JP2001285105A - 移動端末及び移動端末における受信利得制御方法 - Google Patents

移動端末及び移動端末における受信利得制御方法

Info

Publication number
JP2001285105A
JP2001285105A JP2000091745A JP2000091745A JP2001285105A JP 2001285105 A JP2001285105 A JP 2001285105A JP 2000091745 A JP2000091745 A JP 2000091745A JP 2000091745 A JP2000091745 A JP 2000091745A JP 2001285105 A JP2001285105 A JP 2001285105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
gain control
power level
gain
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000091745A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Tsumura
聡一 津村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000091745A priority Critical patent/JP2001285105A/ja
Priority to AU29842/01A priority patent/AU770101B2/en
Priority to GB0107533A priority patent/GB2362047B/en
Priority to US09/818,920 priority patent/US20010046846A1/en
Publication of JP2001285105A publication Critical patent/JP2001285105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3052Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in bandpass amplifiers (H.F. or I.F.) or in frequency-changers used in a (super)heterodyne receiver

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利得制御後の受信電力レベルと目標値との誤
差を小さくし、それにより、装置の小型化及び低消費電
力化を図る。 【解決手段】 受信信号を受信するアンテナ10及び無
線部20と、利得制御信号によって制御される利得で受
信信号を増幅して出力する可変利得器30と、可変利得
器30から出力された信号をデジタル信号に変換して出
力するA/Dコンバータ40と、A/Dコンバータ40
から出力されたデジタル信号をベースバンド処理すると
ともに、該デジタル信号に基づいて利得制御信号を生成
及び更新するベースバンド信号処理部50とを少なくと
も有してなる移動端末において、ベースバンド信号処理
部50にて、受信信号の電力レベルの時間変化の割合に
基づいて利得制御信号の更新周期を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
に用いられる移動端末及び移動端末における受信利得制
御方法に関し、特に、利得制御特性がほぼlogリニア
な(利得を対数で表現したときに制御信号の変化に対し
てリニアな利得変化を実現する)可変利得器を有する移
動端末及び移動端末における受信利得制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムに用いられる移動端末
は、移動に伴って基地局との距離が変化するため、その
受信電力レベルの変動範囲は例えば70〜100dBと
極めて大きい。
【0003】このため、従来のデジタル移動通信におい
ては、信号の振幅方向に情報を乗せずに、例えば周波数
方向に対して情報を乗せることにより通信を行う、いわ
ゆる定振幅デジタル変調方式を採用し、リミッター増幅
器を用いることにより、上述したような受信電力レベル
の変動に対応してきた。
【0004】しかしながら、近年の移動通信システムに
おいては、移動通信ユーザーの増加に伴う周波数資源の
逼迫により、潜在的に周波数利用効率の高い、QPSK
などに代表される線形デジタル変調方式を利用したデジ
タル移動通信システムの実用化が進められ、リミッター
増幅器を使用することが困難になってきている。特に、
次世代の移動通信システムとして注目されている、W−
CDMA(Wide BandCode Division Multiple Access)
通信システムでは、振幅方向に多重された複数の信号の
中から目的の信号を抽出することにより通信が行われる
ため、振幅方向の情報が失われてしまうリミッター増幅
器を用いることはできない。
【0005】このため、移動端末側において、上述した
ような広い受信電力レベルの変動範囲をカバーできるよ
うな可変利得増幅器を用いることが必要となり、利得可
変範囲が極めて広いという理由から、制御信号の変化に
対して対数で表現した利得がほぼリニアに変化する可変
利得増幅器が一般的に用いられている。
【0006】一方、陸上移動通信における伝送路は、移
動端末周辺の建造物などにより反射を受け、多重波伝搬
路となる。このとき、それら多重波の干渉によりランダ
ムな定在性を有する電磁界分布が形成されることにな
る。
【0007】移動端末においては、ランダムな定在性を
有する電磁界分布の中を通信中に移動することにより、
結果としてその受信電力レベルがランダムに時間変動す
ることになる。
【0008】図4は、多重波伝搬路中を移動する端末端
末における受信電力レベルの時間変動の一例を示す図で
ある。
【0009】図4に示すように、移動端末が多重波伝搬
路中を移動すると、その移動に伴って受信電力レベルが
ランダムに変動する。
【0010】そこで、移動端末において、移動に伴う受
信電力レベルの変動に応じて受信信号の増幅利得を制御
し、それにより、該受信電力レベルを一定の目標値に近
づける必要がある。
【0011】図5は、従来の移動端末における受信利得
制御方法を説明するための図であり、(a)は受信電力
レベルの時間変動を示す図、(b)は(a)に示した受
信電力レベルに基づく利得値を示す図、(c)は(b)
に示した利得によって制御された受信信号の電力レベル
を示す図である。
【0012】移動端末にて受信した信号の受信電力レベ
ルが図5(a)に示すように、時間の経過に伴って変動
する場合、移動端末においては図5(b)に示すよう
に、受信電力レベルが小さな時刻においては利得値を大
きくし、受信電力レベルが大きな時刻においては利得値
を小さくし、それにより、受信電力レベルを一定の目標
値に近づけている。ここで、受信電力レベルを目標値に
近づけるための利得値においては図5(b)に示すよう
に、一定の周期毎に受信電力レベルに基づいて設定され
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の移動端末における受信利得制御方法にお
いては、受信電力レベルを目標値に近づけるための利得
値が一定の周期毎に設定されているため、受信信号レベ
ルの変動が図5(a)に示す時刻a付近のように急激で
ある場合、利得値の制御が受信電力レベルの変動に追従
することができず、その結果、図5(c)に示すよう
に、利得制御後の受信電力レベルと目標値との間に大き
な誤差が生じてしまう。
【0014】通常、このような大きな利得制御誤差を補
償するためには、利得制御部の後段に設けられたA/D
コンバータの量子化ビット数を多くとる必要があるが、
その場合、装置の小型化及び低消費電力化を図ることが
困難であるという問題点がある。
【0015】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、利得制御後
の受信電力レベルと目標値との誤差を小さくし、それに
より、装置の小型化及び低消費電力化を図ることができ
る移動端末及び移動端末における受信利得制御方法を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、利得制御信号によって制御される利得で受
信信号を増幅して出力する可変利得手段と、前記可変利
得手段から出力された信号をデジタル信号に変換して出
力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータから
出力されたデジタル信号をベースバンド処理するととも
に、該デジタル信号に基づいて前記利得制御信号を生成
及び更新するベースバンド信号処理手段とを少なくとも
有してなる移動端末において、前記ベースバンド信号処
理手段は、前記受信信号の電力レベルの時間変化の割合
に基づいて前記利得制御信号の更新周期を設定すること
を特徴とする。
【0017】また、前記ベースバンド信号処理手段は、
前記受信信号の電力レベルの変化量の単位時間あたりの
傾きの絶対値が大きなほど前記利得制御信号の更新周期
を短く設定することを特徴とする。
【0018】また、利得制御信号によって制御される利
得で受信信号を増幅して出力する可変利得手段と、前記
可変利得手段から出力された信号をデジタル信号に変換
して出力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバー
タから出力されたデジタル信号をベースバンド処理する
とともに、該デジタル信号に基づいて前記利得制御信号
を生成及び更新するベースバンド信号処理手段とを少な
くとも有してなる移動端末において、前記ベースバンド
信号処理手段は、前記受信信号の電力レベルと該受信信
号の電力レベルの長区間平均値との差に基づいて前記利
得制御信号の更新周期を設定することを特徴とする。
【0019】また、利得制御信号によって制御される利
得で受信信号を増幅して出力する可変利得手段と、前記
可変利得手段から出力された信号をデジタル信号に変換
して出力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバー
タから出力されたデジタル信号をベースバンド処理する
とともに、該デジタル信号に基づいて前記利得制御信号
を生成及び更新するベースバンド信号処理手段とを少な
くとも有してなる移動端末において、前記ベースバンド
信号処理手段は、前記受信信号の電力レベルと該受信信
号の電力レベルの長区間平均値との比に基づいて前記利
得制御信号の更新周期を設定することを特徴とする。
【0020】また、前記ベースバンド信号処理手段は、
現在出力している利得制御信号と前記A/Dコンバータ
から出力されたデジタル信号とから前記受信信号の電力
レベルを算出することを特徴とする。
【0021】また、前記可変利得手段は、前記利得制御
信号の変化に対して対数で表現した利得がリニアに変化
する利得制御特性を有することを特徴とする。
【0022】また、受信信号の電力レベルに基づいて生
成及び更新される利得制御信号によって制御される利得
で前記受信信号を増幅して出力する可変利得手段を有す
る移動端末における受信利得制御方法において、前記受
信信号の電力レベルの時間変化の割合に基づいて前記利
得制御信号の更新周期を設定することを特徴とする。
【0023】また、前記受信信号の電力レベルの変化量
の単位時間あたりの傾きの絶対値が大きなほど前記利得
制御信号の更新周期を短く設定することを特徴とする。
【0024】また、受信信号の電力レベルに基づいて生
成及び更新される利得制御信号によって制御される利得
で前記受信信号を増幅して出力する可変利得手段を有す
る移動端末における受信利得制御方法において、前記受
信信号の電力レベルと該受信信号の電力レベルの長区間
平均値との差に基づいて前記利得制御信号の更新周期を
設定することを特徴とする。
【0025】また、受信信号の電力レベルに基づいて生
成及び更新される利得制御信号によって制御される利得
で前記受信信号を増幅して出力する可変利得手段を有す
る移動端末における受信利得制御方法において、前記受
信信号の電力レベルと該受信信号の電力レベルの長区間
平均値との比に基づいて前記利得制御信号の更新周期を
設定することを特徴とする。
【0026】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、受信信号のベースバンド処理を行うベースバ
ンド信号処理手段において、可変利得手段における利得
を制御するための利得制御信号が生成及び更新される
が、その際、受信信号の電力レベルの時間変化の割合に
基づいて利得制御信号の更新周期が設定される。受信信
号の電力レベルの変化量の単位時間あたりの傾きの絶対
値が大きなほど利得制御信号の更新周期が短く設定さ
れ、受信信号の電力レベルの変化量の単位時間あたりの
傾きの絶対値が小さなほど利得制御信号の更新周期が長
く設定される。
【0027】これにより、受信電力レベルが急激に変動
した場合においても、可変利得手段における利得値が受
信電力レベルの変動に追従して制御され、可変利得手段
にて増幅された受信信号の電力レベルは目標値との誤差
が小さなものとなる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する図1は、本発明の移動端末
における受信部の実施の一形態を示すブロック図であ
る。
【0029】本形態は図1に示すように、電波信号を送
受信するアンテナ10と、アンテナ10にて受信された
電波信号のうち当該移動端末宛ての信号を受信する無線
部20と、利得制御特性がほぼlogリニア(利得を対
数で表現したときに制御信号の変化に対しリニアな利得
変化を実現する)であり、無線部20にて受信された信
号を利得制御信号に基づく利得で増幅する可変増幅器3
0と、可変増幅器30にて増幅された受信信号をデジタ
ル信号に変換して出力するA/Dコンバータ40と、A
/Dコンバータ40から出力されたデジタル信号をベー
スバンド処理するとともに、A/Dコンバータ40から
出力されたデジタル信号に基づいて可変利得器30の利
得を制御するための利得制御信号を生成し、また、A/
Dコンバータ40から出力されたデジタル信号の時間変
化に基づいて設定する周期で利得制御信号を更新するベ
ースバンド信号処理部50とから構成されており、ベー
スバンド信号処理部50から出力された利得制御信号に
基づいて可変利得器30における利得が制御される。
【0030】また、本発明の動作には無関係であるので
詳細な説明は省略するが、ベースバンド信号処理部50
は、一般に受信動作を行う際に必要となるその他の信号
処理機能との共用を図ることも可能である。
【0031】以下に、上記のように構成された移動端末
における受信利得制御方法について説明する。
【0032】図2は、図1に示した移動端末の受信部に
おける受信利得制御方法の一例を説明するための図であ
り、(a)は無線部20にて受信された信号の受信電力
レベルを示す図、(b)は利得制御信号によって制御さ
れる可変利得器30における利得値を示す図、(c)は
可変利得器30から出力される信号の電力レベルを示す
図である。
【0033】アンテナ10及び無線部20を介して受信
された信号は、可変利得器30に入力され、可変利得器
30において、ベースバンド信号処理部50から出力さ
れた利得制御信号に基づく利得で増幅され、A/Dコン
バータ40に対して出力される。
【0034】A/Dコンバータ40においては、可変利
得器30から出力された信号がデジタル信号に変換さ
れ、出力される。
【0035】A/Dコンバータ40から出力されたデジ
タル信号はベースバンド信号処理部50に入力され、ベ
ースバンド信号処理部50にてベースバンド処理され
る。また、ベースバンド信号処理部50においては、現
在の利得制御信号とA/Dコンバータ40から出力され
たデジタル信号とに基づいて、可変利得器30における
利得を制御するための利得制御信号が生成、更新される
が、現在の利得制御信号とA/Dコンバータ40から出
力されたデジタル信号とに基づいて現在の受信電力レベ
ルが算出され、算出された受信電力レベルの時間変化か
らその傾き(受信信号レベルの時間変化に対する時間微
分値)が算出され、その絶対値に基づいて、利得制御信
号を更新する周期が設定される。
【0036】具体的には、図2(b)に示すように、受
信電力レベルの傾きの絶対値が大きいほど利得制御信号
を更新する周期が短く設定される。
【0037】これにより、受信電力レベルの変動が急激
な場合においても、利得値をその変動に追従させること
ができ、その結果、図2(c)に示すように、利得制御
後の受信電力レベルと目標値との間の誤差を小さくする
ことができる。
【0038】なお、利得制御信号を更新するために必要
な現在の受信電力レベルに関する情報は、上述した方法
以外にも、例えば、無線部20や可変利得器30からA
/Dコンバータ40を介して受信信号そのものがベース
バンド信号処理部50に入力されることで得ることも考
えられる。
【0039】また、利得制御信号を更新する周期は、上
述したように連続的に定義することも可能であるが、受
信電力レベルの傾きと更新周期とを離散的に対応づける
ことも可能であることは言うまでもない。
【0040】(他の実施の形態)図3は、図1に示した
移動端末の受信部における受信利得制御方法の他の例を
説明するための図であり、(a)は無線部20にて受信
された信号の受信電力レベルを示す図、(b)は利得制
御信号によって制御される可変利得器30における利得
値を示す図、(c)は可変利得器30から出力される信
号の電力レベルを示す図である。
【0041】本形態においては、ベースバンド信号処理
部50において、現在の受信電力レベルを算出するとと
もに、さらに、その受信電力レベルと、フェージングに
よる受信電力レベル変動に対して十分長い時間で平均し
た、受信電力レベルの長区間平均値との差、もしくは比
を計算し、その値に基づいて、利得制御信号を更新する
周期を設定する。
【0042】図3(a)及び図3(b)に示すように、
(受信電力レベルの長区間平均値)−(受信電力レベ
ル)がしきい値α未満の場合は利得制御信号を更新する
周期を最も長い周期1とし、しきい値β以上の場合は最
も短い周期3とし、しきい値α以上β未満の場合は周期
3よりも長く周期1よりも短い周期2とする。
【0043】なお、上述した“(受信電力レベルの長区
間平均値)−(受信電力レベル)”の代わりに、“(受
信電力レベルの長区間平均値) / (受信電力レベ
ル)”を使って同様の制御を実現することも可能であ
る。さらに、この例では、しきい値α及びβを離散的に
定義しているが、連続的なしきい値を定義することによ
り、利得制御信号を更新する周期を連続的に変化させる
ことも可能であることは言うまでもない。
【0044】これにより、受信電力レベルの変動が急激
な場合においても、利得値をその変動に追従させること
ができ、その結果、図3(c)に示すように、利得制御
後の受信電力レベルと目標値との間の誤差を小さくする
ことができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
受信信号のベースバンド処理を行うベースバンド信号処
理手段において、可変利得手段における利得を制御する
ための利得制御信号が生成及び更新されるが、その際、
受信信号の電力レベルの時間変化の割合に基づいて利得
制御信号の更新周期が設定される構成としたため、受信
電力レベルが急激に変動した場合においても、可変利得
手段における利得値が受信電力レベルの変動に追従して
制御され、可変利得手段にて増幅された受信信号の電力
レベルの目標値との誤差を小さくすることができる。
【0046】これにより、A/Dコンバータの量子化ビ
ット数を減らすことが可能となり、装置の小型化及び低
消費電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動端末における受信部の実施の一形
態を示すブロック図である。
【図2】図1に示した移動端末の受信部における受信利
得制御方法の一例を説明するための図であり、(a)は
無線部にて受信された信号の受信電力レベルを示す図、
(b)は利得制御信号によって制御される可変利得器に
おける利得値を示す図、(c)は可変利得器から出力さ
れる信号の電力レベルを示す図である。
【図3】図1に示した移動端末の受信部における受信利
得制御方法の他の例を説明するための図であり、(a)
は無線部にて受信された信号の受信電力レベルを示す
図、(b)は利得制御信号によって制御される可変利得
器における利得値を示す図、(c)は可変利得器から出
力される信号の電力レベルを示す図である。
【図4】多重波伝搬路中を移動する端末端末における受
信電力レベルの時間変動の一例を示す図である。
【図5】従来の移動端末における受信利得制御方法を説
明するための図であり、(a)は受信電力レベルの時間
変動を示す図、(b)は(a)に示した受信電力レベル
に基づく利得値を示す図、(c)は(b)に示した利得
によって制御された受信信号の電力レベルを示す図であ
る。
【符号の説明】
10 アンテナ 20 無線部 30 可変利得器 40 A/Dコンバータ 50 ベースバンド信号処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利得制御信号によって制御される利得で
    受信信号を増幅して出力する可変利得手段と、前記可変
    利得手段から出力された信号をデジタル信号に変換して
    出力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータか
    ら出力されたデジタル信号をベースバンド処理するとと
    もに、該デジタル信号に基づいて前記利得制御信号を生
    成及び更新するベースバンド信号処理手段とを少なくと
    も有してなる移動端末において、 前記ベースバンド信号処理手段は、前記受信信号の電力
    レベルの時間変化の割合に基づいて前記利得制御信号の
    更新周期を設定することを特徴とする移動端末。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の移動端末において、 前記ベースバンド信号処理手段は、前記受信信号の電力
    レベルの変化量の単位時間あたりの傾きの絶対値が大き
    なほど前記利得制御信号の更新周期を短く設定すること
    を特徴とする移動端末。
  3. 【請求項3】 利得制御信号によって制御される利得で
    受信信号を増幅して出力する可変利得手段と、前記可変
    利得手段から出力された信号をデジタル信号に変換して
    出力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータか
    ら出力されたデジタル信号をベースバンド処理するとと
    もに、該デジタル信号に基づいて前記利得制御信号を生
    成及び更新するベースバンド信号処理手段とを少なくと
    も有してなる移動端末において、 前記ベースバンド信号処理手段は、前記受信信号の電力
    レベルと該受信信号の電力レベルの長区間平均値との差
    に基づいて前記利得制御信号の更新周期を設定すること
    を特徴とする移動端末。
  4. 【請求項4】 利得制御信号によって制御される利得で
    受信信号を増幅して出力する可変利得手段と、前記可変
    利得手段から出力された信号をデジタル信号に変換して
    出力するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータか
    ら出力されたデジタル信号をベースバンド処理するとと
    もに、該デジタル信号に基づいて前記利得制御信号を生
    成及び更新するベースバンド信号処理手段とを少なくと
    も有してなる移動端末において、 前記ベースバンド信号処理手段は、前記受信信号の電力
    レベルと該受信信号の電力レベルの長区間平均値との比
    に基づいて前記利得制御信号の更新周期を設定すること
    を特徴とする移動端末。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    移動端末において、 前記ベースバンド信号処理手段は、現在出力している利
    得制御信号と前記A/Dコンバータから出力されたデジ
    タル信号とから前記受信信号の電力レベルを算出するこ
    とを特徴とする移動端末。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    移動端末において、 前記可変利得手段は、前記利得制御信号の変化に対して
    対数で表現した利得がリニアに変化する利得制御特性を
    有することを特徴とする移動端末。
  7. 【請求項7】 受信信号の電力レベルに基づいて生成及
    び更新される利得制御信号によって制御される利得で前
    記受信信号を増幅して出力する可変利得手段を有する移
    動端末における受信利得制御方法において、 前記受信信号の電力レベルの時間変化の割合に基づいて
    前記利得制御信号の更新周期を設定することを特徴とす
    る受信利得制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の受信利得制御方法にお
    いて、 前記受信信号の電力レベルの変化量の単位時間あたりの
    傾きの絶対値が大きなほど前記利得制御信号の更新周期
    を短く設定することを特徴とする受信利得制御方法。
  9. 【請求項9】 受信信号の電力レベルに基づいて生成及
    び更新される利得制御信号によって制御される利得で前
    記受信信号を増幅して出力する可変利得手段を有する移
    動端末における受信利得制御方法において、 前記受信信号の電力レベルと該受信信号の電力レベルの
    長区間平均値との差に基づいて前記利得制御信号の更新
    周期を設定することを特徴とする受信利得制御方法。
  10. 【請求項10】 受信信号の電力レベルに基づいて生成
    及び更新される利得制御信号によって制御される利得で
    前記受信信号を増幅して出力する可変利得手段を有する
    移動端末における受信利得制御方法において、 前記受信信号の電力レベルと該受信信号の電力レベルの
    長区間平均値との比に基づいて前記利得制御信号の更新
    周期を設定することを特徴とする受信利得制御方法。
JP2000091745A 2000-03-29 2000-03-29 移動端末及び移動端末における受信利得制御方法 Pending JP2001285105A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091745A JP2001285105A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 移動端末及び移動端末における受信利得制御方法
AU29842/01A AU770101B2 (en) 2000-03-29 2001-03-23 Mobile terminal and reception gain control method in mobile terminal
GB0107533A GB2362047B (en) 2000-03-29 2001-03-26 Mobile terminal and reception gain control method for mobile terminal
US09/818,920 US20010046846A1 (en) 2000-03-29 2001-03-27 Mobile terminal and reception gain control method in mobile terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091745A JP2001285105A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 移動端末及び移動端末における受信利得制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001285105A true JP2001285105A (ja) 2001-10-12

Family

ID=18607173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000091745A Pending JP2001285105A (ja) 2000-03-29 2000-03-29 移動端末及び移動端末における受信利得制御方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20010046846A1 (ja)
JP (1) JP2001285105A (ja)
AU (1) AU770101B2 (ja)
GB (1) GB2362047B (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8374951B2 (en) 2002-04-10 2013-02-12 Research Affiliates, Llc System, method, and computer program product for managing a virtual portfolio of financial objects
US7747502B2 (en) 2002-06-03 2010-06-29 Research Affiliates, Llc Using accounting data based indexing to create a portfolio of assets
US8005740B2 (en) 2002-06-03 2011-08-23 Research Affiliates, Llc Using accounting data based indexing to create a portfolio of financial objects
US8374937B2 (en) 2002-04-10 2013-02-12 Research Affiliates, Llc Non-capitalization weighted indexing system, method and computer program product
JP4177592B2 (ja) * 2002-04-17 2008-11-05 株式会社東芝 受信利得制御装置
US8694402B2 (en) * 2002-06-03 2014-04-08 Research Affiliates, Llc Using accounting data based indexing to create a low volatility portfolio of financial objects
US8589276B2 (en) 2002-06-03 2013-11-19 Research Afiliates, LLC Using accounting data based indexing to create a portfolio of financial objects
KR100985104B1 (ko) * 2003-09-03 2010-10-05 엘지전자 주식회사 재전송 패킷의 전력제어방법
US11539338B2 (en) 2021-02-23 2022-12-27 Shenzhen GOODIX Technology Co., Ltd. Radio frequency level indicator
EP4070463B1 (en) * 2021-02-23 2023-11-29 Shenzhen Goodix Technology Co., Ltd. Radio frequency level indicator

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI87287C (fi) * 1991-01-15 1992-12-10 Nokia Mobile Phones Ltd Foerstaerkningsreglering av en agc-foerstaerkare i ett pao tidsmultiplexering baserat radiotelefonsystem
US5465398A (en) * 1993-10-07 1995-11-07 Metricom, Inc. Automatic power level control of a packet communication link
JP3183078B2 (ja) * 1994-02-28 2001-07-03 三菱電機株式会社 制御信号生成回路、これを用いた自動利得制御回路、これを用いた受信機及びこれを用いた通信システム
GB2310115B (en) * 1996-02-08 2000-06-07 Nokia Mobile Phones Ltd Method and apparatus for dc compensation
JPH1022756A (ja) * 1996-07-04 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp 無線送信機およびその送信制御方法
GB2315621B (en) * 1996-07-20 2000-09-06 Roke Manor Research Improvements in or relating to receivers
US6167244A (en) * 1996-09-05 2000-12-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Gain control method and receiver
US5917865A (en) * 1996-12-31 1999-06-29 Lucent Technologies, Inc. Digital automatic gain control employing two-stage gain-determination process
US6374116B1 (en) * 1999-06-14 2002-04-16 Qualcomm Incorporated Adjusting maximum transmit power to maintain constant margin for adjacent channel power rejection
JP3528727B2 (ja) * 1999-12-08 2004-05-24 日本電気株式会社 受信電力計算回路及びそれを用いた受信機
US6498927B2 (en) * 2001-03-28 2002-12-24 Gct Semiconductor, Inc. Automatic gain control method for highly integrated communication receiver

Also Published As

Publication number Publication date
AU770101B2 (en) 2004-02-12
GB2362047A (en) 2001-11-07
AU2984201A (en) 2001-10-04
US20010046846A1 (en) 2001-11-29
GB2362047B (en) 2004-09-01
GB0107533D0 (en) 2001-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6377117B2 (en) Method and system for efficiently transmitting energy from an RF device
US6580919B1 (en) CDMA transmission power control capable of preventing call disconnection and degradation of capacity of subscribers
US7039373B2 (en) Wireless communication apparatus and transmission power control method thereof
US20040224648A1 (en) Efficiency of power amplifers in devices using transmit beamforming
US20020006776A1 (en) Gain control amplification circuit and terminal equipment having the same
MXPA04002906A (es) Metodo y aparato para control de potencia de circuito externo de enlace de regreso multicanal.
JP4610697B2 (ja) 送信電力制御方法及び無線通信装置
US5991636A (en) Adaptive power control method for a CDMA mobile radio telephone system
JP2001285105A (ja) 移動端末及び移動端末における受信利得制御方法
JP2000196521A (ja) 無線通信装置及び無線通信装置における送信電力制御方法
EP1538745B1 (en) A mobile communication terminal apparatus, a variable gain amplifier circuit and a gain control circuit
US6970715B2 (en) Portable wireless transceiver controlling transmission power
CN1510848A (zh) 用于控制移动通信系统中手持终端的输出功率的方法
JP2000349704A (ja) 無線通信装置、無線通信装置における送信電力制御方法及び記録媒体
WO2003081768A2 (en) Improving the efficiency of power amplifiers in devices using transmit beamforming
CN1706122B (zh) 无线通信设备
KR100774363B1 (ko) 이동통신시스템에서의 자동이득 제어 장치 및 그 방법
US6611679B1 (en) Device and method for controlling a receiving amplifier in a radio terminal
JPH07283783A (ja) 無線通信システム
JPH07226709A (ja) 無線通信システム
EP1116343B1 (en) Apparatus, and associated method, for effectuating power control of a communication device
JP2003110385A (ja) 通信装置
KR100293367B1 (ko) 이동통신시스템에서의 이동국송신전력제어회로 및 그 제어방법
EP1073213A1 (en) Transmitter power control for mobile equipment using variable step size
JPH05122125A (ja) 送信電力制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040414

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040811