JP3751390B2 - 字輪帯およびその製造方法、ならびに字輪帯を備えた字輪およびその製造方法 - Google Patents

字輪帯およびその製造方法、ならびに字輪帯を備えた字輪およびその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナンバリングマシンやデータ印字スタンプ等の印字装置に用いられる字輪帯およびその製造方法、ならびに字輪帯を備えた字輪およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ナンバリングマシンは、事務書類等の被印字用紙にナンバリングを施す印字装置として広く利用されている。従来のナンバリングマシンは、フレーム構造のナンバリング本体内に字輪装置を昇降可能に収容しており、この字輪装置を構成する各桁の字輪から所望する印字面を選択し、この印字面を被印字用紙に押圧してナンバリングを施すようになっている。
【0003】
字輪装置を構成する各桁の字輪は、実開昭62−15961号公報に示すように印字面を含む字輪全体をダイキャストで一体成形したものや、実開昭57−167869号公報や実開昭58−69446号公報に示すように、字輪ディスクの外周部に可撓性字輪帯を巻き付け、この可撓性字輪帯の両端部を字輪ディスク外周面に形成される一文字分の印字部載置面のスペース内に設けた係止溝部に係止部材を用いて固定させたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
字輪装置を構成する各桁の字輪を前者のようにダイキャストで一体成形したものでは、ダイキャスト一体成形品がアルミ、亜鉛、鉄等の金属材料あるいはプラスチック材料で形成される。金属材料製等の字輪にはニッケル、クロム等でメッキが施されるため、インキとの馴染みが悪く、撥水性が大きい。このため、インキをはじいたり、飛ばして印字面に一様に塗布されず、印字がかすれたりして鮮明で明瞭な印字を一様に施すことができないという課題があった。プラスチック材料で形成された字輪もインキとの馴染が悪く撥水性が大きい。
【0005】
また、後者のように、字輪ディスクの外周部に可撓性字輪帯を巻き付け、両端部を係止部材で固定したものは、固定のために、字輪ディスクの外周面の印字部載置面に一文字分のスペースを利用して係止溝部を設け、この係止溝部に独立した係止部材を使用して可撓性字輪帯の両端部を固定している。係止溝部が一文字分のスペースを専有するため、連続して順々に回転して印字を行なうナンバリングには不適当なものであった。
【0006】
また、部品点数が増えるとともに、字輪ディスクに装着される可撓性字輪帯の装着精度を保持するのに困難性を伴い、字輪の組立作業に手間隙がかかる問題があり、さらに、可撓性字輪帯を係止部材で固定しているために、可撓性字輪帯に形成される印字ブロックのピッチ間隔が係止部材装着部分で一定とならず、バラツキが生じる不都合がある。また、可撓性字輪帯は加硫成形された字輪プレートをカッタにて細断して形成されるが、字輪プレートの可撓性字輪帯間にカッタを挿入して可撓性印字帯幅を正確に精度よく切断するのに困難性を伴うため、字輪プレートの切断作業には細心の注意と多大の労力が必要となる一方、切断して得られる個々の可撓性字輪帯は、帯幅にバラツキがあり、しかも、このバラツキが大きいため歩留りが悪い等の欠点があった。
【0007】
さらに、可撓性字輪帯の端部は係止部材を使用して固定しているため、ナンバリングマシンの字輪として使用できないものである。
【0008】
本発明は上述した事情を考慮したもので、可撓性字輪帯を精度よく簡単かつ安価に製造でき、インキとの馴染み性が良好で鮮明かつ明瞭な印字を施すことができる字輪帯およびその製造方法、ならびに字輪帯を備えた字輪およびその製造方法を提供するにある。
【0009】
本発明の他の目的は、印字部のピッチ間隔を全周にわたって均一かつ正確に形成できる一方、帯幅も一様でバラツキのないゴム製字輪帯を簡単かつ容易に提供できる字輪帯およびその製造方法、ならびに字輪帯を備えた字輪およびその製造方法を提供するにある。
【0010】
また本発明の別の目的は可撓性字輪帯を字輪ディスクに巻き付け、字輪ディスクの外周面の隣り合う印字部(文字)載置面と載置面の間の少なくとも1つに設けた係止溝部に、可撓性字輪帯の係止突起部を独立した係止部材を使用することなく係止させることにより、連続して順々に数字等の印字を行なうことのできるナンバリングマシン等用字輪およびその製造方法を提供するにある。
【0011】
さらに、本発明の他の目的は、カッタ等の機械的切断手段を用いることなく、字輪プレートから帯幅が一様な可撓性字輪帯を簡単かつ容易に製造することができる字輪帯およびその製造方法を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る字輪帯は、上述した課題を解決するために、未加硫ゴムシートを加硫プレスにより加硫成形して線状の弱化領域を金型間の隙間がほぼゼロの部分に形成し、この弱化領域を介して複数の可撓性字輪帯が並列状に一体連接されたゴム製字輪プレートを製造し、この字輪プレートからその弱化領域を引き裂いて帯状ゴム製の可撓性字輪帯を構成し、上記可撓性字輪帯はその両端部で裏面側に膨出した係止突起部を備え、上記可撓性字輪帯の両端部が裏面側に折曲されて重ね合されたとき、前記可撓性字輪帯の両係止突起部の重ね合せ形状がほぼ球状,楕円球状あるいは長円球状に形成されたものである。
【0013】
また、本発明に係る字輪帯の製造方法は、上述した課題を解決するために、天然ゴム,合成ゴム等の未加硫ゴムシートを加硫プレスの金型内にセットして加硫プレスにより、線状の弱化領域を金型間の隙間がほぼゼロの部分に形成し、複数の可撓性字輪帯が上記弱化領域を介して並列状に一体連接されたゴム製の字輪プレートを加硫成形し、この字輪プレートの周辺余肉をカットし、字輪プレートの弱化領域を引き裂いて両端部で裏面側に膨出した係止突起部を備えた可撓性字輪帯を形成する方法である。
【0014】
一方、本発明に係る字輪は、上述した課題を解決するために、ディスクの外周面に周方向に間隔をおいて形成された印字部の載置面と上記載置面間の少なくとも1つに形成された係止溝部とを備えた字輪ディスクと、この字輪ディスクの外周面に装着される請求項1記載の可撓性字輪帯とを有し、上記字輪帯の両端部に形成された係止突起部を字輪ディスクの係止溝部に係合させ、係止させたものである。
【0015】
さらに、本発明に係る字輪は、上述した課題を解決するために、ディスク外周面に周方向に形成された印字部の載置面と上記載置面間の連絡部の少なくとも1つに形成される係止溝部と上記載置面に形成される位置決めガイド用係合部とを備えた字輪ディスクと、この字輪ディスクの外周部に装着される請求項1記載の字輪帯とを有し、上記字輪帯は数字、文字または記号等の複数の印字部を連接部で一体接続した帯状ゴム製の可撓性字輪帯で両端部の裏面側に膨出した係止突起部を有し、前記字輪帯は印字部の載置面に対応する字輪帯裏面側に字輪ディスクの位置決めガイド用係合部に凹凸係合する位置決め係合部を一体に備えたものである。
【0016】
さらにまた、本発明に係る字輪の製造方法は、上述した課題を解決するために、位置決めガイド用係合部と字輪帯の係止突起部を係止させる係止溝部をディスク外周面に備えた字輪ディスクを型成形により一体成形する一方、天然ゴム、合成ゴム等のゴム材料を加硫成形して請求項1記載の可撓性字輪帯を形成し、この字輪帯を字輪ディスク外周部に装着する際、字輪帯の裏面側に形成した位置決め係合部を字輪ディスクの位置決めガイド用係合部に凹凸係合させるとともに、字輪帯の両端部に形成された係止突起部を字輪ディスクの係止溝部に係合させて係止する方法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
【0018】
図1および図2は本発明に係る字輪を備えた印字装置としてのナンバリングマシンを例示する正面図および縦断面図である。ナンバリングマシンは事務書類等の被印字用紙にナンバリングを施す印字装置であり、全体を符号10で示す。ナンバリングマシン10は7桁のナンバリングを施すものでは、例えば、一例では横幅が67mm、高さ143mm、奥行40mm程度に構成される。ナンバリングマシン10は8桁以上であってもよい。
【0019】
ナンバリングマシン10はフレーム構造のナンバリング本体11と、このナンバリング本体11内に印字位置と収納位置との間を昇降自在に収容された字輪装置12と、この字輪装置12を復帰スプリング13のばね力に抗して押圧操作する操作ノブ14を備えた操作手段15と、この操作ノブ14の押圧操作に連動して揺動可能な揺動アーム機構16と、この揺動アーム機構16の下部に脱着可能に保持されたカセット式のインキローラ装置17と、字輪装置12による同一印字の繰返し回数、すなわち印字回数を選択する印字回数選択装置18(図2参照)とを有する。
【0020】
ナンバリング本体11は補強側板20を両側に備えた門型フレーム21と、門型フレーム21の下端に固着された底板22とを一体的に組み立てて構成される。底板22には印字窓23が形成される。ナンバリング本体11の補強側板20には対抗する内側に字輪装置12の昇降を案内する昇降ガイド溝(図示せず)が形成され、この昇降ガイド溝に字輪装置12の字輪シャフト25の両端部が摺動自在に係合し、昇降が案内される。補強側板20は門型フレーム21に固定されるが、両者は一体成形により構成してもよい。
【0021】
一方、字輪装置12は、図2に示すように、門型フレーム構造の字輪ホルダ26と、この字輪ホルダ26に支持された字輪シャフト25と、この字輪シャフト25に回転可能に軸装され、シャフト軸方向に相互に重ね合された複数個の字輪27とを有する。各桁の字輪27は字輪シャフト25に挿通支持される字輪ディスク28と、この字輪ディテスク28の外周部に装着されるゴム製の可撓性字輪帯29とを有し、字輪ディスク28のディスク側面には送りラチェット板30が固定ピン等の固着手段で一体的に固定される。送りラチェット板30は抑えスプリング31でばね付勢された揺動アーム状の逆回転防止メンバー32に係合しており、この逆回転防止メンバー32により字輪27の逆回転が防止される。
【0022】
字輪装置12の昇降は操作手段15を手動操作することにより行なわれる。操作手段15は字輪装置12の字輪ホルダ26の頂部に固定される操作シャフト35と、この操作シャフト35の頂部にねじ結合される操作ノブ14と、操作ノブ14を初期位置(復帰位置)側にばね付勢する復帰スプリング13とを有する。操作シャフト35は下端が字輪ホルダ26に固着される。操作シャフト35はナンバリング本体11の頂部に立設された保護筒36内を貫いて上方に延び、シャフト上端部に操作ノブ14がねじ結合されて装着される。復帰スプリング13は保護筒36の基部側と操作シャフト35の上部に装着されたばね受け37との間に介装され、操作ノブ14を常時復帰位置側にばね付勢している。復帰スプリング13は操作ノブ14の保護スリーブ14bと保護筒36で常時覆われ、外部に露出するのが防止される。
【0023】
しかして、操作ノブ14を復帰スプリング13のばね力に抗して押し込むことにより、操作ノブ14の動きに字輪装置12が一体に動き、字輪装置12はナンバリング本体11の図示しない昇降ガイド溝に案内されて印字ストロークS分下降し、図3に示すように、印字位置まで移動せしめられる。この印字位置で字輪装置12の所望する印字面を被印字用紙に印字窓23を通過して押圧することにより印字が施される。操作ノブ14による押圧操作を中止すると、字輪装置12は復帰スプリング13のばね力により印字位置から図3に示す収納位置(初期位置)に復帰せしめられる。
【0024】
また、操作手段15には、操作シャフト35の途中に括れ部38が形成されており、この括れ部38により操作シャフト35に肩部が形成される。この肩部にロックレバー39のロック部39aが係合可能に構成される。ロックレバー39はナンバリング本体11の頂部の垂直支軸40廻りに回動自在に支持され、ロック位置と解放位置との間を回動するようになっている。
【0025】
操作手段15の操作シャフト35をロックレバー39のロック操作によりロックすると、ナンバリングマシン10は、揺動アーム機構16が拡開した状態(図3参照)でロックされ、このロック状態に保持される。
【0026】
揺動アーム機構16は、図1、図2および図3に示すように、ナンバリング本体11の前側(正面側)に配置される。揺動アーム機構16はナンバリング本体11の前側上部に揺動自在に設けられた揺動アーム43と、字輪装置12の字輪ホルダ26の前部両側に揺動自在に設けられた対の連接リンク44とを有する。揺動アーム43はナンバリング本体11の前側上部に設けられた水平支軸45廻りに回転自在に支持され、常時は抑えスプリング46により、図において時計方向にばね付勢されている。
【0027】
揺動アーム43は図2および図3に示すように側面視がほぼ逆L字状に形成され、揺動アーム43の下部は連接リンク44の自由端部との間でスライド自在にピン結合され、揺動アーム43に所望の揺動ストロークを与えている。
【0028】
揺動アーム機構16の下部にはカセット式のインキローラ装置17が脱着自在に保持されている。インキローラ装置17は図2および図3に示すように、揺動アーム機構16にワンタッチで着脱自在に保持された枠体構造のローラ保持枠48と、このローラ保持枠48にインキローラ軸49aを介して着脱自在に支持されたインキローラ49と、インキローラ49の両側に装着されたサイドディスク50とを有する。サイドディスク50はインキローラ49のローラ径より大きな径を有し、このサイドディスク50の存在によりインキローラ49の脱着時に周囲を汚したり、手を汚すのを未然に防止できるようになっている。
【0029】
また、ローラ保持枠48にはインキローラ装置17の脱着操作を行なう操作把手部51とインキローラ装置17を所定位置に係止させる弾性係止部52とが、インキローラ49装着側の反対側に突出している。操作把手部51および弾性係止部52は、ローラ保持枠48と一体成形によりあるいは一体的に構成される。弾性係止部52は揺動アーム機構16の揺動アーム43下部の係止孔53に係止される係止爪54を備え、この係止爪54が揺動アーム43の係止孔53に係合することにより、インキローラ装置17がロックされて安定的に保持され、その抜出しが防止される。
【0030】
ところで、ナンバリングマシン10に組み込まれる字輪装置12は、字輪シャフト25の軸方向に各桁の字輪27を重ね合せて所望桁、例えば7桁の印字を施すことができるように構成される。各桁の字輪27を重ね合せて支持したとき、各字輪27が独立してスムーズに回転し得るように、図4に示すように薄肉金属プレート状、リング状、あるいはワッシャ状のスペーサ55が字輪27間に介装される。また、各桁の字輪27のうち1桁目の字輪27のシャフト挿通孔56は、全体としてほぼ真円構造に形成される。2桁目以降の各字輪27のシャフト挿通孔57は全て同一形状に形成され、特定桁の未使用状態を必要に応じて考慮して半径方向外方に局所的に膨出する膨出部57a(図5および図7参照)を持たせ、字輪27が字輪シャフト25の特定の半径方向にシフト可能に構成される。
【0031】
一方、字輪27を構成する字輪ディスク28は、図5および図6に示すように、アルミ、亜鉛や鉄等の金属材料あるいはプラスチック材料を型成形によりホイール状あるいはディスク状に形成され、スタンプホイールを構成している。字輪ディスク28は腐蝕防止のため金属メッキを施すようにしてもよい。字輪ディスク28は円形に近い多角形、例えば変形10角形構造をなし、中央部にはシャフト挿通孔57(56)が形成され、外周部に字輪帯29の印字部67を載置する載置面58が所要のピッチ、例えば中心角36°で等間隔をおいて周方向に複数個、例えば10個形成される。字輪ディスク28の載置面58と載置面58との間の例えば一例では1.25mm程度の稜線部(スペース)は連絡部58aとして形成され、各載置面58の好ましくは中央部に凹溝状の位置決めガイド用係合部59が幅方向に形成される。位置決めガイド用係合部59は送りラチェット板30の反対側に図9および図10に示すように開口している。位置決めガイド用係合部59は字輪ディスク28を幅方向に横切るようにほぼ全幅に亘って凹溝状に形成された係合溝である。位置決めガイド用係合部59を係合溝に代えて幅方向に凸条の係合突起としてもよい。
【0032】
なお、図4および図5において、符号33は印字内部選択機構(図示せず)により字輪27の印字を選択するための複数の選択溝である。
【0033】
字輪ディスク28の他方のディスク側面には複数のガイドピン60が一体に設けられ、このガイドピン60により送りラチェット板30が装着される。送りラチェット板30は全体として円弧状に、周方向の一部に桁上り用開口61が形成され、その外周面にスタンプホイールカムとしての送りラチェット62が形成される。この送りラチェット62が逆回転防止メンバ32と選択的に係合して字輪27の逆回転が防止できるようになっている。
【0034】
送りラチェット板30は、字輪ディスク28のディスク側面に重ね合され、例えば金属製のリベット63等の固着手段によりカシメて固定され、一体化される。図5および図6には字輪ディスク28と送りラチェット板30とを別体で形成し、重ね合せて固着して一体化した例を示したが、字輪ディスク28と送りラチェット板30とは予め型成形で一体成形してもよい。
【0035】
字輪ディスク28の外周部にゴム製の字輪帯29が装着され、図7および図8に示すように字輪27が構成される。ゴム製の字輪帯29は、図12(A),(B)に示すように、両端部に段差を有して薄肉の接合部64a,64bが形成され、この接合部64a,64bの裏面側にほぼ半円形状に膨出した係止突起部65a,65bが一体に設けられる。字輪帯29は字輪ディスク28の外周部に装着され、両端部の係止突起部65a,65bが字輪ディスク28の係止溝部66に嵌入され、係合して係止される。ゴム製字輪帯29の両端係止突起部65a,65bが内側に折曲され、折曲部が突き合せ接合するように重ね合されたとき、係止突起部65a,65bの重ね合せ形状(接合形状)はほぼ球状あるいは楕円球状、長円球となり、係止溝部66は重ね合された接合部64a,64bおよび係止突起部65a,65bをほぼ補形をなす溝形状に形成される。この溝形状は入口側の溝幅が例えば一例として1mm程度、内部がほぼ長円あるいは楕円形の膨出部(長径側が例えば一例として2.6mm程度)を備えた形状に構成される。
【0036】
字輪ディスク28の係止溝部66は、ディスク外周面の載置面58と載置面58との間の少なくとも1つの連絡部58aに設けられ、ゴム製字輪帯29の両端部の係止突起部65a,65bを係合させ、係止する係止溝部66を形成することにより、例えば10角形構造の字輪ディスク28上に10文字(例えば0〜9までの数字)を配置させることができ、ナンバリングマシンに適する字輪を供給することができる。係止溝部66は、字輪ディスク28を幅方向に横切るようにほぼ全幅に亘って形成され、位置決めガイド用係合部59と同様、一方のディスク側面に開口している。字輪ディスク28は例えば12角形構造とすれば、例えば月数表示を行なうデータ印字スタンプ用字輪を供給することができる。
【0037】
10進法のナンバリングマシンには10角形の字輪27が必要である。係止部材を使用して1文字分のスペースを使用した従来の字輪をナンバリングマシンに使用した場合には11角形の字輪ディスクが必要となり、11進法のナンバリングマシンの出現になるが、この11進法のナンバリングマシンの実現性は全くない。ナンバリングマシンでは10角形の字輪27と10進法が必須要件となる。
【0038】
また、可撓性字輪帯29は表面側に数字・文字または記号等を形成した印字部67が所望のピッチ,例えば一例として7mm程度をおいて等間隔に複数個形成され、各印字部67は連接部68で一体に連接されて例えば一例として幅3mmの帯状に形成される。可撓性字輪帯29の印字部67は図12および図14に示すように例えば10個の場合は中心角36°の等間隔Pに、例えば約7mmの等ピッチに列状に設けられ、各印字部67に例えば0〜9の数字が施される。各印字部67はブロック状をなすように構成し、各印字ブロックを連接部で一体に連接してもよい。印字部67の背面側に字輪ディスク28の位置決めガイド用係合部59と凹凸係合可能な位置決め係合部69が形成される。位置決め係合部69は位置決めガイド用係合部59が係合溝である場合、突起状に形成され、凹凸係合するようになっている。
【0039】
また、字輪ディスク28の位置めガイド用係合部59に対応して字輪帯29の印字部67が形成される一方、この印字部67や位置決めガイド用係合部59にそれぞれ対応して字輪ディスク28の中央部に選択溝33が形成され、この選択溝33に図示しない印字内部選択機構が係合可能に構成される。各選択溝33は字輪ディスク28のシャフト挿通孔56,57廻りに所要の間隔をおいて放射状に配設され、シャフト挿通孔56,57側に開口している。
【0040】
字輪帯29は各位置決め係合部69を字輪ディスク28の位置決めガイド用係合部59に凹凸係合させて装着することにより、字輪帯29は字輪ディスク28の外周部に位置決めされて正しく装着され、字輪帯29の両端部の係合突起部65a,65bを字輪ディスク28の係止溝部66と係合させ、係止させることで、字輪27が構成される。具体的には字輪帯29を反転させ、裏返しにした状態で両端の接合部64a,64bを接合させて重ね合せ、この重ね合せ状態を保持しつつ接合部64a,64bおよび係止突起部65a,65bを字輪ディスク28の係止溝部66に側方開口から挿入し、係合させる。係止溝部66に接合部64a,64bおよび係止突起部65a,65bが係合し、装着された状態で字輪帯29を反転させ、字輪帯29の各位置決め係合部69が字輪ディスク28の位置決めガイド用係合部59に凹凸係合させて、字輪帯29は字輪ディスク28の外周部に正しく装着される。
【0041】
字輪帯29を字輪ディスク28の外周部に装着し、両端の係合突起部65a,65bを字輪ディスク28の係止溝部66に係止させるだけで、字輪帯29の両端部を接着剤を用いて接合させることなく、字輪27を簡単かつ容易に作ることができる。この字輪27は字輪帯29に接合部を必要としないので、接合部が剥れることがない。
【0042】
また、字輪27を構成するゴム製字輪帯29は加硫プレスで加硫成形される字輪プレート70から得られる。字輪プレート70は図13および図14に示すように、加硫プレスで加硫成形された成形プレートの周辺のはみ出し部分を引き裂いて矩形状に構成される。この字輪プレート70は複数例えば8本の字輪帯29を、図15および図16に示す線状の弱化領域71を介して並列状に一体連接したものである。
【0043】
字輪プレート70は図17ないし図19に示すように加硫プレスの金型75,76を用いて未加硫ゴムシートを加硫成形することにより形成される。金型75,76は上下2分割の鉄、銅、アルミ等の金属製の割り型であり、下方の金型76の四隅部に型合せ用ガイドピン77が植設され、このガイドピン77に上方の金型75のガイド孔78が係合して上下の金型75,76が型合せされる。上下の金型75,76の中央部には字輪プレート70を形成する型成形面である加工面80,81が形成され、その加工面80,81の周りには留り溝82が少なくとも一方の金型に形成される。この金型75,76を140℃〜155℃、好ましくは150℃に加熱した加硫プレスで加硫成形することにより字輪プレート70を製造できる。字輪プレート70は字輪帯29が図15および図16に示す弱化領域(弱化線)71を介して並列状に連接されるが、この弱化領域71は上下の金型75,76間の隙間をほぼゼロとすることにより形成される。上下の金型75,76の上下関係は、図17〜図19に限定されず、金型75,76の上下を逆にして入れ換えてもよい。
【0044】
字輪プレート70の製造は次のようにして行なわれる。
【0045】
下方の金型76の各加工面上に合成ゴム,天然ゴム等の未加硫の矩形のゴムプレートを載置する。その後、上下の金型75,76をガイドピン77を利用して型合せし、加硫プレスで押圧するとともに、金型75,76を140℃〜155℃、例えば150℃に加熱し、未加硫ゴムシートを加硫成形する。この加硫成形時に、成形される字輪プレート70にガス等が混入しないように上下の金型75,76の加圧作用時に繰り返してガス抜きを行なう。
【0046】
上下の金型75,76を用いて未加硫ゴムシートを加熱加圧する加硫プレスで加硫成形した後、上下の金型75,76を離し、加硫成形された成形プレートを金型75,76から取り除く。金型75,76から取り出された型成形プレートは、周辺部を引き裂くことにより、図13および図14に示すように矩形の字輪プレート70が構成される。
【0047】
図13および図16に示された字輪プレート70は各弱化領域(弱化線)71を利用して手で簡単に引き裂くことができ、この引き裂きにより、可撓性字輪帯であるゴム製の字輪帯29が形成される。字輪帯29の製造にカッタ等の切断装置を使用する必要がなく、字輪プレート70の各弱化領域71を引き裂くことにより帯状のゴム製字輪帯29を容易に得ることができる。この字輪帯29を字輪ディスク28の外周部に装着することにより、字輪27が簡単かつ容易に製造できる。
【0048】
字輪帯29はゴム製であるので、インキとの馴染み性が良好となり、字輪帯29の印字部には所望の印字面にインキがむらなく一様に塗布される。したがって、このゴム製の字輪帯29を字輪27に使用すると鮮明で明瞭かつ綺麗な印字を施すことができる。
【0049】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明に係る字輪およびその製造方法においては、字輪ディスクの外周部にゴム製の可撓性字輪帯を装着して字輪が構成され、この字輪は字輪帯の裏面側に形成される位置決め係合部を字輪ディスクの外周面に形成された位置決めガイド用係合部に凹凸係合させ、かつ字輪帯の両端部に形成された係止突起部を字輪ディスクの係止溝部に係止させるだけで、字輪帯を字輪ディスクの外周部に精度よく位置決めさせて簡単に装着でき、独立した係止部材を用いることなく字輪を精度よくかつ安価に製造できる。製造された字輪は部品点数が少なく、しかも製造工数を大幅に少なくでき、字輪の製造が簡単かつ容易になる。
【0050】
また本発明に係る字輪は、字輪帯の両端部を字輪ディスクの隣り合う載置面と載置面の間の連絡部に設けた係止溝部で係止することにより、字輪ディスクの外周の全各辺に数字・記号等を配置することが可能となり、数字・記号等を連続して印字するナンバリングマシンに適した字輪を簡単かつ安価に提供できる。
【0051】
さらに、本発明に係る字輪およびその製造方法においては、字輪ディスクの外周部に装着される字輪帯はゴム製であるので、字輪帯に形成される印字部はインキとの馴染み性が良好で、印字部にインキをむらなく一様に塗布することができ、鮮明で明瞭な印字を施すことができる。
【0052】
一方、本発明に係る字輪帯およびその製造方法においては、未加硫ゴムシートを加硫プレスで加硫成形してゴム製の字輪プレートが形成され、この字輪プレートの弱化領域を利用して引き裂いて可撓性の字輪帯を構成したので、ゴム製の字輪プレートをカッタ等の切断手段を使用して細断することなく製造でき、字輪帯の製造が簡単かつ安価であるとともに、字輪プレートの各弱化領域を引き裂くことにより個々の字輪帯が簡単に得られるので、各字輪帯の帯幅も加硫プレスの型精度と同等の精度を保って一様でバラツキがなく、全周に亘って均一かつ正確に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る字輪を備えた印字装置としてのナンバリングマシンを示す正面図。
【図2】図1に示されたナンバリングマシンの縦断面図。
【図3】図1に示されたナンバリングマシンの印字状態を示す縦断面図。
【図4】図1に示されたナンバリングマシン用字輪装置を構成する各桁の字輪の重ね合せ状態を分解して示す斜視図。
【図5】本発明に係る字輪を構成する字輪ディスクを示す正面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿う側面図。
【図7】本発明に係る字輪の一実施形態を示す正面図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】本発明に係る字輪を構成する字輪ディスクを図5の反対側から見た部分的な背面図。
【図10】図9をA方向から見た部分図。
【図11】本発明に係る字輪を構成する可撓性字輪帯を円形形状に変形させた図。
【図12】(A)は図11の可撓性字輪帯を展開状態で示す側面図、(B)は可撓性字輪帯の一方の端部を裏面側から見た図。
【図13】加硫プレス成形により形成される字輪プレートを示す平面図。
【図14】図13に示された字輪プレートの側面図。
【図15】図13に示す字輪プレートを拡大して示す部分的斜視図。
【図16】図15に示した字輪プレートの断面図。
【図17】図13に示された字輪プレートを製造する加硫プレスの上下の金型を示す図。
【図18】加硫プレスの上型(あるいは下型)を示す図。
【図19】加硫プレスの下型(あるいは上型)を示す図。
【符号の説明】
10 ナンバリングマシン(印字装置)
11 ナンバリング本体
12 字輪装置
13 復帰スプリング
14 操作ノブ
14b 保護スリーブ
15 操作手段
16 揺動アーム機構
17 インキローラ装置
18 印字回数選択装置
20 補強側板
21 門型フレーム
22 底板
23 印字窓
25 字輪シャフト
26 字輪ホルダ
27 字輪
28 字輪ディスク
29 字輪帯
30 送りラチェット板
31 抑えスプリング
32 逆回転防止メンバ
33 選択溝
35 操作シャフト
36 保護筒
37 ばね受け
38 括れ部
39 ロックレバー
39a ロック部
40 垂直支軸
43 揺動アーム
44 連接リンク
45 水平支軸
46 押えスプリング
48 ローラ保持枠
49 インキローラ
49a インキローラ軸
50 サイドディスク
51 操作把手部
52 弾性係止部
53 係止孔
54 係止爪
55 スペーサ
56,57 シャフト挿通孔
57a 膨出部
58 載置面
58a 連絡部
59 位置決めガイド用係合部
60 ガイドピン
61 桁上り用開口
62 送りラチェット
63 リベット
64a,64b 接合部
65a,65b 係止突起部
66 係止溝部
67 印字部
68 連接部
69 位置決め係合部
70 字輪プレート
71 弱化領域(弱化線)
75,76 金型
77 ガイドピン
78 ガイド孔
80,81 加工面(型成形面)
82 逃げ溝

Claims (7)

  1. 未加硫ゴムシートを加硫プレスにより加硫成形して線状の弱化領域を金型間の隙間がほぼゼロの部分に形成し、この弱化領域を介して複数の可撓性字輪帯が並列状に一体連接されたゴム製字輪プレートを製造し、この字輪プレートからその弱化領域を引き裂いて帯状ゴム製の可撓性字輪帯を構成し、
    上記可撓性字輪帯はその両端部で裏面側に膨出した係止突起部を備え、
    上記可撓性字輪帯の両端部が裏面側に折曲されて重ね合されたとき、前記可撓性字輪帯の両係止突起部の重ね合せ形状がほぼ球状,楕円球状あるいは長円球状に形成されたことを特徴とする字輪帯。
  2. 天然ゴム,合成ゴム等の未加硫ゴムシートを加硫プレスの金型内にセットして加硫プレスにより、線状の弱化領域を金型間の隙間がほぼゼロの部分に形成し、複数の可撓性字輪帯が上記弱化領域を介して並列状に一体連接されたゴム製の字輪プレートを加硫成形し、
    この字輪プレートの周辺余肉をカットし、字輪プレートの弱化領域を引き裂いて両端部で裏面側に膨出した係止突起部を備えた可撓性字輪帯を形成することを特徴とする字輪帯の製造方法。
  3. ディスクの外周面に周方向に間隔をおいて形成された印字部の載置面と上記載置面間の少なくとも1つに形成された係止溝部とを備えた字輪ディスクと、
    この字輪ディスクの外周面に装着される請求項1に記載の可撓性字輪帯とを有し、
    上記字輪帯の両端部に形成された係止突起部を字輪ディスクの係止溝部に係合させ、係止させたことを特徴とする字輪。
  4. ディスク外周面に周方向に形成された印字部の載置面と上記載置面間の連絡部の少なくとも1つに形成される係止溝部と上記載置面に形成される位置決めガイド用係合部とを備えた字輪ディスクと、
    この字輪ディスクの外周部に装着される請求項1に記載の可撓性字輪帯とを有し、
    上記字輪帯は数字、文字または記号等の複数の印字部を連接部で一体接続した帯状ゴム製の可撓性字輪帯で両端部の裏面側に膨出した係止突起部を有し、
    前記字輪帯は印字部の載置面に対応する字輪帯裏面側に字輪ディスクの位置決めガイド用係合部に凹凸係合する位置決め係合部を一体に備えたことを特徴とする字輪。
  5. 前記字輪ディスクは中央部に字輪シャフトを挿通可能なシャフト挿通孔を有するとともに、字輪ディスクのディスク側面に送りラチェット板を一体あるいは一体的に設けた請求項3または4記載の字輪。
  6. 位置決めガイド用係合部と字輪帯の係止突起部を係止させる係止溝部をディスク外周面に備えた字輪ディスクを型成形により一体成形する一方、天然ゴム、合成ゴム等のゴム材料を加硫成形して請求項1に記載の可撓性字輪帯を形成し、
    この字輪帯を字輪ディスク外周部に装着する際、字輪帯の裏面側に形成した位置決め係合部を字輪ディスクの位置決めガイド用係合部に凹凸係合させるとともに、
    字輪帯の両端部に形成された係止突起部を字輪ディスクの係止溝部に係合させて係止することを特徴とする字輪の製造方法。
  7. 前記字輪ディスクは字輪シャフトを挿通可能なシャフト挿通孔を型成形時に形成する一方、字輪ディスクのディスク側面に送りラチェット板を固着手段により一体的に、あるいは字輪ディスクと型成形により一体に設ける請求項6記載の字輪の製造方法。
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