JPH06238974A - 転写リボン用ボビンの製造方法 - Google Patents
転写リボン用ボビンの製造方法Info
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- JPH06238974A JPH06238974A JP5054628A JP5462893A JPH06238974A JP H06238974 A JPH06238974 A JP H06238974A JP 5054628 A JP5054628 A JP 5054628A JP 5462893 A JP5462893 A JP 5462893A JP H06238974 A JPH06238974 A JP H06238974A
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Abstract
た転写リボン用ボビンを製造する。 【構成】 識別リング18の外周に転写箔を用いてホッ
トスタンピングによりバーコード22を印刷した後、該
識別リング18をボビン6の軸部8に回転可能な状態で
着脱可能に取り付ける。カセットケース2,3とボビン
6,7を再利用する際にカセット1の組立作業性が良好
になる上に、読取りの正確な識別リング18を備えさせ
ることができる。
Description
装填する転写リボン用カセットに用いられる転写リボン
用ボビンの製造方法に関する。
ンの装着を容易にするため、カセットケース内の左右に
それぞれ転写リボンを繰り出す供給ボビンとそれを巻き
取る巻上ボビンとを収納してなる転写リボン用カセット
が一般に用いられている。すなわち、このカセットをプ
リンターに装填すると、巻上ボビンにプリンターの駆動
装置が連結され、かつ転写リボンの供給ボビンから巻上
ボビンに延びた部分にプリンターのサーマルヘッドが当
接し、駆動装置によって巻上ボビンが回転して供給ボビ
ンから転写リボンが引き出されるに伴って、サーマルヘ
ッドによって画像記録が行われるようになっている。そ
して、このような転写リボン用カセットは、記録可能画
面数や用途別(スタンダード、OHP、モノクロ、ブラ
ック等)に応じて多数の種類が用意されることが多いこ
とから、カセットケースの外面にバーコード等の識別マ
ークを設けておき、カセットをプリンターに装填した時
点でプリンター側でこれを読み取ることにより、当該カ
セットの固有情報を判別できるようにしたものが従来よ
り使用されている(例えば、実開昭63−68453号
公報及び実開平3−29367号公報参照)。
の如きカセットにおいてもそのカセットケースやボビン
を再利用することが望まれているが、従来の転写リボン
用カセットのようにカセットケースに識別マークが設け
られていると、転写リボンを巻き取ったボビンを対応す
るカセットケースに入れる必要があるため、再利用する
際にこのボビンとカセットケースの組合せ作業が面倒で
あるという欠点がある。そこで、カセットケースとボビ
ンの再利用の便宜を図るため、カセットケースに識別マ
ークを設ける代わりに、ラベルやシールで外周にバーコ
ードを設けた識別リングを軸部先端に回動可能な状態で
着脱可能に取り付けてなる構成のボビンを供給ボビン又
は巻上ボビンとして用いるものが提案されている。
きの転写リボン用ボビンは、ボビンを回転させるのとは
別の駆動系により識別リングを回転させ、その外周のバ
ーコードを読み取らせることにより、記録前に転写リボ
ンの画面数や用途別をプリンター側で認識させるもので
あって、カセットを組み立てる時に識別マークを組み込
むことができるのでカセットケースとボビンを再利用す
る際の組立作業性が良いというものではあるが、識別リ
ングの外周にバーコードを印刷したラベルやシールを用
いているので、正確に貼れずに読取り時に誤読を生じる
等の問題を生ずる恐れがある。
れたものであり、その目的とするところは、誤読等を生
じる恐れのない識別リングを備えた転写リボン用ボビン
の製造方法を提供することにある。
に、本発明の転写リボン用ボビンの製造方法は、識別リ
ングの外周に転写箔を用いてホットスタンピングにより
バーコードを印刷した後、該識別リングをボビンの軸部
に回転可能な状態で着脱可能に取り付けることを特徴と
している。
/剥離層/バーコード柄層/接着層からなる転写箔を用
いることができ、このうちのバーコード柄層は、ボビン
が黒色系の場合にはアルミ蒸着層で形成することが好ま
しく、またボビンが白色系の場合には黒色インキ層で形
成することが好ましい。
ば、識別リングの外周に極めて薄い層が密着した状態で
バーコードが正確に形成される。
リボン用ボビンを用いたカセットの実施例を示す斜視
図、図2はその分解斜視図である。
1は中央にそれぞれ大きな窓部2a,3aを備えた身部
2と蓋部3とからなるカセットケース4と、それぞれ転
写リボン5を繰り出す供給ボビン6とそれを巻き取る巻
上ボビン7とからなり、各ボビン6,7はカセットケー
ス4内に間隔を置いて互いに平行な状態で配置されてい
る。すなわち、各ボビン6,7は同じ側の一端にある軸
部8,9をそれぞれ身部2の側壁2aに形成された軸受
部10,11に回動自在に支持されるとともに、他端に
あるの筒状の支持軸12,13が身部2と蓋部3の半円
状切欠で構成される円形状開口部14,15に支持され
ている。
2,13の根元には鍔部16,17が設けられ、その外
側には溝16a,17aが放射状に形成されており、こ
の溝16a,17aは各開口部14,15の内側に設け
られたリブ(図示せず)に係脱自在になっている。一
方、供給ボビン6における一端側の軸部8には、識別リ
ング18が回動自在に嵌め込まれており、この識別リン
グ18の外側面を押圧する状態でバネ19が身部2の側
壁2bと識別リング18との間に配設されている。ま
た、巻上ボビン7の一端側には、該ボビン7の端面を押
圧する状態でバネ20が身部2の側壁2bとボビン7端
面との間に配設されている。そして、図1に示すよう
に、カセットケース4のコーナーには識別リング18が
一部露出するように、蓋部3の一部分を切り欠いた状態
で窓部3bが形成されている。
拡大して示すように、外周にゴム21が巻かれた駆動部
18aとこれに隣接する識別部18bが2列に並んだも
のであり、識別部18bの外周には周方向にバーコード
22が設けられている。本実施例では、基材フィルム/
剥離層/バーコード柄層/接着層からなる転写箔を用
い、ホットスタンピングにより識別部18bの外周にバ
ーコード22を印刷している。
の一例を示す。同図において30は上下動可能な移動支
持台で、その左右両端に転写箔ロール31と巻取リール
32を備えるとともに下側に熱盤33を有している。3
4は固定支持台で、その上面にガイド35が設けられて
おり、識別リング18を回転可能に支持する受治具36
がガイド35に沿って左右に移動可能になっている。こ
の装置によりホットスタンピングを行うには、まず巻取
リール32を回転させ転写箔ロール31から転写箔Fを
所定長さ分だけ繰り出して熱盤33に沿わせた状態とし
てから、図5の矢印A方向に移動支持台30を下降さ
せ、熱盤33により転写箔Fを受治具36内の識別リン
グ18に対して圧接させる。次いで、この状態で図6に
示すように受治具36を矢印B方向へとガイド35に沿
って前進させる。これにより、識別リング18が転動し
つつ転写箔Fに熱圧力が加えられることになり、転写箔
Fの接着層が識別部18bの外周に沿ってヒートシール
され、識別部18bの外周に剥離層/バーコード柄層/
接着層が転写されてバーコード22が印刷される。
8bにバーコード22を印刷した後、移動支持台30を
元の位置まで上昇させるとともに受治具36を元の位置
まで後退させる。そして、受治具36の識別リング18
を新しいものと入れ替えてから、前記と同様にしてホッ
トスタンピングを行うものである。
は、ボビンが黒色系の場合には金属光沢を持ったアルミ
蒸着層を施したものが好ましいが、ボビンが白色系の場
合には黒色インキ層を施した転写箔によりホットスタン
ピングを行うなど適宜の方法を採ってもよい。ここで、
ラベルやシールでバーコード22を設けた場合、識別部
18bに正確に貼れずに読取り時に誤読を生じる等の恐
れがあるが、上記の如く転写箔によりバーコード22を
形成することにより、識別部18bに極めて薄い層が密
着した状態でバーコードが形成されるので、周方向に沿
ってしわなどが入らず読取りが正確になる。
にまたがって転写リボン5を巻き付けた後、供給ボビン
6の軸部8に識別リング18をその駆動部18aが外側
になるようにして嵌め込み、この状態で両ボビン6,7
をカセットケース4内に収納して組み立てられる。組み
立てられた状態では、各ボビン6,7がそれぞれバネ1
9,20により押されて鍔部16,17の溝16a,1
7aが開口部14,15の内面のリブと係合するので、
各ボビン6,7の空回りが阻止されて、転写リボン5の
緩みが防止される。このカセット1をプリンターに装着
すると、各ボビン6,7がバネ19,20の押圧力に抗
して押され、溝16a,17aがリブから解放されて各
ボビン6,7は回転可能な状態となる。そして、転写リ
ボン5を供給して記録を開始する前に、ボビン6,7を
回転させるのとは別の駆動系によりカセットケース4の
窓部4aから駆動部18aを回転させることにより識別
リング18全体を軸部8の回りで回転させ、その外周の
バーコード22を読み取ることにより、転写リボン5の
画面数や用途別を認識することができる。
は、上記の実施例で説明した以外のバネ、ボビン、カセ
ットケース等を有するカセットについても適用可能であ
ることは言うまでもない。また、識別リング18の駆動
部18aとしては、その外周に歯車を設けたものとして
も構わない。
ン用ボビンの製造方法は、識別リングの外周に転写箔を
用いてホットスタンピングによりバーコードを印刷した
後、該識別リングをボビンの軸部に回転可能な状態で着
脱可能に取り付けるようにしたので、カセットケース及
びボビンを再利用する際にカセットの組立作業性が良好
になるという利点を有する上に、読取りの正確な識別リ
ングを備えた転写リボン用ボビンを作製することができ
る。
を示す斜視図である。
略側面図である。
略側面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 識別リングの外周に転写箔を用いてホッ
トスタンピングによりバーコードを印刷した後、該識別
リングをボビンの軸部に回転可能な状態で着脱可能に取
り付けることを特徴とする転写リボン用ボビンの製造方
法。 - 【請求項2】 前記転写箔として、基材フィルム/剥離
層/バーコード柄層/接着層からなる転写箔を用いたこ
とを特徴とする請求項1記載の転写リボン用ボビンの製
造方法。 - 【請求項3】 前記バーコード柄層をアルミ蒸着層で形
成した転写箔を用いたことを特徴とする請求項2記載の
転写リボン用ボビンの製造方法。 - 【請求項4】 前記バーコード柄層を黒色インキ層で形
成した転写箔を用いたことを特徴とする請求項2記載の
転写リボン用ボビンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05462893A JP3324822B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 転写リボン用ボビンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05462893A JP3324822B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 転写リボン用ボビンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06238974A true JPH06238974A (ja) | 1994-08-30 |
JP3324822B2 JP3324822B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=12976028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05462893A Expired - Lifetime JP3324822B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 転写リボン用ボビンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3324822B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0775934A1 (en) * | 1995-11-22 | 1997-05-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Hot stamping method and apparatus for photo film spool |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP05462893A patent/JP3324822B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0775934A1 (en) * | 1995-11-22 | 1997-05-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Hot stamping method and apparatus for photo film spool |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3324822B2 (ja) | 2002-09-17 |
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