JPH04215153A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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Publication number
JPH04215153A
JPH04215153A JP2402315A JP40231590A JPH04215153A JP H04215153 A JPH04215153 A JP H04215153A JP 2402315 A JP2402315 A JP 2402315A JP 40231590 A JP40231590 A JP 40231590A JP H04215153 A JPH04215153 A JP H04215153A
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JP
Japan
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data
area
command
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information recording
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Pending
Application number
JP2402315A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Fukushima
能久 福島
Isao Sato
勳 佐藤
Yuji Takagi
裕司 高木
Yasushi Higashiya
易 東谷
Hiroshi Hamasaka
浩史 濱坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2402315A priority Critical patent/JPH04215153A/ja
Publication of JPH04215153A publication Critical patent/JPH04215153A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユーザによるデータ記
録動作が禁止されたROM領域を持つ情報記録媒体に対
してセクタ単位でデータの記録再生動作を行なう情報記
録再生装置に関するものであり、特にROM領域に記録
されたデータのコピー防止を実現するための情報記録再
生装置である。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ションなどにおいて利用されるソフトウェアは、フロッ
ピーディスクのような情報記録媒体に記録されてユーザ
へ配布される。このようなソフトウェアが他の情報記録
媒体にコピーされて用いられることを防止するために様
々な方法が考案されている。
【0003】従来のコピー防止方法としては、例えばソ
フトウェアが記録されるセクタの長さを意図的に変える
ようなソフトウェア・キーを用いた方法や、特開昭60
−145501号公報や特開昭60−175254号公
報に記載されているように記録媒体上に変更不可能なキ
ズ、ホール等の欠陥を生成して、その位置情報やパター
ンを判別するハードウェア・キーを用いた方法が考案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ソフト
ウェア・キーによるコピー防止方法は一般に解読が容易
であることから、専用のコピーツールなどが市販されて
おり実質的には有効な手段とはなっていない。一方、ハ
ードウェア・キーによるコピー防止方法を使用する場合
、ソフトウェア開発者は記録媒体に対してキズやホール
の生成や記録材料の一部除去などの物理的な処理による
ハードウェア・キーの生成が必要となり、製造コストが
増加する。また、光ディスクのように複雑な製造行程を
必要とする場合には、ハードウェア・キーの生成そのも
のが容易でないという問題点があった。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、光ディスクを記
録媒体として用いたソフトウェアの配布においてソフト
ウェアの不正なコピーを実効的に、そして安価に防止す
るための情報記録再生装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホストコンピ
ュータに接続されて、ユーザによるデータ記録動作が禁
止されたROM領域とユーザによるデータ記録動作が可
能な書換可能領域の両方あるいはどちらか一方が含まれ
るユーザ領域とユーザ領域の管理情報を持つディスク定
義情報が記録されるディスク定義領域とが割り当てられ
たディスク状の情報記録媒体に対してセクタ単位でデー
タを記録再生する情報記録再生装置であり、データ記録
再生動作が行われる目標セクタを検出する目標セクタ検
出手段と、目標セクタに対するデータ記録動作を実行す
るデータ記録手段と、目標セクタからのデータ再生動作
を実行するデータ再生手段と、情報記録媒体内のユーザ
領域から読みだされたデータやユーザ領域に書き込まれ
るデータを一時的に保存するデータ保存手段と、情報記
録媒体内のディスク定義領域から読みだされたディスク
定義情報を一時的に保存するディスク定義情報保存手段
と、ホストコンピュータから送出されたデバイスコマン
ドを保存するコマンド保存手段と、ROM領域からのデ
ータ再生動作を要求するデバイスコマンドと書換可能領
域からのデータ再生動作を要求するデバイスコマンドを
識別するコマンド識別手段と、ROM領域からのデータ
再生動作に使用するデバイスコマンドが書換可能領域に
対して発行されたとき、データ再生動作を実行せずにエ
ラーステータスを生成するコマンド制御手段と、デバイ
スコマンドの実行結果を示すステータスを保存するステ
ータス保存手段と、ホストコンピュータとの間でデバイ
スコマンド、データ、そしてステータスの情報転送を制
御するインタフェース制御手段とを備えたことを特徴と
する情報記録再生装置である。
【0007】本発明は、ホストコンピュータに接続され
て、ユーザによるデータ記録動作が禁止されたROM領
域とユーザによるデータ記録動作が可能な書換可能領域
の両方あるいはどちらか一方が含まれるユーザ領域とユ
ーザ領域の管理情報を持つディスク定義情報が記録され
るディスク定義領域とが割り当てられたディスク状の情
報記録媒体に対してセクタ単位でデータを記録再生する
情報記録再生装置であり、データ記録再生動作が行われ
る目標セクタを検出する目標セクタ検出手段と、目標セ
クタに対するデータ記録動作を実行するデータ記録手段
と、目標セクタからのデータ再生動作を実行するデータ
再生手段と、情報記録媒体内のユーザ領域から読みださ
れたデータやユーザ領域に書き込まれるデータを一時的
に保存するデータ保存手段と、情報記録媒体内のディス
ク定義領域から読みだされたディスク定義情報を一時的
に保存するディスク定義情報保存手段と、ホストコンピ
ュータから送出されたデバイスコマンドを保存するコマ
ンド保存手段と、ROM領域からのデータ再生動作を要
求するデバイスコマンドと書換可能領域からのデータ再
生動作を要求するデバイスコマンドを識別するコマンド
識別手段と、ROM領域からのデータ再生動作に使用す
るデバイスコマンドが書換可能領域に対して発行された
とき、再生データをホストコンピュータへ転送せずにエ
ラーステータスを生成するコマンド制御手段と、ROM
領域からのデータ再生動作に使用するデバイスコマンド
が書換可能領域に対して発行されたとき、書換可能領域
に記録するためのデータを生成するデータ生成手段と、
デバイスコマンドの実行結果を示すステータスを保存す
るステータス保存手段と、ホストコンピュータとの間で
デバイスコマンド、データ、そしてステータスの情報転
送を制御するインタフェース制御手段とを備えたことを
特徴とする情報記録再生装置である。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成により、ディスク定義領域
から読みだしたディスク定義情報に基づいてROM領域
からのデータ再生動作に使用されるデバイスコマンドが
書換可能領域に対して発行されたことを検出すると、デ
ータ再生動作は実行されずにエラーステータスがホスト
コンピュータへ転送される。したがって、ROM領域に
記録されたオリジナルのデータは再生されてホストコン
ピュータへ転送されるが、書換可能領域に不正にコピー
されたデータがホストコンピュータへ転送されることは
防止される。
【0009】本発明は上記の構成により、ディスク定義
領域から読みだしたディスク定義情報に基づいてROM
領域からのデータ再生動作に使用されるデバイスコマン
ドが書換可能領域に対して発行されたことを検出すると
、書換可能領域から再生されたデータは書き換えられる
とともに、ホストコンピュータに対して再生データは転
送されずにエラーステータスが転送される。したがって
、ROM領域に記録されたオリジナルのデータは再生さ
れてホストコンピュータへ転送されるが、書換可能領域
に不正にコピーされたデータは書き換えられて抹消され
る。
【0010】
【実施例】本発明の情報記録再生装置の一実施例につい
て、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本発
明の情報記録再生装置の一構成例を示すブロック図であ
る。  図1において、マイクロプロセッサ1はその内
部に格納された制御プログラムにしたがって情報記録再
生装置2全体を制御する。インタフェース制御回路3は
、SCSIのようなホストインタフェース4を介してホ
ストコンピュータ5と接続され、ホストコンピュータ5
との間のデータ転送動作を制御する。コマンドレジスタ
6は、ホストコンピュータ5が送出するデバイスコマン
ドを一時的に保存するレジスタである。転送データバッ
ファ7は、ホストコンピュータ5から転送された記録デ
ータや情報記録媒体から読みだされた再生データを一時
的に保存するメモリ回路である。管理データバッファ8
は、ディスク定義領域から読みだされたディスク定義情
報を一時的に保存するメモリ回路である。内部データバ
ス9は、転送データバッファ7および管理データバッフ
ァ8に保存されるデータを装置内で転送するためのバス
である。ステータスレジスタ10は、コマンド実行結果
をホストコンピュータ5へ通知するためのステータスを
一時的に保存するレジスタである。ドライブ装置11は
、内部に装着されたディスク状の情報記録媒体(図示せ
ず)に対してセクタ単位でデータの記録再生動作を実行
する。目標セクタ検出回路12は、ドライブ装置11か
ら送出される再生信号100からセクタID部に記録さ
れたアドレス信号を弁別・復調してマイクロプロセッサ
1が送出する目標セクタアドレス101との一致検出を
行う。データ再生回路13は、ドライブ装置11から送
出される再生信号100から目標セクタのデータ部に記
録されたデータ信号を弁別・復調して、生成した再生デ
ータを転送データバッファ7あるいは管理データバッフ
ァ8に転送する。データ記録回路14は、転送データバ
ッファ7から記録データを読みだして変調し、生成した
記録信号102をドライブ装置11に送出して目標セク
タのデータ部に記録する。データ生成回路15は、転送
データバッファ7に保存されたデータを変更するための
データを生成して、転送データバッファ7に記録する。
【0011】次に、本発明の情報記録再生装置が使用す
る情報記録媒体のデータ構造について説明する。光ディ
スク標準化委員会では、光ディスクを用いてソフトウェ
アなどを多くのユーザへ安価に供給することを目的とし
て、情報記録媒体内の一部あるいは全体に予めデータが
記録されたROMディスクのデータフォーマットに関す
る規格化を進めている。
【0012】図2は、本発明の情報記録再生装置が用い
る情報記録媒体内に形成される領域の構成を概略的に示
した領域構成図であり、90mm書換型光ディスクを対
象としたドラフト提案書(CD  10090)に記載
されたデータフォーマットに準拠している。図2におい
て、ユーザ領域にはユーザによるデータ記録が可能な書
換可能領域(Rewritable Area )とR
OM領域(ROM Area)が割り当てることができ
る。また、ユーザ領域の以外に、欠陥セクタの管理を主
な目的とした欠陥管理領域(Defect Manag
ement Area)が割り当てられる。なお、ドラ
フト提案書では信頼性向上のために、同一のデータ構造
を持つ欠陥管理領域がユーザ領域の両側に各2個づつ合
わせて4個が記録されているが、ここでは説明簡単化の
ために省略している。そして、この欠陥管理領域には欠
陥セクタ管理に用いる欠陥リストを記録するための一次
欠陥リスト領域と二次欠陥リスト領域とともに、これら
の欠陥リスト領域及びユーザ領域に割り当てられる書換
可能領域およびROM領域の位置情報を持つディスク定
義情報を記録するためのディスク定義領域が割り当てら
れる。
【0013】また、図3は情報記録媒体内に割り当てら
れた各領域を管理するために記録されるディスク定義情
報のデータ構成図である。図3において、ディスク定義
情報の先頭には、読みだされたデータがディスク定義情
報であることを識別するためのデータ識別子として(0
A0A)hが記録される、これに続いてフォーマット時
における書換可能領域の検査処理の有無を識別するため
のディスク検査フラッグ、そしてユーザ領域内に割り当
てられる書換可能領域やROM領域と、さらには一次欠
陥リスト領域と二次欠陥リスト領域の管理情報が記録さ
れる。書換可能領域の管理情報としては、書換可能領域
内に形成されるグループ数N1と、各グループ内に含ま
れるデータブロック数n1と代替セクタ数m1が記録さ
れる。また、ROM領域の管理情報としては、ROM領
域内に形成されるグループ数N2と、各グループ内に含
まれるデータブロック数n2とパリティセクタ数m2が
記録される。
【0014】書換可能領域とROM領域の両方を持つ部
分ROMディスクでは、ROM領域が常に書換可能領域
の後ろに割り当てられることから、デバイスコマンドに
含まれるデータ再生領域の論理ブロックアドレスX(整
数)の値が(数1)を満足すれば、データ再生領域が書
換可能領域内に存在するものと判別される。
【0015】
【数1】
【0016】一方、デバイスコマンドに含まれるデータ
再生領域の論理ブロックアドレスXの値が(数2)を満
足すれば、データ再生領域がROM領域内に存在するも
のと判別される。
【0017】
【数2】 なお、ROM領域を持たずにユーザ領域全体が書換可能
領域である情報記録媒体の場合、N2の値は0として与
えられる。また、書換可能領域を持たずにユーザ領域全
体がROM領域であるROMディスクの場合、N1の値
は0として与えられる。
【0018】図4は、本発明の情報記録再生装置が使用
するデバイスコマンドの構成図である。このデバイスコ
マンドのフォーマットは、ANSI規格のSCSIイン
タフェース規格書の定義に準拠している。図4において
、コマンドは10バイト長で構成され、その中には操作
コード・論理ユニット番号・論理ブロックアドレス・転
送長・制御バイトが含まれている。また、最終バイトに
割り当てられた制御バイトのビット7及びビット6は、
ベンダユニークな制御ビットとして使用することが可能
である。データ再生動作を要求するリードコマンドの場
合、例えばこの制御バイトのビット7を書換可能領域か
らのデータ再生動作を禁止するための保護ビットに割り
当てることができる。つまり、この保護ビットが1に設
定されたリードコマンドは、ROM領域に対してのみ有
効なデータ再生動作を実行する。一方、この保護ビット
が0に設定されたリードコマンドは、書換可能領域に対
しても有効なデータ再生動作を実行することができる。
【0019】図1でその構成を説明した本発明の情報記
録再生装置が、図2および図3において説明したような
データ構造の情報記録媒体を使用する動作について説明
する。最初に、新たなディスクがドライブ装置11に装
着されたとき実行されるディスク定義情報の読みだし手
順について、以下に説明する。
【0020】まず、ドライブ装置11は新たなディスク
が装着されると、これを通知するためのドライブステー
タス103をマイクロプロセッサ1へ送出する。マイク
ロプロセッサ1は、ディスク定義領域へのシーク動作を
実行するため、ディスク定義領域のトラックアドレスが
含まれたドライブコマンド104をドライブ装置11に
対して発行する。ドライブ装置11は、シーク動作が完
了すると、これを通知するために再びドライブステータ
ス103を送出する。次に、マイクロプロセッサ1は、
ディスク定義領域のアドレスを目標アドレス101とし
て目標セクタ検出回路12に設定するとともに、データ
再生回路13に対して再生データの転送アドレスやイネ
ーブル信号などを含む再生動作制御信号105を設定す
る。目標セクタ検出回路12は、ドライブ装置11から
送出される再生信号100からセクタID部に記録され
たアドレス信号を弁別・復調し、設定された目標セクタ
アドレス101との一致検出を行う。アドレスの一致が
検出されると、目標セクタ検出回路12は起動信号10
6をデータ再生回路13へ送出してデータ再生動作を起
動する。データ再生回路13は、目標セクタのデータ部
から読みだされた再生信号100を復調して再生データ
を生成し、再生動作制御信号105に含まれる転送アド
レスにしたがって、管理データバッファ8内へ転送する
【0021】以上で述べた手順にしたがって、ディスク
定義領域に記録されたディスク定義情報は読みだされて
、管理データバッファ8に保存される。なお、電源投入
時などに実行される初期設定動作においても、ディスク
がドライブ装置11に装着されていることが確認される
と、上記と同様な処理が実行される。
【0022】次に、ディスクからのデータ再生動作を要
求するリードコマンド(デバイスコマンドの一種)の処
理手順について、図5のフローチャートにしたがって以
下に説明する。なお、説明の簡単化のためにデータ再生
領域は1セクタ相当であるものとする。
【0023】(A)ホストコンピュータ5がホストイン
タフェース4を介してリードコマンドを送出すると、イ
ンタフェース制御回路3は、内部データバス9を通して
リードコマンドをコマンドレジスタ6に保存するととも
に、デバイスコマンドの受信を通知するためにマイクロ
プロセッサ1に対してインタフェースステータス107
を送出する。
【0024】(B)マイクロプロセッサ1は、コマンド
レジスタ6からリードコマンドを、また管理データバッ
ファ8からディスク定義情報をそれぞれ読み出して内部
に保存する。次に、マイクロプロセッサ1は、データ再
生領域のトラックアドレスが含まれたドライブコマンド
104をドライブ装置11へ送出し、データ再生領域へ
のシーク動作を実行する。
【0025】(C)マイクロプロセッサ1は、図4でそ
のフォーマットを説明したデバイスコマンドの中で、書
換可能領域からのデータ再生動作を禁止するために制御
バイトのビット7に割り当てられた保護ビットの値を検
査する。
【0026】(D)保護ビットが1に設定されている場
合、マイクロプロセッサ1は読みだしたディスク定義情
報から(数1)及び(数2)を計算して、デバイスコマ
ンドで定義されたデータ再生領域が書換可能領域に含ま
れるか否かを判別する。
【0027】(E)データ再生領域が書換可能領域に含
まれる場合、このリードコマンドによるデータ再生動作
は実行されない。そして、マイクロプロセッサ1は、デ
ータ再生領域を書き換えるための消去データを転送デー
タバッファ7内に生成するため、転送データバッファ7
内のアドレス情報が含まれるデータ生成制御信号108
をデータ生成回路15へ送出する。データ生成回路15
は、指定されたアドレス情報にしたがって、消去データ
を転送データバッファ7に書き込む。
【0028】(F)次に、マイクロプロセッサ1は、デ
ータ再生領域のアドレスを目標セクタアドレス101と
して目標セクタ検出回路12に設定するとともに、デー
タ記録回路14に対して転送データバッファ7内のデー
タアドレスやイネーブル信号などを含む記録動作制御信
号109を設定する。目標セクタ検出回路12は、再生
信号100からアドレス信号を弁別・復調し、目標セク
タアドレス101との一致検出を行う。アドレスの一致
が検出されると、目標セクタ検出回路12は起動信号1
06をデータ記録回路14へ送出してデータ記録動作は
開始される。データ記録回路14は、記録動作制御信号
109に含まれるアドレス情報に基づいて、データ生成
回路15が処理手順(E)で生成した消去データを転送
データバッファ7から読みだして変調し、生成した記録
信号102をドライブ装置11へ送出して目標セクタの
データ部に記録する。
【0029】(G)データ再生領域に対するデータ記録
動作が終了すると、マイクロプロセッサ1はコピープロ
テクトを示すエラーステータスを生成し、ステータスレ
ジスタ10に設定する。続いて、マイクロプロセッサ1
がデータ転送制御信号110を送出すると、インタフェ
ース制御回路3はステータスレジスタ10に設定された
エラーステータスをホストインタフェース4を介してホ
ストコンピュータ5へ転送して、コマンド実行を終了す
る。
【0030】(H)保護ビットが0に設定された場合ま
たは保護ビットが1に設定されていてもデータ再生領域
がROM領域に含まれる場合、マイクロプロセッサ1は
データ再生領域のアドレスを目標セクタアドレス101
として設定するとともに、転送データバッファ7内のデ
ータアドレスやイネーブル信号などを含む再生動作制御
信号105をデータ再生回路13に設定する。目標セク
タ検出回路12は、設定された目標セクタアドレス10
1との一致を検出すると、起動信号106をデータ再生
回路13へ送出する。起動されたデータ再生回路13は
、再生信号100を復調して再生データを生成し、転送
データバッファ7内へ転送する。続いて、マイクロプロ
セッサ1がデータ転送制御信号109を送出すると、起
動されたインタフェース制御回路3は転送データバッフ
ァ7から再生データを読みだして、ホストコンピュータ
5へ転送する。
【0031】(I)ホストコンピュータ5に対するデー
タ転送動作が終了すると、マイクロプロセッサ1はデー
タ再生動作の正常終了を示すステータスを生成し、ステ
ータスレジスタ10に設定する。続いて、マイクロプロ
セッサ1がデータ転送制御信号110を送出すると、イ
ンタフェース制御回路3はステータスレジスタ10に設
定されたステータスをホストインタフェース4を介して
ホストコンピュータ5へ転送してコマンド実行を終了す
る。
【0032】以上で説明した処理手順によって、データ
再生動作を要求するリードコマンドは実行される。保護
ビットが1に設定されたリードコマンドのデータ再生領
域がディスク内の書換可能領域に指定された場合、上記
の処理手順(E)および(F)では、データ再生領域か
らのデータ再生動作は実行されずにデータ再生領域に対
して消去データが記録されて、書換可能領域に不当にコ
ピーされたものと判断されたデータは消去される結果と
なる。このような消去データとしては、例えば0等の定
数を使用することが考えられる。また、これ以外にもデ
ータ再生領域からデータを読みだし、これにに対して補
数演算やシフト演算などの論理演算を行い消去データを
生成する方法も容易に実現される。
【0033】また、上記の実施例では処理手順(E)お
よび(F)にしたがって、書換可能領域に不当にコピー
されたデータが消去されるたが、これらの処理手順に代
わりに単にコピープロテクトを示すエラーステータスの
みがホストコンピュータ5へ転送されたとしてもコピー
されたデータはホストコンピュータ5へ転送されないの
で、ユーザがデータを利用することが妨げられてコピー
プロテクトの効果を発揮することができる。また、ディ
スクカートリッジに備えられたライトプロテクトタブな
どによりディスクに対するデータ記録動作がハードウェ
アによって禁止された場合にも、コピープロテクトを示
すエラーステータスのみをホストコンピュータ5へ転送
するだけでコマンド実行を終了することが考えられる。
【0034】本実施例で説明した処理手順(C)では、
デバイスコマンドの制御バイトの中に割り当てた保護ビ
ットを使用して、書換可能領域からのデータ再生動作を
禁止してデバイスコマンドであるか否かを判別したが、
異なる操作コードを使用してデバイスコマンドの実行条
件を制御することも可能である。
【0035】また、本実施例で説明した処理手順(E)
では、データ生成回路15が転送データバッファ7に保
存されたデータの内容を書き換えるものとして説明した
が、このような処理手順はマイクロプロセッサ1がその
内部に持つ制御ソフトウェアによって実行することも可
能である。
【0036】さらに、以上の説明では、ディスク定義領
域から読みだしたディスク定義情報に基づいて再生され
るデータがROM領域に記録されているか否かを判別し
たが、ディスク定義情報を持たない情報記録媒体の場合
には、カードリッジのセンサホール等の識別手段を用い
て情報記録媒体全体が書換可能であるか、あるいは再生
専用であるかを識別して書換可能な情報記録媒体からの
データ再生を禁止したり、書換可能な情報記録媒体に不
当にコピーされたデータを消去することを実現すること
も可能である。
【0037】
【発明の効果】以上で説明したように、本発明はディス
ク定義領域から読みだしたディスク定義情報に基づいて
ROM領域からのデータ再生動作に使用されるデバイス
コマンドが書換可能領域に対して発行されたことを検出
すると、データ再生動作は実行されずにエラーステータ
スがホストコンピュータへ転送される。したがって、R
OM領域に記録されたオリジナルのデータは再生されて
ホストコンピュータへ転送されるが、書換可能領域に不
正にコピーされたデータがホストコンピュータへ転送さ
れて使用されることを防止することが可能となり、その
実用的効果は大きい。
【0038】また、本発明はディスク定義領域から読み
だしたディスク定義情報に基づいてROM領域からのデ
ータ再生動作に使用されるデバイスコマンドが書換可能
領域に対して発行されたことを検出すると、書換可能領
域から再生されたデータは書き換えられるとともに、ホ
ストコンピュータに対して再生データは転送されずにエ
ラーステータスが転送される。したがって、ROM領域
に記録されたオリジナルのデータは再生されてホストコ
ンピュータへ転送されるが、書換可能領域に不正にコピ
ーされたデータは書き換えられて抹消される結果となり
、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の一実施例における情報記録再生装
置のブロック図
【図2】  本発明の情報記録再生装置が使用する情報
記録媒体の領域構成図
【図3】  情報記録媒体のディスク定義領域に記録さ
れるディスク定義情報のデータ構成図
【図4】  情報記録再生装置が使用するデバイスコマ
ンドの構成図
【図5】  情報記録再生装置が実行するデータ再生動
作のフローチャート
【符号の説明】
1  マイクロプロセッサ 2  情報記録再生装置 3  インタフェース制御回路 4  ホストインタフェース 5  ホストコンピュータ 6  コマンドレジスタ 7  転送データバッファ 8  管理データバッファ 9  内部データバス 10  ステータスレジスタ 11  ドライブ装置 12  目標セクタ検出回路 13  データ再生回路 14  データ記録回路 15  データ生成回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータに接続されて、ユーザ
    によるデータ記録動作が禁止されたROM領域とユーザ
    によるデータ記録動作が可能な書換可能領域の両方ある
    いはどちらか一方が含まれるユーザ領域とユーザ領域の
    管理情報を持つディスク定義情報が記録されるディスク
    定義領域とが割り当てられたディスク状の情報記録媒体
    に対してセクタ単位でデータを記録再生する情報記録再
    生装置であり、データ記録再生動作が行われる目標セク
    タを検出する目標セクタ検出手段と、目標セクタに対す
    るデータ記録動作を実行するデータ記録手段と、目標セ
    クタからのデータ再生動作を実行するデータ再生手段と
    、情報記録媒体内のユーザ領域から読みだされたデータ
    やユーザ領域に書き込まれるデータを一時的に保存する
    データ保存手段と、情報記録媒体内のディスク定義領域
    から読みだされたディスク定義情報を一時的に保存する
    ディスク定義情報保存手段と、ホストコンピュータから
    送出されたデバイスコマンドを保存するコマンド保存手
    段と、ROM領域からのデータ再生動作を要求するデバ
    イスコマンドと書換可能領域からのデータ再生動作を要
    求するデバイスコマンドを識別するコマンド識別手段と
    、ROM領域からのデータ再生動作に使用するデバイス
    コマンドが書換可能領域に対して発行されたとき、デー
    タ再生動作を実行せずにエラーステータスを生成するコ
    マンド制御手段と、デバイスコマンドの実行結果を示す
    ステータスを保存するステータス保存手段と、ホストコ
    ンピュータとの間でデバイスコマンド、データ、そして
    ステータスの情報転送を制御するインタフェース制御手
    段とを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】コマンド識別手段は、マイクロコンピュー
    タを用いて実行されることを特徴とする請求項1記載の
    情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】コマンド制御手段は、マイクロコンピュー
    タを用いて実行されることを特徴とする請求項1記載の
    情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】ホストコンピュータに接続されて、ユーザ
    によるデータ記録動作が禁止されたROM領域とユーザ
    によるデータ記録動作が可能な書換可能領域の両方ある
    いはどちらか一方が含まれるユーザ領域とユーザ領域の
    管理情報を持つディスク定義情報が記録されるディスク
    定義領域とが割り当てられたディスク状の情報記録媒体
    に対してセクタ単位でデータを記録再生する情報記録再
    生装置であり、データ記録再生動作が行われる目標セク
    タを検出する目標セクタ検出手段と、目標セクタに対す
    るデータ記録動作を実行するデータ記録手段と、目標セ
    クタからのデータ再生動作を実行するデータ再生手段と
    、情報記録媒体内のユーザ領域から読みだされたデータ
    やユーザ領域に書き込まれるデータを一時的に保存する
    データ保存手段と、情報記録媒体内のディスク定義領域
    から読みだされたディスク定義情報を一時的に保存する
    ディスク定義情報保存手段と、ホストコンピュータから
    送出されたデバイスコマンドを保存するコマンド保存手
    段と、ROM領域からのデータ再生動作を要求するデバ
    イスコマンドと書換可能領域からのデータ再生動作を要
    求するデバイスコマンドを識別するコマンド識別手段と
    、ROM領域からのデータ再生動作に使用するデバイス
    コマンドが書換可能領域に対して発行されたとき、再生
    データをホストコンピュータへ転送せずにエラーステー
    タスを生成するコマンド制御手段と、ROM領域からの
    データ再生動作に使用するデバイスコマンドが書換可能
    領域に対して発行されたとき、書換可能領域に記録する
    ためのデータを生成するデータ生成手段と、デバイスコ
    マンドの実行結果を示すステータスを保存するステータ
    ス保存手段と、ホストコンピュータとの間でデバイスコ
    マンド、データ、そしてステータスの情報転送を制御す
    るインタフェース制御手段とを備えたことを特徴とする
    情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】データ生成手段は、データ再生領域から再
    生したデータに対する論理演算を実行することによって
    データを生成することを特徴とする請求項4記載の情報
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】コマンド識別手段は、マイクロコンピュー
    タを用いて実行されることを特徴とする請求項4記載の
    情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】コマンド制御手段は、マイクロコンピュー
    タを用いて実行されることを特徴とする請求項4記載の
    情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】データ生成手段は、マイクロコンピュータ
    を用いて実行されることを特徴とする請求項4または請
    求項5記載の情報記録再生装置。
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