JP3759063B2 - 電子機器の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子機器の取付構造に係り、特に、制御対象を制御する調節計などの電子機器をその背面側で支持レールに支持させてなる電子機器の取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、調節計などの電子機器は、図8に示すように、その背面側でいわゆるDINレールと称される支持レールに支持させて使用されることが多い。
【0003】
すなわち、絶縁基台1にケース3を被せて構成される電子機器本体5のその基台1の背面側に、それを横切るように扁平な凹溝7を形成し、この凹溝7に臨む片方の縁部(図中上側)から1対の係合突部9、11を間隔を置いて突設させ、同じく基台1の背面側には下端から凹溝7まで延びる横断面凸状の支持溝13を形成し、この支持溝13に横断面凸状の留め具15をスライド可能にはめ込み、凹溝7には横断面台形状に屈曲成形した扁平な長尺状支持レール17をはめ、この支持レール17の両側に形成される係合辺19、21のうち片側の係合辺19には上述した1対の係合突部9、11を係合させるとともに、留め具15の先端を他方の係合辺21に係合させてなる構成である。
【0004】
支持レール17は、図示しない固定手段によって固定されており、留め具15は、長方形の窓部23の内側に弾性係止片25を突設させてなり、支持レール17の係合辺21と係合する状態で、支持溝13の底面に形成された係止凹部(図8では隠れて見えない。)に係止され、動きが一時的にロックされている。
【0005】
支持レール17から電子機器本体5を取り外す場合には、図8中の破線のように、留め具15を支持レール17から離れるように後退させて係合を外し、1対の係合突部9、11との係合を外す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した電子機器の取付構造は、支持レール17の両側係合辺19、21を1対の係合突部9、11と留め具15で挟むように係合して固定する構成であるから、支持レール17に多数の電子機器本体5を着脱可能に固定する構成には適するが、1個又は2〜3個の電子機器本体5を支持板など平らな支持部材に直接固定する場合には対応し難い。
【0007】
もっとも、図示はしないが、電子機器本体5の基台1に背面側までねじ孔を形成し、支持板にねじ止めする構成も考えられるが、実際に実施する場合、基台1からケース3を外してねじ止めした後、再度、ケース3を基台1に被せる必要があって作業が非常に煩雑である。
【0008】
本発明はこのような状況の下になされたもので、電子機器を支持レールへ着脱可能に固定できるうえ、支持板など平らな支持部材へも着脱可能に固定することが容易で、構成や操作も簡単な取付構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明は、電子機器本体と、この電子機器本体の背面に形成された係合突部であって、その電子機器本体の当該背面を長尺状の支持レールに当接させたとき、当該支持レールの長手方向片側に形成された第1の係合辺に間隔を置いて係合される複数の係合突部と、その支持レールの他方の片側に第1の係合辺と平行に形成された第2の係合辺に先端が係合される係合位置にロックされる第1の留め具であって、当該第2の係合辺から離れて係合が外れる所定位置に変位してロック決めされるようその電子機器本体にスライド可能に支持された第1の留め具と、それら係合突部の間にあってその支持レールを挟んで第1の留め具と先端を対向させた状態で配置されるとともに、所定位置にロックされるようにその電子機器本体にスライド可能に支持された第2の留め具と、を具備している。
【0010】
そして、上記第1および第2の留め具は、その支持レールに向けた先端とは反対端部にねじ孔を各々有し、その支持レールから離れたそれら所定位置に各々ロックしたとき、そのねじ孔がその電子機器本体から突出する位置に位置決めされる。
【0011】
また、本発明において、上記第1および第2の留め具は、上記電子機器本体の背面に対して圧接された弾性係止片を有し、その電子機器本体は、第1の留め具が第2の係合辺に係合する位置にあるとき上記係止片と係止してロックする第1の係止凹部と、それら第1および第2の留め具がそのねじ孔を突出させる位置にあるとき各々の係止片と係止してロックする第2の係止凹部を各々有する構成にすると良い。
【0012】
さらに、本発明において、上記第1および第2の留め具は同一形状とすることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電子機器の取付構造の形態を示す斜視図である。
【0014】
図1において、電子機器本体27は、制御対象を制御する調節計その他の電子機器を構成するものであり、合成樹脂を縦長のブロック板状に成形した絶縁基台29を縦置きし、この基台29に合成樹脂製の箱形ケース31を被せて構成されており、正面側が操作パネルとなっているが、図では隠れて見えない。
【0015】
電子機器本体27の内部には、電子回路基板その他が基台29やケース31に固定されているが、本発明の要部ではないので説明や図示を省略する。
【0016】
基台29の背面側における上下方向の中程には、後述する支持レール33の幅寸法より僅かに広い幅寸法を有する扁平な凹溝35が基台29を横に横切るように形成されている。
【0017】
凹溝35に臨む片方の縁部(図中上側)からは、1対の係合突部37、39が互いに間隔を置き、凹溝35上にせり出すとともに凹溝35の底と若干の間隔を置くように一体的に突設されている。
【0018】
凹溝35には、例えば細長い金属板を横断面が扁平な台形になるよう屈曲成形した長尺状支持レール33がはまるようになっており、支持レール33の両側にこの長手方向に沿って平行して形成された第1、第2の係合辺41、43のうち片側の第1の係合辺41に係合突部37、39が係合し、図2Aに示すように、支持レール33を抑えるようになっている。
【0019】
基台29の背面側における凹溝35より下側領域にあって、係合突部37、39で挟まれた領域の延長領域には、支持溝45が基台29の下端から凹溝35まで形成され、この支持溝45には第1の留め具47が凹溝35に対してスライド自在にはめられている。
【0020】
支持溝45は、図3および図4のように横断面凸状に形成されており、その長手方向両側には差込溝49が基台29の下端から凹溝35に至らずその近傍まで形成されている。
【0021】
第1の留め具47は、図5に示すように、支持溝45と同じ横断面凸状にして細長い板状に合成樹脂で成形され、短辺方向の両側にはその長手方向に延びる差込片51を有しており、差込片51を差込溝49に差し込むようにして基台29の下側から支持溝45にはめられ、スライド可能になっている。
【0022】
第1の留め具47は、図1および図5に示すように、長方形の窓部53が貫通形成されており、先端47aから遠い方の内壁から先端47aに近い方の内壁に向けて片持ち支持するように突設された円弧状の弾性係止片55を有し、係止片55の先端55aが第1の留め具47の下面から若干突出するようになっているが、支持溝45にはめ込まれた状態では、係止片55がその底部を弾性的に圧接する。
【0023】
第1の留め具47は、先端47aと反対側の端部(図中下側端部)には、ねじ孔57が貫通形成されている。
【0024】
第1の留め具47は、支持溝45にはめられて先端47aが凹溝35に突出するようスライドされたとき、図1および図6に示すように、その先端47aで第2の係合辺43に係合し、支持レール33を抑えるようになっている。
【0025】
支持溝45の底部には、第1の留め具47の先端47aが支持レール33の第2の係合辺43に係合した状態にあるとき、図2B、図4および図6に示すように、係止片55が係止されて第1の留め具47の動きを一時的にロックする第1の係止孔59が形成されるとともに、第1の留め具47が後退し、その先端47aと第2の係合辺43との係合が外れた状態にあるとき、係止片55が係止されて第1の留め具47の動きを一時的にロックする第2の係止孔61が第1の係止孔59近くに形成されている。
【0026】
第1の係止孔59から第2の係止孔61に向けて上り斜面60となっており、第1の留め具47の係止片55が第2の係止孔61側から第1の係止孔59側へスライドし難くなっている。
【0027】
第1の留め具47は、後退して係止片55が第2の係止孔61に係止された状態で、ねじ孔57が基台29の下端から十分突出するような寸法や位置関係になっている。
【0028】
基台29の背面側において、凹溝35より上側領域の係合突部37、39で挟まれた領域には、図1に示すように、支持溝63が基台29の上端から凹溝35まで形成され、第2の留め具65が凹溝35に対してスライド自在にはめられている。
【0029】
この支持溝63は、図4に示すように、支持溝45と同じように横断面凸状に形成されており(図3参照)、その長手方向両側には差込溝67が凹溝35に至らずその近傍まで形成されている。
【0030】
第2の留め具65は、図5に示すように、第1の留め具47と同一の材料で同一形状に成形され、その両側に長手方向に沿って形成された差込片69を基台29の差込溝67に差し込むようにし、支持溝63にスライド可能にはめられている。
【0031】
第2の留め具65は、第1の留め具47と同様に窓部71や係止片73を有し(図5参照)、係止片73の先端73aが第2の留め具65に下面から若干突出する状態となっており、支持溝63にはめられた状態でその底部を弾性的に圧接している。
【0032】
第2の留め具65は、先端65aとは反対側の端部(図中上側端部)に、ねじ孔75が貫通形成されている。
【0033】
第2の留め具65は、支持溝63にはめられて先端65aが凹溝35に突出するようスライドされたとき、図6に示すように、その先端65aで支持レール33の第1の係合辺41に係合し、支持レール33を抑えるようになっている。
【0034】
支持溝63の底部には、第2の留め具65の先端65aが支持レール33の第1の係合辺41に係合した状態にあるとき、係止片73が係止されて第2の留め具65の動きを一時的にロックする第1の係止孔77が形成されるとともに、第2の留め具65が後退し、その先端65aと第1の係合辺41との係合が外れた状態にあるとき、係止片73が係止されて第2の留め具65の動きを一時的にロックする第2の係止孔79が第1の係止孔77の近くに形成されている。
【0035】
第1の係止孔77から第2の係止孔79に向けて上り斜面78となっており、第2の留め具65の係止片73が第2の係止孔79側から第1の係止孔77側へスライドし難くなっている。
【0036】
しかも、第2の留め具65も、係止片73が第2の係止孔79に係止された状態で、ねじ孔75が基台29の上端から十分突出するような寸法や位置関係になっている。
【0037】
なお、第1、第2の留め具47、65は、係止片55、73の先端55a、73aにテーパを有し、ある一定以上の力を加えることにより、第1の係止孔59、77側と第2の係止孔61、79側との間でスライドが容易になっている。
【0038】
次に、上述した本発明に係る電子機器の取付構造の使用例を説明する。
まず、電子機器本体27を支持レール33に支持させる場合を説明する。
【0039】
第1の留め具47を下方に引き下げ、係止片55を第2の係止孔61に係止させて後退位置にロックした状態で、支持レール33の第1の係合辺41を1対の係合突部37、39の下に差し込むようにして支持レール33を凹溝35にはめる。
【0040】
その後、第1の留め具47を上方に引き上げ、先端47aを支持レール33の第2の係合辺43に係合させて係合位置にロックすれば、電子機器本体27が1対の係合突部37、39と第1の留め具47の3点で支持レール33に係合され、電子機器本体27が支持レール33に支持される。
【0041】
なお、第2の留め具65は、下方に引き下げて係止片73を第1の係止孔77に係止させて係合位置にロックさせた状態にしても、上方に引き上げて係止片55を第2の係止孔61に係止させて後退位置にロック状態にしておいても良い。第2の留め具65を下方に引き下げて支持レール33に係合されば、電子機器本体27が支持レール33により確実に支持されるであろう。
【0042】
次に、電子機器本体27を支持板に支持する場合を図7を参照して説明する。この場合、図7に示すように、電子機器本体27の第1の留め具47を下方に引き下げ、係止片55を第2の係止孔61に係止させて後退位置にロックさせる一方、第2の留め具65を上方に引き上げ、係止片73を第2の係止孔79に係止させて後退位置にロックさせる(図1中破線を参照。)。
【0043】
この状態では、第1、第2の留め具47、65の端部に設けたねじ孔57、75が、基台29から突出した位置に位置決めされ、予め取付孔81を設けた支持板83に対し、第1、第2の留め具47、65のねじ孔57、75をその取付孔81に揃えるようにして第1、第2の留め具47、65を支持板83に当接させ、電子機器本体27の背面側を支持板83に重ねる。
【0044】
その後、第1、第2の留め具47、65のねじ孔57、75側からねじ85を取付孔81まで通し、支持板83の裏面側でナット87を締めれば、電子機器本体27が支持板83に固定される。
【0045】
そして、電子機器本体27を取り外す場合には、ナット87を弛めてねじ85を引き抜けば良い。
【0046】
このように、本発明の取付構造は、電子機器本体27の基台29の背面側に支持レール33をはめる扁平な凹溝35を横切るように形成し、この凹溝35に臨む片方の縁部には1対の係合突部37、39を凹溝35上にせり出すように間隔を置いて突設させ、基台29の下端から凹溝35まで支持溝45を形成し、この支持溝45に第1の留め具47を凹溝35に対してスライド自在にはめ、この第1の留め具47には窓部53とこの窓部53内に片持ち支持するように弾性係止片55を突設し、第1の留め具47の先端47aが凹溝35に突出して支持レール33の第2の係合辺43に係合したとき、その係止片55が係止する第1の係止孔59をその基台29に形成し、第1の留め具47が後退して先端47aと第2の係合辺43との係合が外れた状態にあるとき、係止片55が係止される第2の係止孔61をその基台29に形成している。
【0047】
そして、基台29の背面側において、凹溝35より上側領域の係合突部37、39で挟まれた領域には、基台29の上端から凹溝35まで支持溝63を形成し、この支持溝63に第2の留め具65をスライド自在にはめ、この第2の留め具65には第1の留め具47と同様に窓部71と係止片73を設け、その基台29には、支持溝63にはめた第2の留め具65の先端65aが凹溝35に突出するようスライドされたとき、係止片73が係止する第1の係止孔77と、第2の留め具63が後退して第1の係合辺41との係合が外れた状態にあるとき、その係止片73が係止する第2の係止孔79を形成した。
【0048】
さらに、第1、第2の留め具47、65は、その先端47a、65aとは反対側の端部にねじ孔57、75を設けるとともに、それら係止片55、73が第2の係止孔61、79に係止されたとき、各々ねじ孔57、75が基台29すなわち電子機器本体27から突出する位置に位置決めされるよう構成した。
【0049】
そのため、支持レール33を凹溝35にはめて係合突部37、39に係合させ、第1の留め具47を支持レール33に対して前進動させて支持レール33の第2の係合辺43に係合させ、第1の留め具47が第1の係止孔59に係合されて係合位置に一時的にロックされれば、支持レール33に電子機器本体27を支持させることができる。
【0050】
他方、第1、第2の留め具47、65を上下にスライドさせ、第2の係止孔61、79に係合して後退位置にロックさせれば、第1、第2の留め具47、65のねじ孔57、75が基台29から突出する位置に位置決めされ、平らな支持板83にねじ85で電子機器本体27をねじ止めできる。
【0051】
しかも、第2の留め具65をスライドさせて第1の係止孔77に係合させ、係合位置に一時的にロックさせれば、支持レール33との係合が可能となり、支持レール33に電子機器本体27を確実に支持させることができる。
【0052】
また、第1、第2の留め具47、65は同一形状に形成されているから、部品管理が簡単で、コスト低減に寄与する。もっとも、本発明では、必ずしも第1、第2の留め具47、65を同一形状とする必要はない。
【0053】
ところで、第2の留め具65は、基台29に対してスライド可能に支持させる必要はなく、ねじ孔75が基台29から突出する位置に固定的に形成する構成も可能である。
【0054】
さらに、本発明では、基台29にケース31を被せた構成の電子機器本体27に限らず、公知の電子機器に適用可能である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る電子機器の取付構造は、電子機器本体の背面に、この背面を長尺状の支持レールが当接されたとき当該支持レールの長手方向片側に形成された第1の係合辺に間隔を置いて係合される複数の係合突部と、先端がその支持レールの他方の片側に形成された第2の係合辺に係合される係合位置にロックされるとともに、当該第2の係合辺から離れて係合が外れる所定位置に変位してロックされるようその電子機器本体にスライド可能に支持された第1の留め具と、それら係合突部の間にあってその支持レールを挟む第1の留め具と先端が対向する状態でスライド可能に支持された第2の留め具とを設けた。
そして、上記第1および第2の留め具は、その支持レールに向けた先端とは反対端部にねじ孔を各々設け、その支持レールから離れる位置に変位してロックされたとき、そのねじ孔がその電子機器本体から突出する位置に位置決めされるよう構成した。
そのため、係合突部と第1の留め具によって電子機器を支持レールへ着脱可能に固定できるし、第1、第2の留め具によって支持板など平らな支持部材へも着脱可能に固定できるうえ、構成や取付操作も簡単である。
例えば、上記第1および第2の留め具には、上記電子機器本体の背面に対して圧接する弾性係止片を設け、上記電子機器本体には、第1の留め具が第2の係合辺に係合する位置にあるときその係止片と係止してそれを係合位置にロックする第1の係止凹部を設けるとともに、それら第1および第2の留め具がそのねじ孔を突出させる位置にあるとき各々の係止片と係止してそれらをねじ止め位置にロックする第2の係止凹部を各々設ける構成にすると良い。
そして、第1および第2の留め具を同一形状にすると、従来から使用している構成部品を共用化できるので、製造コストを低減できるし、部品管理も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器の取付構造の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す取付構造の断面図(Aは図1中のIIA−IIA間断面、Bは図4中のIIB−IIB間断面)である。
【図3】図1に示す取付構造の要部底面図である。
【図4】図1に示す取付構造の斜視図である。
【図5】図1に示す取付構造に用いる第1、第2の留め具を示す平面図Aおよび側面図Bである。
【図6】図1に示す取付構造の使用例を説明する断面図である。
【図7】図1に示す取付構造の使用例を説明する断面図である。
【図8】従来の電子機器の取付構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、29 基台
3、31 ケース
5、27 電子機器本体
7、35 凹溝
9、11、37、39 係合突部
13、45、63 支持溝
15 留め具
17、33 支持レール
19、21 係合辺
23、53、71 窓部
25、55、73 係止片
41 第1の係合辺
43 第2の係合辺
47 第1の留め具
47a、55a、65a、73a 先端
49、67 差込溝
51、69 差込片
57、75 ねじ孔
59、77 第1の係止孔
60、78 斜面
61、79 第2の係止孔
65 第2の留め具
81 取付孔
83 支持板(支持部材)
85 ねじ
87 ナット

Claims (3)

  1. 電子機器本体と、
    この電子機器本体の背面に形成された係合突部であって、前記電子機器本体の当該背面を長尺状の支持レールに当接させたとき、当該支持レールの長手方向片側に形成された第1の係合辺に間隔を置いて係合される複数の係合突部と、
    前記支持レールの他方の片側に前記第1の係合辺と平行に形成された第2の係合辺に先端が係合される係合位置にロックされる第1の留め具であって、当該第2の係合辺から離れて係合が外れる所定位置に変位してロックされるよう前記電子機器本体にスライド可能に支持された第1の留め具と、
    前記係合突部の間にあって、前記支持レールを挟んで前記第1の留め具と先端が対向する状態で配置されるとともに、所定位置にロックされるよう前記電子機器本体にスライド可能に支持された第2の留め具と、
    を具備し、
    前記第1および第2の留め具は、前記支持レールに向けた前記先端とは反対端部にねじ孔を各々有し、前記支持レールから離れた前記所定位置に各々ロックされたとき、前記ねじ孔が前記電子機器本体から突出する位置に位置決めされてなることを特徴とする電子機器の取付構造。
  2. 前記第1および第2の留め具は、前記電子機器本体の背面に対して圧接された弾性係止片を有し、前記電子機器本体は、前記第1の留め具が前記第2の係合辺に係合する位置にあるとき前記係止片と係止してロックする第1の係止凹部と、前記第1および第2の留め具が前記ねじ孔を突出させる位置にあるとき各々の前記係止片と係止してロックする第2の係止凹部を各々有する請求項1記載の電子機器の取付構造。
  3. 前記第1および第2の留め具は、同一形状を有する請求項1又は2記載の電子機器の取付構造。
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