JP3761133B2 - 2行表示電子計算機、2行表示方法、並びに2行表示プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下に2行の表示装置を有する電子計算機、2行の表示を実行する表示方法、並びに2行表示プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常の電子計算機は、表示部分は1行しかなく、その1行を用いてあらゆる四則演算を行う。そして、その演算結果を1行分しかない表示部分に表示を行うことになる。
【0003】
また、実開昭64−10845号公報、「複数の数字画像表示板を持った電卓」に記載のものは、数字画像表示板を設けてどちらか一方で記憶スイッチにより表示数字を静止させて記憶された表示数字との正誤の確認ができるので、電卓で表示された計算数値が正しいか誤りであるかを確認できるものである。
【0004】
また、2行分の表示が行える計算機で、演算式を1行に表示させ、もう一方の表示部には、演算結果を表示するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
通常の電子計算機を用いて計算を行うためには、ある程度の集中力または記憶力を必要とする。そのため、例えば、計算の途中で目を離すと、どこまで入力したのか分からなくなってしまうことがある。また、キー入力を誤って、計算間違いをすることが多いので、再度計算をしなければならないことになる。
【0006】
また、実開昭64−10845号公報では、記憶スイッチ及び記憶解除スイッチという特別なキー操作が必要になり、操作が間違いやすいという問題点がある。また、計算式を表示できるというものは、計算式を確認するのには適しているが、演算の途中結果での確認ができないという問題点や、計算式が長くて1行表示部分に表示しきれないない場合は、表示部全体に計算式が表示され値数内容を確認する場合、見づらいという問題点がある。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためのものであって、2行表示が可能な表示装置を用いて、演算途中での演算結果を表示して確認したり、直前に入力した値数を特別なキー操作を必要なく確認ができるという、上下に2行の表示装置を有する電子計算機、2行の表示を実行する表示方法、並びに2行表示プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の表示方法は、第1行表示領域と第2行表示領域とを有する表示手段と、
演算プログラムを記憶した記憶手段と、
値数や四則演算指示を入力する入力手段とを用いて前記演算プログラムで演算を実行して表示する表示方法であって、
前記第1行表示領域に、前記入力手段より入力された値数及び前記四則演算指示の入力に係る演算記号を表示するステップと、
前記第2行表示領域に、前記入力手段から入力された値数と四則演算指示に基づき前記演算プログラムにより演算する途中演算結果及び前記入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方を表示し、
第2行表示領域に表示された内容が途中演算結果であるのか或いは直前に入力された値数であるのかを示す記号を表示するステップを備えたことを特徴とする表示方法である。
【0009】
請求項2記載の電子計算機は、第1行表示領域と第2行表示領域とを有する表示手段と、
演算プログラムを記憶した記憶手段と、
値数や四則演算指示を入力する入力手段とを備え、前記演算プログラムで演算を実行する電子計算機において、
前記第1行表示領域には、前記入力手段より入力された値数及び前記四則演算指示の入力に係る演算記号を表示し、
前記第2行表示領域には、前記入力手段から入力された値数と四則演算指示に基づき前記演算プログラムにより演算する途中演算結果及び前記入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方を表示し、
第2行表示領域に表示された内容が途中演算結果であるのか或いは直前に入力された値数であるのかを示す記号を表示する表示制御手段を有することを特徴とする電子計算機である。
【0010】
請求項3記載の電子計算機は、前記表示制御手段にて、第2行表示領域に、途中演算結果及び直前に入力された値数のうちのいずれを表示するかを切り換える切り換え手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電子計算機である。
【0011】
請求項4記載の電子計算機は、請求項2と請求項3の電子計算機において、前記第1行表示領域と前記第2行表示領域に表示する内容を入れ換える入れ換え手段を設けたことを特徴とする電子計算機である。
【0012】
請求項5記載の電子計算機は、請求項2から請求項4の電子計算機において、前記表示制御手段は、前記第1行表示領域と前記第2行表示領域に表示する文字の大きさを変えて表示することを特徴とする電子計算機である。
【0014】
請求項6記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、第1行表示領域と第2行表示領域とを有する表示手段と、
値数や四則演算指示を入力する入力手段とを備えたコンピュータに、
入力された値数及び四則演算指示の入力に係る演算記号を第1行表示領域に表示する機能と、
演算プログラムにより演算する途中演算結果或いは前記入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方を第2行表示領域に表示させる機能と、
第2行表示領域に表示している内容が途中演算結果或いは直前に入力された値数であるのかを示す記号を表示させる機能を実行させるプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0016】
請求項1記載の表示方法によれば、演算プログラムによる演算の途中演算結果及び入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方を第2行表示領域に表示させることができる。一連の計算の結果や途中結果、又は累積値などである途中演算結果を、第2行表示領域に表示させると、演算の途中結果が判り、入力ミスによるそれまでの計算誤りを発見することができ、また入力中の数値の入力誤りが少なくなる。また直前に入力した数値を、第2行表示領域に表示させると、一度入力し終わった数値の入力誤りを発見することができ、また入力中の数値の入力誤りが少なくなる。さらに途中演算結果及び直前に入力された値数だけを第2行表示領域に表示させるのではなく、第2行表示領域に表示される内容が、途中演算結果であるのか又は直前に入力された値数であるのかを表す記号を、併せて表示させる。これによって第2行表示領域に表示されている内容が、途中演算結果であるのか又は直前に入力された値数であるのかを、記号から明確かつ容易に判断することができる。このように途中演算結果及び直前に入力された値数のいずれか一方を第2行表示領域に表示させ、さらにその表示内容を表す記号を併せて表示させるので、第2行表示領域の表示内容を明確に把握し、その表示内容に基づいて、計算誤りおよび入力誤りの発見を容易にし、入力誤りを可及的に少なくすることができる。
【0017】
請求項2記載の電子計算機によれば、演算プログラムによる演算の途中演算結果及び入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方が第2行表示領域に表示される。一連の計算の結果や途中結果、又は累積値などである途中演算結果が、第2行表示領域に表示されるので、演算の途中結果が判り、入力ミスによるそれまでの計算誤りを発見することができ、また入力中の数値の入力誤りが少なくなる。また直前に入力した数値が、第2行表示領域に表示されるので、一度入力し終わった数値の入力誤りを発見することができ、また入力中の数値の入力誤りが少なくなる。さらに途中演算結果及び直前に入力された値数だけが第2行表示領域に表示されるのではなく、第2行表示領域に表示される内容が、途中演算結果であるのか又は直前に入力された値数であるのかを表す記号が、併せて表示される。これによって第2行表示領域に表示されている内容が、途中演算結果であるのか又は直前に入力された値数であるのかを、記号から明確かつ容易に判断することができる。このように途中演算結果及び直前に入力された値数のいずれか一方が第2行表示領域に表示され、さらにその表示内容を表す記号が併せて表示されるので、第2行表示領域の表示内容を明確に把握し、その表示内容に基づいて、計算誤りおよび入力誤りの発見を容易にし、入力誤りを可及的に少なくすることができる。
【0018】
請求項3記載の電子計算機によれば、第2行表示領域に、途中演算結果を表示させるか、直前に入力された値数を表示させるかを、切り換え手段を用いて選択することができる。このように電子計算機を操作する上で、操作者が、第2行表示領域に表示させる内容を、容易に選択することができる。したがって操作者が意図とする機能が使用でき、より操作性が向上する。
【0019】
請求項4記載の電子計算機によれば、第1行表示領域に表示される内容と、第2行表示領域に表示される内容とを、入れ換え手段を用いて入れ換えることができる。これによって途中演算結果及び直前に入力された値数のいずれか一方を表示する表示場所を、容易に選択できるようになる。したがって操作者が意図とする表示場所を指定することができ、より表示が見やすくなる。
【0020】
請求項5記載の電子計算機によれば、電子計算機の表示で、第1行表示領域の表示文字と第2行表示領域の表示文字との大きさに違いを付けることにより、表示内容の強調性に強弱が付き認識が容易になる。また、表示装置全体の面積を小さくでき、表示装置のコストダウンになる。
【0022】
請求項6記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータに前述のような表示を実行させるプログラムを記録する記録媒体が提供される。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態の2行表示電子計算機及び2行表示方法について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態の2行表示電子計算機の構成を示すブロック図である。
【0025】
図1において、CPU(1−1)は、中央演算処理装置であり、処理に必要なプログラムは、ROM(1−2)に格納されている。そして、四則演算を行うための演算プログラム(1−21)が格納されている。RAM(1−3)は、処理に必要な一時的データが貯えられるもので、表示装置(1−4)へ表示を行うためのデータである第1行表示レジスタ(1−31)、第2行表示レジスタ(1−32)、演算記号表示レジスタ(1−33)、直前入力記号表示レジスタ(1−34)、直前入力記号表示レジスタ(1−35)、入力装置(1−5)から入力された値数データを保存する値数データレジスタ(1−36)、演算結果を保存する演算結果レジスタ(1−37)などが構成されている。
【0026】
表示装置(1−4)は、液晶などで出来ており、入力装置(1−5)からの値数や演算結果などを表示するものである。表示装置(1−4)は、第1行表示領域(1−41)と第2行表示領域(1−42)とで構成されている。そして、演算の内容により記号を表示する演算記号表示領域(1−43)と演算結果或いは値数データが直前入力データであるかを表示する演算結果/直前入力記号表示領域(1−44)である。
【0027】
なお、この実施の形態では、第1行表示領域(1−41)に演算記号表示領域(1−43)が、第2行表示領域(1−42)に演算結果/直前入力記号表示領域(1−44)がそれぞれ有する構成になっているが、必ずしもこの構成になる必要はない。
【0028】
表示装置(1−4)は、表示制御部(1−6)を通して、CPU(1−1)に接続されている。入力装置(1−5)は、「0」〜「9」、小数点などの値数データを入力する値数キー(1−51)、「+」、「−」、「×」、「÷」の四則演算を指示する四則演算キー(1−52)、最終的な演算結果の表示を指示するイコールキー(1−53)、演算結果を表示するか直前入力を表示するかの動作モードを指定するモードスイッチ(1−54)、第1行表示領域と第2行表示領域との表示内容を切り換える表示切換スイッチ(1−55)などからなる。
【0029】
入力装置(1−5)は、入出力制御部(1−7)を通して、CPU(1−1)に接続されている。図1−8は、記憶装置であり、CD−ROMやFDなどで本願発明のプログラムなどを任意に読み込むことができる。
【0030】
本発明の記憶装置1−8は、コンピュータを上記電子計算機として機能させるための、プログラムあるいはデータを記録したコンピュータ読み取り可能な、電子計算機本体に対し着脱自在な記録媒体であってもよく、例えば、磁気テープ、CD−ROM、FD、ICカード、RAMカード等のいかなるタイプの記録媒体であってもよく、更に、インターネット等の回線から供給されるデータやプログラムの形式で記憶しておくものであってもよい。
【0031】
本発明には、入力装置(1−5)からの入力指示により四則演算を行う際の表示内容に関するものであり、四則演算結果及び四則演算の途中結果を表示するというものと、入力装置(1−5)から入力された値数データで、直前に入力された値数データを表示するというものである。これを選択するためにモードスイッチ(1−54)を設けている。従って、動作モードが2種類あり、モードスイッチ(1−54)を刻印1の方にしたときは、計算の途中結果を表示する。モードスイッチ(1−54)を刻印2の方にしたときは、直前に入力した値数データを表示する。
【0032】
図2は、四則演算結果及び四則演算の途中結果を表示する動作におけるキー入力とその時の表示状態を表わした図であり、以下に説明する。演算式の例は「123+45÷6=28」であり、今回は、左から順番に計算を行うものとして説明する。
【0033】
電子計算機をクリアした状態から、値数キー(1−51)を押して数値「123」を入力すると、それを第1行表示領域(1−41)に表示する(2−1)。次に、「+」である四則演算キー(1−52)を押すと、押した四則演算記号を演算記号領域(1−43)に表示する(2−2)。そして、次の値数データである「45」を押すとそれを第1行表示領域(1−41)に表示する(2−3)。
【0034】
次の四則演算キーである「÷」を押すと、計算の途中結果である「168」を第2行表示領域(1−42)に表示し、第1行表示領域(1−41)の表示をクリアする(2−4)。そして、次の値数データである「6」を押すと第1行表示領域(1−41)に表示を行い(2−5)、最後にイコールキー(1−53)を押すと、最終計算結果である「28」を第1行表示領域(1−41)に表示し、第2行表示領域(1−42)をクリアにして終了する(2−6)。
【0035】
図3は、電子計算機に演算の途中結果を表示するためのフローチャートである。この場合は、前述したようにモードスイッチ(1−54)はモード1のポジションとなる。その説明を図1のブロック図と図2の表示内容を使って以下に説明する。
【0036】
まず、入力装置(1−5)からキー入力があり、そのキー入力が「0」〜「9」、小数点などの値数キー(1−51)か、「+」、「−」、「×」、「÷」の四則演算キー(1−52)或いはイコールキー(1−53)か、それ以外のキーかを判断する(ステップ1−1。以下単に「S1−1」という。)。値数キー(1−51)であれば、表示装置(1−4)の第1行表示領域(1−41)にそのデータを送り表示をする(S1−2)。そして、再び入力装置(1−5)からのキー入力があるのを待つことになり、S1−1に進む。
【0037】
従って、値数キー(1−51)が押下されれば、この処理を繰返すことになり、値数データの入力が行われる。そして、第1行表示レジスタ(1−31)の保存内容も更新され第1行表示領域(1−41)に表示される。図2の(1)では、値数キー「1」「2」「3」が押下され、その時の表示装置(1−4)の表示状態を表わしており、第1行表示領域(1−41)に「123」と表示されている。
【0038】
図3のS1−1で「+」、「−」、「×」、「÷」の四則演算キー(1−52)或いはイコールキー(1−53)が押下された場合には、S1−3に進み、最初の四則演算キー(1−52)かどうかを判断する。最初の四則演算キー(1−52)であれば、すでに入力した値数データを第2行表示レジスタ(1−32)に保存し、表示装置(1−4)の第2行表示領域(1−42)に表示をする(S1−4)。
【0039】
そして、四則演算キー(1−52)が押下された内容の演算記号を演算記号表示レジスタ(1−33)に保存し、演算記号表示領域(1−43)に表示する(S1−5)。今回は、第1行表示領域(1−41)内の左端に演算記号表示領域を設けている。これは、この領域に限らず右端であってもよく、これに限定するものではない。次に、すでに入力した値数データを表示していた第1行表示領域の表示内容をクリアにする(S1−6)。そして、再び入力装置(1−5)からのキー入力があるのを待つことになり、S1−1に進む。
【0040】
図2の(2)では、最初の四則演算キー「+」が押下された状態の表示装置(1−4)の表示状態を表わしており、第1行表示領域(1−41)の値数データの表示内容がクリアにされ、第2行表示領域(1−42)に、その値数データが表示され、演算記号の「+」が演算記号表示領域(1−43)に表示されている。
【0041】
図3のS1−3で最初の四則演算キーでない場合、もしくはイコールキー(1−53)の場合には、S1−7に進み、四則演算キー(1−52)かイコールキー(1−53)かを判断する。四則演算キー(1−52)が押下されることにより、演算処理を行う(S1−8)。この場合には、S1−7で押下された四則演算キーまでの演算を行うことになる。この演算処理については、図1のROM(1−2)内にある四則演算プログラムにより演算を行い、その演算結果を導くことができる。なお、演算結果は、演算結果レジスタ(1−37)に保存される。そして、第2行表示レジスタ(1−32)のデータをその演算結果に更新し、表示装置(1−4)の第2行表示領域(1−42)にそのデータを送り表示をする(S1−9)。演算結果であることを表わす演算結果記号を演算結果記号表示レジスタ(1−34)に保存し、第2行表示領域(1−42)にそのデータを送り表示する(S1−10)。そして、第1行表示レジスタ(1−31)の内容をクリアにし、第1行表示領域(1−42)に表示されている値数データを消去する(S1−11)。
【0042】
そして、再び入力装置(1−5)からのキー入力があるのを待つことになり、S1−1に進む。図2の(4)では、四則演算キーの押下が2回目以降である場合の表示装置(1−4)の表示状態を表わしており、四則演算キーである「÷」が押下され、第2行表示領域にそれまでの演算結果である「168」と演算結果記号である「Σ」が表示されている。また、第1行表示領域には、四則演算キーを押下された演算記号である「÷」が表示され、値数データはすべてクリアにされ、値数データの表示はない。S1−7で、四則演算キーでない場合、すなわちイコールキー(1−53)と判断された場合には、S1−12に進み、それまでの演算処理を行う。演算処理については、S1−8と同様に四則演算プログラムにより演算を行い、その演算結果を導き、演算結果レジスタ(1−37)に保存する。そして、そのデータを第1行表示レジスタ(1−31)に保存し、表示装置(1−4)の第1行表示領域(1−41)にそのデータを表示する(S1−13)。
【0043】
第2行表示レジスタ(1−32)内の保存データはクリアにし、第2行表示領域(1−42)に表示していた表示データを消去して(S1−14)、四則演算の処理が終了となる。図2の(6)では、イコールキー(1−53)が押下された場合の表示装置(1−4)の表示状態を表わしており、イコールキー(1−53)が押下され、演算結果である「28」を第1行表示領域(1−41)に表示されている。そして、第2行表示領域(1−42)の表示データは消去され何も表示はされない。ところで、S1−1で、値数キー(1−51)や四則演算キー(1−52)やイコールキー(1−53)以外のキーが押下された場合には、押下されたキーの処理内容を処理して終了となる(S1−15)。
【0044】
図4は、四則演算を行う際、入力装置から入力された値数データで、直前に入力した値数データを表示する動作におけるキー入力とその時の表示状態を表わした図であり、以下に説明する。
【0045】
演算式の例は、図2と同様に「123+45÷6=28」であり、左側から順番に計算を行うものとする。電子計算機をクリアした状態から、値数キー(1−51)を押して数値「123」を入力すると、それを第1行表示領域(1−41)に表示する(図4の(1))。
【0046】
次に、「+」である四則演算キー(1−52)を押すと、押した四則演算記号を演算記号表示領域(1−43)に表示し、第1行表示領域(1−41)の値数は消去され、第2行表示領域(1−42)に値数データを表示し、直前入力記号表示領域(1−44)に表示する(図4の(2))。そして、次の値数データである「45」を押すとそれを第1行表示領域(1−41)に表示する(図4の(3))。
【0047】
次の四則演算キーである「÷」を押すと、直前の値数データである「45」を第2行表示領域(1−42)に表示し、第1行表示領域(1−41)に表示してあった値数データを消去し、演算記号表示領域(1−43)に演算記号である「=」を表示する(図4の(4))。そして、次の値数データである「6」を押すと第1行表示領域(1−41)に表示を行い(図4の(5))、最後にイコールキー(1−53)を押すと、最終計算結果である「28」を第1行表示領域(1−41)に表示し、第2行表示領域(1−42)には、直前の値数データである「6」を表示して終了する(図4の(6))。
【0048】
図5は、電子計算機の第2行表示領域に直前に入力した値数を表示するためのフローチャートである。この場合は、前述したようにモードスイッチ(1−54)はモード2のポジションとなる。その説明を図1のブロック図と図2の表示内容を使って以下に説明する。
【0049】
まず、入力装置(1−5)からキー入力があり、そのキー入力が「0」〜「9」、小数点などの値数キー(1−51)か、「+」、「−」、「×」、「÷」の四則演算キー(1−52)或いはイコールキー(1−53)か、それ以外のキーかを判断する(S2−1)。値数キー(1−51)であれば、表示装置(1−4)の第1行表示領域(1−41)に表示をする(S2−2)。
【0050】
そして、再び入力装置(1−5)からのキー入力があるのを待つことになり、図5のS2−1に進む。従って、値数キー(1−51)が押下されれば、この処理を繰返すことになり値数データの入力が行われる。図4の(1)では、値数キー「1」、「2」、「3」が押下され、その時の表示装置(1−4)の表示状態を表わしており、第1行表示領域(1−41)に「123」と表示されている。
【0051】
図5のS2−1で「+」、「−」、「×」、「÷」の四則演算キー(1−52)或いはイコールキー(1−53)が押下された場合には、S2−3に進み、入力された値数データをRAM(1−3)内の値数データレジスタ(1−36)に保存する(S2−3)。次に、四則演算キー(1−52)かどうかを判断する(S2−5)。
【0052】
四則演算キー(1−52)であれば、S2−3で保存した値数データレジスタ(1−36)の値数データを第2行表示領域(1−42)に表示をする(S2−5)。すなわち、直前に入力した値数データを第2行表示領域(1−42)に表示されることになる。次に、直前入力記号表示レジスタ(1−35)のデータを、表示装置(1−4)の第2行表示領域(1−42)内にある直前入力記号領域(1−44)に送り、直前の入力である記号を表示する(S2−6)。
【0053】
次に、ステップS2−4で押下された四則演算キー(1−52)の演算記号を演算記号表示レジスタ(1−33)に保存されているデータを第1行表示領域(1−41)内にある演算記号領域(1−44)に送り表示する(S2−7)。次に、S2−2で第1行表示領域(1−41)に表示していた値数データを消去し、第1行表示レジスタ(1−31)の保存データをクリアにする(S2−8)。そして、再び入力装置(1−5)からのキー入力があるのを待つことになり、S2−1に進む。
【0054】
図4の(2)では、四則演算キー「+」が押下された状態の表示装置(1−4)の表示状態を表わしており、第1行表示領域(1−41)の値数データの表示内容がクリアにされ、演算記号の「+」が演算記号表示領域(1−43)に表示されている。第2行表示領域(1−42)には、直前に入力された値数データ「123」が表示され、直前入力記号領域(1−44)に直前の入力である記号「⊂」が表示されている。
【0055】
図5のS2−4で、四則演算キーでない場合、すなわちイコールキー(1−53)の場合には、S2−9に進み、それまでの演算処理を行う。演算処理については、図1のROM(1−2)内にある演算プログラム(1−21)により演算を行い、演算結果を演算結果レジスタ(1−37)に保存する(S2−9)。そして、演算結果レジスタ(1−37)に保存した演算結果のデータを表示装置(1−4)の第1行表示領域(4−41)に送り表示を行い(S2−10)、ステップ2−3で値数データレジスタ(1−36)に保存した値数データを表示装置(1−4)の第2行表示領域(1−42)に送り表示する(S2−11)。
【0056】
そして、直前入力記号表示レジスタ(1−35)に保存されている直前の入力であることを表わす直前入力記号を第2行表示領域(1−42)内の直前入力記号領域(1−44)に表示して終了する(S2−12)。
【0057】
図4の(6)では、イコールキー(1−53)が押下された場合の表示装置(1−4)の表示状態を表わしており、イコールキー(1−53)が押下され、演算結果である「28」を第1行表示領域(1−41)に表示されている。そして、第2行表示領域(1−42)には、直前に入力された値数データ「6」が表示され、直前入力記号領域(1−44)には直前入力記号である「⊂」が表示されている。ところで、S2−1で、値数キー(1−51)や四則演算キー(1−52)やイコールキー(1−53)以外のキーが押下された場合には、押下されたキーの処理内容を処理して終了となる(S2−13)。
【0058】
ところで、表示装置の第1行表示領域と第2行表示領域の位置は、どちらでも良いことは言うまでもない。従って、使用者が使い勝手の良い方を選択できるようにスイッチを設けることが可能である。本発明では、このように第1行表示領域と第2行表示領域の表示内容の切り換えを表示切換スイッチ(1−55)で行うものである。
【0059】
図2と図6がその時の表示内容を表わしたものである。表示内容は、第1行表示領域の内容と第2行表示領域の内容とが入れ替わっており、それ以外は全て同じである。なお、図6の説明とそれに関するフローチャートは、第1行表示領域と第2行表示領域との内容が入れ替わる内容となるので詳細な説明は省略する。
【0060】
また、図7では、第1行表示領域と第2行表示領域との表示文字の大きさを変えた場合の表示例である。図7の(1)では、第1行表示領域より第2行表示領域の方が、文字の大きさを大きくしており、反対に、図7の(2)では、第2行表示領域より第1行表示領域の方が文字の大きさを大きくしている。こうすることにより、計算結果や直前の入力データを強調することが可能となり、より操作性が向上することになる。
【0061】
上記のように、2行の表示装置を使用して入力データを確認しながら操作が出来るので使い勝手が良い計算機が提供できる。第1行表示領域と第2行表示領域とを一体にして液晶でドット表示を使った表示装置を使用すれば、第1行表示領域と第2行表示領域の文字の大きさも任意に変えられることが可能となる。なお、第1行表示領域と第2行表示領域とを別々の表示装置で構成しても何ら支障がないことは言うまでもない。また、第1行表示領域と第2行表示領域とを上下に配置している場合を説明したが、電子計算機が横に長い製品の場合は、当然表示装置も横幅が長くなると考えられるので、第1行表示領域と第2行表示領域とを左右に配置しても可能である。
【0062】
その他、本発明は上記しかつ図面に示した実施の形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変形して実施できることは勿論である。
【0063】
【発明の効果】
請求項1に記載の表示方法によれば、途中演算結果及び直前に入力された値数のいずれか一方を第2行表示領域に表示させ、さらにその表示内容を表す記号を併せて表示させるので、第2行表示領域の表示内容を明確に把握し、その表示内容に基づいて、計算誤りおよび入力誤りの発見を容易にし、入力誤りを可及的に少なくすることができる。
【0064】
請求項2に記載の電子計算機によれば、途中演算結果及び直前に入力された値数のいずれか一方が第2行表示領域に表示され、さらにその表示内容を表す記号が併せて表示されるので、第2行表示領域の表示内容を明確に把握し、その表示内容に基づいて、計算誤りおよび入力誤りの発見を容易にし、入力誤りを可及的に少なくすることができる。
【0065】
請求項3に記載の電子計算機によれば、電子計算機を操作する上で、操作者が、第2行表示領域に表示させる内容を、容易に選択することができる。したがって操作者が意図とする機能が使用でき、より操作性が向上する。
【0066】
請求項4に記載の電子計算機によれば、途中演算結果及び直前に入力された値数のいずれか一方を表示する表示場所を、容易に選択できるようになる。したがって操作者が意図とする表示場所を指定することができ、より表示が見やすくなる。
【0067】
請求項5に記載の電子計算機によれば、電子計算機の表示で、第1行表示領域の表示文字と第2行表示領域の表示文字との大きさに違いを付けることにより、表示内容の強調性に強弱が付き認識が容易になる。また、表示装置全体の面積を小さくでき、表示装置のコストダウンになる。
【0069】
請求項6に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、コンピュータに前述のような表示を実行させるプログラムを記録する記録媒体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の装置構成を示すシステムブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態の表示例の説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態のフローチャート図である。
【図4】本発明の一実施の形態の表示例の説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態のフローチャート図である。
【図6】本発明のその他の表示例の説明図である。
【図7】本発明のその他の表示例の説明図である。
【符号の説明】
1−1 CPU
1−2 ROM
1−21 演算プログラム
1−3 RAM
1−31 第1行表示レジスタ
1−32 第2行表示レジスタ
1−33 演算記号表示レジスタ
1−34 演算結果記号表示レジスタ
1−35 直前入力記号表示レジスタ
1−36 値数データレジスタ
1−37 演算結果レジスタ
1−4 表示装置
1−41 第1行表示領域
1−42 第2行表示領域
1−43 演算記号領域
1−44 演算結果/直前入力記号表示領域
1−5 入力装置
1−51 値数キー
1−52 四則演算キー
1−53 イコールキー
1−54 モードスイッチ
1−55 表示切換スイッチ
1−6 表示制御部
1−7 入力制御部
1−8 記憶装置
Claims (6)
- 第1行表示領域と第2行表示領域とを有する表示手段と、
演算プログラムを記憶した記憶手段と、
値数や四則演算指示を入力する入力手段とを用いて前記演算プログラムで演算を実行して表示する表示方法であって、
前記第1行表示領域に、前記入力手段より入力された値数及び前記四則演算指示の入力に係る演算記号を表示するステップと、
前記第2行表示領域に、前記入力手段から入力された値数と四則演算指示に基づき前記演算プログラムにより演算する途中演算結果及び前記入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方を表示し、
第2行表示領域に表示された内容が途中演算結果であるのか或いは直前に入力された値数であるのかを示す記号を表示するステップを備えたことを特徴とする表示方法。 - 第1行表示領域と第2行表示領域とを有する表示手段と、
演算プログラムを記憶した記憶手段と、
値数や四則演算指示を入力する入力手段とを備え、前記演算プログラムで演算を実行する電子計算機において、
前記第1行表示領域には、前記入力手段より入力された値数及び前記四則演算指示の入力に係る演算記号を表示し、
前記第2行表示領域には、前記入力手段から入力された値数と四則演算指示に基づき前記演算プログラムにより演算する途中演算結果及び前記入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方を表示し、
第2行表示領域に表示された内容が途中演算結果であるのか或いは直前に入力された値数であるのかを示す記号を表示する表示制御手段を有することを特徴とする電子計算機。 - 前記表示制御手段にて、第2行表示領域に、途中演算結果及び直前に入力された値数のうちのいずれを表示するかを切り換える切り換え手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の電子計算機。
- 前記第1行表示領域と前記第2行表示領域に表示する内容を入れ換える入れ換え手段を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の電子計算機。
- 前記表示制御手段は、前記第1行表示領域と前記第2行表示領域に表示する文字の大きさを変えて表示することを特徴とする請求項2乃至請求項4に記載の電子計算機。
- 第1行表示領域と第2行表示領域とを有する表示手段と、
値数や四則演算指示を入力する入力手段とを備えたコンピュータに、
入力された値数及び四則演算指示の入力に係る演算記号を第1行表示領域に表示する機能と、
演算プログラムにより演算する途中演算結果或いは前記入力手段から直前に入力された値数のうち、いずれか一方を第2行表示領域に表示させる機能と、
第2行表示領域に表示している内容が途中演算結果或いは直前に入力された値数であるのかを示す記号を表示させる機能を実行させるプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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