JPH1022756A - 無線送信機およびその送信制御方法 - Google Patents

無線送信機およびその送信制御方法

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JPH1022756A
JPH1022756A JP8174554A JP17455496A JPH1022756A JP H1022756 A JPH1022756 A JP H1022756A JP 8174554 A JP8174554 A JP 8174554A JP 17455496 A JP17455496 A JP 17455496A JP H1022756 A JPH1022756 A JP H1022756A
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signal
power
control
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Atsushi Miyake
敦 三宅
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/001Digital control of analog signals
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
    • H03G3/3047Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers for intermittent signals, e.g. burst signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動出力電力制御(APC)回路において、
簡単な方式と構成を用いることにより、安価で応用範囲
の広い無線送信機およびその送信制御方法を得る。 【解決手段】 無線送信機に使用するAPC回路におい
て、検出器7にて検出したRF出力信号5の検波信号8
を、出力信号として入力波形を積分したものを出力する
積分器15をとおした後、アナログ・デジタル変換器1
7と制御部18により監視し、制御部18では前記積分
器15の出力が一定となるようにデジタル・アナログ変
換器19を制御し、制御信号14として帰還させ、一定
の範囲内に送信電力を保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高周波(以下、
「RF(:Radio Frequency)」とい
う。)出力信号のレベルを所定の値に調整する自動出力
電力制御(以下、「APC(:Automatic P
ower Control)」という。)回路を備えた
無線送信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載型無線機や携帯型無線機の
ような移動体通信機器においては、RF出力信号は、周
囲温度等の環境条件の変化、無線機内の電源電圧の変
動、使用部品の性能ばらつきにともなうシステムゲイン
のばらつき等により送信出力電力の変動が起こりうる。
しかしこのRF出力信号のレベルは、機器の用いられる
システムに適用される規格により、一定の範囲内になけ
ればならない。従って、RF出力信号のレベルを常時監
視し、その変動を抑制するように負帰還をかける、つま
りAPCを行う必要がある。
【0003】図21は、例えばπ/4シフトQPSK変
調方式を用いた線形増幅を必要とする従来の無線送信機
を示すブロック図である。図において、1は例えばπ/
4シフトQPSK変調方式によって変調されたRF信
号、2は利得調整端子を有し、そこに加えられる、後述
する制御信号14によって前記RF信号1のレベルを可
変制御する可変利得素子であり、例えばAGCアンプあ
るいはアッテネータ等で構成されている。3は送信帯域
外の不要波を除去するためのバンドパスフィルタ、4は
前記RF信号1を所定の送信電力に増幅し、 RF出力
信号5を出力する線形電力増幅器、6は前記RF出力信
号5の電力の大部分を第一の出力に取り出し、前記RF
出力信号5の電力のわずかな部分を第二の出力に取り出
す結合器、7はこの結合器6の第二の出力に取り出され
たRF出力信号を検波し、RF出力信号のレベルに相当
する検波信号8を得るための検出器、9は変調信号であ
るベースバンド信号より計算によって求められた包絡線
信号であって、この場合はπ/4シフトQPSK変調方
式による変調信号のレベルに相当する。10は前記検波
信号8と前記包絡線信号9とを比較し、検波信号8に含
まれる変調にともなう変動成分を除去するための変動成
分除去回路、11はこの変動成分除去回路10より出力
された信号と無線送信機より出力されるRF出力信号の
レベルに応じた基準電圧12とを比較し、差分信号を生
成する差動増幅器、13はこの差分信号より雑音等の影
響を除去し、前記可変利得素子2の利得制御に用いられ
る制御信号14を生成するフィルタである。前述のとお
り、本APCは負帰還回路であり、制御信号14によ
り、RF出力信号5の平均電力が増大した場合には可変
利得素子2の利得が小さくなり、平均電力が低下した場
合には利得が大きくなるように動作して、一定の平均電
力のRF出力信号5を得ることができる。
【0004】このような線形増幅を必要とする従来の無
線送信機においては、APCにともなうレベル制御によ
り、電波として送信されるRF出力信号中に本来含まれ
るべき変調成分まで抑制される(つまり情報としての変
調成分が消えてしまう)ことを防ぐ必要がある。そのた
め、制御信号14の生成にあたっては、制御部(図14
には示さず)における計算処理により、変調信号である
ベースバンド信号(I,Q信号)から√(I2+ Q2
の平方根計算にて、変調信号のレベルに相当する包絡線
信号9を求め、変動成分除去回路10において、検波信
号8から前記包絡線信号9を差し引くことにより、検波
信号8に含まれる変調にともなう変動成分の除去を行っ
ている。その後この変動成分の除去された検波信号と基
準電圧12との差分信号から、制御信号14を生成し、
可変利得素子2の利得制御を行っている。このように制
御信号14の生成に際し、検波信号8に含まれる変動成
分の除去を行っているので、本APC回路では、RF出
力信号中の変調成分に対しては、何等影響を与えず、R
F出力信号のレベル制御を行うことができる。
【0005】なお、検波信号8中に含まれる変調成分の
大きさは、RF出力信号5の絶対レベルに応じて変動す
る。従って変動成分除去回路10での変動成分の除去に
際しては、検波信号8中の変動成分と包絡線信号9との
レベルをあらかじめ合わせておく必要がある。このレベ
ルあわせは、主としてハードウェア処理により、RF出
力信号のレベルに応じて推定されたRF出力信号中の変
調成分のレベルに基づき、包絡線信号9のレベルを補正
することにより行われる。また逆に検波信号8のレベル
を補正しても良い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられている無
線送信機は、例えば以上のように構成されているので、
検波信号8中の変調にともなう変動成分に相当する包絡
線信号9を、精度よく求める必要があるため、制御部に
おけるソフトウェア処理に加え、レベル補正のためのハ
ードウェアが必要となり、構成が複雑になるという問題
があった。さらに、制御信号14を生成するAPC回路
の主要部は、検波信号8から変動成分を差し引く変動成
分除去回路10、差分信号を生成する差動増幅器11、
雑音を除去するフィルタ13等のアナログとデジタルの
回路が混在した構成となっており、APC回路を構成す
るハードウェアが複雑かつ増大するという問題があっ
た。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、主たる目的はAPC回路、特に
変調にともなう変動成分の除去に関わる演算ソフトウェ
ア処理およびハードウェア構成の削減、また制御信号の
生成に係わる処理のデジタル化、ソフトウェア化による
ハードウェア構成の削減、それにともなうコストの低
減、さらにAPC精度の向上を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線送信
機は、所定の電力のRF出力信号を、利得制御により出
力する送信電力制御手段と、このRF出力信号の電力を
監視し、前記RF出力信号の平均の電力レベルを出力す
る電力監視手段と、この電力レベルと前記所定の電力の
RF出力信号に対応する参照レベルとの差を基に、誤差
レベルを算出する誤差算出手段と、この誤差レベルと前
記所定の電力のRF出力信号に対応する補正係数との積
に基づいて、制御量補正値を算出し、この制御量補正値
と前記所定の電力のRF出力信号に対応する参照制御値
とを基に、前記利得制御を行う制御信号を生成する制御
信号生成手段とを備えたものである。
【0009】また、前記送信電力制御手段は、RF信号
の電力を利得制御により調整する可変利得素子と、この
調整されたRF信号を線形増幅し、所定の電力のRF出
力信号を出力する線形増幅器とを備え、前記電力監視手
段は、前記RF出力信号の包絡線を検出し検波信号を出
力する検波器と、この検波信号から振幅変動成分を除去
し電力レベルを出力する積分器とを備えたものである。
【0010】また、前記線形増幅器は、前記可変利得素
子から出力されたRF信号を利得制御により線形増幅し
電力を調整し、所定の電力のRF出力信号を出力すると
ともに、前記制御信号を前記可変利得素子または前記線
形増幅器のいずれかに切替出力する切替手段を設けたも
のである。
【0011】また、前記線形増幅器のバイアス電圧を供
給するバイアス制御部を備えたものである。
【0012】また、前記積分器を、検波信号を所定のタ
イミングでサンプリングし電力レベルとして出力するサ
ンプルホールド回路に換えたものである。
【0013】また、前記誤差算出手段は、入力された電
力レベルを記録する電力データ記録部を有し、制御信号
生成手段は、生成された制御信号を記録する制御データ
記録部を有するようにしたものである。
【0014】また、前記誤差算出手段は、入力された電
力レベルを補正する手段を有するようにしたものであ
る。
【0015】また、この発明に係る無線送信機の送信制
御方法は、RF出力信号の電力を監視し、前記RF出力
信号の平均の電力レベルを出力する電力監視手段からの
電力レベルとメモリテーブルに記録された所定の電力の
RF出力信号に対応する参照レベルとの差を基に誤差レ
ベルを算出するステップと、算出した誤差レベルとメモ
リテーブルに記録された係数データとの積を基に、誤差
データを算出するステップと、算出した誤差データと前
記参照レベルとを基に、送信電力制御手段の利得制御を
行う制御信号を生成するステップとを備えたものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下この発明による無線送信機の一実施
の形態について説明する。ここでは、デジタル携帯電話
等の移動体通信のアクセス方式として、時分割多元接続
(以下、TDMA(:Time Division M
ultiple Access)という。)を用いるも
のとする。図1はこの実施の形態1である無線送信機を
示すブロック図である。図において、1〜8は図21に
示す従来の無線送信機の構成と同じであるので説明を省
略する。15は検波信号8を積分し、検波信号に含まれ
る変調にともなう振幅変動成分を除去する積分器、16
はこの積分器15の出力であるRF出力信号5の平均の
電力レベルに相当する電力信号である。17はこの電力
信号であるアナログ信号を電力データであるデジタル信
号に変換するA/D変換器、18はこの電力データ(デ
ジタル化された電力信号)を用い可変利得素子2を制御
するための制御データを生成する制御部、19はこの制
御データ(デジタル化された制御信号)であるデジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、14は前
記D/A変換器から出力される制御信号である。100
は可変制御素子2、バンドパスフィルタ2、線形電力増
幅器3、結合器6により構成される送信電力制御手段、
101は検出器7、積分器15により構成される電力監
視手段である。
【0017】また、20は例えば電圧制御発信器等を含
んだ発信回路から出力される中間周波数(以下、「IF
(:Intermediate Frequenc
y)」という。)信号、21はこのIF信号に対して、
本実施の形態では、例えば方式としてπ/4シフトQP
SK変調方式を用いて変調を行う変調器部、22はこの
変調器部21より出力される変調されたIF信号、23
は前記変調されたIF信号と混合されて所望の送信周波
数を得るために使用される、例えばシンセサイザ方式を
用いた発振回路等によって出力される局部発振信号、2
4はこの局部発振信号23と前記変調されたIF信号2
2とを混合し、所望の送信周波数のRF信号1を出力す
る混合器である。
【0018】図2は制御部18内の機能構成を示す機能
ブロック図である。機能ブロックは電力信号16より誤
差レベルである誤差データを生成する誤差算出手段18
1とこの誤差データより制御信号14を生成する制御信
号生成手段185とで構成される。1810は後述する
テーブルパラメータに応じてあらかじめ決められた、R
F出力信号5の電力の初期値である参照レベルに相当す
る参照電力データが登録されている参照電力データメモ
リテーブル、1811は電力データと前記参照電力デー
タとの差である誤差データを求める減算器、1850は
テーブルパラメータに応じてあらかじめ決められた補正
用の係数データが登録されている係数データメモリテー
ブル、1851は前記誤差データと前記係数データとの
積として求められる制御量補正値である、補正データを
求める乗算器、1852は送信開始時において前記補正
データが後述する加算器1854に入力されないように
するためのスイッチ、1853はテーブルパラメータに
応じてあらかじめ決められた制御信号14の初期値であ
る参照制御値に相当する参照制御データが登録されてい
る参照制御データメモリテーブル、1854は前記スイ
ッチ1852を経由し入力される補正データと前記参照
制御データとの和である制御データを求める加算器であ
る。
【0019】図3はTDMA方式のフレーム構成の一例
を示す説明図であり、北米EIA/TIAによるIS−
54に規定されている北米方式デジタルセルラーのもの
である。1フレームは40msecであり、以下の構成
となっている。 1フレーム=6スロット=972シンボル=(1944
ビット) 送信のタイミングとしては、例えばスロット(1)にて送
信した場合、次の送信はスロット(4)となる。この場合
の無線送信機としての動作状況を図4に示す。図におい
て、「送信−ON」の期間は電波を送信し、「送信−O
FF」の期間は送信機がOFFされ電波を送信しない。
つまりバースト送信されている。
【0020】次に動作について説明する。変調器部21
によってπ/4シフトQPSK変調されたIF信号22
は、混合器24で局部発振信号23と混合され、所望の
送信周波数の変調されたRF信号1となる。変調された
RF信号1は可変利得素子2においてレベル調整された
後、フィルタ3にて混合動作等によって生じた不要波を
除去し、線形電力増幅器4において所定の送信電力まで
線形増幅され、RF出力信号5として送出される。RF
出力信号5の一部は結合器6にて取り出され、検出器7
にて検波される。
【0021】検出器7にて検出されたRF出力信号5の
検波信号8は前述のようにRF出力信号5の包絡線を表
し、π/4シフトQPSK変調方式の場合、図5に示す
ように変調にともなう変動成分を含んでいる。この変動
成分の周期は、シンボルの時間幅(シンボルレート)と
同等である。前記検波信号8は積分器15へ加えられ
る。積分器15では変調にともなう変動成分が除去さ
れ、出力である電力信号16は図6に示すようななめら
かな波形となる。つまり積分器15は、スロットの時間
幅に比べ比較的高い周波数を持つ変調に伴う変動成分を
除去し、スロット内の平均レベルの信号を出力する低域
通過フィルタと同等の機能を果たす。IS−54による
π/4シフトQPSK変調方式にともなう変動成分の周
期(≒シンボルレート)は約46μsecであること、
またスロット周期が約6.67msecであることか
ら、この積分器の時定数は約1msecに設定されてい
る。
【0022】いま、送信スロット内の平均出力電力がど
の送信区間においても同一であれば積分器15の出力で
ある電力信号16の定常状態での値すなわち最終値は同
一の値となる。一方、例えば図5に示すスロット4内の
平均出力電力がスロット1のそれよりも低かった場合、
積分器15の出力である電力信号16の最終値は図6の
スロット4内の点線で示すような値となる。なお、積分
器の時定数は上記設定では、シンボルレートとスロット
周期との間の値に設定した。これは変動成分を除去しつ
つ、スロット内の平均レベルを出力するためである。し
かし、APCとしては、スロット間の相対的なレベルが
わかればよいので、変動成分をさらに低減するためにス
ロット周期以上の時定数を設定しても良い。
【0023】前記電力信号16はA/D変換器17にて
デジタル化される。制御部18内の誤差算出手段181
は、前記デジタル化された電力信号(電力データ)と内
部の参照電力データメモリテーブル1810に保存され
た参照電力データとの差から誤差データを算出する。制
御信号生成手段185は、この誤差データから制御信号
14の初期値に相当する参照制御データを補正するため
の補正データを算出し、前記参照制御データに加算し、
制御データを生成する。この制御データはD/A変換器
19にてアナログ信号化され、最終的に可変利得素子2
を制御する制御信号14となる。
【0024】以上のように、本実施の形態では誤差デー
タに基づき補正データを求め、制御信号14を逐次更新
することにより、所定レベルのRF出力信号5を得るこ
とが可能となる。
【0025】なお、本実施の形態におけるTDMAの場
合には、送信スロット期間のみAPCを実施すればよ
く、制御信号14の更新もこの送信スロット期間中に行
うこととなる。更新は送信スロット毎に行っても、複数
回の送信スロットが含まれる所定の期間内の任意の送信
スロットにおいて行ってもよい。また送信スロット内で
の更新回数も任意である。A/D変換器の変換周期は更
新周期より短く設定されている。電力データとしては、
電力信号16をA/D変換した値をそのまま用いても、
また送信スロット内で複数回A/D変換された値の平均
値を用いてもよい。平均値を用いる場合には、A/D変
換器17の出力に複数回のA/D変換値を蓄積しその平
均を出力する平均化手段が付加されることとなる。本実
施の形態の説明では、特に断らない限り、送信スロット
内の所定のタイミングでA/D変換された電力データを
用い、送信スロット毎に1回制御信号を更新するものと
する。図7にA/D変換の変換タイミングと制御信号の
更新のタイミングとの関係を示す。図においては、各送
信スロット内では、4回のA/D変換が行われ、その3
番目の電力データを用いて制御信号の更新が行われてい
る。
【0026】次に制御部18の動作について説明する。
図8は図2に示した制御部18内の構成要素である、参
照電力データメモリテーブル1810、係数データメモ
リテーブル1850、参照制御データメモリテーブル1
853に共通するメモリテーブルの内部構成の説明図で
ある。メモリテーブル内にはシステムモード、チャンネ
ル帯域、送信パワーレベルをテーブルパラメータ(以下
「パラメータ」という。)として、これらのパラメータ
の組合せに対して、一義的に決められている参照電力デ
ータ、係数データ、参照制御データが記録されている。
ここでシステムモードとは、機器が使用されるモードで
あり、前記IS−54においては、アナログモード
(A)とデジタルモード(D)の2モードがある。チャ
ンネル帯域とは、無線帯域内の周波数位置を示し、この
場合には、無線帯域をH(高)、M(中)、L(低)の
3帯域に分割している。機器が使用する周波数に応じ
て、いずれかの帯域が選択される。パワーレベルとはR
F出力信号の電力のレベルを示し、この場合には一般化
してnレベルの設定が可能としている。
【0027】各データは、例えば次のような方法で求め
られる。準備として、図1のブロック図において、制御
部を動作させず、手動で制御データを入力し、そのとき
のRF出力信号5のレベル、また電力データの値をモニ
タできるよう測定系を組んでおく。まず1組のパラメー
タの組合せを決める。 制御データの値を手動で変化さ
せてRF出力信号5のレベルが前記パラメータの送信パ
ワーレベルに相当する所定のレベルになるよう調整す
る。そのときの制御データの値を参照制御データとす
る。一方この時の電力データの値を参照電力データとす
る。この測定をパラメータの全ての組合せに対して行い
テーブルを作成する。また係数データは、制御データの
変化に対する電力データの変化の比であり、上記により
取得した参照電力データと参照制御データとを用いて以
下の式で求める。ハ゜ワーレヘ゛ル kの係数データ=(ハ゜ワーレヘ゛ル(k+1)の参照制御デ
ータ − ハ゜ワーレヘ゛ルkの参照制御データ)/(ハ゜ワーレヘ゛ル(k+
1)の参照電力データ − ハ゜ワーレヘ゛ルkの参照電力データ)
【0028】図9は制御部18内の動作を示すフローチ
ャートである。機器の使用開始時には、パラメータの組
合せが決まっており、各メモリーテーブルへ設定が行わ
れる(ステップS1)。次にメモリテーブル内の前記パ
ラメータの組合せに対応するデータが選択される(ステ
ップS2)。この実施の形態1では、例としてデジタル
モード(D)、チャンネルM、パワーレベル2のパラメ
ータの組合せを考え、「データ(D2M)」が使用され
るものとして説明を行う。また、個別のデータについて
は、例えば「参照制御データ(D2M)」等と記述す
る。送信が開始されたか否かの監視(ステップS3)の
後、送信開始時点においては、スイッチ1852をOF
Fとし(ステップS4)、参照制御データメモリテーブ
ル1853に記憶されている参照制御データ(D2M)
を制御信号14として用い可変利得素子2の利得を設定
する(ステップS5)。その後スイッチ1852をON
とし、APC回路のループを閉じる(ステップS6)。
閉ループ成立後の動作は次のようになる。電力信号を電
力データとして取り込み(ステップS7)、減算器18
11にて電力データと参照電力データメモリテーブル1
810に保存された参照電力データ(D2M)との差か
ら誤差データを算出する(ステップS8)。次に積算器
1813にてこの誤差データと係数データメモリテーブ
ル1850に保存された係数データ(D2M)との積か
ら補正データを算出する(ステップS9)。次に加算器
1816にてこの補正データと参照制御データメモリテ
ーブル1853に保存された参照制御データとを加算
し、制御信号14を更新する(ステップS10)。送信
終了までステップ7〜10が繰り返される(ステップS
11)。
【0029】以上のように、この実施の形態1は、積分
器15を用いることにより検波信号8中の変調による変
動成分を除去するようにしたので、変動成分を除去する
ためのソフトウェア処理を必要とせず、かつハードウェ
アを簡略化できるいう効果がある。また、誤差データ、
制御データを制御部18内でのデジタル処理にて生成す
るようにしたので、精度の高いAPCが可能になるとい
う効果がある。
【0030】実施の形態2.図10は、実施の形態2に
よる制御部18内の機能構成を示す機能ブロック図であ
る。本実施の形態では、過去の電力データ、制御データ
を記録する手段を設けることにより、実施の形態1に比
べ、誤差データ、補正データの算出処理を簡略化するこ
とを狙っている。1812はA/D変換器17の出力で
ある電力データを記録し、参照電力データ2として出力
する電力データ記録部、1813は参照電力データメモ
リテーブル1810から出力される参照電力データ1ま
たは前記電力データ記録部1812から出力される参照
電力データ2のいずれか一方を選択し、参照電力データ
として出力する選択手段、1814は減算器1811か
らの出力である誤差データが0であるか否かを比較判定
する比較手段、1815はこの比較手段での比較結果に
基づき、誤差データが0でない場合にONとなり、誤差
データを乗算器1851に出力するためのスイッチ、1
855は加算器1854の出力である制御データ1を記
録し、制御データ2として出力する制御データ記録部、
1856は制御データ記録部1855から出力される制
御データ2または加算器1854の出力である制御デー
タ1のいずれか一方を選択し、制御データとして出力す
る選択手段である。
【0031】次に制御部18の動作について図11のフ
ローチャートを用いて説明する。機器の使用開始時に
は、パラメータの組合せが決まっており、各メモリーテ
ーブルへ設定が行われる(ステップS21)。次にメモ
リテーブル内の前記パラメータの組合せに対応するデー
タが選択される(ステップS22)。送信が開始された
か否かの監視(ステップS23)の後、送信開始時点に
おいては、スイッチ1852をOFFとする(ステップ
S24)。次に参照制御値メモリテーブル1853に記
憶されている初期値である参照制御データ(D2M)を
制御データ1→制御データとして選択(選択手段185
6は制御データ1側を選択)し、最終的に制御信号14
として用い可変利得素子2の利得を設定する(ステップ
S25)。一方制御データ1を制御データ記録部185
5に記録する(ステップ26)。その後スイッチ185
2をONとし、APC回路のループを閉じる(ステップ
S27)。閉ループ成立後の動作は次のようになる。電
力信号を電力データとして取り込み(ステップS2
8)、また電力データを電力データ記録部1812に記
録する(ステップ29)。送信開始直後か否か(1回目
のループか否か)の判定(ステップ30)の後、選択手
段1813は、送信開始直後であれば、参照電力データ
メモリテーブル1810から出力される参照電力データ
1(D2M)を選択し、参照電力データとして出力する
(ステップS31)。一方送信開始直後以外であれば、
電力データ記録部1812から出力される参照電力デー
タ2を選択し、参照電力データとして出力する(ステッ
プS32)。減算器1811にて電力データと参照電力
データとの差から誤差データを算出する(ステップS3
3)。次に比較手段1814にて誤差データが0である
か否かを判定する(ステップS34)。0でない場合に
は、スイッチ1815をONとし、積算器1813に誤
差データを送り出し、この誤差データと係数値メモリテ
ーブル1850に保存された係数データ(D2M)との
積から補正データを算出する(ステップS37)。次に
加算器1816にてこの補正データと参照制御データメ
モリテーブル1853に保存された参照制御データとを
加算し、制御データ1→制御データとして出力、選択
し、制御信号14を更新する(ステップS38)。この
制御データ1は制御データ記録部1855にも記録され
る(ステップ39)。一方ステップS34にて誤差デー
タが0の場合には、制御データ記録部1855から出力
される制御データ2が制御データとして選択され、制御
信号14を更新する(ステップS40)。送信終了まで
ステップ28〜39が繰り返される(ステップS4
0)。
【0032】以上のように、この実施の形態2は、送信
開始直後を除いては、参照電力データとして電力データ
記録部1812に記録された過去の(1周期前の)電力
データを用い、誤差データを算出し、この誤差データが
0の場合には、制御データ記録部1855に記録された
過去の制御データ2を制御信号14として用いるように
したので、補正データ、制御データ1の算出過程を省略
でき、処理を簡略化できるという効果がある。
【0033】実施の形態3.装置の実使用状態において
は、電源電圧の変動、装置温度の変動等により、あらか
じめメモリテーブルに記録されたデータ(特定の環境条
件のもとで測定)を使用したのでは、誤差が生じてしま
う。例えば、検出器7には検波ダイオード等が使用され
るが、その検波電圧は、温度により変動する。また同じ
チャンネル帯域内でも、周波数(チャンネル番号)が異
なれば、電力増幅器等の周波数特性により、電力レベル
がばらつく。また送信開始時において電源電圧が変動し
ても、電力レベルが変動する。これを克服するために、
制御部内に各種の補正手段を設け、変動の除去が行われ
る。
【0034】図12は、実施の形態3による制御部18
内の機能構成を示す機能ブロック図である。1816は
テーブルパラメータおよび温度データ(例えば温度補償
発振器に設けられたサーミースタ出力)に応じてあらか
じめ決められた、電力データの温度補正データが登録さ
れている温度補正テーブル、1817は電力データと前
記温度補正データとから温度補正された電力データaを
求める加算器、1818はテーブルパラメータに応じて
あらかじめ決められた、電力データのチャンネル補正デ
ータが登録されているチャンネル補正テーブル、181
9は前記チャンネル補正データと送信チャンネル番号と
からチャンネル補正値を算出する補正値算出手段、18
20は前記温度補正された電力データaと前記チャンネ
ル補正値とからチャンネル補正された電力データbを求
める加算器、1857はテーブルパラメータおよび電源
電圧に応じてあらかじめ決められた、制御データの電源
補正データが登録されている電源補正テーブル、185
8は送信開始時において、前記電源補正データが後述す
る加算器1859に入力されるようにするためのスイッ
チ、1859は加算器1854の出力である制御データ
と前記電源補正データとから電源補正された制御データ
1を求める加算器、1860はテーブルパラメータに応
じてあらかじめ決められた、参照制御データの許容変動
幅が登録されているリミッタ値テーブル、1861は前
記参照制御データと前記許容変動幅とから許容制御デー
タを算出するリミッタ値算出手段、1862は前記電源
補正された制御データ1と前記許容制御データとの比較
からいずれかを選択し、制御データとして出力する比較
器である。
【0035】なお、温度補正テーブル、チャンネル補正
テーブル、電源補正テーブルも、各種メモリテーブルに
記録されたデータと同様に、各パラメータ毎に測定した
電力データ、制御データをもとに求め、記録することに
より作成される。
【0036】各補正データは次のように求められる。温
度補正テーブル:機器の使用温度を、例えば3段階(高
温、常温、低温)に分けておき、それぞれの温度(高温
を40℃、常温を25℃、低温を0℃で代表させる)
で、各テーブルパラメータに応じた参照電力データを前
述の方法で求める。常温の参照電力データとの差分を温
度補正データとして温度補正テーブルに記録しておく。
動作時は例えば上記サーミスタからの温度情報に基づ
き、高温または低温の場合に、入力された電力データに
この温度補正データを加え、常温での電力データに換算
し補正する。
【0037】CH補正テーブル:前述のようにチャンネ
ル帯域はH,M,Lの3帯域に分けられ、それぞれの代
表チャンネルで、参照電力データが求められている。帯
域内を補完するために、H、Mの参照電力データを用い
H−M間の参照電力データの傾き、 M、Lの参照電力
データを用いM−L間の参照電力データの傾きをそれぞ
れ求め、CH補正テーブルに記録しておく。動作時はこ
のチャンネル補正データと、実際の送信周波数(チャン
ネル番号)とから、代表チャネルでの電力データとのオ
フセットを求め、入力された電力データにこのオフセッ
トを加え、代表チャンネルでの電力データに換算し補正
する。
【0038】電源補正テーブル:参照制御データとして
は、通常の電源電圧で測定された初期値が記録されてい
るが、送信開始時(電力増幅器の使用により、使用電流
が増加し、電源電圧も変動する)に想定される電源電圧
において測定された制御データと、前記参照制御データ
との差分を電源補正テーブルに記録しておく。電源電圧
が変動する送信開始時に、この差分を制御データに加え
て補正する。
【0039】次に制御部18の動作について図13のフ
ローチャートを用いて説明する。機器の使用開始時に
は、パラメータの組合せが決まっており、各メモリーテ
ーブルへ設定が行われる(ステップS51)。次にメモ
リテーブル内の前記パラメータの組合せに対応するデー
タが選択される(ステップS52)。次に参照制御デー
タをもとにして上限、下限の許容制御データを、また、
チャンネル補正データとチャンネル番号をもとにチャン
ネル補正値を算出する(ステップS53)。送信が開始
されたか否かの監視(ステップS54)の後、送信開始
時点においては、スイッチ1852をOFF、スイッチ
1858をONとする(ステップS55)。次に参照制
御データメモリテーブル1853に記憶されている初期
値である参照制御データ(D2M)を制御データ2とし
て出力する(ステップS56)。さらに制御データ2
は、テーブルパラメータおよび送信開始時の電源電圧を
もとに選択された電源補正データにより補正され、制御
データ1となる(ステップS57)。制御データ1は上
限、下限の許容制御データと比較され(ステップS5
8)、場合に応じて、上限許容制御データ、制御データ
1、下限許容制御データのいずれかが(制御データ1<
下限制御データの場合:下限制御データ、下限制御デー
タ≦制御データ1≦上限許容制御データの場合:制御デ
ータ1、制御データ1>上限制御データの場合:上限制
御データがそれぞれ選択される)、制御データとして出
力され、最終的に制御信号14として用いられ、可変利
得素子2の利得を設定する(ステップS59、S60、
S61)。その後スイッチ1852をON、スイッチ1
858をOFFとし、APC回路のループを閉じる(ス
テップS62)。閉ループ成立後の動作は次のようにな
る。電力信号を電力データとして取り込み(ステップS
63)、電力データの温度補正(ステップS64)、チ
ャンネル補正(ステップS65)を行う。減算器181
1にて温度補正、チャンネル補正された電力データbと
参照電力データとの差から誤差データを算出する(ステ
ップS66)。次に積算器1813にてこの誤差データ
と係数値メモリテーブル1850に保存された係数デー
タ(D2M)との積から補正データを算出する(ステッ
プS67)。次に加算器1816にてこの補正データと
参照制御値メモリテーブル1853に保存された参照制
御データとを加算し、制御データ2→制御データ1→制
御データとして出力する(ステップS68)。制御デー
タ1は上限、下限の許容制御データと比較され(ステッ
プS69)、場合に応じて上限許容制御データ、制御デ
ータ1、下限許容制御データのいずれかが、制御データ
として出力され、最終的に制御信号14を更新する(ス
テップS70、S71、S72)。送信終了までステッ
プS63〜72が繰り返される(ステップS73)。
【0040】以上のように、この実施の形態3は、送信
開始直後には電源電圧による制御データの補正を、また
温度変動、チャンネル番号にもとずく電力データの補正
を行うようにしたので、精度の良い制御信号を生成で
き、APC制御の精度を向上することができるという効
果がある。
【0041】なお、実施の形態2及び3の発明を独立の
ものとして説明したが、これらを組み合わせた形態も考
えられる。この場合には、両形態の効果を合わせ持つこ
ととなる。
【0042】実施の形態4.図14は、実施の形態4で
ある無線送信機を示すブロック図である。本実施の形態
では検出器7の出力であるRF出力信号5の検波信号8
から、変調にともなう変動成分を除去するために、積分
器の代わりにサンプル・ホールド回路を用いている。
【0043】図において、25はサンプル・ホールド回
路、26は前述の制御部18より出力されるサンプル・
ホールドのタイミング信号であり、27はサンプル・ホ
ールドされた電力信号である。
【0044】一般に、符号信号の伝送には、符号間干渉
を避けつつ信号帯域を制限するために、ナイキストの定
理に基ずき、伝送路内に低域フィルタであるロールオフ
フィルタが設けられる。本発明のシステムにおいてもこ
のようなロールオフフィルタが設けられているものとし
て説明を行う。検出器7により検出された前記電力信号
8の変調による変動は、ナイキスト点(符号のデータ伝
送速度R(ビット/秒)の逆数で時間間隔が決まる離散
点であって、符号による変調を受けていない点)におい
ては最も小さい。送信側100パーセントのロールオフ
(送信系のみで、ロールオフフィルタの特性を実現)で
あれば符号間干渉がないので、図15(a)に示すよう
に、ナイキスト点では振幅は変調の影響を受けず、常に
一定の値を示す。従ってナイキスト点でサンプリングす
れば変調による変動は受けていないサンプル値を得るこ
とができる。しかし、本実施の形態で述べている、例え
ば北米の仕様では、ロールオフフィルタを送信側と受信
側とで50パーセントずつに分割(送信側・受信側のフ
ィルタ特性の積で全体のロールオフフィルタの特性を実
現)している。このようなルート分割ロールオフの場
合、ナイキスト点においても符号間干渉が存在するた
め、図15(b)に示すように、ナイキスト点でサンプ
ル・ホールドしただけでは変調による変動成分を除去し
きれないことが考えられる。
【0045】この変動成分を除去するために、例えばサ
ンプルタイミングとして、検波信号8をナイキスト点に
おいてサンプルするよう制御した場合には、サンプル・
ホールド回路の出力に簡単な低域フィルタを取り付ける
か(図14には示さず)、また制御部18にて取り込ん
だA/D変換器の値である電力データを平均化処理する
ことが考えられる。一方図16に示すように、ベースバ
ンド信号が等振幅となるタイミングを生成し、それをサ
ンプルタイミング信号26として用いても(この場合に
はサンプルタイミングはナイキスト点と異なり、等間隔
にならない。図16のa,b,c,dが等間隔でな
い。)、電力データ27は変動の影響を受けていない。
【0046】サンプル・ホールド回路からの出力信号2
7は実施の形態1同様、A/D変換器にてデジタル信号
に変換された後、制御部へ送られる。制御信号14の生
成方法および系の動作については、実施の形態1に示す
場合と同様である。
【0047】以上のように、この実施の形態4は、サン
プルホールド回路25を用いることにより検波信号8中
の変調による変動成分を除去するようにしたので、変動
成分を除去するためのソフトウェア処理を必要とせず、
かつハードウェアを簡略化できるいう効果がある。ま
た、誤差信号、制御信号を制御部18内でのデジタル処
理にて生成するようにしたので、精度の高いAPCが可
能になるという効果がある。
【0048】実施の形態5.図17は、実施の形態5で
ある無線送信機を示すブロック図である。本実施の形態
では結合器6の第二の出力を、時定数の長い検出器28
に接続している点が図1の実施の形態と異なっている。
図において、28はシステムのシンボルレートに対して
十分に長い時定数を持った検出器であり、図1における
検出器7と積分器15とを組み合わせたものに相当す
る。その時定数は図1における積分器の時定数と同様の
考え方で設定される。29は前記検出器28の出力信号
である。制御部内での動作は実施の形態1と同様である
ので説明を省略する。
【0049】以上のように、この実施の形態5は、時定
数の長い検出器を用いることにより検波信号8中の変調
による変動成分を除去するようにしたので、変動成分を
除去するためのソフトウェア処理を必要とせず、かつハ
ードウェアを簡略化できるいう効果がある。また、誤差
信号、制御信号を制御部18内でのデジタル処理にて生
成するようにしたので、精度の高いAPCが可能になる
という効果がある。さらにまた、実施の形態1の発明に
比べ、積分器15を必要としないという効果がある。
【0050】実施の形態6.図18は、図1に示す実施
の形態と同様の動作をするが、制御信号14の帰還先が
異なる実施の形態6である無線送信機を示すブロック図
である。実施の形態1から5に示す発明が、例えばπ/
4シフトQPSK変調のような包絡線変動を有する、線
形増幅を必要とするシステムであるのに対し、本実施の
形態は例えば、FMや、欧州の統一規格であるGSMシ
ステムに採用されているGMSKのような包絡線変動を
伴わない、すなわち定包絡線変調方式に対応することが
主たる目的である。
【0051】線形電力増幅器を定包絡線変調を用いた機
器に使用することは、効率の観点からみて一般的に不適
切である。特にFM変調を用いたアナログ方式の場合に
は、その送信形態は前述のTDMA方式とは異なり送信
期間中連続的に行われるため、発熱、あるいは通話時間
等に対する悪影響が避けられない。したがって、図にお
いては可変利得素子2の代わりに前置増幅器33を、線
形電力増幅器4の代わりに飽和電力の低いアナログFM
方式用電力増幅器34を用いている。そしてアナログF
M方式用電力増幅器34に対し制御信号14による利得
制御を行うことにより、RF出力信号のレベルの制御を
行う。
【0052】なお、図においては積分器15が含まれて
いるが、定包絡線変調方式の場合には検出器7の出力で
あるRF出力信号5の検波信号8は変調による変動を伴
わず一定であるため、あえて設ける必要もない。その他
の動作等については、図1に示すものと同様であるの
で、その説明を省略する。また上記説明では、アナログ
FM方式電力用増幅器34の利得制御を行ったが、前置
増幅器33に代え可変利得素子を用いこれの利得制御を
行っても良い。
【0053】以上のように、この実施の形態6は、定包
絡線変調方式において、積分器を用いることにより検波
信号8中の変調による変動成分を除去するようにしたの
で、変動成分を除去するためのソフトウェア処理を必要
とせず、かつハードウェアを簡略化できるいう効果があ
る。また、誤差信号、制御信号を制御部18内でのデジ
タル処理にて生成するようにしたので、精度の高いAP
Cが可能になるという効果がある。
【0054】実施の形態7.図19は、制御信号14の
帰還先を切替手段であるスイッチ回路により可変利得素
子2と線形電力増幅器4に切り替えることが可能な、実
施の形態7ある無線送信機を示すブロック図である。
【0055】前述の北米デジタルセルラーシステムの標
準規格であるEIA/TIAのIS−54によれば、従
来より北米を中心に使用されているアナログシステムで
あるAMPS方式にも対応可能であることが要求されて
いる。すなわち、アナログモードとデジタルモードが混
在するデュアルモードシステムに対応しなければならな
い。IS−54によればアナログモードでは従来のAM
PSシステムに対応するため、変調方式としてFMが、
一方デジタルモードでは前述のようにπ/4シフトQP
SK変調を用いることとなっている。
【0056】本実施の形態では、このようなシステムに
も対応可能な無線送信機を構成している。図において、
35は制御信号14の帰還先を切り替えるためのスイッ
チ回路、36はシステムにおけるアナログモードとデジ
タルモードに対応してスイッチ回路を切り替える制御信
号、37はデジタルモード時の制御信号であり、38は
アナログモード時の制御信号である。
【0057】制御信号14を生成する方法については図
1に示す実施の形態のものと同様であるので省略する。
デジタルモードでは制御信号37により可変利得素子2
の利得を制御することにより、送信波形に歪みをもたら
さない線形増幅を行い、一方、アナログモードでは制御
信号38により、線形電力増幅器4の例えばドレイン電
圧やゲート電圧等の制御を行い、RF出力電力5すなわ
ち送信電力の制御を行う。これにより、アナログモード
時には線形電力増幅器4のバイアス電圧が変わることに
より動作点が変化し、効率の良い無線送信機を構成する
ことが可能となる。なお、本実施の形態では、デュアル
モード対応であるため、各種メモリテーブルは、アナロ
グ用とデジタル用の2種類のデータテーブルが必要とな
る。
【0058】以上のように、この実施の形態7に記載さ
れた発明は、デジタルとアナログのデュアルモードシス
テムにおいて、制御信号による利得制御の対象素子を変
えるようにしたので、それぞれのモードに応じた最適の
利得制御が可能になるという効果がある。
【0059】実施の形態8.図20は、図19に示す実
施の形態と同様の目的で動作する、実施の形態8である
無線送信機を示すブロック図であり、制御信号14とし
て可変利得素子2のみに帰還させている点が図19の実
施の形態と異なっている。図において、39は制御部1
8より出力されるバイアス制御信号、40は線形電力増
幅器4のバイアス電圧を制御するバイアス制御部である
バイアス制御回路であり、41は前記バイアス制御回路
40より出力されるバイアス電圧である。
【0060】制御信号14を生成する方法については図
19に示す実施の形態のものと同様であるので省略す
る。本実施の形態では、線形増幅の必要がないアナログ
モード時においても線形増幅が必要なデジタルモード時
同様、可変利得素子2の利得を制御することによってR
F出力信号5、すなわち送信電力の制御を行っている
が、その場合、前記バイアス制御信号39、バイアス制
御回路40により生成されるバイアス電圧41を適当な
値に設定することにより、線形電力増幅器4のバイアス
電圧が変わり動作点が変化し、効率の良い無線送信機を
構成することが可能となる。
【0061】ところで、一般にセルラーシステムのよう
な移動体通信では、その端末(携帯機等)は基地局から
の命令によって何段階かの規定の送信レベルを有するこ
とは周知のとおりである。その場合デジタルモードにお
いても低いパワーレベルでは線形電力増幅器4の消費電
力が無駄となることが考えられる。よって、デジタルモ
ードの場合でも各パワーレベルに応じて前述のバイアス
制御信号39、バイアス制御回路40により生成される
バイアス電圧41を適当な値に設定することにより、よ
り効率の良い無線送信機を構成することが可能となる。
バイアス制御信号39はあらかじめ制御部18内のメモ
リテーブルに、モード、パワーレベルに応じて、線形電
力増幅器4が最適状態となるバイアスデータとして記録
されており、使用モード、パワーレベルに応じて使い分
けられる。
【0062】以上のように、この実施の形態8は、デジ
タルとアナログのデュアルモードシステムにおいて、モ
ード、パワーレベルに応じてバイアス電圧を変えるよう
にしたので、それぞれのモード、パワーレベルに応じた
最適の利得制御が可能になるという効果がある。
【0063】なお、以上の説明では、IF信号帯にて変
調が行われる、間接変調の場合について説明したが、R
F信号帯で変調が行われる、直接変調の場合についても
本発明が適用されることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電力
信号から制御信号を生成するまでの過程をデジタル処理
にて行うようにしたので、APC回路を極めて簡単な構
成にて安価に実現することが可能になるという効果があ
る。また、応用範囲の広いAPC回路をも実現可能であ
るという効果がある。
【0065】また、検波信号から電力信号を生成するの
に積分器を用いるようにしたので、検波信号中の変動成
分を除去するためのソフトウェア処理を必要とせず、か
つハードウェアを簡略化できるいう効果がある。
【0066】また、制御信号の帰還先を切り替えること
により、性質の異なる二つ以上の変調方式を用いたシス
テムに対応する無線送信機を、一つの電力増幅器とAP
C回路を用いて簡単な回路構成にて安価に実現すること
が可能であるという効果がある。
【0067】また、線形電力増幅器のバイアス電圧を適
当な値に設定することにより、性質の異なる二つ以上の
変調方式を用いたシステムに対応する無線送信機を、一
つの電力増幅器とAPC回路を用いて簡単な回路構成に
て安価に実現することが可能であるという効果がある。
【0068】また、検波信号から電力信号を生成するの
にサンプルホールド回路を用いるようにしたので、検波
信号中の変動成分を除去するためのソフトウェア処理を
必要とせず、かつハードウェアを簡略化できるいう効果
がある。
【0069】また、電力データ記録部、制御データ記録
部を有することにより、記録された過去の電力データ、
制御データを用いるようにしたので、補正データ、制御
データの算出過程を省略でき、処理を簡略化できるとい
う効果がある。
【0070】また、制御部内にデータを補正する手段を
設けたので、精度の良い制御信号を生成でき、APC制
御の精度を向上することができるという効果がある。
【0071】また、電力信号から制御信号を生成するま
でをデジタル的な処理ステップにて行うようにしたの
で、APC回路を極めて簡単な構成にて安価に実現する
ことが可能になるという効果がある。また、応用範囲の
広いAPC回路をも実現可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による無線送信機の
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による制御部のブロ
ック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるTDMA方式
のフレーム構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による無線送信機の
動作状況の説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1による検波信号波形
の説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1による電力信号波形
の説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるA/D変換の
変換タイミングと制御信号の更新タイミングとの関係の
説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるメモリテーブ
ルの内部構成の説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態1による制御部の動作
フローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態2による制御部のブ
ロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態2による制御部の動
作フローチャートである。
【図12】 この発明の実施の形態3による制御部のブ
ロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態3による制御部の動
作フローチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態4による無線送信機
のブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態4によるサンプルホ
ールドタイミングの説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態4によるサンプルホ
ールドタイミングの説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態5による無線送信機
のブロック図である。
【図18】 この発明の実施の形態6による無線送信機
のブロック図である。
【図19】 この発明の実施の形態7による無線送信機
のブロック図である。
【図20】 この発明の実施の形態8による無線送信機
のブロック図である。
【図21】 従来の無線送信機のブロック図である。
【符号の説明】
1 RF信号 2 可変利得素子 3 バンドパスフィルタ 4 線形電力増幅器 5 RF出力信号 6 結合器 7 検出器 8 検波信号 14 制御信号 15 積分器 16 電力信号 17 A/D変換器 18 制御部 19 D/A変換器 20 IF信号 21 変調器部 22 変調されたIF信号 23 局部発振信号 24 混合器 25 サンプル・ホールド回路 28 時定数の長い検出器 30 スイッチ回路 31 直流電圧 33 前置増幅器 34 アナログFM方式用電力増幅器 35 スイッチ回路 39 バイアス制御信号 40 バイアス制御回路 41 バイアス電圧 42 RF信号 100 送信電力制御手段 101 電力監視手段 181 誤差算出手段 185 制御信号生成手段 1810 参照電力データメモリテーブル 1811 減算器 1812 電力データ記録部 1813 選択手段 1814 比較手段 1815 選択手段 1816 温度補正テーブル 1817 加算器 1818 チャンネル補正テーブル 1819 チャンネル補正値算出手段 1820 加算器 1850 係数データメモリテーブル 1851 乗算器 1852 スイッチ 1853 参照制御データメモリテーブル 1854 加算器 1855 制御データ記録部 1856 選択手段 1857 電源補正テーブル 1858 選択手段 1859 加算器 1860 リミッタ値テーブル 1861 リミッタ値算出手段 1862 比較手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電力のRF出力信号を、利得制御
    により出力する送信電力制御手段と、 このRF出力信号の電力を監視し、前記RF出力信号の
    平均の電力レベルを出力する電力監視手段と、 この電力レベルと前記所定の電力のRF出力信号に対応
    する参照レベルとの差を基に、誤差レベルを算出する誤
    差算出手段と、 この誤差レベルと前記所定の電力のRF出力信号に対応
    する補正係数との積に基づいて、制御量補正値を算出
    し、この制御量補正値と前記所定の電力のRF出力信号
    に対応する参照制御値とを基に、前記利得制御を行う制
    御信号を生成する制御信号生成手段とを備えたことを特
    徴とする無線送信機。
  2. 【請求項2】 前記送信電力制御手段は、RF信号の電
    力を利得制御により調整する可変利得素子と、 この調整されたRF信号を線形増幅し、所定の電力のR
    F出力信号を出力する線形増幅器とを備え、 前記電力監視手段は、前記RF出力信号の包絡線を検出
    し検波信号を出力する検波器と、 この検波信号から振幅変動成分を除去し電力レベルを出
    力する積分器とを備えたことを特徴とする請求項1に記
    載の無線送信機。
  3. 【請求項3】 前記線形増幅器は、前記可変利得素子か
    ら出力されたRF信号を利得制御により線形増幅し電力
    を調整し、所定の電力のRF出力信号を出力するととも
    に、前記制御信号を前記可変利得素子または前記線形増
    幅器のいずれかに切替出力する切替手段を設けたことを
    特徴とする請求項2に記載の無線送信機。
  4. 【請求項4】 前記線形増幅器のバイアス電圧を供給す
    るバイアス制御部を備えたことを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の無線送信機。
  5. 【請求項5】 前記積分器を、検波信号を所定のタイミ
    ングでサンプリングし電力レベルとして出力するサンプ
    ルホールド回路に換えたことを特徴とする請求項2〜4
    のいずれか1項に記載の無線送信機。
  6. 【請求項6】 前記誤差算出手段は、入力された電力レ
    ベルを記録する電力データ記録部を有し、制御信号生成
    手段は、生成された制御信号を記録する制御データ記録
    部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の無線送信機。
  7. 【請求項7】 前記誤差算出手段は、入力された電力レ
    ベルを補正する手段を有することを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項に記載の無線送信機。
  8. 【請求項8】 RF出力信号の電力を監視し、前記R
    F出力信号の平均の電力レベルを出力する電力監視手段
    からの電力レベルとメモリテーブルに記録された所定の
    電力のRF出力信号に対応する参照レベルとの差を基に
    誤差レベルを算出するステップと、 算出した誤差レベルとメモリテーブルに記録された係数
    データとの積を基に、誤差データを算出するステップ
    と、 算出した誤差データと前記参照レベルとを基に、送信電
    力制御手段の利得制御を行う制御信号を生成するステッ
    プとを備えたことを特徴とする無線送信機の送信制御方
    法。
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