JP6197548B2 - シート搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シートを支持するトレイを有するシート搬送装置に関する。
シートの搬送路を有するシート搬送装置を搭載したプリンタなどの画像記録装置の多くには、当該画像記録装置へ給送されるシートを支持するシートトレイが設けられている。
シートトレイには、当該シートトレイの上側を開閉可能な蓋部が設けられたものがある。蓋部には、シートトレイの上側を覆った状態において、当該装置から排出されるシートを支持する排出トレイとして機能するものが多い。また、蓋部は、シートトレイの内部にシートを収容する際に、シートトレイの上側を開放した状態とされる。
特許文献1には、プリンタに装着可能な記録媒体供給トレイが開示されている。当該記録媒体供給トレイは、シートを収容するための載置体と、プリンタへの装着向きの上流側端部に設けられた軸を中心に回動することによって載置体の上側を開閉可能な蓋部とを備えている。
特開2002−332122号公報
蓋部が排出トレイとして用いられている場合、排出トレイには、当該排出トレイから引き出し可能な延長トレイが設けられているものがある。延長トレイが排出トレイから引き出されることによって、排出トレイは、大きなサイズのシートを支持することができる。
しかしながら、排出トレイが特許文献1に開示された記録媒体供給トレイの蓋部のように回動可能に構成されており、且つ延長トレイが排出トレイの回動軸側から引き出される場合、以下の問題が発生する。
つまり、延長トレイが排出トレイから引き出された状態のままで排出トレイを回動させようとした場合に、排出トレイが延長トレイと一体に回動すると、延長トレイが排出トレイの下方のシートトレイと当接してしまう。以上より、排出トレイの回動が、引き出された延長トレイの存在によって規制されてしまう。排出トレイの回動が規制されると、シートトレイの上側を大きく開放することができないため、シートトレイにシートを収容しにくくなったり、ユーザが排出トレイの回動が規制されているのにも関わらず更に回動させようとした場合に、排出トレイや延長トレイが破損したりするおそれがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、延長トレイが回動可能な排出トレイから引き出された状態のままで、排出トレイを回動しても、延長トレイによって排出トレイの回動が規制されない手段を提供することにある。
(1) 本発明に係るシート搬送装置は、本体と、当該本体へ給送向きに給送されるシートを支持する第1トレイと、上記第1トレイの上方に回動可能に設けられており、上記給送向きにおける上記第1トレイの上流側端部を軸として、上記第1トレイの上側の少なくとも一部を覆う閉位置及び上記第1トレイの上側を開放する開位置に回動可能な第2トレイと、上記第2トレイによって移動可能に支持されており、上記第2トレイの下方に位置し且つ上方からの平面視において上記第2トレイと少なくとも一部が重なる第1位置と、上記第2トレイの上記給送向きの上流端部から上記給送向きの上流側に向けて突出し且つ上記第2トレイと重なる領域が上記第1位置よりも小さい第2位置とに移動可能な延長トレイと、を備える。上記延長トレイは、上記第2位置において、上記第2トレイの回動軸と平行な回動軸線周りに回動可能である。上記第2トレイは、少なくとも上記閉位置において、上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの下流側部分に下方から当接される被当接部を備える。
本構成によれば、延長トレイは、第2位置において、回動軸線周りに回動する。この際、延長トレイの回動軸よりも給送向きの下流側部分は、下方から被当接部と当接する。その結果、延長トレイの回動は停止される。これにより、延長トレイは、第2位置を維持される。
この状態において、第2トレイが第1トレイに対して上方へ回動されると、第2トレイに設けられた被当接部は、第2トレイの回動向きに移動する。このとき、上記下流側部分は、下方から被当接部と当接するために、回動向きに移動する被当接部に追随して上方へ回動可能である。つまり、延長トレイは、第2トレイから引き出された状態を維持したまま、第2トレイの回動に追随して回動することができる。以上より、延長トレイが第2トレイから引き出された状態のままで、第2トレイを第1トレイに対して回動しても、延長トレイによって第2トレイの回動が規制されない。
(2) 上記第2トレイまたは上記延長トレイの一方に、上記幅方向に延びた突部が設けられている。上記第2トレイまたは上記延長トレイの他方に、上記突部が挿入されるガイド部が設けられている。上記延長トレイは、上記突部または上記ガイド部の一方が他方に案内されることによって、上記第1位置と上記第2位置とに移動可能である。
本構成によれば、延長トレイは、突部がガイド部と当接するとともに、延長トレイの回動軸線よりも給送向きの下流側部分が被当接部と当接することによって、第2位置を維持される。すなわち、第2位置の延長トレイの回動軸線よりも給送向きの上流側部分は、他の部材によって下方から支持されていない。つまり、第2位置の延長トレイの上記上流側部分の下側には隙間が存在する。そのため、上記下流側部分が被当接部に追随して上方へ回動することによって、上記上流側部分が下方に回動しても、当該上流側部分が他の部材に接触することはない。つまり、延長トレイの回動が他の部材によって妨害されることはない。
(3) 上記延長トレイは、上記給送向きの上流端部が上記第2トレイの回動軸よりも上記給送向きの上流側に位置する状態において、上記回動軸線周りに回動可能である。回動可能な状態の上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上流側部分は、上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上記下流側部分よりも重い。
本構成によれば、延長トレイが第2位置よりも第1位置側に位置していても、延長トレイは回動可能である。
また、延長トレイが回動可能な状態において、第2トレイが第1トレイに対して上方へ回動することで、被当接部が第2トレイの回動向きに移動した場合、延長トレイの回動軸線よりも給送向きの上流側部分が下方へ回動し、延長トレイの回動軸線よりも給送向きの下流側部分が上方へ回動する。なぜなら、上記上流側部分は、上記下流側部分よりも重いからである。これにより、上記下流側部分を、被当接部の回動に追随させることができる。
(4) 上記延長トレイは、上記給送向きの上流端部が上記第2トレイの回動軸よりも上記給送向きの上流側に位置する状態において、上記回動軸線周りに回動可能である。回動可能な状態の上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上流側部分は、上記給送向きにおいて、上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上記下流側部分よりも長い。
本構成によれば、延長トレイが第2位置よりも第1位置側に位置していても、延長トレイは回動可能である。
また、上記上流側部分は上記下流側部分よりも長い。ここで、上記上流側部分には、シートが支持される。よって、シートの支持領域を大きくすることができる。また、上記上流側部分は上記下流側部分よりも長いため、通常、上記上流側部分は上記下流側部分よりも重くなる。この場合、上記(2)と同様に、上記下流側部分を、被当接部の回動に追随させることができる。
(5) 上記被当接部は、上記回動軸線よりも下方に位置し且つ上記第2位置の上記延長トレイの上記下流側部分に下方から当接される。
本構成によれば、被当接部が回動軸線よりも下方に位置しているため、延長トレイは、第2位置において、第2軸線よりも給送向きの下流側部分が第2軸線よりも下方に位置する。これにより、第2位置の延長トレイを、給送向きの上流側が下流側よりも上方となるように傾斜させることができる。その結果、第2トレイに支持されたシートの給送向きの上流側端部からの落下の可能性を低くすることができる。
(6) 上記被当接部は、上記給送向きの下流側が上流側よりも下方に位置するように上記給送向きに対して傾斜した向きに延びた傾斜部を備える。上記傾斜部は、上記第2位置の上記延長トレイの上記下流側部分に、上記給送向きの上流側から当接される。
本構成によれば、第2位置の延長トレイの回動軸線よりも給送向きの下流側部分は、傾斜部を乗り越えない限り、給送向きの下流側へ移動することができない。これにより、延長トレイの第2位置から第1位置側の移動を規制することができる。
(7) 上記第1トレイは、シートを上記本体へ上記給送向きに給送可能な第3位置と、当該第3位置よりも上記給送向きの上流側の第4位置の間で移動可能である。
本構成によれば、第1トレイを第4位置へ移動させることによって、第2トレイを回動させやすくすることができる。
(8) 本発明に係るシート搬送装置は、上記第1トレイから上記本体へ給送されたシートを搬送して上記本体から排出する排出ローラ対を備え、上記第2トレイは、上記排出ローラ対によって排出されたシートを支持するものであってもよい。
本発明によれば、延長トレイが第2トレイから引き出された状態のままで、第2トレイを第1トレイに対して回動しても、延長トレイによって第2トレイの回動が規制されない。
図1は、複合機10の斜視図である。 図2は、プリンタ部12の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 図3は、給送トレイ20及び排出トレイ21の斜視図であり、排出トレイ21が閉位置且つ延長トレイ90が第1位置の状態が示されている。 図4は、給送トレイ20及び排出トレイ21の斜視図であり、排出トレイ21が閉位置、延長トレイ90が第2位置、且つサブトレイ50が突出位置の状態が示されている。 図5は、給送トレイ20及び排出トレイ21の斜視図であり、排出トレイ21が開位置且つ延長トレイ90が第2位置の状態が示されている。 図6は、給送トレイ20と排出トレイ21と延長トレイ90と回動トレイ70との分解斜視図である。 図7は、給送トレイ20及び排出トレイ21の平面図である。 図8は、図7のVIII−VIII断面図であり、(A)にはサブトレイ50が突出位置の状態が示されており、(B)にはサブトレイ50が収納位置の状態が示されている。 図9は、図7のIX−IX断面図であり、(A)には延長トレイ90が第1位置の状態が示されており、(B)には延長トレイ90が第2位置の状態が示されている。 図10は、給送トレイ20及び排出トレイ21の断面図であり、排出トレイ21が開位置且つ延長トレイ90が第2位置の状態が示されている。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、複合機10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向7が定義され、開口13が設けられている側を手前側として前後方向8が定義され、複合機10を手前側(正面)から見て左右方向9が定義される。また、以下の説明では、給送トレイ20及び排出トレイ21についての説明において、給送トレイ20及び排出トレイ21が複合機10のプリンタ筐体14に装着された状態を基準として、上下方向7、前後方向8、及び左右方向9が定義される。
[複合機10の全体構成]
図1に示されるように、複合機10は、概ね直方体に形成されている。複合機10は、その上部に、原稿に記録された画像をイメージセンサによって読み取って画像データを取得するスキャナ部11を備えており、その下部に、上記画像データなどに基づいて、記録用紙15(図2参照)に画像を記録するプリンタ部12(本発明のシート搬送装置の一例)を備えている。スキャナ部11は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されているが、ここでは、スキャナ部11の内部構成の詳細な説明は省略される。スキャナ部11は、概ね直方体のスキャナ筐体18を有している。プリンタ部12は、正面に開口13が形成された概ね直方体のプリンタ筐体14(本発明の本体の一例)を有している。
図2に示されるように、プリンタ筐体14の内部には、搬送路23へ給送される記録用紙15が支持される給送トレイ20(本発明の第1トレイの一例)と、給送トレイ20の上側に設けられた排出トレイ21(本発明の第2トレイの一例)と、排出トレイ21に移動可能に支持された延長トレイ90(図6参照)と、記録用紙15を搬送路23に沿って搬送させる搬送ローラ対63及び排出ローラ対66と、搬送路23を搬送される記録用紙15に画像を記録する記録部24などが配置されている。画像が記録された記録用紙15は、排出トレイ21に排出され、排出トレイ21の上板79に支持される。
給送トレイ20は、開口13を通じてプリンタ筐体14に対して前後方向8に移動可能である。これにより、給送トレイ20は、プリンタ筐体14へ挿入可能である。給送トレイ20は、プリンタ筐体14に挿入された図1に示される後方位置(本発明の第3位置の一例)と、当該後方位置よりも前方に位置する前方位置(本発明の第4位置の一例)との間で移動可能である。給送トレイ20は、後方位置から前向きに移動することによって、プリンタ筐体14から脱抜可能である。なお、プリンタ筐体14から脱抜された状態の給送トレイ20の位置も、前方位置に含まれる。
図6に示されるように、給送トレイ20は、記録用紙15が支持される底板74と、底板74の左右両端部から上向きに立設された一対の側板75と、底板74の前端部から上向きに立設された前板76と、一対の側板75の前端部から突出された一対の凸部77と、底板74の後端部から上向きに立設された2つの凸部57とを備えている。一対の凸部77は、突起78を備えている。右側の凸部77に設けられた突起78は、左面から左向きに突出しており、左側の凸部77に設けられた突起78は、右面から右向きに突出している。つまり、突起78は、後述する給送向き19(後向き、図9参照)と直交する左右方向9(本発明の幅方向の一例)に延びている。
給送トレイ20が後方位置のとき、底板74に支持された記録用紙15は、後述する給送部17の給送ローラ25(図2参照)によって給送向き19(後向き)に給送される。これにより、記録用紙15は、搬送路23へ給送される。一方、給送トレイ20が前方位置のとき、底板74に支持された記録用紙15を搬送路23へ給送することはできない。
図2に示されるように、給送部17は、後方位置の給送トレイ20の底板74の上方に設けられている。給送部17は、給送ローラ25、給送アーム26、及び駆動伝達機構27を備えている。給送ローラ25は、給送アーム26の先端部で軸支されている。給送アーム26は、基端部に設けられた支軸28を中心として、矢印29の方向に回動可能である。これにより、給送ローラ25は、給送トレイ20の底板74または当該給送トレイ20に支持された記録用紙15に対して、当接及び離間が可能である。
給送ローラ25は、複数のギヤが噛合されてなる駆動伝達機構27によって、搬送用モータ(不図示)の駆動力が伝達されて回転する。これにより、給送トレイ20の底板74に載置された記録用紙15のうち、給送ローラ25と当接している最も上側の記録用紙15が、後述する搬送路23へ給送される。なお、給送ローラ25は、搬送用モータとは別に設けられたモータから駆動力を付与されて回転してもよい。
以上より、給送トレイ20は、記録用紙15をプリンタ筐体14へ給送向き19に給送可能な後方位置と、当該後方位置よりも給送向き19の上流側の前方位置の間で移動可能である。
図3及び図4に示されるように、排出トレイ21は、給送トレイ20に支持されており、給送トレイ20と一体にプリンタ筐体14に対して挿入及び脱抜される。なお、排出トレイ21については、後に詳細に説明される。
図2に示されるように、搬送路23が、プリンタ筐体14の内部に設けられている。搬送路23は、給送トレイ20の後端部を基点として、下方から上方に延びつつUターンしてから、前向きに延びて排出トレイ21に至る。搬送路23は、所定間隔を隔てて互いに対向する第1ガイド部材31及び第2ガイド部材32によって構成されている。記録用紙15は、給送トレイ20から搬送路23に給送され、搬送路23を、図2に破線矢印で示される向きである搬送向き16に搬送される。つまり、記録用紙15は、下方から上方に延びつつUターンするように搬送された後に、前向きに搬送されて排出トレイ21に排出される。
図2に示されるように、搬送路23における記録部24よりも搬送向き16の上流側には、搬送ローラ61及びピンチローラ62よりなる搬送ローラ対63が設けられている。ピンチローラ62は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって搬送ローラ61のローラ面に圧接されている。搬送路23における記録部24よりも搬送向き16の下流側には、排出ローラ64及び拍車65よりなる排出ローラ対66が設けられている。拍車65は、ばねなどの弾性部材(不図示)によって排出ローラ64のローラ面に圧接されている。搬送ローラ61及び排出ローラ64は、搬送用モータ(不図示)から駆動力が伝達されることによって回転され、ピンチローラ62及び拍車65との間に記録用紙15を挟持しつつ搬送向き16へ搬送する。
図2に示されるように、記録部24は、搬送路23の上側に配置されている。記録部24は、搬送路23に対向可能な位置に設けられた記録ヘッド37と、記録ヘッド37を搭載したキャリッジ38とを備えている。記録ヘッド37には、インクカートリッジ(不図示)から供給されたインクを搬送路23に向けて吐出するための複数のノズル36が形成されている。キャリッジ38は、左右方向9に往復移動可能に構成されている。キャリッジ38が往復移動されながら、搬送路23を搬送される記録用紙15に向けてノズル36からインク滴が吐出される。これにより、記録用紙15に画像が記録される。なお、本実施形態において、記録部24が記録用紙15に画像を記録する方式は、インクジェット記録方式であるが、これに限らず、例えば電子写真方式などであってもよい。
[排出トレイ21]
図3に示されるように、排出トレイ21は、給送トレイ20の上方に設けられている。図3の状態において、排出トレイ21は、給送トレイ20の一対の側板75に支持されている。
図6に示されるように、排出トレイ21は、記録用紙15が支持される上板79と、上板79の左右両端部に設けられた一対の外側板80と、上板79の前端部に設けられた前板81と、一対の外側板80よりも左右方向9の内側において上板79の下面に設けられた一対の内側板82とを備えている。
前板81は、左右方向9において、右側の外側板80と右側の内側板82との間、及び左側の外側板80と左側の内側板82との間に設けられている。つまり、前板81は、左右方向9の一対の内側板82の間には設けられていない。
図6及び図9に示されるように、一対の内側板82の前端部(給送向き19の上流端部)には、突起83が設けられている。右側の内側板82に設けられた突起83は、左向きに突出しており、左側の内側板82に設けられた突起83は、右向きに突出している。つまり、突起83は、左右方向9に延びている。なお、突起83の中心を左右方向9に延びた第2軸線42(本発明の回動軸線の一例、図6及び図9(B)参照)は、後述するように延長トレイ90の回動中心となる。
図9に示されるように、一対の内側板82における第2軸線42よりも後側(給送向き19の下流側)には、リブ84(本発明の被当接部の一例)が設けられている。右側の内側板82に設けられたリブ84は、左面から左向きに突出しており、左側の内側板82に設けられたリブ84は、右面から右向きに突出している。
図9(B)に示されるように、リブ84は、前後方向8に延びた第1リブ85と、第1リブ85の後端と連続しており後側が前側(給送向き19の上流側)よりも下方に位置するように前後方向8に対して傾斜した第2リブ86(本発明の傾斜部の一例)と、第2リブ86の後端と連続しており後端が前端よりも上方に位置するように傾斜した第3リブ87とを備えている。
第3リブ87のうち範囲R1の部分と、第1リブ85と、第2リブ86とは、突起83の左右方向9に延びた中心線の上下方向7における位置P1よりも下方、つまり第2軸線42よりも下方に位置している。
図6に示されるように、一対の外側板80の前端部には、開口88が設けられている。開口88には、給送トレイ20の突起78が挿入される。これにより、排出トレイ21は、突起78の中心を左右方向9に延びた第1軸線41を中心として、図10に示される矢印72、73の方向に回動可能である。詳細には、排出トレイ21は、給送トレイ20の上側の後端部以外を覆う図3及び図4に示される閉位置と、給送トレイ20の上側を開放する図5及び図10に示される開位置との間で回動可能である。ここで、突起78は、給送トレイ20の前端部に設けられている。つまり、排出トレイ21は、給送向き19の上流側端部に位置する突起78を中心として回動可能である。なお、排出トレイ21は、閉位置において、給送トレイ20の上側の全域を覆っていてもよい。
[延長トレイ90]
図3に示されるように、延長トレイ90は、上下方向7において、排出トレイ21の上板79の下側に配置されている。また、延長トレイ90は、左右方向9において、一対の内側板82(図6参照)の間に配置されている。
図6に示されるように、延長トレイ90は、左右方向9に一対に設けられた一対の側板91と、一対の側板91の間に設けられた中央板92とを備えている。
中央板92は、上下方向7において、一対の側板91の上端よりも下方に設けられている。これにより、延長トレイ90には、上端から下方へ凹んでおり中央板92の上面93を底面とする凹部94が形成される。凹部94には、後述する回動トレイ70が収容される。一対の側板91の前端部には、開口59が設けられている。開口59は、右側の側板91の左面と左側の側板91の右面とに設けられている。開口59には、後述する回動トレイ70の突起58が挿入される。
一対の側板91の後端部95には、突起96が設けられている。右側の側板91に設けられた突起96は、右面から右向きに突出しており、左側の側板91に設けられた突起96は、左面から左向きに突出している。一対の側板91における後端部95よりも前側には、ガイド部97が設けられている。ガイド部97は、溝形状であり、前後方向8に延びている。
ガイド部97には、排出トレイ21の突起83が挿入される。ガイド部97は、挿入された突起83に対して摺動可能である。つまり、ガイド部97は、突起83に案内される。以上より、延長トレイ90は、ガイド部94が突起83に摺動可能に支持されることにより、排出トレイ21によって移動可能に支持される。
延長トレイ90は、ガイド部97が突起83に案内されることによって、図3及び図9(A)に示される第1位置と、図4及び図9(B)に示される第2位置とに移動可能である。第2位置は、第1位置よりも前方の位置である。
図9(A)に示されるように、延長トレイ90が第1位置のとき、突起83はガイド部97の前端壁98(図9(B)参照)と当接している。これにより、延長トレイ90は、第1位置よりも後方へ移動することができない。図3に示されるように、延長トレイ90は、第1位置において、前端部以外の全てが排出トレイ21の下方に位置する。つまり、前端部のみが、露出した状態となる。以上より、延長トレイ90は、第1位置において、上方からの平面視において前端部以外の全てが排出トレイ21と重なる。なお、延長トレイ90は、第1位置において、前後方向8に沿って延びている。
また、図9(A)に示されるように、第1位置の延長トレイ90の後側は、延長トレイ90の上方に位置する排出トレイ21の上板79の下面99と、排出トレイ21の一対の内側板82から左右方向9の内側へ突出しており下方から延長トレイ90を支持する支持板(不図示)とによって挟まれている。これにより、第1位置の延長トレイ90は、前向きにのみ移動可能である。
ユーザが第1位置の延長トレイ90の露出した前端部を把持して前方へ引っ張ると、ガイド部97が突起83に対して前方へ摺動する。これにより、ガイド部97の前端壁98は、突起83から離間する。
また、延長トレイ90が前方へ引っ張られると、延長トレイ90の後端部95が前方へ移動する。延長トレイ90の後端部95が、第1位置の延長トレイ90を下方から支持する上述の支持板(不図示)よりも前方であり且つ延長トレイ90の下方に配置される後述のサブトレイ50よりも前方に位置すると、後端部95の下方は、排出トレイ21と給送トレイ20とによって構成された内部空間52(図9(B)参照)となる。これにより、延長トレイ90は、第2軸線42を中心として矢印53、54の向きへ回動可能となる。つまり、延長トレイ90は、第2軸線42周りに回動可能である。このとき、延長トレイ90の前端部は給送トレイ20の突起78の第1軸線41よりも前側に位置している。
支持板及びサブトレイ50よりも前方に移動した延長トレイ90の後端部95は、リブ84の下方に位置する。これにより、延長トレイ90の矢印54の向きへの回動は、後端部95の突起83がリブ84に下方から当接することによって規制される。一方、延長トレイ90の矢印53の向きへの回動は、一対の側板91の下面55が給送トレイ20の前板76の上端56に上方から当接することによって規制される。
延長トレイ90の後端部95が支持板及びサブトレイ50よりも前方に移動した状態において、つまり延長トレイ90が回動可能な状態において、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側の部分は、前後方向8において、延長トレイ90の第2軸線42よりも後側の部分よりも長い。
また、延長トレイ90が回動可能な状態において、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側の部分は、延長トレイ90の第2軸線42よりも後側の部分よりも重い。これにより、延長トレイ90は、外部から力が作用していない状態において、矢印54の向きへ回動する。そして、延長トレイ90は、後端部95の突起96が第3リブ87に下方から当接した状態となる。
突起96と第3リブ87とが当接した状態で、延長トレイ90が前方へ移動すると、突起96は第3リブ87に案内される。これにより、後端部95は前方且つ下方へ移動する。つまり、延長トレイ90は、矢印53の向きに回動する。そして、突起96が第3リブ87の範囲R1の部分と当接した状態になると、突起96は、第2軸線42よりも下方となる。これにより、延長トレイ90は、前端が後端よりも上方となるように前後方向8に対して傾斜した状態となる。
延長トレイ90が更に前方へ移動すると、突起96は、第3リブ87を通過し、図9(B)に示されるように、第3リブ87よりも前側に位置する。このとき、延長トレイ90は第2位置である。
図9(B)に示されるように、延長トレイ90が第2位置のとき、突起96は、前方斜め下、つまり前方且つ下方から第2リブ86に当接し、且つ下方から第1リブ85に当接した状態となる。ここで、上述したように、第1リブ85及び第2リブ86は、位置P1よりも下方に位置している。よって、当該状態では、延長トレイ90は、前端が後端よりも上方となるように前後方向8に対して傾斜した状態である。また、当該状態では、第2リブ86が、突起96の後方への移動を規制している。
また、延長トレイ90が第2位置のとき、一対の側板91の下面55と給送トレイ20の前板76の上端56との間には、上下方向7に隙間がある。
図4に示されるように、延長トレイ90は、第2位置において、後端部95以外の全てが排出トレイ21の前端部から前方に向けて突出している。つまり、後端部95以外の全てが、露出した状態となる。以上より、延長トレイ90は、第2位置において、上方からの平面視において後端部95のみが排出トレイ21と重なる。つまり、第2位置の延長トレイ90が上方からの平面視において排出トレイ21と重なる領域は、第1位置の延長トレイ90が上方からの平面視において排出トレイ21と重なる領域よりも小さい。
第2位置の延長トレイ90を第1位置へ移動するには、最初に、延長トレイ90を矢印53の向きに回動させる。これにより、突起96が第2リブ86よりも下方となる。その結果、突起96を後方へ移動させることができ、延長トレイ90を第1位置へ移動させることができる。
[サブトレイ50]
図8に示されるように、サブトレイ50は、延長トレイ90よりも下方において排出トレイ21に支持されている。サブトレイ50は、排出トレイ21の一対の内側板82によって前後方向8に移動可能に支持されている。詳細には、サブトレイ50の左右両端から外側に延びた突部(不図示)が、一対の内側板82における突起83及びリブ84が設けられた面と同じ面に設けられ、前後方向8に延びたガイド溝(不図示)に挿入されている。サブトレイ50の上面51には、給送トレイ20に支持される最大サイズの記録用紙15よりも小サイズの記録用紙が支持される。
サブトレイ50は、上記突部が上記ガイド溝に案内されることによって、図8(B)に示される収納位置と、図4及び図8(A)に示される突出位置とに移動可能である。突出位置は、収納位置よりも後方の位置である。
図8(B)に示されるように、サブトレイ50は、収納位置において、後端部以外の全てが排出トレイ21の下方に位置する。つまり、後端部のみが、露出した状態となり、後端部以外は、排出トレイ21に収納された状態となる。
図4及び図8(A)に示されるように、サブトレイ50は、突出位置において、排出トレイ21の後端から後側への突出長が収納位置のときよりも長い。突出位置のサブトレイ50の後端部は、給送トレイ20の凸部57に支持されている。
サブトレイ50は、収納位置から突出位置に移動する過程において、給送アーム26(図2参照)と当接する。これにより、給送アーム26は上方へ回動する。その結果、サブトレイ50が突出位置のとき、給送ローラ25は、サブトレイ50の上面51に当接する。これにより、給送ローラ25は、回転することによって、上面51に支持された記録用紙15を搬送路23へ給送することができる。
なお、サブトレイ50の有無は任意である。つまり、本実施形態では、サブトレイ50が設けられているが、サブトレイ50が設けられていない構成であってもよい。
[回動トレイ70]
図6に示されるように、回動トレイ70は、延長トレイ90よりも前後方向8及び左右方向9に短い平板形状の部材である。回動トレイ70の前端部の左右両端部には、外側に延びた突起58が設けられている。突起58は、排出トレイ21の開口59に挿入される。これにより、回動トレイ70は、排出トレイ21の凹部94に収容された図3に示される収容状態と、図4に示される傾斜状態とに回動可能に、延長トレイ90によって支持される。
回動トレイ70は、傾斜状態において、前端が後端よりも上方となるように前後方向8に対して傾斜した状態である。また、傾斜状態の回動トレイ70の前後方向8に対する上方への傾斜角度は、第2位置の延長トレイ90の前後方向8に対する上方への傾斜角度よりも90度に近い。つまり、傾斜状態の回動トレイ70の前後方向8に対する上方への傾斜角度は、第2位置の延長トレイ90の前後方向8に対する上方への傾斜角度よりも大きい。これにより、延長トレイ90に支持された記録用紙15が、延長トレイ90の前端部からの落下の可能性を低くすることができる。
[延長トレイ90が第2位置のときの排出トレイ21の回動動作]
以下、主に図9(B)及び図10を参照しながら、延長トレイ90が第2位置の状態(図4及び図9(B)に示される状態)で排出トレイ21が回動したときの、延長トレイ90及び排出トレイ21の動作について説明する。
図4及び図9(B)に示される状態において、排出トレイ21が矢印72(図10参照)の向きに回動すると、リブ84は上方に移動する。つまり、リブ84は、延長トレイ90の後端部95の突起96から離間しようとする。ここで、上述したように、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側の部分は、延長トレイ90の第2軸線42よりも後側の部分よりも重い。そのため、延長トレイ90は、排出トレイ21の回動に追随して、矢印54の向きに回動する。これにより、突起83とリブ84とが当接した状態が維持される。
その後、排出トレイ21が矢印72の向きに更に回動され、延長トレイ90が矢印54の向きに更に回動されると、延長トレイ90の一対の側板91の下面55が給送トレイ20の前板76の上端56に上方から当接する。これにより、延長トレイ90の回動が規制される。よって、排出トレイ21が矢印72の向きに更に回動されても、延長トレイ90は、回動しない。なお、延長トレイ90の回動先端部68が、給送トレイ20が載置されている机などの上面に当接すると、下面55が上端56に当接していなくても、延長トレイ90の回動は規制される。
その後、排出トレイ21のみが矢印72の向きに回動する。そして、排出トレイ21の上板79の前端67(詳細には左右方向9における2つの前板81の間の前端67)が、延長トレイ90の一対の側板の上端69に上方から当接すると、図10に示される状態となる。図10に示される状態では、排出トレイ21は開位置であるため、給送トレイ20の上側は開放されている。なお、図10に示される状態において、排出トレイ21は、矢印72の向きに回動不可能である。
以上により、延長トレイ90が第2位置であっても、排出トレイ21は、延長トレイ90に規制されることなく、閉位置から矢印72の向きに大きく回動でき、開位置に回動することができる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、延長トレイ90は、第2位置において、第2軸線42を中心に回動する。この際、延長トレイ90の第2軸線42よりも後側部分である後端部95は、下方からリブ84と当接する。その結果、延長トレイ90の回動は停止される。つまり、延長トレイ90は、突起83がガイド部97と当接するとともに、後端部95がリブ84と当接することによって、第2位置を維持される。すなわち、第2位置の延長トレイ90の第2軸線42よりも前側は、他の部材によって下方から支持されていない。
この状態において、排出トレイ21が給送トレイ20に対して上方へ回動されると、排出トレイ21に設けられたリブ84は、排出トレイ21の回動向きに移動する。このとき、後端部95は、下方からリブ84部と当接するために、回動向きに移動する被当接部に追随して上方へ回動可能である。つまり、延長トレイ90は、排出トレイ21から引き出された状態を維持したまま、排出トレイ21の回動に追随して回動することができる。
ここで、上述したように、第2位置の延長トレイ90の第2軸線42よりも前側は、他の部材によって下方から支持されていない。つまり、第2位置の延長トレイ90の第2軸線42よりも前側の下側には隙間が存在する。そのため、延長トレイ90の後端部95がリブ84に追随して上方へ回動することによって、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側が下方に回動しても、当該前側が他の部材に接触することはない。つまり、延長トレイ90の回動が他の部材によって妨害されることはない。以上より、延長トレイ90が排出トレイ21から引き出された状態のままで、排出トレイ21を給送トレイ20に対して回動させることができる。
また、本実施形態によれば、延長トレイ90が第2位置よりも第1位置側に位置していても、延長トレイ90は回動可能である。
また、本実施形態によれば、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側は第2軸線42よりも後側よりも重い。これにより、延長トレイ90が回動可能な状態において、排出トレイ21が給送トレイ20に対して上方へ回動することで、リブ84が排出トレイ21の回動向きに移動した場合、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側が下方へ回動し、延長トレイ90の第2軸線42よりも後側が上方へ回動する。これにより、延長トレイ90の後端部95を、リブ84の回動に追随させることができる。
また、本実施形態によれば、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側は第2軸線42よりも後側よりも前後方向8に長い。ここで、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側には、記録用紙15が支持される。よって、記録用紙15の支持領域を大きくすることができる。また、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側は第2軸線42よりも後側よりも前後方向8に長いため、通常、上記前側は上記後側よりも重くなる。この場合、上述したように、延長トレイ90の後端部95を、リブ84の回動に追随させることができる。
また、本実施形態によれば、 第3リブ87のうちの範囲R1の部分と、第1リブ85と、第2リブ86とが第2軸線よりも下方に位置しているため、延長トレイ90は、第2位置において、第2軸線42よりも後側が第2軸線42よりも下方に位置する。これにより、第2位置の延長トレイ90を、前端部が後端部95よりも上方となるように傾斜させることができる。その結果、排出トレイ21に支持された記録用紙15の前端部からの落下の可能性を低くすることができる。
また、本実施形態によれば、第2位置の延長トレイ90の第2軸線42よりも後側は、第2リブ86を乗り越えない限り、後方へ移動することができない。これにより、延長トレイ90の第2位置から第1位置側の移動を規制することができる。つまり、延長トレイ90の第2位置から第1位置への予期せぬ移動を防止できる。
また、本実施形態によれば、給送トレイ20を後方位置から前方位置へ移動させることによって、排出トレイ21を回動させやすくすることができる。
[変形例1]
上述の実施形態では、延長トレイ90は、後端部95が排出トレイ21の支持板よりも前方に位置する状態において回動可能であってが、延長トレイ90は、第2位置のときにのみ、回動可能であってもよい。つまり、延長トレイ90は、少なくとも第2位置において回動可能であればよい。
[変形例2]
上述の実施形態では、延長トレイ90が回動可能な状態において、延長トレイ90の第2軸線42よりも前側の部分は、延長トレイ90の第2軸線42よりも後側の部分よりも重かったが、上記前側の部分は、上記後側の部分よりも軽くてもよいし、同じ重さでもよい。この場合、例えば、延長トレイ90の後端部95を上方へ付勢するコイルばねなどの弾性部材が設けられる。これにより、延長トレイ90が第2位置において排出トレイ21が矢印72の向きに回動した場合に、延長トレイ90は排出トレイ21に追随して回動可能となる。
[変形例3]
上述の実施形態では、排出トレイ21に突起83が設けられ、延長トレイ90にガイド部97が設けられていたが、排出トレイ21にガイド部97が設けられ、延長トレイ90に突起83が設けられてもよい。
[変形例4]
給送トレイ20は、プリンタ筐体14に対して挿入及び脱抜可能でなくてもよい。例えば、給送トレイ20は、プリンタ筐体14から完全に脱抜されるのではなく、前側部分のみがプリンタ筐体14から前側に突出された状態となるまで後方位置から前向きに移動可能であってもよい。この場合、排出トレイ21は、給送トレイ20の上記前側部分に支持される。また、例えば、給送トレイ20は、プリンタ筐体14に固定されていてもよい。この場合、給送トレイ20は、その前側部分がプリンタ筐体14よりも前側に位置する状態でプリンタ筐体14に固定される。この場合も、排出トレイ21は、給送トレイ20の上記前側部分に支持される。
[変形例5]
上述の実施形態では、プリンタ部12が本発明のシート搬送装置の一例として説明されたが、本発明のシート搬送装置はプリンタ部12に限らない。例えば、スキャナ部11が、本発明のシート搬送装置の一例であってもよい。この場合、給送トレイ20は、スキャナ部11によって画像を読み取られる原稿用紙を支持する。また、排出トレイ21には、スキャナ部11によって画像を読み取られて排出された原稿用紙が支持される。そして、排出トレイ21は、給送トレイ20に対して回動可能であり、且つ延長トレイ90を移動可能に支持している。
10・・・複合機
11・・・プリンタ部
12・・・記録用紙
14・・・プリンタ筐体
19・・・給送向き
20・・・給送トレイ
21・・・排出トレイ
78・・・突起
83・・・突起
84・・・リブ
90・・・延長トレイ
97・・・ガイド部

Claims (7)

  1. 本体と、
    当該本体へ給送向きに給送されるシートを支持する第1トレイと、
    上記第1トレイから上記本体へ給送されたシートを搬送して上記本体から排出する排出ローラ対と、
    上記第1トレイの上方に回動可能に設けられており、上記給送向きにおける上記第1トレイの上流側端部を軸として、上記第1トレイの上側の少なくとも一部を覆う閉位置及び上記第1トレイの上側を開放する開位置に回動可能であって、上記排出ローラ対によって排出されたシートを支持する第2トレイと、
    上記第2トレイによって移動可能に支持されており、上記第2トレイの下方に位置し且つ上方からの平面視において上記第2トレイと少なくとも一部が重なる第1位置と、上記第2トレイの上記給送向きの上流端部から上記給送向きの上流側に向けて突出し且つ上記第2トレイと重なる領域が上記第1位置よりも小さい第2位置とに移動可能な延長トレイと、を備え、
    上記延長トレイは、上記第2位置において、上記第2トレイの回動軸と平行な回動軸線周りに回動可能であり、
    上記第2トレイは、少なくとも上記閉位置において、上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの下流側部分に下方から当接される被当接部を備えるシート搬送装置。
  2. 上記第2トレイまたは上記延長トレイの一方に、上記幅方向に延びた突部が設けられ、
    上記第2トレイまたは上記延長トレイの他方に、上記突部が挿入されるガイド部が設けられ、
    上記延長トレイは、上記突部または上記ガイド部の一方が他方に案内されることによって、上記第1位置と上記第2位置とに移動可能である請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 上記延長トレイは、上記給送向きの上流端部が上記第2トレイの回動軸よりも上記給送向きの上流側に位置する状態において、上記回動軸線周りに回動可能であり、
    回動可能な状態の上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上流側部分は、上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上記下流側部分よりも重い請求項1または2に記載のシート搬送装置。
  4. 上記延長トレイは、上記給送向きの上流端部が上記第2トレイの回動軸よりも上記給送向きの上流側に位置する状態において、上記回動軸線周りに回動可能であり、
    回動可能な状態の上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上流側部分は、上記給送向きにおいて、上記延長トレイの上記回動軸線よりも上記給送向きの上記下流側部分よりも長い請求項1から3のいずれかに記載のシート搬送装置。
  5. 上記被当接部は、上記回動軸線よりも下方に位置し且つ上記第2位置の上記延長トレイの上記下流側部分に下方から当接される請求項1から4のいずれかに記載のシート搬送装置。
  6. 上記被当接部は、上記給送向きの下流側が上流側よりも下方に位置するように上記給送向きに対して傾斜した向きに延びた傾斜部を備え、
    上記傾斜部は、上記第2位置の上記延長トレイの上記下流側部分に、上記給送向きの上流側から当接される請求項1から5のいずれかに記載のシート搬送装置。
  7. 上記第1トレイは、シートを上記本体へ上記給送向きに給送可能な第3位置と、当該第3位置よりも上記給送向きの上流側の第4位置の間で移動可能である請求項1から6のいずれかに記載のシート搬送装置。
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