JP3757696B2 - 自動販売機および自動販売機の商品搬送制御方法 - Google Patents

自動販売機および自動販売機の商品搬送制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、種別の異なる多様な商品を収納する複数のラックと、所定の指示部からの指示入力に応答して該当するラックに収納した商品を商品取出口に搬送する搬送機構とを有する自動販売機および自動販売機の商品搬送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パック商品、缶飲料またはゼリー状食品などの各種商品を複数の商品収納ラックにそれぞれ収納しておき、利用者が所望の商品を番号入力などで指定すると、該当する商品を商品収納ラックから取り出して商品取出口に搬送する自動販売機が知られている。
【0003】
すなわち、かかる自動販売機では、指定された番号に対応する商品収納ラックに収納された商品を該商品収納ラックから搬出し、この搬出の完了をセンサで検出したならば、その後所定時間商品の搬送機構を駆動して、当該商品を商品取出口に搬送する。なお、かかる商品の搬送機構を駆動する駆動時間は、同じ大きさおよび形状の商品を取り扱う限り、常に一定時間となる。
【0004】
【発明が解消しようとする課題】
しかしながら、かかる自動販売機が、大きさまたは形状が異なる様々な商品を取り扱う場合には、商品収納ラックからの商品の搬出を完了してから当該商品を商品取出口に搬送するまでの時間(以下「駆動時間」という)が商品ごとに異なる。
【0005】
このため、大きさや形状が異なる新たな商品を自動販売機で取り扱おうとすると、上記駆動時間を含めた制御プログラムを更新しなければならず、多大の人的労力を要することとなる。なお、かかる制御プログラムの更新をおこなわない場合には、商品が正常に商品取出口まで搬送されずに商品詰まりとなるおそれがある。
【0006】
もともと、かかる自動販売機は、多量の台数が道路端などの無人の地域に配設されるという特性を有するため、上記制御プログラムの更新に伴う人的労力や商品詰まりはできる限り低減しなければならない。
【0007】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、種別の異なる複数の商品を取り扱う場合に、商品詰まりを伴うことなく利用者に指定された商品を円滑に商品取出口まで搬送することができる自動販売機および自動販売機の商品搬送制御方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、請求項1の発明にかかる自動販売機は、種別の異なる多様な商品を収納する複数のラックと、所定の指示部からの指示入力に応答して該当するラックに収納した商品を商品取出口に搬送する搬送機構とを有する自動販売機において、前記ラックに収納した商品を当該ラックから搬出する搬出手段と、前記搬出手段による前記ラックからの商品の搬出完了を検知する検知手段と、前記検知手段により商品の搬出完了が検知されてから前記商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、ラックに収納した商品を当該ラックから搬出し、ラックからの商品の搬出完了を検知し、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御することとしたので、種別の異なる複数の商品を取り扱う場合に、商品詰まりを伴うことなく利用者に指定された商品を円滑に商品取出口まで搬送することができる。
【0010】
また、請求項2の発明にかかる自動販売機は、請求項1に記載の発明において、前記検知手段が、前記ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサにより前記ラックからの商品の搬出完了を検知することを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサによりラックからの商品の搬出完了を検知することとしたので、容易かつ確実にラックからの商品の搬出完了を検知することができる。
【0012】
また、請求項3の発明にかかる自動販売機は、請求項1または2に記載の発明において、前記制御手段が、時間の経過を計時する計時手段をさらに備え、前記検知手段により前記ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、前記計時手段による計時を開始し、前記指示部により指示された商品に応答する時間の経過を前記計時手段により確認した際に、前記商品の搬送を停止するよう制御することを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、計時手段による計時を開始し、指示部により指示された商品に応答する時間の経過を計時手段により確認した際に、商品の搬送を停止するよう制御することとしたので、商品の搬送を停止までの時間を簡単かつ正確に制御することができる。
【0014】
また、請求項4の発明にかかる自動販売機は、請求項1、2または3に記載の発明において、前記制御手段が、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルをさらに備え、前記指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を前記テーブルから取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、前記検知手段により商品の搬出完了が検知されてから前記商品の搬送を停止するまでの時間を制御することを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルを用いて、指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を制御することとしたので、新たな商品を取り扱う場合であっても、テーブルの更新という極めて単純な作業で商品の搬送を停止するまでの時間を柔軟に制御することができる。
【0016】
また、請求項5の発明にかかる自動販売機の商品搬送制御方法は、種別の異なる多様な商品を収納する複数のラックと、所定の指示部からの指示入力に応答して該当するラックに収納した商品を商品取出口に搬送する搬送機構とを有する自動販売機の商品搬送制御方法において、前記ラックに収納した商品を当該ラックから搬出する搬出工程と、前記搬出工程による前記ラックからの商品の搬出完了を検知する検知工程と、前記検知工程により商品の搬出完了を検知してから前記商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御する制御工程と、を含んだことを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、ラックに収納した商品を当該ラックから搬出し、ラックからの商品の搬出完了を検知し、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御することとしたので、種別の異なる複数の商品を取り扱う場合に、商品詰まりを伴うことなく利用者に指定された商品を円滑に商品取出口まで搬送することができる。
【0018】
また、請求項6の発明にかかる自動販売機の商品搬送制御方法は、請求項5に記載の発明において、前記検知工程が、前記ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサにより前記ラックからの商品の搬出完了を検知することを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサによりラックからの商品の搬出完了を検知することとしたので、容易かつ確実にラックからの商品の搬出完了を検知することができる。
【0020】
また、請求項7の発明にかかる自動販売機の商品搬送制御方法は、請求項5または6に記載の発明において、前記制御工程が、前記検知工程により前記ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、所定の計時手段による計時を開始し、前記指示部により指示された商品に応答する時間の経過を前記計時手段により確認した際に、前記商品の搬送を停止するよう制御することを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、計時手段による計時を開始し、指示部により指示された商品に応答する時間の経過を計時手段により確認した際に、商品の搬送を停止するよう制御することとしたので、商品の搬送を停止までの時間を簡単かつ正確に制御することができる。
【0022】
また、請求項8の発明にかかる自動販売機の商品搬送制御方法は、請求項5、6または7に記載の発明において、前記制御工程が、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルを用いて、前記指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、前記検知工程により商品の搬出完了が検知されてから前記商品の搬送を停止するまでの時間を制御することを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルを用いて、指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を制御することとしたので、新たな商品を取り扱う場合であっても、テーブルの更新という極めて単純な作業で商品の搬送を停止するまでの時間を柔軟に制御することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる自動販売機および自動販売機の商品搬送制御方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、本発明の適用する外部から中の状態が視認可能な構造の自動販売機の全体構成と商品収納ラックおよびバケットユニットの構成を説明した後、本発明にかかる商品搬送制御について示すこととする。
【0025】
まず、この発明の実施の形態にかかる自動販売機の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる自動販売機の全体構成を示す斜視図である。図1において、1は自動販売機を、101は本体ケースを、102は商品収納ラックを、103は商品取出口を、104は外扉を、105は内扉を、106および107は透明板を、108は通貨処理機構を、109はバケットユニットを、110はX−Y搬送機構をそれぞれ示している。
【0026】
同図に示すように、この自動販売機1は、本体ケース101内に商品を収納する複数の商品収納ラック102を備え、その前方下方に商品取出口103を設けた外扉104と、断熱機能を有する内扉105とを配設する。また、外扉104および内扉105のうち商品収納ラック102前面に対向する部分には、透明板106、107をはめ込み、外部から中の状態が視認可能な構造としている。
【0027】
また、商品収納ラック102の前面にはバケットユニット109を搭載したX−Y搬送機構110が設け、このバケットユニット109は、X−Y搬送機構110によって商品収納ラック102前面のXY座標上を移動する。バケットユニット109は、待機状態でホームポジション(商品取出口に対応する位置)にあり、商品販売時に所定の商品収納ラック102の前面に移動して、該商品収納ラック102から送り出された商品を受容し、バケットユニット109が商品取出口103まで移動して商品を搬出する。
【0028】
なお、かかる商品収納ラック102としては、缶入り飲料商品や紙パック入り飲料商品などの包装が定型的なものを収容するのに適したボックスラックや、菓子パンや袋菓子などの包装が非定型的なものを収納するのに適したスパイラルラックを用いることができる。
【0029】
つぎに、図1に示した商品収納ラック102について説明する。なお、ここでは、この商品収納ラック102としてボックスラックを用いることとする。図2は、図1に示した商品収納ラック102の斜視図である。同図に示す商品収納ラック102は、本願出願人による特開平10−302140号公報にて開示されるボックスラックであり、コラムケース201内に、動力源を切り離した商品払出機構202を設けた構造となる。商品払出機構202は、商品をコラムケース201の前端に位置決めするゲート機構203と、商品の最後尾を押して商品を送り出すプッシャ機構204とにより構成される。
【0030】
ゲート機構203は、矩形状のゲート板205と、このゲート板205を揺動させる揺動機構206とから主に構成されている。揺動機構206は、ゲート板205の一端に設けた円筒カム207と、スライダ208とから構成されている。円筒カム207は、コラムケース201側面にて回転自在に支持されるとともに回転軸を中心として45度ねじれたカム溝209を有している。
【0031】
スライダ208は、円筒カム207のカム溝209と係合するカム突起210を有する。また、スライダ208は、バケットユニット109のピンプッシャ305により押し込まれることで、コラムケース201側面部において後方向に直動する。さらに、スライダ208には復帰バネ211が設けられているから、ピンプッシャ305の離脱後は、スライダ208を元の位置に戻すことができる。
【0032】
この商品収納ラック102は、販売待機時、ゲート板205を閉じて商品を所定位置に拘束保持する。販売時には、ゲート板205による拘束から商品を開放する。バケットユニット109が商品収納ラック102のほぼ正面に移動し、ピンプッシャ305が商品収納ラック102側に突き出ると、このピンプッシャ305を端面で受けてスライダ208が押し込まれる。スライダ208が押し込まれるとカム溝209がカム突起210に従動し、円筒カム207が回転する。この円筒カム207の回転に伴い、図中に2点鎖線で示すようにゲート板205が上方に開く。
【0033】
一方、商品を一つ送りだしてピンプッシャ305がバケットユニット109内に引っ込むと、復帰バネ211によりスライダ208が元の位置に戻るから、円筒カム207の作用によってゲート板205が閉じる。ゲート板205が閉じることにより商品が再び拘束される。なお、ゲート機構203は、スライダ端面208aをラック前面に露呈し、カバー212で保護されている。
【0034】
プッシャ機構204は、商品収納ラック102に収納した商品の最後に押し当てるプッシャ213と、このプッシャ213を取り付けるベルト機構214とから構成されている。ベルト機構214は、コラムケース201底面に長手方向に沿って設けたベルト215と、コラムケース201の前端部および後端部に配置されベルト215を張架する二つのプーリ216と、コラムケース201前端部のプーリ軸に設けられ動力伝達部となるラック歯車217とから構成されている。ラック歯車217は、コラムケース201側面であって前記スライダ208の下方に位置し、商品を送り出す際、バケットユニット109に内蔵した連結歯車と噛み合い、動力を得る。また、ラック歯車217はバケットユニット109との間で結合をとる必要があるため、ラック前面にてカバー212から露呈している。
【0035】
プッシャ213は、ベルト面に対して直立し、その背面にクリップ218を設けてある。商品を補充する際は、クリップ218による固定を外して、プッシャ213をスライドさせる。また、コラムケース201の長手方向であってベルト215の両側には、商品を載せるレール223が設けられている。
【0036】
かかる構成において、バケットユニット109側からラック歯車217に対して動力を伝達すると、ラック歯車217と同軸に設けたプーリ216が回転する。これにより、ベルト215とともにプッシャ213が前方に移動し、最前列の商品が商品収納ラック102から送り出される。送り出された商品は、ラック前面下方に位置するバケットユニット109により受容される。
【0037】
つぎに、図1に示したバケットユニット109について説明する。図3は、図1に示したバケットユニット109の構成図である。同図に示すバケットユニット109は、その前面が一部開口しており、この開口301を覆うようにフラッパ302が取り付けられている。なお、このバケットユニット109の構造は、本願出願人による特開平10−302140号公報にて開示のものとほぼ同様である。
【0038】
フラッパ302は、上部にて開閉可能に回転支持されており、捩じりコイルバネ303により前面開口301周縁に対して付勢されている。フラッパ302の一部は突起形状になっており、この突起形状に対向するようにフラッパ開閉検知スイッチ303aが設けられている。また、バケットユニット109は、その上面および背面の一部も開口しており、かかる開口304にて商品収納ラック102から送り出される商品を受容する。また、バケットユニット109は、ピンプッシャ機構32、駆動機構33、姿勢制御機構34およびコンベヤ35を有している。
【0039】
ピンプッシャ機構32は、商品収納ラック102側に突き出るピンプッシャ305と、このピンプッシャ305を保持して前進後退を行うナピアネジ機構306と、ナピアネジ機構306を駆動するプッシャモータ307とから構成されている。ナピアネジ機構306は、ナット部308とネジ部309とからなり、このナット部308にピンプッシャ305が取り付けられ、ネジ部309の端部歯車310がプッシャモータ307の歯車311と噛み合っている。また、ナット部308の下方には、後述する連結歯車312を軸支した揺動板313と係合するドグ314が設けられている。
【0040】
駆動機構33では、バケットユニット109底面に減速機構315を有する駆動用モータ316を配置している。また、減速機構315の出力軸に設けたプーリ317と、バケットユニット109の後部中段に配置したガイドローラ318のプーリ319との間にベルト320(タイミングベルト)を張架して回転力を伝えるようにしている。また、ガイドローラ318には駆動歯車321が設けられ、この駆動歯車321に噛み合うと共にガイドローラ318を中心として揺動する連結歯車312が設けられている。連結歯車312は、ガイドローラ318を中心に揺動する揺動板313に軸支してある。
【0041】
この揺動板313の一部にはナピアネジ機構306のナット部308に設けたドグ314と係合する突起322が設けられている。また、揺動板313には、バケットユニット筐体323との間にバネ324が設けられている。また、減速機構315の出力軸には、ガイドローラ325が設けられている。
【0042】
ピンプッシャ機構32では、プッシャモータ307を駆動することにより、ナピアネジ機構306のネジ部309が回転する。これによりナット部308が移動してピンプッシャ305がバケットユニット109から突き出る。突き出たピンプッシャ305は、商品収納ラック102のスライダ208を押し込むから、商品収納ラック102のゲート板205が開く。また、ナット部308の移動によりナット部308のドグ314と揺動板313の突起322とが係合し、ナット部308の移動と共に揺動板313が揺動する。
【0043】
これにより、連結歯車312が商品収納ラック102のラック歯車217と噛み合って、駆動用モータ316の動力が商品収納ラック102に伝達される。一方、プッシャモータ307の駆動によりピンプッシャ305を引っ込めると、スライダ208が元の位置に戻るからゲート板205が閉じる。これとともに、連結歯車312とラック歯車217との噛み合いが外れるから、動力伝達が遮断される。
【0044】
姿勢制御機構34は、駆動用モータ316と、バケットユニット筐体323内を横切るようにして前部上下段、後部中段に設けたガイドローラ318、325、326と、三つのガイドローラ318、325、326の各プーリ319、317、327間に架け渡したベルト320(タイミングベルト)とから構成されている。姿勢制御機構34は、商品を商品収納ラック102から送り出した後に当該商品を起立姿勢に制御する機能を有する。
【0045】
また、バケットユニット筐体323の底面には、コンベヤ35が若干前方に傾斜させて配置されている。コンベヤ35の搬送ベルト328(タイミングベルト)は、駆動用モータ316により駆動する前部下段のガイドローラ325と、もう一方のガイドローラ329との間に張架されている。
【0046】
また、バケットユニット109の開口304入口付近には、商品収納ラック102から送り出した商品を検出する商品検出スイッチ330が設けられている。商品検出スイッチ330の検出レバー331は、開口304入口を横切るように位置しており、送り出した商品と接触するようにしてある。以上の構成により、定形的な商品を姿勢よく保持して商品取出口103まで搬送することができる。
【0047】
つぎに、図1〜図3に示した本発明にかかる自動販売機1による商品の搬送制御機構について具体的に説明する。図4は、本実施の形態で用いる自動販売機1による商品の搬送制御機構を説明するための機能ブロック図である。
【0048】
同図に示すように、この自動販売機1は、商品収納ラック102、通貨処理機構108、バケットユニット109、X−Y搬送機構110、テンキー401、タイマ402、管理テーブル403および制御部404を有する。なお、商品収納ラック102、通貨処理機構108、バケットユニット109およびX−Y搬送機構110についてはすでに説明したので、ここではその詳細な説明を省略する。
【0049】
テンキー401は、利用者が所望の商品に割り当てられた番号を入力するための入力部であり、図1に示す外扉104の前面に配設されている。タイマ402は、時間計時をおこなう計時手段であり、具体的には、制御部404からの計時開始指示によって計時を開始し、一定時間ごとに経過時間を制御部404に対して出力する。
【0050】
管理テーブル403は、商品収納ラック102ごとに駆動時間すなわち商品収納ラック102からの商品の搬出を完了してから当該商品を商品取出口に搬送するまでの時間を保持する管理テーブルである。かかる駆動時間をテーブル管理する理由は、商品ごとに適切な駆動時間を設定して、商品詰まりを防止するためである。
【0051】
図5は、図4に示した管理テーブル403の一例を示す説明図である。同図に示すように、かかる管理テーブル403は、商品収納ラック102の番号51ごとに商品種別52と駆動時間53を保持する構成となる。ただし、この商品種別52については、必ずしも保持する必要はなく、基本的には商品収納ラック102と駆動時間の対応関係を保持すれば足りる。
【0052】
ここでは、商品収納ラック1に商品種別Aの商品が収納され、その場合の駆動時間が3秒であり、商品収納ラック2に商品種別Bの商品が収納され、その場合の駆動時間が4秒であり、商品収納ラック70に商品種別Cの商品が収納され、その場合の駆動時間が6秒である場合を示している。
【0053】
図4の説明に戻ると、制御部404は、自動販売機1の全体制御をおこなう制御部であり、具体的には、商品収納ラック102、通貨処理機構108、バケットユニット109、X−Y搬送機構110およびタイマ402などをそれぞれ制御する。
【0054】
また、この制御部404は、商品収納ラック102からの商品の搬出を完了してから当該商品を商品取出口に搬送するまでの駆動時間を商品の種別ごとに変えるよう制御する。
【0055】
すなわち、利用者がテンキー401から番号を入力すると、この番号(商品収納ラックの番号)に対応する駆動時間を管理テーブル403から取り出し、バケットユニット109の商品検出スイッチ330が商品を検出したならば、その時点からタイマ402による計時を開始し、上記駆動時間が経過するまで商品を搬送する。
【0056】
具体的には、かかる商品検出スイッチ330が商品を検出したならば、図3に示すバケットユニット109の駆動モータ316による駆動を開始して、搬送ベルト328が回転動作を始める。そして、上記駆動時間が経過したならば、駆動モータ316を停止し、搬送ベルト328の回転動作を停止させる。なお、ここでは説明の便宜上、バケットユニット109の駆動モータ316による駆動について説明したが、バケットユニット109の駆動系全体を同様に制御することもできる。
【0057】
このように、この自動販売機1では、一律に同じ時間だけ商品を搬送するのではなく、商品の種別に応じて駆動時間を変化させるよう構成することにより、今までの商品と大きさや形状が異なる新たな商品を収容する場合であっても、商品詰まりを効率良く防止するできるようにしている。
【0058】
つぎに、図4に示した自動販売機1による商品の搬送制御手順について具体的に説明する。図6は、図4に示した自動販売機1による商品の搬送制御手順を示すフローチャートである。同図に示すように、この自動販売機1では、利用者がテンキー401から番号を入力したならば(ステップS601)、制御部404がこの番号(商品収納ラックの番号)に対応する駆動時間を管理テーブル403から取り出す(ステップS602)。
【0059】
その後、商品収納ラック102から商品を搬出し(ステップS603)、その搬出完了をバケットユニット109の商品検出スイッチ330で検出したならば(ステップS604肯定)、バケットユニット109によって商品を搬送するとともに、制御部404はその時点からタイマ402による計時を開始する(ステップS605、ステップS606)。
【0060】
そして、上記ステップS602で取り出した駆動時間を経過するまで、上記商品の搬送を継続し(ステップS607否定)、かかる駆動時間を経過したならば(ステップS607肯定)、商品の搬送を停止して処理を終了する(ステップS608)。
【0061】
上述してきたように、本実施の形態では、商品を収納する商品収納ラック102と駆動時間との対応関係を管理テーブル403に記憶しておき、利用者がテンキー401を用いて番号入力をしたならば、この番号に対応する駆動時間を管理テーブル403から取り出し、バケットユニット109の商品検出スイッチ330による商品の検出後の駆動時間を制御部404が制御するよう構成したので、種別の異なる複数の商品を取り扱う場合に、商品詰まりを伴うことなく利用者に指定された商品を円滑に商品取出口まで搬送することができる。
【0062】
なお、本実施の形態では、説明の便宜上、商品収納ラック102としてボックスラックを用いた場合を示すこととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、スパイラルラックを用いた場合に適用することもできる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1にかかる発明によれば、ラックに収納した商品を当該ラックから搬出し、ラックからの商品の搬出完了を検知し、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御するよう構成したので、種別の異なる複数の商品を取り扱う場合に、商品詰まりを伴うことなく利用者に指定された商品を円滑に商品取出口まで搬送することができる自動販売機が得られるという効果を奏する。
【0064】
また、請求項2にかかる発明によれば、ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサによりラックからの商品の搬出完了を検知するよう構成したので、容易かつ確実にラックからの商品の搬出完了を検知することができる自動販売機が得られるという効果を奏する。
【0065】
また、請求項3にかかる発明によれば、ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、計時手段による計時を開始し、指示部により指示された商品に応答する時間の経過を計時手段により確認した際に、商品の搬送を停止するよう制御するよう構成したので、商品の搬送を停止までの時間を簡単かつ正確に制御することができる自動販売機が得られるという効果を奏する。
【0066】
また、請求項4にかかる発明によれば、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルを用いて、指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を制御するよう構成したので、新たな商品を取り扱う場合であっても、テーブルの更新という極めて単純な作業で商品の搬送を停止するまでの時間を柔軟に制御することができる自動販売機が得られるという効果を奏する。
【0067】
また、請求項5にかかる発明によれば、ラックに収納した商品を当該ラックから搬出し、ラックからの商品の搬出完了を検知し、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御するよう構成したので、種別の異なる複数の商品を取り扱う場合に、商品詰まりを伴うことなく利用者に指定された商品を円滑に商品取出口まで搬送することができる自動販売機の商品搬送制御方法が得られるという効果を奏する。
【0068】
また、請求項6にかかる発明によれば、ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサによりラックからの商品の搬出完了を検知するよう構成したので、容易かつ確実にラックからの商品の搬出完了を検知することができる自動販売機の商品搬送制御方法が得られるという効果を奏する。
【0069】
また、請求項7にかかる発明によれば、ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、計時手段による計時を開始し、指示部により指示された商品に応答する時間の経過を計時手段により確認した際に、商品の搬送を停止するよう制御するよう構成したので、商品の搬送を停止までの時間を簡単かつ正確に制御することができる自動販売機の商品搬送制御方法が得られるという効果を奏する。
【0070】
また、請求項8にかかる発明によれば、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルを用いて、指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、商品の搬出完了が検知されてから商品の搬送を停止するまでの時間を制御するよう構成したので、新たな商品を取り扱う場合であっても、テーブルの更新という極めて単純な作業で商品の搬送を停止するまでの時間を柔軟に制御することができる自動販売機の商品搬送制御方法が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる自動販売機の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示した商品収納ラックの構成を示す斜視図である。
【図3】図1に示したバケットユニットの構成を示す斜視図である。
【図4】本実施の形態で用いる自動販売機による商品の搬送制御機構を説明するための機能ブロック図である。
【図5】図4に示した管理テーブルの一例を示す説明図である。
【図6】図4に示した自動販売機による商品の搬送制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動販売機
101 本体ケース
102 商品収納ラック
103 商品取出口
104 外扉
105 内扉
106,107 透明板
108 通貨処理機構
109 バケットユニット
110 X−Y搬送機構
330 商品検出スイッチ
401 テンキー
402 タイマ
403 管理テーブル
404 制御部

Claims (8)

  1. 種別の異なる多様な商品を収納する複数のラックと、所定の指示部からの指示入力に応答して該当するラックに収納した商品を商品取出口に搬送する搬送機構とを有する自動販売機において、
    前記ラックに収納した商品を当該ラックから搬出する搬出手段と、
    前記搬出手段による前記ラックからの商品の搬出完了を検知する検知手段と、
    前記検知手段により商品の搬出完了が検知されてから前記商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記検知手段は、前記ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサにより前記ラックからの商品の搬出完了を検知することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記制御手段は、時間の経過を計時する計時手段をさらに備え、前記検知手段により前記ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、前記計時手段による計時を開始し、前記指示部により指示された商品に応答する時間の経過を前記計時手段により確認した際に、前記商品の搬送を停止するよう制御することを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 前記制御手段は、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルをさらに備え、前記指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を前記テーブルから取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、前記検知手段により商品の搬出完了が検知されてから前記商品の搬送を停止するまでの時間を制御することを特徴とする請求項1、2または3に記載の自動販売機。
  5. 種別の異なる多様な商品を収納する複数のラックと、所定の指示部からの指示入力に応答して該当するラックに収納した商品を商品取出口に搬送する搬送機構とを有する自動販売機の商品搬送制御方法において、
    前記ラックに収納した商品を当該ラックから搬出する搬出工程と、
    前記搬出工程による前記ラックからの商品の搬出完了を検知する検知工程と、
    前記検知工程により商品の搬出完了を検知してから前記商品の搬送を停止するまでの時間を当該商品の種別に応じて制御する制御工程と、
    を含んだことを特徴とする自動販売機の商品搬送制御方法。
  6. 前記検知工程は、前記ラックから搬出された商品を受容するバケットの開口部に配設したセンサにより前記ラックからの商品の搬出完了を検知することを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の商品搬送制御方法。
  7. 前記制御工程は、前記検知工程により前記ラックからの商品の搬出完了が検知された際に、所定の計時手段による計時を開始し、前記指示部により指示された商品に応答する時間の経過を前記計時手段により確認した際に、前記商品の搬送を停止するよう制御することを特徴とする請求項5または6に記載の自動販売機の商品搬送制御方法。
  8. 前記制御工程は、各ラックごとに少なくとも搬送時間を保持したテーブルを用いて、前記指示部から指示入力をされた際に、該指示入力に対応する搬送時間を取り出し、取り出した搬送時間に基づいて、前記検知工程により商品の搬出完了が検知されてから前記商品の搬送を停止するまでの時間を制御することを特徴とする請求項5、6または7に記載の自動販売機の商品搬送制御方法。
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