JPH11305774A - 効果付加装置、及び音響効果設定方法 - Google Patents

効果付加装置、及び音響効果設定方法

Info

Publication number
JPH11305774A
JPH11305774A JP10110584A JP11058498A JPH11305774A JP H11305774 A JPH11305774 A JP H11305774A JP 10110584 A JP10110584 A JP 10110584A JP 11058498 A JP11058498 A JP 11058498A JP H11305774 A JPH11305774 A JP H11305774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
channel
sound effect
effect
tone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10110584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3780695B2 (ja
Inventor
Taku Yamamoto
卓 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP11058498A priority Critical patent/JP3780695B2/ja
Publication of JPH11305774A publication Critical patent/JPH11305774A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3780695B2 publication Critical patent/JP3780695B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なる音色で行われる演奏に音響効果
をより効果的に付加できるようにする。 【解決手段】 CPU103は、ROM104に格納さ
れたプログラムを実行することで、楽器100全体の制
御を行う。MIDIインターフェイス106が受信した
MIDIデータを受け取ると、それに対応する制御コマ
ンドを音源装置107に送出する。その一方、ROM1
04に格納されている発音チャンネルの優先順位を表す
テーブル、及び音色とそれに適する種類の音響効果の対
応関係を表すテーブルを参照して、使用中の発音チャン
ネルのなかで優先順位が最も高い最優先チャンネルに、
その音色に適する種類の音響効果を設定する。音源装置
107は、楽音の波形データを発音チャンネル毎に生成
し、最優先チャンネルの波形データには設定された種類
の音響効果を付加するための処理を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MIDIデータ等
の各発音チャンネル毎に音色を含む演奏内容を表す演奏
情報を処理することで行われる演奏に音響効果を付加す
るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在で
は、音響効果(エフェクト)を楽音に付加する効果付加
装置は専用の装置としてだけでなく、電子楽器等の楽音
生成装置にも広く搭載されている。効果付加装置が楽音
に付加できる音響効果も1種類だけでなく、複数の種類
の音響効果を楽音に付加できるようになっている。
【0003】上記楽音生成装置は、MIDIが普及して
いることから、多くがMIDI対応となっている。その
MIDIは、演奏情報を他の装置に伝達するための手段
であり、複数の楽器の演奏を発音チャンネル(パート)
別に行えるようになっている。しかし、MIDIでは、
定められた音響効果制御用のデータの種類が少ない。そ
のこともあって、効果付加装置では、付加できる音響効
果の種類や設定方法などの仕様はメーカが独自に定めて
いるのが実情となっている。それにより、装置間(メー
カ間)の互換性がないため、スタンダードMIDIファ
イルなどの形で市販されている演奏情報も、基本的に音
響効果を付加するのを考慮して作成されていないのが実
情である。
【0004】このようなことから、従来の効果付加装置
では、MIDIデータに基づく演奏に音響効果を付加す
る場合、その音響効果の種類を、例えばユーザ自身が設
定するようになっていた。しかし、MIDIデータに基
づく演奏では、各発音チャンネル毎に異なる音色で楽音
を発音させることはもとより、或る発音チャンネルの音
色が途中で変わるようなこともある。そのため、たとえ
演奏の内容をユーザが前もって知っていたとしても、発
音される楽音にその音色に適切な音響効果を必ずしも付
加することができないという問題点があった。
【0005】従来の効果付加装置のなかには、発音チャ
ンネルに設定されている音色が変更されると、その変更
後の音色に適する種類の音響効果をその発音チャンネル
に設定するものがある。その設定方法を採用した場合に
は、上記問題点を回避させることができる。しかし、一
般に、効果付加装置が付加できる音響効果の種類数は発
音チャンネル数よりも小さいため、演奏上の重要度が高
い発音チャンネル(パート)に必ずしも音響効果を付加
できないという他の問題点があった。
【0006】従来の効果付加装置には、上記のような問
題点があり、音響効果を必ずしも効果的に楽音に付加す
ることができず、それが効果付加装置の有効利用を阻害
させていた。このため、その改善が望まれていた。
【0007】本発明の課題は、複数の異なる音色で行わ
れる演奏に音響効果をより効果的に付加できるようにす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の効果付加装置
は、発音チャンネル毎に演奏内容を表す演奏情報を取得
し、該取得した演奏情報に従って楽音信号を生成できる
楽音生成装置に搭載され、その楽音生成装置が生成した
楽音信号に対して音響効果を発音チャンネル別に付加で
きる音響効果付加手段を備えていることを前提とし、演
奏情報に応じて設定された音色を発音チャンネル毎に判
別する音色判別手段と、音色判別手段が判別した各発音
チャンネルの音色、及び予め設定された発音チャンネル
の優先順位に基づいて、音響効果付加手段が楽音信号に
付加する音響効果の種類を発音チャンネル単位で設定す
る音響効果設定手段と、を具備する。
【0009】なお、上記の構成において、音響効果設定
手段は、優先順位に従って、音色判別手段が音色を判別
した発音チャンネルのなかで優先順位が最も高い最優先
チャンネルを特定し、該特定した最優先チャンネルの音
色に対応する種類の音響効果を、予め設定された音色と
それに設定すべき音響効果の種類の対応関係を参照して
設定する、ことが望ましい。
【0010】或いは、上記音響効果設定手段は、音色判
別手段が音色を判別した発音チャンネルを対象に、優先
順位に従って発音チャンネルの音色に対応する種類の音
響効果を、予め設定された音色とそれに設定すべき音響
効果の種類の対応関係を参照して、音響効果付加手段が
付加できる音響効果の種類数に応じて発音チャンネル単
位で設定する、ことが望ましい。更には、音響効果を設
定した発音チャンネルよりも優先順位が低く、且つ該音
響効果と同一種類の音響効果を設定すべきとなっている
音色が設定されている発音チャンネルに、該同一種類の
音響効果を設定する、ことが望ましい。
【0011】本発明の音響効果設定方法は、発音チャン
ネル毎に演奏内容を表す演奏情報を基に生成される楽音
信号に付加する音響効果の種類を設定するための方法で
あって、音響効果を付加するうえでの発音チャンネルの
優先順位を設定し、発音チャンネル毎に設定されている
音色を判別し、該判別した各発音チャンネルの音色、及
び優先順位に基づいて、楽音信号に付加する音響効果の
種類を発音チャンネル単位で設定する。
【0012】本発明では、発音チャンネル毎に設定され
ている音色を判別し、音響効果を付加するうえでの発音
チャンネルの優先順位、及び判別した各発音チャンネル
の音色に基づいて、楽音(楽音信号)に付加する音響効
果の種類を発音チャンネル単位で設定する。それによ
り、演奏上の重要度が高い発音チャンネルに優先的に音
響効果を付加させることが可能となる。その結果、効果
付加装置は演奏内容により合った形で利用されることに
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。 <第1の実施の形態>図1は、本実施の形態が適用され
た電子楽器100のブロック図である。
【0014】図1に示すように、電子楽器100は、多
数の鍵を有する鍵盤装置101と、各種モードや機能の
設定等をユーザが行うためのコントロールスイッチ群1
02と、楽器100全体の制御を行うCPU(Central
Processing Unit )103と、プログラムや各種制御用
データ等を格納したROM104と、CPU103がワ
ーク用に用いるRAM105と、不図示の端子(MID
I IN端子やMIDI OUT端子等)を介して外部
の装置との間でMIDIデータの送信、或いは受信を行
うMIDIインターフェイス106と、CPU103か
ら送られた制御コマンドに従って発音させるべき楽音の
波形データを生成し出力する音源装置107と、音源装
置107が出力した波形データをD/A変換するD/A
コンバータ108と、D/Aコンバータ108が出力し
たオーディオ信号を増幅するアンプ109と、アンプ1
09が出力したオーディオ信号を音声に変換して出力す
るスピーカ110とを備えて構成されている。
【0015】以上の構成において、その動作を説明す
る。不図示の電源スイッチがオンされると、CPU10
3は、ROM104に予め格納されているプログラムを
読み出し、それを実行することで楽器100全体の制御
を開始する。
【0016】コントロールスイッチ群102は、例えば
自動伴奏モードの設定、及びその解除を指定するための
自動伴奏用のモードスイッチ、自動伴奏のスタート/ス
トップを指示するための自動伴奏用のスタート/ストッ
プスイッチ、リズム等を指定するための複数の数値キー
(例えば10キー)等を始めとする様々なスイッチと、
それらのスイッチに対してユーザが行った操作を検出す
るスイッチ操作検出部とを備えたものである。その検出
部は、例えば所定の時間毎にスイッチの走査を行い、そ
れにより得た操作情報(検出結果)をCPU103の要
求に応じて出力する。
【0017】CPU103は、コントロールスイッチ群
102から入力した操作情報を基に、モードや音色、音
量といった各種の設定を行う。より具体的には、設定状
態を示す各種データ(変数)のRAM105への格納や
音源装置107の設定等を行う。また、MIDI OU
T端子にケーブルが接続されている場合には、操作され
たスイッチに割り当てた機能によってはMIDIデータ
を生成してMIDIインターフェイス106に出力し、
MIDI OUT端子を介して外部の装置に送信させ
る。
【0018】鍵盤装置101は、例えばユーザが操作す
る鍵盤と、その鍵盤を走査して各鍵の状態を検出し、そ
の検出結果を鍵盤の操作情報として出力する鍵操作検出
部とを備えたものである。その検出部は、例えば所定の
時間毎に鍵盤の走査を行い、それにより得た操作情報
(検出結果)をCPU103の要求に応じて出力する。
CPU103は、その操作情報から音源装置107に出
力すべき制御コマンドを生成して、それを音源装置10
7に出力する。MIDI OUT端子にケーブルが接続
されている場合には、操作された鍵、及びその操作内容
からMIDIデータを生成してMIDIインターフェイ
ス106に出力し、MIDI OUT端子を介して外部
の装置に送信させる。
【0019】音源装置107は、例えばPCM音源方式
を採用したマルチ音源装置である。CPU103から入
力した制御コマンドに従って、発音チャンネル毎に音色
や音響効果等の各種設定を行う一方、不図示の波形メモ
リから音色に応じて波形データを読み出し、読み出した
波形データに発音チャンネル単位で設定された音響効果
を付加する処理を必要に応じて行った後、波形データの
累算値を発音させるべき楽音の波形データとしてD/A
コンバータ109に出力する。
【0020】音源装置107は、例えば以下のようにし
て、楽音に音響効果を付加する。音響効果の具体例を挙
げて説明する。エコーやリバーブ、ディレイ、或いはコ
ーラス等の時間制御系の音響効果は、例えば今回読み出
した波形データを不図示の作業用メモリに格納し、その
作業用メモリに格納した波形データを用いることで付加
する。ディストーションやファズ、或いはトレモロ等の
音響効果は、例えば波形メモリから読み出した波形デー
タに所定の演算処理を施すことで付加する。ロータリー
・スピーカは、例えば波形メモリから波形データを読み
出す速さを変化させることで付加する。
【0021】D/Aコンバータ108は、音源装置10
7から入力した波形データをD/A変換して、アナログ
のオーディオ信号を出力する。D/Aコンバータ108
が出力したオーディオ信号は、アンプ109により増幅
された後、スピーカ110に入力される。これにより、
ユーザが鍵盤装置101に対して行った操作に応じて、
スピーカ110から楽音がリアルタイムに発音される。
【0022】MIDI IN端子にケーブルが接続され
ている場合、MIDIインターフェイス106は、MI
DI IN端子を介して受信したMIDIデータを、C
PU103の要求に応じて送る。そのMIDIデータを
MIDIインターフェイス106から受け取ったCPU
103は、それを以下のようにして処理する。
【0023】MIDIでは、周知のように、発音チャン
ネル別に演奏情報が分けられており、各発音チャンネル
には任意の音色を指定(設定)することができる。音色
には、それに適する音響効果があり、その音色に適して
いない音響効果を楽音に付加すると、人に違和感を与え
て演奏の質を低下させる。そのため、音色に適していな
い音響効果を設定することは避けなければならない。し
かし、MIDIでは、各発音チャンネルに任意の音色を
設定(指定)することができても、音響効果の設定に関
わるデータがあまり整備されておらず、発音チャンネル
の音響効果を設定することができない。
【0024】各発音チャンネルに設定される音色は、普
通、ユーザは事前に知ることができない。たとえ事前に
判ったとしても、MIDIでは演奏の途中で音色を変更
することができるため、ユーザ自身が音響効果を設定し
ても、演奏の質の低下を必ずしも回避させることはでき
ない。その他には、音源装置107が付加できる音響効
果の種類数の面からの制約があり、限られた種類数の音
響効果はより有効に楽音に付加させなければならない。
【0025】第1の実施の形態では、上記のようなこと
を考慮して、音響効果を付加させるうえでの規則を設定
し、その規則に従って発音チャンネル単位で音響効果を
付加させるようにしている。
【0026】その規則として、第1の実施の形態では、
音色とそれに適する音響効果の種類の対応関係と、音響
効果を付加するうえでの発音チャンネルの優先順位と、
を定義(設定)している。それらは、テーブル形式で設
定しており、以降、前者については音色−適切エフェク
トテーブル、後者においては発音チャンネル優先順位テ
ーブルと呼ぶことにする。
【0027】図2は、上記音色−適切エフェクトテーブ
ル例を示す図である。音色−適切エフェクトテーブル
は、音色(プログラムナンバー)毎に、それに適する音
響効果の種類を定義しており、図2は、その一部を抜粋
して示したものである。
【0028】本実施の形態では、図2に示すように、各
音色毎にそれに適する音響効果(エフェクト)の種類を
一つだけ定義している。例えば、プログラムナンバーが
001のグランド・アコースティック・ピアノ(Gra
nd Piano)、及びプログラムナンバーが002
のブライト・アコースティック・ピアノ(Bright
Piano)には各々リバーブ(Reverb)を定
義し、プログラムナンバーが005のエレクトリックピ
アノ(Electric Piano)1にはコーラス
(Chorus)を定義している。
【0029】図3は、発音チャンネル優先順位テーブル
例を示す図である。本実施の形態では、図3に示すよう
に、基本的にチャンネル番号が小さくなるほど優先順位
を高くさせている。これは、現在一般的になっているG
M(ジェネラルMIDI)推奨規格では、発音アサイン
自体にチャンネルの優先順位を付けることが望ましいと
されていることから、優先順位が高いチャンネルに優先
的に音響効果を付加するためである。なお、チャンネル
10の優先順位を最も低くしているのは、チャンネル1
0は独占的にドラム、或いはパーカッション用に使われ
るためである。
【0030】上記音色−適切エフェクトテーブル、及び
発音チャンネル優先順位テーブルの各データは、制御用
データとしてROM104に格納させている。CPU1
03は、それらを参照することで、実際に使用されてい
る発音チャンネルのなかで最優先に音響効果を付加すべ
き発音チャンネルを特定し、その特定した発音チャンネ
ルの音色に適する音響効果を選択し設定する。
【0031】このように音響効果を設定することで、演
奏にとって重要度が最も高いパートに対し、その音色に
適する種類の音響効果を少なくとも確実に付加させるこ
とができる。そのため、従来と比較して、音響効果をよ
り効果的に演奏(楽音)に付加することができる。
【0032】なお、実際の設定は、CPU103が音源
装置107に、例えば音響効果の変更(設定)を指示す
る識別子、その音響効果を付加する発音チャンネル番
号、及びその音響効果の種類を示す番号を少なくとも有
する制御コマンドを送出することで行われる。
【0033】次に、上述したCPU103の制御動作に
ついて、図4、図5に示す各種動作フローチャートを参
照して、より詳細に説明する。図4は、全体処理の動作
フローチャートである。この図4を参照して、始めに全
体処理について詳細に説明する。その全体処理は、電源
スイッチのオンにより、CPU103がROM104か
らプログラムを読み出し、それを実行することで実現さ
れる処理である。
【0034】先ず、ステップ401では、プログラム内
に格納されているデータ、ROM104に別に格納され
ている制御データを基に、各部のイニシャライズを行
う。このイニシャライズを行うことで、電子楽器100
は予め決められた初期状態に設定される。
【0035】ステップ401に続くステップ402で
は、コントロールスイッチ群102からそれを構成する
各スイッチの操作情報を受け取り、その操作情報に応じ
て各種の設定等を行うスイッチ処理を実行する。次のス
テップ403では、鍵盤装置101から各鍵の操作情報
を受け取り、その操作情報に応じて音源装置107に送
出すべき制御コマンド、或いはMIDIインターフェイ
ス106に送出すべきMIDIデータを生成し送出する
鍵盤処理を実行する。その後、ステップ404に移行す
る。
【0036】ステップ404では、ユーザがコントロー
ルスイッチ群102を介して指定したリズム、或いは曲
の伴奏を再生する自動伴奏処理を実行する。その後、ス
テップ405に移行する。なお、詳細な説明は省略する
が、自動伴奏処理では、ユーザがコントロールスイッチ
群102中のスタート/ストップスイッチを操作して自
動伴奏の開始を指示したか否かの判定を行い、その判定
結果に応じた内容で処理が行われる。
【0037】ステップ405では、MIDIインターフ
ェイス106からそれが受信したMIDIデータを受け
取り、それに対応する音源装置107用の制御コマンド
を生成して音源装置107に送出するMIDI IN処
理を実行する。続くステップ406では、鍵盤装置10
1、或いはコントロールスイッチ群102中の所定のス
イッチへのユーザの操作に応じてMIDIデータを生成
し、それをMIDIインターフェイス106に送出する
MIDI IN処理を実行する。それが終了した後、上
記ステップ402に戻る。
【0038】MIDIインターフェイス106は、MI
DI IN端子、及びMIDI OUT端子にケーブル
が接続されているか否かを各々検出し、その検出結果を
CPU103に随時通知している。そのため、詳細な説
明は省略するが、上記ステップ405、及び406は、
その通知内容に応じた内容で処理が行われる。
【0039】上述したステップ402〜406は処理ル
ープを形成しており、電源スイッチがオンされてからオ
フされるまでの間、その処理ループは繰り返し実行され
る。それにより、CPU103は楽器100全体の制御
を行う。
【0040】図5は、音色情報受信処理の動作フローチ
ャートである。この音色情報受信処理は、MIDIイン
ターフェイス106から音色の変更を指示するMIDI
データ(ステータスバイトの値がCXH(Hは16進
数、Xはチャンネル番号を表す))を受け取った場合
に、上記ステップ405のMIDI IN処理内で実行
されるサブルーチン処理である。次に、図5を参照し
て、その音色情報受信処理について詳細に説明する。
【0041】先ず、ステップ501では、受信したMI
DIデータ(プログラムチェンジ)で指定されている音
色を判別する。続くステップ502では、そのMIDI
データで指定されている発音チャンネルの番号を判別
し、その発音チャンネルの音色を、ステップ501で判
別した音色に変更する。その後、ステップ503に移行
する。
【0042】なお、MIDIデータで指定された音色
は、2バイト目のデータから判別され、発音チャンネル
は、1バイト目のデータ(ステータスバイト)の下位4
ビットから判別される。音色の変更は、CPU103が
音源装置107に、例えば音色の変更(設定)を指示す
る識別子、音色を変更する発音チャンネル番号、及び新
たに設定する音色番号を少なくとも有する制御コマンド
を送出することで行われる。
【0043】ステップ503では、発音チャンネル優先
順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発
音チャンネルのなかの最優先チャンネルを判別する。続
くステップ504では、音色−適切エフェクトテーブル
(図2参照)を参照して、その最優先チャンネルに適切
な音響効果(エフェクト)を判別(特定)する。それが
終了すると、次にステップ505に移行し、ステップ5
04で判別(特定)した音響効果を、ステップ503で
判別(特定)した最優先チャンネルに設定する。その
後、一連の処理を終了する。なお、音響効果の設定は、
上記したように、CPU103が音源装置107に、例
えば音響効果の変更を指示する識別子、発音チャンネル
の番号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の
種類を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出
することで行われる。
【0044】上記のようにして最優先チャンネルに音響
効果を付加することで、その最優先チャンネルに割り当
てられた演奏のパートには、その音色に適切な種類の音
響効果が確実に付加されることになる。それにより、市
販の演奏情報に基づく演奏であっても、常に演奏内容に
合った形で音響効果が効果的に演奏(楽音)に付加され
ることになる。
【0045】なお、第1の実施の形態では、最優先チャ
ンネルに1種類の音響効果を設定しているが、音源装置
107が複種類の音響効果を一度(1サンプリング期間
内)に付加できる場合には、その音色に適する音響効果
を複種類設定するようにしても良い。そのようにするた
めには、音色−適切エフェクトテーブルに、音色に応じ
てそれに適する音響効果を複種類定義しておけば良い。 <第2の実施の形態>効果付加装置のなかには、複種類
の音響効果を一度に付加できるものもある。そのような
装置では、複種類の音響効果を適切に楽音(パート)に
付加できるようにすることが、有効に利用するうえで望
まれる。第2の実施の形態は、そのような効果付加装置
の有効利用を図るために、最優先チャンネル以外の発音
チャンネルにもその音色に適する音響効果を、一度に付
加できる音響効果の種類数に応じて設定するようにした
ものである。
【0046】第2の実施の形態の構成は、第1の実施の
形態のそれと基本的に同じである。また、動作も、第1
の実施の形態のそれと基本的な流れは同じである。この
ため、第1の実施の形態で付した符号を用いて、第1の
実施の形態から異なる部分のみ説明する。
【0047】第2の実施の形態では、CPU103が実
行する図4に示す全体処理において、ステップ405の
MIDI IN処理内で実行される音色情報受信処理の
みが第1の実施の形態から大きく異なっている。このた
め、音色情報受信処理だけを、図6に示すその動作フロ
ーチャートを参照して詳細に説明する。
【0048】先ず、ステップ601では、受信したMI
DIデータ(プログラムチェンジ)で指定されている音
色を判別する。続くステップ602では、そのMIDI
データで指定されている発音チャンネルの番号を判別
し、その発音チャンネルの音色を、ステップ601で判
別した音色に変更する。その後、ステップ603に移行
する。
【0049】なお、音色の変更は、CPU103が音源
装置107に、例えば音色の変更(設定)を指示する識
別子、音色を変更する発音チャンネル番号、及び新たに
設定する音色番号を少なくとも有する制御コマンドを送
出することで行われる。
【0050】ステップ603では、発音チャンネル優先
順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発
音チャンネルのなかの最優先チャンネルを判別する。続
くステップ604では、音色−適切エフェクトテーブル
(図2参照)を参照して、その最優先チャンネルに適切
な音響効果(エフェクト)を判別(特定)する。それが
終了すると、次にステップ605に移行し、ステップ6
04で判別(特定)した音響効果を、ステップ603で
判別(特定)した最優先チャンネルに設定する。その
後、ステップ606に移行する。
【0051】なお、音響効果の設定は、上記したよう
に、CPU103が音源装置107に、例えば音響効果
の設定(変更)を指示する識別子、発音チャンネルの番
号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の種類
を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出する
ことで行われる。
【0052】ステップ606では、音源装置107が一
度(1サンプリング期間内)に付加できる数の音響効果
を発音チャンネルに設定してなく、且つ音響効果の設定
対象となる発音チャンネルが残っているか否か判定す
る。更に音響効果を音源装置107が付加でき、且つ設
定対象となる発音チャンネルが残っている場合、その判
定はYESとなってステップ607に移行する。そうで
ない場合には、即ち付加可能な数の音響効果を音源装置
107に既に設定した、或いは設定対象となる発音チャ
ンネルが残っていない場合には、その判定はNOとなっ
て一連の処理を終了する。
【0053】ステップ607では、発音チャンネル優先
順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発
音チャンネルのなかで前回に音響効果を設定した発音チ
ャンネルよりも優先順位が次に低い発音チャンネルを判
別(特定)し、その判別した発音チャンネル(以降、便
宜的に対象チャンネルと呼ぶ)に、音色−適切エフェク
トテーブル(図2参照)を参照して、その音色に適する
種類の音響効果を判別(特定)する。続くステップ60
8では、その判別した発音チャンネルに、その音色に応
じて判別した種類の音響効果を設定する。その後、ステ
ップ606に戻る。
【0054】上記のステップ606〜608は処理ルー
プを形成している。その処理ループを繰り返し実行する
ことにより、現在使用中で音響効果が設定されていない
発音チャンネルのなかで最も優先順位が高い発音チャン
ネル(対象チャンネル)に、その音色に適する種類の音
響効果が順次設定されていくことになる。その結果、演
奏装置107が一度に付加できる音響効果が、演奏上の
重要度が高いほうの発音チャンネル(パート)に優先的
に設定される。そのため、上記第1の実施の形態と比較
すると、演奏内容に合った形でより多くの種類の音響効
果をより多くの発音チャンネルに効果的に付加させるこ
とができる。 <第3の実施の形態>上記第2の実施の形態では、音源
装置107が一度に付加できる数の音響効果を、その数
を限度に発音チャンネルに設定することになる。このた
め、そのような設定方法では、最大でも、音源装置が一
度に音響効果を付加できる数の発音チャンネルにしか音
響効果を付加させることができない。
【0055】音響効果を付加するための処理の負荷は、
発音チャンネル数が増えてもあまり大きくならない。第
3の実施の形態は、そのことを利用して、音響効果を設
定した発音チャンネルよりも優先順位が低く、且つその
音響効果と同じ種類の音響効果が適する音色が設定され
ている発音チャンネルに、その種類の音響効果を設定す
ることで、より多くの発音チャンネルに音響効果を付加
できるようにしたものである。
【0056】第3の実施の形態の構成は、上記第2の実
施の形態と同様に、第1の実施の形態のそれと基本的に
同じである。また、動作も、第1の実施の形態のそれと
基本的な流れは同じである。このため、第1の実施の形
態で付した符号を用いて、第1の実施の形態から異なる
部分のみ説明する。
【0057】第3の実施の形態では、CPU103が実
行する図4に示す全体処理において、ステップ405の
MIDI IN処理内で実行される音色情報受信処理の
みが第1の実施の形態から大きく異なっている。このた
め、第3の実施の形態でも、音色情報受信処理だけを、
図7に示すその動作フローチャートを参照して詳細に説
明する。
【0058】先ず、ステップ701では、受信したMI
DIデータ(プログラムチェンジ)で指定されている音
色を判別する。続くステップ702では、そのMIDI
データで指定されている発音チャンネルの番号を判別
し、その発音チャンネルの音色を、ステップ701で判
別した音色に変更する。その後、ステップ703に移行
する。
【0059】なお、音色の変更は、CPU103が音源
装置107に、例えば音色の変更(設定)を指示する識
別子、音色を変更する発音チャンネル番号、及び新たに
設定する音色番号を少なくとも有する制御コマンドを送
出することで行われる。
【0060】ステップ703では、発音チャンネル優先
順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発
音チャンネルのなかの最優先チャンネルを判別する。続
くステップ704では、音色−適切エフェクトテーブル
(図2参照)を参照して、その最優先チャンネルに適切
な音響効果(エフェクト)を判別(特定)する。それが
終了すると、次にステップ705に移行し、ステップ7
04で判別(特定)した音響効果を、ステップ703で
判別(特定)した最優先チャンネルに設定する。その
後、ステップ706に移行する。
【0061】なお、音響効果の設定は、上記したよう
に、CPU103が音源装置107に、例えば音響効果
の設定(変更)を指示する識別子、発音チャンネルの番
号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の種類
を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出する
ことで行われる。
【0062】ステップ706では、音響効果の設定対象
となる発音チャンネルが残っていないか否か判定する。
現在使用中の発音チャンネル全てに音響効果を設定した
ように、設定対象となる発音チャンネルが残っていない
場合、その判定はYESとなって一連の処理を終了す
る。そうでない場合には、その判定はNOとなってステ
ップ707に移行する。
【0063】ステップ707では、発音チャンネル優先
順位テーブル(図3参照)を参照して、現在使用中の発
音チャンネルのなかで前回に音響効果を設定した発音チ
ャンネルの次に優先順位が低い発音チャンネルを判別
(特定)し、その判別した発音チャンネル(対象チャン
ネル)に、音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)
を参照して、その音色に適する種類の音響効果を判別
(特定)する。それが終了すると、次にステップ708
を実行する。
【0064】そのステップ708では、ステップ707
で判別した音響効果の種類を、対象チャンネルよりも優
先順位が高い発音チャンネルに既に設定したか否か判定
する。既に設定した種類の音響効果をステップ707で
適すると判別した場合、その判定はYESとなってステ
ップ709に移行する。そうでない場合には、即ち既に
設定した音響効果とは異なる種類の音響効果をステップ
707で判別した場合には、その判定はNOとなってス
テップ710に移行する。
【0065】ステップ709では、ステップ707で判
別した音響効果と同じ種類の音響効果を、既に設定した
発音チャンネルに対象チャンネルを加えた発音チャンネ
ル群に共通の音響効果として設定する。その後、ステッ
プ706に戻る。
【0066】なお、上記設定は、例えば通常の音響効果
の設定時と同様に、CPU103が、例えば音響効果の
設定(変更)を指示する識別子、発音チャンネルの番
号、及びその発音チャンネルに付加する音響効果の種類
を表す番号を少なくとも有する制御コマンドを送出する
ことで行われる。その制御コマンドを受け取った音源装
置107は、音響効果の種類によっては異なるが、例え
ば発音チャンネル毎に波形データを生成した後、同一の
音響効果が設定されている発音チャンネル別に波形デー
タを累算し、累算後の波形データに対しその音響効果を
付加するための処理を施す。それにより、同じ音響効果
が設定された発音チャンネル群に共通の音響効果を付加
させる。
【0067】他方のステップ710では、音源装置10
7が一度(1サンプリング期間内)に付加できる種類の
音響効果を発音チャンネルに設定したか否か判定する。
付加可能な数の種類の音響効果を既に設定していた場
合、その判定はYESとなってステップ706に戻る。
そうでない場合には、即ち既に設定した以外の種類の音
響効果を音源装置107が付加できる場合には、その判
定はNOとなってステップ711に移行して、対象チャ
ンネルに、ステップ707で判別した種類の音響効果を
設定する。その後、ステップ706に戻る。
【0068】上記のステップ706〜711は処理ルー
プを形成している。その処理ループを繰り返し実行する
ことにより、音源装置107が一度に付加できる音響効
果の種類数を限度に、優先順位が高いほうの発音チャン
ネルから異なる種類の音響効果が順次設定され、それら
の音響効果と同じ種類の音響効果が適する発音チャンネ
ルには、その優先順位に関わりなく音響効果が設定され
ることになる。そのため、上記第2の実施の形態と比較
して、より多くの発音チャンネルに音響効果を付加させ
たり、更にはより多くの種類の音響効果を付加させるこ
とができるようになる。
【0069】なお、本実施の形態(第1〜第3の実施の
形態)では、発音チャンネル優先順位テーブル(図3参
照)、及び音色−適切エフェクトテーブル(図2参照)
を予め用意しているが、ユーザの好みにより対応できる
ように、それらのテーブルの少なくとも一方をユーザが
任意に設定できるようにしても良い。或いは、それらの
テーブルをそれぞれ複数用意し、そのなかから実際に用
いるテーブルをユーザに選択させるようにしても良い。
これらのように、様々に変形させることができる。
【0070】その音色−適切エフェクトテーブルでは、
各音色(音色番号)に適切な音響効果を1種類だけ設定
しているが(図2参照)、音色によって複種類の音響効
果を設定するようにしても良い。そのようにした場合、
各音色毎に所望の音響効果の種類をユーザが選択できる
ようにすることが望ましい。第3の実施の形態では、音
響効果の種類をユーザが選択できるようにしなくとも、
音色に設定できる音響効果の選択肢が増えるため、より
多くの発音チャンネルに音響効果を付加できるようにな
る。
【0071】また、本実施の形態では、予め定義した規
則に従って発音チャンネル単位で音響効果を自動的に設
定しているが、例えば音響効果設定上の条件をユーザに
入力させて、その入力された条件を反映させた形で音響
効果の設定を行うようにさせても良い。そのようにする
ことで、例えば所望する音色にだけそれに適する音響効
果を設定させたりすることや、特定の音色には複種類の
音響効果を付加させるようなことができるようになる。
その結果、音響効果を演奏(楽音)により有効に付加さ
せることができる。
【0072】本実施の形態による効果付加装置は、電子
楽器100に搭載されたものであるが、本発明を適用し
た効果付加装置を搭載できる装置は電子楽器100のよ
うな楽音生成装置に限定されるわけではなく、シンセサ
イザや音源装置などの他の楽音生成装置にも幅広く搭載
させることができる。その楽音生成装置は、MIDIデ
ータを、外部の装置から受信するのではなく、ROMパ
ックや他の記録媒体から読み出すことで取得するもので
あっても良い。
【0073】
【発明の効果】以上、説明したように本発明は、発音チ
ャンネル毎に設定されている音色を判別し、音響効果を
付加するうえでの発音チャンネルの優先順位、及び判別
した各発音チャンネルの音色に基づいて、楽音(楽音信
号)に付加する音響効果の種類を発音チャンネル単位で
設定する。そのため、優先順位が高い発音チャンネル
(パート)、例えば演奏上の重要度が高い発音チャンネ
ル(パート)に優先的に音響効果を付加させることがで
きる。その結果、複数の異なる音色で行われる演奏に音
響効果をより効果的に付加させることができるようにな
り、ユーザは効果付加装置をより演奏内容に合った形で
利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態による効果付加装置を搭載した電
子楽器のブロック図である。
【図2】音色−適切エフェクトテーブル例を示す図であ
る。
【図3】発音チャンネル優先順位テーブル例を示す図で
ある。
【図4】全体処理の動作フローチャートである。
【図5】音色情報受信処理の動作フローチャートであ
る。
【図6】音色情報受信処理の動作フローチャートである
(第2の実施の形態)。
【図7】音色情報受信処理の動作フローチャートである
(第3の実施の形態)。
【符号の説明】
100 電子楽器 103 CPU 104 ROM 105 RAM 106 MIDIインターフェイス 107 音源装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発音チャンネル毎に演奏内容を表す演奏
    情報を取得し、該取得した演奏情報に従って楽音信号を
    生成できる楽音生成装置に搭載され、該楽音生成装置が
    生成した楽音信号に対して音響効果を前記発音チャンネ
    ル別に付加できる音響効果付加手段を備えた効果付加装
    置において、 前記演奏情報に応じて設定された音色を前記発音チャン
    ネル毎に判別する音色判別手段と、 前記音色判別手段が判別した各発音チャンネルの音色、
    及び予め設定された前記発音チャンネルの優先順位に基
    づいて、前記音響効果付加手段が前記楽音信号に付加す
    る音響効果の種類を前記発音チャンネル単位で設定する
    音響効果設定手段と、 を具備したことを特徴とする効果付加装置。
  2. 【請求項2】 前記音響効果設定手段は、前記優先順位
    に従って、前記音色判別手段が音色を判別した発音チャ
    ンネルのなかで優先順位が最も高い最優先チャンネルを
    特定し、該特定した最優先チャンネルの音色に対応する
    種類の音響効果を、予め設定された前記音色とそれに設
    定すべき前記音響効果の種類の対応関係を参照して設定
    する、 ことを特徴とする請求項1記載の効果付加装置。
  3. 【請求項3】 前記音響効果設定手段は、前記音色判別
    手段が音色を判別した発音チャンネルを対象に、前記優
    先順位に従って前記発音チャンネルの音色に対応する種
    類の音響効果を、予め設定された前記音色とそれに設定
    すべき前記音響効果の種類の対応関係を参照して、前記
    音響効果付加手段が付加できる音響効果の種類数に応じ
    て前記発音チャンネル単位で設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の効果付加装置。
  4. 【請求項4】 前記音響効果設定手段は、前記音響効果
    を設定した発音チャンネルよりも優先順位が低く、且つ
    該音響効果と同一種類の音響効果を設定すべきとなって
    いる音色が設定されている発音チャンネルに、該同一種
    類の音響効果を設定する、 ことを特徴とする請求項3記載の効果付加装置。
  5. 【請求項5】 発音チャンネル毎に演奏内容を表す演奏
    情報を基に生成される楽音信号に付加する音響効果の種
    類を設定するための方法であって、 前記音響効果を付加するうえでの前記発音チャンネルの
    優先順位を設定し、 前記発音チャンネル毎に設定されている音色を判別し、 該判別した各発音チャンネルの音色、及び前記優先順位
    に基づいて、前記楽音信号に付加する音響効果の種類を
    前記発音チャンネル単位で設定する、 ことを特徴とする音響効果設定方法。
JP11058498A 1998-04-21 1998-04-21 効果付加装置、及び音響効果設定方法 Expired - Fee Related JP3780695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11058498A JP3780695B2 (ja) 1998-04-21 1998-04-21 効果付加装置、及び音響効果設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11058498A JP3780695B2 (ja) 1998-04-21 1998-04-21 効果付加装置、及び音響効果設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11305774A true JPH11305774A (ja) 1999-11-05
JP3780695B2 JP3780695B2 (ja) 2006-05-31

Family

ID=14539561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11058498A Expired - Fee Related JP3780695B2 (ja) 1998-04-21 1998-04-21 効果付加装置、及び音響効果設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3780695B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007225934A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Xing Inc カラオケシステム及びそのホスト装置
JP2007304177A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Casio Comput Co Ltd 効果付加装置および効果付加処理プログラム
JP2009064049A (ja) * 2008-12-25 2009-03-26 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
CN110419076A (zh) * 2017-03-02 2019-11-05 雅马哈株式会社 电子音响装置及音色设定方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007225934A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Xing Inc カラオケシステム及びそのホスト装置
JP2007304177A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Casio Comput Co Ltd 効果付加装置および効果付加処理プログラム
JP2009064049A (ja) * 2008-12-25 2009-03-26 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 電子楽器
JP4585023B2 (ja) * 2008-12-25 2010-11-24 株式会社河合楽器製作所 電子楽器
CN110419076A (zh) * 2017-03-02 2019-11-05 雅马哈株式会社 电子音响装置及音色设定方法
CN110419076B (zh) * 2017-03-02 2023-10-03 雅马哈株式会社 电子音响装置及音色设定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3780695B2 (ja) 2006-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8373055B2 (en) Apparatus, method and computer program for switching musical tone output
JP3707300B2 (ja) 楽音発生装置用拡張ボード
JP3780695B2 (ja) 効果付加装置、及び音響効果設定方法
US20030131714A1 (en) Waveform reproduction apparatus
JP2629891B2 (ja) 楽音信号発生装置
US10026386B2 (en) Apparatus, method and computer program for memorizing timbres
US5750913A (en) Music system and electronic musical instrument
JP3687317B2 (ja) 楽音発生装置
JP2983122B2 (ja) 電子楽器
JP3312939B2 (ja) 電子楽器
JP3650526B2 (ja) 自動演奏装置及び記憶媒体
JP3442232B2 (ja) 電子楽器
JP3501254B2 (ja) 電子楽器
JP5088011B2 (ja) 携帯端末装置
JPH11184465A (ja) 演奏装置
JP3549083B2 (ja) 音量制御装置
JP3050055B2 (ja) 楽音発生装置
JP3241813B2 (ja) 演奏情報処理装置
JP2715003B2 (ja) 電子楽器
JP2004361528A (ja) 楽音信号発生装置及びレガート処理プログラム
JP3026479B2 (ja) 楽音信号生成装置
JPH10282977A (ja) 楽音再生装置及びシステム
JPH10254444A (ja) 演奏装置、および該装置に係るプログラムまたはデータを記録した記録媒体
JPH07325569A (ja) 電子楽器
JPH06202636A (ja) データ記憶装置およびデータ選択方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060227

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140317

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees