JP3780695B2 - 効果付加装置、及び音響効果設定方法 - Google Patents
効果付加装置、及び音響効果設定方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、MIDIデータ等の各発音チャンネル毎に音色を含む演奏内容を表す演奏情報を処理することで行われる演奏に音響効果を付加するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
現在では、音響効果(エフェクト)を楽音に付加する効果付加装置は専用の装置としてだけでなく、電子楽器等の楽音生成装置にも広く搭載されている。効果付加装置が楽音に付加できる音響効果も1種類だけでなく、複数の種類の音響効果を楽音に付加できるようになっている。
【0003】
上記楽音生成装置は、MIDIが普及していることから、多くがMIDI対応となっている。そのMIDIは、演奏情報を他の装置に伝達するための手段であり、複数の楽器の演奏を発音チャンネル(パート)別に行えるようになっている。しかし、MIDIでは、定められた音響効果制御用のデータの種類が少ない。そのこともあって、効果付加装置では、付加できる音響効果の種類や設定方法などの仕様はメーカが独自に定めているのが実情となっている。それにより、装置間(メーカ間)の互換性がないため、スタンダードMIDIファイルなどの形で市販されている演奏情報も、基本的に音響効果を付加するのを考慮して作成されていないのが実情である。
【0004】
このようなことから、従来の効果付加装置では、MIDIデータに基づく演奏に音響効果を付加する場合、その音響効果の種類を、例えばユーザ自身が設定するようになっていた。しかし、MIDIデータに基づく演奏では、各発音チャンネル毎に異なる音色で楽音を発音させることはもとより、或る発音チャンネルの音色が途中で変わるようなこともある。そのため、たとえ演奏の内容をユーザが前もって知っていたとしても、発音される楽音にその音色に適切な音響効果を必ずしも付加することができないという問題点があった。
【0005】
従来の効果付加装置のなかには、発音チャンネルに設定されている音色が変更されると、その変更後の音色に適する種類の音響効果をその発音チャンネルに設定するものがある。その設定方法を採用した場合には、上記問題点を回避させることができる。しかし、一般に、効果付加装置が付加できる音響効果の種類数は発音チャンネル数よりも小さいため、演奏上の重要度が高い発音チャンネル(パート)に必ずしも音響効果を付加できないという他の問題点があった。
【0006】
従来の効果付加装置には、上記のような問題点があり、音響効果を必ずしも効果的に楽音に付加することができず、それが効果付加装置の有効利用を阻害させていた。このため、その改善が望まれていた。
【0007】
本発明の課題は、複数の異なる音色で行われる演奏に音響効果をより効果的に付加できるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の効果付加装置は、優先順位の設定された発音チャンネル毎に演奏内容を表す演奏情報を取得し、取得した演奏情報に従って楽音信号を生成できる楽音生成装置に搭載され、該楽音生成装置が生成した楽音信号に対して予め用意された発音チャンネル数より少ない数の種類の音響効果夫々を発音チャンネル別に付加できる音響効果付加手段を備えた効果付加装置において、取得した演奏情報に応じて設定された音色を前記発音チャンネル毎に判別する音色判別手段と、各音色とそれに設定すべき音響効果の種類との対応関係を設定するテーブル手段と、音色判別手段により音色が判別された発音チャンネルのなかで優先順位が最も高い最優先チャンネルを特定し、特定した最優先チャンネルの音色に対応する種類の音響効果を、テーブル手段を参照して設定する最優先チャンネル音響効果設定手段と、この最優先チャンネル音響効果設定手段にて音響効果の設定がなされた後、予め用意された数の音響効果を発音チャンネルに設定してなく、且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在するか否かを判別する判別手段と、この判別手段により予め用意された複数種の音響効果を発音チャンネルに設定してなく且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在すると判別された場合に、音響効果の設定された発音チャンネルよりも優先順位が次に低い発音チャンネルを順次判別するチャンネル判別手段と、このチャンネル判別手段により判別された発音チャンネルに対し、当該発音チャンネルの音色に対応する種類の音響効果をテーブル手段を参照して設定する音響効果設定手段と、を具備する。
【0010】
なお、上記の構成において、前記音響効果設定手段は、音響効果を設定した発音チャンネルよりも優先順位が低く、且つ該音響効果と同一種類の音響効果を設定すべきとなっている音色が設定されている発音チャンネルに対して、該同一種類の音響効果を設定する、ことが望ましい。
【0011】
本発明の音響効果設定方法は、優先順位の設定された発音チャンネル毎に演奏内容を表す演奏情報を取得し、取得した演奏情報を基に生成される楽音信号に対して予め用意された発音チャンネル数より少ない数の種類の音響効果夫々を前記発音チャンネル別に設定する方法であって、取得した演奏情報に応じて設定された音色を発音チャンネル毎に判別し、音色が判別された発音チャンネルのなかで優先順位が最も高い最優先チャンネルを特定し、特定した最優先チャンネルの音色に対応する種類の音響効果を、音色とそれに設定すべき音響効果の種類との対応関係を設定したテーブル手段を参照して設定し、この最優先チャンネルに対する音響効果の設定がなされた後、予め用意された数の音響効果を発音チャンネルに設定してなく、且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在するか否かを判別し、予め用意された複数種の音響効果を発音チャンネルに設定してなく且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在すると判別された場合に、音響効果の設定された発音チャンネルよりも優先順位が次に低い発音チャンネルを順次判別し、この判別された発音チャンネルに対し、当該発音チャンネルの音色に対応する種類の音響効果をテーブル手段を参照して設定する。
【0012】
本発明では、発音チャンネル毎に設定されている音色を判別し、音響効果を付加するうえでの発音チャンネルの優先順位、及び判別した各発音チャンネルの音色に基づいて、楽音(楽音信号)に付加する音響効果の種類を発音チャンネル単位で設定する。それにより、演奏上の重要度が高い発音チャンネルに優先的に音響効果を付加させることが可能となる。その結果、効果付加装置は演奏内容により合った形で利用されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態が適用された電子楽器100のブロック図である。
【0014】
図1に示すように、電子楽器100は、多数の鍵を有する鍵盤装置101と、各種モードや機能の設定等をユーザが行うためのコントロールスイッチ群102と、楽器100全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit )103と、プログラムや各種制御用データ等を格納したROM104と、CPU103がワーク用に用いるRAM105と、不図示の端子(MIDI IN端子やMIDI OUT端子等)を介して外部の装置との間でMIDIデータの送信、或いは受信を行うMIDIインターフェイス106と、CPU103から送られた制御コマンドに従って発音させるべき楽音の波形データを生成し出力する音源装置107と、音源装置107が出力した波形データをD/A変換するD/Aコンバータ108と、D/Aコンバータ108が出力したオーディオ信号を増幅するアンプ109と、アンプ109が出力したオーディオ信号を音声に変換して出力するスピーカ110とを備えて構成されている。
【0015】
以上の構成において、その動作を説明する。
不図示の電源スイッチがオンされると、CPU103は、ROM104に予め格納されているプログラムを読み出し、それを実行することで楽器100全体の制御を開始する。
【0016】
コントロールスイッチ群102は、例えば自動伴奏モードの設定、及びその解除を指定するための自動伴奏用のモードスイッチ、自動伴奏のスタート/ストップを指示するための自動伴奏用のスタート/ストップスイッチ、リズム等を指定するための複数の数値キー(例えば10キー)等を始めとする様々なスイッチと、それらのスイッチに対してユーザが行った操作を検出するスイッチ操作検出部とを備えたものである。その検出部は、例えば所定の時間毎にスイッチの走査を行い、それにより得た操作情報(検出結果)をCPU103の要求に応じて出力する。
【0017】
CPU103は、コントロールスイッチ群102から入力した操作情報を基に、モードや音色、音量といった各種の設定を行う。より具体的には、設定状態を示す各種データ(変数)のRAM105への格納や音源装置107の設定等を行う。また、MIDI OUT端子にケーブルが接続されている場合には、操作されたスイッチに割り当てた機能によってはMIDIデータを生成してMIDIインターフェイス106に出力し、MIDI OUT端子を介して外部の装置に送信させる。
【0018】
鍵盤装置101は、例えばユーザが操作する鍵盤と、その鍵盤を走査して各鍵の状態を検出し、その検出結果を鍵盤の操作情報として出力する鍵操作検出部とを備えたものである。その検出部は、例えば所定の時間毎に鍵盤の走査を行い、それにより得た操作情報(検出結果)をCPU103の要求に応じて出力する。CPU103は、その操作情報から音源装置107に出力すべき制御コマンドを生成して、それを音源装置107に出力する。MIDI OUT端子にケーブルが接続されている場合には、操作された鍵、及びその操作内容からMIDIデータを生成してMIDIインターフェイス106に出力し、MIDI OUT端子を介して外部の装置に送信させる。
【0019】
音源装置107は、例えばPCM音源方式を採用したマルチ音源装置である。CPU103から入力した制御コマンドに従って、発音チャンネル毎に音色や音響効果等の各種設定を行う一方、不図示の波形メモリから音色に応じて波形データを読み出し、読み出した波形データに発音チャンネル単位で設定された音響効果を付加する処理を必要に応じて行った後、波形データの累算値を発音させるべき楽音の波形データとしてD/Aコンバータ109に出力する。
【0020】
音源装置107は、例えば以下のようにして、楽音に音響効果を付加する。音響効果の具体例を挙げて説明する。
エコーやリバーブ、ディレイ、或いはコーラス等の時間制御系の音響効果は、例えば今回読み出した波形データを不図示の作業用メモリに格納し、その作業用メモリに格納した波形データを用いることで付加する。ディストーションやファズ、或いはトレモロ等の音響効果は、例えば波形メモリから読み出した波形データに所定の演算処理を施すことで付加する。ロータリー・スピーカは、例えば波形メモリから波形データを読み出す速さを変化させることで付加する。
【0021】
D/Aコンバータ108は、音源装置107から入力した波形データをD/A変換して、アナログのオーディオ信号を出力する。D/Aコンバータ108が出力したオーディオ信号は、アンプ109により増幅された後、スピーカ110に入力される。これにより、ユーザが鍵盤装置101に対して行った操作に応じて、スピーカ110から楽音がリアルタイムに発音される。
【0022】
MIDI IN端子にケーブルが接続されている場合、MIDIインターフェイス106は、MIDI IN端子を介して受信したMIDIデータを、CPU103の要求に応じて送る。そのMIDIデータをMIDIインターフェイス106から受け取ったCPU103は、それを以下のようにして処理する。
【0023】
MIDIでは、周知のように、発音チャンネル別に演奏情報が分けられており、各発音チャンネルには任意の音色を指定(設定)することができる。
音色には、それに適する音響効果があり、その音色に適していない音響効果を楽音に付加すると、人に違和感を与えて演奏の質を低下させる。そのため、音色に適していない音響効果を設定することは避けなければならない。しかし、MIDIでは、各発音チャンネルに任意の音色を設定(指定)することができても、音響効果の設定に関わるデータがあまり整備されておらず、発音チャンネルの音響効果を設定することができない。
【0024】
各発音チャンネルに設定される音色は、普通、ユーザは事前に知ることができない。たとえ事前に判ったとしても、MIDIでは演奏の途中で音色を変更することができるため、ユーザ自身が音響効果を設定しても、演奏の質の低下を必ずしも回避させることはできない。その他には、音源装置107が付加できる音響効果の種類数の面からの制約があり、限られた種類数の音響効果はより有効に楽音に付加させなければならない。
【0025】
第1の実施の形態では、上記のようなことを考慮して、音響効果を付加させるうえでの規則を設定し、その規則に従って発音チャンネル単位で音響効果を付加させるようにしている。
【0026】
その規則として、第1の実施の形態では、音色とそれに適する音響効果の種類の対応関係と、音響効果を付加するうえでの発音チャンネルの優先順位と、を定義(設定)している。それらは、テーブル形式で設定しており、以降、前者については音色−適切エフェクトテーブル、後者においては発音チャンネル優先順位テーブルと呼ぶことにする。
【0027】
図2は、上記音色−適切エフェクトテーブル例を示す図である。音色−適切エフェクトテーブルは、音色(プログラムナンバー)毎に、それに適する音響効果の種類を定義しており、図2は、その一部を抜粋して示したものである。
【0028】
本実施の形態では、図2に示すように、各音色毎にそれに適する音響効果(エフェクト)の種類を一つだけ定義している。例えば、プログラムナンバーが001のグランド・アコースティック・ピアノ(Grand Piano)、及びプログラムナンバーが002のブライト・アコースティック・ピアノ(Bright Piano)には各々リバーブ(Reverb)を定義し、プログラムナンバーが005のエレクトリックピアノ(Electric Piano)1にはコーラス(Chorus)を定義している。
【0029】
図3は、発音チャンネル優先順位テーブル例を示す図である。
本実施の形態では、図3に示すように、基本的にチャンネル番号が小さくなるほど優先順位を高くさせている。これは、現在一般的になっているGM(ジェネラルMIDI)推奨規格では、発音アサイン自体にチャンネルの優先順位を付けることが望ましいとされていることから、優先順位が高いチャンネルに優先的に音響効果を付加するためである。なお、チャンネル10の優先順位を最も低くしているのは、チャンネル10は独占的にドラム、或いはパーカッション用に使われるためである。
【0030】
上記音色−適切エフェクトテーブル、及び発音チャンネル優先順位テーブルの各データは、制御用データとしてROM104に格納させている。CPU103は、それらを参照することで、実際に使用されている発音チャンネルのなかで最優先に音響効果を付加すべき発音チャンネルを特定し、その特定した発音チャンネルの音色に適する音響効果を選択し設定する。
【0031】
このように音響効果を設定することで、演奏にとって重要度が最も高いパートに対し、その音色に適する種類の音響効果を少なくとも確実に付加させることができる。そのため、従来と比較して、音響効果をより効果的に演奏(楽音)に付加することができる。
【0032】
なお、実際の設定は、CPU103が音源装置107に、例えば音響効果の変更(設定)を指示する識別子、その音響効果を付加する発音チャンネル番号、及びその音響効果の種類を示す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。
【0033】
次に、上述したCPU103の制御動作について、図4、図5に示す各種動作フローチャートを参照して、より詳細に説明する。
図4は、全体処理の動作フローチャートである。この図4を参照して、始めに全体処理について詳細に説明する。その全体処理は、電源スイッチのオンにより、CPU103がROM104からプログラムを読み出し、それを実行することで実現される処理である。
【0034】
先ず、ステップ401では、プログラム内に格納されているデータ、ROM104に別に格納されている制御データを基に、各部のイニシャライズを行う。このイニシャライズを行うことで、電子楽器100は予め決められた初期状態に設定される。
【0035】
ステップ401に続くステップ402では、コントロールスイッチ群102からそれを構成する各スイッチの操作情報を受け取り、その操作情報に応じて各種の設定等を行うスイッチ処理を実行する。次のステップ403では、鍵盤装置101から各鍵の操作情報を受け取り、その操作情報に応じて音源装置107に送出すべき制御コマンド、或いはMIDIインターフェイス106に送出すべきMIDIデータを生成し送出する鍵盤処理を実行する。その後、ステップ404に移行する。
【0036】
ステップ404では、ユーザがコントロールスイッチ群102を介して指定したリズム、或いは曲の伴奏を再生する自動伴奏処理を実行する。その後、ステップ405に移行する。なお、詳細な説明は省略するが、自動伴奏処理では、ユーザがコントロールスイッチ群102中のスタート/ストップスイッチを操作して自動伴奏の開始を指示したか否かの判定を行い、その判定結果に応じた内容で処理が行われる。
【0037】
ステップ405では、MIDIインターフェイス106からそれが受信したMIDIデータを受け取り、それに対応する音源装置107用の制御コマンドを生成して音源装置107に送出するMIDI IN処理を実行する。続くステップ406では、鍵盤装置101、或いはコントロールスイッチ群102中の所定のスイッチへのユーザの操作に応じてMIDIデータを生成し、それをMIDIインターフェイス106に送出するMIDI IN処理を実行する。それが終了した後、上記ステップ402に戻る。
【0038】
MIDIインターフェイス106は、MIDI IN端子、及びMIDI OUT端子にケーブルが接続されているか否かを各々検出し、その検出結果をCPU103に随時通知している。そのため、詳細な説明は省略するが、上記ステップ405、及び406は、その通知内容に応じた内容で処理が行われる。
【0039】
上述したステップ402〜406は処理ループを形成しており、電源スイッチがオンされてからオフされるまでの間、その処理ループは繰り返し実行される。それにより、CPU103は楽器100全体の制御を行う。
【0040】
図5は、音色情報受信処理の動作フローチャートである。この音色情報受信処理は、MIDIインターフェイス106から音色の変更を指示するMIDIデータ(ステータスバイトの値がCXH(Hは16進数、Xはチャンネル番号を表す))を受け取った場合に、上記ステップ405のMIDI IN処理内で実行されるサブルーチン処理である。次に、図5を参照して、その音色情報受信処理について詳細に説明する。
【0041】
先ず、ステップ501では、受信したMIDIデータ(プログラムチェンジ)で指定されている音色を判別する。続くステップ502では、そのMIDIデータで指定されている発音チャンネルの番号を判別し、その発音チャンネルの音色を、ステップ501で判別した音色に変更する。その後、ステップ503に移行する。
【0042】
なお、MIDIデータで指定された音色は、2バイト目のデータから判別され、発音チャンネルは、1バイト目のデータ(ステータスバイト)の下位4ビットから判別される。音色の変更は、CPU103が音源装置107に、例えば音色の変更(設定)を指示する識別子、音色を変更する発音チャンネル番号、及び新たに設定する音色番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。
【0043】
ステップ503では、発音チャンネル優先順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発音チャンネルのなかの最優先チャンネルを判別する。続くステップ504では、音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)を参照して、その最優先チャンネルに適切な音響効果(エフェクト)を判別(特定)する。それが終了すると、次にステップ505に移行し、ステップ504で判別(特定)した音響効果を、ステップ503で判別(特定)した最優先チャンネルに設定する。その後、一連の処理を終了する。なお、音響効果の設定は、上記したように、CPU103が音源装置107に、例えば音響効果の変更を指示する識別子、発音チャンネルの番号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の種類を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。
【0044】
上記のようにして最優先チャンネルに音響効果を付加することで、その最優先チャンネルに割り当てられた演奏のパートには、その音色に適切な種類の音響効果が確実に付加されることになる。それにより、市販の演奏情報に基づく演奏であっても、常に演奏内容に合った形で音響効果が効果的に演奏(楽音)に付加されることになる。
【0045】
なお、第1の実施の形態では、最優先チャンネルに1種類の音響効果を設定しているが、音源装置107が複種類の音響効果を一度(1サンプリング期間内)に付加できる場合には、その音色に適する音響効果を複種類設定するようにしても良い。そのようにするためには、音色−適切エフェクトテーブルに、音色に応じてそれに適する音響効果を複種類定義しておけば良い。
<第2の実施の形態>
効果付加装置のなかには、複種類の音響効果を一度に付加できるものもある。そのような装置では、複種類の音響効果を適切に楽音(パート)に付加できるようにすることが、有効に利用するうえで望まれる。第2の実施の形態は、そのような効果付加装置の有効利用を図るために、最優先チャンネル以外の発音チャンネルにもその音色に適する音響効果を、一度に付加できる音響効果の種類数に応じて設定するようにしたものである。
【0046】
第2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態のそれと基本的に同じである。また、動作も、第1の実施の形態のそれと基本的な流れは同じである。このため、第1の実施の形態で付した符号を用いて、第1の実施の形態から異なる部分のみ説明する。
【0047】
第2の実施の形態では、CPU103が実行する図4に示す全体処理において、ステップ405のMIDI IN処理内で実行される音色情報受信処理のみが第1の実施の形態から大きく異なっている。このため、音色情報受信処理だけを、図6に示すその動作フローチャートを参照して詳細に説明する。
【0048】
先ず、ステップ601では、受信したMIDIデータ(プログラムチェンジ)で指定されている音色を判別する。続くステップ602では、そのMIDIデータで指定されている発音チャンネルの番号を判別し、その発音チャンネルの音色を、ステップ601で判別した音色に変更する。その後、ステップ603に移行する。
【0049】
なお、音色の変更は、CPU103が音源装置107に、例えば音色の変更(設定)を指示する識別子、音色を変更する発音チャンネル番号、及び新たに設定する音色番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。
【0050】
ステップ603では、発音チャンネル優先順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発音チャンネルのなかの最優先チャンネルを判別する。続くステップ604では、音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)を参照して、その最優先チャンネルに適切な音響効果(エフェクト)を判別(特定)する。それが終了すると、次にステップ605に移行し、ステップ604で判別(特定)した音響効果を、ステップ603で判別(特定)した最優先チャンネルに設定する。その後、ステップ606に移行する。
【0051】
なお、音響効果の設定は、上記したように、CPU103が音源装置107に、例えば音響効果の設定(変更)を指示する識別子、発音チャンネルの番号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の種類を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。
【0052】
ステップ606では、音源装置107が一度(1サンプリング期間内)に付加できる数の音響効果を発音チャンネルに設定してなく、且つ音響効果の設定対象となる発音チャンネルが残っているか否か判定する。更に音響効果を音源装置107が付加でき、且つ設定対象となる発音チャンネルが残っている場合、その判定はYESとなってステップ607に移行する。そうでない場合には、即ち付加可能な数の音響効果を音源装置107に既に設定した、或いは設定対象となる発音チャンネルが残っていない場合には、その判定はNOとなって一連の処理を終了する。
【0053】
ステップ607では、発音チャンネル優先順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発音チャンネルのなかで前回に音響効果を設定した発音チャンネルよりも優先順位が次に低い発音チャンネルを判別(特定)し、その判別した発音チャンネル(以降、便宜的に対象チャンネルと呼ぶ)に、音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)を参照して、その音色に適する種類の音響効果を判別(特定)する。続くステップ608では、その判別した発音チャンネルに、その音色に応じて判別した種類の音響効果を設定する。その後、ステップ606に戻る。
【0054】
上記のステップ606〜608は処理ループを形成している。その処理ループを繰り返し実行することにより、現在使用中で音響効果が設定されていない発音チャンネルのなかで最も優先順位が高い発音チャンネル(対象チャンネル)に、その音色に適する種類の音響効果が順次設定されていくことになる。その結果、演奏装置107が一度に付加できる音響効果が、演奏上の重要度が高いほうの発音チャンネル(パート)に優先的に設定される。そのため、上記第1の実施の形態と比較すると、演奏内容に合った形でより多くの種類の音響効果をより多くの発音チャンネルに効果的に付加させることができる。
<第3の実施の形態>
上記第2の実施の形態では、音源装置107が一度に付加できる数の音響効果を、その数を限度に発音チャンネルに設定することになる。このため、そのような設定方法では、最大でも、音源装置が一度に音響効果を付加できる数の発音チャンネルにしか音響効果を付加させることができない。
【0055】
音響効果を付加するための処理の負荷は、発音チャンネル数が増えてもあまり大きくならない。第3の実施の形態は、そのことを利用して、音響効果を設定した発音チャンネルよりも優先順位が低く、且つその音響効果と同じ種類の音響効果が適する音色が設定されている発音チャンネルに、その種類の音響効果を設定することで、より多くの発音チャンネルに音響効果を付加できるようにしたものである。
【0056】
第3の実施の形態の構成は、上記第2の実施の形態と同様に、第1の実施の形態のそれと基本的に同じである。また、動作も、第1の実施の形態のそれと基本的な流れは同じである。このため、第1の実施の形態で付した符号を用いて、第1の実施の形態から異なる部分のみ説明する。
【0057】
第3の実施の形態では、CPU103が実行する図4に示す全体処理において、ステップ405のMIDI IN処理内で実行される音色情報受信処理のみが第1の実施の形態から大きく異なっている。このため、第3の実施の形態でも、音色情報受信処理だけを、図7に示すその動作フローチャートを参照して詳細に説明する。
【0058】
先ず、ステップ701では、受信したMIDIデータ(プログラムチェンジ)で指定されている音色を判別する。続くステップ702では、そのMIDIデータで指定されている発音チャンネルの番号を判別し、その発音チャンネルの音色を、ステップ701で判別した音色に変更する。その後、ステップ703に移行する。
【0059】
なお、音色の変更は、CPU103が音源装置107に、例えば音色の変更(設定)を指示する識別子、音色を変更する発音チャンネル番号、及び新たに設定する音色番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。
【0060】
ステップ703では、発音チャンネル優先順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発音チャンネルのなかの最優先チャンネルを判別する。続くステップ704では、音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)を参照して、その最優先チャンネルに適切な音響効果(エフェクト)を判別(特定)する。それが終了すると、次にステップ705に移行し、ステップ704で判別(特定)した音響効果を、ステップ703で判別(特定)した最優先チャンネルに設定する。その後、ステップ706に移行する。
【0061】
なお、音響効果の設定は、上記したように、CPU103が音源装置107に、例えば音響効果の設定(変更)を指示する識別子、発音チャンネルの番号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の種類を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。
【0062】
ステップ706では、音響効果の設定対象となる発音チャンネルが残っていないか否か判定する。現在使用中の発音チャンネル全てに音響効果を設定したように、設定対象となる発音チャンネルが残っていない場合、その判定はYESとなって一連の処理を終了する。そうでない場合には、その判定はNOとなってステップ707に移行する。
【0063】
ステップ707では、発音チャンネル優先順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発音チャンネルのなかで前回に音響効果を設定した発音チャンネルの次に優先順位が低い発音チャンネルを判別(特定)し、その判別した発音チャンネル(対象チャンネル)に、音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)を参照して、その音色に適する種類の音響効果を判別(特定)する。それが終了すると、次にステップ708を実行する。
【0064】
そのステップ708では、ステップ707で判別した音響効果の種類を、対象チャンネルよりも優先順位が高い発音チャンネルに既に設定したか否か判定する。既に設定した種類の音響効果をステップ707で適すると判別した場合、その判定はYESとなってステップ709に移行する。そうでない場合には、即ち既に設定した音響効果とは異なる種類の音響効果をステップ707で判別した場合には、その判定はNOとなってステップ710に移行する。
【0065】
ステップ709では、ステップ707で判別した音響効果と同じ種類の音響効果を、既に設定した発音チャンネルに対象チャンネルを加えた発音チャンネル群に共通の音響効果として設定する。その後、ステップ706に戻る。
【0066】
なお、上記設定は、例えば通常の音響効果の設定時と同様に、CPU103が、例えば音響効果の設定(変更)を指示する識別子、発音チャンネルの番号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の種類を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出することで行われる。その制御コマンドを受け取った音源装置107は、音響効果の種類によっては異なるが、例えば発音チャンネル毎に波形データを生成した後、同一の音響効果が設定されている発音チャンネル別に波形データを累算し、累算後の波形データに対しその音響効果を付加するための処理を施す。それにより、同じ音響効果が設定された発音チャンネル群に共通の音響効果を付加させる。
【0067】
他方のステップ710では、音源装置107が一度(1サンプリング期間内)に付加できる種類の音響効果を発音チャンネルに設定したか否か判定する。付加可能な数の種類の音響効果を既に設定していた場合、その判定はYESとなってステップ706に戻る。そうでない場合には、即ち既に設定した以外の種類の音響効果を音源装置107が付加できる場合には、その判定はNOとなってステップ711に移行して、対象チャンネルに、ステップ707で判別した種類の音響効果を設定する。その後、ステップ706に戻る。
【0068】
上記のステップ706〜711は処理ループを形成している。その処理ループを繰り返し実行することにより、音源装置107が一度に付加できる音響効果の種類数を限度に、優先順位が高いほうの発音チャンネルから異なる種類の音響効果が順次設定され、それらの音響効果と同じ種類の音響効果が適する発音チャンネルには、その優先順位に関わりなく音響効果が設定されることになる。そのため、上記第2の実施の形態と比較して、より多くの発音チャンネルに音響効果を付加させたり、更にはより多くの種類の音響効果を付加させることができるようになる。
【0069】
なお、本実施の形態(第1〜第3の実施の形態)では、発音チャンネル優先順位テーブル(図3参照)、及び音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)を予め用意しているが、ユーザの好みにより対応できるように、それらのテーブルの少なくとも一方をユーザが任意に設定できるようにしても良い。或いは、それらのテーブルをそれぞれ複数用意し、そのなかから実際に用いるテーブルをユーザに選択させるようにしても良い。これらのように、様々に変形させることができる。
【0070】
その音色−適切エフェクトテーブルでは、各音色(音色番号)に適切な音響効果を1種類だけ設定しているが(図2参照)、音色によって複種類の音響効果を設定するようにしても良い。そのようにした場合、各音色毎に所望の音響効果の種類をユーザが選択できるようにすることが望ましい。第3の実施の形態では、音響効果の種類をユーザが選択できるようにしなくとも、音色に設定できる音響効果の選択肢が増えるため、より多くの発音チャンネルに音響効果を付加できるようになる。
【0071】
また、本実施の形態では、予め定義した規則に従って発音チャンネル単位で音響効果を自動的に設定しているが、例えば音響効果設定上の条件をユーザに入力させて、その入力された条件を反映させた形で音響効果の設定を行うようにさせても良い。そのようにすることで、例えば所望する音色にだけそれに適する音響効果を設定させたりすることや、特定の音色には複種類の音響効果を付加させるようなことができるようになる。その結果、音響効果を演奏(楽音)により有効に付加させることができる。
【0072】
本実施の形態による効果付加装置は、電子楽器100に搭載されたものであるが、本発明を適用した効果付加装置を搭載できる装置は電子楽器100のような楽音生成装置に限定されるわけではなく、シンセサイザや音源装置などの他の楽音生成装置にも幅広く搭載させることができる。その楽音生成装置は、MIDIデータを、外部の装置から受信するのではなく、ROMパックや他の記録媒体から読み出すことで取得するものであっても良い。
【0073】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明は、発音チャンネル毎に設定されている音色を判別し、音響効果を付加するうえでの発音チャンネルの優先順位、及び判別した各発音チャンネルの音色に基づいて、楽音(楽音信号)に付加する音響効果の種類を発音チャンネル単位で設定する。そのため、優先順位が高い発音チャンネル(パート)、例えば演奏上の重要度が高い発音チャンネル(パート)に優先的に音響効果を付加させることができる。その結果、複数の異なる音色で行われる演奏に音響効果をより効果的に付加させることができるようになり、ユーザは効果付加装置をより演奏内容に合った形で利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による効果付加装置を搭載した電子楽器のブロック図である。
【図2】音色−適切エフェクトテーブル例を示す図である。
【図3】発音チャンネル優先順位テーブル例を示す図である。
【図4】全体処理の動作フローチャートである。
【図5】音色情報受信処理の動作フローチャートである。
【図6】音色情報受信処理の動作フローチャートである(第2の実施の形態)。
【図7】音色情報受信処理の動作フローチャートである(第3の実施の形態)。
【符号の説明】
100 電子楽器
103 CPU
104 ROM
105 RAM
106 MIDIインターフェイス
107 音源装置
Claims (3)
- 優先順位の設定された発音チャンネル毎に演奏内容を表す演奏情報を取得し、該取得した演奏情報に従って楽音信号を生成できる楽音生成装置に搭載され、該楽音生成装置が生成した楽音信号に対して予め用意された前記発音チャンネル数より少ない数の種類の音響効果夫々を前記発音チャンネル別に付加できる音響効果付加手段を備えた効果付加装置において、
前記取得した演奏情報に応じて設定された音色を前記発音チャンネル毎に判別する音色判別手段と、
音色とそれに設定すべき音響効果の種類との対応関係を設定するテーブル手段と、
前記音色判別手段により音色が判別された発音チャンネルのなかで優先順位が最も高い最優先チャンネルを特定し、該特定した最優先チャンネルの音色に対応する種類の音響効果を、前記テーブル手段を参照して設定する最優先チャンネル音響効果設定手段と、
この最優先チャンネル音響効果設定手段にて音響効果の設定がなされた後、前記予め用意された数の音響効果を発音チャンネルに設定してなく、且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在するか否かを判別する判別手段と、
この判別手段により前記予め用意された複数種の音響効果を発音チャンネルに設定してなく且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在すると判別された場合に、前回音響効果の設定された発音チャンネルよりも優先順位が次に低い発音チャンネルを順次判別するチャンネル判別手段と、
このチャンネル判別手段により判別された発音チャンネルに対し、当該発音チャンネルの音色に対応する種類の音響効果を前記テーブル手段を参照して設定する音響効果設定手段と、
を具備したことを特徴とする効果付加装置。 - 前記音響効果設定手段は、前記音響効果を設定した発音チャンネルよりも優先順位が低く、且つ該音響効果と同一種類の音響効果を設定すべきとなっている音色が設定されている発音チャンネルに対して、該同一種類の音響効果を設定する、
ことを特徴とする請求項1記載の効果付加装置。 - 優先順位の設定された発音チャンネル毎に演奏内容を表す演奏情報を取得し、該取得した演奏情報を基に生成される楽音信号に対して予め用意された前記発音チャンネル数より少ない数の種類の音響効果夫々を前記発音チャンネル別に設定する方法であって、
前記取得した演奏情報に応じて設定された音色を前記発音チャンネル毎に判別し、
前記音色が判別された発音チャンネルのなかで優先順位が最も高い最優先チャンネルを特定し、該特定した最優先チャンネルの音色に対応する種類の音響効果を、音色とそれに設定すべき音響効果の種類との対応関係を設定したテーブル手段を参照して設定し、
この最優先チャンネルに対する音響効果の設定がなされた後、前記予め用意された数の音響効果を発音チャンネルに設定してなく、且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在するか否かを判別し、
前記予め用意された複数種の音響効果を発音チャンネルに設定してなく且つ音響効果の設定されていない発音チャンネルが存在すると判別された場合に、前回音響効果の設定された発音チャンネルよりも優先順位が次に低い発音チャンネルを順次判別し、
この判別された発音チャンネルに対し、当該発音チャンネルの音色に対応する種類の音響効果を前記テーブル手段を参照して設定する、
ことを特徴とする音響効果設定方法。
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