JP3779140B2 - 塵芥収集車の塵芥投入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、塵芥収集車に装備され、塵芥の入ったコンテナ等を持ち上げて反転し、中味の塵芥のみを当該塵芥収集車の塵芥投入箱に投入する塵芥投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、実開昭58−196304号公報に掲載された塵芥収集車は、車両後部に設けられた塵芥投入箱の投入開口部に塵芥を投入するための昇降装置を有している。この昇降装置は、シリンダによって平行リンクを駆動し、平行リンクの先端に取り付けられた昇降板を昇降させるものである。昇降板は、地面付近から投入開口部までの行程を昇降動作する。ごみ袋を投入する場合、作業者は、昇降板に複数のごみ袋を載せて昇降装置により所定位置まで持ち上げた後、ごみ袋を投入開口部に投入する。
一方、上記公報に記載された他の実施例では、上記昇降板を回動させるシリンダが別途設けられている。また、昇降板には、コンテナを引っかける掛け金が設けられている。コンテナのような大型のごみ容器の場合には、平行リンクにより昇降板の回動軸を所定の高さ位置まで上げて静止させ、昇降板を垂直に垂らす。この昇降板にコンテナを沿わせるようにして掛け金に固定し、昇降板を回動させることによりコンテナを持ち上げて反転させ、中味の塵芥を、投入開口部から塵芥投入箱に投入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の塵芥収集車では、昇降装置により所定位置まで持ち上げたごみ袋を投入開口部に投入する作業が、比較的高い位置での腕力作業となるため、重労働である。また、コンテナも扱えるようにするには、上記他の実施例のように、昇降動作用のシリンダとは別に、昇降板を回動させるシリンダを設けなければならない。従って、2系統の油圧回路が必要となり、その結果、部品点数の多い、高価な装置となる。
【0004】
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、収集対象がごみ袋かコンテナかに関わらず、塵芥の投入作業が楽であり、かつ、部品点数の少ない塵芥収集車の塵芥投入装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による塵芥収集車の塵芥投入装置は、塵芥収集車における塵芥投入箱の投入開口部に対応して設けられ、左右一対の固縛装置により固縛したコンテナを持ち上げて反転させることにより、コンテナ内の塵芥を前記投入開口部へ投入するコンテナ反転装置と、左右一対の前記固縛装置の間に収められ、格納状態及び展開状態のいずれか一方を選択可能に前記コンテナ反転装置に取り付けられ、格納状態ではコンテナの装着スペースを避けた位置にあり、展開状態では、当該装着スペースに進出し、前記コンテナ反転装置の通常動作に従って略水平位置から所定角度反転傾斜する位置まで回動する載置台とを備えたものである(請求項1)。
【0006】
上記のように構成された塵芥収集車の塵芥投入装置(請求項1)においては、収集対象がコンテナである場合には載置台を格納状態にすることにより、コンテナの装着が可能となり、コンテナ反転装置がコンテナを持ち上げて反転させ、塵芥を投入開口部へ投入する。一方、収集対象がごみ袋である場合には載置台を展開状態とすることにより、載置台がコンテナ装着スペースに進出して、ごみ袋を載せる台となる。そして、コンテナ反転装置の通常動作に従って載置台が略水平位置から所定角度反転傾斜する位置まで回動し、ごみ袋は投入開口部に投入される。すなわち、作業者は、収集対象がコンテナかごみ袋かによって載置台の格納/展開を使い分け、コンテナを装着するか又はごみ袋を載せるだけで、あとは共通のコンテナ反転装置の動作により、塵芥の投入が行われる。
【0007】
また、本発明は、塵芥収集車における塵芥投入箱の投入開口部に対応して設けられ、装着されたコンテナを持ち上げて反転させることにより、コンテナ内の塵芥を前記投入開口部へ投入する塵芥収集車の塵芥投入装置であって、
前記塵芥投入箱の側面に沿って回動可能に取り付けられた左右一対の反転アームと、これらを互いに水平方向に接続し、コンテナを支持する部材と、コンテナを固縛する左右一対の固縛装置と、各反転アームを駆動するシリンダとを含むコンテナ反転装置と、
左右一対の前記固縛装置の間に収められ、前記反転アームの回動端寄りの位置を軸心位置とする水平軸周りに回動可能に取り付けられ、前記反転アームと共に回動可能であり、かつ、格納状態及び前記反転アームの動作原点位置において略水平に展開された展開状態のいずれか一方を選択可能である載置台とを備えたものであってもよい(請求項2)。
【0008】
上記のように構成された塵芥収集車の塵芥投入装置(請求項2)においては、収集対象がコンテナである場合には載置台を格納状態にすることにより、コンテナの装着が可能となる。この状態で固縛装置によりコンテナを固縛し、シリンダにより反転アームを駆動してコンテナを持ち上げ、かつ反転させると、塵芥は投入開口部へ投入される。一方、収集対象がごみ袋である場合には載置台を展開状態とすることにより、載置台が反転アームの動作原点位置において略水平になり、ごみ袋を載せる台となる。この載置台は、反転アームと共に回動して反転し、ごみ袋は投入開口部に投入される。すなわち、作業者は、収集対象がコンテナかごみ袋かによって載置台の格納/展開を使い分け、コンテナを装着するか又はごみ袋を載せるだけで、あとは共通のコンテナ反転装置の動作により、塵芥の投入が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の一実施形態による塵芥投入装置を装備した塵芥収集車の側面図である。図において、塵芥収集車1は、塵芥を圧縮して収容する塵芥収容箱2と、投入される塵芥を収集する塵芥投入箱3と、塵芥投入箱3に塵芥を投入する塵芥投入装置4とを備えている。塵芥投入箱3の後方側には投入開口部3aが設けられており、この投入開口部3aを塞ぐ蓋3bは上方に折れ曲がりながらスライドして、投入開口部3aを開閉可能な構成となっている。塵芥投入装置4は、コンテナを持ち上げて反転させる「コンテナ反転装置」に、格納状態又は展開状態のいずれか一方を選択できる後述の載置台を付加した複合的装置である。
【0010】
図1は、上記塵芥投入装置4の斜視図である。また、図3は、塵芥投入装置4を車両後方側から見た図である。図1において、左右一対の反転アーム401の各々は、塵芥投入箱3の側面近傍に取り付けられたブラケット402に、水平な支軸403を中心として回動可能に取り付けられている。反転アーム401は、図示のほぼ鉛直に垂下した状態から投入開口部3aに向かって例えば135度程度回動可能である。シリンダ404は、一対の反転アーム401のそれぞれに対応させて設けられており、図示しない油圧パワーユニットから作動油が供給される。シリンダ404の基端部404aは、塵芥投入箱3の側面に回動自在に取り付けられ、ピストンロッドの先端部404bは、反転アーム401に回動自在に取り付けられている。シリンダ404は、塵芥投入箱3の側面に設けられた操作盤5(図2参照)によって操作される。
【0011】
一対の反転アーム401の各々は、その回動端近傍に設けられたロードセル(例えばストレインゲージ式)405を介して、パイプ状のロックアーム406と接続されている。また、左右一対の反転アーム401は、このロックアーム406を含む複数の部材により、水平方向に互いに接続されている。複数の部材とは、一対のロックアーム406の他、一対のクッション部407、及び、中間の接続パイプ408である。クッション部407は、ロックアーム406の内側端部に設けられたフランジ部406aと、接続パイプ408の端部に設けられたフランジ部408aとの間に、リング状のゴムプレートを挟んだものである。接続パイプ408の両端部近傍には、接続パイプ408の軸に直交する所定の方向に向けて固定された支持部材409を介して、コンテナを前側面から支えるためのゴムローラ410が取り付けられている。このゴムローラ410にコンテナの荷重がかかると、支持部材409を介して接続パイプ408にモーメントが付与される。ロードセル405は、このモーメントによる歪みを電気抵抗の変化として検出する。
【0012】
左右一対のロックアーム406の各々には、支持フレーム411が立設されており、この支持フレーム411と反転アーム401とは、前述のものと同種のロードセル405を介して互いに接続されている。各支持フレーム411には、コンテナに付属している水平方向に伸びるロッド(後述)を引っかけて固縛するための固縛装置420が設けられている。この固縛装置420は、支持フレーム411に固定された固定フック421と、この固定フック421に対して水平軸周りに回動可能に取り付けられた可動フック422と、この可動フック422を所定の回動位置に保持するためのロックピン423及びロックプレート424とを備えている。図4は、塵芥投入装置4のうちのコンテナ反転装置4xを示す側面図である。可動フック422は、図4の実線で示す位置から時計回り方向に回動可能に保持されており、図示の状態では固定フック421と共に閉ループを構成するが、時計回り方向に回動すると(二点鎖線)、ループが開いて、コンテナのロッドを導入することができる。また、閉ループを構成した状態で、図3に示すロックピン423をロックプレート424に挿入することにより、可動フック422の回動を規制することができる。
【0013】
一方、図1又は図3において、左右一対の支持フレーム411の間には、スペーサ412(図3参照)を介して、ベースプレート413が架設されている。載置台414は、開角度が約90度のヒンジ415を介してベースプレート413に取り付けられており、開閉可能である。図示しているのは、載置台414を畳んで格納した状態であり、この状態から、図の手前方向に載置台414を展開することができる(詳細後述)。載置台414は、ロック装置416によって、格納状態に保持されている。図7の(a)は、ロック装置416を示す斜視図である。図3及び図7において、ロック装置416は、閂型のものであり、ベースプレート413に取り付けられた支持部材416a及び止め部材416bと、操作片416cを有する閂棒416dとからなる。閂棒416dの右端が載置台414の側面に設けられた孔414d(図3参照)に挿入されることにより、載置台414は、格納状態に保持される。
【0014】
図5は、ベースプレート413に沿って格納された状態の載置台414を示す側面図である。この状態における載置台414は、コンテナ装着の邪魔にならないように、コンテナの装着スペース(固縛装置420より右方)を避けた位置にある。また、他の図には明示していないが、ゴム製のガイド板417が、ベースプレート413の上端側に、載置台414の幅に対応して設けられている。載置台414は、主載置台414aと、補助載置台414bとによって構成され、主載置台414aの先端(上端)に補助載置台414bを回動可能に取り付けるヒンジ414cが設けられている。また、載置台414は、左右一対のヒンジ415における各ヒンジピン415aを水平軸として、その軸周りに回動可能である。ヒンジピン415aは、反転アーム401の回動端寄りの位置にあり、反転アーム401の回動時には支軸403を中心に一定半径で回動する。すなわち、ヒンジピン415aは支軸403を中心に回動し、載置台414はさらにヒンジピン415aを中心に回動可能である。
【0015】
図2に示すように、塵芥収集車1の運転室には演算表示装置6が設けられている。4個のロードセル405からの信号は、操作盤5を介して演算表示装置6に送られる。演算表示装置6は、ロードセル405からの信号に基づいて塵芥の重量を演算する演算部61と、演算部61における演算結果を表示する表示部(プリンタ等)62とを備えている。
【0016】
次に、上記のように構成された塵芥収集車の塵芥投入装置の動作について説明する。まず、コンテナのような大型の容器を取り扱う場合について図6を参照して説明する。コンテナ7は、その前側面に沿って水平に(紙面に垂直な方向)ロッド71を備えている。ロッド71はコンテナ7の幅より左右両外側へ突出している。作業者は、可動フック422を開いて、コンテナ7を固縛装置420に沿わせ、ロッド71を前述のループ内に取り込める位置まで近づける。ここで作業者は、可動フック422を回動させてループ内にロッド71を保持する。次に、作業者は、シリンダ404を動作させ、支軸403を中心として反転アーム401を反時計回り方向に回動させる。これによりコンテナ7は、持ち上げられて回動する。図の二点鎖線で示す位置(135度回動位置)近傍までコンテナ7が回動して反転傾斜すると、コンテナ7の中味の塵芥は、その自重により投入開口部3aから塵芥投入箱3に投入される。上記一連の塵芥投入過程においては、作業者はコンテナ7を装着するだけで良く、コンテナ7を持ち上げて反転傾斜させる作業は、シリンダ404の力によって行われる。すなわち、作業者にとっては、塵芥の投入作業が楽である。
【0017】
また、塵芥投入前後におけるコンテナ7の重量変化が、ロードセル405(図1)によって検出される。演算表示装置6(図2)は、ロードセル405からの検出信号に基づいて、投入された塵芥重量を演算し、印字等を行う。
【0018】
次に、コンテナ7ではなく、ごみ袋を収集する場合の動作について図7及び図8を参照して説明する。図7の(a)に示すように、載置台414は、ロック装置416によって格納状態に保持されている。この状態から操作片416cを手前に起こし、止め部材416bを乗り越えて左方へ移動させると、閂棒416dがスライドして、載置台414から抜ける。これにより、載置台414は展開可能な状態となる。ここで作業者は、図5に示す載置台414を時計回り方向に回動させ、さらに、補助載置台414bを展開する。
【0019】
一方、図7の(b)に示すテンションアーム418は、作業者が手で取り付ける補助的な部材であり、例えば作業者が保管しているか、又は、車両の所定位置に保持されている。テンションアーム418の一端側には孔418aが設けられ、他端側には、丸棒状に突設された軸418bが設けられている。このテンションアーム418を用いて、載置台414を展開状態で支持する。(c)は、展開状態の載置台414を車両後方から見た図であり、載置台414は水平に展開されている。テンションアーム418の孔418aは、閂棒416dの端部に外挿され、軸418bは、載置台414の孔414dに挿入されている。
【0020】
こうして展開され、かつ、テンションアーム418により支持された載置台414は、図8に示すようにコンテナ装着スペースに進出する。進出した載置台414は、反転アーム401の動作原点位置(図の二点鎖線)において略水平に保たれ、ごみ袋8を載せる台となる。ここで作業者は、載置台414に、ごみ袋8を複数個載せる。次に、作業者は、シリンダ404を動作させ、支軸403を中心として反転アーム401を反時計回り方向に回動させる。図の実線で示す略水平位置から二点鎖線で示す位置(135度回動位置)近傍まで載置台414が回動して反転傾斜すると、ごみ袋8は滑り落ち、ガイド板417に案内されながら、投入開口部3aから塵芥投入箱3に投入される。このようにして、載置台414は、コンテナを持ち上げて反転させるための「コンテナ反転装置」の通常動作に従って、略水平位置から所定角度反転傾斜する位置まで回動する。すなわち、コンテナ反転装置が、そのままごみ袋8の投入にも共用されることにより、少ない部品点数で、コンテナのみならずごみ袋も取り扱うことができる。
【0021】
また、ごみ袋投入前後における重量変化は、ロードセル405(図1)によって検出される。演算表示装置6(図2)は、ロードセル405からの検出信号に基づいて、投入された塵芥重量を演算し、印字等を行う。
【0022】
なお、一旦展開した載置台414を格納するには、補助載置台414bを畳み、テンションアーム418を取り外して、さらに主載置台414aを畳む。そして、図3に示すように、元通り、閂棒416dを孔414dに通す。このように、上記実施形態における載置台414は、テンションアーム418を取り付けることによって展開状態で支持され、これを取り外すことによって格納が可能となる構成であるが、この構成は種々の設計変更が可能である。例えば、載置台の展開時には自動的にテンションアームが架設され且つロックされ、ロックを外して載置台を格納すると、自動的にテンションアームが収納されるように構成することもできる。また、上記実施形態における載置台414は、閂型のロック装置416によって格納状態に保持されるが、この構成も種々の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明は以下の効果を奏する。
請求項1及び請求項2の塵芥収集車の塵芥投入装置によれば、作業者は、収集対象がコンテナかごみ袋かによって載置台の格納/展開を使い分け、コンテナを装着するか又はごみ袋を載せるだけで、あとは共通のコンテナ反転装置の動作により、塵芥の投入が行われる。従って、収集対象がコンテナかごみ袋かに関わらず塵芥の投入作業が楽であり、かつ、部品点数の少ない塵芥投入装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による塵芥収集車の塵芥投入装置の斜視図である。
【図2】上記塵芥投入装置を装備した塵芥収集車の側面図である。
【図3】上記塵芥投入装置を車両後方から見た図である。
【図4】上記塵芥投入装置のうちのコンテナ反転装置を示す側面図である。
【図5】上記塵芥投入装置における、格納された状態の載置台を示す側面図である。
【図6】上記塵芥投入装置において、収集対象がコンテナである場合の動作を示す側面図である。
【図7】(a)は、上記塵芥投入装置におけるロック装置の斜視図であり、(b)は、テンションアームの斜視図である。また、(c)は、テンションアームによって支持された載置台を車両後方から見た図である。
【図8】上記塵芥投入装置において、収集対象がごみ袋である場合の動作を示す側面図である。
【符号の説明】
1 塵芥収集車
3 塵芥投入箱
3a 投入開口部
4 塵芥投入装置
4x コンテナ反転装置
7 コンテナ
8 ごみ袋
401 反転アーム
404 シリンダ
406 ロックアーム
407 クッション部
408 接続パイプ
413 ベースプレート
414 載置台
415 ヒンジ
415a ヒンジピン
420 固縛装置

Claims (2)

  1. 塵芥収集車における塵芥投入箱の投入開口部に対応して設けられ、左右一対の固縛装置により固縛したコンテナを持ち上げて反転させることにより、コンテナ内の塵芥を前記投入開口部へ投入するコンテナ反転装置と、
    左右一対の前記固縛装置の間に収められ、格納状態及び展開状態のいずれか一方を選択可能に前記コンテナ反転装置に取り付けられ、格納状態ではコンテナの装着スペースを避けた位置にあり、展開状態では、当該装着スペースに進出し、前記コンテナ反転装置の通常動作に従って略水平位置から所定角度反転傾斜する位置まで回動する載置台と
    を備えたことを特徴とする塵芥収集車の塵芥投入装置。
  2. 塵芥収集車における塵芥投入箱の投入開口部に対応して設けられ、装着されたコンテナを持ち上げて反転させることにより、コンテナ内の塵芥を前記投入開口部へ投入する塵芥収集車の塵芥投入装置であって、
    前記塵芥投入箱の側面に沿って回動可能に取り付けられた左右一対の反転アームと、これらを互いに水平方向に接続し、コンテナを支持する部材と、コンテナを固縛する左右一対の固縛装置と、各反転アームを駆動するシリンダとを含むコンテナ反転装置と、
    左右一対の前記固縛装置の間に収められ、前記反転アームの回動端寄りの位置を軸心位置とする水平軸周りに回動可能に取り付けられ、前記反転アームと共に回動可能であり、かつ、格納状態及び前記反転アームの動作原点位置において略水平に展開された展開状態のいずれか一方を選択可能である載置台と
    を備えたことを特徴とする塵芥収集車の塵芥投入装置。
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