JPH0368010A - 端末装置における入力指示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 キー入力を指示する表示機能を有する表示部と多数の入
力キーとを備える端末装置の入力指示方式に関する。

〔従来の技術〕

多数の入力キーを備える端末装置においては、入力に使
用すべきキーを選択することが困難であって誤入力を生
じる主要な原因となっている。

例えば、機能Ａに割当られているファンクションキー群
と機能Ｂに割当られているファンクションキー群とがあ
るとき、表示部から要求された入力に応答するためには
上記の機能へに割当られているファンクションキー群の
いずれかを選択して入力すべきであるにも係わらず、誤
って機能Ｂに割当られているファンクションキー群に含
まれるキーを操作してしまうことがある。

このような誤りを避けるための従来技術としては、入力
に使用しないキーを機械的にロックしたり、あるいはソ
フトウェアによってその入力を無効にすることが行われ
ている。

しかしながら、上記の機械的方法においては端末装置の
構造が複雑になるために小型の端末には適用し難いばか
りでなくその制御手段が必要になり、またソフトウェア
による場合にはプログラムが複雑になってプロセッサの
処理に時間を要するようになるという問題があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は簡単な横絞によってキー入力に使用すべきキー
群を指示し得るようにし、これによって誤入力を減少さ
せるようにすることを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

キー入力を指示する表示機能を有する表示部と、多数の
入力キーとを備える端末装置において、上記入力キーを
その機能に基づいて色分けし、上記表示部においてはこ
の入力キーの色を指定して入力に使用すべきキーの範囲
を指示するようにした。

〔作　用〕

第１図の原理図に示すように、それぞれ四角形として示
した多数のキーを備える端末装置において、この多数の
キーを点線で囲って示したようにそれぞれ機能が異なる
複数の群、すなわちＡ−Ｆのセクションに色分けする。

なお、図示の例ではセクションごとに色が異なることを
示すため、各セクションにそれぞれ異なるハツチングを
して示した。

そして、例えば青色に色分けされているＢセクションキ
ーからの入力を要求するとき、表示ＦｆｆりＤでは例え
ば図示のように「アオイロノキー　カラセンタクシテ　
ニュウリョク　シテクダザイ」というような表示を行う
。

このように入力繰作すべきキーの範囲が色によって指示
されるので誤って他の色のキーによって入力を行う恐れ
が少なく、入力ミスを防ぐことができる。

なお、この端末装置は電源の投入や入力されたデータの
処理の結果に応じた入力を指示する機能を有しているか
、あるいは図示しないケーブルなどによってホストに接
続されて入力の指示を行うものであることはいうまでも
ない。

（実施例〕 第２図（ａ）は本発明を車両の検査・修理などのデータ
の管理に用いる携帯端末に適用した実施例を示すもので
、バーコード１は自動車などの車両に予め当該車両を識
別するために付与された車両コードを示すものであって
、例えばシールまたはラベルとしてダツシュボードなど
に取付けられており、このバーコードｌをハンドベルト
ターミナルとして横絞されている携帯端末３に設けたバ
ーコードリーダ２で読取ることによって車両識別のため
の車両コードを入力する。

この携帯端末３は表示部３．と本発明によって色分けさ
れた多数のキーを含むキーボード部３゜とを備えており
、入力されたデータを格納するためのＲＡＭカード４が
図示を明瞭にするために一部挿入された状態で示しであ
る。なお、このキーボード部３．は検査・修理の際に油
や汚れが機内に侵入しないようにするために、プラスチ
ック皮膜を介してキーを操作するように構成されている
ものであり、このプラスチック皮膜に割当られている入
力データが印刷などによって記入されている。

第２図ら）は上記キーボード部３２を具体的に例示した
ものであり、Ｑ〜９キーおよび小数点キーからなるテン
キーおよび実行キーに加えて車両の検査・修理の際に頻
繁に行われる処理の入力に割当られたキーが示されてい
る。

より詳細にいえば、（ｂ）図の１行１列〜３列および２
行１列〜２列の５つの青色地のキーは検査の種類ごとに
割当られており、２行３〜４列および３〜４行のｌＯの
緑色地のキーは頻繁に行われる修理の種類に割当られて
おり、５行４列の緑色地のキーは上記１０種類以外の修
理が行われたときにテンキーあるいはバーコードリーグ
などから修理内容を入力するためのキーである。

そして、１行４列の赤色地のキーは事故などの際に臨時
に整備を行なったときに入力するキーであり、５行１〜
３列、６行１〜３列、７行１〜３列および８行１〜２列
の黒地のキーは小数点を含む数字入力のためのテンキー
であり、６行４列および７行４列の黒地のキーはそれぞ
れ入力ステップを戻すためおよび入力したデータを訂正
するためのキーであり、８行の３列と４列に跨がる黄色
地の大きなキーは上記のキーで入力したデータをプロセ
ッサなどに転送するためのキーである。

第３図は第２図（ａ）に示した表示部３における表示の
例であって、同図（ａ）は例えばこの携帯端末の電源を
投入した後、バーコードリーグによって車両に設けられ
ているバーコードを読取って当該車両に割当られている
コードを入力した後に表示される入力指示であって貴地
あるいは赤地のキーのいずれかによって入力すべきこと
が指示されている。

この指示にしたがって、１行１列〜３列および２行１列
〜２列の５つの青色地のキーあるいは１行４列の赤色地
のキーのいずれかを選択して押圧することによって作業
内容が入力される。

仮に１行１列の青色地のキー「スケジュール点検」のキ
ーを押圧したとすると、表示部３１には第３図（ｂ）に
示すように「サギョウコウモク　ＩＮＰＵＴＪという表
示とｒＧＲＥＥＮ：ツイカ」および「カンリョウ：オワ
リ」という入力指示が行われる。

したがって、作業を行っていれば緑色地のキーを選択し
て入力すればよく、もしタイヤの交換を行っていれば２
行３列の「タイヤ」キーを押圧することによって作業内
容が入力され、また作業を行っておらず、入力が完了し
ていれば黄色地の「人ノＪ／　（完了）」キーを押圧す
ることによって入力は終了してそれまでに入力されたデ
ータはプロセッサなどに送られる。

このような入力は、検査あるいは修理などの処理の１ス
テツプが終了した後、あるいはすべての処理が完了した
後などの適当な時期に行うことができる。

なお、定型的な処理については、それぞれの処理ごとに
設定されているコードをバーコードとして台紙上に印刷
などによって記録しておき、上記したバーコードリーダ
２によって入力するように構成することができる。また
、この台紙は入力すべき検査および処理の種別が多いと
きには複数の台紙を綴じ合わせて本のような構造として
おくことができることはいうまでもない。

また、上記の黒地のテンキーによって車両の走行距離や
ガソリンの消費量、作業回数などを入力し得るばかりで
なく、バーコードリーダ３による入力が不調だったり、
車両から離れている場合には車両コードを入力すること
ができ、また、希に行なわれる作業の内容を示すコード
なども入力することができる。

第２図に示したようにＲＡＭカード４がこの携帯端末３
に接続されている場合には、このＲＡＭカードをホスト
コンピュータシステムに接続されているＲＡＭカード読
取装置によって読取り、読取られた車両コード、処理コ
ードおよび部品コードによってホストコンピュータシス
テムにおいて検査料金や部品代および修理料金などを読
出すように構成することができる。

なお、このＲＡＭカード読取装置としては上記携帯端末
３を兼用し、そのＲ３２３２Ｃなどの出力ボートからホ
ストコンピュータシステムに上記のようなデータを伝送
することができることは明らかであろう。

〔発明の効果〕

本発明によれば、入力キーをその機能に基づいて色分け
し、表示部においてはこの入力キーの色を指定して入力
に使用すべきキーの範囲を指示するようにしたため、誤
ったキーからの入力を避けることかできるので入力ミス
によるデータの誤りが発生しないという格別の効果を達
成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示す携帯端末の図、第２図は本
発明の実施例を示す図、 第３図は表示部における表示の例を示す図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キー入力を指示する表示機能を有する表示部と、多数の
   入力キーとを備える端末装置において、上記入力キーを
   その機能に基づいて色分けし、上記表示部においてはこ
   の入力キーの色を指定して入力に使用すべきキーの範囲
   を指示するようにしたことを特徴とする入力指示方式。