JP3774064B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートの背もたれの角度を調整するリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
次に、図面を用いて従来例を説明する。図11は従来のリクライニング装置の要部構成図、図12は図11の切断線A-Aにおける断面図である。
【0003】
これらの図において、1はシートクッション側に取り付けられたロアプレート、2は背もたれ側に取り付けられたアッパプレートである。これらロアプレート1とアッパプレート2とはヒンジピン3に対して回転可能に設けられている。
【0004】
アッパプレート2には、ヒンジピン3を中心に内歯4が刻設されている。
5は内歯4に噛合可能な歯5aが形成されたポールである。更に、ロアプレート1にはポール5をヒンジピン3を中心に半径方向に案内する第1のガイド6が形成され、ポール5はガイド6に沿って移動可能となっている。
【0005】
7は第1のガイド6に連設され、第1のガイド6と同方向に延びた第2のガイドで、この第2のガイド7には、プッシュ部材8が移動可能に設けられている。
一方、ヒンジピン3には、プッシュ部材8の背部を押圧可能なカム9が固着されている。このカム9は、一方の端部がカム9に係止され、他方の端部がロアプレート1に係止されたスプリング10により、ポール5の歯5aがアッパプレート2の内歯4に噛合する方向にプッシュ部材8を付勢している。
【0006】
更に、両端部がロアプレート1に形成された溝1aに支持されたリーフスプリングLSの中間部が、各ポール5の歯5aのうち内歯4と噛合しない部分を押圧し、ポール5はアンロック方向に付勢されている。
【0007】
尚、リーフスプリングLSの付勢力は、スプリング10の付勢力より、低く設定されている。
このリクライニング装置では、このようなポール5,プッシュ部材8,スプリング10,リーフスプリングLSからなる機構が三組設けられている。
【0008】
上記構成の動作を説明すると、通常は、スプリング10の付勢力により、ポール5の歯5aは、アッパプレート2の内歯4に噛合し、アッパプレート2のヒンジピン3に対する回転は禁止されている。
【0009】
ここで、カム9(ヒンジピン3)をスプリング10の付勢力に抗して回転すると、リーフスプリングLSの付勢力によりポール5の歯5aとアッパプレート2の内歯4との噛合が解除され、アッパプレート2はヒンジピン3に対して回転可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記構成のリクライニング装置においては、下記のような問題点がある。
【0011】
(1) ロアプレート1,アッパプレート2がヒンジピン3に対して回転可能な構造となっているので、ロアプレート1とヒンジピン3,アッパプレート2とヒンジピン3との間に隙間が発生し、ガタの原因となる。
【0012】
(2) ポール5をロック方向に付勢するスプリング10及びアンロック方向に付勢するリーフスプリングLSは、各ポール5毎に設けており、組付けが難しくなると共に、コストもかかる問題点がある。
【0013】
(3) ロアプレート1にリーフスプリングLSの両端部が係合する溝1aを各ポール5毎に加工する必要があり、コストがかかる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、ガタの少ないリクライニング装置を提供することにある。
【0014】
第2の目的は、組付けが簡単なリクライニング装置を提供することにある。
第3の目的は、低コストのリクライニング装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1の発明は、シートクッション側に設けられたロアプレートと、前記ロアプレートに対して回転可能に設けられ、回転中心軸を中心に円弧状の内歯が形成され、背もたれ側に設けられるアッパプレートと、前記ロアプレート側に設けられ、前記内歯に噛合可能な歯が形成されたポールと、該ポールを前記回転中心軸を中心に半径方向に案内するガイドと、前記ポールの歯が前記アッパプレートの内歯に噛合する方向に付勢するスプリングと、該スプリングの前記ポールへの付勢力を遮断する遮断手段と、前記ポールを前記アッパプレートの内歯より離れる方向に移動させる離反手段と、
を設け、前記離反手段は、前記ポールの移動方向と平行な前記ロアプレートの面に、前記ポールを押圧可能な板ばね部が形成されたばねプレートと、前記ポールのばねプレートとの対向面に、前記板ばね部により押圧されると前記内歯より離れる方向の分力が発生する斜面とからなり、更に、前記板ばね部の付勢力を前記スプリングの付勢力より小さくなるように設定したことを特徴とするリクライニング装置である。
【0016】
通常は、板ばね部の付勢力より大きなスプリングの付勢力により、ポールの歯は、アッパプレートの内歯に噛合し、アッパプレートの回転は禁止されている。
ここで、遮断手段を用いて、ポールへ作用するスプリングの付勢力を遮断すると、板ばね部の付勢力によりポールの歯とアッパプレートの内歯との噛合が強制的に解除され、アッパプレートは回転可能となる。
ポールの数に対応して、ばねプレートに板ばね部を形成することにより、ばねプレートは1枚ですみ、従来のリクライニング装置のように、ポールに対応してリーフスプリングを設ける必要がなくなり、組付けが容易で、低コストとなる。更に、リーフスプリングを支持する溝の加工も不要となるので、更に低コストとなる。
【0017】
第2の発明は、前記回転中心軸はヒンジピンであり、前記ロアプレートにヒンジピンを取り付け、前記アッパプレートを前記ヒンジピンに回転可能に設けたことを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置である。
【0019】
ヒンジピンは、ロアプレートに取り付けられているので、ロアプレートとヒンジピンとのガタはなく、従来のリクライニング装置よりガタが少なくなる。
第3の発明は、第1又は2の発明における遮断手段は、前記回転中心軸に回転可能に設けられ、前記ポールの歯が形成された面と反対側の背面に当接可能なカムと、該カムを前記ポールの背面に対して当接/離反させるレバーとからなり、第2の発明の前記スプリングは、前記カム、前記レバーのうち、どちらか一方を付勢することを特徴とするリクライニング装置である。
【0020】
通常は、スプリングの付勢力は、カムを介してポールへ伝達され、ポールの歯はアッパプレートの内歯に噛合している。
レバーを操作し、カムをポールの背面から離反させると、スプリングのポールへの付勢力は遮断される。
【0021】
スプリングは、カム、レバーのうちどちらか一方を付勢すれば良いので、一つで済み、組み付けが容易で、低コストとなる
【0027】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の前記アッパプレートの周縁部と、前記ロアプレートの周縁部とのうち、少なくともどちらか一方のプレートに、他方のプレートの周縁部に係合可能な爪部を形成したことを特徴とするリクライニング装置である。
【0028】
ロアプレートの周縁部と、前記アッパプレートの周縁部とのうち、少なくともどちらか一方のプレートに、他方のプレートへ係合可能な爪部を形成し、この爪部を係合させて、アッパプレートと、ロアプレートとがシャフトの軸方向へ分離するのを防止することにより、ロアプレートとアッパプレートとがシャフトの軸方向へ分離するのを防止する部材が不要となり、コストダウンが図れる。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(1) 第1の実施の形態例
先ず、図1及び図2を用いて、第1の実施の形態例を説明する。図1は第1の実施の形態例のリクライニング装置の正面部分断面図で図2の切断線B-Bにおける断面図、図2は図1での切断線C-Cにおける断面図である。
【0030】
尚、本実施の形態例のシートの両側に設けられるものであるが、構成は略同一なので、一方の側のリクライニング装置を用いて説明を行ない、他方の側のリクライニング装置の説明は省略する。
【0031】
これらの図において、11はシートのシートクッション側に設けられるロアアーム、12はシートの背もたれ側に設けられるアッパアームである。ロアアーム11にはロアプレート21が、ピン15をかしめることにより固着されている。更に、アッパアーム12には、アッパプレート22がピン16をかしめることにより固着されている。
【0032】
そして、ロアプレート21に取り付けられたヒンジピン25にアッパプレート22は回転可能に係合し、シートクッション側のロアアーム11に対して、背もたれ側のアッパアーム12はヒンジピン25を中心に、回転可能となっている。
【0033】
尚、ヒンジピン25とロアプレート21との取り付け手法は、ロアプレート21に小判穴を設け、ヒンジピン25の断面形状を小判形とする嵌合、ロアプレート21にヒンジピン25を溶接する方法等あるが限定するものではない。
【0034】
アッパプレート22には、ヒンジピン25を中心に、円弧状の第1の内歯部及び第2の内歯部26,27が形成されている。
一方、ロアプレート21には、内歯部26,27に噛合可能な歯31a,32aが形成された第1のポール31,第2のポール32が配設されている。
【0035】
更に、ロアプレート21には、これら第1のポール及び第2のポール31,32をヒンジピン25を中心に、半径方向に案内する第1のガイド部21a,21b及び第2のガイド部21c,21dが形成されている。
【0036】
ヒンジピン25には、第1及び第2のポール31,32の歯31a,32aが形成された面と反対側の面(以下背面という)に当接可能な第1のカム41が回転可能に設けられている。
【0037】
更に、第1のポール31,第2のポール32の背面側には、これら第1及び第2のポール31及び32の背面に当接可能な第2及び第2′のカム42,42′が配設され、第1のカム41はこれら第2,第2′のカム42,42′にも当接可能となっている。
【0038】
51は中間部がヒンジピン25に巻回され、一方の端部がロアプレート21に係止され、他方の端部が第1のカム41に係止され、第1のカム41を介して、又、第1のカム41及び第2,第2′のカム42,42′を介して、第1及び第2のポール31,32の歯31a,32aが第1及び第2の内歯部26,27に噛合する方向に第1及び第2のポール31,32を付勢するスプリングである。
【0039】
55はヒンジピン25に回転可能に取り付けられたレバーである。
第1のカム41には、第1及び第2のピン61,62が設けられている。第1のピン61の一方の端部側は、ロアプレート21に形成されたヒンジピン25を中心とする円弧状の第1の長穴21eを挿通し、レバー55に形成された第1の穴55aに嵌合している。又、第1のピン61の他方の端部側は、アッパプレート22,アッパアーム12に形成されたヒンジピン25を中心とした円弧状の長穴22a,12aを介して、他方のリクライニング装置のヒンジピンに回転可能に設けられた伝達パイプ70に固着されたアーム71の穴71aに嵌合している。
【0040】
第2のピン62の一方の端部側は、ロアプレート21に形成されたヒンジピン25を中心とする円弧状の第2の長穴21fを挿通し、レバー55に形成された第2の穴55bに嵌合している。
【0041】
ロアプレート21と第1及び第2のポール31,32との間には、即ち、第1及び第2のポール31,32の移動方向と平行なロアプレート21の面上には、ヒンジピン25に嵌合するばねプレート65が配設されている。
【0042】
このばねプレート65の第1及び第2のポール31,32と対向する部分には、第1及び第2のポール31,32を押圧可能な第1及び第2の板ばね部66,67が形成されている。
【0043】
一方、第1及び第2のポール31,32のばねプレート65との対向面には、第1及び第2の板ばね部66,67により押圧されると第1及び第2の内歯部26,27より離れる方向の分力が発生する斜面31b,32bが形成されている。
【0044】
又、ロアプレート21には、ばねプレート65の板ばね部66,67の可撓による移動を阻止しないように、板ばね部66,67近傍には、第1及び第2の凹部21g,22hが形成されている。
【0045】
そして、板ばね部66,67の付勢力は、スプリング51の付勢力より小さくなるように設定されている。
又、75は、内端部がヒンジピン25に係止され、中間部がヒンジピン25を巻回し、外端部がアッパアーム12に設けられたブラケット13に係止され、シートの背もたれを前傾れ方向に付勢するスプリング、76は、ロアプレート21の周縁部とアッパプレート22の周縁部とを挟持するように設けられたリングである。
【0046】
次に、上記構成の動作を図1〜図3を用いて説明する。図3は図1におけるポールの移動を説明する図である
通常は、スプリング51の付勢力は、第1のカム41から直接に、又、第2および第2′のカム42,42′を介して第1及び第2のポール31,32に作用し、第1及び第2のポール31,32の歯31a,32aは、アッパプレート22の第1及び第2の内歯部26,27に噛合している。
【0047】
この時、図3(b)に示すように、ばねプレート65の第1及び第2の板ばね部66,67の基部は、第1及び第2のポール31,32の斜面31b,32b以外の面に押圧されて弾性変形し、ロアプレート21の第1及び第2の凹部21g,21h内に位置している。
【0048】
第1及び第2のポール31,32の歯31a,32aが、アッパプレート22の第1及び第2の内歯部26,27に噛合することにより、アッパプレート22のヒンジピン25に対する回転、即ち、シートの背もたれの回転は禁止されている(ロック状態)。
【0049】
ここで、スプリング51の付勢力に抗して、レバー55を上方に持ち上げると、レバー55の回転は、第1及び第2のピン61,62を介して、第1のカム45に伝達され、第1のカム45の第1及び第2のポール31,32の背面へ当接及び第2,第2′のカム42,42′への当接が解除され、スプリング51の第1及び第2のポール31,32への付勢力が遮断される。
【0050】
すると、第1及び第2の板ばね部66,67の弾性復元力(付勢力)により、第1及び第2の板ばね部66,67は第1及び第2のポール31,32の斜面31b,32bを押し、第1及び第2のポール31,32は第1及び第2の内歯部26,27より離れる方向に移動し、即ち、第1及び第2のポール31,32の歯31a,32aとアッパプレート22の第1及び第2の内歯部26,27との噛合が強制的に解除され、アッパプレート22はヒンジピン25に対して回転可能、即ち、シートの背もたれの回転が可能となる(アンロック状態)。
【0051】
尚、このレバー55の回転は、第1のピン61,アーム71,伝達パイプ70を介して他方の側のリクライニング装置にも伝達される。
所望の回転角度まで背もたれを回転させると、レバー55への操作力を解除する。すると、スプリング51の付勢力により、第1のカム41は、第1及び第2のポール31,32の背面を押しながら元位置へ復帰し、第1及び第2のポール31,32の歯31a,32aとアッパプレート22の第1及び第2の内歯部26,27とは再び噛合し、ロック状態となる。
【0052】
上記構成によれば、ヒンジピン25は、ロアプレート21に固着されているので、ロアプレート21とヒンジピン25とのガタはなく、従来のリクライニング装置よりガタが少なくなる。
【0053】
ポール31,32の数に対応して、ばねプレート65に板ばね部66,67を形成することにより、ばねプレート65は1枚ですみ、従来のリクライニング装置のように、ポールに対応してリーフスプリングを設ける必要がなくなり、組付けが容易で、低コストとなる。更に、リーフスプリングを支持する溝の加工も不要となるので、更に低コストとなる。
【0054】
第1及び第2のポール31,32をロック方向に付勢するスプリング51を1つとしたことにより、組付けが容易で、低コストとなる。
尚、本発明は、上記実施の形態例に限定するものではない。上記実施の形態例では、ロアプレート21にヒンジピン25を固着したが、逆に、アッパプレート22にヒンジピン25を固着するようにしても良い。
【0055】
更に、アッパプレート22側に内歯部を形成し、ロアプレート21側にポールを設けたが、逆に、アッパプレート22側にポールを設け、ロアプレート21側に内歯部を形成しても良い。
(2) 第2の実施の形態例
図4及び図5を用いて、第2の実施の形態例を説明する。図4は第2の実施の形態例のリクライニング装置の正面部分断面図で図5の切断線D-Dにおける断面図、図5は図4での切断線E-Eにおける断面図である。
【0056】
尚、本実施の形態例のシートの両側に設けられるものであるが、構成は略同一なので、一方の側のリクライニング装置を用いて説明を行ない、他方の側のリクライニング装置の説明は省略する。
【0057】
これらの図において、121はシートのシートクッション側に設けられるロアプレート、122はシートの背もたれ側に設けられるアッパプレートである。
そして、ロアプレート121に取り付けられたヒンジピン125にアッパプレート122は回転可能に係合し、シートクッション側のロアプレート121に対して、背もたれ側のアッパプレート122はヒンジピン125を中心に、回転可能となっている。
【0058】
尚、ヒンジピン125とロアプレート121との取り付け手法は、ロアプレート121に小判穴を設け、ヒンジピン125の断面形状を小判形とする嵌合、ロアプレート121にヒンジピン125を溶接する方法等あるが限定するものではない。
【0059】
アッパプレート122には、ヒンジピン125を中心に、円弧状の第1の内歯部及び第2の内歯部126,127が形成されている。
一方、ロアプレート121には、内歯部126,127に噛合可能な歯131a,132aが形成された第1のポール131,第2のポール132が配設されている。
【0060】
ロアプレート121には、これら第1のポール及び第2のポール131,132をヒンジピン125を中心に、半径方向に案内する第1のガイド部121a,121b及び第2のガイド部121c,121dが形成されている。
【0061】
ヒンジピン125には、第1及び第2のポール131,132の歯131a,132aが形成された面と反対側の面(以下背面という)に当接可能な第1のカム141が回転可能に設けられている。
【0062】
更に、第1のポール131,第2のポール132の背面側には、これら第1及び第2のポール131,132の背面に当接可能な第2及び第2′のカム142,142′が配設され、第1のカム141はこれら第2,第2′のカム142,142′にも当接可能となっている。
【0063】
155はヒンジピン125に回転可能に取り付けられたレバーである。このレバー155には、ロアプレート121に形成された長穴121eを介して第1のカム141に嵌合するピン161が設けられている。
【0064】
他方のリクライニング装置のヒンジピンに回転可能に設けられた伝達パイプ170に固着されたアーム171の先端部は、アッパプレート122に形成されたヒンジピン125を中心とする円弧状の第1の長穴122aを挿通し、第1のカム141に取り付けられている。
【0065】
従って、レバー155の回転は、ピン161を介して第1のカム141へ伝達され、第1のカム141の回転は、アーム171を介して伝達パイプ170へ伝達されるようになっている。
【0066】
151は一方の端部がシートクッション側に係止され、他方の端部がレバー155に係止され、第1のカム141を介して、又、第1のカム141,第2及び第2′のカム142,142′を介して、第1及び第2のポール131,132の歯131a,132aが第1及び第2の内歯部126,127に噛合する方向に第1及び第2のポール131,132を付勢するスプリングである。
【0067】
ロアプレート121と第1及び第2のポール131,132との間には、即ち、第1及び第2のポール131,132の移動方向と平行なロアプレート121の面上には、ヒンジピン125に嵌合するばねプレート165が配設されている。
【0068】
このばねプレート165の第1及び第2のポール131,132と対向する部分には、第1及び第2のポール131,132を押圧可能な第1及び第2の板ばね部166,167が形成されている。
【0069】
一方、第1及び第2のポール131,132のばねプレート165との対向面には、第1及び第2の板ばね部166,167により押圧されると第1及び第2の内歯部126,127より離れる方向の分力が発生する斜面131b,132bが形成されている。
【0070】
又、ロアプレート121には、ばねプレート165の板ばね部166,167の可撓による移動を阻止しないように、板ばね部166,167近傍には、第1及び第2の凹部121g,121hが形成されている。
【0071】
そして、板ばね部166,167の付勢力は、スプリング151の付勢力より小さくなるように設定されている。
又、175は下部がピン176を用いてロアプレート121に固着され、アッパプレート122のロアプレート121との対向面と反対側の面へ延出し、アッパプレート122のヒンジピン125の軸方向の移動を規制するロアストッパプレートである。180,181はヒンジピン125の両端に係合し、レバー155,ロアプレート121,アッパプレート122,ロアストッパプレート175のヒンジピン125からの抜け止めを行なうリングである。
【0072】
次に、上記構成の動作を説明する。
通常は、スプリング151の付勢力により、第1及び第2のポール131,132の歯131a,132aは、アッパプレート122の第1及び第2の内歯部126,127に噛合している。
【0073】
この時、ばねプレート165の第1及び第2の板ばね部166,167の基部は、第1及び第2のポール131,132の斜面131b,132b以外の面に押圧されて弾性変形し、ロアプレート121の第1及び第2の凹部121g,121hに位置している。
【0074】
第1及び第2のポール131,132の歯131a,132aが、アッパプレート122の第1及び第2の内歯部126,127に噛合することにより、アッパプレート122のヒンジピン125に対する回転、即ち、シートの背もたれの回転は禁止されている(ロック状態)。
【0075】
ここで、スプリング151の付勢力に抗して、レバー155を上方に持ち上げると、レバー155の回転は、ピン161を介して、第1のカム141に伝達され、第1のカム145の第1及び第2のポール131,132の背面へ当接及び第2,第2′のカム142,142′への当接が解除され、スプリング151の第1及び第2のポール131,132への付勢力が遮断される。
【0076】
すると、第1及び第2の板ばね部166,167の弾性復元力(付勢力)により、第1及び第2の板ばね部166,167は第1及び第2のポール131,132の斜面131b,132bを押し、第1及び第2のポール131,132は第1及び第2の内歯部126,127より離れる方向に移動し、即ち、第1及び第2のポール131,132の歯131a,132aとアッパプレート122の第1及び第2の内歯部126,127との噛合が強制的に解除され、アッパプレート122はヒンジピン125に対して回転可能、即ち、シートの背もたれの回転が可能となる(アンロック状態)。
【0077】
尚、このレバー155の回転は、第1のピン161,アーム171,伝達パイプ170を介して他方の側のリクライニング装置にも伝達される。
所望の回転角度まで背もたれを回転させると、レバー155への操作力を解除する。すると、スプリング151の付勢力により、第1のカム141は、第1及び第2のポール131,132の背面を押しながら元位置へ復帰し、第1及び第2のポール131,132の歯131a,132aとアッパプレート122の第1及び第2の内歯部126,127とは再び噛合し、ロック状態となる。
【0078】
上記構成によれば、ヒンジピン125は、ロアプレート121に固着されているので、ロアプレート121とヒンジピン125とのガタはなく、従来のリクライニング装置よりガタが少なくなる。
【0079】
ポール131,132の数に対応して、ばねプレート165に板ばね部166,167を形成することにより、ばねプレート165は1枚ですみ、従来のリクライニング装置のように、ポールに対応してリーフスプリングを設ける必要がなくなり、組付けが容易で、低コストとなる。更に、リーフスプリングを支持する溝の加工も不要となるので、更に低コストとなる。
【0080】
第1及び第2のポール131,132をロック方向に付勢するスプリング151を1つとしたことにより、組付けが容易で、低コストとなる。
(3) 第3の実施の形態例
図6から図8を用いて、第3の実施の形態例を説明する。
【0081】
図6は第3の実施の形態例のリクライニング装置の正面部分断面図で図7の切断線F-Fにおける断面図、図7は図6での切断線G-Gにおける断面図、図8は図6での切断線H-Hにおける断面図、図9は図6におけるリングの斜視図である。
【0082】
尚、本実施の形態例のシートの両側に設けられるものであるが、構成は略同一なので、一方の側のリクライニング装置を用いて説明を行ない、他方の側のリクライニング装置の説明は省略する。
【0083】
これらの図において、211はシートのシートクッション側に設けられるロアアーム、212はシートの背もたれ側に設けられるアッパアームである。ロアアーム211にはロアプレート221が固着され、更に、アッパアーム212には、アッパプレート222が固着されている。
【0084】
そして、ロアプレート221に取り付けられたヒンジピン225にアッパプレート222は回転可能に係合し、シートクッション側のロアアーム211に対して、背もたれ側のアッパアーム212はヒンジピン225を中心に、回転可能となっている。
【0085】
尚、ヒンジピン225とロアプレート221との取り付け手法は、ロアプレート221に小判穴を設け、ヒンジピン225の断面形状を小判形とする嵌合、ロアプレート221にヒンジピン225を溶接する方法等あるが限定するものではない。
【0086】
アッパプレート222には、ヒンジピン225を中心に、円弧状の第1の内歯部及び第2の内歯部226,227が形成されている。
一方、ロアプレート221には、内歯部226,227に噛合可能な歯231a,232aが形成された第1のポール231,第2のポール232が配設されている。
【0087】
更に、ロアプレート221には、これら第1のポール及び第2のポール231,232をヒンジピン225を中心に、半径方向に案内する第1のガイド部221a,221b及び第2のガイド部221c,221dが形成されている。
【0088】
ヒンジピン225には、第1及び第2のポール231,232の歯231a,232aが形成された面と反対側の面(以下背面という)に当接可能な第1のカム241が回転可能に設けられている。
【0089】
更に、第1のポール231,第2のポール232の背面側には、これら第1及び第2のポール231及び232の背面に当接可能な第2及び第2′のカム242,242′が配設され、第1のカム241はこれら第2,第2′のカム242,242′にも当接可能となっている。
【0090】
251,252は内端部がロアプレート221に固設されたピン246,248に内端部が係止され、外端部が第1のカム241に係止され、第1のカム241を介して、又、第1のカム241及び第2,第2′のカム242,242′を介して、第1及び第2のポール231,232の歯231a,232aが第1及び第2の内歯部226,227に噛合する方向に第1及び第2のポール231,232を付勢するスプリングである。
【0091】
尚、本実施の形態例では、二つのスプリング251,252を設けているが、一つだけでもかまわない。
255はヒンジピン25に回転可能に取り付けられたレバーである。
【0092】
第1のカム241には、第1及び第2のピン部261,262が形成されている。第1のピン部261の一方の端部側は、ロアプレート221に形成されたヒンジピン225を中心とする円弧状の第1の長穴221eを挿通し、レバー255に形成された第1の穴255aに嵌合している。
【0093】
又、第1のピン部261の他方の端部側は、アッパプレート222に形成されたヒンジピン225を中心とした円弧状の長穴222aを介して、他方のリクライニング装置のヒンジピンに回転可能に設けられた伝達パイプ270に固着されたアーム271の穴271aに嵌合している。
【0094】
従って、レバー225をヒンジピン225を中心に回転させることにより、第1のカム245がヒンジピン225を中心に回転し、更に、レバー225の操作力は、伝達パイプ270を介して他方のリクライニング装置の第1のカムへ伝達される。
【0095】
第2のピン部262の一方の端部側は、ロアプレート221に形成されたヒンジピン225を中心とする円弧状の第2の長穴221fを挿通し、レバー255に形成された第2の穴255bに嵌合している。
【0096】
アッパプレート222と、第1及び第2のポール231,232との間には、ヒンジピン225に回転可能に設けられたレリーズプレート265が設けられている。
【0097】
このレリーズプレート265には、長穴265a,265bが形成され、これら長穴265a,265bには、第1のポール231に形成された突起231b及び第2のポール232に形成された突起232bがそれぞれ係合している。
【0098】
レリーズプレート265の長穴265a,265bの形状は、レリーズプレート265がヒンジピン225を中心に回転すると、第1及び第2のポール231,232が第1のガイド部221a,221b及び第2のガイド部221c,221dに案内されて、ヒンジピン225を中心に、半径方向に移動するようになっている。
【0099】
更に、先程説明を行った第1のカム245の第1のピン部261がこのレリーズプレート265に形成された穴265cを挿通することにより、レバー255がヒンジピン225を中心に回転すると、レリーズプレート265もヒンジピン225を中心に回転するようになっている。
【0100】
又、275は、内端部がヒンジピン225に係止され、中間部がヒンジピン225を巻回し、外端部がアッパアーム212に係止され、シートの背もたれを前傾れ方向に付勢するスプリング、276は、ロアプレート21の周縁部とアッパプレート22の周縁部とを挟持するように設けられたリングである。
【0101】
リング276は、図9に示すように、アップパレート222の周縁部に係合する本体部276aと折り曲げられてロアプレート221の周縁部に係合する爪部276bとからなっている。
【0102】
280はレバー255のヒンジピン225からの抜け止めを行うリングである。
次に、上記構成の動作を説明する。図3は図1におけるポールの移動を説明する図である
通常は、スプリング251,252の付勢力は、第1のカム241から直接に、又、第2および第2′のカム242,242′を介して第1及び第2のポール231,232に作用し、第1及び第2のポール231,232の歯231a,232aは、アッパプレート222の第1及び第2の内歯部226,227に噛合している。
【0103】
ここで、スプリング251,252の付勢力に抗して、レバー255を上方に持ち上げると、レバー255の回転は、第1及び第2のピン部261,262を介して、第1のカム245に伝達され、第1のカム245の第1及び第2のポール231,232の背面へ当接及び第2,第2′のカム242,242′への当接が解除され、スプリング251,252の第1及び第2のポール231,232への付勢力が遮断される。
【0104】
同時に、レリーズプレート265もヒンジピン225を中心に回転し、第1及び第2のポール231,232は、第1のガイド部221a,221b及び第2のガイド部221c,221dに案内されて、アッパプレート222の第1及び第2の内歯部226,227より離れる方向に移動し、即ち、第1及び第2のポール231,232の歯231a,232aとアッパプレート222の第1及び第2の内歯部226,227との噛合が強制的に解除され、アッパプレート222はヒンジピン225に対して回転可能、即ち、シートの背もたれの回転が可能となる(アンロック状態)。
【0105】
尚、このレバー255の回転は、第1のピン部261,アーム271,伝達パイプ270を介して他方の側のリクライニング装置にも伝達される。
所望の回転角度まで背もたれを回転させると、レバー255への操作力を解除する。すると、スプリング251,252の付勢力により、第1のカム241は、直接に、又、第2および第2′のカム242,242′を介して第1及び第2のポール231,232の背面を押しながら元位置へ復帰し、第1及び第2のポール231,232の歯231a,232aとアッパプレート222の第1及び第2の内歯部226,227とは再び噛合し、ロック状態となる。
【0106】
上記構成によれば、ヒンジピン225は、ロアプレート221に固着されているので、ロアプレート221とヒンジピン225とのガタはなく、従来のリクライニング装置よりガタが少なくなる。
【0107】
レバー255の回転に連動して回転するレリーズプレート226を用いて、第1及び第2のポール231,232を強制的に移動させることにより、第1及び第2のポール231,232の歯231a,232aは、アッパプレート222の第1及び第2の内歯部226,227より確実に離反する。
(4) 第4の実施の形態例
本実施の形態例を説明する図10は、第3の実施の形態例のリング部分の変形例なので、要部のみ説明し、第3の実施の形態例と同一部分には、同一符号を付し、説明を省略する。
【0108】
図10に示すように、ロアプレート221の周縁部には、爪部301が形成され、この爪部301をアッパプレート222方向へ折り曲げて、アッパプレート222と係合させて、アッパプレート222と、ロアプレート221とがヒンジピン225の軸方向へ分離するのを防止するようにした。
【0109】
第3の実施の形態例のようにリングが不要となり、コストダウンが図れる
尚、本実施の形態例では、爪部をロアプレート221側に形成したが、アッパプレート222側に形成してもよいし、又、ロアプレート221,アッパプレート222の両方に形成してもよい。
【0110】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1−4記載の発明によれば、ポールの数に対応して、ばねプレートに板ばね部を形成することにより、ばねプレートは1枚ですみ、従来のリクライニング装置のように、ポールに対応してリーフスプリングを設ける必要がなくなり、組付けが容易で、低コストとなる。更に、リーフスプリングを支持する溝の加工も不要となるので、更に低コストとなる。
【0111】
請求項2記載の発明によれば、ヒンジピンは、ロアプレートに取り付けられているので、ロアプレートとヒンジピンとのガタはなく、従来のリクライニング装置よりガタが少なくなる。
【0112】
請求項3記載の発明によれば、スプリングは、カム、レバーのうちどちらか一方を付勢すれば良いので、一つで済み、組み付けが容易で、低コストとなる
【0114】
請求項記載の発明によれば、ロアプレートの周縁部と、前記アッパプレートの周縁部とのうち、少なくともどちらか一方のプレートに、他方のプレートへ係合可能な爪部を形成し、この爪部を係合させて、アッパプレートと、ロアプレートとがシャフトの軸方向へ分離するのを防止することにより、ロアプレートとアッパプレートとがシャフトの軸方向へ分離するのを防止する部材が不要となり、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態例のリクライニング装置の正面部分断面図で、図2の切断線B-Bにおける断面図である。
【図2】図1での切断線C-Cにおける断面図である。
【図3】図1におけるポールの移動を説明する図である。
【図4】第2の実施の形態例のリクライニング装置の正面部分断面図で、図5の切断線D-Dにおける断面図である。
【図5】図4での切断線E-Eにおける断面図である。
【図6】第3の実施の形態例のリクライニング装置の正面部分断面図で、図7の切断線F-Fにおける断面図である。
【図7】図6での切断線G-Gにおける断面図である。
【図8】図6での切断線H-Hにおける断面図である。
【図9】図6におけるリングの斜視図である。
【図10】第4の実施の実施の形態例を説明する図である。
【図11】従来のリクライニング装置の要部構成図である。
【図12】図11の切断線A-Aにおける断面図である
【符号の説明】
21 ロアプレート
22 アッパプレート
25 ヒンジピン
26,27 内歯部
31,32 ポール
31a,32a 歯
21a,21b,21c,21d ガイド
51 スプリング
65 ばねプレート

Claims (4)

  1. シートクッション側に設けられたロアプレートと、
    前記ロアプレートに対して回転可能に設けられ、回転中心軸を中心に円弧状の内歯が形成され、背もたれ側に設けられるアッパプレートと、
    前記ロアプレート側に設けられ、前記内歯に噛合可能な歯が形成されたポールと、
    該ポールを前記回転中心軸を中心に半径方向に案内するガイドと、
    前記ポールの歯が前記アッパプレートの内歯に噛合する方向に付勢するスプリングと、
    該スプリングの前記ポールへの付勢力を遮断する遮断手段と、
    前記ポールを前記アッパプレートの内歯より離れる方向に移動させる離反手段と、
    を設け、
    前記離反手段は、
    前記ポールの移動方向と平行な前記ロアプレートの面に、前記ポールを押圧可能な板ばね部が形成されたばねプレートと、
    前記ポールのばねプレートとの対向面に、前記板ばね部により押圧されると前記内歯より離れる方向の分力が発生する斜面とからなり、
    更に、前記板ばね部の付勢力を前記スプリングの付勢力より小さくなるように設定したことを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記回転中心軸はヒンジピンであり、
    前記ロアプレートに前記ヒンジピンを取り付け、
    前記アッパプレートを前記ヒンジピンに回転可能に設けたことを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
  3. 前記遮断手段は、
    前記回転中心軸に回転可能に設けられ、前記ポールの歯が形成された面と反対側の背面に当接可能なカムと、
    該カムを前記ポールの背面に対して当接/離反させるレバーと、
    からなり、
    前記スプリングは、前記カム、前記レバーのうち、どちらか一方を付勢することを特徴とする請求項1又は2記載のリクライニング装置。
  4. 前記アッパプレートの周縁部と、前記ロアプレートの周縁部とのうち、少なくともどちらか一方のプレートに、他方のプレートの周縁部に係合可能な爪部を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリクライニング装置。
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