JP3755653B2 - 接点入出力プログラムコントローラ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作機械や製造ライン等の制御に用いられる、プロセッサ手段を演算処理手段として有する、接点入出力プログラムコントローラに関する。
ここで、接点入力はセンサ、スイッチ等のオン又はオフの2値情報であり、接点出力はランプ、ブザー等のオン又はオフの状態を制御する2値情報である。
【0002】
【従来の技術】
図4の機能ブロック図、図5及び図6のメモリマップにより、従来の接点入出力プログラムコントローラを説明する。以下の説明において、各数字の記述は、特に説明がない場合は10進数、&Hが数字の先頭にある場合は16進数とする。
【0003】
また、動作の具体例では、以下のようなプログラムコントローラを仮定する。
(1)32個の接点入力、32個の接点出力を持つものとする。
(2)一般に多く用いられるプロセッサは、複数ビットの情報をまとめて取り扱うが、ここではその単位を8ビットとする。
【0004】
図4の機能ブロック図において、1は接点入出力プログラムコントローラ、2はプログラムコントローラ内のプロセッサ手段、21は演算用レジスタである。プロセッサ手段2は、制御プログラムを制御プログラムメモリ3から順に読み出し、外部に接続されたセンサ、スイッチ等の入力信号源からの複数の接点入力信号Siを取り込み、これを演算し、その結果である複数の接点出力信号Soを、外部に接続されたランプ、ブザー等の制御対象5に出力する。
【0005】
複数の接点入力信号Siのデータ(電圧の高/低)は、プログラムコントローラ1内の接点入力コントローラ6における第1メモリ手段61に記憶される。
又、複数の接点出力信号Soは、同様にプログラムコントローラ1内の接点出力コントローラ7における第2メモリ手段71に書き込まれ記憶される。
【0006】
前記第1メモリ手段61及び第2メモリ手段71内のメモリは、接点入力および接点出力1個ごとにメモリの1ビットずつが対応している。
また、プロセッサ手段2から見ると、各々のメモリが、特定のアドレスに割り付けられており、プロセッサ手段は、決められたアドレスを指定出力することで、読み取りたい接点入力のデータを読み取ることができ、また、接点出力へデータを出力することができる。
【0007】
接点入力コントローラ6において、62は第1アクセスコントローラ手段であり、プロセッサ手段からのアドレス指定を受けて第1メモリ手段61のデータを読み出し、読み出しデータをプロセッサ手段2に渡す。同様に接点出力コントローラ7において、72は第2アクセスコントローラ手段であり、プロセッサ手段2からのアドレス指定を受けて演算結果である書き込みデータを第2メモリ手段71に書き込む。
【0008】
32個の入接点出力、プロセッサ手段2の演算用レジスタ21を8ビットとした場合、接点入力、出力データを記憶している第1、第2メモリ手段は、プロセッサ手段から見て、図5のようなアドレスに割り付けられている。
【0009】
例えば、データの入力工程でプロセッサ手段2から指定されたアドレスが&H02であれば、接点入力コントローラ6内の第1アクセスコントローラ手段61は、接点入力17〜24の状態を記憶しているメモリのデータを読み出す。
【0010】
同様にデータの出力工程でアドレス指定が&H10であれば、接点出力コントローラ7内の第2アクセスコントローラ手段は、接点出力1〜8へ値を出力するメモリへプロセッサ手段からの演算出力データを書き込む。つまり、メモリ手段に対する読み出しも書き込みも、8ビット単位で一括処理される。
【0011】
ここで、制御プログラムにて行う動作として、接点入力14の状態を読み取り、その値を接点出力27に出力する場合を想定すると、プログラムの記述に従い、次の順序で処理を進める。
▲1▼アドレス&H01のメモリのデータを読み出し、プロセッサ手段2内のレジスタに記憶させる。
▲2▼レジスタのビット5以外を0にする(5ビット目が1である&H20と論理積をとる)。
▲3▼レジスタのビット5の内容をビット2に移す(3ビットシフトする)。
▲4▼アドレス&H13のデータのビット2の内容を▲3▼の結果で上書きし、結果をレジスタに格納する。
▲5▼レジスタの値をアドレス&H13に書き込む。
【0012】
ここで、▲2▼の操作は、同じアドレス内の他のビットのデータを演算に影響させないため、又▲4▼の操作は、同じアドレス内の他のビットの値を変化させないために各々必要となる。これは、広く使用されているプロセッサ手段は、レジスタのあるビットのみを変化させる、あるいはテストを1段階で行うことができないためである。
【0013】
即ち、接点入出力データ読み書きの一般的な手順は、接点入力1点分のデータを読み出し、演算に利用できる形にするために、
▲1▼接点入力コントローラ6へ読み出しを行い、データをプロセッサ手段内のレジスタへ読み込む。
▲2▼読みこまれたデータのうち、演算に使用しない部分を0にする。
【0014】
操作を実行すると共に、接点出力1点のみを変更するために、
▲1▼接点出力コントローラ7へ読み出しを行い、変更したい接点のデータをプロセッサ手段内のレジスタへ読みこむ。
▲2▼レジスタの値を更新して接点出力コントローラ7へ書き込む。
操作を実行する必要がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
一般のプロセッサ手段では、8ビット(または16、32ビット)等まとまった数値の演算を行うように構成されている。従って、プロセッサ手段内の演算用のレジスタは、8ビット(または16、32ビット)の大きさとなっていることが普通であり、そのうち1ビットのみを変更するような演算命令は多く持たない。
【0016】
ところが、接点入出力プログラムコントローラでは、接点入出力を制御する際には、1ビットのみの値を読み取り判定する、または、1ビットのみを変更したい、といった動作を多く必要とする。
その際に、一般のプロセッサ手段を用いると、前記のように何段階かの作業を行う(複数の命令を実行する)必要がある。これにより、処理時間は長くなり、制御プログラムの量が増える結果となる。
【0017】
この問題点について、単純な解決策とその問題点を以下に示す。
上述より、接点入力からの読み取りでは、メモリ1ビットのみをレジスタへ読み出すと共に、接点出力への書き込みでは、1ビットのみを書き替えることができれば、処理を短縮することがわかる。
【0018】
そこで、図6のようなメモリマップ構成が考えられる。このマップの特徴は、プロセッサ手段2の演算単位(ここでは8ビット)毎に、1点の接点入出力をメモリに割り付けた点にある。即ち、各演算単位のビット0にのみ接点入出力情報を割り付け、他の7ビットは使用しない。
【0019】
このようなメモリマップ構成で、例えば接点入力14の状態を読み取り、その値を接点出力27に出力する処理は、
▲1▼アドレス&00Eの内容をレジスタに書きこむ。
▲2▼レジスタの値を&H11Bに書きこむ。
のように、2段階の処理でよく。図5のメモリマップ場合より処理ステップを少なくできる。
【0020】
ところが、この方法には大きな問題点がある。即ち、1点のみの参照または変更を行う際には高速であるが、制御の内容によっては、32点すべての接点入力の値を読み出す、あるいは32点の全ての接点出力を0にしたいという処理を行う場合(非常停止処理を実行し、すべての接点出力を同時に0にして外部機器を停止したい場合等)では処理時間が増加する。
【0021】
即ち、図6のメモリマップ構成では、読み出し処理を32回、書き込み処理を32回行わなければならないが、図5のメモリマップ構成では、読み出し処理は4回、書込み処理は4回で処理は完了する。つまり、書き込みまたは読み出しに必要な手順は約4倍となり、処理時間も多くかかることになる。
【0022】
これは、図5のメモリマップ構成から図6の構成に変更した場合に、1点のみの処理手順(時間)が約1/2となることに比べると、大きな処理時間増となる。よって、総合的には図5の構成が、比較的望ましかったと考えることができる。
【0023】
本発明の目的は、従来技術である図5のメモリマップ構成の利点、その変形である図6の利点を共に生かすことにより、接点入出力プログラムコントローラ内での接点入出力データの読み出し、書き込み動作の手順を削減し、処理時間短縮と制御プログラム容量削減を実現することにある。
【0024】
このような目的を達成するために。本発明のうち請求項1記載発明の特徴は、
複数の接点入力情報を1接点について1ビットに対応して記憶する第1メモリ手段と、複数の接点出力情報を1接点について1ビットに対応して記憶する第2メモリ手段と、制御プログラムを読み出して動作するプロセッサ手段からのアドレス指定に基づき前記第1メモリ手段から読み出した情報を前記プロセッサ手段に入力する第1アクセスコントローラ手段と、前記プロセッサ手段からのアドレス指定に基づき前記第2メモリ手段に演算処理結果を書き込む第2アクセスコントローラ手段と、
を具備する接点入出力プログラムコントローラにおいて、
前記第1アクセスコントローラ手段並びに第2アクセスコントローラ手段は、プロセッサの最小演算単位の点数を指定して前記第1メモリ手段並びに第2メモリ手段に対してアクセスするグループアクセス機能と、プロセッサの最小演算単位につき1点を指定して前記第1メモリ手段並びに第2メモリ手段に対してアクセスする1点アクセス機能と、
を具備し、
前記グループアクセス機能並びに前記1点アクセス機能は、前記プロセッサ手段が前記第1メモリ手段並びに第2メモリ手段にアクセスする点数に応じて切り替えられる点にある。
【0025】
請求項2記載発明の特徴は、
前記プロセッサ手段がアクセスする接点情報が1点の場合には、前記第1並びに第2アクセスコントローラ手段は、前記1点アクセス機能により前記第1並びに第2メモリ手段にアクセスし、前記プロセッサ手段がアクセスする接点情報が2点以上の場合には、前記第1並びに第2アクセスコントローラ手段は、前記グループアクセス機能により前記第1並びに第2メモリ手段にアクセスする点にある。
【0026】
請求項3記載発明の特徴は、
前記プロセッサ手段がアクセスする接点情報の点数に応じて、前記第1並びに第2アクセスコントローラ手段が前記第1並びに第2メモリ手段にアクセスする際に、前記1点アクセス機能又は前記グループアクセス機能を選択するアクセス形態指定手段を設けた点にある。
【0027】
請求項4記載発明の特徴は、
前記アクセス形態指定手段が、前記制御プログラムで実現される点にある。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施態様を、図面を用いて説明する。図1は本発明を適用した接点入出力プログラムコントローラの一例を示す機能ブロック図であり、図4の従来構成で説明した要素と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0029】
本発明による接点入出力プログラムコントローラの基本構成は、図4の構成と同一であるが、第1アクセスコントローラ62及び第2アクセスコントローラ72の機能に特徴がある。
【0030】
即ち、1個の接点入力または接点出力に対応する接点入力および出力コントローラ内のメモリは、図4と同様に1ビットであるが、プロセッサ手段2からのメモリ手段へのアクセス形態を、2種のアドレスから読み出し及び書き込みを可能としている。
【0031】
プロセッサ手段2から見た場合のメモリマップのアドレス割付の一例を図2に示す。アドレス&H000〜013は、図5で説明したメモリマップと同一であり、各接点の状態が、8点毎にまとまって割り付けられている部分である。&H100〜&H231は、図6で説明したメモリマップと同一であり、プロセッサの演算単位毎には1点のみが割り付けられている部分である。
【0032】
プロセッサ手段2側から見たこれら2種類のメモリマップへのアクセス形態の切り替えは、接点入力コントローラ6内の第1アクセスコントローラ手段61、接点出力コントローラ7内の第2アクセスコントローラ手段71の機能を従来と変更することで、実現する。
【0033】
ここで、第1メモリ手段61内にあり、接点入力信号Siのm番の状態を記憶している1ビットのメモリを[メモリm]とする。第1アクセスコントローラ手段62には、[メモリm]に対応している、アドレスを2つ持たせ、これを[アドレスx(m)]、[アドレスy(m)]とする。
【0034】
プロセッサ手段2から、[アドレスx(m)]が指定された場合には、第1アクセスコントローラ手段62は、[メモリm]の値と共に、プロセッサの演算処理単位分だけ、[メモリm]の前後を含む8ビットのグループのメモリの値を読み出してプロセッサ手段2に渡す。
【0035】
一方、[アドレスy(m)]がプロセッサ手段2から指定された場合には、第1アクセスコントローラ手段62は、[メモリm]の1点の値のみを読み出してプロセッサ手段2に渡す。
【0036】
同様に、第2メモリ手段71内にあり、接点出力信号Soのn番の状態を記憶している1ビットのメモリを[メモリn]とする。第2アクセスコントローラ手段72には、[メモリn]に対応している、アドレスを2つ持たせ、これを[アドレスx(n)]、[アドレスy(n)]とする。
【0037】
プロセッサ手段2から、[アドレスx(n)]が指定された場合には、第2アクセスコントローラ手段72は、[メモリn]の値と共に、プロセッサの演算処理単位分だけ、[メモリn]の前後を含む8ビットのグループのメモリの値を読み出してプロセッサ手段2からの演算結果でこれを書き換える。
【0038】
一方、[アドレスy(n)]がプロセッサ手段2から指定された場合には、第2アクセスコントローラ手段72は、[メモリn]の1点の値のみを読み出してプロセッサ手段2の演算結果でこれを書き換える。
【0039】
図2のメモリマップでは、プロセッサ手段2から、例えば接点入力3の状態を読み出したい場合には、アドレス&H000とアドレス&H102のどちらへアクセスしても、その値を読み出すことができる。同様に、接点出力31を書き替えたい場合には、プロセッサ手段はアドレス&H013と&H230のどちらへアクセスしても、書き替えを行うことができる。
【0040】
本発明のプログラムコントローラにおいて、制御プログラムにより接点入力、出力を演算に使用する形態は、以下のようなものが考えられる。
(1)1個の接点入力の状態を演算にて使用する。
この場合は、接点入力の状態を示すメモリが、プロセッサの演算単位毎に1点ずつ配置されたアドレス(図2の例では、&H100〜&H131を)読み出す。
【0041】
(2)1個のみ接点出力を変更する。
この場合は、接点出力の状態を変更させるメモリが、プロセッサの演算単位毎に1点ずつ配置されたアドレス(図2の例では、&H200〜&H231)へ演算結果を書き込む。
【0042】
(3)8個の接点入力の状態を演算にて使用する。
この場合は、接点入力の状態を示すメモリが、まとまって配置されたアドレス(図5の例では、&H000〜&H003)を読み出す。
【0043】
(4)8個の接点出力を変更する。
この場合は、接点出力の状態を変更させるメモリが、まとまって配置されたアドレス( 図2の例では、&H000〜&H013)へ数値を書き込む。
【0044】
前記4つの動作のうち、(3)及び(4)は、従来技術と同じで手順にて実行できる。(1)及び(2)については、従来技術では、2段階であった処理手順が1段階のみであり、処理手順が短縮されている。
【0045】
以上により、プログラムコントローラでの接点入力および接点出力を用いた制御処理について、制御プログラムの実行時間の短縮とプログラム容量の削減を実現できる。
【0046】
以上説明した実施例では、プロセッサ手段がアクセスする接点情報が1点の場合には、1点アクセス機能によりメモリ手段にアクセスし、プロセッサ手段がアクセスする接点情報が2点以上の場合には、グループアクセス機能によりメモリ手段にアクセスする場合を示したが、メモリ手段にアクセスする際に、1点アクセス機能又はグループアクセス機能を選択するアクセス形態指定手段を設けることもできる。
【0047】
このアクセス形態指定手段により、アクセスデータの点数に応じて処理時間が最も短くなるアクセス形態を選択できる。この選択アルゴリズムはアプリケーションによって異なるので、アクセス形態指定機能は、プロセッサ手段のOSではなく、制御プログラム内で実現されることが好ましい。
【0048】
図3は、図1で説明した本発明の接点入出力プログラムコントローラコントローラ1(点線のブロック1)を、ワンチップの集積回路にカスタム化したものを組み込んだ汎用プログラムコントローラ8の例を示す。
【0049】
2´は、汎用プロセッサ手段であり、接点入出力信号の処理の他、通信部9を介してタッチパネル等のマンマシンインターフェイス10と通信し、アナログデータ入出力部11を介して温度センサ、モータ等のアナログ機器との通信、制御を実行する。
【0050】
13は、入力信号源4と第1メモリ手段61との間に挿入された絶縁回路、14は、第2メモリ手段71と制御対象5との間に挿入された絶縁回路であり、汎用プログラムコントローラ8と周辺機器との直流レベルシフトを容易にしている。
【0051】
このように汎用プログラムコントローラでは、本発明を適用した接点入出力プログラムコントローラ部分をワンチップ化することで、論理の複雑化によるコストや大型化への影響を小さくすることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、例えば接点入力端子14の状態を読み取り、その値を接点出力27に出力する制御プログラム処理は、
▲1▼アドレス&H10Eのメモリのデータを読み出し、プロセッサ手段内のレジスタに読みこむ。
▲2▼レジスタの値をアドレス&H21Bに書き込む。
のように、従来技術では5段階の操作を必要としていた処理手順を、2段階のみに短縮することができ、処理時間の短縮と制御プログラム容量の削減を実現できる。
【0053】
前記のように、接点入力14の状態を読み取り、その値を接点出力27に出力する制御プログラムの処理において、接点入力14に、工作機械の処理完了出力が接続され、接点出力27に次の処理を行う、工作機械の処理開始命令入力が接続されていることを考えると、前段処理の完了から、次の処理の開始までの無駄時間を短縮することができる。
【0054】
処理ステップの削減により、制御プログラムを記憶させるメモリ容量を削減することができ、接点入出力プログラムコントローラの小型化の要請に貢献することができる。
【0055】
従来装置に比較して第1及び第2アクセスコントローラ手段62及び72の論理構造が複雑になるが、第1及び第2メモリ手段のメモリ容量は、従来技術と同じであり、その影響は大きくない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した接点入出力プログラムコントローラの一例を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明接点入出力プログラムコントローラのプロッセッサ手段がアクセスするメモリマップ図である。
【図3】集積化された接点入出力プログラムコントローラを有する汎用プログラムコントローラの一例を示す機能ブロック図である。
【図4】従来の接点入出力プログラムコントローラの構成を示す機能ブロック図である。
【図5】プロセッサ手段の演算単位で接点入力出力データをグループ記憶する従来のメモリマップ図である。
【図6】プロセッサ手段の演算単位で接点入力出力データを1点記憶する従来のメモリマップ図である。
【符号の説明】
1 接点入出力プログラムコントローラ
2 プロセッサ手段
21 演算用レジスタ
3 制御プログラムメモリ
4 入力信号源
5 制御対象
6 接点入力コントローラ
61 第1メモリ手段
62 第1アクセスコントローラ手段
7 接点出力コントローラ
71 第2メモリ手段
72 第2アクセスコントローラ手段

Claims (4)

  1. 複数の接点入力情報を1接点について1ビットに対応して記憶する第1メモリ手段と、複数の接点出力情報を1接点について1ビットに対応して記憶する第2メモリ手段と、制御プログラムを読み出して動作するプロセッサ手段からのアドレス指定に基づき前記第1メモリ手段から読み出した情報を前記プロセッサ手段に入力する第1アクセスコントローラ手段と、前記プロセッサ手段からのアドレス指定に基づき前記第2メモリ手段に演算処理結果を書き込む第2アクセスコントローラ手段と、
    を具備する接点入出力プログラムコントローラにおいて、
    前記第1アクセスコントローラ手段並びに第2アクセスコントローラ手段は、プロセッサの最小演算単位の点数を指定して前記第1メモリ手段並びに第2メモリ手段に対してアクセスするグループアクセス機能と、プロセッサの最小演算単位につき1点を指定して前記第1メモリ手段並びに第2メモリ手段に対してアクセスする1点アクセス機能と、
    を具備し、
    前記グループアクセス機能並びに前記1点アクセス機能は、前記プロセッサ手段が前記第1メモリ手段並びに第2メモリ手段にアクセスする点数に応じて切り替えられることを特徴とする、接点入出力プログラムコントローラ。
  2. 前記プロセッサ手段がアクセスする接点情報が1点の場合には、前記第1並びに第2アクセスコントローラ手段は、前記1点アクセス機能により前記第1並びに第2メモリ手段にアクセスし、前記プロセッサ手段がアクセスする接点情報が2点以上の場合には、前記第1並びに第2アクセスコントローラ手段は、前記グループアクセス機能により前記第1並びに第2メモリ手段にアクセスすることを特徴とする、請求項1記載の接点入出力プログラムコントローラ。
  3. 前記プロセッサ手段がアクセスする接点情報の点数に応じて、前記第1並びに第2アクセスコントローラ手段が前記第1並びに第2メモリ手段にアクセスする際に、前記1点アクセス機能又は前記グループアクセス機能を選択するアクセス形態指定手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の接点入出力プログラムコントローラ。
  4. 前記アクセス形態指定手段が、前記制御プログラムで実現されることを特徴とする請求項3記載の接点入出力プログラムコントローラ。
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