JP2015172634A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体のサイズを高精度に自動判別し、ユーザの操作を軽減することである。
【解決手段】給紙のために記録媒体がセットされる第1と第2のトレイと、第1と第2のトレイそれぞれへの記録媒体のセットの有無の検知と該記録媒体のサイズの判別とを行う第1と第2のセンサとを有した画像形成装置で以下の制御を行う。即ち、サイズが所定の関係にある複数枚の記録媒体に対する印刷に第1と第2のトレイの両方から記録媒体の給紙を必要とする場合、第1のトレイを選択の後に第1のセンサにより第1のトレイの記録媒体のサイズを特定する。次に、第1のトレイにセットされた記録媒体に対して適切な記録媒体が第2のトレイにセットされているかを第2のセンサにより判断する。適切な記録媒体がセットされていないと判断された場合には、適切なサイズの記録媒体をセットする旨の通知を画面に表示する。適切な記録媒体がセットされたと判断された場合には、そのサイズを前記印刷のためのサイズとして自動設定する。
【選択図】 図4
【解決手段】給紙のために記録媒体がセットされる第1と第2のトレイと、第1と第2のトレイそれぞれへの記録媒体のセットの有無の検知と該記録媒体のサイズの判別とを行う第1と第2のセンサとを有した画像形成装置で以下の制御を行う。即ち、サイズが所定の関係にある複数枚の記録媒体に対する印刷に第1と第2のトレイの両方から記録媒体の給紙を必要とする場合、第1のトレイを選択の後に第1のセンサにより第1のトレイの記録媒体のサイズを特定する。次に、第1のトレイにセットされた記録媒体に対して適切な記録媒体が第2のトレイにセットされているかを第2のセンサにより判断する。適切な記録媒体がセットされていないと判断された場合には、適切なサイズの記録媒体をセットする旨の通知を画面に表示する。適切な記録媒体がセットされたと判断された場合には、そのサイズを前記印刷のためのサイズとして自動設定する。
【選択図】 図4
Description
本発明は画像形成装置及びその制御方法に関し、特に、例えば、故障検出機能を備えた画像形成装置及びその制御方法に関する。
近年のレーザビームプリンタのような画像形成装置では、給紙カセット又は手差しトレイに設けられたフォトセンサやボリューム抵抗等を用いることで、給紙カセット又は手差しトレイにセットされた記録用紙のサイズ(縦横の長さ)を検知している。このようにして検知された記録用紙の長さと幅から自動的に記録用紙の大まかなサイズを特定して該当する用紙サイズを選定し、これを装置の操作パネルに表示して、ユーザに適切な用紙サイズを選択させている。
このような画像形成装置では、給紙カセットや手差しトレイに記録用紙がセットされる度に、センサによるサイズの検出と操作パネルへの表示を行う。従って、その都度ユーザは、セットされた記録用紙の用紙サイズを入力する必要がある。
このユーザの負担を軽減する方法として、例えば、特許文献1では、次のような処理を実行することを提案している。即ち、手差しトレイにセットされた記録用紙のサイズを検知し、その検知サイズに近接する複数の用紙サイズを操作パネルのディスプレイに表示し、ユーザに手差しトレイにセットした記録用紙のサイズを選択させ、選択したサイズまたはサイズ群を記憶する。そして、記憶された情報を用い、次回以降、手差しトレイに記録用紙がセットされた場合には、記憶されたサイズ又はサイズ群と、セットされた記録用紙の検知サイズ又はサイズ群が等しい場合、記憶されたサイズと判断し、自動的に用紙サイズを設定する。このようにしてユーザ入力の手間を削減している。
しかしながら上記従来例では、以前に記憶した記録用紙のサイズと新たにセットした記録用紙のサイズが、同じサイズ群にある場合、同じサイズと判断してしまうため、記録用紙が判別が困難な近しいサイズの場合に誤検知となってしまう可能性がある。
また上記従来例では、手差しトレイにセットされた記録用紙のサイズや向きを検知するための機構が必要であるが、一般的に手差しトレイの用紙サイズ検知機構は給紙トレイのそれと比べ検知精度が低いことが多いので正確な判断をすることは難しい場合がある。その場合、ユーザによるサイズの再入力が必要となり、結果的にユーザの利便性を損なってしまう。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録用紙のような記録媒体のサイズの設定を自動的に行いユーザの操作を軽減することが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は次のような構成からなる。
即ち、シート状の記録媒体がそれぞれセットされる第1のトレイと第2のトレイとを有し、前記第1のトレイと前記第2のトレイから給紙された記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記第1のトレイへの記録媒体のセットの有無を検知し、該記録媒体のサイズを判別する第1のセンサと、前記第2のトレイへの記録媒体のセットの有無を検知し、該記録媒体のサイズを判別する第2のセンサと、情報を画面に表示する表示手段と、複数枚の記録媒体のサイズが予め定められた関係にある前記複数枚の記録媒体に対する印刷に前記第1のトレイと前記第2のトレイから記録媒体の給紙を必要とする場合に、前記第1のトレイを選択の後に、前記第1のセンサによる検知と判別の結果に従って、前記第1のトレイにセットされた記録媒体に対して適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされているかどうかを前記第2のセンサにより判断する第1の判断手段と、前記第1の判断手段による判断の結果、適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされていないと判断された場合には、適切なサイズの記録媒体をセットする旨の通知を前記画面に表示する通知手段と、前記通知手段による通知に従って、前記適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされたと判断された場合には、該判断されたサイズを前記印刷のためのサイズとして設定する設定手段とを有することを特徴とする。
また本発明を別の側面から見れば、シート状の記録媒体がそれぞれセットされる第1のトレイと第2のトレイと、前記第1のトレイへの記録媒体がセットの有無の検知と該記録媒体のサイズの判別を行う第1のセンサと、前記第2のトレイへの記録媒体のセットの有無の検知と該記録媒体のサイズの判別を行う第2のセンサと、情報を画面に表示する表示手段とを有し、前記第1のトレイと前記第2のトレイから給紙された記録媒体に画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、複数枚の記録媒体のサイズが予め定められた関係にある前記複数枚の記録媒体に対する印刷に前記第1のトレイと前記第2のトレイから記録媒体の給紙を必要とする場合に、前記第1のトレイを選択の後に、前記第1のセンサによる検知と判別の結果に従って、前記第1のトレイにセットされた記録媒体に対して適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされているかどうかを前記第2のセンサにより判断する第1の判断工程と、前記第1の判断工程における判断の結果、適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされていないと判断された場合には、適切なサイズの記録媒体をセットする旨の通知を前記画面に表示する通知工程と、前記通知工程における通知に従って、前記適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされたと判断された場合には、該判断されたサイズを前記印刷のためのサイズとして設定する設定工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法を備える。
従って本発明によれば、互いが所定の関係にあることが必要な複数枚の記録媒体への印刷では記録媒体をセットする際のユーザによるサイズ入力の手間を削減させることができるという効果がある。さらに、例えば、記録媒体の幅を検知することで、記録媒体のセットされる向きを検知することができるのでより正確な記録媒体の設定が可能になる。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
図1は本発明の代表的な実施例である電子写真方式に従って画像を形成する画像形成装置の1つであるレーザビームプリンタ(以下、LBP)の構成を示す側断面図である。
まず、記録用紙のようなシート状の記録媒体の給紙搬送系について説明する。
LBP1は、記録媒体3を収納するカセット2、カセット2から記録媒体3をピックアップするピックアップローラ4、記録媒体3を送り出す給紙ローラ5、記録媒体3をレジストローラ(後述)まで搬送する搬送ローラ6を備える。これと別に、手差しトレイ7から手差し給紙された記録媒体3を送り出す場合のための手差し給紙ローラ8を備える。カセット2からの記録媒体搬送路と手差しトレイ7からの記録媒体搬送路とが合流する位置と記録媒体3を同期搬送させるためのレジストローラ10との間には、レジストローラ前センサ9が設けられる。そして、上記2つの給紙路から給紙されてきた記録媒体を検知している。
次に、画像形成部と画像が形成された記録媒体の排紙搬送系について説明する。
記録媒体の搬送方向に関し、レジストローラ10の下流側には、レーザスキャナ20から照射されたレーザ光によりトナー像を形成する画像形成部12が配置される。そして、その下流には詳細を後述する定着装置13、さらに定着処理された記録媒体3の搬送を監視する定着排紙センサ14と、定着処理された記録媒体3を下流へ送りだす定着排紙ローラ15が配置される。続いて、さらにその下流には排紙系での搬送を監視する排紙センサ17、排紙ローラ18が配置される。このような経路を経た記録媒体3は排紙トレイ19に排紙される。
この時、必要があれば排紙センサ17における記録媒体通過の検出をトリガに排紙ローラ18によって記録媒体の後端をニップし、排出動作を一時停止した後(Aの状態)に記録媒体3を排紙トレイ19に排紙しても良い。このようにすることで後述する排紙トレイセンサ21によって排紙トレイ19に積載される排紙された記録媒体の残量を検知することができる。
定着装置13は加熱ヒータ13aを内蔵する定着ローラ13bと、定着ローラ13bに圧接する加圧ローラ13cとを備える。また、定着ローラ13bの周辺には、定着ローラの表面温度を測定する接触型の温度センサ13dが配置される。そそて、測定した定着ローラ13bの表面温度に応じて、温度制御回路(不図示)により加熱ヒータ13aへの通電を制御し、定着ローラ13bの表面温度が所定の定着温度になるように自動調整している。搬送されてきた記録媒体3は定着ローラ13bと加圧ローラ13cにより加熱加圧され、記録媒体3の上面に画像が定着される。
なお、LBP1における画像形成過程は電子写真方式に従ったもので、その過程は公知なのでその説明は省略する。
また、図1に示すLBP1は記録用紙のような記録媒体を給紙するカセットを1つのみ備える構成としているが、複数のカセット(例えば、少なくとも第1のトレイと第2のトレイ)を備える装置内部に構成としても良い。その場合、複数のカセットには同じサイズ(例えば、A4)の記録用紙をセットしても良いし、異なるサイズ(例えば、A4とB4)の記録用紙をセットしても良い。或いは、同じサイズの記録用紙であってもセットする方向(例えば、A4とA4R)を異ならせて複数のカセットにセットも良い。
さらに、図1に示すLBP1にスキャナとASF(自動給紙機構)とを装着して複写機を構成して、画像原稿をコピーできる構成としても良い。
次に以上のような構成のLBPにおける記録用紙のサイズの自動検知に関する2つの実施例について説明する。
図2は実施例1に従うLBP1の制御構成を示すブロック図である。
LBP1は、図2に示すように、装置全体の動作を制御するCPU110と表示部120と操作部130と給紙カセット制御部140と給紙カセットの用紙有無検知センサ150と手差しトレイ制御部160と手差しトレイの用紙有無検知センサ170とを含む。
表示部120は、LBP1からユーザへの情報を表示する。操作部130は、動作モードの選択や給紙部の選択や動作スタートなどの操作を行うための各種キーを備えている。
CPU110は給紙カセット制御部140と手差しトレイ制御部160とを制御し、これらは用紙有無検知センサ150(第1のセンサ)と用紙有無検知センサ170(第2のセンサ)をそれぞれ制御する。用紙有無検知センサ150はカセット2に記録用紙がセットされているかどうかを検知し、そのサイズを大まかに判別する。用紙有無検知センサ150が記録用紙のカセット2のセットを検知した場合、その旨を給紙カセット制御部140を介して受信したCPU110は表示部120に選択可能な用紙サイズを表示する。同様に、用紙有無検知センサ170がMPT(手差しトレイ)7への記録用紙のセットを検知し、そのサイズを大まかに判別した場合、その旨を手差しトレイ制御部160を介して受信したCPU110は表示部120に選択可能な用紙サイズを表示する。
このようにして表示部120に表示された選択可能な用紙サイズの中から操作部130によりユーザに用紙サイズを選択させることで、カセット2或いは手差しトレイ7にセットされた記録紙の用紙サイズを設定する。
図3は表示部の画面の表示例を示す図である。
図3に示す例では、表示部120の画面に選択可能な用紙サイズとして、A3、A4、A4R、B4、A5、A5R、B5、B5Rが表示されている。ユーザがこれらの中から所望のサイズを選択することができる。
図4は実施例1に従う用紙サイズの自動設定処理を示すフローチャートである。
この実施例では、記録用紙を給紙する複数のカセットを用いる際の回転ソートモードを例にとって説明する。回転ソートモードとは、記録用紙をセットする向きを異ならせた2つのカセットから1部毎に交互に給紙することで、1部毎に90°向きを変えて仕分けすることのできるモードである。例えば、A4サイズの記録用紙を一方のカセットには横長にセットし、他方のカセットには縦長にセットするのである。つまり、2つのカセットにセットされる記録用紙は同じサイズで、かつ、セットされる向きが90°異なるという関係がある。このような場合、1部目の記録用紙を給紙するカセットとしてA4サイズの記録用紙が縦長にセットされたカセットを選択すれば、2部目の記録用紙を給紙するカセットとしてA4サイズの記録用紙が横長にセット(A4R)されたカセットを選択する。
なお、ここでいう2つのカセットは、一方がカセット2で他方が手差しトレイ7であっても良いし、複数のカセットが搭載される構成では両方ともカセットでも良い。いずれにしても、回転ソートモードではA4サイズの記録用紙がセットされているカセットとA4Rサイズの記録用紙がセットされているカセットが存在する必要がある。
図5はセットする方向を異ならせたA4サイズの複数枚の記録用紙を交互に用いて印刷を行い排紙トレイに排紙した様子を示す図である。
図5から分かるように、排紙トレイ19には、1枚目と3枚目の記録用紙としてA4サイズの記録用紙が用いられ、2枚目の記録用紙にはA4Rサイズの記録用紙が用いられている。このように、A4、A4R、A4、A4R…のように1部ずつ向きを変えて記録用紙が排紙される。
図4に戻って説明を続けると、まず、ステップS101ではユーザにより操作部130から動作モードとして回転ソートモードが選択される。次に、ステップS102では、1部目の記録用紙を給紙するカセット(第1のカセット)を選択する。この時点で、そのカセットに備えられている用紙有無検知センサの検知の結果によりそのカセットにセットされている記録用紙のサイズを知ることができる。
ステップS103では、2部目の記録に適する記録用紙がセットされているカセットが存在するかどうかを調べる。ステップS102において1部目の記録に用いる記録用紙のサイズを知ることができるので、そのサイズと回転ソートモードにおける印刷の特徴から2部目の記録に適する記録用紙のサイズは推定される。例えば、図4に示すように、1部目の記録にA4サイズの記録用紙が用いられるなら、2部目の記録に適するサイズはA4Rでなければならないと推定できる。ここで、そのようなカセット(例えば、A4Rサイズの記録用紙をセットしたカセット)が存在すると判断された場合、処理はステップS104に進み、そのまま操作部130からユーザがスタートキーを押下する。そのようにすることで、処理はステップS105において、回転ソートモードでの印刷が実行される。
これに対して、2部目の記録に適する記録用紙がセットされているカセットが存在しないと判断された場合、処理はステップS106に進む。ステップS106では、表示部120の画面に、例えば、「別のカセットに適する記録用紙をセットして下さい」という旨のメッセージを表示し、ユーザへ記録用紙のセットが必要である旨を通知する。
この状態でステップS107(第1の判断)において、異なるカセットに適切な記録用紙がセットされたと判断された場合、即ち、このカセットの用紙有無検知センサ150(170)が紙無しの状態から紙有りに変化した場合、処理はステップS108に進む。そして、ステップS108では、従来は操作部130を用いてカセットにセットした記録用紙のサイズの設定を行うところを、1部目の印刷のためにカセットにセットされている記録用紙を90°回転させたサイズの記録用紙がセットされたと判断する。そして、自動的に用紙サイズを設定する。例えば、ステップS102でA4サイズの記録用紙がセットされたカセットを選択した場合、ステップS108で設定される記録用紙のサイズはA4Rとなる。その後、処理はステップS103に戻る。
従って以上説明した実施例に従えば、回転ソートモードが選択されていれば、2部目の記録に適した記録用紙がカセットにセットされていなくとも適切な記録用紙をセットするようにユーザに促し、その記録用紙がセットされれば用紙サイズを自動設定できる。
図6は実施例2に従うLBP1の制御構成を示すブロック図である。
図6において、実施例1で説明したのと同じ構成要素には同じ参照番号を付し、その説明は省略する。図6と図2とを比較すると分かるように、この実施例において、LBP1は実施例1の構成に加えて、カセット2の用紙幅検知センサ180と手差しトレイ7の用紙幅検知センサ190とを備える。
用紙幅検知センサ(第3のセンサ)180は給紙カセット制御部140により制御され、カセット2にセットされている記録用紙の幅を検知する。この実施例では用紙有無検知センサ150がカセット2への記録用紙のセットを検知した場合、用紙幅検知センサ180による検知結果によって記録用紙の幅を大まかに判別し、表示部120に該当する可能性のある用紙サイズを表示する。
図7は表示部の画面の表示例を示す図である。
図7に示す例では、表示部120の画面に選択可能な用紙サイズとして、A3、A4が表示され、用紙幅検知により該当しない用紙サイズは選択不可能な用紙サイズとしてA4R、B4、A5、A5R、B5、B5Rがグレイ表示されている。ユーザは選択可能なサイズの中から所望のサイズを選択して設定することができる。
一方、用紙幅検知センサ(第4のセンサ)190は手差しトレイ制御部160により制御され、手差しトレイ7にセットされている記録用紙の幅を検知する。この実施例では用紙有無検知センサ170が手差しトレイ7への記録用紙のセットを検知した場合、用紙幅検知センサ190による検知結果によって記録用紙の幅を大まかに判別し、表示部120に該当する可能性のある用紙サイズを表示する。
次に、フローチャートを参照して実施例2に従う用紙サイズの自動設定処理について説明する。
図8は実施例2に従う用紙サイズの自動設定処理を示すフローチャートである。
なお、図8において、既に実施例1で説明したのと同じ処理ステップには同じステップ参照番号を付し、その説明は省略する。
ステップS101〜ステップS106では実施例1と同様の処理を行う。そして、ステップS107において異なるカセットに適切な記録用紙がセットされたと判断された場合、即ち、このカセットの用紙有無検知センサ150(170)が紙無しの状態から紙有りに変化した場合、処理はステップS107A(第2の判断)に進む。
なお、この実施例ではステップS102において用紙幅検知センサによる検知の結果から1部目の記録に用いる記録用紙の幅も知ることができる。
ステップS107Aでは、そのカセットの用紙幅検知センサ180(190)によってセットされた記録用紙の幅を検出し、その幅とステップS102で選択した1部目の記録に用いる記録用紙のサイズを90°回転させた記録用紙の幅と比較する。その比較結果、両者がおおよそ同じである場合、1部目の記録のためにセットされている記録用紙のサイズを90°回転させたサイズの記録用紙がセットされたと判断し(セットの向きが適切)、処理はステップS108に進む。そして、ステップS108では、実施例1と同様に自動的に用紙サイズを設定する。
これに対して、両者が異なる(向きが不適切)と判断した場合、処理はステップS109に進み、表示部120に「用紙サイズ(向き)が異なっています」のような警告メッセージを表示してユーザにセットされた記録用紙が不適切である旨を通知する。その後、処理はステップS103に戻る。
従って以上説明したように実施例によれば、用紙幅検知センサの検知結果を用いて記録用紙のサイズのみならず、記録用紙をセットする向きの正確さを調べることにより2部目の記録に適した記録用紙の選択をより正確に行うことができる。
なお、以上説明した実施例では回転ソートモードを例として説明したが、本発明はこれにより限定されるものではない。例えば、複数のカセット(給紙トレイ)を必要とし、2部目以降の記録に用いる記録用紙のサイズが特定できるなら、他の動作モードであっても良い。例えば、表紙用の1部目と裏表紙用の最終紙と中身の文書を同サイズでそれぞれ異なる給紙トレイから給紙するモードや、OHP印刷時にOHPシート同士の吸着防止のために、1枚ごとに同サイズのOHPを別の給紙トレイから給紙するモードなどでも良い。
Claims (11)
- シート状の記録媒体がそれぞれセットされる第1のトレイと第2のトレイとを有し、前記第1のトレイと前記第2のトレイから給紙された記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記第1のトレイへの記録媒体のセットの有無を検知し、該記録媒体のサイズを判別する第1のセンサと、
前記第2のトレイへの記録媒体のセットの有無を検知し、該記録媒体のサイズを判別する第2のセンサと、
情報を画面に表示する表示手段と、
複数枚の記録媒体のサイズが予め定められた関係にある前記複数枚の記録媒体に対する印刷に前記第1のトレイと前記第2のトレイから記録媒体の給紙を必要とする場合に、前記第1のトレイを選択の後に、前記第1のセンサによる検知と判別の結果に従って、前記第1のトレイにセットされた記録媒体に対して適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされているかどうかを前記第2のセンサにより判断する第1の判断手段と、
前記第1の判断手段による判断の結果、適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされていないと判断された場合には、適切なサイズの記録媒体をセットする旨の通知を前記画面に表示する通知手段と、
前記通知手段による通知に従って、前記適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされたと判断された場合には、該判断されたサイズを前記印刷のためのサイズとして設定する設定手段とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1のトレイにセットされた記録媒体の幅を検知する第3のセンサと、
前記第2のトレイにセットされた記録媒体の幅を検知する第4のセンサと、
前記第3のセンサと前記第4のセンサとによる検知の結果に基いて、前記第2のトレイにセットされる記録媒体の向きが適切であるかどうかを判断する第2の判断手段とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記通知手段は、前記第2の判断手段による判断の結果に基いて、適切な向きに記録媒体をセットする旨の通知を前記画面に表示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第1のトレイは装置内部に備えられ、
前記第2のトレイは装置内部に備えられるか、又は、手差しトレイであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記予め定められた関係にある前記複数枚の記録媒体に対する印刷とは、前記第1のトレイと前記第2のトレイから同じサイズでかつ90°向きの異なる記録媒体を1枚ごとに交互に給紙して行う印刷であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記予め定められた関係にある前記複数枚の記録媒体に対する印刷とは、表紙用の記録媒体と裏表紙用の記録媒体とを前記第1のトレイから給紙し、中身の文書を印刷するための記録媒体を前記第2のトレイから給紙して行う印刷であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記記録媒体はOHPシートであって、
前記予め定められた関係にある前記複数枚の記録媒体に対する印刷とは、1枚ごとに同じサイズのOHPシートを前記第1のトレイと前記第2のトレイから交互に給紙して行う印刷であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 電子写真方式に従って画像を形成する画像形成手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- シート状の記録媒体がそれぞれセットされる第1のトレイと第2のトレイと、前記第1のトレイへの記録媒体がセットの有無の検知と該記録媒体のサイズの判別を行う第1のセンサと、前記第2のトレイへの記録媒体のセットの有無の検知と該記録媒体のサイズの判別を行う第2のセンサと、情報を画面に表示する表示手段とを有し、前記第1のトレイと前記第2のトレイから給紙された記録媒体に画像を形成する画像形成装置の制御方法であって、
複数枚の記録媒体のサイズが予め定められた関係にある前記複数枚の記録媒体に対する印刷に前記第1のトレイと前記第2のトレイから記録媒体の給紙を必要とする場合に、前記第1のトレイを選択の後に、前記第1のセンサによる検知と判別の結果に従って、前記第1のトレイにセットされた記録媒体に対して適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされているかどうかを前記第2のセンサにより判断する第1の判断工程と、
前記第1の判断工程における判断の結果、適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされていないと判断された場合には、適切なサイズの記録媒体をセットする旨の通知を前記画面に表示する通知工程と、
前記通知工程における通知に従って、前記適切なサイズの記録媒体が前記第2のトレイにセットされたと判断された場合には、該判断されたサイズを前記印刷のためのサイズとして設定する設定工程とを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 前記画像形成装置にさらに前記第1のトレイにセットされた記録媒体の幅を検知する第3のセンサと前記第2のトレイにセットされた記録媒体の幅を検知する第4のセンサとが備えられる場合には、
前記第3のセンサと前記第4のセンサとによる検知の結果に基いて、前記第2のトレイにセットされる記録媒体の向きが適切であるかどうかを判断する第2の判断工程をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置の制御方法。 - 前記通知工程では、前記第2の判断工程における判断の結果に基いて、適切な向きに記録媒体をセットする旨の通知を前記画面に表示することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置の制御方法。
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2014
- 2014-03-11 JP JP2014048023A patent/JP2015172634A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017162123A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷制御プログラム、印刷制御装置及び印刷システム |
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