JP7150441B2 - シート給紙装置及び画像形成システム - Google Patents

シート給紙装置及び画像形成システム Download PDF

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Description

本発明は、シートを給紙するシート給紙装置及びシート給紙装置を備える画像形成装置に関し、詳しくはシート給紙装置の収納部に収納されたシートのサイズを特定する構成に関する。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置の画像形成部にシートを供給する給紙装置が知られており、給紙装置には、100枚程度のシートを収納可能な給紙カセットを備えるタイプや、数千枚に及ぶ大量のシートを収納可能な収納庫を備えるタイプなどがある。
給紙装置には、シートを積載する積載トレイと、積載トレイを昇降する昇降機構と、積載トレイ上のシートの最上面に接触してシートを繰り出す繰出ローラと、繰り出されたシートを一枚に分離して画像形成装置に給紙する分離機構と、シートが積載される積載トレイを昇降する昇降機構と、が備えられている。また、シートの給紙方向と直交する幅方向にスライド移動可能に設けられ、シートの幅方向の両端部を規制する幅規制部材や、シート給紙方向にスライド移動可能に設けられ、シートの後端部を規制する後端規制部材も備えられている。
このようなタイプの給紙装置では、積載トレイにシートが積載されると、昇降機構により積載トレイが上昇し、シートの最上面が繰出ローラに接触すると積載トレイの上昇が停止する。その後、給紙信号の受信により、繰出ローラの駆動により積載トレイからシートが繰り出され、分離機構にて一枚ずつに分離して画像形成装置にシートが給紙される。
画像形成装置では、画像形成部で画像形成される画像のサイズに適合するサイズのシートを複数の給紙装置から選択して給紙するように制御する。よって、給紙装置には積載トレイ上のシートのサイズを検出するサイズ検出手段が設けられている。このサイズ検出手段には、ボリュームを用いて前記幅規制部材の位置を検出してシートの幅の長さを特定する幅検出機構と、前記後端規制部材の位置を検出してシートの給紙方向の長さを特定する長さ検出機構と、を備え、幅検出機構の検出結果と長さ検出機構の検出結果から定型のシートサイズを自動的に特定している(例えば、特許文献1)。
特開平6-183575号公報
ところで、一般的な給紙装置は、A3サイズ以下の定型サイズのシートが取り扱い可能となっているが、近年ではA3サイズを超える長尺シートを取り扱うことができる給紙装置が要望されている。長尺シートは規定でサイズを定めていないので、長尺シートを取り扱うためには、シートの幅と長さを実際に測定し、測定値によってシートの搬送や画像形成などを制御する必要がある。よって、長尺シートの長さを検出する検出機構を新たに追加しなければならにため、長さ検出機構が複雑となり、またコストも増大するとの問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、簡素化された構成で定型サイズのシートから非定型の長尺シートまで多様なシートのサイズを容易に特定できる給紙装置を提供することを目的とする。
上記目的に鑑み、本願発明はシートを積載する積載手段と、積載手段上のシートを給紙する給紙手段と、シートの給紙方向にスライド移動可能に設けられ、積載手段上のシートの給紙方向後端部を規制する第1の規制部材と、シートの給紙方向に直交する幅方向にスライド移動可能に設けられ、積載手段上のシートの幅方向の一端部を規制する第2の規制部材と、を備えた給紙装置において、積載手段上のシートを規制する第1の規制部材と第2の規制部材の位置に基づきシートサイズを特定する第1のサイズ特定手段と、外部からのサイズ情報に基づきシートサイズを特定する第2のサイズ特定手段と、第1の規制部材が、シート給紙方向における所定の長さ以下の定型シートの後端部を規制する位置にあるか、所定の長さを超える長さの長尺シートの後端部を規制する位置にあるか、を検出する検出手段と、を設け、検出手段にて第1の規制部材が所定の長さ以下の定型シートの後端部を規制する位置にあることが検出された場合は、第1のサイズ特定手段でシートサイズを特定し、第1の規制部材が所定の長さを超える長さの長尺シートの後端部を規制する位置にあることが検出された場合は、第2のサイズ特定手段でシートサイズを特定する。
検出手段にて前記第1の規制部材が所定位置の下流側にあることが検出された場合は、第1のサイズ特定手段でシートサイズを特定し、第1の規制部材が所定位置の上流側にあることが検出された場合は、前記第2サイズ特定手段でシートサイズを特定するようにしたので、定型サイズから非定型の長尺シートまでシートサイズを容易に特定できる。
画像形成システムの構成を示す断面図である。 本発明の給紙装置の内部の概略構造を示した斜視図である。 本発明の給紙装置における第1、第2のサイド規制部材の構成及びサイズ検出機構を示す上面図である。 本発明の給紙装置における後端規制部材がスライド移動するための構成を示す上面図である。 本発明の給紙装置における第1、第2のサイズ特定手段の構成を示すブロック図である。 本発明の給紙装置におけるA4サイズのシートを積載したときの幅検出機構及び長さ検出機構の状態を示す状態図である。 本発明の給紙装置におけるA3サイズのシートを積載したときの幅検出機構及び長さ検出機構の状態を示す状態図である 本発明の給紙装置における第1、第2、第3の検出センサのサイズに対応した組み合わせを示す図である。 本発明の給紙装置における後端規制部材が長尺シートを規制する位置にある状態を示す状態図である。 本発明の給紙装置における回転検出機構の構成と動作を示す上面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、画像形成システム1の構成例を示したものである。画像形成システム1は、画像形成装置2と、読取装置3と、給紙装置4とを備えている。画像形成装置2は、画像形成を行うための各機構を備え、シートSに画像を印刷によって形成する。読取装置3は、シートS上の画像を読み取って、その画像に応じた画像データを生成し、画像形成装置2に出力する。給紙装置4は、詳細については後述するが、複数のサイズのシートSを大量に収納することができ、選択されたシートSを画像形成装置2に給送する。
画像形成装置2は、読取装置3からの画像データに基づいて、給紙装置4から受け取ったシートSに印刷を行い、或いは、画像形成装置2内のシートSに印刷を行い、そして、印刷済みのシートSを排出する。
画像形成装置2は、画像形成部5と、シート搬送機構6と、複数の給紙部7a~7dとを備える。画像形成部5は、シート搬送機構6により搬送されたシートSに対して画像を形成する。シート搬送機構6は、後述の実施形態では給紙装置4からのシートSを画像形成部5に向かって搬送する態様を述べるが、給紙部7a~7dからのシートSを画像形成部5に向かって搬送することも可能である。
画像形成部5は、レーザ光走査部111、感光ドラム112、ミラー113、現像器114、転写帯電器115、分離帯電器116、搬送ベルト117、定着器118、排出ローラ119、及び、排出センサ122を含む。レーザ光走査部111は、読取装置3からの画像データに基づいて、レーザ光を出力する。このレーザ光は、ミラー113で反射され、ミラー113からの反射光が感光ドラム112の表面を走査するように、レーザ光走査部111から出力される。これにより、感光ドラム112表面には電位分布が潜像として形成される。
シート搬送機構6は、ピックアップローラ11、搬送用ローラ対15、フィードローラ22及びリタードローラ23から成るローラ対25、検知センサ24、シート搬送路108、レジストローラ対130、並びに、レジストローラ対110を備える。
ピックアップローラ11は、各給紙部7a~7dに配され、対応の給紙部から、シートSを1枚ずつ取り出して、下流側に搬送する。ローラ対25は、各給紙部7a~7dに対応した位置に配置され、フィードローラ22及びリタードローラ23を用いて、対応の給紙部から取り出されたシートSを1枚ずつ搬送し、2枚以上のシートSが取り出された場合にはそれらを分離する。具体的には、1枚のシートSが取り出された場合には、フィードローラ22及びリタードローラ23は、そのシートSを下流側に搬送する方向に回転する。2枚以上のシートSが取り出された場合には、リタードローラ23は逆回転を行い、2枚以上のシートSを分離して1枚のシートSを下流側に搬送すると共にそれ以外のシートSを対応の給紙部に戻す。
搬送用ローラ対15は、シート搬送路108の各位置に配され、給紙部7a~7dからのシートSを下流側に向かって搬送する。
レジストローラ対130は、給紙部7a~7dの何れかからのシートS、或いは、後述の給紙装置4からのシートSを、下流側に搬送する。そして、このシートSは、画像形成部5による印刷開始のタイミングに合わせて、レジストローラ対110により画像形成部5に向かって搬送される。各給紙部7a~7dには給紙カセット10が設けられており、ユーザは、対応のサイズのシートSを給紙カセット10に収納することができる。
読取装置3は、走査用光源201、プラテンガラス202、圧板203、レンズ204、受光素子205、プロセッサ206、通信用ケーブル207、メモリ208、及び、自動原稿給紙部250を備える。走査用光源201は、ユーザによりプラテンガラス202上に配され圧板203により押圧された原稿(何らかの画像が形成された紙、例えば雑誌等の切り抜き)に対して、光を照射する。この光は、原稿表面を走査するように照射される。
原稿からの反射光は、図中に示されるように、本実施形態ではミラーによって導かれ、レンズ204によって集光され、その後、受光素子205によって検知される。プロセッサ206は、受光素子205による検知結果に基づいて、原稿上の画像に基づく画像データを生成する。プロセッサ206は、この画像データを、通信用ケーブル207を介して画像形成装置2に出力することもできるし、メモリ208に格納することもできる。
自動原稿給紙部250は、ユーザにより1枚以上の原稿が載置された場合に、それらを1枚ずつ読取装置3内に取り込むように構成される。これにより、各原稿上の画像に基づく画像データが、プロセッサ206によって上記同様の手順で生成される。
給紙装置4は、画像形成装置2に対してシートSを供給可能に接続されており、本実施形態では、給紙機構30、制御部41及びそれらを内蔵する筐体60を備える。本実施形態では、給紙機構30は、多様なサイズのシートSを積載可能に構成された積載トレイ61と、積載トレイ61と共にシートSを収納する収納庫62とが含まれる。なお、収納庫62が筐体60から引き出し可能となる。
積載トレイ61は、第1積載部(メイントレイ)61aと、第2積載部(サブトレイ)61bと、を含む。詳細については後述するが、サブトレイ61bは、メイントレイ61aに連結可能に構成されている。メイントレイ61aは、一般に広く用いられているA3サイズ以下の定型サイズのシートSを積載することが可能である。また、メイントレイ61aとサブトレイ61bとを連結させることによって、定型サイズよりも長い長尺シートを積載することも可能である。図1では、給紙装置4において、メイントレイ61aにサブトレイ61bを連結させることによって、第2サイズのシートSが積載可能な態様を示している。
積載トレイ61上のシートSは、加圧部84により押圧され、これにより、積載されたシートSの浮き上がりを防ぐことができる。積載されたシートSのうち最上の1枚は、ピックアップローラ51により取り出され、フィードローラ12及びリタードローラ13から成るローラ対31により、接続搬送路32に向かって搬送される。接続搬送路32は、画像形成装置2内のシート搬送路108に接続される。これにより、接続搬送路32に搬送されたシートSは、シート搬送路108に搬送され、その後、レジストローラ対130およびレジストローラ対110により画像形成部5に向かって搬送される。
図2は、給紙機構30を中心とした給紙装置4内部の概略構造を示したものである。ピックアップローラ51が回転すると、積載トレイ61上に積載されたシートSの最上の1枚が給紙方向に取り出され、そのシートSの搬送が開始される。シートSは、フィードローラ12が回転することで接続搬送路32に向かって搬送され、レジストローラ対130が回転することで下流側に搬送される。
また、給紙装置4は、制御部41により、画像形成装置2との間で信号通信が可能であり、例えば、画像形成装置2からの給紙要求を受け付け、また、印刷開始のタイミング、給紙のタイミング等について同期をとることができる。画像形成装置2は、操作パネル(図示せず)を介して、ユーザからの印刷ジョブを受け付ける。また、画像形成装置2は、操作パネルを介して、印刷に必要な情報(例えば、シートSの補充が必要になったこと、トナー交換が必要となったこと、紙詰まりが発生したこと等)をユーザに対して通知することができる。なお、操作パネルは、ユーザにとって見やすい位置、例えば画像形成装置2の上部に設けられる。
図3は、第1、第2のサイド規制部材80a、80bの構成及びサイズ検出機構を示す上面図である。図4は、後端規制部材がスライド移動するための構成を示す上面図である。
収納庫62には、シート給紙方向に直交する方向にスライド移動し、シートの下流側の両端部を規制する第1、第2のサイド規制部材80a、80bと、シートの上流側の両端部を規制する一対の上流側サイド規制部材83と、シート給紙方向にスライド移動し、シートの後端部(シート給紙方向上流側端部)を規制する後端規制部材87が設けられている。
図3に示すように第1、第2のサイド規制部材80a、80bのそれぞれにはラック81a、81bが設けられており、このラック80a、80bに噛み合うピニオン82によって第1、第2のサイド規制部材80a、80bは連動してスライド移動するようになっている。なお、一対の上流側サイド規制部材83も同様な構成となっている。
図4に示すように後端規制部材87は、メイントレイ61aからサブトレイ61bに渡ってスライド移動する。メイントレイ61aにはスリット66が設けられており、サブフレーム71には後端規制部材87をスライド移動させるためのスリット72が形成されている。これによって、後端規制部材87はメイントレイ61aからサブトレイ61bに渡ってスライド移動することができる。
次に、積載トレイ61上のシートのサイズを検出する検出機構について説明する。本実施の形態では、B5、A4、B5R、A4R、B4、A3の規定サイズのシートサイズを特定する第1のサイズ特定手段と、定型サイズを超えるA3サイズよりも長い長尺シートのサイズを特定する第2のサイズ特定手段を備える。
図5は、第1、第2のサイズ特定手段の構成を示すブロック図である。第1のサイズ特定手段は、シート給紙方向に直交するシート幅の長さとシート給紙方向の長さに基づき、シートのサイズを特定する。第2のサイズ特定手段はパネル100のサイズ入力部101から使用者が入力した情報に基づきサイズを特定する。
第1のサイズ特定手段は幅検出機構と長さ検出機構を備える。図3に示すようにシートの幅検出機構は、第1、第2のサイド規制部材80a、82bを同期して移動させるピニオン82に取り付けられたボリューム(可変抵抗器)VRを備えている。幅方向検出機構は、第1、第2のサイド規制部材80a、82bを使用者がシートの両端部を規制する位置に移動させるとピニオン82が回転し、ボリュームVRの抵抗値を変化させるように構成されている。そして、ボリュームの抵抗値からシートのサイズを検出するようになっている。
シートの長さを検出する長さ検出機構は、給紙方向に延設され、上下に重ねて配置された3枚の検出板91、92、93と、後端規制部材87に取り付けられた検出ピン98と、3枚の検出板91、92、93に対応した検出センサS10、S11、S12を備えている。
3枚の検出板91、92、93は、後端規制部材87に近接した位置で、後端規制部材87のスライド移動方向に沿って設けられている。3枚の検出板91、92、93は、共通の支点94に回転自在に設けられており、常にバネ96で後端規制部材87側に付勢されている。また、3枚の検出板91、92、93のそれぞれには、後端規制部材側87側に突き出た突出部91a、92a、93aと、3つの検出センサS10、S11、S12をON、OFFさせるための検出フラグ91b、92b、93bが設けられている。なお、第1の検出板91の突出部91aはB4サイズとA3サイズの後端位置に対応した位置に設けられ、第2の検出板92の突出部92aはA4R、B4、A3サイズのシートの後端位置に対応する位置に設けられている。第3の検出板93の突出部93aはB4サイズのみの後端位置に対応した位置に設けられている。
次に、長さ検出機構の動作について説明する。後端規制部材87が使用者によってシート規制位置に移動すると後端規制部材87に取り付けられた検出ピン98も移動する。移動する検出ピン98は、移動した位置で各サイズに応じた3枚の3枚の検出板91、92、93の突出部91a、92a、93aに当接する。これによって、検出ピン98が当接する突出部91a、92a、93aが設けられた検出板91、92、93が回転し、検出フラグ91b、92b、93bが検出センサS10、S11、S12に検出される。つまり、後端規制部材87の位置によって各検出センサS10、S11、S12がONまたはOFFし、各検出センサS10、S11、S12のON、OFFの組み合わせによってサイズに対応する長さを検出している。
なお、3枚の検出板91、92、93には、共通のスリット91c、92c、93cが設けられており、このスリット91c、92c、93cに収納庫62に設けられた規制ピン96が挿入されている。これによって、3枚の検出板91、92、93の回転移動範囲はスリット91c、92c、93c内に規制される。
第1のサイズ特定手段によるシートのサイズの特定について説明する。ここでは、A4サイズのシート及びA3サイズのシートを積載トレイ61上に積載した場合について述べる。図6は、A4サイズのシートを積載したときの幅検出機構及び長さ検出機構の状態を示す状態図である。図7は、A3サイズのシートを積載したときの幅検出機構及び長さ検出機構の状態を示す状態図である。また、図8は第1、第2、第3の検出センサS10、S11、S12のサイズに対応した組み合わせを示す図である。
A4サイズのシートを積載トレイ61上に積載した場合は、図6に示すように第1、第2のサイド規制部材80a、80bをシートの幅方向端部を規制する位置に移動する。続いて、後端規制部材87をシート後端位置に移動すると、図6に示すように第1、第2、第3の検出センサS10、S11、S13の全てがOFF状態となる。これによって、図12に示すようにシートのサイズはB5、A4、B5Rのいずれかであることが特定される(図8参照)。ここで、B5、A4、B5Rサイズのシートは幅方向の長さが相違するため、ボリュームVRにてシートの幅方向の長さを検出することでA4サイズのシートであることが特定できる。
次に、A3サイズのシートの場合は、図7に示すようにA3サイズのシートを積載トレイ61に積載し、第1、第2のサイド規制部材80a、80bをシートの幅方向端部を規制する位置に移動する。そして、後端規制部材87をシート後端位置に移動する。このとき、A3サイズのシートの幅方向の長さはA4サイズのシートと同じであり、ボリュームVRで検出されるシートの幅方向の長さのみではサイズを特定できない。しかし、後端規制部材87の位置によって第1、第2の検出センサS10、S11がONとなり、第3の検出センサがOFFとなる、A3サイズのシートであると特定できる(図8参照)。
図9は定型サイズの長さを越えるA3サイズよりも長い長尺シートが積載された場合の検出状態を示す状態図である。第2のサイズ特定手段は、定型サイズを超えるA3サイズよりも長い長尺シートのサイズが積載された場合に動作する。第2のサイズ特定手段の動作は、図9に示されるように後端規制部材87がA3サイズのシートの後端位置よりも上流側に位置することによって行われる。後端規制部材87がA3サイズのシートの後端位置よりも上流側に位置しているか否かは回転検出機構にて検出される。なお、回転検出機構については後述する。
第2のサイズ特定手段では、回転検出機構で、後端規制部材87がA3サイズのシートの後端位置よりも上流側に位置していると検出されると、パネル100に設けられたサイズ入力部101からの情報によってサイズを特定する。このサイズ入力部101は使用者によってシートの幅方向の長さとシートの給紙方向の長さが直接入力できるようになっている。
図10は、回転検出機構の構成と動作を示す上面図である。回転検出機構は、A3サイズのシートの後端位置の上流側近傍に設けられている。 回転検出機構は、回転支点71を支点に回転する回転検出板70と、回転検出板70に設けられた検出フラグ71aを検出する第4の検出センサS13と、回転検出板70を左右方向に回転させる引っ張りバネ72を備えている。
回転検出板70は上述した検出フラグ71aと検出ピン98が挿入される切欠部70bが形成されている。引っ張りバネ72は一端が切欠部の内側端部に取り付けられ、他端部は収納庫62の底面に設けられた取付ピン74に取り付けられている。この引っ張りバネ72は図中において切欠部70bが取付ピン74と回転支点71を結ぶ直線上よりも左に位置するときは回転検出板70を左回転方向によって付勢し、切欠部70bが取付ピン74と回転支点71を結ぶ直線上よりも右に位置するときは回転検出板70を右回転させるように配設されている。
回転機構の動作は、後端規制部材87がA3サイズシートの後端位置を越えて給紙方向下流側から上流側に移動すると、後端規制部材87に取り付けられた検出ピン98が回転検出板70の切欠部70bに進入して回転検出板70を図中反時計回り方向(右方向)に回転させる。このとき、引っ張りバネ72は回転検出板70を時計回り方向に付勢しており、検出ピン98は引っ張りバネ72の付勢力に抗して回転検出板70を図中反時計回り方向に回転させる。回転検出板70を図中反時計回り方向に回転すると回転検出板70の検出フラグ70aが第4の検出センサS15が検出フラグ70aを検出しなくなり、OFF状態となる(図10(a)参照)。これによって、後端規制部材87がA3サイズシートの後端位置を越えた位置に移動したことが検出される。その後に図10(b)に示すように検出ピン98が取付ピン74と回転支点71を結ぶ直線上に移動し、回転検出板70の切欠部70bの位置が取付ピン74と回転支点71を結ぶ直線上を通過する。これによって、引っ張りバネ72の回転検出板70の付勢方向が切り換わり、時計回り方向に付勢するようになる。そして、図10に示すように検出ピン98が切欠部70bから離れると引っ張りバネ72の付勢力によって回転検出板70は規制部材76に当接して回転が規制される。
一方、後端規制部材87がA3サイズシートの後端位置を越えてた位置から給紙方向上流側に移動すると、図10(c)に示すように後端規制部材87に取り付けられた検出ピン98が回転検出板70の切欠部70bに進入し、検出ピン98が回転検出板70を図中時計回り方向(左方向)に回転させる。このとき、引っ張りバネ72は回転検出板70を反時計回り方向に付勢しており、検出ピン98は引っ張りバネ72の付勢力に抗して回転検出板70を図中時計回り方向に回転させる。その後に図10(b)に示すように検出ピン98が取付ピン74と回転支点71を結ぶ直線上に移動し、回転検出板70の切欠部70bの位置が取付ピン74と回転支点71を結ぶ直線上を通過する(図10(a)参照)。これによって、引っ張りバネ72の回転検出板70の付勢方向が切り換わり、引っ張りバネ72は回転検出板70を時計回り方向に付勢するようになる。そして、検出ピン98が切欠部70bから離れると引っ張りバネ72の付勢力によって回転検出板70は規制部材76に当接する位置まで回転し停止する。このとき、検出フラグ70aは第4の検出センサS13の位置まで回転し、第4の検出センサS13は検出フラグ70aを検出する。
上述の実施の形態によれば、定型サイズのシートは、シートの幅方向の長さとシート給紙方向の長さによってシートサイズを特定し、定型サイズ以外の長尺シートはパネル100上から入力されたサイズにてサイズを特定するようにしたので、定型サイズ、非定型サイズの長尺シートのいずれのシートも確実にサイズが特定できる。
1 画像形成システム
2 画像形成装置
3 読取装置
4 給紙装置
61 積載トレイ
62 収納庫
70 回転検出板
70b 切欠部
72 引っ張りバネ
74 取付ピン
80a 第1のサイド規制部材
80b 第2のサイド規制部材
87 後端規制部材
91 第1の検出板
92 第2の検出板
93 第3の出板
98 検出ピン
100 パネル
101 サイズ入力部
S10 第1の検出センサ
S11 第2の検出センサ
S12 第3の検出センサ
S14 第4の検出センサ
VR ボリューム


Claims (4)

  1. シートを積載する積載手段と、前記積載手段上のシートを給紙する給紙手段と、シートの給紙方向にスライド移動可能に設けられ、前記積載手段上のシートの給紙方向後端部を規制する第1の規制部材と、シートの給紙方向に直交する幅方向にスライド移動可能に設けられ、前記積載手段上のシートの幅方向の一端部を規制する第2の規制部材と、を備えた給紙装置において、
    前記積載手段上のシートを規制する前記第1の規制部材と前記第2の規制部材の位置に基づきシートサイズを特定する第1のサイズ特定手段と、外部からのサイズ情報に基づきシートサイズを特定する第2のサイズ特定手段と、前記第1の規制部材が、シート給紙方向における所定の長さ以下の定型シートの後端部を規制する位置にあるか、所定の長さを超える長さの長尺シートの後端部を規制する位置にあるか、を検出する検出手段と、を設け、
    前記検出手段にて前記第1の規制部材が所定の長さ以下の定型シートの後端部を規制する位置にあることが検出された場合は、前記第1のサイズ特定手段でシートサイズを特定し、前記第1の規制部材が所定の長さを超える長さの長尺シートの後端部を規制する位置にあることが検出された場合は、前記第2のサイズ特定手段でシートサイズを特定するシート給紙装置。
  2. 請求項1に記載の給紙装置と、シートのサイズを入力するサイズ入力部とシートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、を備え、前記第2のサイズ特定手段は、前記サイズ入力部からのサイズ情報に基づきシートサイズを特定する画像形成システム。
  3. 前記積載手段は、給紙方向における所定の長さ以下の定型シートを載置する第1の積載トレイと、所定の長さよりも長い長尺シートを前記第1の積載トレイと協働して載置する第2の積載トレイを有し、
    前記第1、第2の積載トレイは、前記第1の規制部材が前記第1の積載トレイと前記第2の積載トレイに渡って移動するためのスリットを有する請求項1に記載のシート給紙装置。
  4. シートの給紙方向に直交する幅方向にスライド移動可能に設けられ、前記積載手段上のシートの幅方向の他端部を規制する第3の規制部材を、備え、
    前記第2、第3の規制部材は定型シート及び長尺シートのシート幅方向の両端部を規制する請求項1または請求項3に記載のシート給紙装置。
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