JP3748173B2 - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カートリッジケース内に磁気テープが巻装された単一のリールを回転可能に収容した磁気テープカートリッジに関し、特に、磁気テープへの磁気記録を禁止するためのライトプロテクト部材の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータ等の外部記憶装置に用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカートリッジには、単一のリールに磁気テープを巻装し、このリールをカートリッジケース内に回転可能に収容したタイプのものが知られている。この磁気テープはコンピュータ等のデータ保存用として用いられ、重要な情報が記憶されているため、テープジャミング等のトラブルが発生しないように、また不用意に磁気テープに磁気記録が行われないように、記録可能位置と記録不可位置とに移動操作されるライトプロテクト部材が設置される。
【0003】
例えば、上記ライトプロテクト部材としては、平板状のスライド部材がカートリッジケースの側面(後端面)に組み付けられ、このライトプロテクト部材を記録不可位置に操作した際には、該部材に設けた凹部の位置をドライブ側のセンサ部材の当接によって検出し、磁気テープへの書き込みを禁止するように構成されたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、前述のようなライトプロテクト部材をカートリッジケースに設置する場合に、カートリッジケースのドライブ装置への挿入方向の後端面にライトプロテクト部材を設け、このライトプロテクト部材の位置すなわち記録可能位置か記録不可位置かの検出を、カートリッジケースの後端面で行う場合には、磁気テープカートリッジのドライブ装置への装填、排出に伴ってセンサを移動させる必要が生じドライブ側の機構が複雑で動作の信頼性を確保する点で不利となる。
【0005】
上記点から、カートリッジケースの底面側から前記ライトプロテクト部材の移動位置を検出できるようにすることが、ドライブ装置のセンサ機構を簡素化できる点で好適であるが、このライトプロテクト部材を移動操作する操作部分はカートリッジケースの側面(例えば後端面)で行えるようにすることが、操作性の点及び表示の点から好ましい。
【0006】
しかし、上記のようにライトプロテクト部材を側面から操作し、底面で検出できるようにすることは、ライトプロテクト部材を平板状に形成することはできず、その安定した摺動機能を設置スペースとの関係で確保すると共に、磁気記録可能位置及び磁気録不可位置への移動操作における各位置でライトプロテクト部材が確実に停止保持されるようなロック作用と、このロックを解除しつつ安定して移動できるように設ける必要があり、さらに、カートリッジケースに対する良好な組み付け性を確保する必要もある。
【0007】
特に、前記ライトプロテクト部材を移動操作する場合には、操作部が押し込まれるような力を受けることから、停止位置を保持するロック力が大きくなってロック解除が困難となり、操作性が低下する恐れがある。
【0008】
また、カートリッジケースは高さが比較的大きく、これに応じてライトプロテクト部材の高さも大きくなり、その横方向への摺動をライトプロテクト部材の倒れを防止しつつ安定して得るには工夫を要する。
【0009】
本発明は上記点に鑑みなされたもので、ライトプロテクト部材の安定した操作性と組み込み性を確保するようにした磁気テープカートリッジを提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決した本発明の磁気テープカートリッジは、下ケース及び該下ケースの上部に重ね合わせる上ケースにより、磁気テープを巻装した単一のリールを回転可能に収容するカートリッジケースを備え、このカートリッジケースに磁気テープへの磁気記録を禁止するためのライトプロテクト部材が摺動自在に配設され、前記ライトプロテクト部材は摺動本体の外面に、前記カートリッジケースの一側面に開口する操作窓に臨んで、磁気記録可能な第1位置と磁気記録不可な第2位置とに操作する操作部が設けられると共に、前記摺動本体の底部には前記下ケースの底壁に摺動方向に延びて開口する底窓部に挿入され該底窓部内を移動する突起を備え、また、前記摺動本体の内面にはその摺動方向と略直交する方向に突出する係止片が設けられ、該係止片の先端が、前記カートリッジケースに摺動方向に沿って形成された弾性変形可能なガイド壁に前記第1位置及び第2位置に対応して刻設された係止溝に係止し停止位置を保持するように構成され、前記ライトプロテクト部材の係止片は、前記ガイド壁の弾性変形量の大きい縁部近傍に当接摺動することを特徴とするものである。
【0011】
また、前記カートリッジケースの底窓部は下ケースの側壁に近接して開口され、該下ケースの側壁とは反対側の底窓部に沿う底壁に摺動面を設け、一方、前記摺動本体の底部には前記摺動面に摺動接触する摺接面を設けるのが好ましい。
【0012】
前記カートリッジケースには前記摺動本体の摺動方向に沿って延びる規制リブを設け、前記摺動本体の内側面が前記操作部が押し込まれた際に前記規制リブに当接可能に設けるのが好適である。
【0014】
【発明の効果】
上記のような本発明によれば、ライトプロテクト部材の摺動本体の外面にカートリッジケースの一側面に開口する操作窓に臨んで磁気記録可能な第1位置と磁気記録不可な第2位置とに操作する操作部を設けて、このライトプロテクト部材を側面から操作可能に設けると共に、摺動本体の底部には下ケースの底壁に開口する底窓部に挿入し該底窓部内を移動する突起を設けて、ケース底面からライトプロテクト部材の位置を検出可能とする一方、摺動本体の内面に摺動方向と略直交する方向に突出する係止片を設け、この係止片の先端をカートリッジケースに摺動方向に沿って形成した弾性変形可能なガイド壁に刻設した係止溝に係止させることにより、第1位置及び第2位置にあるライトプロテクト部材の停止位置を確実にロック保持すると共に、ライトプロテクト部材を第1位置から第2位置に又は第2位置から第1位置に移動させるべく前記操作部を操作する際に、該操作部を押し込むように操作しても前記ガイド壁が弾性変形して、係止片と係止溝との離脱によるロック解除を大きな操作力を必要とすることなく安定して行うことができ、良好な操作性を得て信頼性を確保することができる。
【0015】
また、前記カートリッジケースの底窓部を下ケースの側壁に近接して開口した場合に、ライトプロテクト部材の底部における摺動支持面積が小さく不安定となるのを、下ケースの側壁とは反対側の底窓部に沿う底壁に摺動面を設け、摺動本体の底部にはこの摺動面に摺動接触する摺接面を設けると、底部における摺動支持面積が増大して安定したライトプロテクト部材の摺動が行える。
【0016】
さらに、前記カートリッジケースにライトプロテクト部材の摺動方向に沿って延びる規制リブを設けると、ライトプロテクト部材を摺動操作するために前記操作部が押し込まれた際に、摺動本体の内側面が上記規制リブに当接してライトプロテクト部材の押し込み移動量を規制して、前記係止片と係止溝との押圧係合が過大となるのを規制して、ロック解除の安定化を図ることができる。
【0017】
また、前記ライトプロテクト部材の係止片を前記ガイド壁の弾性変形量の大きい縁部近傍に当接摺動させるように設けると、ガイド壁の弾性変形を有効利用してより安定したライトプロテクト部材の作動が確保できるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1はこの実施の形態の磁気テープカートリッジの分解斜視図である。
【0019】
磁気テープカートリッジ1は、上ケース2と下ケース3とがビス等により締結されてなるカートリッジケース4内に、先端にリーダピン5が固着された磁気テープ6を巻装した単一のリール7が回動可能に収容されている。上記上下ケース2,3の一側壁には、磁気テープ6を引き出すための開口部10が形成され、この開口部10は図示しない弾性手段で閉方向に付勢されたスライドドア11により開閉される。
【0020】
また、磁気テープカートリッジ1はその不使用時に磁気テープ6が完全にリール7に巻き込まれた状態で、先端のリーダピン5が開口部10の近傍に形成された凹状の格納部20に係止され、このリーダピン5を前記格納部20に着脱可能に保持する板バネによるロック部材9が設置される。前記リーダピン5は、磁気テープカートリッジ1を使用する記録再生装置のドライブ装置が磁気テープ6を装置内のテープ走行路に導入するために保持して引き込み、磁気テープ6に磁気ヘッドによって磁気記録又は再生を行うものである。
【0021】
また、前記カートリッジケース4の後端部には、後に詳述する磁気記録禁止用のライトプロテクト部材13が摺動可能に配設される。
【0022】
なお、図1において、上下ケース2,3は略矩形状に形成され、上壁2a及び底壁3aの周囲に側壁2b,3bが設けられ、内部にはリール7の外周に沿う円弧状の内壁3c(上ケース2については図示せず)が設けられている。下ケース3は前記側壁3bと内壁3cとの間に配設された4カ所のボス部3d(開口部10近傍のボス部はスライドドア11の背部)を上ケース2のボス部2d(図4参照)と当接させて、底面からビスを締め付けて重ね合わせ状態で締結される。
【0023】
また、前記下ケース3の中心部にはドライブ装置の駆動軸によって前記リール7を回転駆動するためのセンター穴3eが開口され、前記リール7の中心部には、不使用状態におけるリール7の回転を拘束する回転規制機構15が設けられる。
【0024】
その他、図示していないが、リール7の底面には中央部にマグネット式の回転駆動手段を吸引保持させるためのリールプレートが取り付けられ、外周部には回転駆動手段のドライブギヤと噛合するリールギヤが刻設されている。なお、リールギヤとドライブギヤが噛合した状態においては前記回転規制機構15が解除作動してリール7が回転自在とされる。
【0025】
次にライトプロテクト部材13及びその設置構造を説明する。図2はライトプロテクト部材設置部の要部正面図、図3は図2のA−A断面平面図、図4は図2のB−B断面側面図、図5は図4のC−C断面正面図、図6はライトプロテクト部材が移動した状態の上ケースを除去した要部平面図、図7は下ケースの要部斜視図、図8及び図9はライトプロテクト部材の斜視図である。
【0026】
前述のように下ケース3と上ケース2との重ね合わせにより形成されるカートリッジケース4の一側面(挿入方向に対する後端面)の端部に、上ケース2及び下ケース3の側壁2b,3bに略矩形状の操作窓21が開口され、この操作窓21の内部に上下ケース2,3の側壁2b,3bに沿って摺動方向D(左右方向)に摺動自在にライトプロテクト部材13が配設されている。
【0027】
前記ライトプロテクト部材13は、ある程度の摺動方向Dの長さと奥行きと高さとを有する摺動本体30を備え、この摺動本体30は前記上下ケース2,3の側壁2b,3bに沿って摺動方向Dに延びる平板状の主壁31を有し、この主壁31の外面の略中央部に縦方向に延びるリブ状の操作部32が設けられている。この操作部32が前記操作窓21に臨んで、該操作窓21内を左右方向に磁気記録可能な第1位置(図2〜図5の状態)と磁気記録不可な第2位置(図6の状態)とに移動操作される。つまり、前記操作窓21内に位置する操作部32に指をかけて右方向又は左方向に移動操作する。なお、前記操作窓21の左右開口縁には、端部に位置する操作部32に対する指掛けを容易とするために斜面21aが形成されている。
【0028】
また、前記摺動本体30の主壁31内面の上部側には水平壁33が設けられ、該水平壁33の下方に前記主壁31の背面から奥方に摺動方向Dと略直交する方向に突出する係止片34が設けられている。
【0029】
一方、前記カートリッジケース4の下ケース3には操作窓21が開口した側壁3bと平行に摺動方向Dに延びるガイド壁22が設けられ、このガイド壁22は上部が湾曲するように弾性変形可能である。このガイド壁22の側面は、前記ライトプロテクト部材13の第1位置及び第2位置に対応して上下方向に延びる第1係止溝23及び第2係止溝24が互いに平行な凹溝状に刻設されている。なお、上記ガイド壁22は側壁3bとほぼ同じ高さに設けられ、操作窓21が開口した側壁3bと直交する側壁3bと湾曲形成された内壁3cとを連結するように形成されている。
【0030】
そして、上記ガイド壁22の第1係止溝23及び第2係止溝24には、ライトプロテクト部材13が前記第1位置及び第2位置にある際に前記係止片34の先端が係止し、その位置をロック保持するように設けられている。なお、前記係止片34は前記ガイド壁22の弾性変形量の大きい上縁部近傍に当接摺動する高さに設けられている。また、ガイド壁22の上端の縁部には斜面22a(図7参照)が形成されている。
【0031】
前記摺動本体30の水平壁33の下面には主壁31の裏面に上下方向に立設された第1縦壁35と第2縦壁36とが互いに平行に設けられ(図9参照)、その後端面はガイド壁22の内面に近接して設けられ、第2縦壁36の途中に前記係止片34が分割形成されている。この係止片34は厚みが薄く、先端が水平壁33、第1縦壁35及び第2縦壁36の後端面より突出して形成され、前記係止溝23,24と係止する先端は曲面(R面)に設けられている。
【0032】
また、前記第1縦壁35及び第2縦壁36の前記主壁31より下方に延びた下端底部には水平方向の底部壁37が連設され、この底部壁37の下面に円柱状の突起38が下方に延びて設けられている。
【0033】
一方、前記下ケース3の底壁3aにはライトプロテクト部材13の摺動方向Dに延びる長孔状の底窓部25が開口され、この底窓部25に前記突起38が挿入されて該底窓部25内を移動する。なお、上記底窓部25の上端開口部周囲には面取り状に斜面25a(図7参照)が設けられ、前記突起38の挿入を容易にしている。
【0034】
また、前記底窓部25は下ケース3の側壁3bに近接して開口され、該下ケース3の側壁3bとは反対側(ガイド壁22側)の底窓部25に沿う底壁3aに摺動面26が設けられ、一方、前記摺動本体30の底部壁37の下面には前記突起38より側方に上記摺動面26に摺動接触する摺接面37aが設けられている。
【0035】
また、前記ライトプロテクト部材13の摺動本体30における前記水平壁33より上方の主壁31は厚く形成され、その内側面31aは摺動方向に延び、この内側面31aの上縁部は斜面31bに形成されている。
【0036】
一方、前記上ケース2の上壁2aには摺動本体30の摺動方向Dに沿って延びる規制リブ27が下方に突設され、この規制リブ27には、前記摺動本体30の内側面31aが前記操作部32が押し込まれた際に当接可能である。また、前記摺動本体30が上方に移動した際には水平壁33の上面が規制リブ27の下端面に当接可能で、それぞれ当接した状態でそれ以上の移動が規制される。なお、上記規制リブ27は、前後平面部には勾配が設けられ(図4参照)、左右縁部にも勾配が設けられている(図5参照)。
【0037】
上記のようなライトプロテクト部材13のカートリッジケース4への組み込みは、下ケース3を上向きに載置し、そのガイド壁22と側壁3bとの間のスペースにライトプロテクト部材13を上方から、その係止片34を第1係止溝23(第2係止溝24でもよい)に係合しつつ、底部の突起38をケース底壁3aの底窓部25内に挿入すると共に操作部32を操作窓21内に挿入してセットする。その際、各部の斜面22a,25aがライトプロテクト部材13の挿入を案内し容易化する。続いて、下ケース3上に上ケース2を重ね合わせ締結するものであり、上ケース2の組み付け時にも、斜面31bによる案内を行い、確実な組付けを行う。
【0038】
本実施形態によれば、ライトプロテクト部材13が磁気記録可能な第1位置にある場合(図2〜図5)には、係止片34が第1係止溝23に係合してライトプロテクト部材13を第1位置に停止保持するもので、突起38は底窓部25の一端部に、操作部32は操作窓21の一端部に位置し、このライトプロテクト部材13が磁気記録可能な第1位置にあることを表示すると共に、ドライブ装置のセンサによって検出し、これに応じて磁気ヘッドによる書き込みを許容制御する。
【0039】
次に、磁気テープ6に記録した内容を保護するために磁気記録を禁止する場合には、前記ライトプロテクト部材13を磁気記録不可な第2位置に移動操作するものであり、その際には、操作窓21内の操作部32に指を掛けて第2位置に摺動させる。係止片34の先端は第1係止溝23に係合している状態から、ガイド壁22を奥方向に弾性的に変形させつつこの第1係止溝23から離脱して第2係止溝24の方向にガイド壁22の壁面に沿って摺動し、係止片34の先端が第2係止溝24の位置に達するとこの第2係止溝24内に係合する。ガイド壁22は変形しているものが直線状に戻り、ライトプロテクト部材13を第2位置に停止保持する。そして、突起38は底窓部25の他端部に、操作部32は操作窓21の他端部に位置し、このライトプロテクト部材13が磁気記録不可な第2位置にあることを表示すると共に、ドライブ装置のセンサによって検出し、これに応じて磁気ヘッドによる書き込みを禁止制御する。この第2位置から第1位置にライトプロテクト部材13を戻す場合は、上記と逆方向に操作する。
【0040】
また、上記ライトプロテクト部材13の摺動操作は、操作部32を単に左右方向に移動するように操作すればよいものであるが、操作部32が小さく使用者によっては押し込むように力を加えつつ操作される場合があり、その際には、ライトプロテクト部材13が奥方向に移動するが、その押し込みは摺動本体30の上部内側面31aが上ケース2の規制リブ27に当接して過大な移動が阻止される。また、上記押し込みに対応して係止片34がガイド壁22を押圧することになるが、このガイド壁22は弾性的に湾曲変形して係止片34から係止溝23,24に作用する押圧力を緩和して係合力の増大を軽減し、係止片34の係止溝23,24からの離脱を容易に行えるようにしてライトプロテクト部材13が摺動困難となるのを回避して操作性を向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態による磁気テープカートリッジの概略分解斜視図
【図2】ライトプロテクト部材近傍の磁気テープカートリッジの要部正面図
【図3】図2のA−A断面平面図
【図4】図2のB−B断面側面図
【図5】図4のC−C断面正面図
【図6】ライトプロテクト部材が移動した状態の上ケースを除去した要部平面図
【図7】下ケースの要部斜視図
【図8】ライトプロテクト部材の上方からの斜視図
【図9】ライトプロテクト部材の下方からの斜視図
【符号の説明】
1 磁気テープカートリッジ
2 上ケース
3 下ケース
4 カートリッジケース
5 リーダピン
6 磁気テープ
7 リール
10 開口部
13 ライトプロテクト部材
21 操作窓
22 ガイド壁
23,24 係止溝
25 底窓部
26 摺動面
27 規制リブ
30 摺動本体
31 主壁
31a 内側面
32 操作部
33 操作壁
34 係止片
37 底部壁
37a 摺接面
38 突起
D 摺動方向

Claims (1)

  1. 下ケース及び該下ケースの上部に重ね合わせる上ケースにより、磁気テープを巻装した単一のリールを回転可能に収容するカートリッジケースを備え、このカートリッジケースに磁気テープへの磁気記録を禁止するためのライトプロテクト部材が摺動自在に配設されてなる磁気テープカートリッジにおいて、
    前記ライトプロテクト部材は摺動本体の外面に、前記カートリッジケースの一側面に開口する操作窓に臨んで、磁気記録可能な第1位置と磁気記録不可な第2位置とに操作する操作部が設けられると共に、前記摺動本体の底部には前記下ケースの底壁に摺動方向に延びて開口する底窓部に挿入され該底窓部内を移動する突起を備え、
    前記摺動本体の内面にはその摺動方向と略直交する方向に突出する係止片が設けられ、該係止片の先端が、前記カートリッジケースに摺動方向に沿って形成された弾性変形可能なガイド壁に前記第1位置及び第2位置に対応して刻設された係止溝に係止されることにより、前記摺動本体が停止位置を保持するように構成され、
    前記係止片が、前記ガイド壁の弾性変形量の大きい縁部近傍に当接摺動することを特徴とする磁気テープカートリッジ。
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