JP3740927B2 - フレキシブル火災受信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自火報機器または防排煙機器のいずれにも対応可能なフレキシブル火災受信機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、ビルや集合住宅等に導入されている火災受信機において、自火報機器または防排煙機器のいずれにも対応可能なフレキシブル火災受信機が使用されている。
【0003】
ここに、自火報機器とは、感知器の発報により火事を人に知らせる地区ベルや非常放送設備をいい、防排煙機器とは、火災による煙の拡大防止用、および火災により煙が充満している場所の排気用の機能を備えた機器をいう。
【0004】
このようなフレキシブル火災受信機を使用すると、例えば、25の制御回線が存在する場合、自火報用に20回線、防排煙用に5回線などのように、施工現場に対応させて制御回線の設定が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなフレキシブル火災受信機は、端末機器を接続する制御回線となる制御出力ラインは、地区ベル、非常放送設備や防排煙機器に対応したものが設けられている。そのため、このような火災受信機では、端末機器を駆動するための制御リレーや、その接点は使用する可能性のある全ての制御回線に対応して設ける必要があるため、制御リレーを含む制御回路を実装したプリント基板が大きくなり、それに伴って火災受信機自身も大型化している。
【0006】
そこで、近時においては、地区ベルと非常放送設備とを、同じ制御回線に共用して選択的に接続出来るようにしたものも開発されているが、端末機器として制御回線に地区ベルを接続して使用する場合と、非常放送設備を接続して使用する場合とでは異なる操作、設定しなければならない。
【0007】
すなわち、端末機器として非常放送設備を使用する場合には、火災受信機に入力する感知器回線に対して、制御回線を1対1に対応させる構成になっている。そのため、感知器回線に応じた出力端子と制御回線が必要となり、複数の制御回線が建物の同一階に割り当てられているような場合には、その階に対応させている制御回線どうしを渡り接続して、階の移報信号として処理する必要があった。
【0008】
したがって、後者のような火災受信機においても、制御回線毎に、地区ベルを接続する場合と、非常放送設備を接続する場合とで、渡り接続を行ったり、火災受信機のメモリーに連動情報として記憶設定させる情報も異なるため、依然として現場での設定作業を面倒にしている。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、第1の目的は、複合受信機として使用する場合に、自火報機器と防排煙機器とに使用する出力端子を共用化し、それぞれの用途に応じて簡単な切換設定を行うだけで、自火報機器と防排煙機器との使い分けができ、しかも制御回線の共用化によって必要な制御回線数と、制御リレー数を減じて、受信機全体を小型化し、製造コストも軽減できるフレキシブル火災受信機を提供することにある。
【0010】
また、第2の目的は、自火報システムの火災受信機として使用する場合に、制御回線の設定が地区ベル、非常放送設備のいずれの対応になっているかを、火災受信機内の信号処理部で自動検知することができるフレキシブル火災受信機を提供することにある。
【0011】
第3の目的は、端末機器に非常放送設備を接続して使用する場合においても、面倒な渡り接続をなくし、地区ベルの場合と同様な設定が簡易に出来るフレキシブル火災受信機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、次のような構成を特徴としたフレキシブル火災受信機を提案している。
【0018】
また、請求項5〜8は、複合火災受信機に適用され、それぞれの制御回線には、地区ベル、非常放送設備の自火報機器に加えて、防排煙機器も施工現場に応じて、選択して接続できる。
【0019】
ここに、請求項1は、電源ラインに接続される給電端子と、共通端子と、制御リレー接点を介して、端末機器を接続した制御回線に接続される制御端子とを有し、それぞれの制御回線に対応して設けられた第1の制御回線設定コネクタと、第1の制御回線設定コネクタのそれぞれの共通端子に接続された連結端子と、電源ラインに接続された給電端子と、グランド端子とを有した第2の制御回線設定コネクタとを備え、第1の制御回線設定コネクタにおいては、制御端子に対する給電端子あるいは共通端子の接続状態の組み合わせ、第2の制御回線設定コネクタにおいては、連結端子に対する給電端子あるいはグランド端子の接続状態の組み合わせを選択することによって、各制御端子を有電圧出力、無電圧出力のいずれかに設定することにより、この制御端子に対応する制御回線に、防排煙機器、地区ベル、非常放送設備を選択的に接続出来るようにしている。
【0020】
請求項2では、第2の制御回線設定コネクタの連結端子には、電源ラインからの給電を検出する給電検出手段を設けた構成にしている。
【0021】
さらに、請求項3では、第1の制御回線設定コネクタの制御端子の各々には、電源ラインからの給電を検出する別の給電検出手段を更に設けた構成にしている。
【0022】
更に、請求項4では、信号処理部と、表示部とを設け、信号処理部では、第1、第2の回線設定コネクタの制御端子、連結端子のそれぞれに設けた給電検出手段による電源ラインによる電圧印加の有無を判別して、それぞれの制御回線が地区ベル、非常放送設備、防排煙機器のいずれかに設定されていることを上記表示部に表示させる構成にしている。
【0023】
また、請求項5では、フレキシブル火災受信機は、感知器回線に接続されたいずれかの感知器が発報したときには、その感知器に対して、予め連動関係を割り付けている制御回線より制御信号を出力させる構成にしている。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面とともに説明する。図1は、本発明のフレキシブル火災受信機(複合火災受信機)の要部構成を示す回路図である。この複合火災受信機1には、自火報機器として地区ベル・非常放送設備のいずれか一方と防排煙機器とを、それぞれの数に応じて設定可能な兼用回線を通じて接続することができる。
【0025】
この複合火災受信機1では、複数の感知器等(発信機を含む)S1〜Snは、回線を通じて入力端子L1〜Lnと接続可能であり、地区ベルB1〜Bn、防排煙機器D1〜Dn、非常放送設備Eは、共用の出力端子T1〜Tnと接続可能な構成となっている。非常放送設備Eは設備としては1つであるが、複数のスピーカ(不図示)が非常放送設備Eと接続できる構成となっている。図において、C、BC、DC、ECは、それぞれ共通端子を示している。
【0026】
複合火災受信機1は、感知器S1による火災信号を入力すれば、信号処理部10により、出力端子T1〜Tnに接続された地区ベル等の端末機器B1〜Bn、D1〜Dn、Eを作動させるようにしている。また、表示部2には、複合火災受信機1と端末機器B1〜Bn、D1〜Dn、Eの接続状態等を表示させる。
【0027】
図2は、複合火災受信機の制御部の要部構成を示す回路図である。図のように、制御出力ラインLi1には、制御リレー接点r1と自火報・防排煙切換設定用の第1の制御回線設定コネクタCA1の制御端子P2が接続されており、コネクタCA1の給電端子P1は、防排煙機器用の電源ラインLiに、共通端子P3は、地区ベル・非常放送設備切換用の第2の制御回線設定コネクタCBの連結端子P5に接続している。また、他の制御出力ラインLi2〜Linも、Li1と同様に接続されている。
【0028】
ここで、例えば、第1の制御回線設定コネクタCA1を防排煙機器用に設定した場合、すなわち給電端子P1と制御端子P2を接続した場合、電源V1からは、電源ラインLiと制御出力ラインLi1を経由して、出力端子T1に有電圧出力させることになる。また、第1の制御回線設定コネクタCAnを自火報機器用に設定した場合、すなわち制御端子P2と共通端子P3を接続した場合には、第2の制御回線設定コネクタCBを地区ベル用に設定、すなわち給電端子P4と連結端子P5を接続すれば、電源ラインLiと制御出力ラインLinを経由して、出力端子Tnに有電圧出力させることになり、第2の制御回線設定コネクタCBを非常放送設備用に設定すれば、すなわち連結端子P5とグランド端子P6を接続すれば、出力端子Tnに無電圧出力させることとなる。
【0029】
なお、グランド端子P6はグランド接続されていなくてもよく、無電圧で閉ループが形成されていればよい。
【0030】
このように、第1の制御回線設定コネクタCA1〜CAnを回線ごとに、第2の制御回線設定コネクタCBを全体で1つ設け、2つの制御回線設定コネクタの切換接続の組み合わせにより、制御出力ラインLi1〜Linを選択的に、地区ベル制御(有電圧出力)用、非常放送設備制御(無電圧出力)用、または防排煙機器制御(有電圧出力)用に使用することができる。
【0031】
図2の例では、制御出力ラインLi1を防排煙機器D1に、制御出力ラインLinを非常放送設備Eに接続した場合の接続状態を示している。
【0032】
なお、図2において、F1、F2は、電源ラインLiに過大な電流が流れたとき、その電流を遮断するためのヒューズである。また、rD、rEC、rBCは、防排煙機器、自火報機器制御出力の停止等に使用する制御リレー接点である。
【0033】
第2の制御回線設定コネクタCBを、地区ベル、非常放送設備のいずれに設定しているかを検知するために、コネクタCBの連結端子P5に、フォトカプラPCを含む給電検出手段を接続している。
【0034】
第2の制御回線設定コネクタCBを有電圧側に設定していれば、電源V1から電源ラインLiを経由して、ヒューズF2、コネクタCBに電流が流れ、フォトカプラPCに通電する。フォトカプラPCのフォトトランジスタの作用により、後述の信号処理部を構成するマイコンの入力ポートには、「L」が入力される。無電圧側に設定していれば、フォトカプラPCには通電せず、マイコンには「H」が入力されることになる。
【0035】
なお、このフォトカプラPCによる地区ベル・非常放送設備の切換設定検知は、防排煙機能を有さない自火報機能専用の火災受信機にも適用できる。これについては、図4で後述する。
【0036】
さらに、この給電検出手段と同様の手段を、第1の制御回線設定コネクタCA1〜CAn各々の制御端子P2に接続すれば(不図示)、自火報機器・防排煙機器の切換設定を、マイコンで容易に検知することができる。
【0037】
図3は、複合火災受信機の信号処理部の要部概略構成を示す回路図である。図において、10は入力信号に基づいて端末機器の制御を行う信号処理部、11はプログラム等を記憶しているROM、2は接続状態等を表示する表示部、Snは感知器、Ln−Cは感知器発報入力用の入力端子、PCは図2と同一のフォトカプラのフォトトランジスタである。信号処理部10は、前述のフォトカプラPCの通電有無の入力を受けて、火災受信機1が、地区ベルまたは非常放送設備のいずれに接続しているかを検知することができ、更に、接続状態を表示部2に表示することができる。
【0038】
また、ROM11には、感知器Sn等の発報入力によって、各端末機器を連動させる設定がされている。感知器Snが発報すれば、信号処理部10は、設定されている連動のパターンに従って、制御リレーコイルR1〜Rnの1つ又は複数を励磁して、該当の制御リレー接点が閉じ、制御出力ラインに出力することができる。なお、図において、RD、REC、RBCは、図2における制御リレー接点rD、rEC、rBCに対応する制御リレーコイルであり、これらも、信号処理部10の判断により出力される。
【0039】
例えば、地区ベルの連動が、発報した感知器の回線に対応して、出火階と、その直上階に対応する地区ベル鳴動するように設定され、防排煙機器の連動が、発報した感知器の回線に対応した防排煙機器を制御するように設定されているとする。感知器Snが発報すると、信号処理部10は、その感知器回線に対して連動設定された端末機器(地区ベルと防排煙機器)を制御するため、該当の制御リレーコイルR1〜Rnを励磁させ、対応する制御リレー接点r1〜rnが閉じ、各機器に該当する制御出力ラインLi1〜Linに有電圧出力する(以上、図2も参照)。
【0040】
自火報機器が非常放送設備である場合は、例えば、発報した感知器の回線に対応した階代表に移報する連動設定がされているとする。感知器Snが発報すると、信号処理部10は、その感知器回線に対して連動設定された端末機器(非常放送設備と防排煙機器)を制御するため、該当の制御リレーコイルR1〜Rnを励磁させ、対応する制御リレー接点r1〜rnが閉じ、各機器に該当する制御出力ラインLi1〜Linに、防排煙機器であれば有電圧出力し、非常放送設備であれば無電圧出力する(以上、図2も参照)。
【0041】
このように、感知器回線ごとに、地区ベル、非常放送設備、防排煙機器の連動設定をしておけば、容易に各端末機器の連動が可能となる。
【0042】
図4は、本発明のフレキシブル火災受信機(自火報火災受信機)の要部構成を示す回路図である。この自火報火災受信機1´は、自火報機能のみを有し、制御出力ラインLi1〜Linには、地区ベルまたは非常放送設備Eを接続できるフレキシブル火災受信機である。
【0043】
図のように、制御出力ラインLi1には、制御リレー接点r1とコネクタCA1の制御端子P2が接続されている。また、他の制御出力ラインLi2〜Linも、Li1と同様に接続されている。
【0044】
ここで、例えば、コネクタCA1を地区ベル用に設定した場合、すなわち給電端子P1と制御端子P2を接続した場合は、電源V1からは、電源ラインLiと制御出力ラインLi1を経由して、出力端子T1に有電圧出力させることになる。また、コネクタCAnを非常放送設備用に設定した場合、すなわち制御端子P2と共通端子P3を接続した場合には、出力端子Tnに無電圧出力させることになる。
【0045】
図4の例では、制御出力ラインLi1を地区ベルB1に、制御出力ラインLinを非常放送設備Eに接続した場合の接続状態を示している。
【0046】
なお、図4において、Fは、電源ラインLiに過大な電流が流れたとき、その電流を遮断するためのヒューズである。また、rEC、rBCは、地区ベル、非常放送設備制御出力の停止等に使用する制御リレー接点である。
【0047】
制御回線設定コネクタCA1〜CAnを、地区ベル、非常放送設備のいずれに設定しているかを検知するために、コネクタCA1〜CAnそれぞれの制御端子P2に、フォトカプラPC1〜PCnを含む給電検出手段を接続している。
【0048】
制御回線設定コネクタCA1〜CAnを有電圧側に設定していれば、電源V1から電源ラインLiを経由して、ヒューズF、コネクタCAに電流が流れ、フォトカプラPC1〜PCnに通電する。フォトカプラPC1〜PCnのフォトトランジスタの作用により、信号処理部を構成するマイコンの入力ポートには、「L」が入力される。無電圧側に設定していれば、フォトカプラPC1〜PCnには通電せず、マイコンには「H」が入力されることになる。
【0049】
図5(a)は、ジャンパコネクタとコネクタを示す図である。コネクタCA1〜CAn(CB)は、3つのピンP1〜P3(P4〜P6)を備えており、ピンP1(P4)、P2(P5)にジャンパーコネクタJを取り付けるか、またはピンP2(P5)、P3(P6)に付け替えて短絡接続できるような構造となっている。図のようにジャンパーコネクタを縦に取り付けると、P1、P2が短絡し、防排煙機器への出力ラインが形成され、横に取り付けると(不図示)、P2、P3が短絡し、自火報機器への出力ラインが形成される。
【0050】
また、図5(b)は、他のジャンパーコネクタの例を示す図である。もっとも、ジャンパーコネクタを使用せずに、別の手段によって接続してもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、請求項1〜4に記載の本発明のフレキシブル火災受信機では、第1、第2の制御回線設定コネクタの端子を切換接続するだけで、制御回線を、防排煙機器用、地区ベル用、非常放送設備用のいずれかに設定することができる。
また、制御回線を共用しているので、出力端子、制御リレーの数を減らし、マイコンの出力ポート数を減らして信号処理部の構成も簡易化できるなどの利点があり、全体として製造コストを安価に出来る。
【0056】
特に、請求項2では、火災受信機が自火報受信機として使用される場合には、給電検出手段によって、電源ラインから第2の制御回線コネクタの連結端子に加わる電圧の有無を検出することによって、制御回線が地区ベル、非常放送設備のいずれの設定になっているかの判別が容易に出来る。
また、請求項3では、制御回線についての設定情報を信号処理部に入力設定していなくても、第1の制御回線設定コネクタのそれぞれの制御端子に設けた給電検出手段と、第2の制御回線設定コネクタの連結端子に設けた別の給電検出手段とによる電圧印加の有無に応じて、それぞれの制御回線には、地区ベル、非常放送設備、防排煙機器に設定されていることが判別できる。
【0057】
更に、請求項4では、制御回線設定コネクタの接続操作によって設定された制御回線の設定状態が表示部に表示されるので、施工現場での設定の忘れや、設定と異なる種類の端末機器を接続するなどのトラブルも未然に防止できる。
請求項5では、火災受信機が自火報受信機、防排煙受信機のいずれかとして使用される場合にも、制御回線を感知回線に対応させて、連動設定しているので、建物階に応じて連動制御を行う場合に有益である。
また、非常放送設備を接続して使用する場合も、建物階に応じた分の制御回線を使用すればよく、連動の設定も容易な上に、配線施工も簡易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフレキシブル火災受信機(複合火災受信機)の要部構成を示す回路図である。
【図2】フレキシブル火災受信機の制御部の要部構成を示す回路図である。
【図3】フレキシブル火災受信機の信号処理部の要部概略構成を示す回路図である。
【図4】本発明のフレキシブル火災受信機(自火報受信機)の要部構成を示す回路図である。
【図5】ジャンパコネクタとコネクタを示す図である。
【符号の説明】
1 フレキシブル火災受信機
10 信号処理部
2 表示部
Li1〜Lin 制御回線(制御出力ライン)
B1〜Bn 地区ベル
E 非常放送設備
D1〜Dn 防排煙機器
C1〜Cn 制御回線設定コネクタ
P1、P2、P3 そのコネクタの給電端子、制御端子、共通端子
CA1〜CAn 第1の制御回線設定コネクタ
P1、P2、P3 そのコネクタの給電端子、制御端子、共通端子
CB 第2の制御回線設定コネクタ
P4、P5、P6 そのコネクタの給電端子、連結端子、グランド端子
J ジャンパーコネクタ
Claims (5)
- 火災受信機から導出された制御回線に、防排煙機器、自火報機器を任意に選択して接続可能としたフレキシブル火災受信機であって、
電源ラインに接続される給電端子と、共通端子と、制御リレー接点を介して、端末機器を接続した制御回線に接続される制御端子とを有し、それぞれの制御回線に対応して設けられた第1の制御回線設定コネクタと、
上記第1の制御回線設定コネクタのそれぞれの共通端子に接続された連結端子と、電源ラインに接続された給電端子と、グランド端子とを有した第2の制御回線設定コネクタとを備え、
上記第1の制御回線設定コネクタにおいては、上記制御端子に対する給電端子あるいは共通端子の接続状態の組み合わせ、第2の制御回線設定コネクタにおいては、上記連結端子に対する給電端子あるいはグランド端子の接続状態の組み合わせを選択することによって、各制御端子を有電圧出力、無電圧出力のいずれかに設定することにより、この制御端子に対応する制御回線に、防排煙機器、地区ベル、非常放送設備を選択的に接続出来るようにしたフレキシブル火災受信機。 - 請求項1において、
上記第2の制御回線設定コネクタの連結端子には、電源ラインからの給電を検出する給電検出手段を設けた構成にしているフレキシブル火災受信機。 - 請求項2において、
上記第1の制御回線設定コネクタの制御端子の各々には、電源ラインからの給電を検出する別の給電検出手段を更に設けた構成にしているフレキシブル火災受信機。 - 請求項3において、
信号処理部と、表示部とを設け、
上記信号処理部では、上記第1、第2の回線設定コネクタの制御端子、連結端子のそれぞれに設けた給電検出手段による電源ラインによる電圧印加の有無を判別して、それぞれの制御回線が地区ベル、非常放送設備、防排煙機器のいずれかに設定されていることを上記表示部に表示させる構成にしているフレキシブル火災受信機。 - 請求項1〜4において、
上記フレキシブル火災受信機は、感知器回線に接続されたいずれかの感知器が発報したときには、その感知器に対して、予め連動関係を割り付けている制御回線より制御信号を出力させる構成にしているフレキシブル火災受信機。
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