JP5088011B2 - 携帯端末装置 - Google Patents
携帯端末装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5088011B2 JP5088011B2 JP2007164375A JP2007164375A JP5088011B2 JP 5088011 B2 JP5088011 B2 JP 5088011B2 JP 2007164375 A JP2007164375 A JP 2007164375A JP 2007164375 A JP2007164375 A JP 2007164375A JP 5088011 B2 JP5088011 B2 JP 5088011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- terminal device
- function
- tone
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Description
また、一つの操作キーによりフレーズを再生する機能によれば、楽曲のテンポが途中で変わると、このテンポの変化に合わせて連打音の速さを制御することが困難であるという問題もある。
即ち、本発明は、複数の操作キーを備えた携帯端末装置において、前記複数の操作キーのそれぞれについて押下操作及び離上操作を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき、前記押下操作のタイミングと前記離上操作のタイミングとで、前記操作キーに割り付けられた音色を有する楽音の発音開始を指示する命令を発行する第1機能と、前記検出手段の検出結果に基づき、前記押下操作のタイミングのみで、前記操作キーに割り付けられた音色を有する楽音の発音開始を指示する命令を発行する第2機能とを有する発音制御手段と、前記命令に基づき前記楽音を合成して発音する発音手段と、前記複数の操作キーのそれぞれに割り付けられた音色と前記第1機能または前記第2機能との対応関係に関する情報が格納された記憶手段と、を備え、前記発音制御手段は、前記操作キーが操作されたときに、前記記憶手段に格納された前記対応関係に関する情報を参照して、前記操作キーに割り付けられた音色に対応する前記第1機能または前記第2機能で楽音の発音開始を指示する命令を発行することを特徴とする携帯端末装置の構成を有する。
この構成によれば、ユーザーによる1回のキー操作で、発音制御手段が発音開始を指示する命令を2回発行する。従って、1回のキー操作あたりの上記命令の発行回数が2倍になり、これにより連打音の演奏が容易になる。
また、上記携帯端末装置において、例えば、前記発音手段は、前記楽音の発音終了を指示する命令によらずに該楽音の発音を完了するように構成される。
また、上記携帯端末装置において、例えば、前記複数の操作キーのそれぞれについて、操作された時に働くべき機能として前記第1及び第2機能の何れかが予め設定される。
また、上記携帯端末装置において、例えば、前記発音手段は、複数の発音子を備え、前記押下操作のタイミングで発行された命令と前記離上操作のタイミングで発行された命令とについて異なる発音子を用いて楽音を合成する。
更に、上記携帯端末装置において、例えば、前記楽音の発音開始を指示する命令は、MIDI規格に準拠したイベントデータであってノートオンを含む。
図1に、本発明の実施形態に係る携帯端末装置の構成を示す。本携帯端末装置は、例えば携帯電話機として実現され、通常の通話機能に加えて、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格に準拠した楽音発生機能を備えており、キー操作により楽器のように演奏することが可能に構成されている。
なお、音源108は、例えば、FM(Frequency Modulation)音源、WT(Wave Table)音源、PCM(Pulse Code Modulation)音源であり、その方式は問わないが、好ましくは、GMシステムレベル1の規格に対応したものである。また、音源108は、複数の音を同時に発音するために複数の発音子を備えている。
同図において、201は、番号キーアサイナーであり、ユーザーが本携帯端末装置の楽音発生機能を用いて楽器演奏を行う際に、12個の複数の番号キーに楽音の音色を割り付ける楽音割付手段として機能するものである。本実施形態では、各番号キーに、ドラムセットを構成する各楽器パート(バスドラム、フロアタム、スネアドラム、タムタム、シンバルなど)の音色を割り付けるものとする。ただし、ドラムセットに限定されず、各番号キーにどのような楽器の音色を割り付けても良い。
(1)Aモード
Aモードでは、ユーザーによる番号キーの押下操作のタイミングでノートオンを発行し、ユーザーによる番号キーの離上操作のタイミングでノートオフを発行する。従って、Aモードでは、押下操作のタイミングのみで楽音の発音開始を指示するノートオンが発行される(MIDI制御モジュール202の第2機能)。また、このAモードは、基本的には打楽器以外の楽器(例えばトランペット)の音色を発音する場合に用いられるが、打楽器系の音色を発音する場合にも用いることができる。打楽器系の音色を発音する場合、MIDIリズムチャンネルのノート番号に基づいてノートオンまたはノートオフを発行する。
Bモードは、本携帯端末装置に特徴的な動作モードである。このBモードでは、番号キーを押下した場合にノートオンを発行すると共に、番号キーを離上した場合にもノートオンを発行する。従って、Bモードでは、押下操作が行われたタイミングと離上操作のタイミングでノートオンが発行される(MIDI制御モジュール202の第1機能)。このモードBは、基本的には打楽器系の連打音を発音する場合に用いられ、その場合、MIDIリズムチャンネルのノート番号に基づいてノートオンを発行する。
図3(a)は、上述のAモードにおいて、打楽器系以外の楽器の通常の楽音を発音する場合のキー操作とエンベロープとの関係を示す。この場合、打楽器系以外の楽器の音色が割り付けられた番号キーの押下操作に基づいてノートオンが発行されると、楽音のエンベロープが立ち上がり、離上操作に基づいてノートオフが発行されるとエンベロープが立ち下がる。即ち、番号キーが押下されている期間中、その番号キーに割り付けられた楽音の発音が継続し、離上操作により発音が止む。
以上で、動作原理を説明した。
なお、以下の説明では、基本的には図2に示す機能ブロックの構成を参照して説明するが、図2の機能ブロックにグループ化されている機能については、適宜、図1の構成を参照する。ただし、このような機能のグループ化は本発明の本質ではなく、どのようにグループ化してもよい。例えば、図1に示すCPU1と図2に示す番号キーアサイナー201及びMIDI制御モジュール202を一体的に表現してもよく、また、図2に示す音源203、D/A変換器204、スピーカ205を一体的に表現してもよい。
また、Aモードでは、例えば図5の上段に示すような一般的な8ビートのテンポで演奏する場合、ユーザーは、各8分音符の位置に対応したタイミングで番号キーを押下することにより、番号キーを押下するタイミングで打音を発生させて、8ビートの演奏を楽しむことができる。
ユーザーが入力した「モード切替指示」により設定された動作モードがBモードであれば(ステップS403;Bモード)、MIDI制御モジュール202は、押下操作のタイミングで打音を発音するための処理(ステップS408〜S410)を実行すると共に、離上操作のタイミングでも打音を発音するための処理(ステップS411,S412)を実行する。
結局、このサイクルでは、押下操作のタイミングで1回の打音が発音される。この後、演奏が終了していなければ(ステップS413;No)、処理が上述のステップS402に戻され、次のサイクルに移る。
以下、同様に、押下操作又は離上操作が検出された場合に打音が発音され、演奏が終了すると(ステップS413;Yes)、上述の一連の処理が終了する。
また、演奏中に「モード切替指示」によりAモードとBモードを任意に切り替えることにより打音を多様にアレンジすることが可能になる。
次に、上述の実施形態の変形例を説明する。
上述の実施形態では、動作モードをキー等により切り替えるものとしたが、このようなキーにより切り替えるのではなく、複数の操作キーのそれぞれについて、操作された時に働くべき機能として前述のAモード(第2機能)及びBモード(第1機能)の何れかを予め設定しておき、予め各番号キーにアサインされた楽音の音色に応じてAモードもしくはBモードで発音するように構成してもよい。
本実施形態によれば、1回の番号キーの操作で2つの打音を発音することができるので、ドラムセット等の打楽器系の連打演奏が可能になる。
また、打楽器の演奏では、スティックが打面に当たっている時間はわずかであって一時的であるが、携帯電話などの携帯端末装置が備える操作キーの押下操作と離上操作は一時的である点で打楽器系の演奏と共通し、スティックが打面に当たるわずかな時間の動作を表現するのに適している。従って、打楽器に適した操作特性を得ることができる。
更に、押下操作と離上操作により2つの連続した音の発音タイミングをユーザー自身で制御することができるため、テンポが変わっても、そのテンポに合わせて連打音の個々の打音を適切なタイミングで発音させることができる。
Claims (7)
- 複数の操作キーを備えた携帯端末装置において、
前記複数の操作キーのそれぞれについて押下操作及び離上操作を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に基づき、前記押下操作のタイミングと前記離上操作のタイミングとで、前記操作キーに割り付けられた音色を有する楽音の発音開始を指示する命令を発行する第1機能と、前記検出手段の検出結果に基づき、前記押下操作のタイミングのみで、前記操作キーに割り付けられた音色を有する楽音の発音開始を指示する命令を発行する第2機能とを有する発音制御手段と、
前記命令に基づき前記楽音を合成して発音する発音手段と、
前記複数の操作キーのそれぞれに割り付けられた音色と前記第1機能または前記第2機能との対応関係に関する情報が格納された記憶手段と、
を備え、
前記発音制御手段は、前記操作キーが操作されたときに、前記記憶手段に格納された前記対応関係に関する情報を参照して、前記操作キーに割り付けられた音色に対応する前記第1機能または前記第2機能で楽音の発音開始を指示する命令を発行することを特徴とする携帯端末装置。 - 前記複数の操作キーに楽音の音色を割り付ける音色割付手段を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
- 前記発音手段は、
前記楽音の発音終了を指示する命令によらずに該楽音の発音を完了するように構成されたことを特徴とする請求項1または2の何れか1項記載の携帯端末装置。 - 前記発音制御手段は、
前記第1機能と前記第2機能とを切り替え可能に構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の携帯端末装置。 - 前記発音制御手段は、特定の操作キーが押下状態にある間、前記第1機能及び第2機能の一方から他方に切り替えられた状態になるように構成されたことを特徴とする請求項4記載の携帯端末装置。
- 前記発音手段は、複数の発音子を備え、前記押下操作のタイミングで発行された命令と前記離上操作のタイミングで発行された命令とについて異なる発音子を用いて楽音を合成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の携帯端末装置。
- 前記楽音の発音開始を指示する命令は、MIDI規格に準拠したイベントデータであってノートオンを含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007164375A JP5088011B2 (ja) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | 携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007164375A JP5088011B2 (ja) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | 携帯端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009003198A JP2009003198A (ja) | 2009-01-08 |
JP5088011B2 true JP5088011B2 (ja) | 2012-12-05 |
Family
ID=40319645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007164375A Expired - Fee Related JP5088011B2 (ja) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | 携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5088011B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20110024551A (ko) * | 2009-09-02 | 2011-03-09 | 삼성전자주식회사 | 휴대단말에서 팝업노이즈 제거 방법 및 장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62133492A (ja) * | 1985-12-05 | 1987-06-16 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器 |
JP2001298504A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-26 | Casio Comput Co Ltd | 通信装置 |
JP2002297140A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-11 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子楽器、音源制御装置、midiシステム、音源制御方法、記憶媒体 |
-
2007
- 2007-06-21 JP JP2007164375A patent/JP5088011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009003198A (ja) | 2009-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4333592B2 (ja) | 電子ハイハットシンバル | |
KR100800218B1 (ko) | 연주 장치, 연주 장치를 이용하는 방법 및 기록 매체 | |
CN111009230A (zh) | 声音信号产生装置、声音信号产生方法以及记录介质 | |
JP3707300B2 (ja) | 楽音発生装置用拡張ボード | |
JP5897805B2 (ja) | 楽音制御装置 | |
JP5088011B2 (ja) | 携帯端末装置 | |
JPH06332449A (ja) | 電子楽器の歌声再生装置 | |
JPH09244647A (ja) | 電子楽器 | |
JP3632536B2 (ja) | パート選択装置 | |
JP4318194B2 (ja) | 電子楽器の自動伴奏装置及び自動伴奏方法 | |
JP3780695B2 (ja) | 効果付加装置、及び音響効果設定方法 | |
JP2983122B2 (ja) | 電子楽器 | |
JPH0822282A (ja) | ギター自動伴奏装置 | |
JP7130185B2 (ja) | 電子楽器、電子楽器の制御方法及び制御プログラム | |
JP3241813B2 (ja) | 演奏情報処理装置 | |
JPH06348258A (ja) | 電子楽器の自動演奏装置 | |
JPH06242781A (ja) | 電子楽器 | |
JPH10319949A (ja) | 電子楽器 | |
JPH06250657A (ja) | 電子楽器 | |
JPH10171475A (ja) | カラオケ装置 | |
JP3097888B2 (ja) | 電子楽器の音量設定装置 | |
JPH1020859A (ja) | 楽音発生装置 | |
JP4218566B2 (ja) | 楽音制御装置及びプログラム | |
JP2012042842A (ja) | 電子楽音発生装置 | |
JP2002311954A (ja) | 楽音信号処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120306 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120814 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120827 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |