと、 同じく所定の位置を中心に回動することで開閉自在な構
    造を有し外部に向けて開いた状態で前記原稿読取部で読
    み取られた原稿をその排出面に沿って排出し、閉じた状
    態では閉じた状態の記録用紙排出トレイを覆うように配
    置される原稿排出トレイと、 前記記録用紙排出トレイにこれが開く回転方向の習性を
    与え原稿排出トレイが閉じた状態から開いた状態に遷移
    するときこれに連動してこの記録用紙排出トレイを回動
    させる記録用紙排出トレイ特定回転方向付勢手段とを具
    備することを特徴とする画情報処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310894A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Canon Inc 画像形成装置
JP2004347720A (ja) * 2003-05-20 2004-12-09 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US6948711B2 (en) * 2001-12-20 2005-09-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Sheet ejection apparatus, sheet processing apparatus and sheet ejection unit
JP2020182030A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 セイコーエプソン株式会社 記録装置
US11800029B1 (en) 2022-06-10 2023-10-24 Fujifilm Business Innovation Corp. Transport device, document reading device, and image forming apparatus

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