JP3743465B2 - 自動ブレーキ倍力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は自動車のブレーキに用いられるブレーキ倍力装置に関し、より詳しくは、自動ブレーキ機能を有する自動ブレーキ倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般のブレーキ倍力装置は、シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に区画形成した定圧室と変圧室と、入力軸に連動されて進退動される弁プランジャを有し、該弁プランジャの進退動に応じて流路の開閉制御を行なう弁機構とを備えている。
そして上記弁機構は、通常、バルブボデイにリヤ側に向けて形成した環状の真空弁座と、上記弁プランジャにリヤ側に向けて形成した環状の大気弁座と、上記バルブボデイに設けられ、ポペットリターンスプリングによって付勢されて上記両弁座にリヤ側から着座する弁体とを備えている。
また従来、上記弁プランジャよりもフロント側となるバルブボデイ内に、励磁された際に弁プランジャをフロント側に前進させ、上記大気弁座を弁体から離座させて大気弁を開かせるとともに、上記真空弁座と弁体とを着座させるソレノイドを備えた自動ブレーキ倍力装置も知られている。
このような自動ブレーキ倍力装置では、ブレーキペダルを踏込まなくてもソレノイドを励磁すれば、大気弁を開かせて変圧室に大気を導入させることができるので、ブレーキ作用を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の自動ブレーキ倍力装置では、上記弁プランジャが何等かの原因でソレノイドによって前進された位置でスティックしてしまうと、ソレノイドを消磁しても倍力装置の作動を解除することができず、ブレーキが利いたままとなって車両を移動させることができなくなるという欠点がある。
本発明はそのような事情に鑑み、容易に倍力装置の作動を解除してブレーキが利いたままとなるのを防止することができる自動ブレーキ倍力装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に区画形成した定圧室と変圧室と、入力軸に連動されて進退動される弁プランジャを有し、該弁プランジャの進退動に応じて流路の開閉制御を行なう弁機構とを備えたブレーキ倍力装置において、
上記弁機構を、上記バルブボデイに摺動自在に設けたスリーブと、このスリーブにフロント側に向けて設けた環状の大気弁座と、上記弁プランジャにフロント側に向けて設けた環状の真空弁座と、上記バルブボデイに設けられ、ポペットリターンスプリングによって付勢されて上記両弁座にフロント側から着座する弁体と、上記スリーブをフロント側に付勢し、ブレーキ倍力装置の非作動時に上記大気弁座と弁体とを着座させる付勢ばねとから構成し、
さらに、上記弁機構よりもリヤ側となるバルブボデイの内周面に、励磁された際に上記スリーブを付勢ばねの弾発力に抗してリヤ側に後退させて、上記大気弁座を弁体から離座させるとともに、上記真空弁座と弁体とを着座させるソレノイドを設け、また上記弁プランジャに、該弁プランジャが前進された際に後退位置のスリーブに当接してこれを前進させる当接部を設けたものである。
【0005】
【作用】
上述した構成によれば、ブレーキ倍力装置の非作動時には、大気弁座と弁体とが着座しているので変圧室に大気が導入されることはなく、したがってブレーキ倍力装置が作動されることはない。
この非作動状態からソレノイドを励磁すれば、スリーブが後退されて上記大気弁座を弁体から離座させるとともに、上記真空弁座と弁体とを着座させるので変圧室内に大気が導入され、それによりブレーキペダルが踏込まれなくてもブレーキ倍力装置を作動させてブレーキ作用を得ることができる。
そしてこの状態で、万一、上記スリーブが後退した位置でバルブボデイにスティックすると、ブレーキが利いたままとなってしまうが、その際には、ブレーキペダルを踏込んで弁プランジャおよび当接部を前進させることにより、スリーブに当接部を当接させてこれを強制的に前進させることができ、これによりスリーブのスティックを解除してブレーキ作用を解除することができる。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例について本発明を説明すると、ブレーキ倍力装置のシェル1内に筒状のバルブボデイ2を摺動自在に設けてあり、このバルブボデイ2のリヤ側の末端筒状部2Aはシェル1の筒状部1Aから摺動自在に外部に突出させている。上記バルブボデイ2の外周部には概略皿状のパワーピストン3を連結してあり、このパワーピストン3の背面にダイアフラム4を張設することによって、シェル1内をフロント側の定圧室Aとリヤ側の変圧室Bとに区画形成している。
上記バルブボデイ2内には、上記定圧室Aと変圧室Bとの間の流体回路を切換える弁機構5を設けている。この弁機構5は、バルブボデイ2の内周面内に気密を保持して摺動自在に設けた磁性体からなるスリーブ6と、このスリーブ6のフロント側端部にフロント側に向けて形成した環状の大気弁座7と、上記バルブボデイ2内に進退動自在に設けられて入力軸8に連動する弁プランジャ10と、上記大気弁座7よりも内方側で弁プランジャ10の外周面にフロント側に向けて形成した真空弁座11と、ポペットリターンスプリング12の弾発力によってフロント側から上記両弁座7、11に着座する概略筒状の弁体13と、上記弁プランジャ10および入力軸8をリヤ側に付勢するバルブリターンスプリング14と、上記スリーブ6をフロント側に付勢する付勢ばね15と、さらに、励磁された際に上記スリーブ6を付勢ばね15の弾発力に抗してリヤ側に変位させるソレノイド16とを備えている。
【0007】
上記スリーブ6は、上記バルブボデイ2の末端筒状部2Aの中間位置に形成した小径孔2a内に摺動自在に嵌合してあり、該スリーブ6の外周部と末端筒状部2Aの外周部とのそれぞれに設けた環状シール部材18、18によってその部分の気密を保持している。このスリーブ6の外側筒状部6aの先端に上記大気弁座7を形成するとともに、外側筒状部6aの末端部に半径方向外方に突出させて係合部6bを形成し、該係合部6bを末端筒状部2Aの中径孔2b内に進退動自在に配置している。
そして通常は、上記付勢ばね15の弾発力によって係合部6bを小径孔2aと中径孔2bとの間の段部に当接させて該スリーブ6がフロント側に抜出るのを防止するとともに、倍力装置の非作動時には大気弁座7に弁体13を着座させてその部分をシールさせることができるようにしている。他方、上記ソレノイド16を励磁した際にはスリーブ6をリヤ側に変位させ、上記大気弁座7を弁体13から離隔させることができるようにしている。
【0008】
次に、上記弁プランジャ10の略中央部からリヤ側にかけて大径部10Aを形成してあり、この大径部10Aのフロント部分に半径方向外方に伸びる円形薄肉の壁部10aを形成し、この壁部10aの外周部分をフロント側に突出させてその環状突出部分10bの先端を上記真空弁座11としている。
また、上記壁部10aよりもリヤ側となる大径部10Aに環状溝10cを形成してあり、バルブボデイ2の半径方向孔内に挿通させたキー部材20を上記環状溝10cに係合させることによって弁プランジャ10がバルブボデイ2から抜出すのを防止している。そして上記バルブボデイ2のフロント側に嵌着したホルダ21と上記壁部10aとの間に弾装したバルブリターンスプリング14によって弁プランジャ10をリヤ側に付勢している。
さらに、弾性体からなる筒状の弁体13は、上記両弁座7、11に対向するようにリヤ側に向けて配設してあり、そのフロント側端部となる肉厚の先端部分をバルブボデイ2内に嵌合した上記ホルダ21によって気密を保持して固定している。他方、該弁体13のリヤ側端面の背面には補強プレート22を添設してあり、この補強プレート22と上記ホルダ21との間に弾装したポペットリターンスプリング12によって弁体13のリヤ側端部を上記両弁座7、11に向けて付勢している。
【0009】
上記バルブボデイ2に設けた大気弁座7とそれに接離する弁体13とによって大気弁23を構成してあり、この大気弁23よりも外周側を大気通路24としている。この大気通路24は、上記スリーブ6内に形成した通路25と、末端筒状部2Aの内周面とソレノイド16の外周面との間隙とによって形成してあり、この大気通路24は末端筒状部2A内に設けたフィルタ26を介して大気に連通している。
また、上記真空弁座11とこれに接離する弁体13とによって真空弁27を構成してあり、この真空弁27よりも内周側を定圧通路28としている。この定圧通路28は、上記ホルダ21に形成した軸方向の通路29を介して常に定圧室Aに連通している。そして定圧室Aは、シェル1に設けた負圧導入管30を介して図示しないエンジンのインテークマニホールドに連通しており、これによって定圧室A内に常時負圧を導入している。
さらに、上記大気弁23と真空弁27との間の空間は変圧通路32としてあり、この変圧通路32は、スリーブ6に形成した貫通孔6cと、この貫通孔6cに重合させてバルブボデイ2に穿設した通路とによって形成するとともに、常時変圧室Bに連通させている。なお、上記スリーブ6の貫通孔6c内にキー部材21を貫通させてあり、これによってスリーブ6がキー部材21の干渉を受けることなく軸方向に変位できるようにしている。
【0010】
上記ソレノイド16は、上記バルブボデイ2の末端筒状部2A内に嵌合固定したケース33内に収容してあり、このケース33の軸部によって上記弁プランジャ10の大径部10Aを摺動自在に保持している。
そして上記大径部10Aには、スリーブ6よりもリヤ側位置に環状の当接部34を設けてあり、この当接部34は、スリーブ6がソレノイド16によってリヤ側に変位されている状態において、入力軸8および弁プランジャ10の大径部10Aが前進された際に上記スリーブ6に当接して、ソレノイド16による吸引力に抗して該スリーブ6を前進させることができるようなっている。
また上記ソレノイド16からの配線35は大気通路24内を介して外部に引出している。
【0011】
上記弁プランジャ10の大径部10Aのフロント側に形成した小径部10Bは上記ホルダ21の軸部に摺動自在に嵌合してあり、該小径部10Bのフロント側にプレートプランジャ36とリアクションディスク37とを順次配設している。上記プレートプランジャ36は上記ホルダ21の軸部に摺動自在に嵌合してあり、他方、リアクションディスク37は出力軸38の基部に形成した凹部内に設けている。そして上記出力軸38は、その凹部内に上記ホルダ21のフロント側端面を摺動自在に嵌合させることによりバルブボデイ2に対して摺動自在となっており、また該出力軸38はシェル1の外部に取付けた図示しないマスターシリンダのピストンに連動している。
そして上記シェル1の内面とバルブボデイ2のフロント側端面との間にリターンスプリング39を弾装して、通常はバルブボデイ2を図示非作動位置に保持させている。
【0012】
以上の構成において、図1に示したブレーキ倍力装置の非作動状態ではソレノイド16は消磁されており、スリーブ6は付勢ばね15の弾撥力によって前進端位置に保持されている。
この状態では、ポペットリターンスプリング12の弾発力により弁体13がスリーブ6の先端の大気弁座7に着座されて大気弁23を閉じており、またバルブリターンスプリング14の弾発力により弁プランジャ10および入力軸8がリヤ側に変位され、それによって真空弁座11が弁体13から離隔して真空弁27が開放されている。したがって、定圧通路28と変圧通路32とが連通しており、両通路35、38を介して定圧室Aと変圧室Bとが連通されている。
【0013】
上述した非作動状態から図示ないブレーキペダルが踏込まれて入力軸8が左行されると、それによって弁プランジャ10がバルブリターンスプリング14の弾発力に抗して前進されるので、真空弁座11が弁体13に圧接されて真空弁27が閉じ、次に弁体13が大気弁座7から離座されて大気弁23が開かれる。これにより、変圧室Bと定圧室Aとの連通が遮断されるとともに、変圧通路32と大気通路24とが連通されるので、変圧室B内に大気が導入される。
これにより、パワーピストン3の前後に差圧が生じてパワーピストン3、バルブボデイ2および出力軸38が前進されるので、従来のブレーキ倍力装置と同様にブレーキ作用を得ることができる。この際、上記弁プランジャ10に設けた当接部34は前進端位置にあるスリーブ6に当接することはない。
【0014】
他方、上述した非作動状態において、ブレーキ倍力装置を自動ブレーキ倍力装置として作動させる際にはソレノイド16を励磁すればよい。これにより、上記スリーブ6が付勢ばね15の弾発力に抗して後退されるので、該スリーブ6の大気弁座7とこれに着座している弁体13とがリヤ側に変位され、弁体13が真空弁座11に着座して真空弁27が閉じられる。さらに引き続きスリーブ6が後退されると、次に大気弁座7が弁体13から離隔して大気通路24が開かれる。
その結果、定圧室Aと変圧室Bとの連通が遮断されるとともに、変圧室Bが変圧通路32と大気通路24とを介して大気に連通されるので、ブレーキペダルが踏込まれなくても、上述したブレーキペダルの踏込み状態と同様にブレーキ作用を得ることができる。
ここで大気弁座7の径をD、弁プランジャ10とスリーブ6間のシール40の径をd、変圧室Bと大気圧の差をP、スリーブ6の付勢ばね15のセット荷重をFsp、ソレノイド16の発生する力をFsoとすると、以下の関係が成り立つ、
Fso=Fsp+π{P(D2 −d2 )}÷4
したがって、ソレノイド16に流れる電流を制御し、Fsoを変化させることにより、大気圧と真空圧の間で上記差Pを任意に変化させることができ、任意の制動力を得ることが可能である。
また、この状態から自動ブレーキ作用を解除する際にはソレノイド16を消磁すれば、上記スリーブ6が付勢ばね15の弾発力によって元の前進位置に復帰されるので、大気弁23が閉じられるとともに真空弁27が開放されて、ブレーキ倍力装置は元の非作動状態に復帰する。
【0015】
ところで、ブレーキ倍力装置を上述した自動ブレーキ倍力装置として作動させているときに、例えばソレノイド16を消磁してもスリーブ6がバルブボデイ2にスティックして後退位置に保持されたままとなった場合には、自動ブレーキ状態を解除することができず、ブレーキが利いた状態のままとなる。
その際にブレーキ作用を解除させる場合には、ブレーキペダルを踏込めばよい。すると、入力軸8を介して弁プランジャ10が左行されて当接部34が後退位置に位置しているスリーブ6に当接し、該スリーブ6を強制的に前進させることができるので、上記スティックを解除することができる。
また、エンジンのインテークマニホールドに連通されている定圧室Aには燃料が侵入することがあり、上記ソレノイド16の配線35を定圧室Aを介して外部に引出した場合に、該配線35が損傷してショートした場合には爆発や火災の虞があるが、上記実施例では配線35は大気通路24を通して外部に引出しているので、そのような虞がない。
そしてまた、ソレノイド16を配線35を定圧室Aを介して外部に引出す場合には、大気と真空を遮断し通電させるよう構成する必要があるが、本発明においては不要である。
さらにまた、弱い自動ブレーキを作動させている状態で運転者がより高い制動力を望んだ場合には、ブレーキペダルを踏込むことにより、より高い任意の制動力が得られる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、バルブボデイ内に摺動自在に設けたスリーブがバルブボデイとスティックしたときには、ブレーキペダルを踏込んでやることにより、弁プランジャに設けた当接部によってスリーブを強制的に前進させてスティックを解除することができるので、ブレーキが利いたままとなってしまうのを防止することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【符号の説明】
2…バルブボデイ 3…パワーピストン
5…弁機構 6…スリーブ
7…大気弁座 8…入力軸
10…弁プランジャ 11…真空弁座
13…弁体 16…ソレノイド
23…大気弁 27…真空弁
34…当接部 35…配線
A…定圧室 B…変圧室

Claims (3)

  1. シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイに設けたパワーピストンと、このパワーピストンの前後に区画形成した定圧室と変圧室と、入力軸に連動されて進退動される弁プランジャを有し、該弁プランジャの進退動に応じて流路の開閉制御を行なう弁機構とを備えたブレーキ倍力装置において、
    上記弁機構を、上記バルブボデイに摺動自在に設けたスリーブと、このスリーブにフロント側に向けて設けた環状の大気弁座と、上記弁プランジャにフロント側に向けて設けた環状の真空弁座と、上記バルブボデイに設けられ、ポペットリターンスプリングによって付勢されて上記両弁座にフロント側から着座する弁体と、上記スリーブをフロント側に付勢し、ブレーキ倍力装置の非作動時に上記大気弁座と弁体とを着座させる付勢ばねとから構成し、
    さらに、上記弁機構よりもリヤ側となるバルブボデイの内周面に、励磁された際に上記スリーブを付勢ばねの弾発力に抗してリヤ側に後退させて、上記大気弁座を弁体から離座させるとともに、上記真空弁座と弁体とを着座させるソレノイドを設け、また上記弁プランジャに、該弁プランジャが前進された際に後退位置のスリーブに当接してこれを前進させる当接部を設けたことを特徴とする自動ブレーキ倍力装置。
  2. 上記大気弁座とこれに着座する弁体とによって構成される大気弁よりも外側の空間が大気に連通する大気通路であり、また上記真空弁座とこれに着座する弁体とによって構成される真空弁よりも内側の空間が上記定圧室に連通する定圧通路であり、さらに上記大気弁と真空弁との間の空間が上記変圧室に連通される変圧通路であることを特徴とする請求項1に記載の自動ブレーキ倍力装置。
  3. 上記ソレノイドから配線は大気通路を介して外部に引出されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動ブレーキ倍力装置。
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