JP3751116B2 - 取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置、及び記録再生方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号及び音響信号等のデジタル信号をディスク状の記録媒体に記録再生する記録再生装置、及びその記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
書き換え可能なディスク状の記録媒体を使用して、映像信号及び音響信号等のデジタル信号を記録再生する記録再生装置が開発・実用化されている。上記書き換え可能なディスク状の記録媒体の具体例は、ハードディスク、フロッピーディスク、光ディスクなどである。このような記録再生装置の問題点として、動作時でのデータ破壊が記録媒体上で発生する場合があるということが挙げられる。特に、データ書き込み動作中において、電源のスイッチが誤って切られたり、停電などにより電源が遮断された場合、データの書き込み動作が中断されデータ破壊が記録媒体上で発生するのを防止できなかった。
上記の問題点を解決しようとした従来の記録再生装置には、電源がデータ書き込み動作中に遮断された後、当該電源が復帰した際に書き込みエラーを使用者等に通知する、あるいはデータ書き込み専用のバッファメモリ等を予備電源によりバックアップして、電源が復帰した際に当該バッファメモリ内に記憶されたデータを記録媒体に再び書き込むことによってデータを修復するなどの処理を行うものが知られている。
具体的には、特開平1−133146号公報に開示された端末装置では、電源の遮断を検出したとき、ディスクへの情報の書き込み状態を示す情報を含む障害情報を不揮発性のメモリに記憶する。そして、電源が復帰した際に不揮発性メモリ内の障害情報を読み出して使用者等に書き込みエラーの発生を通知していた。また、特開平1−102658号公報に開示されたファイル書込みバックアップ方式では、電源バックアップされた制御データ記憶回路に、書き込み動作中の最新の制御情報及びデータを記憶する。そして、電源が遮断されて復帰したとき、制御データ記憶回路内に保持されたデータをディスクに再度書き込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の記録再生装置では、上述したように、電源がデータ書き込み動作中に遮断された後、当該電源が復帰した際に書き込みエラーの通知、あるいは、予備電源によりバックアップされたバッファメモリ等に保持された書き込みデータを用いてデータを修復する処理を行っていた。しかしながら、このような処理は、電源遮断前後において、同一の記録媒体が記録再生装置に挿入、装着されていることが大前提であった。このため、記録媒体として、ディスク状の取り替え可能な記録媒体(以下、”リムーバブルディスク”という)を使用できる従来の記録再生装置においては、上述の処理を実施しても電源遮断前後でのデータ破壊の発生を防止できない恐れがあった。つまり、このような従来の記録再生装置では、電源が遮断されている間に当該ディスクを自動的に排出する、あるいは手動で強制的に排出する機能を設けることが一般的であった。このため、このリムーバブルディスクを使用可能な従来の記録再生装置では、電源復帰時にリムーバブルディスクが記録再生装置内に装着されていなかったり、電源遮断時に装着されていたものと異なるリムーバブルディスクが記録再生装置内に装着されていることが起こりえた。その結果、リムーバブルディスクを使用可能な従来の記録再生装置では、書き込みエラーを通知したとしても、書き込みエラーを発生したリムーバブルディスクを特定することができず、書き込みエラーの通知は無意味なものとなった。さらに、電源遮断前後において、異なるリムーバブルディスクが当該記録再生装置に装着されていた場合、データを誤って書き込む恐れがあり、正常なデータを破壊(消去)してしまう恐れがあった。
【0004】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、取り替え可能な複数の各記録媒体を識別することができ、書き込みエラーが生じたときでもその書き込みエラーを生じた記録媒体を特定して、正しくデータの修復を行える記録再生装置、及びその記録再生方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に係る取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置は、取り替え可能な複数の各記録媒体に個別に付与したIDの記録再生を行うID記録再生手段
デジタルデータの書き込み動作を行う前に、前記書き込み動作が行われる前記各記録媒体のIDと、前記書き込み動作中を示すフラグを少なくとも不揮発性メモリに記憶する記憶手段
前記書き込み動作が正常に終了した後に、前記不揮発性メモリ内の前記ID及びフラグを消去する消去手段
ディスク型記録再生装置の電源が投入されたとき、前記不揮発性メモリ内に前記フラグが記憶されているか否かを判断し、
(a)記憶されていないと判断したとき前記記録媒体に書き込みエラーが発生していないと判断し、
(b)記憶されていると判断したとき前記記録媒体のIDが前記不揮発性メモリ内に記憶されているIDに一致するか否かを判断し、一致していると判断したとき現在装着されている前記記録媒体に書き込みエラーが発生していると判断する障害発生判断手段とを備えたことを特徴とする。
このように構成することにより、書き込み動作が中断された記録媒体を判別、特定することができ、電源が復帰したときに、特定した記録媒体にデジタルデータの書き込み動作を継続しデータの修復を容易に行うことができる。
【0006】
上記取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置において、前記不揮発性メモリにおいて、デジタルデータの書き込み前に記憶し正常書き込み終了後に消去する情報として、ID、及びフラグとともに、デジタルデータが書き込まれる位置情報を記憶・消去することを特徴とする。
このように構成することにより、書き込み動作が中断された記録媒体を判別、特定することができ、電源が復帰したときに、特定した記録媒体にデジタルデータの書き込み動作を継続しデータの修復を容易に行うことができる。
【0007】
また、上記取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置において、前記不揮発性メモリにおいて、デジタルデータの書き込み前に記憶し正常書き込み終了後に消去する情報として、ID、及びフラグとともに、デジタルデータが書き込まれる位置情報と書き込まれるデジタルデータとを記憶・消去することを特徴とする。
このように構成することにより、書き込み動作が中断された記録媒体を判別、特定することができ、電源が復帰したときに、特定した記録媒体にデジタルデータの書き込み動作を継続しデータの修復を容易に行うことができる。
【0008】
さらに、上記取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置において、前記障害発生判断手段により書き込みエラーが発生していると判断したときに書き込みエラーを外部に通知する通知手段をさらに備えたことを特徴とする。
このように構成することにより、書き込みエラーの発生を外部に通知することができる。
【0009】
第2の発明に係る取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生方法は、取り替え可能な複数の各記録媒体に個別に付与したIDの記録再生を行うステップと、
デジタルデータの書き込み動作を行う前に、前記書き込み動作が行われる前記各記録媒体のIDと、前記書き込み動作中を示すフラグとを少なくとも不揮発性メモリに記憶するステップと、
前記書き込み動作が正常に終了した後に、前記不揮発性メモリ内の前記ID及びフラグを消去するステップと、
ディスク型記録再生装置の電源が投入されたとき、前記不揮発性メモリ内に前記フラグが記憶されているか否かを判断し、
(a)記憶されていないと判断したとき前記記録媒体に書き込みエラーが発生していないと判断し、
(b)記憶されていると判断したとき前記記録媒体のIDが前記不揮発性メモリ内に記憶されているIDに一致するか否かを判断し、一致していると判断したとき現在装着されている前記記録媒体に書き込みエラーが発生していると判断するステップとを含むことを特徴とする。
このように構成することにより、書き込みエラーを生じた記録媒体を特定して、正しくデータの修復を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の記録再生装置を示す好ましい実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の記録再生装置の構成を示すブロック図である。尚、下記の説明では、ディスク状の取り替え可能な記録媒体(以下、”リムーバブルディスク”という)として光ディスクを例示するが、フロッピーディスク等の磁気ディスクを使用してもよい。
図1において、記録再生装置9は、リムーバブルディスクである光ディスク1、前記光ディスク1を回転するサーボ回路2、映像信号等のデジタル信号を前記光ディスク1に記録再生するヘッド3、及びテレビなどの外部機器(図示せず)に接続され、ID記録再生部4aを有する信号処理回路4を備えている。信号処理回路4は、信号入出力端子41から記録再生装置9に入出力されるデジタル信号の符号化、復号化等のデータ処理を行う。また、信号処理回路4内のID記録再生部4aは、装着された光ディスク1へのID(識別子、Identify)の記録再生をヘッド3に指示する。このIDは、当該記録再生装置9に挿入、装着される複数の各光ディスク1に個別に付与されるものである(詳細は後述)。
【0012】
さらに、記録再生装置9は、データ書き込み中の光ディスク1のIDと書き込み動作中を示す情報であるフラグとを少なくとも記憶する不揮発性メモリ5、当該記録再生装置9の制御を行うマイクロコンピュータ(以下、”マイコン”と略称する)6、及び外部の使用者等に情報を表示する表示器7を備えている。不揮発性メモリ5は、周知のように、電力を供給していない場合でも記憶した情報を保持できるメモりであり、当該記録再生装置9の電源のスイッチが誤って切られたり、停電などにより電源が遮断された場合でも、上記ID、及びフラグを記憶している。このことにより、本実施例の記録再生装置9では、データ書き込み中に電源の遮断が生じて、データ破壊が装着された光ディスク1に発生したとしても、電源の復帰後にデータ破壊を発生した光ディスク1を特定することができる。
さらに、不揮発性メモリ5は、記録再生装置9がデータ書き込み動作を行うとき、上述のID、及びフラグだけでなく、書き込まれるデジタルデータと書き込まれるアドレスを示す書き込み位置情報とを記憶する。このため、本実施例の記録再生装置9では、電源が遮断された後、電源が復帰したときに、不揮発性メモリ5内に保持されたデジタルデータと書き込み位置情報を用いて、光ディスク1にデジタルデータを再度書き込む、すなわちデータの修復を行うことができる。尚、上記書き込まれるデジタルデータは、信号処理回路4からヘッド3と不揮発性メモリ5に出力されるデータであり、ヘッド3はマイコン6からの上述の書き込み位置情報に基づいて、当該データを光ディスク1に書き込む。また、データの書き込み動作が正常に終了したとき、不揮発性メモリ5内に保持されたID等は消去される。
【0013】
マイコン6は、IDを生成するID生成部6a、及び動作中での障害発生の有無を判断する障害発生判断部6bを備えている。ID生成部6aは、IDが記録されていない光ディスク1が装着されたとき、複数の各光ディスク1に別個のIDを付与するように、マイコン6内で発生した乱数、もしくは現在の日時秒などコード化することにより、IDを生成する。障害発生判断部6bは、不揮発性メモリ5内に保持されているID、及びフラグを参照して、障害発生の有無を判断する。具体的には、障害発生判断部6bは、電源が投入されたとき、不揮発性メモリ5内にID、及びフラグが記憶されているかどうかについて調べる。そして、フラグが不揮発性メモリ5に記憶されている場合、障害発生判断部6bは、ID記録再生部4aを経て獲得した光ディスク1のIDと不揮発性メモリ5内のIDとを比較する。IDが一致する場合、障害発生判断部6bは、現在装着されている光ディスク1に書き込みエラー(データ破壊)などの障害が発生していると判断し、表示器7に指示信号を出力して、書き込みエラーが発生していることを使用者等に通知する。IDが一致しない場合、及び光ディスク1が当該記録再生装置9に装着されていない場合、障害発生判断部6bは、動作を終了する。尚、書き込みエラーが発生していることを通知する際、不揮発性メモリ5内に保持されている書き込み位置情報を表示器7を用いて使用者等に通知する構成としてもよい。このように構成することにより、書き込み位置情報により示される光ディスク1の記憶領域をクリア(初期化)して、不揮発性メモリ5内に保存された書き込むべきデジタルデータを上記記憶領域に再度書き込ませるなどの当該書き込みエラーに対する処理を使用者に促すことができる。
【0014】
次に、本実施例の記録再生装置9におけるIDの記録処理、及び書き込みエラー検出処理の具体的な動作について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示すマイクロコンピュータでのIDの記録処理、及び書き込みエラー検出処理の動作を示すフローチャートである。図2において、光ディスク1が記録再生装置9に挿入、装着されたとき、マイコン6は当該光ディスク1に記録されたIDの読み出し処理を行う(ステップS1)。具体的には、マイコン6は、光ディスク1のIDを読み出すように、ID記録再生部4aに指示信号を出力する。そして、装着された光ディスク1にIDが記録されている場合、そのIDがヘッド3及びID記録再生部4aを経てマイコン6に入力される。そして、マイコン6は、装着された光ディスク1にIDが記録されているかどうかについて調べる(ステップS2)。装着された光ディスク1にIDが記録されていない場合、マイコン6は、当該光ディスク1が初めて記録再生装置9に装着された判断し、ID生成部6aがIDを生成する(ステップS3)。続いて、ID生成部6aは、生成したIDをID記録再生部4a及びヘッド3を介して装着された光ディスク1に記録する(ステップS4)。装着された光ディスク1にIDが記録されている場合、マイコン6は、不揮発性メモリ5内にID及びフラグが記録されているかどうかについてチェックし(ステップS)、フラグが不揮発性メモリ5内に記憶されているかどうかについて調べる(ステップS)。フラグが不揮発性メモリ5内に記憶されていない場合、マイコン6は動作を終了する。
【0015】
フラグが不揮発性メモリ5内に記憶されている場合、障害発生判断部6bは、光ディスク1から読み出したIDが不揮発性メモリ5内に記憶されていたIDに一致するかどうかついて調べる(ステップS7)。これらのIDが一致しない場合、マイコン6は動作を終了する。
光ディスク1のIDが不揮発性メモリ5内のIDに一致する場合、障害発生判断部6bは、書き込みエラーが発生したと判断して、表示器7に指示信号を出力する。このことにより、書き込みエラーが、表示器7により表示される(ステップS8)。続いて、障害発生判断部6bは、不揮発性メモリ5内に記憶されているID及びフラグを消去するための指示信号を不揮発性メモリ5に出力して、不揮発性メモリ5内のID及びフラグをクリアする(ステップS9)。
【0016】
次に、本実施例の記録再生装置9におけるデータ書き込み処理の具体的な動作について、図3を参照して説明する。
図3は、図1に示すマイクロコンピュータでのデータ書き込み処理の動作を示すフローチャートである。
図3において、マイコン6は、光ディスク1からIDの読み出し処理を行う(ステップS10)。具体的には、信号処理回路内のID記録再生部4aを通じてIDを読み出す。尚、このステップS10に示すIDの読み出し処理は、光ディスク1を記録再生装置9に挿入したときに、既に実施されていれば省略することも可能である。
続いて、マイコン6は、デジタルデータの書き込み処理を行うかどうかについて判断する(ステップS11)。デジタルデータの書き込み処理を行わない場合、マイコン6は動作を終了する。
デジタルデータの書き込み処理を行う場合、マイコン6は、前記書き込み処理を行う前に、上記ステップS10にて読み出した光ディスク1のID、フラグ、書き込み位置情報、及び書き込まれるデジタルデータを不揮発性メモリ5に記憶する(ステップS12)。続いて、マイコン6は、光ディスク1に全てのデジタルデータを書き込む(ステップS13)。そして、書き込み処理の終了後、マイコン6は、不揮発性メモリ5内の光ディスク1のID、フラグ、書き込み位置情報、及び書き込まれるデジタルデータを消去する(ステップS14)。
上記ステップS13に示すデジタルデータの書き込み処理を実施している間に、電源の遮断等が発生した場合、ステップS14に示す不揮発性メモリ5内の情報を消去する処理が行われない。このため、不揮発性メモリ5内に光ディスク1のID等の上述の情報が保存される。そして、本実施例の記憶再生装置では、不揮発性メモリ5内に保存された情報を用いることにより、電源の遮断等によって書き込みエラーが発生した光ディスク1を特定し、データの修復を行うことができる。
【0017】
尚、上述の実施例では、1つのリムーバブルディスクにデジタルデータを記録再生する記録再生装置について説明したが、複数のリムーバブルディスクが装着可能で、複数のヘッドによってそれぞれデジタルデータを記録再生することができる記録再生装置にも本発明の構成を適用することができる。
【0018】
本発明の取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置では、ID記録再生部が、使用者等によって取り替えられる複数の各記録媒体に個別に付与したIDの記録再生を行い、不揮発性メモリでは、デジタルデータの書き込み動作を行う前に、前記書き込み動作が行われる記録媒体のID、及び書き込み動作中を示すフラグを少なくとも記憶し、書き込み動作が正常に終了した後に、前記ID及びフラグを消去する。そして、電源が投入されたとき、障害発生判断部が、不揮発性メモリ内に前記フラグが存在する場合さらに前記書き込み動作が行われる記録媒体のIDと不揮発性メモリ内に記憶されているIDとの比較を行いそれらのIDが一致したとき、当該記録媒体に書き込みエラーが発生していると判断する。このことにより、電源の遮断等によって、一の記録媒体への書き込み動作が中断され、さらに電源の遮断中にその記録媒体が外部に排出された場合でも、不揮発性メモリからID、及びフラグを読み出すことにより、書き込み動作が中断された記録媒体を判別、特定することができる。その結果、電源が復帰したときに、特定した記録媒体にデジタルデータの書き込み動作を継続しデータの修復を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の構成を示すブロック図。
【図2】図1に示すマイクロコンピュータでのIDの記録処理、及び書き込みエラー検出処理の動作を示すフローチャート。
【図3】図3は、図1に示すマイクロコンピュータでのデータ書き込み処理の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 光ディスク
4 信号処理回路
4a ID記録再生部
5 不揮発性メモリ
6 マイクロコンピュータ
6a ID生成部
6b 障害発生判断部
7 表示器

Claims (5)

  1. 取り替え可能な複数の各記録媒体に個別に付与したIDの記録再生を行うID記録再生手段
    デジタルデータの書き込み動作を行う前に、前記書き込み動作が行われる前記各記録媒体のIDと、前記書き込み動作中を示すフラグを少なくとも不揮発性メモリに記憶する記憶手段
    前記書き込み動作が正常に終了した後に、前記不揮発性メモリ内の前記ID及びフラグを消去する消去手段
    ディスク型記録再生装置の電源が投入されたとき、前記不揮発性メモリ内に前記フラグが記憶されているか否かを判断し、
    (a)記憶されていないと判断したとき前記記録媒体に書き込みエラーが発生していないと判断し、
    (b)記憶されていると判断したとき前記記録媒体のIDが前記不揮発性メモリ内に記憶されているIDに一致するか否かを判断し、一致していると判断したとき現在装着されている前記記録媒体に書き込みエラーが発生していると判断する障害発生判断手段とを備えたことを特徴とする取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置。
  2. 前記不揮発性メモリにおいて、デジタルデータの書き込み前に記憶し正常書き込み終了後に消去する情報として、ID、及びフラグとともに、デジタルデータが書き込まれる位置情報を記憶・消去することを特徴とする請求項1に記載の取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置。
  3. 前記不揮発性メモリにおいて、デジタルデータの書き込み前に記憶し正常書き込み終了後に消去する情報として、ID、及びフラグとともに、デジタルデータが書き込まれる位置情報と書き込まれるデジタルデータとを記憶・消去することを特徴とする請求項1に記載の取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置。
  4. 前記障害発生判断手段により書き込みエラーが発生していると判断したときに書き込みエラーを外部に通知する通知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生装置。
  5. 取り替え可能な複数の各記録媒体に個別に付与したIDの記録再生を行うステップと、
    デジタルデータの書き込み動作を行う前に、前記書き込み動作が行われる前記各記録媒体のIDと、前記書き込み動作中を示すフラグとを少なくとも不揮発性メモリに記憶するステップと、
    前記書き込み動作が正常に終了した後に、前記不揮発性メモリ内の前記ID及びフラグを消去するステップと、
    ディスク型記録再生装置の電源が投入されたとき、前記不揮発性メモリ内に前記フラグが記憶されているか否かを判断し、
    (a)記憶されていないと判断したとき前記記録媒体に書き込みエラーが発生していないと判断し、
    (b)記憶されていると判断したとき前記記録媒体のIDが前記不揮発性メモリ内に記憶されているIDに一致するか否かを判断し、一致していると判断したとき現在装着されている前記記録媒体に書き込みエラーが発生していると判断するステップとを含むことを特徴とする取り替え可能なディスクを使用するディスク型記録再生方法。
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