JP4324562B2 - シートサイズ検知装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
一方、上記特許文献2に記載の画像形成装置では、ガイド部材(サイドフェンス)の移動に連動して出没する用紙サイズ識別部材と、ガイド部材(エンドフェンス)の移動に連動して出没する用紙サイズ識別部材とが、記録媒体のサイズ検知に関して独立して機能する。このため、ガイド部材(サイドフェンス)の移動に連動して出没する用紙サイズ識別部材の出没状態を検知するためのアクチュエータと、ガイド部材(エンドフェンス)の移動に連動して出没する用紙サイズ識別部材の出没状態を検知するためのアクチュエータとの、2系統のアクチュエータを設けなければならない欠点がある。
ところが、本発明者らによる鋭意研究の結果、上記フェンス固定手段を設けるだけでは、上述した誤検知を十分に抑制することができないことが判明した。すなわち、上記先願に係る画像形成装置においては、第1可動部材の第1凸部及び第2可動部材の第2凸部が互いに重なり合って形成される合成凸部の幅寸法及び位置を変化させるにあたって、サイドフェンスとエンドフェンスのスライド移動にそれぞれ連動して第1可動部材及び第2可動部材を移動させる。このような構成においては、サイドフェンスとそのスライド移動に連動して移動する第1可動部材とを互いに連結する連結部が必要であり、サイドフェンスとる第1可動部材とを互いに固定することはできない。エンドフェンスとそのスライド移動に連動して移動する第2可動部材との間についても同様である。そのため、サイドフェンスとエンドフェンスの位置を固定しても、画像形成装置の動作時における振動や、上記連結部のガタなどによって、第1可動部材及び第2可動部材がグラついてしまう。その結果、サイドフェンスとエンドフェンスの位置を固定した場合でも、上記合成凹部の幅寸法及び位置が適切なものからズレてしまい、上記給紙カセット内の記録媒体のサイズを誤検知してしまうことがあった。
また、請求項2の発明は、請求項1のシートサイズ検知装置において、上記可動部材固定手段が上記第1可動部材及び上記第2可動部材の位置を固定する直前に、該第1可動部材及び該第2可動部材の位置を、上記給紙カセットに積載可能な複数の規定シートサイズに応じた規定位置のうち最も近い規定位置に移動させる位置補正を行う固定位置補正手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、複数枚のシートを積載可能であって画像形成装置本体に着脱可能な給紙カセットと、上記画像形成装置本体に装着された給紙カセット内からシートを1枚ずつ分離給送する手段と、上記給紙カセットに積載されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、上記シートサイズ検知手段の検知結果を用いて、分離給送されたシート上に画像を形成する際の画像形成動作を制御する画像形成部とを有することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、複数枚のシートを積載可能であって画像形成装置本体に挿脱可能な給紙カセットと、上記画像形成装置本体に挿入されてセットされた給紙カセット内からシートを1枚ずつ分離給送する手段と、上記給紙カセットに積載されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、上記シートサイズ検知手段の検知結果を用いて、分離給送されたシート上に画像を形成する際の画像形成動作を制御する画像形成部とを有することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記可動部材固定手段は、上記画像形成装置本体にセットされた上記給紙カセットを該画像形成装置本体から所定距離引き出すことにより、上記第1可動部材及び上記第2可動部材の位置固定を解除することを特徴とするものである。
ここで、本発明は、第1可動部材及び第2可動部材の位置を固定可能な可動部材固定手段を設けている。この可動部材固定手段は、第1可動部材及び第2可動部材そのものを固定するものであって、これらの可動部材に連結された他の部材を固定することにより間接的に第1可動部材及び第2可動部材の位置を固定するものではない。このような可動部材固定手段により、合成凸部を形成する第1凸部及び第2凸部を備える第1可動部材及び第2可動部材を直接的に固定することにより、振動などが加わっても、上記合成凹部の幅寸法及び位置がズレるのを防止することができる。
まず、本実施形態に係る複写機の構成及び動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る複写機全体の概略構成図である。複写機本体10の内部には画像形成部100が設けられており、その画像形成部100には像担持体としてのドラム状の感光体11が備わっている。この感光体11の周りには、帯電装置12、現像装置13、転写搬送装置14、クリーニング装置15などが配置されている。また、画像形成部100の上部には、レーザ書込装置16が設けられている。このレーザ書込装置16は、レーザダイオード等からなる光源、ポリゴンミラーからなる走査用の回転多面鏡、ポリゴンモータ、fθレンズ、ミラーなどの図示しない走査光学系を備えている。また、クリーニング装置15の図中左側には、定着装置17が設けられている。この定着装置17は、ヒータを内蔵する定着ローラ18と、その定着ローラ18に対して記録シートを下方から押し当てるための加圧ローラ19とを備えている。
なお、記録シートの両面に画像を形成する場合には、まず、給紙カセット23内の記録シートを転写部に送ってその記録シートの片面に画像を転写し、その画像を定着装置17で記録シート上に定着させる。その後、その記録シートを、定着装置17の出口からシート後処理装置31へと延びる排紙路Dの途中から分岐している反転路Eに通し、両面ユニット22へと送る。両面ユニット22へ送られた記録シートは、再給紙路Aを通じて、再び感光体11の下方における転写部へ送られ、上記片面とは反対側の面に画像が転写される。
また、複写機本体10の図中右側面には、ユーザーが手差しした記録シートを上記共通給紙路C内に案内するための手差しトレイ28が開閉自在に設けられている。
また、複写機本体10の複写機本体10の図中右側には、大量給紙装置30が取り付けられている。この大量給紙装置30は、内部に大量の記録シートを積載することが可能で、積載された大量の記録シートを昇降自在に構成されている。
また、複写機本体10の複写機本体10の図中左側には、シート後処理装置31が取り付けられている。このシート後処理装置31は、排紙路Dを通して排出する記録シートを受け入れて、上段の排紙トレイ32上にそのまま排出するか、あるいは、ステイプルや孔開け等の後処理を行って上段の排紙トレイ32又は下段の排紙トレイ33上に排出する。
一方、大量給紙装置30内の記録シートに画像を形成する場合、ユーザーがスタートスイッチを押すと、給紙ローラ37が回転し、大量給紙装置30内から記録シートが搬送路Fに送り出される。この記録シートは、搬送ローラ35により給紙路Cを通じて、レジストローラ36まで搬送される。以後は、給紙カセット23内の記録シートに画像を形成する場合と同じである。
他方、手差しトレイ28に手差しされた記録シートに画像を形成する場合、ユーザーがスタートスイッチを押すと、給紙ローラ38が回転し、手差しトレイ28上から記録シートが給紙路Cに送り出されて、レジストローラ36まで搬送される。以後は、給紙カセット23内の記録シートに画像を形成する場合と同じである。
記録シートの両面に画像を形成する場合には、上述したようにして記録シートの片面にトナー像を定着させた後、その記録シートを排紙路Dの途中から反転路Eに送り込み、両面ユニット22から再給紙路Aを通じて、再び転写部へ送る。そして、同様にして、上記片面とは反対側の面にトナー像を転写して定着し、排紙路Dを通してシート後処理装置31へと送る。
この給紙カセット23は、内部に複数枚の記録シート53を積載して収容する。給紙カセット23内の記録シート53は、上記給紙ローラ34に対向する端部側が底板55によってその給紙ローラ34に向かって持ち上げられる。また、給紙カセット23内に積載された記録シート53には、図中矢印Gで示す給紙方向の一端辺に第1規制部材としてのエンドフェンス52が当接している。このエンドフェンス52と給紙カセット23の内壁とによって、給紙方向Gにおける記録シート53の変位が規制されている。また、この記録シート53には、図中矢印Hで示すトレイ引き出し方向(幅方向)の両端辺にそれぞれ第2規制部材としての2つのサイドフェンス54a,54bが当接している。この2つのサイドフェンス54a,54bによって、トレイ引き出し方向Hにおける記録シート53の変位が規制されている。
上記エンドフェンス52の底部には、エンドフェンス連動軸3が固定されており、このエンドフェンス連動軸3は、図4に示すように給紙カセット23の底面部材23aに設けられたスライド孔23bを介してその底面部材23aの下側へ延びている。また、給紙カセット23の底面部材23aの下側には、第2可動部材としてのエンドフェンス用回動部材2が設けられている。このエンドフェンス用回動部材2には、底面部材23aの下側まで延びたエンドフェンス連動軸3が挿入される長孔2aが設けられており、回動軸5を中心に回動自在に構成されている。このような構成により、ユーザーがエンドフェンス52を給紙方向Gに沿って移動させると、エンドフェンス連動軸3がスライド孔23bに沿って移動するとともにエンドフェンス用回動部材2の長孔2aに沿って移動し、エンドフェンス用回動部材2が上記回動軸5を中心に回動する。
また、上記サイドフェンス54a,54bには、フェンス固定手段としての固定機構101,102がそれぞれ設けられている。これらの固定機構101,102により、サイドフェンス54a,54bの位置を固定することができる。
具体的に説明すると、エンドフェンス52やサイドフェンス54a,54bの位置が給紙カセット23に積載されている規定の用紙サイズに対応した位置から僅かにズレている場合でも、本来であれば、その規定の用紙サイズであると検知されなければならない。しかし、この僅かな位置ズレにより、その規定の用紙サイズの場合には特定のプッシュスイッチを押すはずの凸部がその特定のプッシュスイッチの対向位置からズレて、その特定のプッシュスイッチが押されなくなることがある。このような事態が発生すると、用紙サイズの誤検知が起こってしまう。
また、エンドフェンス52やサイドフェンス54a,54bの位置がズレていない場合でも、凹凸パターンの加工精度、長孔1a,2aの加工精度、ラック7,8やピニオンギヤ9の加工精度、あるいは、これらの部品の組付精度などの関係で、特定のプッシュスイッチを押すはずの凸部がその特定のプッシュスイッチの対向位置からズレてその特定のプッシュスイッチが押されなくなることもある。このような場合も、用紙サイズの誤検知が起こってしまう。
本実施形態の給紙カセット23には、可動部材固定手段として、各回動部材1,2のロック機構が設けられている。
図1は、給紙カセット23の底面図である。図7は、複写機本体10のカセット収容スペース内における本体後側部分の説明図である。
給紙カセット23の底面部材23aの下側には、連動棒76が設けられている。この連動棒76は、給紙カセット23の底面部材23aに固定されている2つの支持部材75によってスライド自在に支持されている。この連動棒76には、図7に示すように爪部76aが設けられている。この爪部76aは、回動部材1の長孔1a及び回動部材2の円弧状の孔2dの各側壁面に設けられた窪み1c,2cに噛み合うためのものである。各回動部材1,2の各窪み1c,2cは、複数あって、規定の用紙サイズにそれぞれ対応した位置に個々に設けられている。給紙カセット23が複写機本体10のカセット収容スペースから取り出された状態にあるとき、連動棒76は、付勢手段としてのスプリング78により、その爪部76aが各回動部材1,2の窪み1c,2cから離れるように位置決めされる。よって、給紙カセット23が複写機本体10のカセット収容スペースから取り出された状態にあるときには、爪部76aと各回動部材1,2の窪み1c,2cとの噛み合いは解除された状態にあり、各回動部材1,2は回動軸5を中心に回動可能である。一方、給紙カセット23が複写機本体10のカセット収容スペースに装着されると、給紙カセット23の連動棒76の端部がカセット収容スペースの複写機本体後側内壁77に当接して押し込まれ、連動棒76は、支持部材75に支持されながらスプリング78の付勢力に抗してスライドする。これにより、連動棒76の爪部76aが各回動部材1,2の窪み1c,2c側へ移動し、窪み1c,2cと噛み合い可能になる。爪部76aと各回動部材1,2の窪み1c,2cとが噛み合った状態になることで、各回動部材1,2の回動が禁止される。
なお、各回動部材1,2に設けられる窪み1c,2cは、用紙サイズに応じた位置でなくても、ラッチのように細かく連続して形成してもよい。
本実施形態では、分離装置としてFRR分離装置を用いている。このFRR分離装置は、図示しない給紙カセット23内に積載された記録シート53の一番上の記録シートを、ピックアップローラ63によってフィードローラ61へ案内する。これにより、給紙方向Gへ記録シートを送る方向(正方向)に回転するフィードローラ61には、給紙方向Gとは逆方向に所定のトリクがトルクリミッタ70によって付与される。このトルクは、駆動ギヤ62Bと噛み合うようにリバースローラ62の軸に設けた従動ギヤ62Aを介して伝達される。そして、駆動ギヤ62Bと従動ギヤ62Aの間の歯面圧力Iと初期加圧力が、スプリング64の力でフィードローラ61へ圧接したリバースローラ62に加わってリバースローラ62が駆動する。これにより、給紙カセット23内の記録シートが1枚ずつ分離搬送される。
また、本実施形態によれば、上記ロック機構が上記サイドフェンス用回動部材1及び上記エンドフェンス用回動部材2の位置を固定する直前に、これらの回動部材1,2の位置を、上記給紙カセット23に積載可能な複数の規定シートサイズに応じた規定位置のうち最も近い規定位置に移動させる位置補正を行う固定位置補正手段を有している。本実施形態において、この固定位置補正手段は、上記爪部76aと、断面がV字形状の窪み1c,2cとにより構成されている。このような固定位置補正手段により、上記ロック機構による固定前に回動部材1,2の位置が規定位置に補正されるので、上記ロック機構による固定前に回動部材1,2の位置が規定位置からズレていても、これを修正して、誤検知の発生を予防できる。
また、本実施形態の複写機は、給紙カセット23に積載された記録シートのサイズを検知するシートサイズ検知手段として、上述したシートサイズ検知装置を用いているので、シートサイズ検知結果に基づく画像形成動作の制御を適正に行うことができる。
また、本実施形態の複写機は、上記固定位置補正手段が、上記給紙カセット23を複写機本体10のカセット収容スペースへ挿入し始めてから、該給紙カセット23を複写機本体10に対してセットし終わるまでの間に、上記位置補正を行うように構成されている。これにより、上記ロック機構による固定前に回動部材1,2の位置が規定位置からズレているのを補正するためのユーザー操作を増やすことがない。
また、本実施形態の複写機においては、上記ロック機構が、複写機本体10にセットされた上記給紙カセット23を該複写機本体から所定距離引き出すことにより、上記サイドフェンス用回動部材1及び上記エンドフェンス用回動部材2の位置固定を解除する構成になっている。これにより、ユーザーの操作を増やすことなく、ユーザーによるサイズ変更作業を簡単化することができる。
2 エンドフェンス用回動部材
1b 第1凸部
2b 第2凸部
3 エンドフェンス連動軸
4 サイドフェンス連動軸
5 回動軸
10 複写機本体
23 給紙カセット
51 サイズ検知スイッチ
51a プッシュスイッチ
52 エンドフェンス
53 記録シート
54a,54b サイドフェンス
76 連動棒
76a 爪部
78 スプリング
100 画像形成部
101,102 固定機構
103 固定爪
Claims (5)
- 複数枚のシートを積載可能な給紙カセットにスライド可能に設けられ、該給紙カセットに積載されたシートの給紙方向と直交する幅方向の端面に当接されるサイドフェンスと、
上記給紙カセットにスライド可能に設けられ、該給紙カセットに積載されたシートの給紙方向の後端面に当接されるエンドフェンスと、
複数の被押圧部を有し、押された被押圧部の組合せによって上記給紙カセットに積載されたシートのサイズを検知するためのサイズ検知スイッチとを備えたシートサイズ検知装置において、
周縁部に複数の第1凸部が形成され、上記複数の被押圧部に該複数の第1凸部が選択的に対向するように上記サイドフェンスのスライド動作に連動して移動可能な第1可動部材と、
周縁部に複数の第2凸部が形成され、上記複数の被押圧部に該複数の第2凸部が選択的に対向するように上記エンドフェンスのスライド動作に連動して移動可能な第2可動部材とを備え、
上記第1可動部材及び上記第2可動部材は、上記周縁部が互いに重なり合う位置に配置され、上記複数の第1凸部と上記複数の第2凸部とが互いに重なり合うことにより上記複数の被押圧部を押圧する複数の合成凸部が形成されるように構成されており、
上記第1可動部材及び上記第2可動部材の位置を固定可能な可動部材固定手段を有することを特徴とするシートサイズ検知装置。 - 請求項1のシートサイズ検知装置において、
上記可動部材固定手段が上記第1可動部材及び上記第2可動部材の位置を固定する直前に、該第1可動部材及び該第2可動部材の位置を、上記給紙カセットに積載可能な複数の規定シートサイズに応じた規定位置のうち最も近い規定位置に移動させる位置補正を行う固定位置補正手段を有することを特徴とするシートサイズ検知装置。 - 複数枚のシートを積載可能であって画像形成装置本体に着脱可能な給紙カセットと、
上記画像形成装置本体に装着された給紙カセット内からシートを1枚ずつ分離給送する手段と、
上記給紙カセットに積載されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、
上記シートサイズ検知手段の検知結果を用いて、分離給送されたシート上に画像を形成する際の画像形成動作を制御する画像形成部とを有することを特徴とする画像形成装置において、
上記シートサイズ検知手段として、請求項1又は2のシートサイズ検知装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 複数枚のシートを積載可能であって画像形成装置本体に挿脱可能な給紙カセットと、
上記画像形成装置本体に挿入されてセットされた給紙カセット内からシートを1枚ずつ分離給送する手段と、
上記給紙カセットに積載されたシートのサイズを検知するシートサイズ検知手段と、
上記シートサイズ検知手段の検知結果を用いて、分離給送されたシート上に画像を形成する際の画像形成動作を制御する画像形成部とを有することを特徴とする画像形成装置において、
上記シートサイズ検知手段として、請求項2のシートサイズ検知装置を用い、
上記固定位置補正手段は、上記給紙カセットを上記画像形成装置本体へ挿入し始めてから該給紙カセットを上記画像形成装置本体に対してセットし終わるまでの間に、上記位置補正を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
上記可動部材固定手段は、上記画像形成装置本体にセットされた上記給紙カセットを該画像形成装置本体から所定距離引き出すことにより、上記第1可動部材及び上記第2可動部材の位置固定を解除することを特徴とする画像形成装置。
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