JP3754093B2 - 電力制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、電力制御装置に関し、詳しくは、入力信号を所望の電力レベルに自動的に調整して出力する装置に関し、例えばバースト送信を行うTDMA(Time Division Multiple Access)方式の無線送信機に適した装置に関するものである。
従来の技術
図19は、従来の電力制御装置の構成を示すブロック図であり、このような装置は、例えば特開平4−354209号公報に記載されている。図19において、電力制御装置は、電力増幅器102、方向性結合器103、送信アンテナ104、検波部105、直流増幅部106および112、A/Dコンバータ107および115、CPU108、PROM109、パルス幅変調ジェネレータ110、低域通過フィルタ111、温度検出部113および直流変換部114を備えている。
変調された高周波信号は、電力増幅器102により増幅され、方向性結合器103によって、送信アンテナ104に供給する電力と検波部105に供給する電力とに分配される。検波部105に供給された電力は、送信アンテナ104に供給する電力すなわち搬送波の出力レベルを制御するための制御用電力として働く。
制御用電力は、検波部105により検波されて直流電圧に変換され、直流増幅部106により増幅される。直流増幅部106で増幅された直流電圧はA/Dコンバータ107によりデジタルコード化されてCPU108に取り込まれる。
一方、電力制御装置の回路温度が温度検出部113により検出されて温度信号として直流変換部114に送られる。温度信号は直流変換部114により直流電圧に変換され、次いでA/Dコンバータ105によりデジタル化されてCPU108に取り込まれる。
CPU108は、上記二つのディジタル入力データとPROM109に記憶された補正データとに基づいて、回路温度に応じた適切な補正指示信号を生成する。補正指示信号はPWMジェネレータ110に供給されて、パルス幅変調された制御電圧が生成される。この制御電圧は低域通過フィルタ111によって直流電圧に変換され、直流増幅部118により増幅される。直流増幅部118により増幅された制御電圧は、電力増幅器102に供給されて電力増幅器102の出力を制御する。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、このような従来の電力制御装置においては、制御電圧を直流変換する低域通過フィルタ111の時定数は、その低域通過フィルタの特性によって決まる一定値である。制御電圧の更新量や更新周期によって制御電圧が離散的に変化することがあるが、このような場合には、時定数が一定の低域通過フィルタでは、制御電圧の離散的な変化を十分に平滑化して制御ループを安定させることはできないといった問題点があった。
また、上記のような問題点を解消するために、低域通過フィルタ111として時定数の大きな低域通過フィルタを用いた場合、例えばTDMA方式の無線通信装置などの高速なバースト送信においては、送信電力の立ち上がり部分がなまり、バースト前縁部のデータが潰れるといった問題点があった。
さらに、周囲温度の変化や回路の電源電圧変動などが生じた場合に、直流増幅器や電力増幅器等の環境特性やバイアス変化等により、送信開始直後および送信停止直後において送信電力のオーバーシュートやアンダーシュートが発生するといった問題点があった。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、送信電力の立ち上がりまたは立ち下がり時に、低域通過フィルタの時定数を変化させることにより、送信電力の立ち上がりまたは立ち下がり特性を最適に制御することが可能な電力制御装置を提供することを目的としている。
また、本発明は、装置の温度あるいは周囲温度等の変動で使用環境が変化した場合でも、送信電力の立ち上がりおよび立ち下がり時に低域通過フィルタの時定数を最適値に設定することが可能な電力制御装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段
この目的を達成するために、一つの観点によれば、入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり後に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備えた電力制御装置を提供する。
もう一つの観点によれば、入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり前に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備えた電力制御装置を提供する。
ここに、前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタに並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタと協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、前記フィルタ制御手段は、前記第2のレジスタに直列接続される複数のダイオードと、これらのダイオードのそれぞれと前記第2のレジスタとの接続状態を切り替えるスイッチ回路と、を有するようにしてもよい。
また、前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタにそれぞれが並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタとそれぞれが協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する複数の第2のレジスタと、を有し、前記フィルタ制御手段は、前記複数の第2のレジスタのそれぞれに直列なダイオードと、前記複数の第2のレジスタを選択的に前記ダイオードに接続させるスイッチ回路と、を有するようにしてもよい。
また、前記フィルタ制御手段は、前記電力制御装置の温度または周囲温度を検出する温度センサを有し、該温度センサにより検出された温度に従って前記第1および第2の時定数を切り替えるようにしてもよい。
また、前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、キャパシタと、前記第1のレジスタおよび前記キャパシタと協働して前記第1の時定数の低域通過フィルタを形成するアクティブ素子と、前記第1のレジスタと並列接続され該第1のレジスタ、キャパシタおよび前記アクティブ素子と協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、前記フィルタ制御手段が、前記第2のレジスタに直列接続されるダイオードを有するようにしてもよい。
また、前記低域通過フィルタの前記第2のレジスタが、サーミスタから構成されるようにしてもよい。
発明の実施の形態
以下に、本発明を添付図面に従ってより詳細に説明する。
実施の形態1.
図1から図5を用いて、本発明に係る電力制御装置の実施の形態1を説明する。
図1に示すように、電力制御装置は、高周波電力増幅器11、方向性結合器12、送信アンテナ13、検波器14、A/Dコンバータ15、CPU16、メモリ17、D/Aコンバータ18およびLPF回路19を備えている。
高周波電力増幅器11は、可変利得増幅器(自動利得制御(AGC)用の増幅器)や可変減衰器等を含んで構成され、入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力するものである。本例では、高周波電力増幅器11は入力信号を制御電圧に従って所定の電力レベルに増幅し、高周波電力として出力する。この高周波電力増幅器から出力される高周波電力を、以下の説明においては送信電力と呼ぶことにする。上記のように構成される高周波電力制御増幅器11は、入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する本発明の電力レベル調整回路を構成するものである。
方向性結合器12は高周波電力増幅器11からの高周波電力を送信アンテナ104に供給する電力と検波器14に供給する電力とに分配する。送信アンテナ104は、方向性結合器12からの送信電力を電波として空中に放出する。検波器14は、方向性結合器からの送信電力を検波して、直流電圧に変換する。A/Dコンバータ15は、検波器14からの直流電圧をディジタルコード化してCPU16に出力することにより、現在の高周波電力増幅器11の出力電力レベルをCPU16に通知する。
CPU16は、所定のプログラムの実行により以下のように動作する。すなわち、CPU16は、A/Dコンバータ15からのディジタルコードを所定の時間間隔でサンプリングする。次いで、A/Dコンバータ15は、サンプリングしたディジタルコードと、メモリ17に予め記憶されたリファレンスコードと比較して、両コードの差分値を算出する。さらに、CPU16は、上記差分値に基づいて、制御電圧のための設定コードを計算し、D/Aコンバータ8に出力する。D/Aコンバータ8は、設定コードに従って制御電圧を生成し、低域通過フィルタ回路19に送る。
上述の方向性結合器12、検波器14、A/Dコンバータ15、CPU16、メモリ17、D/Aコンバータ18は、電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて前記制御電圧を生成する本発明の制御電圧生成回路を構成するものである。
低域通過フィルタ回路19は、図2に示すように、低域通過フィルタ19aおよびフィルタ制御回路19bからなる。低域通過フィルタ19aは、第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数の一方で動作し、D/Aコンバータ18により生成された制御電圧をフィルタリングして、高周波電力増幅器11に供給するものである。一方、フィルタ制御回路19bは、送信電力の立ち上がり時に、低域通過フィルタ19aを第2の時定数で動作させ、送信電力の立ち上がり後に、低域通過フィルタ19aを第1の時定数で動作させるものであり、本願発明のフィルタ制御手段を構成する。
詳しくは、低域通過フィルタ19aは、第1のレジスタR11と、該第1のレジスタと協働して第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタC10と、第1のレジスタR11に並列接続され該第1のレジスタR11およびキャパシタC10と協働して第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタR12と、から構成される。フィルタ制御回路19bは、低域通過フィルタ19aの第2のレジスタR12に直列接続されるダイオードD10から構成される。
このダイオードD10がオフ状態のとき、第2のレジスタR12は機能しないため、低域通過フィルタ19aは、第1のレジスタR11とキャパシタC10から構成されて第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタとみなすことができる。一方、ダイオードD10がオン状態のとき、第2のレジスタR12が機能するため、低域通過フィルタ19aは、第1のレジスタR11および第2のレジスタR12との並列接続合成とキャパシタC10とから構成され第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタとみなすことができる。ここに、第1の時定数は制御電圧を十分に平滑化するように設定されている。このように設定するのは、もし、制御電圧が十分に平滑化されない場合、出力電圧がふらつき制御ループが発散状態になったり、送信中の回線品質が悪化したりするからである。
次に図3を使って本実施の形態1の電力制御装置の動作を説明する。
D/Aコンバータ18の出力電圧の立ち上がり波形は、図3の上段の実線曲線で示される。ここで、Vdaは、D/Aコンバータ18の出力電圧値であり、CPU16からのコード設定により変化する。Vfは、ダイオードの順方向のON電圧であり、Vlpfは、低域通過フィルタ19aの出力電圧値である。図3の上段の一点鎖線曲線は、第1の時定数特性、すなわち第1のレジスタR11とキャパシタC10とで構成される第1の低域通過フィルタの時定数特性を示し、破線曲線は、第2の時定数特性、すなわち第1および第2のレジスタR11、R12の並列接続合成とキャパシタC10とで構成される第2の低域通過フィルタの時定数特性を示している。
上述のようにD/Aコンバータ18の出力が図3の上段の実線曲線で表わされるとき、低域通過フィルタ19aの出力、すなわち、低域通過フィルタ回路19の出力である制御電圧は図3の下段の実線曲線に示すように変化する。詳しくは、送信が開始されると、D/Aコンバータ18の出力電圧が立ち上がり始め、このとき、ダイオードD1の両端にかかる電圧がVf以下の範囲では、ダイオードD10はOFF状態であり、低域通過フィルタ19aは第1のレジスタR11とキャパシタC10で構成される第1の低域通過フィルタとして機能する。このため、制御電圧は図3の上段の一点鎖線曲線で示される波形で変化する。したがって、ダイオードD10がOFF状態の間は時定数が大きくなるので、制御電圧は緩やかに上昇する電圧波形となる。
次に、ダイオードの両端にかかる電圧がVfを超えると、ダイオードD10はON状態となる。このため、低域通過フィルタ19aは、第1および第2のレジスタR11、R12の並列接続合成とキャパシタC10とで構成される第2の低域通過フィルタとして機能し、制御電圧は図3の上段の破線曲線で示される波形で変化する。したがって、時定数は小さくなり、制御電圧は高速に立ち上がる電圧波形となる。
さらに、制御電圧がVdaに近づくとダイオードD10の両端にかかる電圧はVf以下となりダイオードD10がOFF状態となる。このため、低域通過フィルタ19aは、再び、第1のレジスタR11とキャパシタC10とで構成される第1の低域通過フィルタとして機能し、制御電圧は図3の上段の一点鎖線で示される波形に戻る。したがって、制御電圧がVdaに近づくと、時定数は大きくなり、制御電圧は緩やかな電圧波形に戻る。
図4は、TDMA方式の携帯無線通信装置の送信電力波形を示すグラフである。この無線通信装置の電力制御装置として本実施の形態1の装置を採用した場合、バースト波の立ち上がり時の送信電力波形は図5に示される。この図5の実線曲線は図4の区間t1の送信電力波形を拡大表示したものである。また図5には、比較のために、D/Aコンバータ出力電圧の平滑化および安定化を目的とした従来の低域通過フィルタを採用した場合の送信電力波形を破線曲線で示す。図5から明らかなように、本実施の形態1の送信電力装置を採用した場合には、送信開始後の送信電力の前縁部の変調波形が潰れることなく立ち上がっている。一方、破線で示す従来の低域通過フィルタを用いた場合には、送信電力の立ち上がり波形はなまり、送信波形の前縁部が潰れていることが図5から理解される。
上述の実施の形態1の電力制御装置によれば、送信電力の立ち上がり時に、低域通過フィルタ19aを、小さな第2の時定数で動作させ、送信電力の立ち上がり後に、大きな第1の時定数で動作させるようにしているので、低域通過フィルタの本来の目的であるD/Aコンバータ18の出力電圧の平滑化および制御ループの安定化を確保しながら、制御電圧の高速な立ち上がりを得ることができるため、送信電力の立ち上がりがなまることなく、また安定した送信電力の自動制御を実現することができる。
また、第1の時定数と第2の時定数の切替えを、第2のレジスタR12とダイオードD10だけの簡単な回路構成によって実現することができるので、回路規模を小さくすることができる。
実施の形態2.
図6から図8を用いて、本発明に係る電力制御装置の実施の形態2を説明する。なお、重複した説明を避けるため、本実施の形態2において図1に示した実施の形態1と同じ構成には、実施の形態1と同じ符号を付してその説明は省略するものとする。図6に示された低域通過フィルタ回路29は、図1に示された低域通過フィルタ19に代わるものであり、図6に示されるその他の構成は、図1に示されたものと同様に構成される。図7に示すように低域通過フィルタ回路29は低域通過フィルタ29aおよびフィルタ制御回路29bから構成される。
低域通過フィルタ29aは、図2に示された低域通過フィルタ19aと同様に、第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方の時定数で動作し、D/Aコンバータ18により生成された制御電圧をフィルタリングして、高周波電力増幅器11に供給するものである。
一方、フィルタ制御回路29bは、図2に示された実施の形態1の低域通過フィルタ19aと同様に、送信電力の立ち上がり時に、低域通過フィルタ29aを第2の時定数で動作させ、送信電力の立ち上がり後に、低域通過フィルタ29aを第1の時定数で動作させるものである。そしてさらに本実施の形態2では、フィルタ制御回路29bは、送信電力の立ち上がり前に、低域通過フィルタ29aを第1の時定数で動作させ、送信電力の立ち下がり時に、低域通過フィルタ29aを第2の時定数で動作させるものである。
詳しくは、低域通過フィルタ29aは、第1のレジスタR21と、該第1のレジスタR21と協働して第1の時定数を有するキャパシタC20と、第1のレジスタR21に並列接続される第2のレジスタR22と、から構成される。フィルタ制御回路29bは、低域通過フィルタ29aの第2のレジスタR22に直列接続される二つのダイオードD21、D22から構成される。ダイオードD21およびダイオードD22は互いに逆方向に並列接続されており、ダイオードD21は、図2に示されたダイオードD10と同様に機能するものであるので、ここではこのダイオードD21についての説明は省略する。
ここに、ダイオードD22がオフ状態のとき、第2のレジスタR22は機能しないため、低域通過フィルタ29aは、第1のレジスタR21とキャパシタC20から構成される。この場合に、低域通過フィルタ29aは、第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタとみなすことができる。一方、ダイオードD22がオン状態のとき、第2のレジスタR22が機能するため、低域通過フィルタ29aは、第1のレジスタR21および第2のレジスタR22との並列接続合成とキャパシタC20から構成される。この場合に、低域通過フィルタ29aは、第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタとみなすことができる。
次に、図8を使って本実施の形態2の電力制御装置の動作を説明する。
D/Aコンバータ18の出力電圧の立ち下がり波形は、図8の上段の実線曲線で示される。Vfは、ダイオードD21、D22の順方向のON電圧である。また、図8における一点鎖線曲線は、第1のレジスタR21とキャパシタC20とで構成される第1の低域通過フィルタの時定数特性を示し、破線曲線は、第1および第2のレジスタR21、R22の並列接続合成とキャパシタC20とで構成される第2の低域通過フィルタの時定数特性を示している。
上述のようにD/Aコンバータ18の出力が図8の上段の実線曲線で表わされるとき、低域通過フィルタ29aの出力、すなわち、低域通過フィルタ回路19の出力である制御電圧は図8の下段の実線曲線に示すように変化する。詳しくは、制御電圧と、第1のレジスタR21とキャパシタC20とで決まる時定数で放電される電圧との差がVf未満のときは、ダイオードD21およびD22は、ともにOFF状態であり、低域通過フィルタ20aは、第1の低域通過フィルタとして動作、すなわち、第1の時定数で動作し、低域通過フィルタ回路29の出力は緩やかに立ち下がり始める。
次に放電電圧と制御電圧との差がVf以上になると、ダイオードD22がオン状態になり、低域通過フィルタ29aは、第2の低域通過フィルタとして動作、すなわち、第2の時定数で動作し、低域通過フィルタ回路29の出力は高速に立ち下がる。このとき、ダイオードD21の両端子には逆電圧が印加されているので、オフ状態のままである。
さらに、制御電圧が低下して、第1および第2のレジスタR21、R22の並列接続合成とキャパシタC20との放電電圧がVf未満になると、ダイオードD22がオフ状態になり、低域通過フィルタ29aは第1の低域通過フィルタとして動作し、すなわち第1の時定数で動作し、再び、低域通過フィルタ回路29の出力は緩やかに低下する。ここでは、説明しないが、ダイオードD21により、送信電力の立ち上がり時においても、本実施の形態2の電力制御装置は図3に示した動作と同様に動作するのは言うまでもない。また、制御電圧を高速に立ち上げる必要のない場合には、ダイオードD21を設けることなくフィルタ制御回路29bを構成してもよい。
本実施の形態2の電力制御装置によれば、上述の実施の形態1の効果に加え下記の効果を得ることができる。本実施の形態2では、送信電力の立ち下がり前に、低域通過フィルタ29aを、大きな第1の時定数で動作させ、送信電力の立ち下がり時に、小さな第2の時定数で動作させるようにしているので、低域通過フィルタの本来の目的であるD/Aコンバータ18の出力電圧の平滑化および制御ループの安定化を行いつつ、かつ制御電圧の高速な立ち下がりを得ることができるため、送信電力の立ち下がりがなまることなく、また安定した送信電力の自動制御を実現することができる。
また、制御電圧の立ち下がり時における第1の時定数と第2の時定数の切替えを、第2のレジスタR12とダイオードD22だけの簡単な回路構成によって実現することができるので、回路規模を小さくすることができる。
実施の形態3.
図9から図12を用いて、本発明に係る電力制御装置の実施の形態3を説明する。
なお、重複した説明を避けるため、本実施の形態3において図1に示した実施の形態1と同じ構成には、実施の形態1と同じ符号を付してその説明は省略するものとする。
図9に示された電力制御装置は、図1に示された実施の形態1の低域通過フィルタ回路に代わる低域通過フィルタ回路39を備えており、さらに、スイッチ制御回路30を備えている。低域通過フィルタ回路39の詳細構成は図10に示され、低域通過フィルタ回路39は、低域通過フィルタ39aおよびフィルタ制御回路39bを備えている。
低域通過フィルタ39aは、第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方の時定数で動作し、D/Aコンバータ18によって生成された制御電圧をフィルタリングして、高周波電力増幅器11に供給するものである。具体的には、低域通過フィルタ39aは、第1のレジスタR31と、該第1のレジスタR31と協働して第1の時定数の第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタC30と、第1のレジスタR31に並列接続され第1のレジスタR31およびキャパシタC30と協働して第2の時定数の第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタR32と、を有する。
フィルタ制御回路39bは、第2のレジスタR32に直列接続される複数のダイオードDを有するとともに、これらのダイオードDのそれぞれと第2のレジスタR32との接続を有効にし、あるいは短絡させることにより無効にする複数のスイッチSWとを有する。各スイッチSWは、図9に示されるスイッチ制御回路30によって制御される。このスイッチ制御回路30は、CPU16からの指令に基づいて、各スイッチSWのオン・オフを制御することにより、第2のレジスタR32に有効に直列接続するダイオードDを選択するものである。
このように構成される本実施の形態3の電力制御装置においても、上記実施の形態1と同様に、送信電力の立ち上がり時に、低域通過フィルタ39aを第2の時定数で動作させ、送信電力の立ち上がり後に、低域通過フィルタ39aを第1の時定数で動作させることができる。
このダイオードDを有効にするか否かの選択の仕方によって、低域通過フィルタ39aの第1および第2の時定数の切り替えタイミングを変化させることができる。図11は、図10に示された複数のダイオードDが第1および第2のダイオードD31、D32からなり、スイッチSWが第1、第2および第3のSW31、SW32およびSW33からなる場合の例を示している。
例えば、図11に示すダイオードD31、D32が、図2に示したダイオードD10と同じものであるとして、スイッチSW31をオフにして、スイッチSW32、SW33をオンにした場合、ダイオードD31が有効でダイオードD32が無効になるので、低域通過フィルタ39aの第1および第2の時定数の切り替えタイミングは、図2に示した低域通過フィルタ19aと同じになる。
一方、スイッチSW31、SW32、SW33の全てをオフにした場合、ダイオードD31、D32の両方が有効になるので、低域通過フィルタ39aの第1および第2の時定数の切り替えタイミングが変化する。詳しくは、ダイオードD31、D32の直列接続合成が第2のレジスタR32に有効に直列接続されることになるので、ダイオードD31、D32のオン電圧は、図12に示すように、図3に示したオン電圧Vfの2倍の2Vfになる。したがって、図12に示した例では,図3に示した例よりも、第1の時定数から第2の時定数に切り替わるタイミングが遅くなり、また第2の時定数から第1の時定数に戻るタイミングが早くなる。
なお、フィルタ制御回路39bに含まれるダイオードDの種類は、同一種類のものである必要はなく、種々のダイオードを組み合わせて用いることが可能であり、もちろんオン電圧が異なるものであってもよい。また、上述の実施の形態2と同様に、図10に示された各ダイオードDに並列接続された逆向きのダイオードを加えてもよく、あるいは、図10に示された各ダイオードを逆向きにしてもよい。このようにすることにより、制御電圧の立ち下がり特性を改善するようにしてもよい。
本実施の形態3の電力制御装置によっても、前述の実施の形態1と同様の効果を得ることができ、さらに以下の効果も得ることができる。スイッチSWの切り替えにより、第2のレジスタR32に接続されるダイオードの数を変えて第1および第2の時定数の切り替えタイミングを変更することができる。この結果、電力増幅器等の製造ばらつきによる送信電力の立ち上がり速度がばらつくような場合でも、時定数の切り替えタイミングを調整することにより、製造品質に起因するばらつきを吸収することができる。
実施の形態4.
図13から図15を用いて、本発明に係る電力制御装置の実施の形態4を説明する。なお、重複した説明を避けるため、本実施の形態4において図9に示した実施の形態3と同じ構成要素には、実施の形態3と同じ符号を付してその説明は省略するものとする。
図13に示される電力制御装置は、図9に示した実施の形態の構成に加え、さらに温度センサ40aおよびA/Dコンバータ40bを備えている。温度センサ40aは、電力制御装置の周囲温度を検出するものである。A/Dコンバータ40bは、温度センサ40aの出力電圧をディジタルコードに変換するものである。メモリ17には、後述の第2のレジスタに接続するダイオードを指定する温度補正用メモリテーブルが記憶されている。CPU16は、A/Dコンバータ40bからのディジタルコードを入力するメモリ17内の温度補正用メモリテーブルを参照して、第2のレジスタに有効に接続すべきダイオードを選択してスイッチ制御回路30に通知する。
本実施の形態4の電力制御装置は、温度変化により電力増幅器の立ち上がりが変化する場合に有効である。詳しくは、図14に示すように、送信電力の立ち上がりが低温時にはオーバーシュートし、高温時にはアンダーシュートするような場合、低温時に第2のレジスタに直列接続するダイオードの数を増加させるようにスイッチを制御し、立ち上がりのなまった制御電圧特性、例えば図15に示す低温時の制御電圧特性を得るようにする。一方、高温時のアンダーシュート時には、第2のレジスタに直列接続するダイオードの数を減少させるようにスイッチを制御し、高速に立ち上がる制御電圧特性、例えば図15に示す高温時の制御電圧特性を得るようにする。
本実施の形態4によれば、実施の形態3の効果に加えて以下の効果を得ることができる。すなわち、温度変化によって電力増幅器の立ち上がりが変化した場合でも送信電力の立ち上がり特性を一定に保つことができる。
また、本実施の形態4においても、各ダイオードに並列に逆向きのダイオードを追加することも、各ダイオードを逆向きのダイオードに入れ替えることも可能であるが、この場合には、温度変化があっても送信電力の立ち上がり特性を一定に保つことができる。
実施の形態5.
図16を用いて、本発明に係る電力制御装置の実施の形態5を説明する。図16に示された低域通過フィルタ回路59は、図9あるいは図13に示した実施の形態3あるいは実施の形態4の低域通過フィルタ回路39に置き換わるものである。
図16に示すように、低域通過フィルタ回路59は低域通過フィルタ59aおよびフィルタ制御回路59bを備えている。低域通過フィルタ59aは、第1のレジスタR51と、該第1のレジスタR51と協働して第1の時定数の低域通過フィルタを形成するキャパシタC50と、第1のレジスタに並列接続され第1のレジスタR51およびキャパシタC50とそれぞれが協働して第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する複数の第2のレジスタR52a、R52b、R52cとを有する。フィルタ制御回路59bは、複数の第2のレジスタR52a、R52b、R52cのそれぞれに直列なダイオードD50と、複数の第2のレジスタR52a、R52b、R52cを選択的にダイオードD50に直列接続させるスイッチSW50とを備えている。
本実施の形態5の電力制御装置では、実施の形態3および実施の形態4のようにダイオードの数によって送信電力の立ち上がり特性を変化させていたのに対して、第2のレジスタの抵抗値の変化により第2の時定数を変化させることができる。したがって、複数の第2のレジスタR52a、R52b、R52cのそれぞれの抵抗値を適切に設定するとともに、スイッチSW50を適切に切り替えることにより、実施の形態3および実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態5においても、各ダイオードに並列に逆向きのダイオードを追加することも、各ダイオードを逆向きのダイオードに入れ替えることも可能であるが、この場合には、温度変化があっても送信電力の立ち下がり特性を一定に保つことができる。
実施の形態6.
図17を用いて、本発明に係る電力制御装置の実施の形態6を説明する。図17に示された低域通過フィルタ回路69は、図1に示した低域通過フィルタ19に置き換わるものである。低域通過フィルタ回路69は、低域通過フィルタ69aおよびフィルタ制御手段69bを備えている。低域通過フィルタ69は、第1のレジスタR61、第2のレジスタおよびキャパシタC6を備えている。第1のレジスタR61およびキャパシタC60は、図2に示された第1のレジスタR11およびキャパシタC10と同様のものであるが、第2のレジスタR62は、図2に示された第2のレジスタR12と異なり、サーミスタから構成される。このため、本実施の形態では、第2のレジスタR62が、第2の時定数を提供する機能の他に、温度センサとしての機能と、温度に応じて第2の時定数を変化させる機能を有していることになる。
したがって、本実施の形態6でも、第2のレジスタR62の(温度−抵抗)特性を適切に設定することにより、実施の形態5と同様の効果を得ることができる。また、実施の形態5よりもさらに簡単な構成で電力制御装置を構成することができる。
また、本実施の形態6においても、各ダイオードに並列に逆向きのダイオードを追加することも、各ダイオードを逆向きのダイオードに入れ替えることも可能であるが、この場合には、温度変化があっても送信電力の立ち下がり特性を一定に保つことができる。
実施の形態7.
図18を用いて、本発明に係る電力制御装置の実施の形態7を説明する。図18に示された低域通過フィルタ回路79は、図1に示した低域通過フィルタ回路19に置き換わるものである。
低域通過フィルタ回路79は、低域通過フィルタ79aおよびフィルタ制御回路79bを有する。低域通過フィルタ79aは、第1のレジスタR71と、キャパシタC70と、第1のレジスタR71およびキャパシタC70と協働して第1の時定数の低域通過フィルタを形成するオペアンプAMP70と、第1のレジスタR71に並列接続され第1のレジスタR71、キャパシタC70およびオペアンプAMP70と協働して第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタR72と、を有する。なお、このオペアンプAMP70が本発明のアクティブ素子に相当する。フィルタ制御回路79bは、第2のレジスタR72に直列接続されるダイオードD70を有する。
本実施の形態7は、低域通過フィルタ79aがアクティブ素子を備えた場合の例、すなわちアクティブ低域通過フィルタから構成される場合の例を示しており、本実施の形態7においても、実施の形態1と同様に第1の時定数および第2の時定数を切り替えることができ、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態7においても、各ダイオードに並列に逆向きのダイオードを追加することも、各ダイオードを逆向きのダイオードに入れ替えることも可能であるが、この場合には、温度変化があっても送信電力の立ち下がり特性を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態1による電力制御装置の構成を示すブロック図である。
図2は、本発明の実施の形態1による電力制御装置に含まれる低域通過フィルタ回路の回路図である。
図3は、本発明の実施の形態1による電力制御装置に含まれるD/Aコンバータおよび低域通過フィルタの出力波形を示す図である。
図4は、本発明の実施の形態1による電力制御装置をTDMA方式の携帯無線通信装置に適用した場合の送信電力波形を示す図である。
図5は、図4に示された送信電力波形の一部を拡大して示す図である。
図6は、本発明の実施の形態2による電力制御装置の構成を示すブロック図である。
図7は、本発明の実施の形態2による電力制御装置に含まれる低域通過フィルタ回路の回路図である。
図8は、本発明の実施の形態2による電力制御装置に含まれるD/Aコンバータおよび低域通過フィルタの出力波形を示す図である。
図9は、本発明の実施の形態3による電力制御装置の構成を示すブロック図である。
図10は、本発明の実施の形態3による電力制御装置に含まれる低域通過フィルタ回路の回路図である。
図11は、動作説明を容易にするために、図10に示された低域通過フィルタ回路を簡略化した示す回路図である。
図12は、本発明の実施の形態3による電力制御装置に含まれるD/Aコンバータおよび低域通過フィルタの出力波形を示す図である。
図13は、本発明の実施の形態4による電力制御装置の構成を示すブロック図である。
図14は、一般的なTDMA方式の携帯無線通信装置における温度変化による送信電力波形の変化を示す図である。
図15は、本発明の実施の形態4による電力制御装置の温度変化時の、出力電圧立ち上がり波形を制御するための低域通過フィルタ回路の出力波形を示す図である。
図16は、本発明の実施の形態5による電力制御装置を部分的に構成する低域通過フィルタ回路を示す回路図である。
図17は、本発明の実施の形態6による電力制御装置を部分的に構成する低域通過フィルタ回路を示す回路図である。
図18は、本発明の実施の形態7による電力制御装置を部分的に構成する低域通過フィルタ回路を示す回路図である。
図19は、従来の電力制御装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 高周波電力増幅器、12 方向性結合器、13 送信アンテナ、14 検波器、15 A/Dコンバータ、16 CPU、17 メモリ、18 D/Aコンバータ、19,29,39,59,69,79 LPF回路、19a,29a,39a,59a,69a,79a 低域通過フィルタ,19b,29b,39b,59b,69b,79b フィルタ制御回路、30 スイッチ制御回路、40a 温度センサ、40b A/Dコンバータ
Claims (10)
- 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり後に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタに並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタと協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段は、前記第2のレジスタに直列接続される複数のダイオードと、これらのダイオードのそれぞれと前記第2のレジスタとの接続状態を切り替えるスイッチ回路と、を有する電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり後に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタにそれぞれが並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタとそれぞれが協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する複数の第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段は、前記複数の第2のレジスタのそれぞれに直列なダイオードと、前記複数の第2のレジスタを選択的に前記ダイオードに接続させるスイッチ回路と、を有する電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり後に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記フィルタ制御手段は、前記電力制御装置の温度または周囲温度を検出する温度センサを有し、該温度センサにより検出された温度に従って前記第1および第2の時定数を切り替える電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり後に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、キャパシタと、前記第1のレジスタおよび前記キャパシタと協働して前記第1の時定数の低域通過フィルタを形成するアクティブ素子と、前記第1のレジスタと並列接続され該第1のレジスタ、キャパシタおよび前記アクティブ素子と協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段は、前記第2のレジスタに直列接続されるダイオードを有する電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち上がり後に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタに並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタと協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段は、前記第2のレジスタに直列接続されるダイオードを有し、
前記低域通過フィルタの前記第2のレジスタが、サーミスタから構成される電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり前に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタに並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタと協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段は、前記第2のレジスタに直列接続される複数のダイオードと、これらのダイオードのそれぞれと前記第2のレジスタとの接続状態を切り替えるスイッチ回路と、を有する電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり前に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタにそれぞれが並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタとそれぞれが協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する複数の第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段は、前記複数の第2のレジスタのそれぞれに直列なダイオードと、前記複数の第2のレジスタを選択的に前記ダイオードに接続させるスイッチ回路と、を有する電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり前に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記フィルタ制御手段は、前記電力制御装置の温度または周囲温度を検出する温度センサを有し、該温度センサにより検出された温度に従って前記第1および第2の時定数を切り替える電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり前に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、キャパシタと、前記第1のレジスタおよび前記キャパシタと協働して前記第1の時定数の低域通過フィルタを形成するアクティブ素子と、前記第1のレジスタと並列接続され該第1のレジスタ、キャパシタおよび前記アクティブ素子と協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段が、前記第2のレジスタに直列接続されるダイオードを有する電力制御装置。 - 入力信号を制御電圧に従って所望の電力レベルに調整して出力する電力レベル調整回路と、
該電力レベル調整回路の現在の出力電力を目標電力レベルとを比較し、比較結果に基づいて、前記制御電圧を生成する制御電圧生成回路と、
第1の時定数および該第1の時定数より小さな第2の時定数のうちの一方で動作し、前記制御電圧生成回路により生成された前記制御電圧をフィルタリングして、前記電力レベル調整回路に供給する低域通過フィルタと、
前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり前に、前記低域通過フィルタを前記第1の時定数で動作させ、前記電力レベル調整回路の前記出力電力の立ち下がり時に、前記低域通過フィルタを前記第2の時定数で動作させるフィルタ制御手段と、を備え、
前記低域通過フィルタは、第1のレジスタと、該第1のレジスタと協働して前記第1の時定数で動作する第1の低域通過フィルタを形成するキャパシタと、前記第1のレジスタに並列接続され該第1のレジスタおよびキャパシタと協働して前記第2の時定数で動作する第2の低域通過フィルタを形成する第2のレジスタと、を有し、
前記フィルタ制御手段は、前記第2のレジスタに直列接続されるダイオードを有し、
前記低域通過フィルタの前記第2のレジスタが、サーミスタから構成される電力制御装置。
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