JP2009208940A - 手差しトレイユニット - Google Patents

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Yuji Terashita
裕司 寺下
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Abstract

【課題】 ユーザーが補助トレイを延長し忘れたまま、トレイ本体の載置面より大きい定型サイズの記録紙を載置した場合でも、前記記録紙のサイズを検知することができる手差しトレイユニットを提供する。
【解決手段】 画像形成装置に対して手差しにより供給する記録紙が載置されるトレイ本体と、該トレイ本体の上面に載置された定型サイズの記録紙の幅を検出する第1の検出部と、前記トレイ本体から給紙方向の上流側に延長可能に設けられた補助トレイと、該補助トレイの上面に前記記録紙が載置されている否かを検出する第2の検出部と、前記トレイ本体より下方に設けられ、前記トレイ本体の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出した前記記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光の存否を検知することで前記記録紙の定型サイズを判別する定型サイズ判別部とを具備する手差しトレイユニット。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機或いはプリンタ等の画像形成装置に備えられる手差しトレイの上面に載置された定型サイズの記録紙のサイズを使用者の誤操作に関わらず判別可能な手差しトレイユニットに関する。
一般に、複写機或いはプリンタ等の画像形成装置における給紙装置には、画像形成装置の本体内に定型サイズの記録紙を収容するための給紙カセットが備えられている。また、画像形成装置には、給紙カセットに収容できないサイズの記録紙或いは少数枚の記録紙への印刷等に対応するために、手差しにより記録紙を供給するための手差しトレイユニットが備えられている。
ここで、手差しトレイユニットは、省スペースや操作性向上の観点から、そのトレイ本体の長さが使用頻度の高いA4及びB5サイズの記録紙の長さと同程度とされるのが一般的である。そして、このトレイ本体には補助トレイが延長可能に設けられ、A3サイズ或いはB4サイズの記録紙を供給する場合には、記録紙のトレイ本体からはみ出した部分を補助トレイで受けることになる。
また、手差しトレイユニットは、用途に応じて、様々なサイズの記録紙がセットされる。そのため、画像形成装置により印刷を行う前に、手差しトレイユニット上に載置された記録紙のサイズを画像形成装置に認識させる必要がある。
従来、手差しトレイユニット上に載置された記録紙のサイズを検知できる手差しトレイユニットとして、記録紙の幅を検出するためのセンサが設けられたトレイ本体と、該トレイ本体から引出し可能で、記録紙が載置されているか否かを検出するセンサが設けられた補助トレイを備えた手差しトレイユニットが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、トレイ本体の載置面は、A4サイズの記録紙を横向き、すなわち、記録紙の長手方向が給紙方向に対して直交する向きに載置した場合に、記録紙が給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出さないように、記録紙の短手方向の長さより少し長い寸法を有するように構成される。この場合、A3サイズの記録紙を手差しトレイユニット上に縦向き、すなわち、記録紙の長手方向が給紙方向と一致する向きに載置した際は、記録紙の幅を検出するセンサによりトレイ本体に載置されたA3サイズの記録紙の幅が検出される。これにより、A4サイズの記録紙が横向きに又はA3サイズの記録紙が縦向きに載置されていることが検出される。そして、補助トレイに設けられたセンサにより、補助トレイに記録紙が載置されているか否かが検出される。補助トレイに設けられたセンサにより、補助トレイに記録紙が載置されていると検出された場合は、A3サイズの記録紙が縦向きに載置されていると判別される。
また、手差しトレイユニット上に載置された定型サイズの記録紙のサイズを予めサイズダイヤルで指定することにより、画像形成装置による印刷を行う前に記録紙のサイズを画像形成装置に認識させるものもある。このサイズダイヤルは、トレイ本体上に設けられた回転可能なダイヤル式のものであり、ダイヤルには、各種定型サイズを表示する目盛りが付されている。使用者は、このダイヤルを調整することにより、画像形成装置に記録紙のサイズを認識させる。
特開平9−188443号公報
しかしながら、上記の特許文献1で開示されている手差しトレイユニットは、トレイ本体の載置面より大きい記録紙を載置する場合に、使用者が補助トレイを引出すことを忘れたまま、トレイ本体上に前記記録紙を載置し、印刷の動作を開始する場合がある。この場合、トレイ本体に備えられた記録紙の幅を検出するセンサにより、記録紙の幅は検出される。しかしながら、補助トレイが引出されていないため、補助トレイには記録紙が載置されていないと検出される。そのため、例えば、A3サイズの記録紙を縦向きに載置している場合でも、画像形成装置は、A4サイズの記録紙を横向きに載置していると誤って認識してしまうため、記録紙に画像を形成する際にエラーが生じる。
また、使用者が手差しトレイユニット上に載置された定型サイズの記録紙のサイズをサイズダイヤルで指定し忘れた場合或いは誤ったサイズを指定した場合も、画像形成装置は記録紙のサイズを正しく認識することができないため、同様のエラーを生じる。
本発明は上記のような種々の課題を解決することを目的としてなされたものであって、使用者が補助トレイを延長し忘れたまま或いはサイズダイヤルを調整し忘れたまま、トレイ本体の載置面より大きい定型サイズの記録紙を載置した場合でも、記録紙のサイズを検知することができる手差しトレイユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る手差しユニットは、記録紙に画像を形成する画像形成装置に対して手差しにより供給する記録紙が載置されるトレイ本体と、該トレイ本体の上面に載置された定型サイズの記録紙の幅を検出する第1の検出部と、前記トレイ本体から給紙方向の上流側に延長可能に設けられた補助トレイと、該補助トレイの上面に前記記録紙が載置されている否かを検出する第2の検出部と、前記トレイ本体より下方に設けられ、前記トレイ本体の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出した前記記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光の存否を検知することで前記記録紙の定型サイズを判別する定型サイズ判別部とを具備してなることを特徴としている。
また、本発明に係る手差しユニットは、記録紙に画像を形成する画像形成装置に対して手差しにより供給する記録紙が載置されるトレイ本体と、該トレイ本体の上面に載置された定型サイズの記録紙の幅を検出する第1の検出部と、前記トレイ本体の上面に載置された前記記録紙のサイズを指定するサイズ指定部と、前記トレイ本体より下方に設けられ、前記トレイ本体の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出した前記記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光の存否を検知することで前記記録紙の定型サイズを判別する定型サイズ判別部とを具備してなることを特徴としている。
また、本発明に係る手差しユニットの定型サイズ判別部は、前記トレイ本体の下面に設けられることを特徴としている。
また更に、前記定型サイズ判別部は、前記記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射するレーザー照射部と前記レーザー光の前記記録紙のはみ出し部分からの反射光を受光する受光部とを備え、前記受光部は、前記トレイ本体部の下面における給紙方向に向かって上流側の端部に設けられていることを特徴としている。
使用者は、トレイ本体の載置面より大きい定型サイズの記録紙を載置する際に、記録紙が載置されているか否かを検出する第2の検出部を備えた補助トレイを延長し忘れる場合がある。このような場合でも、本発明に係る手差しトレイユニットによれば、トレイ本体の上面に備えられた第1の検出部が記録紙の幅を検出する。そして、定型サイズ判別部が、トレイ本体の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出した記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光の存否を検知することにより、第2の検出部の検出結果に関わらず、記録紙の正しいサイズを判別する。これにより、使用者が補助トレイを延長し忘れた場合でも、記録紙に画像を形成する際に生じるエラーを防ぐことができる。
また、使用者は、トレイ本体に載置された定型サイズの記録紙のサイズをサイズ指定部で指定することを忘れる場合がある。このような場合でも、本発明に係る手差しトレイユニットによれば、トレイ本体の上面に備えられた第1の検出部が記録紙の幅を検出する。そして、定型サイズ判別部が、トレイ本体の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出した記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光の存否を検知することにより、第2の検出部の検出結果に関わらず、記録紙の正しいサイズを判別する。これにより、使用者がサイズ指定部で記録紙のサイズを指定することを忘れた場合でも、記録紙に画像を形成する際に生じるエラーを防ぐことができる。
また、定型サイズ判別部が、トレイ本体の下面に設けられた構成であれば、トレイ本体と定型サイズ判別部が一体化できるので、画像形成装置への取付け及び管理が容易になる。
また、更に定型サイズ判別部の受光部が、トレイ本体の下面における給紙方向に向かって上流側の端部に設けられることにより、記録紙のはみ出し部分に近く位置することになる。これにより、受光部は、レーザー照射部から記録紙のはみ出し部分に照射されたレーザー光の反射光を精度良く受光できる。
本発明の第1の実施形態に係る手差しトレイユニット1は、図1〜3に示すように、画像形成装置2の側面に取外し可能に設けられたトレイ本体3と、該トレイ本体3の上面に設けられた幅規制部材4(第1の検出部)と、トレイ本体3から給紙方向の上流側に引出すことにより延長できる補助トレイ5と、該補助トレイ5に設けられたセンサ6(第2の検出部)と、トレイ本体3の下面に設けられた定型サイズ判別部7とを備えている。尚、画像形成装置2の構成については、公知の技術を採用するものであるので、ここでは詳細な説明は省略する。
トレイ本体3は、画像形成装置2に対して手差しにより供給する記録紙8を載置するためのものである。本実施形態では、トレイ本体3の上面は、A4サイズの記録紙82を横向きに載置した場合に、給紙方向に向かって上流側の端部から記録紙82がはみ出さないように、記録紙82の短手方向の長さより少し長い寸法を有するように構成されている。
図2に示すように、補助トレイ5は、トレイ本体3に形成された収納部9に収納できるようにトレイ本体3より若干小さく構成されている。補助トレイ5は、収納部9から給紙方向の上流側に向かって引出すことにより延長することが可能である。また、図1に示すように、補助トレイ5が、最大まで引出された場合は、トレイ本体3と合わせた上面にA3サイズの記録紙81をはみ出すことなく、縦向きに載置することができる。尚、本実施形態では、トレイ本体3は、A4サイズの記録紙82を横向きに載置できる給紙方向の長さを有するように構成された例を示しているが、トレイ本体3の給紙方向の長さはこれに限定されるものではなく、用途に合わせて適宜変更することが可能である。
また、本実施形態の補助トレイ5は、トレイ本体3の収納部9から引出されることにより、延長されるものであるが、補助トレイ5はこれに限定されるものではなく、トレイ本体3から延長可能に設けられ、折畳んでトレイ本体3に装着される構成にしても良い。
幅規制部材4は、トレイ本体3の上面に載置された記録紙8を幅方向(給紙方向に直交する方向)に位置決めするとともに、位置決めした位置に基づいて、記録紙8の幅を検出するものである。尚、本発明で記録紙の幅とは、給紙方向に直交する方向の長さのことであり、記録紙の長さとは、給紙方向の長さのことである。
図2に示すように、幅規制部材4は、トレイ本体3の上面に幅方向に長く形成された一対の溝部10に沿ってスライド自在に設けられている。また、図示はしないが、溝部10の下部にあたるトレイ本体3の内部には、収納部9に補助トレイ5を収納した際に接触しないように、ラック・アンド・ピニオン部が設けられている。これより、一対の幅規制部材4同士が連動してスライドするので、記録紙8はサイズによらず、トレイ本体3の幅方向の中央部に位置決めされる。
尚、幅規制部材4の位置に基づいて、記録紙8の幅を検出する代わりに、例えば、後述の反射式のフォトセンサを定型サイズの記録紙8の幅に対応させたトレイ本体3に設けることにより、記録紙8の幅を検出することも可能である。
図2に示すセンサ61、62(第2の検出部)は、補助トレイ5の上面に記録紙8が載置されたか否かを検出するものである。給紙方向の下流側に設けられたセンサ61は、B4サイズの記録紙83を縦向きに載置した場合に、B4サイズの記録紙83により覆われる位置に設けられている。また、給紙方向の上流側に設けられたセンサ62は、B4サイズの記録紙83を縦向きに載置した場合には、覆われないが、A3サイズの記録紙81を載置した場合には、A3サイズの記録紙81により覆われる位置に設けられている。
例えば、センサ6としては、反射式のフォトセンサを用いることができる。このセンサ6では、補助トレイ5が引出された状態で、記録紙8がセンサ6上に載置されれば、センサ6の発光素子(不図示)から照射されたレーザー光が記録紙8により反射される。そして、記録紙8により反射された反射光がセンサ6の受光素子(不図示)で受光されることにより、記録紙8が載置されているか否かが検出される。
このように構成される手差しトレイユニット1では、例えばA3サイズの記録紙81を画像形成装置2に供給する場合、図2示すように、使用者はトレイ本体3から補助トレイ5を引出して記録紙81を載置し、幅規制部材4をスライドさせることで記録紙81を位置決めする。これにより、幅規制部材4は、A4サイズの記録紙82が横向きに又はA3サイズの記録紙81が縦向きに載置されていることを検出する。そして、補助トレイ5に設けられたセンサ62が、補助トレイ5に記録紙81が載置されていることを検出することにより、A3サイズの記録紙81が縦向きに載置されていると判別する。
本発明では、上記の構成に加えて、図3に示すように、定型サイズ判別部7が、トレイ本体3の下面に設けられている。図4に示すように、使用者が補助トレイを引出し忘れた状態で、A3サイズの記録紙81をトレイ本体3に載置した場合、記録紙81の一部が、トレイ本体3の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出すことになる。定型サイズ判別部7は、この記録紙81のはみ出し部分11にレーザー光を照射し、該レーザー光の記録紙81からの反射光を受光する。この際、照射したレーザー光が、トレイ本体3に反射されないように、レーザー光は、トレイ本体3の下面に平行又は平行より少し下向きになるように照射される。尚、トレイ本体3の下面にレーザー光を吸収する光吸収部材を設けておけば、レーザー光の一部が、トレイ本体3に当たっても反射されない。
また、記録紙8からの反射光を精度良く受光するために、定型サイズ判別部7はトレイ本体3の給紙方向に向かって上流側に設けられている。また、トレイ本体3の上面に載置される記録紙8は、幅規制部材4によりトレイ本体3の幅方向の中央部に位置決めされる。従って、定型サイズ判別部7から照射されるレーザー光が、記録紙8のはみ出し部分11に確実に照射されるために、定型サイズ判別部7は、トレイ本体3の幅方向の中央部に設けられることが好適である。
使用者が、手差しによりA3サイズの記録紙81を印刷する際に、補助トレイ5を引出して記録紙81を載置する場合は、定型サイズ判別部7からのレーザー光は、記録紙81には照射されないので、記録紙81からの反射光を受光することはなく、記録紙81のサイズの判別には影響しない。
しかしながら、図4に示すように、使用者が、補助トレイ5をトレイ本体3から引出し忘れて、A3サイズの記録紙81をトレイ本体3に載置する場合がある。この場合、幅規制部材4により記録紙81の幅は検出されるが、記録紙81は補助トレイ5上には載置されないので、センサ62は記録紙81が載置されていないと検出する。一方、定型サイズ判別部7は、トレイ本体3からはみ出した記録紙81の自重により垂れ下がったはみ出し部分11にレーザー光を照射する。そして、記録紙81からの反射光を受光することにより記録紙81がトレイ本体3の給紙方向の長さよりも長いことが検知される。従って、幅規制部材4により検出された記録紙81の幅と、定型サイズ判別部7に受光された記録紙81からの反射光の結果から、センサ62の検出結果に関わらずA3サイズの記録紙81がトレイ本体3に縦向きに載置されていることが判別される。これにより、従来のような補助トレイ5を延長し忘れることにより、画像を形成する際に生じるエラーを防ぐことが可能になる。尚、本実施形態では、A3サイズの記録紙81を用いて説明したが、B4サイズの記録紙83をトレイ本体3に載置した場合も同様にエラーを防ぐことが可能である。また、トレイ本体3の給紙方向の長さをどのように設定するかによって、B4及びA3以外の定型サイズの記録紙8がトレイ本体3からはみ出す場合もあるが、この場合も定型サイズ判別部7によって記録紙8の正しいサイズが判別される。
本発明の第2の実施形態に係る手差しトレイユニット101は、図5〜7に示すように、手差しトレイユニット101は、画像形成装置2の側面に取外し可能に設けられたトレイ本体3と、該トレイ本体3の上面に設けられた幅規制部材4(第1の検出部)と、トレイ本体3の上面に載置された記録紙8のサイズを指定するサイズダイヤル12と、トレイ本体3の下面に設けられた定型サイズ判別部7とを備えている。尚、トレイ本体3、及び幅規制部材4の構成に関しては、既に上述しているので、ここでは説明は省略する。
サイズダイヤル12は、トレイ本体3の上面に載置された定型サイズの記録紙8のサイズに合わせて、使用者が回して調整するものである。使用者が、このサイズダイヤル12を記録紙8のサイズに調整することにより、記録紙8のサイズの信号が、画像形成装置2の制御部(不図示)に送られる。これにより、画像形成装置2は、トレイ本体3の上面に載置された記録紙8のサイズを認識する。また、サイズダイヤル12は、記録紙8を載置する際に邪魔にならないように、トレイ本体3の幅方向の一端側に設けられている。
通常、使用者は手差しトレイユニット101を用いる場合、まず記録紙8をトレイ本体3の上面に載置し、幅規制部材4をスライドすることにより記録紙8を幅方向に位置決めする。そして、使用者が、サイズダイヤル12によりトレイ本体3に載置されている記録紙8のサイズを指定する。例えば、図5に示すように、A4サイズの記録紙82が横向きにトレイ本体3の上面に載置されている場合、幅規制部材4が記録紙82の幅に合わせてスライドさせられることにより幅規制部材4は、記録紙82の幅を検出する。これにより、幅規制部材4は、A4サイズの記録紙82が横向きに、又はA3サイズの記録紙81が縦向きにトレイ本体3に載置されていることを検出する。そして、サイズダイヤル12がトレイ本体3の上面に載置されている記録紙82のサイズに指定されることにより、記録紙82のサイズ及び向きが検出される。
しかしながら、図5に示すように、トレイ本体3にA4サイズの記録紙82が横向きに載置された状態において、使用者が、サイズダイヤル12を間違ってA3サイズに指定する場合がある。この場合、幅規制部材4により記録紙82の幅は検出されるが、サイズダイヤル12で指定されるサイズは、誤ったサイズであるA3サイズになっているため、画像形成装置2の制御部に誤った信号が送られ、記録紙に画像を形成する際にエラーが生じる。
このようなエラーを防止するために、図5、図7に示すように、定型サイズ判別部7が、トレイ本体3の下面に設けられている。定型サイズ判別部7は、給紙方向に向かって上流側にレーザー光を照射する。図5のように、トレイ本体3にA4サイズの記録紙82を横向きに載置している場合、記録紙82は、トレイ本体3からはみ出さないので、定型サイズ判別部7から照射されるレーザー光は、記録紙82に当たることはない。従って、定型サイズ判別部7は、記録紙82からの反射光を受光しないので、トレイ本体3の上面に載置されている記録紙がA3サイズの記録紙81でないと判別される。これにより、定型サイズ判別部7は、サイズダイヤル12で指定されているサイズは誤りであると判別し、幅規制部材4により検出された記録紙82の幅からトレイ本体3の上面に載置されている記録紙は、A4サイズの記録紙82であると判別する。
また、図8に示すように、トレイ本体3の上面にA3サイズの記録紙81が載置された状態において、サイズダイヤル12が、A4サイズに指定されている場合がある。この場合も、幅規制部材4により記録紙81の幅は検出されるが、サイズダイヤル12で指定されるサイズは、誤ったサイズであるA4サイズになっているため、画像形成装置2の制御部(不図示)に誤った信号が送られ、記録紙に画像を形成する際にエラーが生じる。
しかしながら、このような場合も、トレイ本体3の下面に設けられた定型サイズ判別部7は、給紙方向に向かって上流側にレーザー光を照射する。図8のように、トレイ本体3にA3サイズの記録紙81が縦向きに載置されている場合、記録紙81は、トレイ本体3の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出すことになる。そして、記録紙81のはみ出し部分11にレーザー光が照射され、その反射光を定型サイズ判別部7は受光する。これにより、定型サイズ判別部7は、サイズダイヤル12で指定されているサイズは誤りであると判別し、幅規制部材4により検出された記録紙81の幅からトレイ本体3の上面に載置されている記録紙は、A3サイズの記録紙81であると判別する。
このように、定型サイズ判別部7をトレイ本体3の下面に設けることにより、サイズダイヤル12でサイズの指定を忘れた場合或いは誤ったサイズを指定した場合でも、エラーを防ぐことができる。尚、定型サイズ判別部7の判別結果とサイズダイヤル12によるサイズの指定が異なる場合には、エラーメッセージ等を画像形成装置のディスプレイ部に表示するような構成を設けても良い。また、サイズダイヤル12は、トレイ本体3の幅方向の一端側に設けられているが、画像形成装置2に備えられた操作パネル等から入力する構成にしても良い。
本発明の第3の実施形態に係る手差しトレイユニット102は、図9に示すように、第2の実施形態に係る手差しトレイユニット101の定型サイズ判別部7をレーザー光を照射するレーザー照射部13と、レーザー光の反射光を受光する受光部14と別々に設けたものである。また、手差しトレイユニット102の他の構成に関しては、既に上述しているので、ここでは説明を省略する。
レーザー照射部13は、画像形成装置2のトレイ本体3が取付けられている側面から記録紙8のはみ出し部分11にレーザー光を照射するようにトレイ本体3より下方側に設けられている。この際、レーザー光は、トレイ本体3に対して平行より上に傾き、且つ、トレイ本体3の下面に照射しない角度に設定される。また、レーザー照射部13は、レーザー光を記録紙8のはみ出し部分11に精度良く照射するために、画像形成装置2のトレイ本体3が取付けられている側面における幅方向の中央部に設けられることが好適である。
受光部14は、トレイ本体3の下面に設けられている。受光部14は、レーザー照射部13から照射されたレーザー光の記録紙8からの反射光を精度良く受光するために、トレイ本体3の給紙方向に向かって上流側の端部に位置する。
図9に示すように、トレイ本体3の上面にA3サイズの記録紙81が載置され、定型サイズダイヤル12がA4サイズに指定されている場合、レーザー照射部13からのレーザー光が記録紙81のはみ出し部分11に照射される。そして、受光部14は、はみ出し部分11からの反射光を受光する。これにより、サイズダイヤル12で指定されているサイズは誤りであると判別され、幅規制部材4により検出された記録紙81の幅からトレイ本体3の上面に載置されている記録紙は、A3サイズの記録紙81であると判別される。尚、本実施形態のように定型サイズ判別部7をレーザー照射部と受光部と別々に設けた構成は、手差しトレイユニット1のように補助トレイ5を備えた構成にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る手差しトレイユニット1を適用した画像形成装置2の概略正面図である。 図1の手差しトレイユニット1を上面側から見た構成を説明するための概略斜視図である。 図1の手差しトレイユニット1を底面側から見た概略斜視図である。 手差しトレイユニット1の作用効果を設明するための図であって、手差しトレイ1の概略正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る手差しトレイユニット101を適用した画像形成装置2の概略正面図である。 図5の手差しトレイユニット101を上面側から見た構成を説明するための概略斜視図である。 図5の手差しトレイユニット101を底面側から見た構成を説明するための概略斜視図である。 手差しトレイユニット101の作用効果を説明するための図であって、手差しトレイユニット101の概略正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る手差しトレイユニット102を適用した画像形成装置2の概略正面図である。
符号の説明
1、101、102 手差しトレイユニット
2 画像形成装置
3 トレイ本体
4 幅規制部材(第1の検出部)
5 補助トレイ
6、61、62 センサ(第2の検出部)
7 定型サイズ判別部
8、81、82、83 記録紙
11 はみ出し部分
12 サイズダイヤル(サイズ指定部)
13 レーザー照射部
14 受光部

Claims (4)

  1. 記録紙に画像を形成する画像形成装置に対して手差しにより供給する記録紙が載置されるトレイ本体と、
    該トレイ本体の上面に載置された定型サイズの記録紙の幅を検出する第1の検出部と、
    前記トレイ本体から給紙方向の上流側に延長可能に設けられた補助トレイと、
    該補助トレイの上面に前記記録紙が載置されている否かを検出する第2の検出部と、
    前記トレイ本体より下方に設けられ、前記トレイ本体の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出した前記記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光の存否を検知することで前記記録紙の定型サイズを判別する定型サイズ判別部とを具備してなることを特徴とする手差しトレイユニット。
  2. 記録紙に画像を形成する画像形成装置に対して手差しにより供給する記録紙が載置されるトレイ本体と、
    該トレイ本体の上面に載置された定型サイズの記録紙の幅を検出する第1の検出部と、
    前記トレイ本体の上面に載置された前記記録紙のサイズを指定するサイズ指定部と、
    前記トレイ本体より下方に設けられ、前記トレイ本体の給紙方向に向かって上流側の端部からはみ出した前記記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射し、該レーザー光の反射光の存否を検知することで前記記録紙の定型サイズを判別する定型サイズ判別部とを具備してなることを特徴とする手差しトレイユニット。
  3. 前記定型サイズ判別部は、前記トレイ本体の下面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の手差しトレイユニット。
  4. 前記定型サイズ判別部は、前記記録紙のはみ出し部分にレーザー光を照射するレーザー照射部と前記レーザー光の前記記録紙のはみ出し部分からの反射光を受光する受光部とを備え、
    前記受光部は、前記トレイ本体部の下面における給紙方向に向かって上流側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の手差しトレイユニット。
JP2008055853A 2008-03-06 2008-03-06 手差しトレイユニット Pending JP2009208940A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2016145106A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 村田機械株式会社 給紙トレイユニット
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