JP2000238358A - プリントメディア及びカートリッジ - Google Patents

プリントメディア及びカートリッジ

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JP2000238358A
JP2000238358A JP11046322A JP4632299A JP2000238358A JP 2000238358 A JP2000238358 A JP 2000238358A JP 11046322 A JP11046322 A JP 11046322A JP 4632299 A JP4632299 A JP 4632299A JP 2000238358 A JP2000238358 A JP 2000238358A
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Shigeki Wada
滋己 和田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】供給側スプールに対してインクリボンの巻き始
め部が固定しないようにフリーな状態で巻装させ、この
インクリボンが巻き取り側スプールに巻き終わった時に
は供給側スプールにインクリボンを残らないようにして
インクリボンの再使用が出来なくなるようにしたプリン
トメディアを提供する。 【解決手段】プリントメディアは、巻き取り側スプール
20と供給側スプール21とインクリボン11とからな
り、供給側スプール21に対するインクリボン11の巻
き始め部が固定しないようにフリーの状態で巻装されて
いる。巻き始め部は、供給側スプール21の巻き付ける
径に対して3周以上であり、かつ水で濡らして仮固定し
た状態で供給側スプールに巻き付けるようにした。供給
側スプール21の表面は、接着テープが貼り付かないよ
うにシリコン加工処理を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリントメディア
及びカートリッジに関する。詳しくはインクリボンの端
部である巻き始め部を固着しないで供給側スプールに巻
き付けたプリントメディア及びカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のプリンタに使用されるプリ
ントメディアカートリッジ内に収容されているインクリ
ボンユニットは、未使用のインクリボンが巻き付けられ
ている供給側スプールと、使用済みのインクリボンを巻
き取ることができる巻き取り側スプールとから構成され
ている。このような構成からなるインクリボンユニット
はプリントメディアカートリッジ内に収容された状態で
プリンタに装着され、印画紙へのプリントが行われる。
【0003】ところで、プリントメディアカートリッジ
には多々種類があり、例えば、上下溶着シェルタイプの
もの、ロアーシェルのみでインクリボンを受けるタイプ
のものがある。これらのプリントメディアカートリッジ
に収容されるインクリボンユニットは基本的には上述し
たインクリボンと供給側スプールと巻き取り側スプール
との組み合せからなる。一方、インクリボンユニットは
通常は一度の使用のみで使い捨てするように設計されて
おり、具体的には供給側スプールにインクリボンがなく
なってしまえば使用済みとなる。
【0004】又、一度の使用のみで使い捨てするように
設計されているインクリボンユニットは、このインクリ
ボンユニットを収容したプリントメディアカートリッジ
と共に印画可能な枚数の印画紙とが梱包されて市場に流
通している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術で説明したインクリボンユニットは、インクリボンを
巻装させている供給側スプールに巻き始めの部分を両面
テープ等の接着剤で固着した状態で巻装させているた
め、一度の使用のみの使い捨てに設計されていても実際
は巻き戻して再使用することが可能である。そのため、
プリンタに適合しない印画紙を使用したり、再使用によ
り印画状態が不良になるという当初の設計思想と異なる
不適切な使用状態による弊害が発生しているという問題
がある。従って、プリンタに使用されるインクリボンに
おいて、当初の設計思想の通りに使用できるようにする
ことに解決しなければならない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るプリントメディアは、巻き取り側スプ
ールと供給側スプールとインクリボンとからなり、前記
供給側スプールに対するインクリボンの巻き始め部が固
定しないようにフリーの状態で巻装されていることであ
る。
【0007】又、前記巻き始め部は、前記供給側スプー
ルの巻き付ける径に対して3周以上であること;前記巻
き始め部は、前記供給側スプールに対して仮固定した状
態で巻き付けるようにしたこと;前記仮固定した状態
は、前記巻き始め部を水で濡らすようにしたこと;前記
巻装されているインクリボンであって、前記供給側スプ
ールに少なくとも3周分巻いた位置で印画部分を終了さ
せるようにしたこと;前記供給側スプールの表面は、接
着テープが貼り付かないように表面加工を施してあるこ
と;前記表面加工は、シリコン加工処理であることであ
る。
【0008】カートリッジは、インクリボンを巻装させ
ている供給側スプールと、該インクリボンを巻き取るこ
とができる巻き取り側スプールとからなるユニットと、
該巻き取り側スプールが前記インクリボンを巻き取るこ
とができるように前記ユニットを装着することができる
筐体とからなるカートリッジであって、前記供給側スプ
ールに対するインクリボンの巻き始め部が固定しないよ
うにフリーの状態で巻装されていることである。
【0009】又、前記巻き始め部は、前記供給側スプー
ルの巻き付ける径に対して3周以上であること;前記巻
き始め部は、水に濡らして仮固定した状態で前記供給側
スプールに巻き付けるようにしたこと;前記巻装されて
いるインクリボンであって、前記供給側スプールに少な
くとも3周分巻いた位置で印画部分を終了させるように
したこと;前記供給側スプールの表面は、接着テープが
貼り付けないように表面加工を施してあること;前記表
面加工は、シリコン加工処理であることである。
【0010】このように、供給側スプールに対するイン
クリボンの巻き始め部が固定しないようにフリーの状態
で巻装されていることにより、インクリボンが最後まで
印画完了し終わると、巻き取り側スプールにインクリボ
ンが全て巻き取られてしまうことにより、容易にリポン
を巻き戻しての繰り返し使用ができなくなる。具体的に
は、プリントメディアカートリッジを解体しないとイン
クリボンの巻き戻しができなくなり、インクリボンの繰
り返しの使用をできなくすることができる。
【0011】又、供給側スプールの表面を粘着剤が貼り
つかない表面加工を施すことにより、供給側スプールに
両面テープ等により貼り付けてから巻装させたインクリ
ボンであっても、一度の使用により、貼り付けた部分も
巻き取り側スプールに巻き取ることができるから巻き戻
しての繰り返しの使用が困難又はできなくなる。
【0012】更に、インクリボンの巻き付け部分を水等
で濡らして仮固定してから供給側スプールに巻き付ける
ことにより、巻き付ける時には巻き付け易く、使用のと
きには最後まで巻き取り側スプールに巻き付けることが
できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るプリントメデ
ィア及びカートリッジの実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0014】カートリッジ、即ち、プリントメディアカ
ートリッジ10は、図1〜図3に示すように、中央位置
にインクリボン11を臨ませることができる四角形状に
切り抜いた開口部12と、この開口部12の両側にスプ
ールを回転自在にして収容することができるスプール収
容部13、14とからなる筐体、即ち、カートリッジ筐
体15と、このカートリッジ筐体15内に収容されてい
るインクリボンユニット16とから構成されている。巻
き取り側スプール20を収容するスプール収容部13に
は、巻き取り側スプール20に設けてあるコードリング
を臨ませることができる覗き窓部18を設けた構造とな
っている。
【0015】カートリッジ筐体15は、HI−PS(ハ
イインパクトポリスチレン)等の硬質の合成樹脂を材料
として成形されている。
【0016】インクリボンユニット16は、プリントメ
ディアとしてのインクリボン11が巻装される一対のス
プール、即ち、供給側スプール20と巻き取り側スプー
ル21とから構成されており、各々のスプール20、2
1に掛け渡された状態でインクリボン11が巻装され、
スプール収容部13、14に回転可能な状態で係合支持
されている。このスプール20、21も、HIーPS等
の硬質の合成樹脂で形成されている。インクリボン11
は、図3に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)のプリント3原色が着色された印
画部分からなる着色領域が連続して設けられた構造とな
っている。
【0017】カートリッジ筐体15のスプール収容部1
3、14は、図2に示すように、カートリッジを裏返し
た状態で上方に向かって開放され、且つ開口部12を挟
んだ両側に設けられており、その前面部22及び後面部
23にスプール20、21を回転自在に係合する前方軸
受部24A、24Bと後方軸受部25A、25Bとを設
けた構造となっている。
【0018】前方軸受部24A、24Bは、スプール2
0、21の前端軸部30A、30Bが遊嵌合する大きさ
の孔であって、この前端軸受部24A、24Bの上部側
を切り欠いた構造となっている。
【0019】後方軸受部25A、25Bは、スプール2
0、21の後端軸部26A、26Bを係合するための径
からなる軸受部27A、27Bと、この軸受部27A、
27Bの外側位置にスプール20、21の後端軸部26
A、26Bを回転自在な状態で嵌め込む板バネ28を収
容する係止部29A、29Bを設けた構造となってい
る。
【0020】巻き取り側スプール20は、インクリボン
11を巻き付ける長さからなる胴部30Aと、この胴部
30Aの両端に胴部30Aの径よりも大きな前フランジ
部31A及び後フランジ部32Aと、この前フランジ部
31A及び後フランジ部32Aに連設して外側方向に突
出形成した後端軸部26A及びこの後端軸部26Aより
も拡径に形成した前端軸部30Aとを設けた構造となっ
ている。後フランジ部32Aと後端軸部26Aの間に
は、スプール自体を回転させる駆動源と連結するギヤ部
33と、コードラベルを取り付けたコードリング34と
を設けた構造となっている。尚、この巻き取り側スプー
ルにインクリボンを取り付ける点については後述する。
【0021】供給側スプール21は、インクリボン11
を巻き付ける長さからなる胴部30Bと、この胴部30
Bの両端に胴部30Bの径よりも大きな前フランジ部3
1B及び後フランジ部32Bと、この前フランジ部31
B及び後フランジ部32Bに連設して外側方向に突出形
成した後端軸部26B及びこの後端軸部26Bよりも拡
径に形成した前端軸部30Bとを設けた構造となってい
る。
【0022】このような構造からなる供給側スプール2
1にインクリボン11を巻き取るためには、図3〜図5
に示すように、インクリボン11の巻き始め部分をスプ
ールの胴部30Bの径、即ち、円周の略3周分の長さだ
けフリーの状態で巻き付ける(図4参照)。次に略3周
分巻き付けたインクリボン11を引張る(矢印方向)こ
とにより胴部30Bにインクリボン11の巻き始め部分
が絡み付き緊張した状態にする。この状態で図5に示す
ように、胴部30Bに所定の長さのインクリボン11を
巻き付ける(矢印方向)ようにすればよい。この時、図
6に示すように、巻き始め部分をスプールに緊張させた
状態で巻き付けた時は、最終画面11aのインクリボン
11に連続してある巻き始め部分の画面が若干残る程度
となる。
【0023】次に、このフリーの状態で巻き付けるイン
クリボンの変形例について説明する。インクリボン11
の巻き始め部分を供給側スプール21の胴部30Bに巻
き付ける際に、図7に示すように、インクリボン11の
巻き始め部分に仮固定手段40、即ち、水で濡らして胴
部30Bに巻き付ける。そうすると巻き始め部分の濡れ
ている部分が胴部30Bに仮固定された状態となり、胴
部30Bへの締め付けが容易となる。このようにして仮
固定した状態で一端締め付けてから巻き取るようにする
と、印画する際に最後の画面が印画完了するまで巻き取
り側スプール21に巻き取られる。
【0024】次に、この供給側スプールにフリーの状態
で巻き付けるインクリボンの他の変形例について説明す
る。
【0025】他の変形例としてのインクリボン11を巻
き付ける供給側スプール21の胴部30Bは、図8に示
すように、その表面をシリコン加工処理41を施した構
造となっている。このようにシリコン加工処理41を施
すとその表面には粘着性がなくなり、図に示すように、
巻き始め部分38に設けた粘着剤42も胴部30Bの表
面に貼り付くことなく、剥れ易い状態、又は仮固定した
状態にしてインクリボン11を胴部30Bに巻き付ける
ことができる。
【0026】次に、巻き取り側スプールにインクリボン
を貼り付ける手法について図面を参照して説明する。
【0027】図9及び図10に示すように、インクリボ
ン11を巻き取る始めの部分には両面テープ43が備え
られており、スプール20の胴部30Aに両面テープ4
3で固定してインクリボン11を巻き付けるようにす
る。インクリボン11は、巻き付ける巻き付け画面11
bと、次の印刷しない最初の画面の前の画面11c、こ
の最初の画面の前の画面11cに続いて、最初の画面、
即ち、第1画面11dが続く。ここで最初の画面の前の
画面11cにはスタートラベル44が貼り付けられてお
り、このスタートラベル44からの反射光を検出して最
初の画面であること、即ち、カートリッジは新しいもの
であることを識別することができるようになっている。
【0028】次に、このような構造からなるプリントメ
ディアであるインクリボンユニットをカートリッジ筐体
に組み付ける手法について図11及び図12を参照して
説明する。尚、図においては、供給側スプールの組み立
てについて説明する。
【0029】インクリボンユニットをカートリッジ筐体
に組み付けるには、カートリッジ筐体を裏返した状態で
両スプール(供給側スプール21)を上方から落とし込
むようにして組み込む。先ず、供給側スプール21の前
端軸部30B及び後端軸部26Bは、カートリッジ筐体
15の後方軸受部25Bの軸受部27B及び前方軸受部
24Bの開放部分を強制的に押し広げるように嵌め込
み、後端軸部26Bは軸受部27Bに嵌め込んだ時に一
端をバネ固定溝25cに嵌合させた板バネ28の他端を
後端軸部26Bの先端部分に嵌め込む。このようにして
スプール21はカートリッジ筐体15に嵌め込んだ後は
前方軸受部24B及び軸受部27Bから外れることなく
回転可能な状態に支持される。
【0030】このようにして回転自在に支持されている
スプール21は、その前フランジ部31Bの外面側に設
けた放射状の係合溝31cが所定間隔で複数形成され
(図2参照)、これに対応してカートリッジ筐体15の
前方軸受部24Bの内側に突部24cが設けられてお
り、板バネ28による押圧によって係合溝31cが突部
24cと軽係合することにより、スプール21の不要な
回転が防止されてインクリボン11の弛みが阻止され
る。
【0031】次に、このカートリッジが装填されるプリ
ンタの構造について、図13を参照して説明する。
【0032】プリンタ50は、四角形状の筐体からなる
プリンタ本体51で形成され、そのプリンタ本体51の
前面には、下部側を軸にして前方向に回動可能な蓋部5
2を備えた構造となっている。この蓋部52には、電源
スイッチ53と表示パネル54が貫通できる大きさの開
口部55、56が設けられている。
【0033】この蓋部52を開けた前面側には、略中央
位置にプリントメディアカートリッジ10を収納して装
填できるカートリッジ装填部57を設けた構造となって
いる。
【0034】カートリッジ装填部57は、フリントメデ
ィアカートリッジ10の外形形状に対応した空洞に形成
されており、ここにプリントメディアカートリッジ10
がほぼ隙間のない状態で挿入装填される。このカートリ
ッジ装填部57の内部には1対の基準ピン58a、58
bが設けられており、プリントメディアカートリッジ1
0を装填した状態ではこの基準ビン58a、58bに図
示しないプリントメディアカートリッジ10の基準孔が
係合されることによってプリントメディアカートリッジ
10の正確な位置決めが行われる。
【0035】このような構造からなるプリンタ50に、
供給側スプール21を水で仮固定した状態で巻き付けた
インクリボン11を備えたインクリボンカートリッジを
装填して使用した場合に、インクリボン11を1画面目
から全画面についてプリンタ50を使用して印画して
も、最後の画面が印画完了するまで、インクリボン11
が途中で供給側スプール21から外れてしまうとことな
く、また、最後の画面を印画完了後に、インクリボン1
1は巻き取り側スプール20にきちんと巻き取ることが
できるのである。又、供給側スプール21にインクリボ
ン11を仮固定させるための水は、印画結果にも影響を
及ぼす事はない。
【0036】このように、インクリボン11と供給側ス
プール21とをフリーな状態にさせておくと、最後の画
面まで印画し終わった時点でインクリボン11は、巻き
取り側スプール20に巻き取られてしまうことが確認で
きたが、このままでは容易にインクリボン11の巻き終
わり部分と供給側スプール21とを両面テープ等の粘着
剤を使用する事により、再接着する事が可能である。そ
こで、容易に接着できないようにするため、供給側スプ
ール21の胴部表面をシリコン加工処理しておく事によ
り、今迄使用してきた両面テープでの接着が困難とな
り、容易に接着できなくなる。
【0037】尚、スプールの胴部の表面がシリコン加工
処理されていると、従来使用している両面テープだけで
なく、セロテープやビ二一ルテープ、メンディングテー
プ、ガムテープ等の強粘着を有するテープについても接
着性を低下させ、供給側スプールとフリーな状態に維持
することができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明の
プリントメディアでは、巻装したインクリボンの巻き始
め部分と供給側スプールとをフリーな状態で巻装させて
おく事により、インクリボンが印画完了すると、巻き取
り側スプールに全てのインクリボンが巻き取られる仕組
みとなっていることから、巻き戻しをして再使用できな
くすることにより、インクリボン本来の使用勝手を維持
することができるようになるという効果がある。
【0039】又、インクリボンの供給側スプールの表面
をシリコン加工処理しておく事により、従来からの接着
剤を備えてあるインクリボンを使用してもこの接着剤を
スプール表面に接着させないで又は接着力を低下させた
状態で供給側スプールに巻き付けることができるように
なり、インクリボンの再使用が困難になりインクリボン
本来の使用勝手を維持することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカートリッジの全体斜視図であ
る。
【図2】同裏返して見たカートリッジの全体斜視図であ
る。
【図3】同供給側スプールとインクリボンとを示した略
示的な平面図である。
【図4】同供給側スプールにインクリボンをフリーな状
態で巻き付けた時の様子を示した説明図である。
【図5】同供給側スプールにフリーな状態で巻き付けた
インクリボンをスプールの胴部に締め付ける様子を示し
た説明図である。
【図6】同供給側スプールにインクリボンを巻き付けた
時の状態を示した平面図である。
【図7】同インクリボンに水で濡らして仮固定した状態
で供給側スプールに巻き付ける様子を示した説明図であ
る。
【図8】同供給側スプールの胴部表面をシリコン加工処
理をし、この胴部にインクリボンを巻き付ける様子を示
した説明図である。
【図9】同巻き取り側スプールにインクリボンを巻き付
ける様子を示した説明図である。
【図10】同巻き取り側スプール及び供給側スプールに
インクリボンを巻き付けたインクリボンユニットの平面
図である。
【図11】同カートリッジ筐体にスプールを組み立てる
様子を示した断面図である。
【図12】同カートリッジ筐体にスプールを組み立てた
様子を示した断面図である。
【図13】同カートリッジを収納装填できるプリンタの
略示的な斜視図である。
【符号の説明】
10;プリントメディアカートリッジ、11;インクリ
ボン、11a;最終画面、11b;巻き始め部分、11
c;第一画面の前画面、11d;第一画面、12;開口
部、13;スプール収容部、14;スプール収容部、1
5;カートリッジ筐体、16;インクリボンユニット、
20;巻き取り側スプール、21;供給側スプール、2
2;前面部、23;後面部、24A;前方軸受部、24
B;前方軸受部、25A;後方軸受部、25B;後方軸
受部、25c;ばね固定溝、26A;後端軸部、26
B;後端軸部、27A;軸受部、27B;軸受部、2
8;板ばね、29A;係止部、29B;係止部、30
A;胴部、30B;胴部、31A;前フランジ部、31
B;前フランジ部、31c;係合溝部、32A;後フラ
ンジ部、32B;後フランジ部、33;ギヤ部、38;
巻き始め部分、40;仮固定手段(水)、41;シリコ
ン加工処理、42;接着剤、43;両面テープ、44;
スタートラベル、50;プリンタ、51;プリンタ本
体、52;蓋部、53;電源スイッチ、54;表示パネ
ル、55;開口部、56;開口部、57;カートリッジ
装填部、58a;基準ピン、58b;基準ピン

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き取り側スプールと供給側スプールとイ
    ンクリボンとからなり、前記供給側スプールに対するイ
    ンクリボンの巻き始め部が固定しないようにフリーの状
    態で巻装されていることを特徴とするプリントメディ
    ア。
  2. 【請求項2】前記巻き始め部は、前記供給側スプールの
    巻き付ける径に対して3周以上であることを特徴とする
    請求項1に記載のプリントメディア。
  3. 【請求項3】前記巻き始め部は、前記供給側スプールに
    対して仮固定した状態で巻き付けるようにしたことを特
    徴とする請求項1に記載のプリントメディア。
  4. 【請求項4】前記仮固定した状態は、前記巻き始め部を
    水で濡らすようにしたことを特徴とする請求項3に記載
    のプリントメディア。
  5. 【請求項5】前記巻装されているインクリボンであっ
    て、前記供給側スプールに少なくとも3周分巻いた位置
    で印画部分を終了させるようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載のプリントメディア。
  6. 【請求項6】前記供給側スプールの表面は、接着テープ
    が貼り付かないように表面加工を施してあることを特徴
    とする請求項1に記載のインクリボンの巻き付け方法。
  7. 【請求項7】前記表面加工は、シリコン加工処理である
    ことを特徴とする請求項6に記載のプリントメディア。
  8. 【請求項8】インクリボンを巻装させている供給側スプ
    ールと、該インクリボンを巻き取ることができる巻き取
    り側スプールとからなるユニットと、該巻き取り側スプ
    ールが前記インクリボンを巻き取ることができるように
    前記ユニットを装着することができる筐体とからなるカ
    ートリッジであって、前記供給側スプールに対するイン
    クリボンの巻き始め部が固定しないようにフリーの状態
    で巻装されていることを特徴とするカートリッジ。
  9. 【請求項9】前記巻き始め部は、前記供給側スプールの
    巻き付ける径に対して3周以上であることを特徴とする
    請求項8に記載のカートリッジ。
  10. 【請求項10】前記巻き始め部は、水に濡らして仮固定
    した状態で前記供給側スプールに巻き付けるようにした
    ことを特徴とする請求項8に記載のカートリッジ。
  11. 【請求項11】前記巻装されているインクリボンであっ
    て、前記供給側スプールに少なくとも3周分巻いた位置
    で印画部分を終了させるようにしたことを特徴とする請
    求項8に記載のカートリッジ。
  12. 【請求項12】前記供給側スプールの表面は、接着テー
    プが貼り付かないように表面加工を施してあることを特
    徴とする請求項8に記載のカートリッジ。
  13. 【請求項13】前記表面加工は、シリコン加工処理であ
    ることを特徴とする請求項12に記載のカートリッジ。
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