JP3745506B2 - データ処理装置及び方法 - Google Patents
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Description
【目次】
以下の順序で本発明を説明する。
【0002】
発明の属する技術分野
従来の技術(図6)
発明が解決しようとする課題(図6)
課題を解決するための手段(図1〜図5)
発明の実施の形態
(1)AVデータ記憶編集送出システムの構成(図1及び図2)
(2)データ記録再生装置の構成(図3〜図5)
(3)本実施の形態の動作及び効果(図1〜図5)
(4)他の実施の形態(図1〜図5)
発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】
本発明はデータ処理装置及び方法に関し、例えばAV(Audio Video )データ記憶編集送出システムに適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】
従来、データ記録再生装置として、図6のように複数のハードデイスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive )2A〜2Hを有する、いわゆるデイスクアレイ装置と呼ばれるものがある。
【0005】
この種のデイスクアレイ装置1としては、現在、各ハードデイスクドライブ2A〜2Hに対する入力データD1等の配分方法等によつていくつかの種類のものが提案されているが、現在では図6のように入力データD1をデイスクアレイコントローラ3においてビツト又はバイト単位でストライピング(分離)し、これをデータ記録再生用の複数のハードデイスクドライブ2A〜2Gに振り分けて一斉に記録再生させると共に、入力データD1に基づいてパリテイデータを生成し、これを専用の1台のハードデイスクドライブ2Hに記録再生させる「RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )−3」と呼ばれる構成のものが広く用いられている。
【0006】
実際上かかる構成のデイスクアレイ装置1においては、パリテイデータを専用のハードデイスクに保持する分、データ記録再生用のハードデイスクドライブ2A〜2Gのいずれか1台が故障した場合においてもそのハードデイスクドライブ2A〜2Gに振り分けたデータをパリテイデータから再現できるため記録再生に対する信頼性が高く、また複数台(例えばN台とする)のハードデイスクドライブ2A〜2Gを一斉に駆動させて入力データD1を読み書きする分、ハードデイスクドライブ2A〜2Gの1台当たりの実効転送レートの約N倍の転送レートとハードデイスクドライブ2A〜2Gの約N倍分の容量とをもつ記録再生装置として使用できる利点を有している。
【0007】
このため近年では、要求されるデータ転送レートが高く、かつ大記憶容量を必要とする映像音声データ用のデータ記録再生装置としてこのような構成のデイスクアレイ装置1を用いることが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで一般的にハードデイスクドライブは、ハードデイスクドライブ自体の故障やハードデイスクの欠陥などにより1回の記録又は再生動作によつてデータの記録又は再生を正しく行えなかつた場合には、正しく行えるまでそのデータの記録又は再生動作を数十回に亘つてリトライするように構成されている。この場合このようなハードデイスクドライブの最大のリトライ回数は、予め設定されており、これを自在に変更することはできない。
【0009】
そして上述のように構成されたデイスクアレイ装置1においては、記録又は再生モード時、全てのハードデイスクドライブ2A〜2Hの記録又は再生動作が終了するまではデイスクアレイ装置1全体としての記録又は再生処理を終了することができない。
【0010】
このためかかる構成のデイスクアレイ装置1においては、記録又は再生モード時に1台でもデータの記録又は再生を正しく行えないハードデイスクドライブ2A〜2Hがあつた場合には、デイスクアレイ装置1全体としてそのデータに対する記録又は再生処理に多くの時間が必要となる問題があつた。
【0011】
そしてこのような問題は、例えばデイスクアレイ装置1をコンピユータのバツクアツプデータを記録再生するためのデータ記録再生装置として用いるときのように、記録再生処理に多くの時間を使用できる場合には特に問題がないが、例えは通信回線等を通じて伝送されてくる映像音声データを記録するときや放送用の映像音声データを再生するときなどのように記録再生にリアルタイム性が必要となる場合には重大な問題であつた。
【0012】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、リアルタイムの記録再生処理に実用上十分に対応し得るデータ処理装置及び方法を提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、供給される第1のデータを所定単位で分離してなる複数の第2のデータを冗長度をもたせて複数の記録媒体に振り分けて記録する際、冗長度により対応できる範囲内の記録エラーが発生したときに、当該記録エラーに関する所定の欠陥情報を記憶する記憶手段と、当該複数の記録媒体に振り分けて記録された第1のデータを再生手段により再生し、復元して出力する際、記憶手段により記憶された欠陥情報に基づいて、当該第1のデータを分離してなる複数の第2のデータを複数の記録媒体に振り分けて記録する際に記録エラーが発生したか否かを判別し、記録エラーが発生している場合には再生手段の動作モードを直ちに冗長度を利用して第1のデータを復元するモードに設定する制御手段とを設けるようにした。
【0014】
この結果、第1のデータの記録処理時に記録エラーが発生した場合においてもその記録エラーが冗長度により対応できる範囲内であるときには、当該第1のデータの記録処理を通常通り終了することができる。
【0015】
またこの第1のデータの再生処理時においても、記録エラーの発生した記録媒体から最終的に第2のデータを再生できないことを確認するのを待つまでもなく第1のデータを復元して出力することができるため、当該第1のデータの再生処理に費やす時間を格段的に低減することができる。
【0016】
また本発明においては、第1のデータを分離してなる各第2のデータを冗長度をもたせて複数の記録媒体に振り分けて記録する際、冗長度により対応できる範囲内の記録エラーが発生したときに、当該記録エラーに関する所定の欠陥情報を記憶する第1のステツプと、各第2のデータを複数の記録媒体から再生し、当該各第2のデータに基づいて第1のデータを復元する際、第1のステツプにおいて記憶した欠陥情報に基づいて、当該第1のデータを分離してなる各第2のデータを複数の記録媒体に振り分けて記録する際に記録エラーが発生したか否かを判別し、記録エラーが発生している場合には、各記録媒体から再生された各第2のデータに基づき直ちに冗長性を利用して第1のデータを復元する第2のステツプとを設けるようにした。
【0017】
この結果第1のデータの記録処理時に記録エラーが発生した場合においてもその記録エラーが冗長度により対応できる範囲内であるときには、当該第1のデータの記録処理を通常通り終了することができる。
【0018】
またこの第1のデータの再生処理時においても、記録エラーの発生した記録媒体から最終的に第2のデータを再生できなかつたことを確認するのを待つまでもなく第1のデータを復元することができるため、当該第1のデータの再生処理に費やす時間を格段的に低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0020】
(1)AVデータ記憶編集送出システムの構成
図1において、10は全体として本発明を適用したAVデータ記憶編集送出システムを示し、回線を介して伝送されてきた、又はビデオテープレコーダによりビデオテープから再生された映像音声データD10A〜D10Nをスイツチヤ11を介して取り込み、これをエンコーダ部12に送出する。
【0021】
エンコーダ部12は、供給される映像音声データD10A(D10B〜D10N)に対して必要に応じて圧縮符号化やフオーマツト変換等の所定のデータ処理を施した後、かくして得られた映像音声データD11をサーバデータコントローラ13に送出する。
【0022】
サーバデータコントローラ13においては、LAN(Local Area Network)14を介してマイクロコンピユータ構成の制御部15及び端末装置16A、16Bと接続されており、エンコーダ部12から供給される映像音声データD11を制御部15から与えられる記録命令に基づいて取り込み、これをSCSI(Small Computer System Interface )インターフエース17を介して接続された「RAID−3」構成のデータ記録再生装置18に送出する。
【0023】
このときデータ記録再生装置18には、予めサーバデータコントローラ13からその映像音声データD11を記録すべきハードデイスクのアドレス(LBA(Logical Block Address ))情報を含む記録コマンドが与えられる。
【0024】
かくしてデータ記録再生装置18は、この記録コマンドに基づいて、サーバデータコントローラ13から供給される映像音声データD11を複数のハードデイスクの指定された各LBAに振り分けて記録する。
【0025】
そしてこのデータ記録再生装置18内の複数のハードデイスクに振り分けて記録された映像音声データD11は、編集装置16A、16Bを用いて再生することができる。
【0026】
実際上端末装置16A、16Bにおいては、オペレータにより編集リスト作成モードが選択され、再生すべき映像音声データD11の開始点が指定されると、これに応じた再生命令をLAN14を介してサーバデータコントローラ13に送出する。
【0027】
このときサーバデータコントローラ13は、供給される再生命令に基づいて、データ記録再生装置18に対して再生すべき映像音声データD11のLBA情報を含む再生コマンドを送出し、かくして当該データ記録再生装置18に指定された映像音声データD11を再生させる。
【0028】
またサーバデータコントローラ13は、このときデータ記録再生装置18から再生された映像音声データD11をLAN14を介して対応する端末装置16A、16Bに送出し、かくして当該映像音声データD11に基づく映像をその端末装置16A、16Bのデイスプレイに表示させ、かつ当該映像音声データD11に基づく音声をその端末装置16A、16Bのスピーカから放音させる。
【0029】
この結果オペレータは、この端末装置16A、16Bのデイスプレイに表示される映像及びスピーカから出力される音声に基づいて、この端末装置16A、16Bを用いて映像音声データD11をどのように加工編集して放送用の映像音声を作成するかを規定したリスト(以下、これを編集リストと呼ぶ)を作成することができる。
【0030】
またオペレータは、端末装置16A、16Bを用いて、加工編集された映像音声をいつ放送するかを規定したリスト(以下、これをオンエアリストと呼ぶ)を作成することができ、このようにして作成された編集リスト及びオンエアリストのデータがLAN14を介して制御部15に与えられ、当該制御部15により記憶保持される。
【0031】
そして制御部15は、この記憶保持したオンエアリストのデータに基づいて各編集映像の送出時刻を管理し、いずれかの編集された映像音声の送出時刻になると、編集リストに基づいて対応する再生命令をLAN14を介してサーバデータコントローラ13に送出する。
【0032】
このときサーバデータコントローラ13は、供給される再生命令に基づいて、再生すべき映像音声データD11のLBA情報を含む再生コマンドをデータ記録再生装置18に送出することにより、指定された映像音声データD11をデータ記録再生装置18に再生させ、これをデコーダ部19に送出させる。
【0033】
デコーダ部19においては、供給される映像音声データD11に対して必要に応じて復号やフオーマツト変換等の所定のデータ処理を施し、かくして得られた元の信号形態の映像音声データD12Aをスイツチヤ20に送出する。
【0034】
このときスイツチヤ20には、図示しないスタジオ等に設置された他の映像音声データ源から映像音声データD12B〜D12Nが供給されており、スイツチヤ20は、これら供給される映像音声データD12A〜D12Nの中から1チヤンネル分の映像音声データD12A(D12B〜D12N)を制御部15の制御のもとに選択し、これを送出装置21を介して放送させる。
【0035】
このようにしてこのAVデータ記憶編集送出システム10においては、供給される映像音声データD10A〜D10Nを指定された状態に編集した映像音声を指定された時刻に放送することができるようになされている。
【0036】
なおこのAVデータ記憶編集送出システム10の場合、上述のようなサーバデータコントローラ13を介在した映像音声データD11のデータ記録再生装置18による記録再生処理は、記録再生される映像音声データD11がサーバデータコントローラ13及びデータ記録再生装置18間を接続するSCSIインターフエース17においてぶつかり合わないようにサーバデータコントローラ13の制御のもとに行われる。
【0037】
実際上サーバデータコントローラ13は、図2(A)に示すように、エンコーダ部12、デコーダ部19及び各端末装置16A、16Bに対してそれぞれ所定時間(例えば133 〔ms〕、以下、この所定時間を割当て時間と呼ぶ)T1 を循環的に割り当てる。
【0038】
そしてサーバデータコントローラ13は、図2(B)に示すように、制御部15から与えられるエンコーダ部12から出力された映像音声データD11の再生命令に対する再生コマンドC1、制御部15から与えられる編集された映像音声データD11の再生命令に対する再生コマンドC2及び各端末装置16A、16Bから供給される再生命令に基づく再生コマンドC3、C4をそれぞれ対応する割当て時間T1 内にデータ記録再生装置18に与えることにより、図2(C)に示すように、その割当て時間T1 内にデータ記録再生装置18にエンコーダ部12から供給される映像音声データD11を記録させ、又はその割当て時間T1 内にデータ記録再生装置18に指定された映像音声データD11を再生させるようになされている。
【0039】
このようにしてこのAVデータ記憶編集送出システム10では、サーバデータコントローラ13の制御のもとにデータ記録再生装置18に記録動作及び再生動作を時分割的に行わせ得るようになされ、かくしてエンコーダ部12からデータ記録再生装置18へのデータ転送と、データ記録再生装置18からデコーダ部19又は各端末装置16A、16Bへのデータ転送とが競合することなく、これら記録動作及び再生動作を並列的に同時に行い得るようになされている。
【0040】
(2)データ記録再生装置の構成
ここでデータ記録再生装置18においては、図3に示すように構成されており、SPC(SCSI Protocol Controller)30を介してサーバデータコントローラ13(図1)との間で記録コマンドC1(図2(B))及び再生コマンドC2〜C4(図2(B))等のコマンドデータや映像音声データD11を送受し得るようになされている。
【0041】
この場合SPC30は、サーバデータコントローラ13からSCSIインターフエース17を介して記録コマンドC1が与えられるとこれをCPU31に送出する一方、これに続いて供給される映像音声データD11をデータコントローラ32に送出する。
【0042】
データコントローラ32は、供給される映像音声データD11を例えば1バイト毎に分離し、得られた各分離データD11A 〜D11G をデータ記録再生用のハードデイスクドライブ33A〜33Gに対応するFIFO(First-In First-Out)メモリ34A〜34Gにそれぞれ振り分けて与え、これを記憶させる。
【0043】
またデータコントローラ32は、このとき得られた各分離データD11A 〜D11G に基づいてパリテイデータD11P を算出し、得られたパリテイデータD11P をパリテイデータ記録再生用のハードデイスクドライブ33Hに対応するFIFOメモリ34Hに与えて記憶させる。
【0044】
そしてこれら各FIFOメモリ34A〜34Hにそれぞれ記憶された分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P は、CPU31の制御のもとに対応するSPC35A〜35Hにより読み出され、SCSIインターフエース36A〜36Hを介して対応するハードデイスクドライブ33A〜33Hに与えられ、これら各ハードデイスクドライブ33A〜33H内のハードデイスクの指定されたLBAに記録される。
【0045】
このとき各ハードデイスクドライブ33A〜33Hは、それぞれ与えられた分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P のハードデイスクへの記録処理後、分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を正しくハードデイスクに記録できたか否かを示すステータス情報(正しく記録できたときには″Good″、正しく記録できなかつたときには″Check Condition ″)を対応するSPC35A〜35Hを介してCPU31に送出する。
【0046】
これによりこのデータ記録再生装置18においては、記録モード時、いずれかのハードデイスクドライブ33A〜33Hに記録エラーが発生した場合に、CPU31が各ハードデイスクドライブ33A〜33Hからそれぞれ供給されるステータス情報に基づいてどのハードデイスクドライブ33A〜33Hに記録エラーが発生したかを認識し得るようになされている。
【0047】
一方SPC30は、サーバデータコントローラ13(図1)から再生コマンドC2〜C4(図2(B))が与えられると、これをCPU31に送出する。
【0048】
この場合CPU31は、この再生コマンドC2〜C4に基づいてSPC35A〜35Hを介して各ハードデイスクドライブ33A〜33Hを制御することにより、これらハードデイスクドライブ33A〜33H内のハードデイスクの指定されたLBAに記録されている分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を再生させ、これを対応するSPC35A〜35Hを介して対応するFIFOメモリ34A〜34Hに与えさせて記憶させる。
【0049】
このとき各ハードデイスクドライブ33A〜33Hは、指定された分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P をハードデイスクから再生した後、当該指定された分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を正しくハードデイスクから再生できたか否かを示すステータス情報(正しく再生できたときには″Good″、正しく再生できなかつたときには″Check Condition ″)を対応するSPC35A〜35Hを介してCPU31に送出する。
【0050】
そしてCPU31は、データ記録再生用の全てのハードデイスクドライブ33A〜33Gから″Good″のステータス情報を得た場合にはデータコントローラ32の動作モードを通常モードに設定する一方、いずれかのデータ記録用のハードデイスクドライブ33A〜33Gから″Check Condition ″のステータス情報を得た場合にはデータコントローラ32の動作モードをそのハードデイスクドライブ33A〜33Gに振り分けられた分離データD11A 〜D11G をパリテイデータD11P に基づいて構築するパリテイ補正モードに設定する。
【0051】
この結果データコントローラ32は、動作モードとして通常モードが設定された場合には、データ記録再生用の各ハードデイスクドライブ33A〜33Gにそれぞれ対応する全てのFIFOメモリ34A〜34Gから分離データD11A 〜D11G を読み出し、これを統合して元の信号形態の映像音声データD11を復元し、これをSPC30を介してサーバデータコントローラ13(図1)に送出する。
【0052】
またデータコントローラ32は、動作モードとしてパリテイ補正モードが設定されたときには、″Check Condition ″のステータス情報を出力したハードデイスクドライブ(以下、これを欠陥ハードデイスクドライブと呼ぶ)33A〜33G以外のデータ記録再生用のハードデイスクドライブ33A〜33Gに対応する各FIFOメモリ34A〜34Gから分離データD11A 〜D11G を読み出すと共に、パリテイデータ記録再生用のハードデイスクドライブ33Hに対応するFIFOメモリ34HからパリテイデータD11P を読み出し、これら読み出した分離データD11A 〜D11G 及びパリテイデータD11P に基づいて欠陥ハードデイスクドライブ33A〜33Gに振り分けられた分離データD11A 〜D11G を再現する。そしてデータコントローラ32は、この再現した分離データD11A 〜D11G と、欠陥ハードデイスクドライブ33A〜33G以外のデータ記録再生用のハードデイスクドライブ33A〜33Gに対応するFIFOメモリ34A〜34Gから読み出した分離データD11A 〜D11G とを統合して元の信号形態の映像音声データD11を復元し、これをSPC30を介してサーバコントローラ13(図1)に送出する。
【0053】
かかる構成に加えこのデータ記録再生装置18の場合、CPU31は、記録モード時、いずれかのハードデイスクドライブ33A〜33Hに記録エラーが発生した場合に、どのハードデイスクドライブ33A〜33Hに記録エラーが発生したかや、当該記録エラーが発生したLBAなどのエラー情報(以下、これを欠陥情報と呼ぶ)D20をRAM37に格納しておく一方、再生モード時には、このRAM37に格納された欠陥情報D20に基づいて、再生すべき分離データD11A 〜D11G の範囲内に記録エラーが発生した部分があるときには、直ちにデータコントローラ32の動作モードをパリテイ補正モードに設定するようになされている。
【0054】
すなわちCPU31は、記録モード時、図4に示す記録処理手順RT1をステツプSP1において開始すると、続くステツプSP2においてサーバデータコントローラ13(図1)から記録コマンドC1(図2(B))が供給されたか否かを判別する。
【0055】
そしてCPU31は、このステツプSP2において肯定結果を得ると、ステツプSP3に進んで各ハードデイスクドライブ33A〜33HにSPC35A〜35Hを介して記録命令を送出することにより、これら各ハードデイスクドライブ33A〜33HにSPC35A〜35Hを介して供給される分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P をハードデイスクの指定されたLBAに記録させる。
【0056】
次いでCPU31は、ステツプSP3に進んで全てのハードデイスクドライブ33A〜33Hからステータス情報が転送されてくるのを待ち受け、やがてこれら各ハードデイスクドライブ33A〜33Hからステータス情報が送られてくると、ステツプSP4に各ハードデイスクドライブ33A〜33Hから供給されたステータス情報が全て″Good″であるか否かを判断する。
【0057】
ここでこのステツプSP4において肯定結果を得ることは、全てのハードデイスクドライブ33A〜33Hが与えられた分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を正しくハードデイスクの指定されたLBAに記録できたことを意味し、このときCPU31はステツプSP8に進んで″Good″のステータス情報をSPC30を介してサーバデータコントローラ13(図1)に送出し、この後ステツプSP9に進んでこの記録処理手順RT1を終了する。
【0058】
これに対してステツプSP4において否定結果を得ることは、いずれかのハードデイスクドライブ33A〜33Hが与えられた分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を正しくハードデイスクの指定されたLBAに記録できなかつたことを意味し、このときCPU31は、ステツプSP5に進んで記録エラーの範囲(すなわち分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を正しくハードデイスクに記録できなかつたハードデイスクドライブ33A〜33Hの数)がパリテイ補正処理等より対応できる冗長度の範囲内であるか否かを判断する。
【0059】
そしてCPU31は、このステツプSP5において肯定結果を得ると、ステツプSP6に進んでその記録エラーに関する欠陥情報をRAM37に書き込み、この後ステツプSP8に進んで″Good″のステータス情報をSPC30を介してサーバデータコントローラ13(図1)に送出した後、ステツプSP9に進んでこの記録処理手順RT1を終了する。
【0060】
またCPU31は、ステツプSP5において否定結果を得ると、ステツプSP7に進んで″Check Condition ″のステータス情報をSPC30を介してサーバデータコントローラ13に送出した後、ステツプSP9に進んでこの記録処理手順RT1を終了する。
【0061】
一方CPU31は、再生モード時、図5に示す再生処理手順RT2をステツプSP10において開始し、続くステツプSP11においてサーバデータコントローラ13(図1)から再生コマンドC2〜C4(図2(B))が与えられたことを確認すると、ステツプSP12に進んでRAM37に格納された欠陥情報D20を読み出す。
【0062】
次いでCPU31は、ステツプSP13に進んで再生コマンドC2〜C4に基づく再生すべき分離データD11A 〜D11G 及びパリテイデータD11P の範囲内に、これら分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P をハードデイスクに記録する際に記録エラーが発生した部分があるか否かを、ステツプSP12において読み出した欠陥情報D20に基づいて判断する。
【0063】
CPU31は、このステツプSP13において否定結果を得ると、ステツプSP15に進んで各SPC35A〜35Hに対応するハードデイスクドライブ33A〜33Hへ再生命令を送出させることにより、これら各ハードデイスクドライブ33A〜33Hに指定されたLBA分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を再生させた後、ステツプSP16に進んでこの再生処理手順RT2を終了する。
【0064】
これに対してCPU31は、ステツプSP13において肯定結果を得ると、ステツプSP14に進んでデータコントローラ32の動作モードを、記録エラーが発生したハードデイスクドライブ33A〜33Hから再生されるべき分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P を待つことなく、上述したパリテイ補正処理等により元の信号形態の映像音声データD11を復元するようなパリテイ補正モードに設定する。
【0065】
さらにCPU31は、この後ステツプSP15に進んで各SPC35A〜35Hに、対応するハードデイスクドライブ33A〜33Hに再生命令を送出させる。
【0066】
この結果記録エラーが発生したハードデイクスドライブ33A〜33H以外のハードデイスクドライブ33A〜33Hから指定されたLBAの分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P が再生され、これが対応するSPC35A〜35H及びFIFOメモリ34A〜34Hを順次介してデータコントローラ32に与えられ、上述のようなパリテイ補正処理等により元の信号形態の映像音声データD11が復元されて、これがSPC30を介してサーバデータコントローラ13(図1)に送出される。
【0067】
そしてCPU31は、この後ステツプSP16に進んでこの再生処理手順RT2を終了する。
【0068】
(3)本実施の形態の動作及び効果
以上の構成において、このAVデータ記憶編集送出システム10のデータ記録再生装置18では、供給される映像音声データD11の記録モード時にいずれかのハードデイスクドライブ33A〜33Hに記録エラーが発生した場合においても当該記録エラーが冗長度の範囲内にあるときには、どのハードデイスクドライブ33A〜33HのどのLBAへの記録動作にエラーが発生したかといつた欠陥情報D20をRAM37に格納する。
【0069】
そしてこの後その映像音声データD11の再生モード時には、データコントローラ32の動作モードを必要に応じて初めからパリテイ補正モードに設定し、残りのハードデイスクドライブ33A〜33Hから供給される分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P に基づいて元の信号形態の映像音声データD11を復元して出力する。
【0070】
従つてこのAVデータ記録編集送出システム10では、データ記録再生装置18の記録モード時における記録エラーが冗長度の範囲内にあるときにも例えば再記録処理を行わないため、リアルタイムでの映像音声データD11の記録処理を行うことができる。
【0071】
またこの映像音声データD11の再生処理時にもデータ記録再生装置18のCPU31が記録エラーが発生したハードデイスクドライブ33A〜33Hから″Check Condition ″のステータス情報が供給されるのを待つことなくデータコントローラ32の動作モードをパリテイ補正モードに設定するため、当該映像音声データD11に対する再生処理をリアルタイムで迅速に行うことができる。
【0072】
以上の構成によれば、データ記録再生装置18において、供給される映像音声データD11を分割し、複数のハードデイスクドライブ33A〜33Hに振り分けて記録させる際、記録エラーが発生した場合においても当該記録エラーが冗長分の範囲内にあるときには、どのハードデイスクドライブ33A〜33HのどのLBAへの記録処理にエラーが発生したかといつた欠陥情報D20をRAM37に格納しておき、その映像音声データD11の再生動作時には、データコントローラ32の動作モードを必要に応じて初めからパリテイ補正モードに設定し、残りのハードデイスクドライブ33A〜33Hから供給される分離データD11A 〜D11G 又はパリテイデータD11P に基づいて元の信号形態の映像音声データD11を復元して出力するようにしたことにより、その映像音声データD11に対する記録再生処理を迅速に行うことができ、かくしてリアルタイムの記録再生に実用上十分に対応することができる。
【0073】
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、本発明を図3のように構成されデータ記録再生装置18に適用するようにした場合について述べたが本発明はこれに限らず、要は、供給される第1のデータを所定単位の複数の第2のデータに分離し、当該複数の第2のデータを冗長度をもたせて複数の記録媒体に振り分けて記録する一方、各第2のデータを対応する記録媒体から再生し、当該再生した複数の第2のデータに基づき、必要に応じて冗長度を利用して第1のデータを復元して出力することができるデータ処理装置であるのならば、この他種々の構成のデータ処理装置に適用して好適なものである。
【0074】
また上述の実施の形態においては、本発明を適用したデータ記録再生装置18をAVデータ記憶編集送出システム10に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、映像音声データ又はこれ以外のデータを複数のハードデイスク又はこれ以外の光デイスク等のデイスク状記録媒体若しくはこれ以外の記録媒体に記録再生するこの他種々のシステムに適用することができる。
【0075】
さらに上述の実施の形態においては、供給される映像音声データD11を1バイト単位の複数の分離データD11A 〜D11G に分離し、冗長度をもたせて複数のハードデイスクに振り分けて記録させる記録手段として、データコントローラ32、FIFOメモリ34A〜34H、SPC35A〜35H及びハードデイスクドライブ33A〜33Hを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成の記録手段を適用できる。
【0076】
さらに上述の実施の形態においては、各分離データD11A 〜D11G 及びパリテイデータD11P を対応するハードデイスクから再生し、当該再生した複数の分離データD11A 〜D11G に基づき、必要に応じてパリテイデータD11P を利用して映像音声データD11を復元して出力する再生手段として、データコントローラ32、FIFOメモリ34A〜34H、SPC35A〜35H及びハードデイスクドライブ33A〜33Hを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成の再生手段を適用できる。
【0077】
さらに上述の実施の形態においては、映像音声データD11を複数のハードデイスクに振り分けて記録する際、当該映像音声データD11に冗長度をもたせる方法としてパリテイデータD11P を形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばいわゆるRAID−1構成のデイスクアレイ装置のように、同じ分離データD11A 〜D11G を2枚のハードデイスクに記録するようにして冗長度をもたせるようにしても良く、映像音声データD11を複数のハードデイスクに振り分けて記録する際、当該映像音声データD11に冗長度をもたせる方法としては、この他種々の方法を適用できる。
【0078】
さらに上述の実施の形態においては、分離データD11A 〜D11G 及びパリテイデータD11P を複数のハードデイスクに振り分けて記録する際、パリテイ補正処理により補正できる範囲内の記録エラーが発生したときに、どのハードデイスクドライブ33A〜33HのどのLBAへの記録処理にエラーが発生したかといつた欠陥情報D20を記憶する記憶手段としてRAM37を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、当該欠陥情報D20を記憶保持することができるのであれば、この他種々の記憶手段を適用できる。
【0079】
さらに上述の実施の形態においては、データ記録再生装置18から映像音声データD11を再生する際、RAM37に格納された欠陥情報D20に基づいて、当該映像音声データD11を複数のハードデイスクに振り分けて記録する際に記録エラーが発生したか否かを判別し、記録エラーが発生している場合にはデータコントローラ32の動作をモードを直ちにパリテイ補正モードに設定する制御手段としてCPU31を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成の制御手段を適用できる。
【0080】
さらに上述の実施の形態においては、分離データD11A 〜D11G 及びパリテイデータD11P を複数のハードデイスクに振り分けて記録する際、パリテイ補正処理により補正できる範囲内の記録エラーが発生したときに、どのハードデイスクドライブ33A〜33HのどのLBAへの記録処理にエラーが発生したかといつた欠陥情報D20をRAM37に格納するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、その映像音声データD11の再生出力の際にどのハードデイスクドライブ33A〜33HのどのLBAにおいて記録エラーが発生したのかを判別することができような欠陥情報をRAMに記録するのであれば、RAM37に格納する欠陥情報としてはこの他種々の情報を適用できる。
【0081】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、データ処理装置において、複数の第2のデータを冗長度をもたせて複数の記録媒体に振り分けて記録する際、冗長度により補正できる範囲内の記録エラーが発生したときに、当該記録エラーに関する所定の欠陥情報を記憶する記憶手段と、再生手段により第1のデータを復元して出力する際、記憶手段により記憶された欠陥情報に基づいて、当該第1のデータを分離してなる複数の第2のデータを複数の記録媒体に振り分けて記録する際に記録エラーが発生したか否かを判別し、記録エラーが発生している場合には再生手段の動作モードを直ちに冗長度を利用して第1のデータを復元するモードに設定する制御手段とを設けるようにしたことにより、第1のデータの記録処理時に記録エラーが発生したときに当該記録エラーが冗長度を利用して補正できる範囲内である場合にはその第1のデータに対する記録再生処理を速い時間で終了させることができ、かくしてリアルタイムの記録再生処理に実用上十分に対応し得るデータ処理装置を実現できる。
【0082】
また本発明によれば、データ処理方法において供給される第1のデータを所定単位の複数の第2のデータに分離し、冗長度をもたせて複数の記録媒体に振り分けて記録する際、冗長度により補正できる範囲内の記録エラーが発生したときに、当該記録エラーに関する欠陥情報を記憶する第1のステツプと、各第2のデータを複数の記録媒体から再生し、当該各第2のデータに基づいて第1のデータを復元する際、第1のステツプにおいて記憶した欠陥情報に基づいて、当該第1のデータを分離してなる各第2のデータを複数の記録媒体に振り分けて記録する際に記録エラーが発生したか否かを判別し、記録エラーが発生している場合には、各記録媒体から再生された各第2のデータに基づき直ちに冗長性を利用して第1のデータを復元する第2のステツプとを設けるようにしたことにより、第1のデータの記録処理時に記録エラーが発生したときに当該記録エラーが冗長度を利用して補正できる範囲内である場合にはその第1のデータに対する記録再生処理を速い時間で終了させることができ、かくしてリアルタイムの記録再生処理に実用上十分に対応し得るデータ処理方法を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したAVデータ記憶編集送出システムの構成を示すブロツク図である。
【図2】サーバデータコントローラによる記録再生の制御処理の説明に供するタイミングチヤートである。
【図3】本実施の形態によるデータ記録再生装置の構成を示すブロツク図である。
【図4】記録処理手順を示すフローチヤートである。
【図5】再生処理手順を示すフローチヤートである。
【図6】一般的なデイスクアレイ装置の構成を示す略線的なブロツク図である。
【符号の説明】
10……AVデータ記憶編集送出システム、13……サーバデータコントローラ、18……データ記録再生装置、31……CPU、32……データコントローラ、33A〜33H……ハードデイスクドライブ、37……RAM、D10A〜D10N、D11、D12A〜D12N……映像音声データ、D20……欠陥情報、RT1……記録処理手順、RT2……再生処理手順。
Claims (4)
- 供給される第1のデータを所定単位の複数の第2のデータに分離し、当該複数の第2のデータを冗長度をもたせて複数の記録媒体に振り分けて記録する記録手段と、
各上記第2のデータを対応する上記記録媒体から再生し、当該再生した複数の第2のデータに基づいて上記第1のデータを復元して出力する再生手段と、
上記複数の第2のデータを上記複数の記録媒体に振り分けて記録する際、上記冗長度により対応できる範囲内の記録エラーが発生したときに、当該記録エラーに関する所定の欠陥情報を記憶する記憶手段と、
上記再生手段により上記第1のデータを復元する際、上記記憶手段により記憶された上記欠陥情報に基づいて、当該第1のデータを分離してなる上記複数の第2のデータを上記複数の記録媒体に振り分けて記録する際に上記記録エラーが発生したか否かを判別し、上記記録エラーが発生している場合には上記再生手段の動作モードを直ちに上記冗長度を利用して上記第1のデータを復元するモードに設定する制御手段と
を具えることを特徴とするデータ処理装置。 - 上記記録媒体は、デイスク状記録媒体でなる
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 供給される第1のデータを所定単位の第2のデータに分離し、冗長度をもたせて複数の記録媒体に振り分けて記録する際、上記冗長度により対応できる範囲内の記録エラーが発生したときに、当該記録エラーに関する所定の欠陥情報を記憶する第1のステツプと、
各上記第2のデータを上記複数の記録媒体から再生し、当該各第2のデータに基づいて上記第1のデータを復元する際、上記第1のステツプにおいて記憶した上記欠陥情報に基づいて、当該第1のデータを分離してなる各上記第2のデータを上記複数の記録媒体に振り分けて記録する際に上記記録エラーが発生したか否かを判別し、上記記録エラーが発生している場合には、各上記記録媒体から再生された各上記第2のデータに基づき直ちに上記冗長性を利用して上記第1のデータを復元する第2のステツプと
を具えることを特徴とするデータ処理方法。 - 上記記録媒体は、デイスク状記録媒体でなる
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理方法。
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