JP4225172B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に係り、特に、複数の用紙に連続して画像を形成する場合に、収納トレイから画像形成部までの搬送経路における用紙の間隔を安定させる画像形成装置に関する。
近年、複写機に代表される画像形成装置においては、複数の用紙に連続して画像を形成させる際に、用紙を積載して収納する収納トレイから用紙に画像を形成させる画像形成部までの搬送経路において、前後に搬送される用紙同士が重複して搬送不良を発生させないようにするとともに、精度良く画像を形成させるために、各用紙の間隔のバラツキを防止することが要請されている。
用紙の間隔を安定させた画像形成装置としては、従来、先行する用紙が、収納トレイから所定位置に到達する時間を計測し、この計測時間と所定時間との差に応じて、収納トレイから用紙を供給するタイミングを修正する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、収納トレイから画像形成部までの搬送経路に、搬送されてきた用紙を一時停止させる複数の一時停止手段を設け、この一時停止手段から用紙を再供給させる画像形成装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開昭60−77051号公報 特開2000−118803号公報
しかしながら、従来の画像形成装置(特許文献1)では、先行する用紙の収納トレイからの送り出しを起点として搬送時間を計測し、この搬送時間に基づいて次に画像を形成させる用紙の収納トレイからの送り出しタイミングを補正するようにしているが、本発明者等の検討によれば、収納トレイからの用紙の送り出しにおいては、収納トレイ内での用紙の積層状態による用紙同士の付着性の相違、送り出しローラによる送り出し時における用紙送り出しローラとの摩擦力やスベリ性の相違、等の影響により、著しい用紙の送り出しの時間的なバラツキが発生し、このバラツキは±100msec以上にもおよぶことが判明した。このため、収納トレイからの用紙の送り出しのタイミングを補正しても各用紙間のバラツキによりさほど補正の効果が発揮されず、寧ろ、更に搬送開始タイミングのバラツキが大きくなって200msec以上にもおよぶ場合もあるという問題を有する。更に、整合位置となるレジストローラへの到達時刻は大きくバラツキ、一定の時間間隔でのレジストローラへの到達を達成することができず、画像形成部へ一定の時間間隔、即ち一定の用紙間隔で給紙できなくなってしまう。このように、レジストローラへの到達時刻が大きくバラツクと、レジストローラからの再給紙タイミングに大きいマージンを設けなければならなくなり、これにより所望の時間間隔での搬送開始タイミングが制約され、コピーの生産性を低くせざるを得なくなるという問題に至ってしまう。
また、従来の画像形成装置(特許文献2)では、一時停止手段からの用紙を再給紙することで、収納トレイからの用紙の送り出し時間のバラツキを有る程度解消することができるようになるものの、各ローラの部品精度のバラツキ、各ローラの使用による磨耗での搬送速度の変動、クラッチ等の作動における作動タイミングのズレ等の固体間差による搬送時間のバラツキを内在しており、レジストローラへの到達時刻のバラツキはなお50〜70msec程度のバラツキを有しており、上述した問題を解消するには至っていない。
そこで、本発明は、複数の用紙に連続して画像を形成するために、画像形成部へ給紙する用紙の間隔を安定、且つ高精度にできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明による画像記録装置は、用紙を積載して収納する収納トレイと、画像を形成するための画像形成部と、画像形成部へ用紙を給紙するためのレジストローラと、前記収納トレイから前記レジストローラまで用紙を搬送する搬送経路と、用紙の搬送を制御する制御部とを有する画像形成装置において、
前記搬送経路上に、前記収納トレイから送り出された用紙を一時停止した後に前記レジストローラへ再給紙を行うための一対のローラで構成されたプレレジストローラを有する一時停止手段を設けてなる第1位置と、前記一時停止手段より搬送方向下流且つ前記レジストローラの配置位置又はその近傍となる第2位置を設定し、
前記制御部は、前記第1位置から搬送を開始して前記第2位置に到達するまでの用紙の搬送に要する搬送時間(t1)を計測し、前記レジストローラからの搬送開始時点を起点とし搬送開始タイミング(T2)を、計測された前記搬送時間(t1)と予め決められた標準時間(t0)との差分および基準時間(T0)を、T2=(t0−t1)+T0の式に適用して算出することで、次の用紙の前記第1位置からの搬送開始タイミングを前記差分だけ変更するように制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1位置から第2位置まで用紙を搬送するために要する搬送時間を計測し、該計測時間に基づいて次の用紙の第1位置からの搬送開始タイミングを変更するようにしているため、その時の用紙の搬送状況がどのような状況にあろうとも、一定の時間間隔でレジストローラへ高精度に到達できることとなり、レジストローラからの搬送の開始に遅延等の支障をきたして画像形成の生産性を低下することなく、レジストローラから一定の時間間隔、即ち、一定の用紙間隔を維持して画像形成部へ用紙を給紙することができる。また、収納トレイよりも搬送方向下流にて用紙を一時停止させるように構成したことから、収納トレイからの用紙の送り出しおよび分離における時間的なバラツキを伴っていようとも、レジストローラへの用紙の到達時刻を高精度に一定時間間隔とすることができ、高精度の搬送制御を実現できる。
また、請求項記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記一時停止手段より搬送方向下流であって、且つ、前記レジストローラより搬送方向上流に用紙検知センサを設け、前記第2位置は、前記用紙検知センサの位置であることを特徴とする。
請求項発明によれば、第2位置での用紙の検知を用紙検知センサにて行うことで、高精度な搬送時間の計測を簡便におこなうことができる。
請求項1に記載の発明によれば、第1位置から第2位置まで用紙を搬送するために要する搬送時間に基づいて次の用紙の第1位置からの搬送開始タイミングを変更するようにしているため、画像形成部へ給紙する用紙の間隔を安定、且つ高精度にできる。
請求項記載の発明によれば、第2位置での用紙の検知を用紙検知センサにて行うことで、高精度な搬送時間の計測を簡便におこなうことができる。
以下、本発明の実施形態を図1から図5を参照して説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置1の実施の一形態を示したもので、この画像形成装置1は、用紙17に画像を形成する画像形成装置本体2を有しており、この画像形成装置本体2の上部には、用紙17に形成させる画像を原稿から読取る画像読取装置3が設けられており、さらに、この画像読取装置3の上部には、画像読取装置3に対して原稿を自動的に送る自動原稿送り装置4が設けられている。
自動原稿送り装置4は、原稿を載置する原稿載置台5を有しており、この原稿載置台5の一端部には、原稿を1枚ずつ送り出す原稿送りローラ6が設けられている。原稿載置台5の側下方には、原稿を支持して回転する原稿支持ローラ7が設けられており、原稿載置台5の下方には、画像読取装置3により読取られた原稿を排出する原稿排出台8が設けられている。また、自動原稿送り装置4の内部には、原稿載置台5から送られた原稿を、原稿支持ローラ7の周面上部へ搬送し、原稿支持ローラ7の周面に沿って搬送された後に、原稿排出台8に排出させる原稿搬送ローラ9が設けられている。
画像読取装置3は、原稿に光を照射する光源10と原稿からの反射光を反射させるミラー11とが一体的に構成された第1ミラーユニット12と、この第1ミラーユニット12からの光をさらに反射させる第2ミラーユニット13とを有しており、これらミラーユニット12,13は、図1において左右方向に移動自在に配設されている。また、画像読取装置3は、例えばCCD(Charge Coupled Diode)からなり、光を光電変換する撮像素子14を有しており、この撮像素子14の前面には第2ミラーユニット13からの光を結像素子に結像させるレンズ15が設けられている。
原稿支持ローラ7の下方には、原稿支持ローラ7に沿って搬送される原稿に光を照射するスリット16が設けられており、画像読取装置3は、スリット16の下方に第1ミラーユニット12を位置させて画像を読取るようになっている。また、自動原稿送り装置4は画像読取装置3に対して開閉自在に設けられているとともに、画像読取装置3の上面は、原稿を載置するプラテンガラスにより形成されており、画像読取装置3は、プラテンガラスに載置された原稿に対して、第1,第2ミラーユニット12,13を走査させて画像を読取ることもできるようになっている。
画像形成装置本体2の内部下方には、複数の用紙17を積層して収納する複数の収納トレイ18,19が上下二段にわたって設けられており、これら各収納トレイ18,19の一端部上側には、画像を形成しようとする用紙17を1枚ずつ収納トレイ18,19から給紙する第1給紙装置20及び第2給紙装置21がそれぞれ設けられている。
これら収納トレイ18,19の上方には、画像を形成する画像形成部22が配設されている。この画像形成部22は、円筒状の感光体ドラム23を有しており、この感光体ドラム23は、ドラム駆動機構(図示しない)によって、図1において時計周りの方向に回転駆動されるようになっている。
感光体ドラム23の上部周面近傍には、帯電装置24が設けられており、この帯電装置24は、感光体ドラム23表面に対してコロナ放電を行い、感光体ドラム23表面を一様に帯電させるようになっている。
また、感光体ドラム23の周囲であって帯電装置24より感光体ドラム23の回転方向下流側には、例えばレーザダイオードを露光光源とした露光装置25が配設されており、露光装置25は、感光体ドラム23表面に対して、画像信号に基づいた像露光を行うことにより、露光した部分の感光体ドラム23の表面の電荷を減衰、消滅させて静電潜像を形成させるようになっている。
感光体ドラム23の周囲であって露光装置25より感光体ドラム23の回転方向下流側には、現像装置26が設けられており、反転現像方式により、感光体ドラム23と同極に帯電したトナーにて感光体ドラム23表面の静電潜像を現像するようになっている。
感光体ドラム23の周囲であって現像装置26より感光体ドラム23の回転方向下流側には、転写−分離装置27が設けられており、この転写−分離装置27と感光体ドラム23との間には、用紙17が搬送される搬送経路が設けられている。転写−分離装置27は、用紙17を感光体ドラム23に対して圧接させた状態で用紙の裏面からコロナ放電させることにより用紙17にトナー像を転写するとともに、帯電した用紙17を除電させることにより用紙17を感光体ドラム23から分離させるようになっている。
転写−分離装置27の搬送経路下流側には、定着装置28が設けられており、この定着装置28により、熱で溶融され、トナー像が用紙17に定着されるようになっている。
感光体ドラム23の周囲であって転写−分離装置27より感光体ドラム23の回転方向下流側には、感光体ドラム23の表面に圧接されて残留トナーを除去、清掃するクリーニング装置29が設けられている。
画像形成装置11の側部には、画像が形成された用紙17を排出する排出トレイ30が設けられている。
画像形成装置本体2の上面には、ユーザからの指示を入力する入力操作部31(図3参照)が設けられている。
次に、図2を参照して、第1給紙装置20、第2給紙装置21及びこれら給紙装置20,21から感光体ドラム23周面下部までの用紙17を搬送させる搬送経路について、詳細に説明する。
第1給紙装置20は、用紙17を上段の収納トレイ18から送り出す第1送出しローラ32と、第1送出しローラ32から送出された用紙17が複数枚である場合に1枚のみに分離して搬送させる1対のローラから成る第1分離手段33とから構成されており、第1分離手段33は、用紙17の上面に接触して用紙17を搬送方向へ送るように回転する給紙ローラ34と用紙17の裏面に接触して搬送方向とは逆方向へ搬送するように回転する分離ローラ35とから成る。第2給紙装置21も、同様に第2送出しローラ36と給紙ローラ58と分離ローラ59とから成る第2分離手段37とにより構成されている。
これら給紙装置20,21の搬送経路下流側には、給紙装置20,21から送られてきた用紙17を一時停止させる一時停止手段としての第1プレレジストローラ38及び第2プレレジストローラ39が、それぞれ設けられている。
搬送経路であって第1プレレジストローラ38と第2プレレジストローラ39との間には、用紙17を搬送方向へ搬送させる2対の第3搬送ローラ40が設けられている。
これら送出しローラ32,36、分離ローラ33,37、第1,第2プレレジストローラ38,39及び第3搬送ローラ40は、給紙部駆動機構41(図3参照)により、各ローラ32,33,36,37,38,39に設けられたクラッチ42(図3参照)を介して、回転駆動されるようになっている。
また、第1プレレジストローラ38の搬送経路下流側には、用紙17を搬送する第1搬送ローラ43及び第2搬送ローラ44が設けられており、これらの搬送ローラ43,44は、それぞれ、第1搬送ローラ駆動機構45(図3参照)及び第2搬送ローラ駆動機構46により回転駆動されるようになっている。
さらに、第2搬送ローラ44の搬送経路下流側には、用紙17を一旦停止させるとともに、画像形成部22の感光体ドラム23の周面下部へ用紙17を送り出すレジストローラ47が設けられており、このレジストローラ47は、レジストローラ駆動機構48(図3参照)により回転駆動されるようになっている。
また、第1プレレジストローラ38及び第2プレレジストローラ39の搬送経路上流側近傍には、用紙17を検知する第1用紙検知センサ49及び第4用紙検知センサ50がそれぞれ設けられており、第1プレレジストローラ38及び第2プレレジストローラ39の搬送経路下流側の一側方には、用紙17を検知する第2用紙検知センサ51及び第5用紙検知センサ52がそれぞれ設けられている。
さらに、レジストローラ47の搬送経路上流側近傍にも、用紙17を検知する第3用紙検知センサ53が設けられている。第3用紙検知センサ53は、第1プレレジストローラ38とレジストローラ47との間及び第2プレレジストローラ39とレジストローラ47との間であれば、いずれの位置に配設してもよいが、これらの間の駆動系の個体間差による搬送時間のバラツキをできる限り補正する観点から、レジストローラ47より搬送方向上流側近傍に配設することが好ましい。
これらの用紙検知センサ49,50,51,52,53は、例えば、発光素子と受光素子とが同一面に配置されたフォトセンサにより構成されており、反射光の強弱によって用紙17を検知するようになっている。
図3は、本実施形態における画像形成装置11を制御するための制御装置を示したものであり、この制御装置は、たとえば、CPU54、ROM55、RAM56からなり、ROM55に記録された処理プログラムをRAM56に展開してCPU54によりこの処理プログラムを実行する制御部57を有している。
この制御部57は、前述の処理プログラムに従い、自動原稿送り装置4、画像読取装置3、画像形成部22、給紙部駆動機構41、第1搬送ローラ駆動機構45、第2搬送ローラ駆動機構46、レジストローラ駆動機構48、クラッチ42の動作状況等のステータスに基づいて、各構成の動作を制御することにより用紙の搬送を制御する。
次に、本発明における用紙17の搬送に関する制御について、まず、図4のタイミングチャートを参照して説明する。ここでは、上段の給紙トレイ18からの搬送を例にして、感光体ドラム23までの用紙17の搬送について説明する。
本発明においては、搬送経路上に、収納トレイ18から送り出された用紙を一時停止した後にレジストローラ47へ再給紙を行うための一時停止手段38をも設けてなる位置を第1位置とし、前記一時停止手段38より搬送方向下流に第2位置を設定している。このような第1位置および第2位置を設定することで、用紙17の搬送を制御する制御部57は、前記第1位置から搬送を開始して前記第2位置に到達するまでの用紙17の搬送に要する搬送時間を計測し、前記レジストローラ47からの搬送開始時点を起点として前記搬送時間に基づき、次の用紙17の前記第1位置からの搬送開始タイミングを変更するように制御する。
これにより、その時の用紙17の搬送状況がどのような状況であろうとも、一定の時間間隔でレジストローラ47へ高精度に到達できることとなり、レジストローラ47からの搬送の開始に遅延等の支障を来して画像形成の生産性を低下することなく、レジストローラ47から一定の時間間隔、即ち、一定の用紙間隔を維持して画像形成部へ用紙17を給紙することができる。
また、収納トレイ18よりも搬送方向下流にて用紙17を一時停止させるように構成したことから、収納トレイ18からの用紙の送り出しおよび分離における時間的なバラツキを伴っていようとも、レジストローラ47への用紙の到達時刻を高精度に一定時間間隔とすることができ、高精度の搬送制御を実現できる。
前記第2位置は、前記レジストローラ47の配置位置又は前記レジストローラ47の上流側近傍であることが、レジストローラ47までの搬送経路におけるほぼ全ての領域での搬送時間を計測できることになるため、搬送時間に基づき高精度な補正ができ、高精度の搬送を実現できる点で好ましい。
更に、前記第2位置は、前記用紙検知センサにより用紙17を検知する位置とすることが、高精度な搬送時間の計測を簡便におこなうことができる点で好ましい。
また、前記一時停止手段38は、一対のローラで構成されたプレレジストローラ47であることが、搬送されてくる用紙17の紙曲がりの修正を行うと共に、ローラ対に先端が進入して挟持された状態で用紙17を停止することとなり、用紙17を再給紙する際に搬送遅れ等の搬送開始タイミングの誤差を伴うことなく速やかに確実に搬送を開始できる点で好ましい。
入録操作部31より画像形成の開始の指示が入力されると、制御部57は、給紙部駆動機構41、送り出しローラクラッチ及び分離手段クラッチを制御して、第1送り出しローラ32及び第1分離手段33を駆動回転をさせ、1枚目の用紙17を送り出す。第1送り出しローラ32及び第1分離手段33の駆動開始により、収納トレイ18から送り出された用紙17は、搬送方向下流に設けられた第1用紙検知センサ49にて用紙17の先端が検知されてから時間T1が経過した後に、第1プレレジストローラ38に到達して突き当てられて停止する。該用紙17の停止制御において制御部57は、第1用紙検知センサ49にて用紙17の先端が検知されてから時間T1が経過したタイミングでもって、給紙部駆動機構41、送り出しローラクラッチ及び分離手段クラッチを制御して、第1送り出しローラ32及び第1分離手段33の駆動を停止するようになっている。2枚目以降の用紙17の送り出しのタイミングについては後述する。
第1プレレジストローラ38に停止している用紙17は、再給紙信号となるフラグが立つことにより、レジストローラ47に向けて搬送が開始される。即ち、制御部57は、再給紙信号により第1レジストローラクラッチおよび第1、第2搬送ローラ駆動機構45,46を制御して、第1レジストローラ38及び第1、第2版層ローラ43,44の駆動回転を開始するようになっている。この1枚目の用紙の再供給信号は、送り出しローラ32から送り出された用紙17が第1プレレジストローラ38に到達するであろう以降の予め決められた時間に再給紙信号となるフラグが発生されるようになっている。なお、2枚目以降の用紙17の第1プレレジストローラ38からの搬送開始のタイミング、即ち再給紙信号については後述する。
第1プレレジストローラから搬送開始された用紙17は、搬送方向下流に設けられた第2用紙検知センサ51および第3用紙検知センサ53を通過し、レジストローラ47に突き当てられて停止する。ここで、第2用紙検知センサ51により用紙17の後端が検知されたタイミングでもって、次の用紙17の送出信号が出され、給紙部駆動機構41、送り出しローラクラッチ及び分離手段クラッチを制御して、第1送り出しローラ32及び第1分離手段33を駆動回転を開始させ、後続(2枚目以降)の用紙17の収納トレイ18からの送り出しが行われる。
更に、第1プレレジストローラ38から用紙17の搬送開始と同時に、第1プレレジストローラ38からの搬送開始時を起点として用紙17の搬送時間t1の計測が開始され、第2用紙検知センサ51より搬送方向下流に設けられた第3用紙検知センサ53により用紙17の先端が検知されると、搬送時間t1の計測を終了し、第1プレレジストローラ38から第3用紙検知センサ53に到達するまでに要する用紙17の搬送時間t1が決定される。
レジストローラ47に突き当てられ停止している用紙17は、所定のレジストローラスタート信号により、レジストローラ47から感光体ドラム23に向けて搬送が開始される。該所定のレジストローラスタート信号は、1枚目の用紙17においては、予め決められたタイミングでレジストローラスタート信号が出され、後続の2枚目以降の用紙17のレジストローラスタート信号は、一定時間間隔T3毎に発生され、用紙17が一定の用紙間隔で搬送されるようになっている。
また、レジスローラ47の駆動開始時から時間T2が経過した後のタイミングで第1プレレジストローラ38から2枚目以降の用紙17の搬送を開始する再給紙信号のフラグが立つようになっている。
本発明においては、前記した搬送時間t1に従って前記時間T2を変更するようにしており、ここで、制御部57による時間T2の決定について説明する。ROM55には、第1プレレジストローラ38が駆動を開始してから用紙17が第3用紙検知センサ53に到達するまでに要する予め決められた標準時間t0が記憶されている。また、ROM55には、レジストローラ47の駆動開始後の時間T2が経過後に第1プレレジストローラ38から給紙を開始するためのタイミングとなる前記時間T2を決めるための基準となる基準時間T0が、用紙17のサイズ毎に予め決められて記憶されており、制御部57は用紙のサイズに応じて基準時間T0を選択するようになっている。そして、第1プレレジストローラ38からの搬送開始時を起点として第3用紙検知センサ53による用紙17の先端が検知されるまでの搬送時間t1を計測し、該搬送時間t1と標準時間t0との比較により前記基準時間T0を補正して時間T2を決定するようにしている。例えば、T2=(t0−t1)+T0の算出により決定される。即ち、第1プレレジストローラ38から第3用紙検知センサ53までの搬送時間の大小により、次の用紙17の第1プレレジストローラ38からの搬送開始タイミングを変更することにより、レジストローラ47への到達時刻が一定の時間間隔になるようにすることができ、用紙17の搬送精度を向上できる。より具体的に説明すると、例えば前記搬送時間t1が標準時間t0より大きい、即ち、用紙17の搬送遅れが発生した場合に、次の用紙17の第1プレレジストローラ38からの搬送開始タイミングが早くなるように変更されるため、以降の用紙は所望の時刻にレジストローラ47に到達できるようになり、搬送精度の向上を図ることができる。
次に図5のフローチャートにより用紙17の搬送制御を詳細に説明する。
入力操作部31より画像形成の開始の指示が入力されると制御部57は、給紙部駆動機構41、送り出しローラクラッチ及び分離手段クラッチを制御して、第1送り出しローラ32および第1分離手段33の駆動回転を開始させる(S1)。第1送り出しローラ32および第1分離手段33の駆動開始により、収納トレイ18から送り出された用紙17は、搬送方向下流に設けられた第1用紙検知センサ49にて先端が検知されてから時間T1が経過したかどうかの判定が行われる(S2)。Noの場合は再判定が行われる。Yesの場合は、給紙部駆動機構41、送り出しローラクラッチおよび分離手段クラッチを制御して、第1送り出しローラ32及び第1分離手段33の駆動を停止する(S3)。これにより、用紙17は、第1プレレジストローラ38に到達して突き当てられて停止する。
次に、第1プレレジストローラ38から用紙17の再給紙を行うための再給紙信号となるフラグがONとなっているかどうかの判定を行う(S4)。再給紙信号がONとなりYesの判定となると制御部57は、第1プレレジストローラクラッチおよび第1、第2搬送ローラ駆動機構45,46を制御して、第1プレレジストローラ38および第1、第2搬送ローラ43,44の駆動回転を開始する(S5)。この駆動開始と共に、時間t1の計測を開始する(S6)。これにより第1プレレジストローラ38に停止している用紙17は、レジストローラ47に向けて搬送が開始される。第1プレレジストローラ38から搬送開始された用紙17は、搬送方向下流に設けられた第2用紙検知センサ51を通過し、第2用紙検知センサ51により用紙17の後端が検知されたかどうかが判定される(S7)。第2用紙検知センサ51により用紙17の後端が検知されると、次の用紙17の再給紙信号のフラグを発生するための基準時間T0が、用紙サイズ情報に基づいて選択される(S9)。
また同時に、第2用紙検知センサ51により用紙17の後端が検知されると、次の画像形成があるかどうかが判定され(S8)、次の画像形成がある場合には、後続(2枚目以降)の用紙17を送り出すためにフローS1以降が前述したと同様に実行される。次の画像形成がない場合(N)は終了する。
次に、第2用紙検知センサ51を通過した用紙17は、第3用紙検知センサ53を通過し、第3用紙検知センサ53にて先端が検知されたか否かが判定される(S10)。用紙17の先端が検知されると、第1プレレジストローラ38からの搬送開始時を起点として第3用紙検知センサ53により用紙17の先端が検知されるまでの搬送時間t1の計測を終了し(S13)、搬送時間t1と標準時間t0との比較により前記基準時間T0を補正して時間T2が決定される(S14)。例えば、T2=(t0−t1)+T0の算出により決定される。即ち、第1プレレジストローラ38から第3用紙検知センサ53までの搬送時間の大小により、次の用紙17の第1プレレジストローラ38からの搬送開始タイミングが修正される。
また同時に、第3用紙検知センサ53にて用紙17の先端が検知されると、所定時間の経過後(S11)に、第1プレレジストローラクラッチおよび第1、第2搬送ローラ駆動機構45,46を制御して、第1プレレジストローラ38および第1、第2搬送ローラ43,44の駆動回転を停止する(S12)。これにより用紙17は、レジストローラ47に突き当てられて停止する。
次に、レジストローラ47に突き当てられて停止している用紙17は、レジストローラスタート信号となるフラグがオンとなったか否かが判断され(S15)、レジストローラスタート信号がオンとなると、レジストローラ駆動機構が制御されてレジストローラ47が駆動回転を開始し(S16)、感光体ドラム23に向けて搬送される。該レジストローラスタート信号は、1枚目の用紙17においては、予め決められたタイミングでレジストローラスタート信号のフラグが発生され、後続の2枚目以降の用紙17のレジストローラスタート信号のフラグは、一定時間間隔T3毎に発生され、用紙17が一定の用紙間隔で搬送されるようになっている。
次に、感光体ドラム23に向けて搬送される用紙17の後端が第3用紙検知センサ53にて検知されたか否かが判断され(S17)、後端が第3用紙検知センサ53にて検知されて後の所定時間が経過した後にレジストローラ駆動機構が停止され(S18)、レジストローラ47の駆動回転が停止して次に搬送されてくる用紙17に備える。
同時に、次の用紙17への画像形成があるか否かが判断され(S19)、次の画像形成がある場合は、レジストローラ47の駆動開始から前記した時間T2が経過したか否かが判定され(S20)、第1プレレジストローラ38から次の2枚目以降の用紙17の搬送を開始するための再給紙信号がオンとされる(S21)。以降はフローS4に戻り、画像形成が終了するまで、S4以降のフローが繰り返される。次の画像形成がない場合は終了する。
本発明においては前記した第1プレレジストローラ38からの搬送開始のタイミングとなる時間T2を前回の用紙17の搬送時間t1に基づいて修正して変更するようにしており、制御部57による時間T2の決定について詳しく説明する。ROM55には、第1プレレジストローラ38が駆動を開始してから用紙17が第3用紙検知センサ53に到達するまでに要する予め決められた標準時間t0が記憶されている。また、ROM55には、レジストローラ47の駆動開始後の時間T2後に第1プレレジストローラ38から給紙を開始するためのタイミングとなる前記時間T2を決めるために使用される基準時間T0が、用紙17のサイズ毎に予め決められて記憶されており、制御部57は用紙のサイズに応じて基準時間T0を選択するようになっている。そして、第1プレレジストローラ38からの搬送開始時を起点として第3用紙検知センサ53による用紙17の先端が検知されるまでの搬送時間t1を計測し、該搬送時間t1と標準時間t0との比較により前記基準時間T0を補正して時間T2を決定するようにしている。例えば、T2=(t0−t1)+T0の算出により決定される。即ち、第1プレレジストローラ38から第3用紙検知センサ53までの搬送時間の大小により、次の用紙17の第1プレレジストローラからの搬送開始タイミングを変更することにより、レジストローラ47への到達時刻が一定の時間間隔になるようにすることで、用紙17の搬送精度を向上している。より具体的に説明すると、例えば前記搬送時間t1が標準時間t0より大きい、即ち、用紙17の搬送遅れが発生した場合に、次の用紙17の第1プレレジストローラ38からの搬送開始タイミングが早くなるように変更されるため、以降の用紙は所望の時刻にレジストローラ47に到達できるようになり、搬送精度の向上を図ることができる。
以上より、本実施形態によれば、用紙17は、第1プレレジストローラ38により一旦停止され、用紙17の搬送時間の相違による各用紙17の間隔のバラツキが吸収されるとともに、当該用紙17は、先行する用紙17の先端がレジストローラ47を通過した後、先行する用紙17の搬送時間t1に基づいて補正された時間T2経過後に再給紙されるため、第1プレレジストローラ38の搬送経路下流側の駆動系の固体間差によるバラツキが補正され、その結果、レジストローラ47への到達時刻のバラツキは、20msec以下の高精度な用紙17の搬送制御を実現でき、所定の時間間隔でのレジストローラ47からの搬送開始に大きいマージンを設ける等の支障を及ぼすことなく、用紙17の間隔を一定に保って搬送することができると共に、高い生産性を実現できる。
なお、本実施形態では、一時停止手段及びレジストローラを、レジストローラにより構成するようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、用紙17の搬送経路を遮ることが可能なシャッターやストッパー等により構成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、2枚目以降の用紙17を第1プレレジストローラ38から再給紙させるタイミングを補正するための搬送時間t1を、先行する用紙17が第1プレレジストローラ38から送り出された後第3用紙検知センサ53により先行する用紙17の先端が検知されるまでの時間としたが、これに限るものではなく、例えば、先行する用紙17の先端が第2用紙検知センサ51により検知されてから第3用紙検知センサ53により検知されるまでの時間としてもよい。
また、本実施形態では、収納トレイ18から用紙17を送り出して、一時停止させる際に、用紙17の先端が第1プレレジストローラ38に突き当てられた状態で停止させるようにしたが、これに限定されるものではなく、例えば、用紙17の中途部分が第1プレレジストローラ38に把持された状態で停止させるようにしてもよい。
これによれば、前後の用紙17の間隔をより狭めることができ、より高精度な用紙搬送にて画像を形成することができる。
本発明による画像形成装置の一実施形態の構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の用紙の送り出しから画像形成部までの搬送経路の構成を示す図である。 本発明による画像形成装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像形成装置の用紙の送り出しから画像形成部までの搬送経路における各構成の動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置の用紙の送り出しから画像形成部までの搬送動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
17 用紙
18,19 収納トレイ
22 画像形成部
38 第1プレレジストローラ(一時停止手段)
39 第2プレレジストローラ(一時停止手段)
47 レジストローラ
49,50,51,52,53 用紙検知センサ
57 制御部

Claims (2)

  1. 用紙を積載して収納する収納トレイと、画像を形成するための画像形成部と、画像形成部へ用紙を給紙するためのレジストローラと、前記収納トレイから前記レジストローラまで用紙を搬送する搬送経路と、用紙の搬送を制御する制御部とを有する画像形成装置において、
    前記搬送経路上に、前記収納トレイから送り出された用紙を一時停止した後に前記レジストローラへ再給紙を行うための一対のローラで構成されたプレレジストローラを有する一時停止手段を設けてなる第1位置と、前記一時停止手段より搬送方向下流且つ前記レジストローラの配置位置又はその近傍となる第2位置を設定し、
    前記制御部は、前記第1位置から搬送を開始して前記第2位置に到達するまでの用紙の搬送に要する搬送時間(t1)を計測し、前記レジストローラからの搬送開始時点を起点とし搬送開始タイミング(T2)を、計測された前記搬送時間(t1)と予め決められた標準時間(t0)との差分および基準時間(T0)を、T2=(t0−t1)+T0の式に適用して算出することで、次の用紙の前記第1位置からの搬送開始タイミングを前記差分だけ変更するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記一時停止手段より搬送方向下流であって、且つ、前記レジストローラより搬送方向上流に用紙検知センサを設け、前記第2位置は、前記用紙検知センサの位置であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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