JP2020182030A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのトレーをそれぞれ別個に操作する構成の場合、操作が煩雑となる。【解決手段】記録装置は、被記録媒体に記録を行う装置本体部と、原稿を読み取る原稿読み取り機構部とを備えている。装置本体部は、開閉可能であって開くことにより被記録媒体を傾斜姿勢に支持し、閉じることにより原稿読み取り機構部の少なくとも一部を覆う被記録媒体支持トレイを備え、原稿読み取り機構部は、原稿を支持する原稿支持面を形成する原稿支持トレイを備え、原稿支持トレイは、展開状態と、展開状態より原稿支持面の面積が小さい非展開状態とを切り換え可能であるとともに、被記録媒体支持トレイの開閉に連動して、被記録媒体支持トレイが閉じた状態から開くと非展開状態から展開状態に切り換わり、被記録媒体支持トレイが開いた状態から閉じると展開状態から非展開状態に切り換わる。【選択図】図4

Description

本発明は、原稿を読み取る原稿読み取り機構部を備えた記録装置に関する。
媒体に記録を行う記録機能に加え、原稿を読み取る原稿読み取り機能を備えた記録装置は従来から知られており、複合機とも呼ばれることがある。この様な記録装置の一例が、特許文献1に示されている。
特開2002−247284号公報
特許文献1に示された複合機の一例である画像形成装置は、記録装置としての記録系と、原稿上の原稿画像を読み取るための読取系とを備えており、記録系は、給紙前の記録シートを傾斜姿勢で支持する記録紙補助トレーを有し、読取系は、読み取り前の原稿を傾斜姿勢で支持する原稿補助トレーを有している。
特許文献1記載の画像形成装置において、記録補助トレーは引き出し可能に構成されているが、原稿補助トレーは引き出し可能には構成されていない。装置の非使用時の設置スペース削減の観点では、双方のトレーが展開状態と非展開状態とを切り換え可能に構成されていることが好ましいが、この様な構成の場合2つのトレーをそれぞれ操作する必要があり、操作が煩雑となる。
上記課題を解決する本発明の記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた装置本体部と、原稿を読み取る読み取り手段及び前記読み取り手段に対し前記原稿を搬送する原稿搬送手段を有し、前記装置本体部の上部に設けられる原稿読み取り機構部と、を備え、前記装置本体部は、開閉可能であって開くことにより前記被記録媒体を傾斜姿勢に支持し、閉じることにより前記原稿読み取り機構部の少なくとも一部を覆う被記録媒体支持トレイを備え、前記原稿読み取り機構部は、前記原稿を支持する原稿支持面を形成する原稿支持トレイを備え、前記原稿支持トレイは、展開状態と、前記展開状態より前記原稿支持面の面積が小さい非展開状態とを切り換え可能であるとともに、前記被記録媒体支持トレイの開閉に連動して、前記被記録媒体支持トレイが閉じた状態から開くと前記非展開状態から前記展開状態に切り換わり、前記被記録媒体支持トレイが開いた状態から閉じると前記展開状態から前記非展開状態に切り換わることを特徴とする。
開閉カバーが閉じた状態のプリンターの外観斜視図。 開閉カバーが開いた状態のプリンターの外観斜視図。 開閉カバーが閉じた状態のプリンターの側断面図。 開閉カバーが開く途中または閉じる途中のプリンターの側断面図。 開閉カバーが開いた状態のプリンターの側断面図。 図5の部分拡大図。 非展開状態の排出トレイを背面側から見た斜視図。 展開状態の排出トレイを背面側から見た斜視図。 保持フレームに形成されたガイド部の斜視図。
以下、本発明について概略的に説明する。
第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた装置本体部と、原稿を読み取る読み取り手段及び前記読み取り手段に対し前記原稿を搬送する原稿搬送手段を有し、前記装置本体部の上部に設けられる原稿読み取り機構部と、を備え、前記装置本体部は、開閉可能であって開くことにより前記被記録媒体を傾斜姿勢に支持し、閉じることにより前記原稿読み取り機構部の少なくとも一部を覆う被記録媒体支持トレイを備え、前記原稿読み取り機構部は、前記原稿を支持する原稿支持面を形成する原稿支持トレイを備え、前記原稿支持トレイは、展開状態と、前記展開状態より前記原稿支持面の面積が小さい非展開状態とを切り換え可能であるとともに、前記被記録媒体支持トレイの開閉に連動して、前記被記録媒体支持トレイが閉じた状態から開くと前記非展開状態から前記展開状態に切り換わり、前記被記録媒体支持トレイが開いた状態から閉じると前記展開状態から前記非展開状態に切り換わることを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体部が備える前記被記録媒体支持トレイは開閉可能であり、また前記原稿読み取り機構部が備える前記原稿支持トレイは前記展開状態と前記非展開状態とを切り換え可能であるので、装置の非使用時における設置スペース削減に寄与する。そして前記原稿支持トレイは、前記被記録媒体支持トレイの開閉に連動して、前記被記録媒体支持トレイが閉じた状態から開くと前記非展開状態から前記展開状態に切り換わり、前記被記録媒体支持トレイが開いた状態から閉じると前記展開状態から前記非展開状態に切り換わるので、前記原稿支持トレイを独自に操作する必要がなく、使い勝手の良い装置を提供することができる。
第2の態様は、第1の態様において、前記原稿読み取り機構部において前記原稿は前記装置本体部の前面から背面に向かう方向に搬送されつつ前記読み取り手段により読み取りが行われ、前記装置本体部の前面から背面に向かう方向に排出され、前記装置本体部において前記被記録媒体は前記装置本体部の背面から前面に向かう方向に搬送されつつ前記記録手段により記録が行われ、前記装置本体部の前面から排出され、前記被記録媒体支持トレイは、給送前の前記被記録媒体を支持し、前記原稿支持トレイは、読み取りが行われて排出される前記原稿を支持することを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体部の前方から各種操作を行う際の操作性が向上する。
第3の態様は、第2の態様において、前記被記録媒体支持トレイは、前記原稿読み取り機構部において前記原稿支持トレイに排出された前記原稿の一部を支持することを特徴とする。
本態様によれば、前記被記録媒体支持トレイは、前記原稿読み取り機構部において前記原稿支持トレイに排出された前記原稿の一部を支持するので、前記原稿支持トレイの大型化を抑制しつつ、排出された前記原稿を適切に支持できる。
第4の態様は、第2のまたは第3の態様において、前記原稿読み取り機構部及び前記被記録媒体支持トレイは、装置後方寄りに設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記原稿読み取り機構部及び前記被記録媒体支持トレイが、装置後方寄りに設けられる構成において、上述した第2のまたは第3の態様の作用効果が得られる。
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記装置本体部の上面が、前記原稿搬送手段により搬送される前記原稿を支持することを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体部の上面が、前記原稿搬送手段により搬送される前記原稿を支持するので、装置の低コスト化及び小型化を図ることができる。
第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記被記録媒体支持トレイは、前記原稿読み取り機構部の全域を覆うことを特徴とする。
本態様によれば、前記被記録媒体支持トレイは、前記原稿読み取り機構部の全域を覆うので、前記原稿読み取り機構部内への塵埃等の侵入をより確実に抑制できる。
第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記原稿支持トレイは、押圧手段によって前記展開状態に向けて押圧され、前記被記録媒体支持トレイが開いた状態から閉じる際に、前記展開状態にある前記原稿支持トレイに当接し、前記押圧手段の押圧力に抗して前記原稿支持トレイを前記非展開状態に向けて押し下げ、前記被記録媒体支持トレイが閉じた状態から開く際に、前記原稿支持トレイが前記被記録媒体支持トレイとの当接を解除して前記押圧手段の押圧力により前記非展開状態から前記展開状態に向けて変位することを特徴とする。
本態様によれば、前記被記録媒体支持トレイの開閉に連動して前記原稿支持トレイが変位する構成を、構造簡単にして低コストに構成できる。
第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記被記録媒体支持トレイ及び前記原稿支持トレイの少なくともいずれかがトレイ長さを伸縮可能に構成されることを特徴とする。
本態様によれば、前記被記録媒体支持トレイ及び前記原稿支持トレイの少なくともいずれかがトレイ長さを伸縮可能に構成されるので、より適切に前記被記録媒体或いは前記原稿を支持できる。
以下、本発明を具体的に説明する。
尚、各図においてX軸方向は装置幅方向であり、−X方向は装置前面をユーザーと対面させた際にユーザーから見て右方向となり、また+X方向は同左方向となる。またX軸方向は、後述する装置本体部2において記録ヘッド22と対向する領域での用紙搬送方向と交差する方向、即ち用紙幅方向となる。
Y軸方向は装置奥行き方向であり、+Y方向は装置背面から前面に向かう方向であり、−Y方向は装置前面から背面に向かう方向である。本実施形態において装置の周囲を構成する複数の側面のうちチルトパネル6が設けられた側面が装置前面となり、その反対の側面が装置背面となる。またY軸方向のうち+Y方向は、後述する装置本体部2において記録ヘッド22と対向する領域での用紙搬送方向となる。
Z軸方向は鉛直方向であり、+Z方向は鉛直上方向、−Z方向は鉛直下方向となる。
図1及び図2において記録装置の一例であるインクジェットプリンター1は、装置本体部2の上部に、原稿を読み取る読み取り機構部3を備えて成る、所謂複合機である。以下、インクジェットプリンター1は、プリンター1と略称する。
装置本体部2は、被記録媒体の一例である記録用紙に記録を行う機能を有し、読み取り機構部3は、原稿を読み取る機能を有する。
装置本体部2は、装置前面に、プリンター1の電源オンオフ操作を行う為の電源ボタン8及びその他各種操作を行う為の操作部7を有するチルトパネル6を備えている。チルトパネル6は、回転軸6a(図3参照)を中心に回転することで、チルト可能となっている。
また装置前面には前面カバー9を備えており、前面カバー9は回転軸9a(図3参照)を中心に回転することで、図1及び図2に示す様に閉じた状態と、記録が行われて排出される記録用紙の排出経路を開放する開いた状態(不図示)と、を取り得る。
装置本体部2は、上面の前方側が開閉カバー4によって構成されている。開閉カバー4は、不図示の回転軸を中心に回転することで、図1及び図2に示す様に閉じた状態と、装置本体部2の内部を露呈させる開いた状態(不図示)と、を取り得る。開閉カバー4を開くことで、例えば詰まった記録用紙の除去や、後述するインクタンク21へのインクの補充が実行可能となる。
開閉カバー4には前方覆い部4bが一体に設けられている。開閉カバー4の上面4aと前方覆い部4bはほぼ直角を成しており、開閉カバー4が閉じ且つチルトパネル6が閉じた状態では、図1及び図2に示すように前方覆い部4bの表面とチルトパネル6の表面とが面一となる。
チルトパネル6及び前方覆い部4bの下には前面カバー9が開閉可能に設けられており、図1及び図2は前面カバー9が閉じた状態を示している。図示するように前面カバー9が閉じた状態では、前面カバー9の表面、前方覆い部4bの表面、チルトパネル6の表面、のこれらが面一となり、垂直に沿った面を形成する。
前面カバー9を開くことで、装置前方に向けて排出される記録用紙を受ける排出トレイ29(図3)を引き出すことができる。
装置上面における後方側には、被記録媒体支持トレイとしての開閉カバー10が設けられている。開閉カバー10は、回転軸10c(図3、図4、図5参照)を中心に回転することで、図1及び図3に示す閉じた状態と、図2及び図4に示す開いた状態とを取り得る。
開閉カバー10を開くと、図2に示す様に読み取り機構部3が露呈し、原稿の読み取りが実行可能となる。また開閉カバー10を開くと、後述する支持部材12への記録用紙のセットが可能となる。図2において矢印Aは、記録用紙のセット方向を示している。
以下、図3〜図5を参照しつつ、装置本体部2における記録用紙の搬送経路について説明する。
装置後方には支持部材12が設けられており、給送前の記録用紙は、支持部材12と、図5に示す様に開いた状態の開閉カバー10の裏面で構成される用紙支持面10aとによって傾斜姿勢で支持される。
支持部材12は不図示の揺動軸を中心に揺動可能に構成されており、揺動することで、支持した記録用紙を給送ローラー13に対して進退させる。
給送ローラー13は不図示のモーターにより回転駆動され、回転することにより、記録用紙を下流に送り出す。給送ローラー13と対向する位置には回転抵抗が付与された分離ローラー14が設けられており、この分離ローラー14が給送ローラー13との間でニップ領域を形成することにより、記録用紙の重送が防止される。
尚、図5において符号Pdで示す二点鎖線は、給送ローラー13により送り出され、搬送される記録用紙の搬送軌跡を示している。
給送ローラー13により送り出された記録用紙は、搬送ローラー対17に到達する。搬送ローラー対17は、不図示の駆動源により駆動される駆動ローラー18と、従動回転する従動ローラー19とで構成されており、記録用紙はこの両ローラーによりニップされ、記録ヘッド22と対向する領域、即ち記録領域に送られ、記録が行われる。
記録ヘッド22を備えるキャリッジ20は、X軸方向に延びるメインフレーム24にガイドされつつ、不図示の動力源によってX軸方向に往復動する。記録ヘッド22は、キャリッジ20の移動動作に伴い、記録用紙に対してインクを吐出する。
キャリッジ20にはインクタンク21が搭載されており、このインクタンク21から記録ヘッド22へとインクが供給される。
尚、本実施形態においてインクタンク21は不図示のインク供給口を備えており、このインク供給口からインクタンク21へのインクの補充が可能に構成されている。
メインフレーム24は金属板材により形成されており、側面視において水平方向と交差するフレーム面を形成する鉛直部24aと、鉛直部24aの上部が折り曲げられることで形成された第1水平部24bと、鉛直部24aの下部が折り曲げられることで形成された第2水平部24cと、を備えている。鉛直部24aは、本実施形態では垂直面に沿っている。第1水平部24b及び第2水平部24cは、本実施形態では水平面に沿っている。
メインフレーム24は、第1水平部24bの+Y方向端部が−Z方向に折り曲げられており、また第2水平部24cの+Y方向端部が+Z方向に折り曲げられ、更にその上端部が−Y方向に僅かに折り曲げられており、側面視において全体的に矩形の空間が形成された状態となっている。そしてこの空間にキャリッジ20の一部が入り込み、この入り込んだ部分がメインフレーム24によってX軸方向にガイドされる。
記録ヘッド22と対向する位置には支持リブ31が設けられており、記録ヘッド22により記録の行われる記録用紙は、支持リブ31によって支持される。
支持部材12に対して搬送方向下流には、図3に示す様に記録の行われた記録用紙を装置前方に向けて排出する排出ローラー対26が設けられている。排出ローラー対26は、不図示の駆動源により駆動される駆動ローラー27と、従動回転する従動ローラー28とで構成されており、記録用紙はこの両ローラーによりニップされ、装置前方に向けて排出され、引き出された状態の排出トレイ29によって支持される。
以上が装置本体部2の構成であり、以下、装置本体部2の上部に設けられた読み取り機構部3について図6を参照しつつ説明する。
読み取り機構部3は、入口トレイ40と、上部ユニット36と、下部ユニット37と、排出トレイ53と、によって全体が構成されている。
読み取りを行う原稿は、その先端側が入口トレイ40により支持され、後端側が開閉カバー4(図2参照)の上面4a(図2参照)に支持される。図2において矢印Bは、読み取り原稿のセット方向を示している。また図2において符号Gpは、入口トレイ40と、装置本体部2の上面4aとで支持される、セットされた原稿を示している。また図2において符号38a、38bは、セットされた原稿の側端をガイドするエッジガイドである。
図6に戻り、読み取り機構部3における原稿読み取り時の際の原稿搬送方向は概ね−Y方向であり、入口トレイ40に対し原稿搬送方向の下流には搬送ローラー対41が設けられている。搬送ローラー対41は、不図示の駆動源により駆動される駆動ローラー42と、従動回転する従動ローラー43とで構成されており、原稿はこの両ローラーによりニップされ、原稿搬送方向の下流へと送られる。
搬送ローラー対41に対し原稿搬送方向の下流には読み取りガラス58が設けられており、この読み取りガラス58の下側に読み取り手段としてのセンサーモジュール55が設けられている。センサーモジュール55はX軸方向に延設され、押圧ばね57により読み取りラス58の下側から読み取りガラス58の下面に押し当たっている。センサーモジュール55には光学縮小方式(CCD方式)や密着センサー方式(CIS方式)を採用でき、本実施形態では密着センサー方式(CIS方式)を採用する。符号56は、受光素子(不図示)及び発光素子(不図示)が設けられた回路基板である。
センサーモジュール55は、保持フレーム54によって保持されており、保持フレーム54は、下部ユニット37の基体を構成し、また、下部ユニット37の最下面を形成する。
読み取りガラス58の上には押さえ部材45が設けられている。押さえ部材45は、圧縮ばね46によって読み取りガラス58に向けて押圧されている。搬送ローラー対41によって搬送される原稿は、押さえ部材45と読み取りガラス58とで挟まれた状態で、センサーモジュール55によって読み取られる。
従動ローラー43、押さえ部材45、圧縮ばね46、従動ローラー50、のこれらは、上部ユニット36の基体を構成する保持フレーム51に設けられる。
読み取りガラス58の下流には、読み取りの行われた原稿を排出する排出ローラー対48が設けられている。排出ローラー対48は、不図示の駆動源により駆動される駆動ローラー49と、従動回転する従動ローラー50とで構成されており、読み取りの行われた原稿はこの両ローラーによりニップされ、排出トレイ53に向けて排出される。符号Grは、セットされ、読み取りが行われ、排出される原稿の通過軌跡を示している。
原稿支持トレイとしての排出トレイ53は、斜め上下方向にスライド変位することで、図3に示す非展開状態と図5及び図2に示す展開状態とを切り換え可能に設けられており、また更にサブトレイ53a(図2参照)を展開可能に構成されている。サブトレイ53aは、回転軸53cを中心に図5の時計回り方向及び反時計回り方向に回転することで、図5において実線で示す展開状態と、2点鎖線及び符号53a_1で示す収納状態と、を取り得る。
尚、長尺の原稿は、排出されるとその先端が排出トレイ53を乗り越え、排出トレイ53の背後に位置する開閉カバー10の用紙支持面10aによって支持される。
図6において符号Ghで示す実線は、排出トレイ53によって支持される原稿を示している。また、符号53bは、原稿支持面である。
以上説明した従動ローラー43、押さえ部材45、圧縮ばね46、従動ローラー50、保持フレーム51、のこれらは、上部ユニット36を構成する。上部ユニット36は、不図示の回転軸を中心にして下部ユニット37に対して回転可能に設けられており、開くことにより、搬送ローラー対41及び排出ローラー対48による原稿ニップ状態が解除できる。
また、以上説明した駆動ローラー42、センサーモジュール55、駆動ローラー49、保持フレーム54、のこれらは、下部ユニット37を構成する。
そして本実施形態では、読み取り機構部3の一部が、Y軸方向において給送ローラー13とオーバーラップするととともにZ軸方向においてメインフレーム24とオーバーラップする。
図6において位置Y1は、給送ローラー13の外周面の−Y方向端部位置であり、位置Y2は給送ローラー13の外周面の+Y方向端部位置である。また、位置Z1はメインフレーム24における、+Z方向の最も高い位置であり、より具体的には第1水平部24bの上面の位置である。図6から明かな様に、Y軸方向において位置Y1と位置Y2との間に、読み取り機構部3の、特に保持フレーム54の一部が配置されており、また、センサーモジュール55の全体が配置されている。また、読み取りガラス58の全体も位置Y1と位置Y2との間に配置されている。
また、Z軸方向において位置Z1より下に、読み取り機構部3の、特に保持フレーム54の一部が配置されており、また、センサーモジュール55を構成する回路基板56が配置されている。
本実施形態において保持フレーム54の一部が、Y軸方向において給送ローラー13とオーバーラップするとともに、Z軸方向においてメインフレーム24とオーバーラップしている。
この様な構成により、プリンター1全体のY軸方向寸法を抑制できるとともに、Z軸方向寸法も抑制でき、小型化の要請に応えることができる。
尚、本明細書においてY軸方向において2つの部位がオーバーラップするとは、Y軸方向において2つの部位が同じ領域に位置することを意味する。同様にZ軸方向において2つの部位がオーバーラップするとは、Z軸方向において2つの部位が同じ領域に位置することを意味する。
見方を変えれば、Y軸方向において2つの部位がオーバーラップするとは、Z軸方向から見て2つの部位が重なっていることを意味する。また、Z軸方向において2つの部位がオーバーラップするとは、Y軸方向から見て2つの部位が重なっていることを意味する。
また本実施形態では、Z軸方向において保持フレーム54の一部が、キャリッジ20において+Z方向の最も高い位置である位置Z2よりも下に位置している。このことにより、装置全体のZ軸方向寸法がより一層抑えられる。
続いて図3〜図5、図7〜図9を参照しつつ、排出トレイ53について詳説する。排出トレイ53は、図7〜図9に示す様に保持フレーム54に形成されたガイド部54a、54bによって保持され、且つ、斜め上下方向にガイドされる。
保持フレーム54と排出トレイ53との間には、押圧手段として2つのコイルばね60が設けられており、コイルばね60によって、排出トレイ53が上方向に突出する様に押圧されている。尚、本実施形態においてコイルばね60は引っ張りばねである。従って排出トレイ53に何らの外力が作用しない状態では、図7に示す様に排出トレイ53は展開状態を維持する。尚、図8は排出トレイ53に外力が作用して非展開状態に維持された様子を示している。
排出トレイ53は開閉カバー10の押圧面10bによって押圧可能な位置に設けられており、開閉カバー10が閉じた状態では、図3に示す様に押圧面10bが排出トレイ53を押し下げていることで、排出トレイ53は非展開状態を維持している。
この状態から開閉カバー10を開くと、図3から図4、そして図4から図5への変化に示す様に、排出トレイ53は開閉カバー10による拘束が解かれ、コイルばね60のばね力によって図4の矢印dで示す様に斜め上方に変位し、即ち非展開状態から展開状態に切り換わる。
上記とは逆に、開閉カバー10が開き、且つ排出トレイ53が展開状態にある図5の状態から、開閉カバー10を閉じると、排出トレイ53は開閉カバー10の押圧面10bによって図4の矢印eで示す様に斜め下方に押し下げられ、展開状態から非展開状態に切り換わる。
尚、本実施形態では排出トレイ53に設けられたサブトレイ53aは、ユーザー操作により回転させ、展開させる構成であるが、例えばねじりばねによるばね力によって自動で展開する様に構成しても良い。またサブトレイ53aは、回転動作によって展開する構成ではなく、排出トレイ53から引き出されることで展開する構成であっても良い。
以上説明した様に、装置本体部2は、開閉可能であって開くことにより記録用紙を傾斜姿勢に支持し、閉じることにより読み取り機構部3の少なくとも一部を覆う開閉カバー10を備え、読み取り機構部3は、原稿を支持する原稿支持面53bを形成する排出トレイ53を備えている。排出トレイ53は、図5に示す展開状態と、展開状態より原稿支持面53bの面積が小さい、図3に示す非展開状態とを切り換え可能であるとともに、開閉カバー10の開閉に連動して、開閉カバー10が閉じた状態から開くと非展開状態から展開状態に切り換わり、開閉カバー10が開いた状態から閉じると展開状態から非展開状態に切り換わる。従って排出トレイ53を独自に操作する必要がなく、使い勝手の良い装置を提供することができる。
また読み取り機構部3において搬送ローラー対41は、装置本体部2の前面から背面に向かう方向、つまり−Y方向に原稿を搬送し、読み取りの行われた原稿は排出ローラー対48によって−Y方向に排出される。そして装置本体部2において記録用紙は装置本体部2の背面から前面に向かう方向、つまり+Y方向に搬送されつつ記録ヘッド22により記録が行われ、装置前面から前方つまり+Y方向に向けて排出される構成である。このことにより、装置本体部2の前方から各種操作を行う際の操作性が向上する。尚、ここでの各種操作とは、例えば読み取り機構部3への原稿のセット、読み取りが行われて排出された原稿の取り出し、装置本体部2への記録用紙のセット、記録が行われて排出された記録用紙の取り出し、などが挙げられる。
また、本実施形態において開閉カバー10は、原稿のサイズによっては、読み取り機構部3において排出トレイ53に排出された原稿の一部を支持するので、排出トレイ53の大型化を抑制しつつ、排出された原稿を適切に支持できる。
また本実施形態において読み取り機構部3及び開閉カバー10は、装置後方寄りに設けられる。これにより、給送前の原稿を支持する領域、具体的には入口トレイ40と開閉カバー4の上面4aによる原稿支持領域を確保でき、給送前の原稿を安定して支持できる。
尚、装置後方寄りとは、例えば読み取り機構部3の場合、Y軸方向における読み取り機構部3の中心位置が、Y軸方向における装置全体の中心位置より後方に位置することを意味する。本実施形態では、開閉カバー10の全体及び読み取り機構部3の全体が、Y軸方向における装置全体の中心位置より後方に位置している。
また図2に示す様に装置本体部2の上面4aが、入口トレイ40による原稿支持面を装置前方である+Y方向に延長する延長面を構成し、搬送ローラー対41により搬送される原稿を支持する。このことにより、装置の低コスト化及び小型化を図ることができる。
また本実施形態において開閉カバー10は、読み取り機構部3の全域を覆うので、読み取り機構部3内への塵埃等の侵入をより確実に抑制できる。
また本実施形態において排出トレイ53は、コイルばね60によって展開状態に向けて押圧され、開閉カバー10が開いた状態から閉じる際に、展開状態にある排出トレイ53に開閉カバー10が当接し、コイルばね60のばね力に抗して排出トレイ53を非展開状態に向けて押し下げる。そして開閉カバー10が閉じた状態から開く際に、排出トレイ53が開閉カバー10との当接を解除してコイルばね60のばね力により非展開状態から展開状態に向けて変位する。この様な構成により、開閉カバー10の開閉に連動して排出トレイ53が変位する構成を、構造簡単にして低コストに構成できる。
また本実施形態では、排出トレイ53がサブトレイ53aを備えていることにより、トレイ長さを伸縮可能となっている。これにより、より適切に排出原稿を支持できる。尚、排出トレイ53に加え、或いは排出トレイ53に代えて、開閉カバー10も長さを伸縮可能に構成しても良い。
尚、上記実施形態では、被記録媒体支持トレイとしての開閉カバー10は、給送前の記録用紙を支持するトレイであるが、被記録媒体支持トレイは、記録が行われて排出される記録用紙を受けるトレイとして構成されていても良い。
また、上記実施形態では、原稿支持トレイとしての排出トレイ53は、読み取りが行われて排出される原稿を支持するトレイであるが、給送前の原稿を支持するトレイとして構成されていても良い。
また本発明は上記において説明した各実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
1…インクジェットプリンター、2…装置本体部、3…読み取り機構部、4…開閉カバー、4a…上面、4b…前方覆い部、6…チルトパネル、7…操作部、8…電源ボタン、9…前面カバー、10…開閉カバー、10a…用紙支持面、10b…押圧面、10c…回転軸、12…支持部材、13…給送ローラー、14…分離ローラー、17…搬送ローラー対、18…駆動ローラー、19…従動ローラー、20…キャリッジ、21…インクタンク、22…記録ヘッド、24…メインフレーム、24a…鉛直部、24b…第1水平部、24c…第2水平部、26…排出ローラー対、27…駆動ローラー、28…従動ローラー、29…排出トレイ、36…上部ユニット、37…下部ユニット、38a、38b…エッジガイド、40…入口トレイ、41…搬送ローラー対、42…駆動ローラー、43…従動ローラー、45…押さえ部材、46…圧縮ばね、48…排出ローラー対、49…駆動ローラー、50…従動ローラー、51…保持フレーム、53…排出トレイ、53a…サブトレイ、53b…原稿支持面、54…保持フレーム、54a…ガイド部、55…センサーモジュール、56…回路基板、57…押圧ばね、58…読み取りガラス、60…コイルばね

Claims (8)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録手段を備えた装置本体部と、
    原稿を読み取る読み取り手段及び前記読み取り手段に対し前記原稿を搬送する原稿搬送手段を有し、前記装置本体部の上部に設けられる原稿読み取り機構部と、を備え、
    前記装置本体部は、開閉可能であって開くことにより前記被記録媒体を傾斜姿勢に支持し、閉じることにより前記原稿読み取り機構部の少なくとも一部を覆う被記録媒体支持トレイを備え、
    前記原稿読み取り機構部は、前記原稿を支持する原稿支持面を形成する原稿支持トレイを備え、
    前記原稿支持トレイは、展開状態と、前記展開状態より前記原稿支持面の面積が小さい非展開状態とを切り換え可能であるとともに、前記被記録媒体支持トレイの開閉に連動して、前記被記録媒体支持トレイが閉じた状態から開くと前記非展開状態から前記展開状態に切り換わり、前記被記録媒体支持トレイが開いた状態から閉じると前記展開状態から前記非展開状態に切り換わる、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記原稿読み取り機構部において前記原稿は前記装置本体部の前面から背面に向かう方向に搬送されつつ前記読み取り手段により読み取りが行われ、前記装置本体部の前面から背面に向かう方向に排出され、
    前記装置本体部において前記被記録媒体は前記装置本体部の背面から前面に向かう方向に搬送されつつ前記記録手段により記録が行われ、前記装置本体部の前面から排出され、
    前記被記録媒体支持トレイは、給送前の前記被記録媒体を支持し、
    前記原稿支持トレイは、読み取りが行われて排出される前記原稿を支持する、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項2に記載の記録装置において、前記被記録媒体支持トレイは、前記原稿読み取り機構部において前記原稿支持トレイに排出された前記原稿の一部を支持する、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の記録装置において、前記原稿読み取り機構部及び前記被記録媒体支持トレイは、装置後方寄りに設けられる、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録装置において、前記装置本体部の上面が、前記原稿搬送手段により搬送される前記原稿を支持する、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の記録装置において、前記被記録媒体支持トレイは、前記原稿読み取り機構部の全域を覆う、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の記録装置において、前記原稿支持トレイは、押圧手段によって前記展開状態に向けて押圧され、
    前記被記録媒体支持トレイが開いた状態から閉じる際に、前記展開状態にある前記原稿支持トレイに当接し、前記押圧手段の押圧力に抗して前記原稿支持トレイを前記非展開状態に向けて押し下げ、
    前記被記録媒体支持トレイが閉じた状態から開く際に、前記原稿支持トレイが前記被記録媒体支持トレイとの当接を解除して前記押圧手段の押圧力により前記非展開状態から前記展開状態に向けて変位する、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、前記被記録媒体支持トレイ及び前記原稿支持トレイの少なくともいずれかがトレイ長さを伸縮可能に構成される、
    ことを特徴とする記録装置。
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