JPH11291594A - インクリボンセット治具およびこれを用いたインクリボン交換ユニット - Google Patents

インクリボンセット治具およびこれを用いたインクリボン交換ユニット

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JPH11291594A
JPH11291594A JP11596098A JP11596098A JPH11291594A JP H11291594 A JPH11291594 A JP H11291594A JP 11596098 A JP11596098 A JP 11596098A JP 11596098 A JP11596098 A JP 11596098A JP H11291594 A JPH11291594 A JP H11291594A
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Hideki Sakano
秀樹 坂野
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King Jim Co Ltd
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Seiko Epson Corp
King Jim Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボンをカートリッジケースの走行経
路に沿って、簡単且つ確実にセットすることができるイ
ンクリボンセット治具およびこれを用いたインクリボン
交換ユニットを提供することを目的とする。 【解決手段】 カートリッジケース51に、一端を繰出
しコア59に巻回し他端を巻取りコア60に連結したイ
ンクリボン58を走行経路に沿ってセットするためのイ
ンクリボンセット治具1において、繰出しコア59およ
び巻取りコア60を回止め状態で保持する一対の突出係
止部12,13を有するコアセット部材2と、走行経路
に対応する形状を有し外周面にインクリボン58を保持
すると共に、経路部材80の外周面に装着される経路セ
ット部材3とを備え、経路セット部材3に対し、コアセ
ット部材2がインクリボン58の幅方向に着脱自在に構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジケー
スに対し、インクリボンを装着或いは交換するためのイ
ンクリボンセット治具およびこれを用いたインクリボン
交換ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のインクリボンセット治具
として、例えば、実開平7−21357号公報に記載の
ものが知られている。このインクリボンセット治具は、
インクリボンを繰り出す繰出しコアを回転自在に保持す
る繰出しコア保持孔と、インクリボンを巻き取る巻取り
コアを回転自在に保持する巻取りコア保持孔と、両コア
保持孔間でインクリボンの走行経路を規制する複数の経
路部材とを形成したカートリッジケースに、一端を繰出
しコアに巻回し他端を巻取りコアに連結したインクリボ
ンを走行経路に沿ってセットするためのものである。
【0003】このため、インクリボンセット治具は、基
板プレートの表面に、両コア保持孔に対応する一対のコ
ア突起と、複数の経路部材に対応する複数の経路突起を
有してしており、この一対のコア突起に繰出しコアおよ
び巻取りコアを回止め状態で装着すると共に、インクリ
ボンをわずかに弛ませた状態で経路突起に掛け渡すよう
にしている。そして、このようにインクリボンを装着し
たインクリボンセット治具に、上側からカートリッジケ
ースを重ねた後、両者を上下反転させて、繰出しコア、
巻取りコアおよびインクリボンをその自重により、カー
トリッジケース側に落とし込んでセットしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のイン
クリボンセット治具では、自重により、繰出しコア、巻
取りコアおよびインクリボンをカートリッジケース側に
落とし込むようにしているため、比較的重い繰出しコア
および巻取りコアは簡単にセットできるが、極めて軽い
インクリボンはセットし難い(落ち込まない)問題があ
った。しかも、落とし込み易いように、インクリボンを
経路突起に弛ませて掛け渡しているため、弛んだインク
リボンがカートリッジケースの経路部材に引っかかる問
題もあり、インクリボンの弛み調整も面倒なものとなっ
ていた。
【0005】本発明は、一端を繰出しコアに巻回し他端
を巻取りコアに連結したインクリボンをカートリッジケ
ースの走行経路に沿って、簡単且つ確実にセットするこ
とができるインクリボンセット治具およびこれを用いた
インクリボン交換ユニットを提供することをその目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインクリボンセ
ット治具は、インクリボンを繰り出す繰出しコアを回転
自在に保持する繰出しコア保持部と、インクリボンを巻
き取る巻取りコアを回転自在に保持する巻取りコア保持
部と、繰出しコア保持部および巻取りコア保持部間でイ
ンクリボンの走行経路を規制する経路部材とを有するカ
ートリッジケースに、一端を繰出しコアに巻回し他端を
巻取りコアに連結したインクリボンを走行経路に沿って
セットするためのインクリボンセット治具において、繰
出しコアおよび巻取りコアを回止め状態で保持すると共
に、繰出しコア保持部および巻取りコア保持部間に対応
する位置にそれぞれ突出した一対の突出係止部を有する
コアセット部材と、走行経路に対応する形状を有し外周
面にインクリボンを保持すると共に、経路部材の外周面
に装着される経路セット部材とを備え、経路セット部材
に対し、コアセット部材がインクリボンの幅方向に着脱
自在に構成されていることを特徴とする。
【0007】この構成によれば、コアセット部材の一対
の突出係止部に、それぞれ繰出しコアおよび巻取りコア
を装着すると共に、経路セット部材に、インクリボンを
掛け渡すように装着し、この状態でカートリッジケース
に重ね、先ずコアセット部材を引き抜いて、繰出しコア
および巻取りコアをそれぞれ繰出しコア保持部および巻
取りコア保持部にセットし、次に経路セット部材を引き
抜いて、インクリボンを経路部材にセットする。この場
合、繰出しコアおよび巻取りコアは、コアセット部材に
回止め状態で保持されるため、インクリボンを経路セッ
ト部材に張った状態で掛け渡すことができ、インクリボ
ンを経路部材にセットするときに、インクリボンが経路
部材を含むカートリッジケース側の部材につかえること
がない。また、経路セット部材に先行して、コアセット
部材を引き抜くようにしているため、経路セット部材を
引き抜く前にこの部分のインクリボンが弛み、経路セッ
ト部材を引き抜くときに、経路セット部材とインクリボ
ンとがいっしょに取り去られることがない。
【0008】この場合、コアセット部材および経路セッ
ト部材が、可撓性を有する薄手の部材で形成されている
ことが、好ましい。
【0009】この構成によれば、コアセット部材および
経路セット部材が可撓性を有しているため、コアセット
部材への繰出しコアおよび巻取りコアの装着を無理無く
行うことができると共に、経路セット部材へのインクリ
ボンの張った状態での装着を無理無く行うことができ
る。また、コアセット部材および経路セット部材を、そ
れぞれカートリッジケースの繰出しコア保持部、巻取り
コア保持部および経路部材に、無理無く位置合わせする
ことができる。
【0010】これらの場合、繰出しコア保持部および巻
取りコア保持部は、中空部を有して略円筒状に形成され
ており、各突出係止部は、中空部に嵌合すると共に先端
に向かって先細り形状に形成されていることが、好まし
い。
【0011】この構成によれば、繰出しコア保持部およ
び巻取りコア保持部に、繰出しコアおよび巻取りコアを
位置合わせした後、コアセット部材を引き抜くときに、
引抜きが容易になると共に、簡単な構造で、繰出しコア
および巻取りコアを回止め状態に装着することができ
る。
【0012】本発明のインクリボン交換ユニットは、請
求項1、2または3に記載のインクリボンセット治具
と、インクリボンセット治具に装着したインクリボンと
を備えることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、ユーザー自身が、既存
のカートリッジケースのインクリボンを交換することが
でき、省資源化に寄与することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明の一実施形態に係るインクリボンセット治具および
これを用いたインクリボン交換ユニットについて説明す
る。このインクリボンセット治具は、テープカートリッ
ジを構成するカートリッジケースに、インクリボンをセ
ットするものであり、主に既存のテープカートリッジの
インクリボンが使い終わったときに、これを交換可能と
するものである。以下の説明では、インクリボンセット
治具を説明する前に、先ずテープカートリッジから説明
する。
【0015】図1は、上ケースを取り外した状態のテー
プカートリッジの斜視図であり、図2はカートリッジケ
ースの分解斜視図である。両図に示すように、テープカ
ートリッジ50は、上ケース51aと下ケース51bと
から成るカートリッジケース51により、その外殻が形
成されており、カートリッジケース51の内部は、幅狭
のテープ収容部52と幅広のリボン収容部53とで構成
されている。テープ収容部52には、印刷テープ55
と、印刷テープ55を巻回したテープコア56とから成
るテープアッセンブリ54が収容されている。また、リ
ボン収容部53には、インクリボン58と、インクリボ
ン58を繰り出す繰出しコア59と、インクリボン58
を巻き取る巻取りコア60とから成るリボンアッセンブ
リ57が収容されると共に、プラテン61が収容されて
いる。
【0016】テープ収容部52の中央部に位置して下ケ
ース51bには、上ケース51aの近傍まで延びる長い
回転支持突起71が形成され、この回転支持突起71に
テープアッセンブリ54のテープコア56が回転自在に
装着されている。印刷テープ55は、テープコア56に
連結された状態でこれに巻回され、その繰出し端部が、
経路突起72を経てプラテン61の部分からカートリッ
ジケース51の送出しスリット73まで延びている。
【0017】また、リボン収容部53の図示右部に位置
して、下ケース51bには、左右一対の下回転支持孔7
4,75が形成され、また上ケース51aには、この一
対の下回転支持孔74,75に対応して左側に上回転支
持孔76が、右側に短い上回転支持突起77がそれぞれ
形成されている。リボンアッセンブリ57の繰出しコア
59は、上下両端部を右側の下回転支持孔75および上
回転支持突起77にそれぞれ回転自在に装着されてい
る。同様に、リボンアッセンブリ57の巻取りコア60
は、上下両端部を左側の下回転支持孔74および上回転
支持孔76にそれぞれ回転自在に装着されている。この
場合、繰出しコア59および巻取りコア60は、それぞ
れ円筒状に形成され、繰出しコア59は、下端部の外周
面で下回転支持孔75の内周面に、上端部の内周面で上
回転支持突起77の外周面にそれぞれ回転自在に装着さ
れている。また、巻取りコア60は、上下両端部で上回
転支持孔74および下回転支持孔76に、それぞれ回転
自在に装着されている。
【0018】さらに、リボン収容部53の図示左部に位
置して、下ケース51bには、図外の印刷ヘッドが臨む
下ヘッド開口78が形成され、また上ケース51aに
は、下ヘッド開口78に対応する上ヘッド開口79が形
成されている。そして、下ヘッド開口78を形成した下
ケース51bの開口縁部には、断面略「C」字状のガイ
ド壁(経路部材)80が突出形成されている。インクリ
ボン58は、繰出しコア59から繰り出され、ガイド壁
80の外周面に沿って周回し巻取りコア60に巻取られ
るようになっており、このガイド壁80がインクリボン
58の走行経路を規制している。そして、この走行経路
にはプラテン61が臨んでおり、このプラテン61の部
分でインクリボン58および印刷テープ55が重なって
併走し、上記の印刷ヘッドによる印刷テープ55への印
刷が行われる。
【0019】このテープカートリッジ50が装着される
装置側には、印刷ヘッドが設けられると共に、プラテン
61および巻取りコア60を回転駆動する駆動装置(図
示せず)が設けられており、この駆動装置により、プラ
テン61および巻取りコア60が回転して、印刷テープ
55およびインクリボン58が走行する。なお、印刷テ
ープ55の巻回側の端は粘着テープなどによりテープコ
ア56に連結され、また同様に、インクリボン58の両
端も繰出しコア59および巻取りコア60にそれぞれ連
結されている。
【0020】次に、図3を参照して、インクリボンセッ
ト治具について詳細に説明する。インクリボンセット治
具1は、カートリッジケース51の下ケース51bにリ
ボンアッセンブリ57を装着するためのものであり、繰
出しコア59を右側の下回転支持孔75に装着すると共
に、巻取りコア60を左側の下回転支持孔74に装着す
るためのコアセット部材2と、インクリボン58をガイ
ド壁80に装着するための経路セット部材3とで構成さ
れている。コアセット部材2および経路セット部材3
は、厚紙を折曲げ適宜接着することでそれぞれ形成され
ており、経路セット部材3に対しコアセット部材2は、
差込み形式で着脱自在に構成されている。
【0021】コアセット部材2は、把持するための十分
な幅を有する厚紙を、断面長円状に折曲げて両端を接着
し且つ上端を閉塞したコア部材本体11と、コア部材本
体11の両内端部にそれぞれ嵌合固着した一対の係止突
起12,13と、コア部材本体11の内側空間において
一対の係止突起12,13間に突っ張るように介設した
補強部材14とで、構成されている。コア部材本体11
の下部中央には、下側から前後一対の切込みスリット1
5,15が形成され、コアセット部材2は、この切込み
スリット15の部分で経路セット部材3に着脱自在に装
着される。
【0022】また、一対の係止突起12,13のうち、
太径に形成された一方の係止突起13は、繰出しコア5
9の内周面に嵌合してこれを回止め状態で係止し、細径
に形成された他方の係止突起12は巻取りコア60の内
周面に嵌合してこれを回止め状態で係止する。そして、
一対の係止突起12,13の軸心間の距離は、セット状
態の繰出しコア59および巻取りコア60の軸心間の距
離、すなわち下ケース51bの左右の下回転支持孔7
4,75の軸心間の距離に合致している。各係止突起1
2,13は、略円筒状に形成され、且つその軸方向にお
いてわずかに先細り(テーパー)の形状に形成されてい
る。したがって、繰出しコア59および巻取りコア60
に上側から各係止突起12,13を嵌合すると、係止突
起12,13自体がわずかに変形し繰出しコア59およ
び巻取りコア60に強く密着して、これを回止め状態に
係止する。
【0023】経路セット部材3は、コアセット部材2が
装着されるコア部材支持部21と、下ケース51bのガ
イド壁80の外周面に沿う形状を有する経路枠部22
と、コア部材支持部21と経路枠部22とを連結する連
結部23と、連結部23の内面に嵌合した補強部24と
で構成されており、コア部材支持部21、経路枠部22
および連結部23は、一枚の厚紙を折曲げ且つ適宜接着
して形成されている。コア部材支持部21は、経路枠部
22をガイド壁80に装着した状態で、下ケース51b
の左右の下回転支持孔74,75のほぼ中間位置に来る
ように折曲げられており、コアセット部材2により、両
下回転支持孔74,75に繰出しコア59および巻取り
コア60を装着するときに、適宜曲げられてその位置合
わせが容易に行えるようになっている。
【0024】経路枠部22は、インクリボン58をガイ
ド壁80の外周面に沿ってセットする部位であり、ガイ
ド壁80の外周面に沿うように枠状に形成されると共
に、インクリボン58の幅より幾分広幅に形成されてい
る。インクリボン58は、経路枠部22の外周面に周回
するように掛け渡され、経路枠部22はガイド壁80の
外周面に装着される。そして、この状態から経路枠部2
2を引き抜くことで、インクリボン58がガイド壁80
の外周面に残り、これにセットされる。
【0025】なお、このように構成されたインクリボン
セット治具1は、これにリボンアッセンブリ57を装着
し、インクリボン交換ユニット30として包装されユー
ザーに提供される。
【0026】ここで、図2、図4ないし図7を参照しな
がら、インクリボンセット治具1を用いたリボンアッセ
ンブリ57のカートリッジケース51へのセット方法に
ついて、順を追って説明する。予めインクリボンセット
治具1にはリボンアッセンブリ57を装着しておく(イ
ンクリボン交換ユニット30)。その際、経路枠部22
に掛け渡したインクリボン58は、経路枠部22からず
れないように強く張っておく(図4参照)。また、カー
トリッジケース51は予め上ケース51aを取り去って
おく。もちろん、下ケース51bに使用済みのインクリ
ボン58が残っている場合には、これも取り去ってお
く。
【0027】この状態から、経路セット部材3の経路枠
部22を下ケース51bのガイド壁80に嵌め入れると
共に、コアセット部材2の両係止突起12,13に係止
した繰出しコア59および巻取りコア60の下端部を、
左右の下回転支持孔74,75にそれぞれ位置合わせし
ながら嵌め入れる(図2および図5参照)。次に、繰出
しコア59および巻取りコア60を押さえると共にコア
部材支持部21を押さえておいて、コアセット部材2を
上側に引き抜く(図6参照)。
【0028】コアセット部材2が引き抜かれると、繰出
しコア59および巻取りコア60が自由回転状態とな
り、経路枠部22に掛け渡されていたインクリボン58
が弛み、経路枠部22に対するインクリボン58の掛渡
し状態が解かれる。ここで、経路セット部材3を下ケー
ス51bから上側にゆっくり引き抜く(図7参照)。こ
のようにして、リボンアッセンブリ57を下ケース51
bに残して、これを下ケース51bにセットする。その
後、繰出しコア59を逆転させてインクリボン58の弛
みを取り、上ケース51aを下ケース51bに装着して
作業を完了する。
【0029】以上のように、本実施形態によれば、イン
クリボンセット治具1を、コアセット部材2と経路セッ
ト部材3との2分割構造とし、インクリボン(リボンア
ッセンブリ57)58をセットする際に、経路セット部
材3に先行してコアセット部材2を引き抜くようにして
いるため、予め張った状態で下ケース51bに投入(装
着)したインクリボン58を、投入後に弛ませることが
できる。このため、下ケース51bに投入するときにイ
ンクリボン58がガイド壁80回りの部材などにつかえ
ることがなく、かつインクリボン58を下ケース51b
に残して、経路セット部材3を簡単に取り去ることがで
きる。
【0030】なお、本実施形態では、インクリボンに加
え印刷テープを搭載したテープカートリッジ用のインク
リボンセット治具について説明したが、本発明は、イン
クリボン専用のカートリッジ(リボンカートリッジ)に
用いるインクリボンセット治具にも適用可能である。ま
た、インクリボンセット治具を柔軟性のある樹脂で形成
してもよい。さらに、係止突起は、断面十字状などの他
の形状としてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明のインクリボンセッ
ト治具によれば、インクリボンを張った状態でカートリ
ッジケースに装着することができるので、インクリボン
がカートリッジケース側の部材につかえるのを防止する
ことができる。また、経路セット部材に先行して、コア
セット部材を引き抜き得るので、カートリッジケースに
インクリボンを残して、経路セット部材を簡単に取り去
ることができる。したがって、インクリボンをカートリ
ッジケースの走行経路に沿って、簡単且つ確実にセット
することができる。
【0032】また、本発明の本発明のインクリボン交換
ユニットによれば、ユーザー自身がインクリボンを簡単
且つ確実に交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るインクリボンセット
治具によりセットされるインクリボンが搭載されたテー
プカートリッジの斜視図である。
【図2】カートリッジケースの分解斜視図である。
【図3】実施形態に係るインクリボンセット治具の斜視
図である。
【図4】実施形態に係るインクリボンセット治具にリボ
ンアッセンブリを装着した状態の斜視図である。
【図5】カートリッジケース(下ケース)にインクリボ
ンセット治具を装着したセット動作状態(1)の斜視図
である。
【図6】コアセット部材を取り去ったセット動作状態
(2)の斜視図である。
【図7】経路セット部材を取り去ったセット動作状態
(3)の斜視図である。
【符号の説明】
1 インクリボンセット治具 2 コアセット部材 3 経路セット部材 11 コア部材本体 12 係止突起 13 係止突起 15 切込みスリット 21 コア部材支持部 22 経路枠部 23 連結部 30 リボン交換ユニット 50 テープカートリッジ 51 カートリッジケース 51b 下ケース 57 リボンアッセンブリ 58 インクリボン 59 繰出しコア 60 巻取りコア 74 下回転支持孔 75 下回転支持孔 80 ガイド壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンを繰り出す繰出しコアを回
    転自在に保持する繰出しコア保持部と、インクリボンを
    巻き取る巻取りコアを回転自在に保持する巻取りコア保
    持部と、当該繰出しコア保持部および当該巻取りコア保
    持部間でインクリボンの走行経路を規制する経路部材と
    を有するカートリッジケースに、一端を前記繰出しコア
    に巻回し他端を前記巻取りコアに連結したインクリボン
    を前記走行経路に沿ってセットするためのインクリボン
    セット治具において、 前記繰出しコアおよび前記巻取りコアを回止め状態で保
    持すると共に、前記繰出しコア保持部および前記巻取り
    コア保持部間に対応する位置にそれぞれ突出した一対の
    突出係止部を有するコアセット部材と、 前記走行経路に対応する形状を有し外周面にインクリボ
    ンを保持すると共に、前記経路部材の外周面に装着され
    る経路セット部材とを備え、 前記経路セット部材に対し、前記コアセット部材がイン
    クリボンの幅方向に着脱自在に構成されていることを特
    徴とするインクリボンセット治具。
  2. 【請求項2】 前記コアセット部材および前記経路セッ
    ト部材が、可撓性を有する薄手の部材で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のインクリボンセット
    治具。
  3. 【請求項3】 前記繰出しコア保持部および前記巻取り
    コア保持部は、中空部を有して略円筒状に形成されてお
    り、 前記各突出係止部は、前記中空部に嵌合すると共に先端
    に向かって先細り形状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1または2に記載のインクリボンセット治具。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3に記載のインクリ
    ボンセット治具と、 前記インクリボンセット治具に装着したインクリボンと
    を備えることを特徴とするインクリボン交換ユニット。
JP11596098A 1998-04-10 1998-04-10 インクリボンセット治具およびこれを用いたインクリボン交換ユニット Pending JPH11291594A (ja)

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