JPH09141987A - 熱転写リボン着脱装置 - Google Patents

熱転写リボン着脱装置

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JPH09141987A
JPH09141987A JP32633095A JP32633095A JPH09141987A JP H09141987 A JPH09141987 A JP H09141987A JP 32633095 A JP32633095 A JP 32633095A JP 32633095 A JP32633095 A JP 32633095A JP H09141987 A JPH09141987 A JP H09141987A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱転写リボンの交換の際に、カセット身部や
蓋部およびボビンを含む部材を廃棄せずに、再使用可能
とし、有効利用でき、また、熱転写リボンの梱包で付属
品を用いずに、熱転写リボンの商品コストを抑えること
が可能な熱転写リボン着脱装置を提供する。 【解決手段】 未使用の熱転写リボンを巻いてある供給
用ボビンと使用済の熱転写リボンを巻き上げる巻き取り
用ボビンとを回転自在に支持する熱転写リボン装脱着装
置において、上記供給用ボビンないし巻き取り用ボビン
の突出片と子ボビンの突出片受部とが噛み合うことによ
り、上記供給用ボビンないし巻き取り用ボビンと上記子
ボビンとを連動可能にしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ画像などの
記録画像をハードコピー、すなわちカラーなどのプリン
ト物を出力する熱転写プリンターに使用される熱転写リ
ボンを収納する熱転写リボン着脱装置、すなわち熱転写
プリンターに出し入れ可能なカセットとしての熱転写リ
ボン着脱装置、および熱転写リボンを回転自在に支持
し、収納する部分(カセットないし回転支持部など)が
熱転写プリンターに内蔵されている熱転写リボン着脱装
置に関し、さらに詳しくは、熱転写リボンの交換の際
に、カセット身部や蓋部およびボビンなどを含む部材を
廃棄せずに、再使用可能とし、有効利用できる熱転写リ
ボン着脱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が知られている
が、この方法は、基材上に着色転写層を形成し、その背
面からサーマルヘッドなどにより、文字や図形あるいは
模様などの画像を、その画像状に加熱して、上記の着色
転写層を被転写材の表面に熱転写するものである。この
熱転写方法は、その着色転写層の構成によって、昇華転
写型と熱溶融転写型の2方式に大別される。昇華転写型
は、熱によって昇華または移行する染料を適当なバイン
ダーにより、基材上に着色転写層として担持させた熱転
写リボンを用いて、その背面からの加熱によって、着色
転写層中の染料を被転写材表面に熱移行させるものであ
る。但し、被転写材表面には、染料の染着しやすい受容
層を設けているものである。それに対し、熱溶融転写型
は、基材上に加熱により容易に軟化、溶融して転写可能
な着色転写層を形成した熱転写リボンを用いて、その背
面からの加熱によって、被転写材表面に着色転写層を転
写するものである。
【0003】両方式ともに、モノカラーおよび多色カラ
ー画像の形成が可能であり、多色カラー画像の場合に
は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンさらに必要に
応じてブラックの三色ないし四色、また、さらに受容層
ないし保護層を加えた五色(五種)ないし六色(六種)
の熱転写リボンを用意し、同一の被転写材の表面に各色
(各種)を熱転写して、カラー画像を形成するものであ
る。このような熱転写リボンにおいて、上記の三色ない
し四色および五色ないし六色は、同一リボン上に面順次
で、繰り返して塗り分けられているものが使用されてい
る。
【0004】このような熱転写リボンは、長尺状である
ため、巻き形状をとり、一般的に供給用ボビンに未使用
の熱転写リボンを巻き上げ、その熱転写リボンの先端を
巻き取り用ボビンに接続させた、一対の巻き形態をとっ
ている。熱転写リボンと供給用ボビンないし巻き取り用
ボビンとは、細かく言えば、両面接着テープないしセロ
ハンテープにより、直接、接着させて、カセットないし
直接、熱転写プリンターに収納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような熱転写リ
ボンでは、一旦熱転写リボンを全て使用したら、次に使
用する新しい熱転写リボンを用意するが、その際に、熱
転写リボンカセット毎、新しいものに交換している。し
たがって、消費者にとって、熱転写リボンの交換の度
に、カセット毎交換し、再使用可能なカセット身部と蓋
部(あわせて筐体)などを含む部材を廃棄するため、製
造コストが嵩み、最終的に商品コストが高いという問題
がある。それに対し、熱転写リボンを全て使用したら、
一対の巻き形態の新しい熱転写リボンを今まで使用して
いたカセットの中に入れて交換する、ないし、熱転写プ
リンターに直接、一対の巻き形態の新しい熱転写リボン
を入れて、収納することは不可能ではない。しかし、供
給用ボビンに巻かれ、巻き取り用ボビンに連接した一対
の巻き形態の熱転写リボンは、供給用ボビンおよび巻き
取り用ボビンの同等の部分に鍔部があるため、2つのボ
ビンを一体に梱包する場合、その鍔部同志がぶつかっ
て、非常に嵩張る形態となる。その一対の巻き形態の熱
転写リボンにおいて、輸送、保管中に熱転写リボンに接
触キズやシワなどの発生などの支障が出ないように梱包
をするには、梱包用の付属品が必要となり、商品コスト
が高くなり、実用向きではない。言い換えると、カセッ
ト身部や蓋部などの再使用可能な部材を、熱転写リボン
の交換の度に、廃棄し有効利用できないという問題があ
る。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みて創出さ
れたものであり、熱転写リボンの交換の際に、カセット
身部や蓋部およびボビンを含む部材を廃棄せずに、再使
用可能とし、有効利用でき、また、熱転写リボンの梱包
で付属品を用いずに、熱転写リボンの商品コストを抑え
ることが可能な熱転写リボン着脱装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、未使用の熱転
写リボンを巻いてある供給用ボビンと使用済の熱転写リ
ボンを巻き上げる巻き取り用ボビンとを回転自在に支持
する熱転写リボン着脱装置において、上記供給用ボビン
ないし巻き取り用ボビンの突出片と子ボビンの突出片受
部とが噛み合うことにより、上記供給用ボビンないし巻
き取り用ボビンと上記子ボビンとを連動可能にしたこと
を特徴とすることにより、上記の課題を解決することが
できた。また、上記子ボビンが上記供給用ボビンないし
巻き取り用ボビンから着脱可能であることを特徴とする
ことにより、上記の課題を解決することができた。ま
た、上記子ボビンが円筒形状であることを特徴とするこ
とにより、上記の課題を解決することができた。また、
未使用の熱転写リボンを巻いてある供給用ボビンと使用
済の熱転写リボンを巻き上げる巻き取り用ボビンとを回
転自在に支持する熱転写リボン着脱装置において、上記
供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの突出片と熱転写
リボンのリードテープの突出片受部とが噛み合うことに
より、上記供給用ボビンないし巻き取り用ボビンと上記
熱転写リボンのリードテープとを連動可能にしたことを
特徴とすることにより、上記の課題を解決することがで
きた。また、上記の供給用ボビンないし巻き取り用ボビ
ンの突出片が、該ボビンの胴部の外周に対し、外側に形
成されていることを特徴とすることにより、上記の課題
を解決することができた。また、上記の供給用ボビンな
いし巻き取り用ボビンの突出片が、該ボビンの胴部の外
周に対し、内側に形成されていて、かつ該突出片上にス
リットが形成されていることを特徴とすることにより、
上記の課題を解決することができた。さらに、上記の供
給用ボビンないし巻き取り用ボビンの突出片と噛み合う
突出片受部を有する子ボビンが、該供給用ボビンないし
巻き取り用ボビンの胴部の外周に、予め設けられ、該子
ボビンの胴部に係合凹部が形成されていて、該係合凹部
に対応した位置に、該供給用ボビンないし巻き取り用ボ
ビンに係合凸部を設け、該係合凸部と該係合凹部とが噛
み合い、該係合凸部が、該係合凹部の中で移動すること
により、該子ボビンが該供給用ボビンないし巻き取り用
ボビンの上で、回転ないしスライドすることが可能であ
ることを特徴とすることにより、上記の課題を解決する
ことができた。また、上記の子ボビンの先端に切り欠き
を設けてあることを特徴とすることにより、上記の課題
を解決することができた。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の熱転写リボン着脱装
置の一つの実施形態を示す分解斜視図である。また、図
2は本発明の熱転写リボン着脱装置の他の実施形態を示
す要部の分解斜視図、図3は図2で示す分解部を噛み合
わせた斜視図である。さらに図4は図1で示す熱転写リ
ボン着脱装置の要部の分解部を噛み合わせた斜視図であ
る。また、図5は本発明の熱転写リボンの一つの包装形
態を示す斜視図である。また、図6は本発明の熱転写リ
ボン着脱装置の他の実施形態を示す要部の分解斜視図、
図7は本発明の熱転写リボン着脱装置の他の実施形態を
示す要部の断面図である。また、図8は本発明の熱転写
リボン着脱装置の他の実施形態を示す要部の分解斜視図
である。本発明の熱転写リボン着脱装置は、図1に示す
通り、供給用ボビン1に未使用の熱転写リボン3を巻い
ておき、その巻き終わりの端を巻き取り用の円筒形状の
子ボビン4に接着させた交換用部材5において、その巻
き取り用の子ボビン4の円筒状の中に、巻き取り用ボビ
ン2を挿入させる。そして、その巻き取り用の子ボビン
4の円筒状の中に、突出片受部としての段差41を設け
ておき、その段差41の部分と巻き取り用ボビン2の胴
部に設けてある突出片25が、図4のように接触して噛
み合い、矢印ロで示す回転方向に巻き取り用ボビン2を
回転させて、熱転写リボン3を巻き上げるものである。
【0009】そして、供給用ボビン1に巻いてあった熱
転写リボン3を全て使用すると、すなわち巻き取り用ボ
ビン2に使用済の熱転写リボン3を全て巻き上げると、
その巻き上げられた熱転写リボン3の上から巻き取り用
の子ボビン4の回転を止めて、巻き取り用ボビン2だけ
を、図4の矢印ロの回転方向と逆方向に回転しながら、
引き抜くように力を加え、巻き取り用ボビン2を巻き取
り用の子ボビン4から外す。そして、使用済の熱転写リ
ボン3と供給用ボビン1と巻き取り用の子ボビン4を廃
棄する。次に、新しい交換用部材5の巻き取り用の子ボ
ビン4の中に今まで使用していた巻き取り用ボビン2を
装着し、その装着された一対の熱転写リボン3を、元の
使用していたカセット身部とカセット蓋部の中に組み込
んで、熱転写リボンカセットを用意し、熱転写プリンタ
ーへ装着する。このように、図1では交換用部材5が熱
転写プリンターに出し入れ可能な熱転写リボンカセット
の熱転写リボン着脱装置で取り扱う場合であるが、これ
に限らず、熱転写リボンを回転自在に支持し、収納する
部分(カセットないし回転支持部など)が熱転写プリン
ターに内蔵されている熱転写リボン着脱装置で、交換用
部材5を上記と同様に取り扱うこともできる。また、以
下に説明する発明の実施の形態は、熱転写プリンターに
出し入れ可能な熱転写リボンカセットの熱転写リボン着
脱装置を用いているが、これに限らず、熱転写リボンを
回転自在に支持し、収納する部分(カセットないし回転
支持部など)が熱転写プリンターに内蔵されている熱転
写リボン着脱装置についても適用される。尚、段差41
は、図1のように直線状に一本設けてもよいが、突出片
25と対応した位置に、突出片の個数と同じ個数の段差
41を間隔をおいて設けてもよく、限定するものではな
い。
【0010】また、上記に説明したように、熱転写リボ
ン3が供給用ボビン1および巻き取り用ボビン2と連結
され、その連結された一対の熱転写リボン3がカセット
身部7に装着される。その装着状態は、供給用ボビン1
のピボット11をピボット受部Gの溝の中に入れ、駆動
側軸部14を駆動側軸受部I1、I2の上に載せる。ま
た、巻き取り用ボビン2のピボット21をピボット受部
Hの溝の中に入れ、駆動側軸部24を駆動側軸受部J
1、J2の上に載せる。この場合に、供給用ボビン1
は、カセット身部7のピボット受部Gの溝と駆動側軸受
部I1、I2のみと接触し、その他の部分とは接触しな
い構造となっている。同様に、巻き取り用ボビン2は、
カセット身部7のピボット受部Hの溝と駆動側軸受部J
1、J2のみと接触し、その他の部分とは接触しない構
造となっている。
【0011】上記の通り、供給用ボビン1は、ピボット
受部Gの溝と駆動側軸受部I1、I2と接触する際に、
供給用ボビン1の回転が円滑にされるように、ピボット
受部Gの溝の幅とピボット11の外径の大きさを調整
し、また、駆動側軸部14の外径と駆動側軸受部I1、
I2の内径の大きさを調整すればよい。例えば、ピボッ
ト受部Gの溝の幅が、ピボット11の外径10mmより
も0.5mm程度大きくし、駆動側軸受部I1、I2の
内径は、駆動側軸部14の外径よりも1mm程度大きく
する。同様に、巻き取り用ボビン2は、ピボット受部H
の溝と駆動側軸受部J1、J2と接触する際に、巻き取
り用ボビン2の回転が円滑にされるように、ピボット受
部Hの溝の幅とピボット21の外径の大きさを調整し、
また、駆動側軸部24の外径と駆動側軸受部J1、J2
の内径の大きさを調整すればよい。好ましくは、ピボッ
ト受部Hの溝の幅が、ピボット21の外径10mmより
も0.5mm程度大きくし、駆動側軸受部J1、J2の
内径は、駆動側軸部24の外径よりも1mm程度大きく
する。
【0012】上記の通り、供給用ボビン1および巻き取
り用ボビン2は、カセット身部7に装着され、各ボビン
の回転軸が振れないように位置規制している。さらに、
供給用ボビン1が、カセット身部7から抜け出ないよう
に、鍔部12が、カセット身部7のピボット受部Gと接
触して、図1で供給用ボビン1が左方向にずれてもカセ
ット身部7から抜け出ないように位置規制している。ま
た、鍔部13がカセット身部7の駆動側軸受部I1と接
触して、供給用ボビン1が右方向にずれてもカセット身
部7から抜け出ないように位置規制している。巻き取り
用ボビン2では、カセット身部7から抜け出ないよう
に、胴部の端22が、カセット身部7のピボット受部H
と接触して、巻き取り用ボビン2が左方向にずれてもカ
セット身部7から抜け出ないように位置規制している。
また、鍔部23がカセット身部7の駆動側軸受部J1と
接触して、巻き取り用ボビン2が右方向にずれてもカセ
ット身部7から抜け出ないように位置規制している。
【0013】さらに、上記のカセット身部7に装着され
た一対の熱転写リボンは、カセット蓋部6と組み合わさ
れる。その組み合わせ状態は、供給用ボビン1のピボッ
ト11の上にカセット蓋部6に設けてあるピボット受部
Dが位置するようにさせ、駆動側軸部14の上に駆動側
軸受部F1、F2が位置するように配置する。また、巻
き取り用ボビン2のピボット21の上にカセット蓋部6
に設けてあるピボット受部Cが位置するようにさせ、駆
動側軸部24の上に駆動側軸受部E1、E2が位置する
ように配置する。したがって、未使用の熱転写リボン3
を巻いてある供給用ボビン1と使用済の熱転写リボン3
を巻き上げる巻き取り用ボビン2とのピボット11、2
1および駆動側軸部14、24が、カセット身部7とカ
セット蓋部6とからなるカセット筐体のピボット受部
C、D、G、Hおよび駆動側軸受部E1、E2、F1、
F2、I1、I2、J1、J2に回転自在に支持され
る。詳細には、供給用ボビン1のピボット11が仕切り
板MとBとNで囲まれる空間に位置し、供給用ボビン1
の回転が円滑にされるように、例えば仕切り板MとNの
間隔はピボット11の外径10mmよりも大きくし、好
ましくは、0.5mm程度大きくすればよい。また、例
えば駆動側軸受部F1とF2の各内径は、駆動側軸部1
4の外径20mmよりも大きくし、好ましくは、1mm
程度大きくすればよい。巻き取り用ボビン2では、ピボ
ット21が仕切り板KとAとLで囲まれる空間に位置
し、巻き取り用ボビン2の回転が円滑にされるように、
仕切り板KとLの間隔はピボット21の外径よりも大き
くし、好ましくは、0.5mm程度大きくすればよい。
また、駆動側軸受部E1とE2の各内径は、駆動側軸部
24の外径よりも大きくし、好ましくは、1mm程度大
きくすればよい。
【0014】以上の通り、供給用ボビン1および巻き取
り用ボビン2は、カセット身部7とともにカセット蓋部
6に装着され、各ボビンの回転軸が振れないように位置
規制している。さらに、供給用ボビン1が、カセット蓋
部6から抜け出ないように、鍔部12が、カセット蓋部
6のピボット受部Dおよび仕切り板MとNの端と接触し
て、あるいはピボット11の先端が仕切り板Bと接触し
て、図1で供給用ボビン1が左方向にずれてもカセット
蓋部6から抜け出ないように位置規制している。また、
鍔部13がカセット蓋部6の駆動側軸受部F1と接触し
て、供給用ボビン1が右方向にずれてもカセット蓋部6
から抜け出ないように、位置規制している。巻き取り用
ボビン2では、カセット蓋部6から抜け出ないように、
胴部の端22が、カセット蓋部6のピボット受部Cおよ
び仕切り板KとLの端と接触して、あるいはピボット2
1の先端が仕切り板Aと接触して、巻き取り用ボビン2
が左方向にずれてもカセット蓋部6から抜け出ないよう
に位置規制している。また、鍔部23がカセット蓋部6
の駆動側軸受部E1と接触して、巻き取り用ボビン2が
右方向にずれてもカセット蓋部6から抜け出ないように
位置規制している。このように、供給用ボビン1と巻き
取り用ボビン2は位置規制されているが、熱転写プリン
ターに取り付けられているボビン回転駆動部(図示せ
ず)が各ボビンの駆動側軸部14、24の内側の突起部
と噛み合い、供給用ボビン1と巻き取り用ボビン2は、
各々ボビンの軸を中心にして回転し、熱転写リボン3を
流れ方向に移動させている。
【0015】次に、巻き取り用ボビン2に巻き取り用の
子ボビン4を装着させる他の形態を説明する。図2のよ
うに、巻き取り用の子ボビン4に突出片受部の開口42
を設けておき、突出片26を設けた巻き取り用ボビン2
をその巻き取り用の子ボビン4の中に矢印イの方向に挿
入する。そして、巻き取り用ボビン2を回転し、突出片
26の先端が開口42に位置した時に一旦回転を止め
て、突出片26の先端が巻き取り用の子ボビン4の開口
42の中を通って、巻き取り用の子ボビン4の外周の外
側に位置するように巻き取り用ボビン2を回転調整す
る。そして、図3のように、突出片26と開口42が噛
み合い、巻き取り用ボビン2と巻き取り用の子ボビン4
が一体化し、熱転写リボン3を巻き上げるものである。
そして、熱転写リボン3を使い切ると、巻き上げられた
熱転写リボン3の上から巻き取り用の子ボビン4の回転
を止めて、巻き取り用ボビン2だけを、突出片26が開
口42から抜けるように回転し、引き抜くように力を加
え、巻き取り用ボビン2を巻き取り用の子ボビン4から
外す。そして、使用済の熱転写リボン3と供給用ボビン
1と巻き取り用の子ボビン4を廃棄する。次に、新しい
交換用部材5の巻き取り用の子ボビン4の中に今まで使
用していた巻き取り用ボビン2を装着し、その装着され
た一対の熱転写リボン3を、元の使用していたカセット
身部とカセット蓋部の中に組み込んで、熱転写リボンカ
セットを用意できる。尚、図2、3のように、開口42
の形状は、長方形で、1本の巻き取り用の子ボビン4に
対し、2個の開口42を設けているが、開口42の形状
および個数は限定するものではなく、形状を三角形や円
形、楕円形でもよく、突出片26と噛み合いやすいよう
にすればよい。
【0016】さらに、巻き取り用ボビン2に巻き取り用
の子ボビン4を装着させる他の形態を説明する。図5の
ように、巻き取り用の子ボビン4に突出片受部の溝43
を設けておき、突出片25または26を設けた巻き取り
用ボビン2をその巻き取り用の子ボビン4の中に挿入
し、巻き取り用ボビン2を回転し、突出片の先端が溝4
3の端と接触して噛み合い、巻き取り用ボビン2と巻き
取り用の子ボビン4が一体化し、熱転写リボン3を巻き
上げるものである。そして、熱転写リボン3を全て使用
すると、前記の段差41と突出片の先端が接触して噛み
合う場合の熱転写リボン3の交換で説明した方法と同様
にして、巻き取り用の子ボビン4から巻き取り用ボビン
2を外し、新しい交換用部材5の巻き取り用の子ボビン
4の中に今まで使用していた巻き取り用ボビン2を装着
し、その装着された一対の熱転写リボン3を、元の使用
していたカセット身部とカセット蓋部の中に組み込ん
で、熱転写リボンカセットを用意できる。尚、溝43の
形状と個数は、図5のように直線状に一本設けてもよい
が、突出片と対応した位置に、突出片の個数と同じ個数
の溝43を間隔をおいて設けてもよく、限定するもので
はない。但し、溝43の巻き取り用の子ボビン4の内径
に沿った長さは、突出片の大きさ(突出片の根元から突
出片の端までの距離)よりも大きい方が、突出片と溝4
3との噛み合いがしやすいため好ましい。
【0017】また、上記の段差41ないし開口42ない
し溝43を有する子ボビン4は、円筒形状で説明した
が、その子ボビン4の内径は、供給用ないし巻き取り用
ボビンを挿入しやすくするために、その供給用ないし巻
き取り用ボビンの胴部の外径よりも1%〜10%程度小
さくすることが好ましい。以上の段差41ないし開口4
2ないし溝43の突出片受部を有する対象は、子ボビン
4であったが、図6に示すように、熱転写リボン3の端
にリードテープ8を接着テープなどで連接し、そのリー
ドテープ8に開口42を設け、その開口42に突出片2
6を入れて、噛み合わせて、供給用ないし巻き取り用ボ
ビンとリードテープ8とを連動可能にすることができ
る。また、開口42はリードテープ8に設けずに、熱転
写リボン3に直接設けることもできる。リードテープ8
は、突出片26と噛み合い破れないように、10〜10
0μm程度の厚みのポリエステルフィルムなどを用いる
ことが好ましい。突出片25、26は、材質として、適
度な弾性を有するポリエステル、硬質塩化ビニルなどの
プラスチックフィルムあるいは鋼などの金属片で、厚さ
が50〜500μm程度のものが好ましい。突出片2
5、26は、巻き取り用の子ボビン4の中に、巻き取り
用ボビン2を挿入する際に支障がないように、外から押
せば突出がなくなり、巻き取り用ボビン2の胴部の外径
に一致する位置、すなわち突出片25、26が巻き取り
用ボビン2の胴部の凹部に収納される、あるいは巻き取
り用ボビン2に突出片25、26が収納される凹部がな
ければ、巻き取り用ボビン2の胴部の外周に沿った位置
になる。また、その押す力を無くすと突出片25、26
は、元のように突出する。このような意味で適度な弾性
を有するということである。
【0018】このような突出片25、26の突出状態
は、図1、2に示されているように、突出片25、26
の根元の位置の接している円(巻き取り用ボビン2の胴
部)の接線方向に一致する位置に突出片25、26が存
在するか、あるいはその接線方向よりも巻き取り用ボビ
ン2の胴部に近づいた位置に存在することが好ましい。
巻き取り用の子ボビン4の円筒状の中に、突出片25、
26を設けた巻き取り用ボビン2を挿入する際に、挿入
しやすいように、突出片25、26の大きさは巻き取り
用ボビン2の胴部の外径の大きさを考慮して適宜決める
ことができる。例えば、巻き取り用ボビン2の胴部の外
径が20mm程度の時に、突出片25、26の大きさは
突出片25、26の根元から突出片25、26の先端ま
での距離で5〜10mm程度が好ましい。また、巻き取
り用の子ボビン4の円筒状の中に、突出片25、26を
設けた巻き取り用ボビン2を挿入する際に、挿入しやす
いように、特に図1の突出片25に示されているよう
に、各突出片のピボット側の辺が、ボビンの軸方向に対
し鋭角になるようにすることが好ましい。突出片25、
26の設ける方法は、筒状に作成した部材に部分的に切
断して突出片25、26を設け、その部材の中に巻き取
り用ボビン2を挿入すればよい。また、突出片25は、
適度な弾性を有するプラスチックであれば、巻き取り用
ボビン2の材質と同一のもので、巻き取り用ボビン2の
成形時に同時に作成してもよい。以上の突出片25、2
6は、供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの胴部の外
周に対し、外側に形成されているものであるが、図7に
示したように供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの胴
部の外周に対し、内側に形成されていて、かつその突出
片上にスリット27が形成されている場合でもよい。突
出片が供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの胴部の外
周に対し、内側に形成されている場合には、突出片受部
と突出片を噛み合わせるために、スリット27を設ける
もので、図7のようにボビンの中空部まで貫通している
ものでも、突出片の先に突出片受部が噛み合うスペース
がとれるように、スリットが設けられていればよく、ボ
ビンの中空部まで貫通しなくてもよい。
【0019】また、突出片25、26は、図1〜3に示
したように、巻き取り用ボビン2の1本当たりに2つ設
けてあるが、1つでも、3個以上でもよく、個数に限ら
れるものではない。さらに、突出片25、26の形状
は、図1〜4に示したように、台形のような四角形で
も、楕円形でもよく、形に限定されるものではない。但
し、突出片25の先端の形状は、それと噛み合う巻き取
り用の子ボビン4の突出片受部である段差41または、
溝43の形状に合わせることが好ましい。図1、4、5
に示した巻き取り用の子ボビン4の段差41または、溝
43は、突出片25の先端と噛み合う部分の形状が、一
直線になっているが、曲線形状でも、V字状の形状でも
よく、その段差41または、溝43の形状と同じ形状を
有する突出片25の先端が、段差41または、溝43と
の接触面積を大きくすることができるため、相互の噛み
合いが強力となり、巻き取り用ボビン2が巻き取り用の
子ボビン4から外れ、空回りするようなトラブルを防止
することができる。
【0020】以上説明してきた突出片と、それと噛み合
う子ボビンの突出片受部の段差、開口あるいは溝は、巻
き取り用ボビン側に設けたものであるが、これに限定せ
ずに、供給用ボビン側に設けてもよく、また、両方のボ
ビンに設けてもよいものである。供給用ないし巻き取り
用子ボビン4の材質は、突出片25、26と噛み合い、
摩擦接触状態にあるため、ポリスチレン、ポリアセター
ルなどの硬度の高い樹脂が好ましい。また、例えば供給
用ボビン1に熱転写リボン3を巻いておき、その巻き終
わりの端を巻き取り用の子ボビン4に接着させた形態を
交換用部材5として、図5のような包装形態において、
巻き取り用の子ボビン4の外周部と供給用ボビン1に巻
かれている熱転写リボン3とが接触している。このよう
な接触状態が保持されるように、帯びかけやシュリンク
包装され、保管、輸送される条件によっては、熱転写リ
ボン3の子ボビン4の外周部と接触している部分近く
で、着色転写層の染料や着色転写層が接触部(熱転写リ
ボンの背面あるいは子ボビンの外周部)に転移し、実用
上の熱転写時に画像のムラなどの不良が発生しやすい。
したがって、子ボビン4の外周部にスポンジやゴムなど
のクッション材を予め巻いておき、子ボビン4と熱転写
リボン3との接触部の圧力を和らげ、着色転写層の染料
や着色転写層が接触部に転移しにくいようにすることが
できる。
【0021】以上において、突出片と噛み合う突出片受
部を有する子ボビンは、供給用ボビンないし巻き取り用
ボビンから着脱可能のものについて説明してきたが、子
ボビンが供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの胴部の
外周に、予め設けられ、その供給用ボビンないし巻き取
り用ボビンから外れないようにすることができる。その
実施形態の一つとして、図8に基づいて説明する。供給
用ボビンないし巻き取り用ボビンの突出片と噛み合う突
出片受部を有する子ボビン4が、該供給用ボビンないし
巻き取り用ボビンの胴部の外周に、予め設けられ、該子
ボビン4の胴部に係合凹部45が形成されていて、該係
合凹部45に対応した位置に、該供給用ボビンないし巻
き取り用ボビンに係合凸部46を設け、該係合凸部46
と該係合凹部45とが噛み合い、該係合凸部46が、該
係合凹部45の中で移動することにより、該子ボビン4
が該供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの上で、回転
ないしスライドすることができる。すなわち、図8で縦
方向にある係合凹部45に沿って、係合凸部46が子ボ
ビン4の円周方向に回転できる。また、図8で横方向に
ある係合凹部45に沿って、子ボビン4が供給用ボビン
ないし巻き取り用ボビンの上で、ボビンの軸方向(図8
の矢印)にスライドすることができ、例えば、巻き上げ
た使用済の熱転写リボンを、巻き取り用ボビンから抜き
出しやすくすることができる。また、図8で、子ボビン
4の先端に切り欠きを設けてあるが、例えば、子ボビン
4の先端が巻き取り用ボビンから出て、子ボビン4の先
端が窄まり、巻き上げた使用済の熱転写リボンが、子ボ
ビン4から抜き出しやすくすることができる。このよう
な子ボビン4の先端に切り欠きを設けることは、図8の
場合だけではなく、本発明で子ボビンを使用する実施形
態の全てについて、適用することができ、子ボビンを供
給用ボビンないし巻き取り用ボビンから抜き出しやす
く、または、入れやすくするように、子ボビンの他端に
切り欠きを設けることもできる。
【0022】仕切り板などから構成されるカセット身部
7およびカセット蓋部6と、ピボット11、21、鍔部
12、13、23などから構成される供給用ボビン1と
巻き取り用ボビン2は、材質として、紙(パルプ)、プ
ラスチック、金属、木材およびそれらの複合体などが使
用でき、特にその制限を設けない。但し、カセット身部
7およびカセット蓋部6と、供給用ボビン1および巻き
取り用ボビン2とが、各ボビンが回転時に接触し、その
際の摩擦により傷やカスの発生の少ないプラスチックが
好ましく用いられる。各ボビンに設けられている鍔部の
外径は、ボビンに熱転写リボンが巻かれた状態で、その
鍔部の近傍の外径よりも大きくして、例えば熱転写リボ
ンのボビン上で巻き上げる際に、熱転写リボンのエッジ
ガイドの機能をもたせ、熱転写リボンの蛇行防止を図る
ことができる。
【0023】熱転写リボン3と被転写材(図示せず)と
を重ね合わせて、その重ね合わせたものをサーマルヘッ
ド(図示せず)などとプラテンロール(図示せず)など
の間に通し、加熱して画像形成を行う。その際、供給用
ボビン1および巻き取り用ボビン2と連結する熱転写リ
ボン3をカセットに装着する際に、サーマルヘッドなど
およびプラテンロールなどが熱転写リボン3と接触しや
すいように、カセット身部7とカセット蓋部6には、窓
Yおよび窓Xを設けている。本発明で使用する熱転写リ
ボンは、供給用ボビンに巻かれた状態で供給され、熱転
写プリンター側に設けられた駆動機構(図示せず)に装
着されて使用されるものである。以上の説明において、
交換用部材は、供給用ボビンに未使用の熱転写リボンを
巻いておき、その巻き終わりの端を子ボビンと接着させ
た形態のみをあげてきたが、それに限定せず、子ボビン
の上に未使用の熱転写リボンを巻いておき、その巻き終
わりの端を巻き取り用リボンまたは子ボビンと接着させ
てもよい。いずれにせよ交換用部材は、一対のボビンの
巻き形態で、2本のボビンとも鍔部を有しているものは
なく、いずれか1本のボビンのみに鍔部があるか、2本
とも鍔部がないものである。このような形態であれば、
梱包するうえで嵩張ることがなく、一対のボビンを、付
属品を使用せずに簡単に、ボビン同志を密着させて、梱
包することができる。
【0024】さらに、子ボビンの形態は、円筒状のもの
だけを説明してきたが、それに限定せず、供給用ボビン
ないし巻き取り用ボビンにある突出片と噛み合う突出片
受部が設けてあれば、枚葉状のシートでもよく、そのシ
ートをボビンの胴部外周に沿って巻き付ける形態もあげ
られる。本発明の熱転写リボンカセットおよび交換用部
材は、埃や異物が熱転写リボンに付着しやすく、特に着
色転写層に付着すると、熱転写画像部に埃や異物の形状
で抜けが生じるため、梱包用の包装では、アルミやプラ
スチックの袋に密封することが好ましい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
未使用の熱転写リボンを巻いてある供給用ボビンと使用
済の熱転写リボンを巻き上げる巻き取り用ボビンとを回
転自在に支持する熱転写リボン着脱装置において、上記
供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの突出片と子ボビ
ンないし熱転写リボンのリードテープの突出片受部とが
噛み合うことにより、上記供給用ボビンないし巻き取り
用ボビンと上記子ボビンないし熱転写リボンのリードテ
ープとを連動可能にした。また、熱転写リボンを全て使
用した後、熱転写リボンの交換の際に、カセット身部や
蓋部およびボビンを含む部材を交換せずに、再使用可能
となり、有効利用が可能となる。また、交換用部材が嵩
張らないため、その交換用部材を付属品を用いずに、梱
包でき、商品コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写リボン着脱装置の一つの実施形
態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の熱転写リボン着脱装置の他の実施形態
を示す要部の分解斜視図である。
【図3】図2で示す分解部を噛み合わせた斜視図であ
る。
【図4】図1で示す熱転写リボン着脱装置の要部の分解
部を噛み合わせた斜視図である。
【図5】本発明の熱転写リボンの一つの包装形態を示す
斜視図である。
【図6】本発明の熱転写リボン着脱装置の他の実施形態
を示す要部の分解斜視図である。
【図7】本発明の熱転写リボン着脱装置の他の実施形態
を示す要部の断面図である。
【図8】本発明の熱転写リボン着脱装置の他の実施形態
を示す要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 供給用ボビン 2 巻き取り用ボビン 3 熱転写リボン 4 子ボビン 5 交換用部材 6 カセット蓋部 7 カセット身部 8 リードテープ 11、21 ピボット 22 胴部の端 12、13、23 鍔部 14、24 駆動側軸部 25、26 突出片 27 スリット 28 ストッパー 41 段差 42 開口 43 溝 44 切り欠き 45 係合凹部 46 係合凸部 A、B、K、L、M、N 仕切り板 C、D、G、H ピボット受部 E1、E2、F1、F2、I1、I2、J1、J2 駆
動側軸受部 X、Y 窓

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未使用の熱転写リボンを巻いてある供給
    用ボビンと使用済の熱転写リボンを巻き上げる巻き取り
    用ボビンとを回転自在に支持する熱転写リボン着脱装置
    において、上記供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの
    突出片と子ボビンの突出片受部とが噛み合うことによ
    り、上記供給用ボビンないし巻き取り用ボビンと上記子
    ボビンとを連動可能にしたことを特徴とする熱転写リボ
    ン着脱装置。
  2. 【請求項2】 上記子ボビンが上記供給用ボビンないし
    巻き取り用ボビンから着脱可能であることを特徴とする
    請求項1に記載する熱転写リボン着脱装置。
  3. 【請求項3】 上記子ボビンが円筒形状であることを特
    徴とする請求項1または2に記載する熱転写リボン着脱
    装置。
  4. 【請求項4】 未使用の熱転写リボンを巻いてある供給
    用ボビンと使用済の熱転写リボンを巻き上げる巻き取り
    用ボビンとを回転自在に支持する熱転写リボン着脱装置
    において、上記供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの
    突出片と熱転写リボンのリードテープの突出片受部とが
    噛み合うことにより、上記供給用ボビンないし巻き取り
    用ボビンと上記熱転写リボンのリードテープとを連動可
    能にしたことを特徴とする熱転写リボン着脱装置。
  5. 【請求項5】 上記の供給用ボビンないし巻き取り用ボ
    ビンの突出片が、該ボビンの胴部の外周に対し、外側に
    形成されていることを特徴とする上記の請求項1ないし
    請求項4のいずれかに記載する熱転写リボン着脱装置。
  6. 【請求項6】 上記の供給用ボビンないし巻き取り用ボ
    ビンの突出片が、該ボビンの胴部の外周に対し、内側に
    形成されていて、かつ該突出片上にスリットが形成され
    ていることを特徴とする上記の請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載する熱転写リボン着脱装置。
  7. 【請求項7】 上記の供給用ボビンないし巻き取り用ボ
    ビンの突出片と噛み合う突出片受部を有する子ボビン
    が、該供給用ボビンないし巻き取り用ボビンの胴部の外
    周に、予め設けられ、該子ボビンの胴部に係合凹部が形
    成されていて、該係合凹部に対応した位置に、該供給用
    ボビンないし巻き取り用ボビンに係合凸部を設け、該係
    合凸部と該係合凹部とが噛み合い、該係合凸部が、該係
    合凹部の中で移動することにより、該子ボビンが該供給
    用ボビンないし巻き取り用ボビンの上で、回転ないしス
    ライドすることが可能であることを特徴とする上記の請
    求項4に記載する熱転写リボン着脱装置。
  8. 【請求項8】 上記の子ボビンの先端に切り欠きを設け
    てあることを特徴とする上記の請求項1、2、3、5ま
    たは7のいずれかに記載する熱転写リボン着脱装置。
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